■最近の中国で猟奇犯罪が増えていると思うのは私だけだろうか。ネットをみれば、砕屍(スイシー=バラバラ死体)、雇凶(グーション=委託殺人)、大学生殺人…。というわけで、週末のエントリーは、ときどき、3面記事の猟奇犯罪を掘り下げてみようかな、と。今エントリーは、中国全土が注目する凶悪事件、雲南麗江女子大生委託殺人事件を、ゴシップ紙とネットにあふれる不確かな情報をもとに、編集、再構成、ちょこっと脚色して、ご紹介しつつ、中国の世相にせまってみたいと思います。ぱっぱらっぱっぱっぱ~(なつかしのテレビ3面記事ウイークエンダーのアイアンサイドのテーマを口ずさんでみよう)。
■19歳女子大生、美貌の裏の闇
金持ちパパの惨殺を男トモダチに依頼
遺体を260以上に切り分ける
■事件現場、冬場の絶好のリゾート、風光明媚の雲南省麗江。すでに甘い春風ただよう海外の観光客にも大人気のこの著名観光地で、この血も凍るような猟奇事件は発生した。現在、地元警察にこ拘束され、取り調べ中の美貌の女子大生張★容疑者(19、中国では実名報道だが、日本人向けブログなので、少年法に基づき仮名)は愛人関係にある土木関係企業社長・木鴻章さん(39)の殺害を、男友達ら2人に2万元払い委託、男友達2人は殺害後キャッシュカードを奪い、遺体をバラバラに切断、麗江古城近くの河に遺棄したという。張は、警察に向かって容疑事実を認め、「死刑にするときは、注射にしてください」と神妙な様子という。
■張容疑者は北京出身、学生数8000人の雲南省麗江の名門大学雲南大学観光文化学院で経済商業管理学を学ぶ二年生。茶髪のロングヘアーでファッションも常に流行を追い、中国の女性にしては珍しく化粧の上手な、年齢より大人っぽい美人だった。
同級生男子Aの証言:確かに美人でしたよ。プロポーションも抜群で。でも勉強はあまりできなかったな。なんていうか、いつも浮いている感じ?雲南大学の女子学生って、もっさりしているのが多かったから目立ってましたね。ちょっとお高い感じで、クラスには仲のいい友達もいなかった。
同級生女子Bの証言:いつも、バーとかディスコとかカラオケとか盛り場に出入りしてました。麗江ではカラオケがすごく高いから、よくお金続くね~、とかいったら、「パパがいる」とか言ってました。(音声は変えています)
■12月19日夕、彼女は愛人関係にある麗江道路管理総段路橋公司社長の木鴻章さん(39)と、麗江古城近くのレストランに入り食事をしたのが目撃されている。
レストラン客:「ええ、人形のような可愛い女の子でした。父娘の風でもないし、あやしいな、と。まさか、あんな可愛い娘が、そんな残虐なことを…」
■19日夜以来、木さんの携帯電話がつながらなくなってしまった。翌日、木さんの妻は警察に「夫が帰ってこない。連絡もとれない。ひょっとしたら誘拐では」と通報。22日、古城近くの河に、バラバラ死体が浮いているのを、通りがかりのタクシー運転手が発見。遺体は260個以上に細切れにされていたという。数百人の野次馬が見守るなか、玉龍県警察が河をさらって遺体回収作業が行われた。河辺の石の下に、外科手術用の手袋が見つかった。木さんの妻が確認したところ、遺体は木さんのものだった。
近所の市民:河のあのあたりです。ええ、川面に一面、ばらばらの屍体が浮いて、真っ赤でした。
■24日、警察は同学院女子寮にいた張容疑者を強盗殺人容疑で逮捕。その後、実行犯の男友達ら2人が逮捕された。
■玉龍県警察によれば、この事件が同県警察が設立した2003年以来、もっとも凶悪な事件という。だが、麗江の観光産業への影響を考慮して、「強盗殺人」と言うこと以外、メディアへの発表は行わないことにしている。この事件の全貌と容疑者らの動機については、憶測が憶測をよんでいる。
■張容疑者は半年前に新しく開業したKTV(カラオケ)スナック「天上人間」でホステスのバイトをしているときに、木さんと知り合った。スナックとはいえ、3階立ての豪奢な建物で、部屋の大きさにもよるが最低消費額488元~1000元。ホステス1人につき200元のチャージ、連れだし料が1000元かかる。麗江の生活水準を考慮すれば、破格の高級店だ。
再現フィルム:(という名の妄想)
派手なネオンでいろどられるビル。
中は豪奢なカラオケボックス内で複数の男女がカラオケに興じている。女性は半裸に近いセクシードレス姿。中にはカラオケそっちのけで絡み合うカップルも。
その中で、木は比較的紳士風の知的なムードをただよわせ、隣に座る張を口説いていた。
木:君、大人っぽいね。19歳、みえないな~。出身どこ?
張:北京です。
木:どうりで、洗練されていると思った。学生さん?
張:ええ雲南大学2回生。
木:家、寮?車で10分くらいだね、終わったら送っていくけど、どう?これ。(と赤い毛沢東の束を手のひらにおしつける)
張:え、こまります。
木:何、カマトトぶってんの。この店がどういう店くらいか知っているよ。
張:(チップの多さに驚きながら)お金持ち、なんですね~。
木:(キャッシュカードを彼女の目の前でひらひらかざしながら)、この口座にね、300万元はいっている。
張:…。
■まもなく二人は援助交際を開始する。
同級生Cの証言:木さんは毎月、張の銀行口座に3万元振り込んでいたとききました。3万元ですよ!麗江の物価では信じられない額です。木さんは、ものすごく優しくしてくれるって、彼女、すごく自慢していました。結婚を前提にしているってきいたけれど。
同級生D:彼女には付き合っているボーイフレンドがいたはずです。昆明出身の男の子で、麗江で仕事をしているんです。ボーイフレンドの月収は1000元くらいだっていってました。麗江の賃金てすごく低いんです。それで、彼女、木さんからもらったお金は、ほとんど彼に渡していたみたいですよ。
■被害者の木さんは、地もと小学校教師の妻、9歳になる息子の3人家族。麗江一帯の道路工事を請け負う土木企業社長だ。農村出身ながら頭脳明晰で昆明理工大学卒業後、林業関係の仕事についたあと同企業にジョブホップし成功。農村から父母親戚を呼び寄せて麗江に住まわせるなど、家族思いで知られていた。
木さんとビジネス上の付き合いを持つAさん:麗江の道路についての知識では、彼の右に出る者はいませんでした。社交的で、交際範囲が広く、やり手でしたよ。麗江は地震が多く、道路や橋の修理・建設はいくらでも儲かる。業界の顔でしたよ。夫婦仲もいいし、金も名誉も地位もある。女子大生に本気で入れ込むとは思えないなあ。
■不確かな情報によれば、木さんは、最近の2カ月内にマージャンで30万元勝ったという。このとき張容疑者に渡した小遣いがわずか2万元とあまりに少なく、それが犯行の動機という。別の不確かな情報によれば、木さんは張容疑者に結婚の約束までしておきながら、最近、別の女性に心変わりをしはじめ、張容疑者の恨みを買っていたという。さらに別の不確かな情報によれば、主犯は張容疑者ではなく、昆明の男友達で、張容疑者と木さんの関係に憤り、強盗殺人を計画、張容疑者に木さんを呼び出させた、という。凶器、犯行の具体的な方法も明らかにされていない。はっきりしていることは、木さんの殺害後、キャッシュカードから4万元が引き出されていた。
喪服に身を包む木さんの妻:女の第六感ですけど、主人の身に起こったことは、メディアで騒がれていることとは全く違うと思います。私は信じません。主人はそんな人じゃない。きっと誰か、利害関係のある人に謀殺されたんだわ。裏があると思うんです…。
■木さんと張容疑者の関係は、金で割り切った体だけの関係だったのか。それとも一部証言にあるように、結婚の約束までしていた深い仲だったのか。殺害の動機は?金か、愛憎のもつれか?あるいは、木さんの妻のいうように、全くわれわれの想像のをこえた陰謀があったのか?
(以下、コメンテーター福島)
■砕屍(バラバラ死体)、二?(愛人)、大学生殺人(大学生による殺人)、仇富(金持ちを憎む)…。これらのキーワードが最近の中国の殺人犯罪を伝える記事でやたら目立つ。麗江女子大生委託殺人は、この4つのキーワードすべて当てはまる典型的な社会世相を反映した事件だろう。
■大学生殺人、という言葉が生まれたのは、2004年春の雲南大学で発生した馬加爵事件だ。広西チワン族自治区出身の雲南大学生・馬加爵(死刑執行済み)が、寮の同室の学生4人を金槌でつぎつぎ撲殺、400元を奪って逃走し海南島で逮捕された事件は、その動機が不明瞭なだけに、全国を驚愕させた。法廷で証言した殺害動機は、トランプで負けたのが、彼らのイカサマのせいだと思って腹をたてた、ということだけだった。
■同じような事件はその後も続き、2006年には湖南省長沙市で、長沙医学院1年生の女子大生(19)が同室で寝ている女子学生を包丁でめった切りして殺害。動機は、同室の女子学生に、携帯電話のかけすぎを注意されたためだった。長沙では2007年夏、同年に大学を卒業したもの就職が見つからなかった大卒生(23)が面識のない女子大生を山の中で殺害、その遺体をレイプした事件が発生。昨年12月には瀋陽 工業大学の男子学生(23)が、刀で同室の学生2人を殺害した事件が発生している。
■中国の将来おって立つエリートであるはずの大学生がなぜ殺人など?それも、動機もあまりに稚拙なものばかり。教育分野や心理学の専門家は、大学内でうける貧富の差や出自による差別、孤独、寮の集団生活、借金を背負った親の期待からくる焦りや就職難による将来への不安など、さまざまな心理的問題が背景にあり、一人っ子政策で、甘やかされて育った若者がその心理的問題を自分で克服できない状況がある、と指摘している。
■中国の大学の年間学費は2~4万元が一般的、といわれ、卒業までに8~16万元近くかかる。都会の大学に進学する場合、さらに余計な交際費、生活費がかさむ。大学という閉じられた小さい社会だからこそ、中国社会の格差、貧富の差は凝縮された形で、甘やかされた若く柔らかい心にのしかかり、そこに、無差別に金持ちを憎む「仇富」感情が生まれてくるのではないだろうか。
■女子大学生の二?(援助交際)問題の根っ子も、同じく学内貧富の差だろう。大学に入り、金のない惨めさに耐えきれなくなった農村から来た女子大生は、水商売という極めて安易に金を稼げる世界にはまりやすい。最初は、カラオケを一緒に歌う程度のサービスで数百元のチップで満足していても、やがて、他の豊かな女子大生のファッションや暮らしぶりに対抗心を燃やし、売春にエスカレートしていくことはしばしばあるようだ。麗江事件でも出てくるカラオケスナック「天上人間」でバイトするホステスの多くは雲南大学の学生であったとの報道もある。一番効率のよい稼ぎ方は、一ヶ月に何万元かの手当をもらう二?だ。女優の卵などが集まる演劇芸術系の大学の女子大生などは、その美貌を使って、むしろ、積極的に金や地位、コネのあるパパを探そうとする、ともいわれている。麗江の事件は、都会の娘が地方の大学に行ったケースだが、張容疑者は都会っ子特有の虚栄心のせいか、金遣いは相当あらかったようだ。ただ、彼女の家庭は、北京でもどちらかというと貧しい方の一般家庭だったという。
■張容疑者が、本当に金目当てだけの女性であったら、殺害はどうみても損でしかない。本当に彼女が主犯ならば、遺体を260以上にバラバラしたり、それを発見されやすい観光地の河に捨てるやり方をみても、やはり、そこに個人的な憎しみや報復心理が働いたのはまちがいないだろう。それは、「仇富」感情なのか、女性としての愛憎なのか。事件の真相は、ひょっとすると永遠に分からないかもしれない。
■おまけ:
砕屍事件(バラバラ殺人事件)も最近、すごくめだつ。あまりにも多すぎてフォローできないくらいだ。衝撃的だったのが昨年12月のバラバラ屍体小包事件。広州市白雲区の小包宅配会社の運送員が、段ボール箱が赤黒い液体でしめっている奇妙な小包を発見、あけてみると、女性の両足らしきものが入っていたという。こんなものをナマで見てしまっては、しばらくお肉は食べられないだろうな、この運送員。
今年に入って、陝西省礼泉県の18歳の少年が、母親を虐待する父親を殺害、バラバラにして荒野に捨てた事件や、貴州市寧静山村の夫婦が、息子の目に余る非行に耐えかねて殺害してバラバラにして遺棄した事件が相次いだ。バラバラ殺人というのは、不思議と家族や男女など、愛憎が絡むものが多い。まあ、単に運びやすい、捨てやすいという、合理的理由の気もするが。日本も猟奇殺人増えたけれど、中国のスケールに比べるとかわいいもんかもしれない。
福島様
おはようございます。
わが日本国においても、子供が一家を皆殺しにして放火するという、凶悪事件が目立っており、心配です。経済格差が広がればわが国でも同様の事件が頻発する恐れがあり、「だから、かの国は云々」ではなく、他山の石としたいものです。
早上好!
昔81年にホテルで一眼レフのを盗まれ公安に届けると、「この国には泥棒はいない。どこかに置き忘れたのではないか。」と、逆に詰問された。確かに2年間の駐在でホテルの部屋を開けっ放しにして外出しても、夜鍵を掛けずに寝ても、心配することはなかった。
経済が発達するのはよいことだが、持つものと持たぬものの格差が開き過ぎると、あらゆる問題が生ずることを肝に銘じておきたい。
こんばんわ。
中国でも、猟奇的な事件が多いんですね。日本でも、子供が簡単に親を殺します。親も大変です。中国も大変そうですね。
中国のバラバラ殺人事件は、ハンパじゃないですね。
遺体を260にも切断するなんて、ビックリ!です。
経済格差が事件起こす原因の一因というのは、日本も人事ではない気がします。でも、中国のようには、日本はならないと思ってますというより、なってほしくないです。
猟奇事件は、最近の日本でも枚挙に暇がない位ですが
これから発展する途上国と、我が国では、比較は出来ないとは
想いますが・・対岸から見ていて、日本のこの現状
政治、経済、ハプニング等 を見ていて
どう想われるか お聞かせください
福島記者
> 甘やかされて育った若者がその心理的問題を自分で克服できない状況がある、と指摘…
此の点は将に「飢えなくなった諸国民」における普遍的な問題と言えそうですね。
上記のケース、経済的格差を当然のものとして受容出来ない若年層の暴走なのか、痴情のもつれからの怨恨殺人なのかは想像の域を超えませんが、嘱託殺人の請負迄若年層であるのなら、中国も「厄介な時代」を迎えた、といってもよいですね。
…しかし、ウィークエンダーの再現フィルムって…世代バレバレやな?♪
ざこば師匠や泉ピン子はフリップ中心でしたが、再現フィルムは比較的地味?な女性コメンテーターが担当していた記憶が…(懐)
北京で最近、若い女性の惨殺死体が頻繁に見つかっているとは聞いていましたが、雲南省でもですか。
バラバラ殺人という殺し方ですが、凌遅刑の本場ですから。
福島さん、お疲れ様
ちょっとご迷惑を掛けますが、ここの場所を借りていただきます。
福島さんのブログをご覧の皆様へ
ニューヨーク発中国の伝統文化の精華を伝える新唐人テレビの『神韻芸術祭』。大盛況だった昨年の日本公演に引き続き、再び日本にやって来ます
==2008年==
4大陸 70都市 220公演を超える
世界トップレベルの芸術祭典
2月12日より東京、名古屋、大阪の順で公演しますので、ぜひ共産党中国文化なしのほんの中国文化を堪能してください。
詳しい情報はhttp://www.ntdtv.jp/gala/で確認してください。
誠に勝手なことを致しましたが、ご都合が悪かったら、削除してください。有難うございます!
福島様: エントリーと無関係なコメントで申し訳ありません。返信コメントは不要です。
今日のワシントンポストによると、
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/01/13/
AR2008011302383.html?wpisrc=newsletter
Farmers Rise In Challenge To Chinese Land Policy
土地の所有権をめぐって政権と真っ向から対立する運動が中国北部で始まり、ネットを通じて全国に広がりつつあるとのことです。
農民の運動はすぐにつぶされるでしょうが、一旦広がった考え方自体を消し去るのは不可能です。大きな動きに発展するのかどうか、注視したいと思います。
To kashiwa123さん
昨年12月から始まっている黒竜江省の農民4万人の失地奪回作戦のことでしょうか?12月は私事にかまけていて、きちんとフォローできておらずにすみません。現場にいきたいんですけど、当事者と連絡がとれず、なかなか…。この件についてはもうちょっとおまちください。
これ非常に面白いです。もし裁判にこぎつけられれば、勝てる可能性があります。少なくとも、当時の地価にみあった保障を要求できる可能性があります。物権法が導入された段階で、こういう事態が発生することは予想はされていましたが、こんなに大規模に早くおきるとは、ね。
中国の農民あなどりがたし。民主は農村から始まるかも?
土地は誰のものか。この論争は、中国でけっこう歴史があります。農地の91%は農民の集団所有ですから、理論的にいえば農民のものなのですが、地もと政府がほしいままの土地収用を行うようになったため、「地方政府幹部の地主化」という問題がおきました。なぜ地もと政府がかくも土地収用を行うようになったかというと、朱鎔基の税制改革がきかっけだといわれています。この税制改革により、地方財政がひっぱくしたため、地方財政の維持のため、土地収用を許したからといわれています。中国庶民が朱鎔基改革は失敗だった、という理由のひとつがこれです。これにより、農民だけがキャピタルゲインにあずかれない今の状況がうまれました。最近になって、このほしいままの土地収用が農村社会の安定を著しく損なうことに気づき、物権法などの導入によって、ブレーキをかけようとしているわけです。しかし物権法が導入されれば、必ず出てくる問題が、今まさしく起きている問題で、法施行前に不当に土地収用された農民の保障はどうなるか、という点なのです。
五輪を控えた中央政府が、この問題にどう対応するか見物です。私は、中央がでばって善処することを期待しています。この事件は、今年はじめの南都週刊の土地問題特集でも取りあげられています。ワシントンポストにまでとりあげられれば、無視できませんよね~。ただ、これで中央が過去にさかのぼった土地収用の保障を認めれば、それはそれでどえらい影響がありますが。
福島さん、はじめて投稿いたします。
中国には全くの無知なので初歩的な質問ですが笑わずにお教え下さい。
台湾の国民党が選挙で勝利しましたね。
80年代に台湾へ行ったとき台湾の友人に外省人と内省人の仲は悪く、政治経済を独占している外省人に反感を持っているが怖いので表立っては言えない、と聞きました。
それから30年たち台湾人の感情に変化が出たと言うことでしょうか?
こんなに民進党が大敗するとは思わなかったのでお聞きします。
余談ですが「ウィークエンダー」は一寸古すぎるとご友人の大阪本社のY・N記者からクレームが入らなければと心配です。
To maite391さん
民進党がなぜ敗退したか?
ある中国知識人は、米国の貢献が大きい。といっています。
別の経済学者は、中国経済の影響力のおかげ、といっています。
ある外国人は、民進党の汚職の打撃は大きかった、といっています。国民党の方が汚職はひどいかもしれませんが、民進党はクリーンなイメージが命だった、と。
あと、陳総統の執政能力への疑問をいう人もいました。
台湾人の感情におおきな変化が出たわけではないと思いますし、台湾人!と主張する人が大部分だと思いますが、時代が中国への追い風の中で、台湾人がより豊かさと平和と自由と民主を享受するにはどうしたら、より現実的なのか、を選挙民がそれぞれに考えた結果だと受け止めたいと思います。
国民党の大勝利で、中国は一安心、ということでしょうか。でも、個人的には国民党もばかではない、と思っています。つまり中国共産党のいうことをおとなしくはいはい、と聞くタイプかどうか?少なくとも民主や自由の
後退に甘んじることはないと思いたい。個人的には総統選には民進党が勝った方がバランスがよさそうに思えるけれど、選挙民はどう考えるのでしょう。
>ぱっぱらっぱっぱっぱ~
ぱっぱらっぱぱっぱ~
の方がいいかな。
http://www.tsutaya.co.jp/item/music/view_m.zhtml?pdid=20171178
To 福島香織さん
ありがとうございました。よく分かります。
もう一つ教えて下さい。先日の新聞によると民進党は台湾名義で、国民党は中華民国名義でそれぞれ国連加盟を希望しているとか。
これは民進党は中共と台湾、二つの中国を目指しているので中共が反対するのは理解できますが、一方の中共に応援された国民党が目指す中華民国名義での国連加盟と言うことになれば大陸も中華民国と言うことになり、蒋介石の大陸反攻政策と何ら変わらず中共の主権を侵すことはこちらの方が大きいと思います。つまり中共にとって民進党よりは国民党の方が実害が大きいのではないのでしょうか?
福島香織さま
>「死刑にするときは、注射にしてください」
これを言っている時点で覚悟を決めた犯罪だったんでしょうね。
となると怨恨の線が強いかと思われます。
それにしても260ヶ所ってそんなに切れるものなんでしょうかね。
ブリオッシュ或いは出べその親方 さん
>>ぱっぱらっぱっぱっぱ~
>
>ぱっぱらっぱぱっぱ~
>の方がいいかな。
>
むしろ「ちゃっちゃ?らっらちゃっちゃ?♪」の方が良いかも(笑)
…またつまらん事でこだわってしまった…
福島香織様
まだご無事でしたか。点撃も4刷突入の様でおめでとうございます。
点撃2を期待してますのでお体ご自愛ください。
福島香織 様
こんにちは!
学生時代は第二外語は「中国語」、卒論は「中国神話」で古典も数多く読みましたが…。よくもまあこれだけ残虐なことができるな…と思ったもんですが。
さすが「達磨」の都市伝説が生まれる土地柄だけあります。
しかしこれだけのことをしでかしておいて
>「死刑にするときは、注射にしてください」と神妙な様子という。
ってなんですか?
「260以上」って尋常じゃないですよ!
こんな犯罪者には古の漢の劉邦が彭越にしたように醢(しおから)にしてしまう位のことをしないと。猟奇事件の犯罪者には処刑者のしおからが出され…ということなら相当な抑止力に…なる訳ないですよね…。
続報
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080119-00000512-reu-ent
管理水準の劣化でしょうか。
http://bbs7.news.163.com/bbs/master/44763981.html#reply
http://bbs6.news.163.com/bbs/article.jsp?boardid=zhongri&articleid=44134336&pageid=3
To iza1211さん
中国で起きている事象は、日本が参考にすべきことが多いと思います。また、日本で起きてきたことが中国の参考になることも多そうです。3面記事にでる犯罪事件の多くは、社会世相を反映しており、中国という国を考え、日本をふり返るきっかけになると思います。
To shimajyoさん
中国は治安がいい、というイメージがなぜかあるようです。しかし、北京とて最近は治安が悪くなってきています。格差が開けば社会がすさんでくるのは仕方ないのでしょうか。
To masa19861124さん
260以上に切り分けたのもびっくりですが、最新の報道では、それをビデオ撮影もしていたとか。猟奇マニアに売るつもりだったのでしょうか?
To iza1364toshiさん
中国の猟奇事件の方が、発生件数も多いし、スケールも大きいし手口も残虐と思うのですが、動機の面でみると、日本の方が不可解で恐いす。麗江の事件の動機は不明ですが、金にしろ、愛憎にしろ、まだなんとなく人間的な理由のような気がします。日本の酒鬼薔薇事件など快楽殺人のようなケースは、もはや想像をこえます。社会の闇はひょっとすると、日本の方が深いのかもしれません。
To 一閑さん
ウイークエンダーの再現フィルムって、ちょっとエッチで、お父さんと並んでテレビをみていると、子供心に恥ずかしかったような記憶が。
ちなみに、このエントリーはウイークエンダーというより、CCTVの司法番組みたいな感じになってしまいました。
To zabielさん
夕刊フジで、北京でここ数年、女性の他殺体が多く発見される、という記事が掲載されていました。裏とりしとかなきゃ、と思いつつ、すみません、放置したままです。しかし、お水の世界の知人複数に「小姐の殺人ってそんなに多いの?」ときくと「私の知り合いで、2人死んでいる」。「4人殺された女を知っている」などと、恐い答えが。しかも、知人が男だからでしょうか、「女が悪い、殺されて当然」といっていました、おいおい。男に金を貢がせた挙句、用済みになると他の男に乗り換えたりして、恨みを買うことも多いそうです。また小姐は、出稼ぎ者の中では、短期間で大金を稼ぐ仕事なのでねたまれたり強盗のターゲットになったりしやすい。彼女らの仕事は違法なのでボコボコにされても、警察に届けることもないし、殺されても事件にすらならない、とか。ううっ。
To ブリオッシュ或いは出べその親方さん
ちゃっちゃっらっちゃちゃっちゃっ~、にしておきます。
To maite391さん
さあ、どうなんでしょう。でも、政党としての歴史や力量、大陸の中国人へのあぴーる力などをあわせると、中国共産党にとっては国民党の方が手ごわいような気がするんですけど。
To silverwolfさん
260以上に切り分けるのって、相当の労力ですよね。一度でも情を交わした男を、そこまで恨めるものなのでしょうか。しかも、自分もボーイフレンドと二またをかけていたのに。
To iza-1kanaさん
え?4刷なるんですか?
To usausa7さん
中国だから猟奇殺人、というより、どちらからというと、中国でも猟奇殺人、といった方が正しいかもしれません。シリアルキラー(聯環殺人)とかバラバラ死体(砕屍)とかいう言葉は、最近の新語だと思います。でも、古典を読むと、びっくりするくらい手間隙かけた殺害方法がありますね。古典ではありませんが、莫言さんの小説「白檀の刑」は、リンチ刑にかける死刑執行人の職人気質というかプロ意識の描写がものすごいです。
福島様 こんにちは
猟奇事件ーー日本でもあり 悲しいことですね
心の問題ーーは 本人にしかわからないのかなーーー
さて
福島さんの コメントで ”福”が反対になった写真を使用されていますが
これから 旧正月(2月初旬かな)中国各地で このような表示がされるようです。中国で これ以外に表示の”変形”は あるのでしょうか?
今 広州など 南地方で 雪の影響が出て 春節帰省客の規制が出ているーーとニュースで見ました。北京は 交通手段集中ーー分散の”核”と思いますが 春節の 動向は どうなんでしょうか?
昨年 2月日本帰国時に 霧で 空港8時間足止めの経験があります
(中国航空会社ーは 何時 出発するのか、キャンセルかも わからずーーANA.JALなどはフライトキャンセルを提示していた)
中国春節の情報(大晦日に お金入りの餃子の話など)またお待ちしていますーーー帰国されなかったら ですがーーー