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■追加経済対策が発表された。これについてはウェブで速報しているので、よくごらんください。正直、私はこの対策が吉とでるのか凶とでるのかわからないよ、まだ政治部一年生の修行中の身だから論評は差し控えさせていただく。ただ、個人的には赤字国債はやらない、ということと、消費税アップを言明されたことはよかったのではないか、と思う。

 

 

■ところで、なんか前エントリーのコメント欄がすごいことになっている。けっして、コメントに腹をたててエントリー更新をボイコットしていたのではなくて、本当にやることがたくさんで、忙しかったのだが、これをどうしよう、と思案して、いちおう読者のお声だから、できるだけお答えすべきかな、と。

 

■で、コメントにひとつひとつお答えすることが時間的に難しいので、ここで私のスタンス、考えを披瀝ておく。ちなみにコメントは2回までというルールは生きている。自分の意見を整理し、妙な応酬の泥沼になることを避けるため。イザのコメント欄はコメントが増えすぎると、システム上の問題として読めなくなるし。というわけで、議論したい方は自分のブログで自説を展開してくださいませ。

 

 

■このブログを長らく読み続けている読者は、私の言論の自由、報道の自由、新聞というものの役目についての考え方はうすうす分かっておいでだと思うが、新しくいらした読者も結構いらっしゃったので、過去エントリーの繰り返しになる部分もあるがお許しを。

 

 

 

■コメントの中で、私を女の敵とおっしゃった方へ。

 

■まず、批判を承知で私のスタンス、気持ちを正直にいおう。自分の所属新聞社の論調にそった質問をしただけで、ネット上で実名をさらされ、写真も添付され、匿名の大勢から罵倒され人格に対する誹謗中傷を行われたのをみて、かばいたくなったというのが正直なところ。もちろん男だって擁護したくなるだろうけど、私は、特に女性には優しい。私の回りの女性たちはみんな、そういう。私の近くにいると、男友達いらない、と。そりゃそうだ、並の男より、親切だし、頼りになるし、金払いもいいし、女の子を甘やかすのがうまい。

 

■もちろん、子供にもお年寄りにも優しいよ。女だから甘えるな、あるいはそんな女を甘やかすやつがいるから、女性の地位が向上しない、といろいろ意見はあるかと思うし、私は自分がフェミニストだとも思わない。けれども、女性に優しくする、それは私が40年、生きた中で培った美学だから仕方ない。女性が美しく笑っていられる社会、それが社会の成熟度のバロメーターだと思っている。私は、女性が背伸びして男社会にむりやり自分をあわせて、がんばっている姿をみると、自然と味方になるし、励ましてしまう。

 

 

■一方、女性に優しくできない、女性を甘やかせない男をみると、なんだ、こいつと思ってしまう。仕事の場で女も男も関係ない、という人もいるけれど、仕事中だって女性は女性だ。毎月生理は来るし、年をとれば更年期だの不定愁訴もある。それは間違っているといわれても、申し訳ない、今更かえられない。甘えているといわれるかもしれないが、仕事だからといって女を捨てなければならないとしたら、悲しすぎる。正直、これが少子化の原因のひとつかもよ。実際、私はあらゆる場面で女性を捨てることを求められてきたので、自分より若い世代の女性たちには、できるだけ自然体でいられることを願っている。

 

 

■というわけで、私はこれからも女性を甘やかす。そして、甘えられることも歓迎する。親しい男性には、女性を甘やかせと、教える。生意気でいけ好かない女がいたら、ちょっと甘やかしてみろ、と。そういう鼻っ柱の強い女ほど、簡単に陥落するから、と。女を甘やかすのがうまい男をみると、お、こいつやるな、と思う。ずっと競争社会の中にいて、うまく女を甘やかせる男にたまに出会うが、そういう男はおおむね余裕があって、能力が高い。産経新聞内でもごくごく少数だが存在する。

 

 

■自慢じゃないけれど、もし私が男だった、もう入れ食い状態だ。男は甘やかされると「バカにするな!」と反発するが、女性は甘えるのもうまい。(もちろん、厳しくされる方が快感だという女性もいるが)。だから、男からはライバル心や敵愾心をぶつけられたことはたびたびあるが、女性から女性の敵といわれたことは、今回が初めてだ。しかし、なかなかいい響きだ、女性の敵。なんか、もてもての悪女になったきぶん。

 

 

 

 

 

■バカな質問をする記者を擁護したことが腹立たしい、メディアのかばい合いだ、という方へ。

 

■まず、記者はナイーブ(幼稚)な質問をしてよい、と私は思う。というより世界中どこでも、ナイーブな質問をする記者はいるし、私もしてしまう。わざとする記者もいる。半分わざと。半分いやがらせ。小馬鹿にした口調や慇懃無礼な口調も。欧米の記者などは、相手がいかに権力者であろうと、いや権力の高みにいる相手こそ、公の場では挑発して見せようとする。彼らの姿をみて、記者とはそういう職業なのだと、私は認識していた。

 

 

 ■くだんの記者は北海道新聞記者として自分の職務に忠実だったと思う。北海道新聞は左傾で、おそらくアンチ麻生内閣であろう。しかし、彼女の仕事を否定すれば、産経新聞の論調にあわせて原稿を書く自分たち自身の仕事も否定することになる。正しい質問、正しくない質問とは、スタンス、ものの見方の問題だ。

 

 

■絶対正義、絶対悪など世の中にほとんどない。私は北海道新聞に多数の読者がいる以上、北海道新聞の社説やスタンスが絶対間違っているとは思っていない。産経新聞とは対極にある、というだけだ。新聞が同じ論調、スタンスでなければいけない、なんて独裁国家じゃあるまいし。それにこの質問しちゃだめ、などと言論の自由を規制するような発言を新聞記者自身がいえるわけがない。それは報道の自由という、私たちにとっての金科玉条を否定することだ。それに、私は職務に忠実な人間は、もともと好きである。以前のエントリーにも書いたが銀河英雄伝説で一番すきな登場人物は、嫌われ者のオーベルシュタインである。

 

 

■異論を呈すること、自分が同意できない質問であっても、その質問をすることを妨げない。権力者に対して、記者はあらゆる質問がゆるされる、それが自由社会の誇りだ。ただし、これは建前で、日本の報道の自由が実はそこまでのレベルに達していないこともわきまえている。暗黙のタブーの質問というのはあるのだ。だから、日本の報道の自由度は国際社会の中では、そんなに高くない。しかし、今回の北海道新聞の質問はその暗黙のタブーに類するものではないと思う。また、言葉遣いは丁寧であった。最低限の礼儀は守っていると思う。

 

 

■世界中、あらゆる国で権力者は、記者から意地悪な質問を受ける。コメント欄で書き込んでいる方もいたが、実際、その意地悪な質問をいかにスマートにかわすか、あざやかに切り返すか、多くの民主国家では権力者は研修をうけたり、訓練するそうだ。それが、大きな権力を持ち責任をになうリーダーの資質の一つとみなされている。これは大企業、多国籍企業のトップもおなじことで、私の知り合いのリスクマネージメント会社社長は、北京の外資系企業トップに対して、記者会見の記者のあしらい方の研修を行っていた。

 

 

■事実がどうかは別にして、建前として記者は権力に対等に向き合うことができる。だから第3の権力と呼ぶ。たしかに、日本のように若い未熟な記者が最高権力者に直接質問する国は少ないかもしれないが、ベテラン記者だって、ナイーブ(幼稚)な質問をする。彼らの目的は権力者を怒らせることで、その本音を引き出すために、わざとナイーブな揚げ足をとるような質問をするのだ。問題の本質とは違う、そういう質問をする、それは新聞記者として正しい姿か?と問われれば、異論はあろう。

 

■もし、読者が権力者の素顔、虚をつかれたときに思わずでる本音などをみたい、知りたいと願っているとしたら、それはメディアとして記者として真っ当な仕事のしかただと思う。もし読者、そんな意地悪な質問をして、権力者様をこまらせるな、権力者様はわれわれのために働いてくださってお忙しいんだバカヤロー、と思うなら、読者を味方にした権力者の勝ち、新聞は権力者におもねるしかない。

 

 

■ちなみに、福島がナイーブな質問、というのですぐ連想するのは、やっぱり江沢民・前国家主席に青筋をたてさせた香港記者の質問だろう。

 

 

■2000年10月、当時の中国国家主席の江沢民氏が北京で開いた記者会見で、香港記者から、「北京が支持したから、(来年任期が切れる)香港特別行政区の董建華行政長官の続投は当然ではないか?」との質問を受け、江沢民氏が「ユア トゥー シンプル、サムタイムズ ナイーブ」と青筋たてて怒ったのだ。この質問は、はっきりいって自明の理なので、わざわざ質問するようなことではない。幼稚というなら、そのとおり。もし江沢民氏が「香港の行政長官は選挙によって選ばれている」とふつうに切り返せば、ニュースにもならなかった。しかしキレた江沢民氏は「香港記者が他国の記者より勝てるのはかけっこくらい」とか香港記者のレベルをこきおろす発言を延々つづけた。このニュースが香港でトップニュースになったどころか、世界中のメディアで取りあげられたことはご存じであろう。今も江沢民的ナイーブという言葉が、いろんな場面でメディアで使われるくらいである。

 

 

■江沢民様はお忙しいんだ、香港記者のあほな質問に怒って当然だ、という論調は国内でも少なかった。なぜ?つまり江沢民氏が国民の支持を得ていなかったということである。そして、今回、麻生首相の夜会合のニュースを報じたマスコミ、記者にこれほどご批判が集まったのは、支持率が下がっているといわれている麻生首相は実はコアなファンが大勢いて、国民に人気のある宰相でるということに証明にはなろう。

 

 

 

■マスコミをマスゴミと呼ばれる方へ。

 

■読者が、そのマスコミを否定、批判、論評するのはかまわない。というか当然の権利である。反対であれば、新聞を買わなければいいし、読者には不買運動をネットでよびかける自由もあろう。匿名読者が記者個人の名前や顔をさらして批判するのも、うーん、ありかもしれない。記者とはそういうことを甘んじて受けねばならない職業なのかもしれない。第3の権力だからね。まあ、私は同業者をかばうとかそういう問題ではなくて、誹謗中傷を受けている個人を擁護したいだけだったが。

 

 

 

■では、記者という、権力者に直接相対する権利を与えられた人間は、どのような質問をするのが理想的か。それは読者の聞きたいことを聞くのが理想的だ。私は北海道新聞読者が、夜会合について質問して欲しいと思ったのかもしれない、と理解している。質問が野党に利用されている、政権を悪意をもって傷つける質問だ、と怒るのは、それはイザ読者が麻生内閣支持者の立場から見ているからであって、北海道新聞読者には民主党支持者が多いのかもしれない。その読者にあわせた質問を記者としてすることを、どうして私が個人として批判できよう。産経新聞がそのスタンスの違いから、北海道新聞を批判するのはかまわないとしても。

 

 

 

 

■産経が劣化している、という方へ。

 

■何が正しい、正しくないという基準、何が国益に合致しているかしていないか、といった基準の多くはスタンスの問題であり見方の問題であることが多いから、私は自分の原稿が直されてもいいし、産経の主張が自分の意見とずれていても、まあ、こういう見方もあるわな、と社の論調に会わせた記事を書く。おおむね納得しているけれど。ただ、ブログは、記者の個人の意見を書いてよい、と社から許可を得ている。産経新聞社は記者個人の言論の自由を認めるというスタンスなのである。それゆえ、ボツ原稿もこのブログで収容できる。というわけで、私がブログで書いていることは私のスタンスでの意見で感覚であり、産経の許可を得ているが、産経を代表する意見ではない。だから、このブログで書いていることが気に入らないからといって、産経が劣化しているとは思わないでほしい。 まず、これがひとつ。

 

 

■で、思うに、日本の新聞は良くも悪くも完全なる商業ジャーナリズムである。社会の公器、といっても、それは読者が新聞にそうあるべきことを求めるからだ。もし読者が新聞に社会の公器たることをもとめなければ、すぐに堕落する。オピニオン・リーダーといっても、読者の価値観と乖離しているオピニオンは絶対出ない。新聞が世論操作をしている、世論をあおっている、という言い方があるが、視聴率を稼ごうと、読者を増やそうと、世論や匿名読者にメディア、新聞が踊らされる部分もある。

 

 

■というわけで、新聞を堕落させるも、正道にもどすも、読者次第だ、と言わせてもらう。もし産経読者が産経はへんになった、堕落した、と考えられるなら、そう主張する場が、イザにはある。コメント欄が手狭なら、ご自身でブログを開設されて、そう主張されるのがいい。それで産経が再びよくなることもある。産経新聞は、かなり気にしながら、イザ内の読者の声をチェックしているはずだから。そういう意味で、産経は、あまたある新聞の中ではかなり真面目に、読者の期待に応えようと努力している新聞だと思う。

 

 

■そして、読者のみなさんが、これほど主張しても、それでも産経が〝正道〟にもどりそうになかったとしたら、それは産経の読者層が変わってきている、ということではないだろうか。産経が読者の反応を吸収する場はイザだけではない。販売店の感触とかが結構大きい。その中で、これまでの論調や記事スタイルでは部数が減る、もっとナンパなネタを増やそう、リベラルっぽくなろう、と判断されれば、そうなることもあるだろう。

 

 

■とりあえず、もうしばらく静観されてから、産経の方向性を見極めてから、支持するか見捨てるかを判断されてはいかがかと思う。ちなみに、バーのルポは、私もあまりデキは良くないと思いつつ、まあ偉そうに人の原稿にケチをつけることもできる立場ではありませんので。 

 

 

 

 

 

■新聞社入社がコネばかりだと信じこんでいらっしゃる方へ。

 

■コネ入社がまったくないとはいえないがコネ入社では有用な人材が集まらないのはどの業界も同じだろう。ちなみは私はコネではない。父はサラリーマン、母は専業主婦。家はずっと読売新聞を購読。もちろん入社面接で、家は読売新聞をとっていますなどと正直にいってはならない。 

 

 

■新聞記者がブンヤに甘んじていてはいけない、と思われる方へ。

 

■私が若かったころ、大ベテランの先輩記者に、新聞記者の仕事はゴミみたいなものだ、思え、と教えられた。それについて、記者の仕事に理想をもっていた私は激しく反論した。自分の仕事をゴミだと思ってやってられるか、と。しかし、先輩はいう。「 新聞はたった一日、誰かの、人の心をあっためて、翌日には捨てられる石炭がらのようなものだ、とコラムニストの石井英夫さんは言った。そのとおりで、われわれの仕事は、たった一日、読者が手にとり、翌朝にはゴミでしかないこの新聞を作るために、犬のように忠実に働くのである。でも、私はそういう仕事に懸命であることに美学を感じる」

 

 

■今、先輩のことばを思い出すと、なんとなく、彼の言いたかったこともわかり、すなおに自分の仕事はゴミのようなものだ、と思うことができる。時に人も傷つけることがある記者の仕事は必ずしも人に自慢できる仕事ではないし、社会に有用であると信じて発信している情報も1日たてば人が振り返りもしないゴミの山である。権力に近く、あるは第3の権力とよばれるほど影響力があるからこそ、自分たちの仕事は実は大量のゴミを作っているにすぎない、という少々卑屈なまでに謙虚な意識が必要だと思う。

 

 

■先輩は、記者が自分がえらい、正しい、りっぱな仕事をしていると、と思ったら終わりである。そう言いたかったのではないか。ペンは剣より強し、新聞が政治をつくる、と教えるベテラン記者もいるなかで、彼の言葉は私にとっては最も重く、いろいろ思い出しては自分を戒めている。ちなみにその先輩が私に言ったもう一つの言葉は、「記者は権力者の近くにいるので、自分を権力者だと錯覚することがあるから気をつけろ」。権力に相対することが出来る権利を有するのと、権力をもつのとは違うのだということは、いつも自分に言い聞かせなくては、と思っている。

 

 

■毎日つくる新聞にある無数の記事の中でどれかひとつでも、読者の誰かの心にとまる記事があればいい。ただ、その記事ですら、翌朝になれば役目をおえた石炭がらなのである。私が先輩から教わったの新聞記者の美学とは、華々しく特ダネをとることでも、社会の木鐸たることを誇るでもなく、日々、誰かに読まれて、そして捨てられてゆく運命の新聞を、ときに誰かを傷つけることがあっても、ひょっとしたら別の誰かの役にたっているかもしれない今宵かぎりは、と信じて体を張って作り続ける、ということだった。私がそのような記者である、とは言い難いが、そういう仕事をしてきた先輩を今も一番尊敬している。

 

 

■最後に、麻生首相、麻生内閣について。

 

■私個人は官邸記者クラブにきたばかりで、目下修行中の身。日本の政治や政治家について論評できる見識はまだ、もっていない。漠然と民主主義は社会主義より好ましい、と思っているくらいだ。だから麻生首相についても漠然としたイメージしかもっていない。

 

 

■先日、「太郎さんの秘密」という本を読んで、へぇ~、面白い人だと、ごく平凡な感想をもっている。誰かが言っていたが、3メートル以上はなれて麻生首相をみるとバカにみえるが、半径1メートル以内に入り込めば心酔する、そういう人物らしい。半径1メートル以内に入るのは難しいですか?と、周辺の人に聞いたら、難しくはないが、そのエネルギーについていくのが大変、だそうだ。しかし、そういうエネルギッシュな部分はリーダーの必須条件だし、病弱なリーダーは確かに困る。中国の指導者はどんなに歳をとっても髪を真っ黒にそめる。自分を元気に見せる、これは国家指導者の第一条件だ。

 

 

■麻生首相の演説は面白いと思う。易しい言葉で自分の考えを伝えようという意気込みが伝わる。時間の許すかぎりぶらさがり取材に応じてくれる姿勢も、記者として歓迎すべき点だ。

 

 

■ファッション、見た目はいいほうだと思う。着こなしなどはスタイリッシュで、外交の場では、こういうスタイリッシュさは絶対有利だろう。英語もお上手らしい。そんな外見、関係あるのか、と怒られそうだが、関係ある。そういうもの、パブリックイメージというのは、外交においてものすごく影響力があるのだ。つまり、中国国民がテレビで映った日本首脳をみて「アソウさんかっこいい!」と思えば、外交は半分成功したようなもの。どちらかというと強面の麻生首相は海外ではタカ派ととられていたようだが、先日のASEM外交ではそういうイメージは払拭されたようだ。海外でも若者の間では「ローゼン閣下」の名前で知られており人気がある。外相経験もあるし、英語も得意であれば、外交ではポイントがあげられそうな条件、ムードを持っていると思う。

 

 

■というわけで、どちらかというと好ましく感じているからこそ、失言などは心配している。べらんめぇ調は個性だが、記者あしらいは、ファッションと同じくスタイリッシュに決めてほしい、と思うのは、お忙しい首相閣下に過分な願いだろうか。だが、いうだけならタダだから、いってしまうと、皮肉や嫌味もいいがプラス、ウィットは人に大物の印象を与えると、思う。これは愛しの胡錦濤国家主席閣下にも伝えたい。会見場に大紀元記者が紛れこんでいても、ウィットで切り返せるようであれば、欧米社会の中国への評価は変わると思うよ。朱鎔基首相なら、うまくやっていたかな?

 

 

■しかし、2回も続けて政権を放棄した自民党に依然、執政党として一番期待せざるを得ない日本の政治 って、なんかな~、と思っているのも事実である。アメリカは共和党が政策ミスをおかせば次は民主党、という風に、いずれの党も政権担当能力があるのに、どうして日本は、そううまくいかないのだろう。

 

 

■民主党寄りの友人は「民主党の人材も磨かれる場が必要なのだ」と主張する。つまり与党となって、野党からいちゃもんつけられ、記者からナイーブな質問を浴びせられ、自身にどういう能力が必要か思い知る場にたたされて磨かれなければ、民主党はダメになる、と。そうなれば日本の民主主義の損失、いや崩壊ではないか、だからもう一度くらい、民主党に政権を任せたい、と。

 

 

■解散・総選挙がいつになるかは、まだ分からないが、意義のある国民の審判が下されることを願う。

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「コメント欄がいっぱいなので、ここでまとめてお返事」への57件のフィードバック

  1. 今晩は。
     たくさんのコメントに対して、ブログ主様の真摯なお返事をじっくりと読ませていただきました。
     過去ブログを読んでませんので、ここでブログ主様のスタンスを知ることができたのはいい機会でした。
     まじめにコメントを読み、まじめにお返事されたことに敬意を表します。
    これからも、貴ブログ楽しみに読ませていただきます。ありがとうございました。

  2. >うまく女を甘やかせる男にたまに出会うが、そういう男はおおむね余裕があって、能力が高い。産経新聞内でもごくごく少数だが存在する・・・!。
    自宅(14版)と出先(12版)で二部(各店とも築地配達)。内部というか影響力ある出先に数十部の産経を購読させているが、政治面ではなく文化・生活頁の評判がよろしくない。でも、福島さんや阿比留さんが、今のままで書いて
    いるうちは他紙に切り替えません。現場は某紙に崩される途中です。

  3. http://www.ops.dti.ne.jp/~makinoh2/
    ○新聞から一言7
     麻生総理のホテルのバーについて質問した無能記者は北海道新聞の長谷川綾記者だそうな。
     この記者の根本的な問題点は勉強不足。プロとして恥ずかしくないのかと。
     昨今のマスコミの典型的な例です。
     具体的には、
    ・22日昼、長谷川記者は首相に対し、「1晩で何万円もするような高級店に行っているが、それは庶民の感覚とはかけ離れていると思う。総理はどのように考えるか」と直撃した。
    →バーは普通何万もかからない
    ・「首相が利用しているホテルを調べてみると、部屋を数時間利用するにも1泊分の料金を払わなくてはいけない。それが9万円から25万円くらいまで料金がある。それを払うというのは安くないと思うが、首相の考えは」
    →ホテルの部屋の使用料とバーの代金は別。「バー」ではなくホテルのレストランと言い換えればよりわかりやすいと思います
     こんな感じでホテルの部屋とバーを混同したり、勉強不足甚だしい。はっきり言えば一国のトップに質問するなら質問者も最低限の勉強はするべきだと思います。
     産経新聞の福島記者は「うら若き女性に対し」と言っていましたが、不勉強な若輩者がよくもまあ総理にえらそうに質問できるもんだと思いますね。
     こう言うのを世の中で「厚顔無恥」と言います。
     プロ意識に若いとか女性とかそんなのは関係ないです。
     マスコミの劣化を象徴的に示す一件でしょう。

  4. 福島様 こんばんは。
    文中に石井英夫氏のお話が出ていましたので、一言。
    私が産経を、ある産経記者の紹介で購読を始めてから、一番に目を引いて毎日欠かさず読んだのが産経抄でした。他の記事は読まなくとも、産経抄だけは必ず読んでいました。その頃の執筆者が石井氏です。石炭ガラのような記事を作るのだ。との事ですが、その毎日のコラム記事にどれだけ勇気付けられ、心温められた事か。毎日の石炭ガラのような記事を書くのが記者ならば、その記事を読むのも読者なのです。ゴミのようだ。と言われるのは、自分に自信がないからなのでは?少なくとも、私は石井氏のコラムがゴミと思った事はありません。
    自分に自信があって記事を書くのならば、何も卑屈になる必要などありません。勿論謙虚さは社会生活を営む人間としての必須条件であり、必要だとは思いますが。

  5. ひとつ教えて頂きたいのですが、取材相手が誰であれ(総理や閣僚・問題を起こした企業でも)、記者の方は取材させて頂いているという謙虚な気持ちを持っておられるのでしょうか?

  6. こんばんは
    >私はこれからも女性を甘やかす。そして、甘えられることも歓迎する。親しい男性には、女性を甘やかせと、教える。
    あい、勉強になりました(^o^)丿

  7. 福島香織様、今晩は、私には興味のないエントリーでした。随分的外れな、言葉狩り的攻撃もされて居られたように見受けました。お疲れさまでした。
    さて、このエントリーの最終項
    <<民主党寄りの友人は「民主党の人材も磨かれる場が必要なのだ」と主張する。>>
    民主党には「陰の内閣」なるものが有るのだから、自分達で疑似国会を開いて学生並にディベートでもやって人材を磨いて頂きたい。
    民主党の人材を磨く為に国会を利用されて、此の国を試験台にされたのでは、国民の迷惑が甚大です。
    新米の医者が手術をする場合は傍に熟練の医師が付いて居るのが当たり前です。
    今、民主党が政権党になるのは、手術の経験の無い医者が一人で大手術をするようなもので、多分患者(日本国)は助からないでしょう。コワイですねぇ~~。
    民主党員同士で切磋琢磨して、大人になって政権を担える日が来ることを期待します。夢のような話ですがね。

  8. 福島さん、いつも更新を楽しみにしております。
    >異論を呈すること、自分が同意できない質問であっても、その質問をすることを妨げない。権力者に対して、記者はあらゆる質問がゆるされる、それが自由社会の誇りだ。<
    そうでしょうか?自由社会といえど、タブーがないわけではない。というか、タブーのない自由社会などどこにあるでしょうか?
    まずそうした前提について疑問を感じますが、仮に許されるとしましょう。
    ただ、それを行使するのにふさわしい質問だったか?といえば、北海道新聞記者の質問は全くふさわしいレベルではないでしょう。
    マスコミにはそういう権利があると信じるのは構わないのですが、それを大事に使っていますか?くだらない質問で濫用していませんか?その挙句、自らその権利を失いかけていないでしょうか?
    そして国民からも信用をなくしつつありませんか?
    そういう点において、マスコミは余りにも無神経じゃないでしょうか。本当にそうした権利があり、行使したいのであれば、身内の濫用に対して同業者として批判してもおかしくないような気がしますけど…。福島さんも含め、本当にその権利を「大事に」思ってますか?
    そもそも、江沢民氏への「幼稚な質問」と、今回の麻生首相への「幼稚な質問」は同じでしょうか?
    福島さんは同じと思っているようですが、私にはとても同じレベルに見えません。北海道新聞記者の質問のほうが、香港記者のそれよりはるかに低い。
    ご紹介の香港記者の質問は、「香港の行政長官の再選について『選挙』は意味を持つのか?」という当てこすりの嫌味に受け取りますが、これは香港に自治はあるのか?ないのか?という重大な問題に関する質問であり断じて「幼稚」ではないと思う。
    これを、ホテルのバー云々の質問と、同列視するのはいささか無理かと思います。
    今回の福島さんのご意見は、結局、身内の庇いあいと取られても仕方が無いとしか私には受け止められません。

  9. 福島さん、お疲れ様です。
    お時間のない中で、良いまとめ発言でした。共感です。
    今回の騒ぎ、対馬ルポが大阪本社版に全文掲載されないことも含めて、一部の方は、自身と産経を一体化して心地よくなっていたところを外された思いがしたのでしょうね。記者ブログ全部(?)に、へんなチラシを巻いた人まで出現して、苦笑しておりましたが…。
    これからも信ずるところに従って、ガンガンやってくださいませ。期待しております。

  10. 福島記者
    > 依然、執政党として一番期待せざるを得ない日本の政治 って、なんかな~
    「依然期待」というより「消去法的選択」と言えばぴったり来るのですが…
    友人氏の「だから一度くらい」という考え方はやはりいただけませんね。 冷戦崩壊以降、国民が待ち続けているものを理解出来ない様では政治家失格ですよ。
    > そりゃそうだ、並の男より、親切だし、頼りになるし、金払いもいいし、女の子を甘やかすのがうまい…
    ずっと「なんだかいい女っぽい(男性視点)」印象を貴女に抱き続ける私って…!?(笑)
    今夕の会見も国民に対し丁寧に説明しようと言う意志は感じられましたが…乗用車の高速道路値引きはいらんやろという印象です。 二輪乗り的には「嬉しいけどETCがウザい」からなぁ…旅客貨物業者向けに優遇措置採らない理由がようわからんのですが、チャンスがあったら聞いてみて下さいな♪

  11. ■三流メディアは一流国の特権 2008年10月30日【404 Blog Not Found】
    http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51131794.html
    >3等なのは、日本ではなく、日本のマスメディア。
    >そして三流のメディアが存在していることこそ、日本が三等国でない証。
    http://www.iza.ne.jp/bookmark/allcmt/122444/#C10759
    叩かれながらも誹謗中傷されながらも、それでも静かに笑って淡々とマイペースで筋金入りの仕事をこなし続けるプロのマスゴミ人(笑)が好きだ。頑張ってください。職人的な技の記名仕事ができる記者が一人でもいて、ファンがじわじわと増えていけば、けっしてペーパーの新聞が終わる時代がくるなんてことはないと思います。顔の見えない得体の知れないだれが書いたかわからないような記事こそが、新聞や雑誌をつまんなくしてるのではないかと思います。全部をそんな記名記事にしてしまえということでもないのですが。

  12. 最近は総理大臣の大切な時間を割いて、バーや居酒屋の話を聞いたりカップラーメンの値段を聞いたり、せちがない時勢になったものですね。
    # 天皇の親戚にカップラーメンの値段を聞いても、正しい答えがでてくるわけでもないのに…
    もっと大切な事項が山の如くある状況なんでしょうし、質問内容を考えればよいものと思いますけど。
    それに取材内容を没にせず記事として出してしまうあたり、虚しさを感じてしまいます。
    昔は左右共に、もう少し分別や愛嬌があったと思うのですけどね。
    > そうなれば日本の民主主義の損失、いや崩壊ではないか、だからもう一度くらい、民主党に政権を任せたい、と。
    民主党の残念なところは、時勢的に余裕のあった前回の衆院選の際に何もできなかったところでしょうか。
    民主党に運がないのか、小沢さんに疫病神がついているのかわかりませんが、この危機真っ盛りの今更に本格的な政権交代なんかやられたら、たまりません。
    せめて、大連立でお茶お濁す余裕がほしいです。

  13. 何だか、仕事を掛けたエントリーですね。
    福島さんの思いを思いっきり含んだ。
    感じます。
    私、♂ですが、
    女性男性問題に限らず、
    路上にしろ、肩書きにしろ、弱い人を守る、あるいは尊重するのがマナーだと思ってます。
    怒鳴るなど、自分より弱い人を攻撃するのは、どうしても、正しいとは思えません。
    北海道新聞の記者を思う、福島さんの気持ちよく分かります。
    主義主張と別です。
    弱者への思いやり、分からないと、ますます空虚な都会になると思います。

  14. ずいぶん開き直ったご主張ですね(笑)
    まあ、それはそれで言論の自由なのだからいいとしますが
    あとは我々側がマスゴミへ洗礼を浴びせればいいわけです。
    あなたのコメントにはまだマスゴミとしての特権意識ある。
    それは権力の魅入られている特権意識と言えましょう。
    ある意味政治家と変わらないということです。
    だからマスゴミと呼ばれるのですよ。
    権力欲に魅入られいるからね新聞もテレビも!
    今までは僕らにはそれを見ているしか手はなかった。
    でも今はネットと言う武器を手にした。
    ネットにおけるブロガーやコメンターは腐ったマスゴミにとって代わるでしょう近い将来に。
    マスメディアの仕事は事実を淡々と伝えるだけに収れんされていく。
    あとはその情報をもとに我々が様々な意見を発信してく。
    そこには勉強不足の高給取りの記者の私感などは存在を求められなくなる。
    そういう新しいジャーナリズムが確立されますよ近い将来。
    今のマスゴミの偏向報道にウンザリしている人たちの声が聞こえないあなたたちマスゴミは自らの首を絞め居場所さえ無くすということでしょう。
    不買運動も産経批判も大々的にさせていただきますよ。
    あっ、お宅のハナさんはあなたに否定的な記事を書いていましたね(笑)

  15. 報道の自由が大事というのはわかりますが、問題でもないことを問題視して、政治運動に結びつけようという傾向が問題なのです。それに、天下の新聞が陰湿な個人攻撃でなくて、もっと正々堂々とやれませんか?
    福島さんは、報道とプロパガンダを一緒くたにしてると思います。
    >質問が野党に利用されている、政権を悪意をもって傷つける質問だ、と怒るのは、それはイザ読者が麻生内閣支持者の立場から見ているからであって
    麻生内閣支持者の立場から見ているというのは誤解です。小沢代表が総理であっても同じです。
    >というわけで、新聞を堕落させるも、正道にもどすも、読者次第だ、と言わせてもらう。
    そうなんですかねえ、福島さんの書き方では、産経は聞く耳を持っておられるのかどうか、わかりませんね。マスコミ全般に言えますが、独善ぶりのすごいことすごいこと。新聞だけじゃなくてテレビもです。

  16. こんばんは、初めまして。
    赤裸々に職業的良心が伝わってくるようなエントリーです。
    取材対象や周囲の人たちを暖かい目で見ているなと感じます。
    「ウィットは人に大物の印象を与える」というのはその通りで、日常的に取材される身分ではなくても心得るべしでしょうね。
    さて最もグサッときた
    「日々、誰かに読まれて、そして捨てられてゆく運命の新聞を、ときに誰かを傷つけることがあっても、ひょっとしたら別の誰かの役にたっているかもしれない今宵かぎりは、と信じて体を張って作り続ける」
    という美学、謙虚さとともに熱い自負心や職業的良心がひしひしと伝わってきます。
    もちろん特ダネを出そうとか欲はあるんでしょうが、そういった気負いのない自負心ってカッコいいなぁ。
    どこで読んだか忘れましたが、「私がいなければと命を掛けてスクープを連発した記者が死んだ。しかし、その翌日も当たり前のように新聞は発行され続けた。」という一節を思い出しました。
    きれいごとばかりでは済まない世界ではあるでしょうが、こう言った魂を持った人たちが作る新聞はまだまだ応援する(=買う)価値はあるなと思います。

  17. 福島さんこんばんわ。
    渾身の弁明なのに、なんだか釣り針がでかすぎて困っちゃうじゃないですか。おさがわせな「泰葉」みたいですよ。
    上げたり下げたり・・・
    貴女は、北京駐在員の間では有名人でしたね。飲み屋でも持論をとうとうと話されるのはちょっと離れたテーブルでも否が応でも耳に入ってました。正直印象悪いのですが、いい意味で壊し屋も期待してました。
    ところが、ここにきてマスごみを第三権力と言ったり、炭ガラと言ったりもうメチャクチャですね。
    読者がカスだからカスレベルの配信で良しですか?
    メディアが既得権益を守るために、大衆愚民化を推し進めているのですか?
    以下アホ記者の参照考察スレです。
    http://tokyo-ethno.jugem.jp/?eid=1659
    福島さん、は別角度からの切込みを期待してます。

  18. 日々お疲れ様です。
    初めてコメントさせていただきます。
    また、ブログの更新をいつも楽しみにしています。
    今回の内容に共感することが多く、また反論が多いので賛同のコメントを
    させていただきます。
    > 女性の扱い方について
     甘やかす、甘やかさないはよくわかりませんが、男性には男性特有の
     物の考え方や捉え方の傾向があり、女性には女性に特有の傾向がある
     と思ってます。だから、性差を尊重したうえで協調して社会を形成し
     ていくべきだと思っています。
     (性差による制限という意味ではありません。)
    > 北海道新聞社所属の記者について
     私は無益な質問であったとは思いません。
     あの程度の質問に対して恫喝に近いような言葉使いで怒る首相の
     小ささを炙り出したと感じました。福島さんと同様にスマートに
     かわして欲しかったですね。
     また、絶対正義、絶対悪が存在しないという考えも同感です。
     左や右や真ん中の人が互いに議論や意見をしていく事が許される
     社会が民主主義社会だと信じています。
     しかし、最近はネットの浸透によって大人数で個人を攻撃するような
     リンチに近い事が度々発生し、すごく窮屈で仕方がありません。
     
    > メディア(記者)としてのあり方
     今のその姿勢を忘れずに今後も邁進して行くことを期待しています。

  19. お疲れ様です。いやはや大変ですね。
    直接福島さんの仕事とは関係ないと思いますが、西村幸祐氏が朝日、毎日と一緒に産経を叩いているニュース解説の動画を見つけました。かなり反響があるようで、内容も面白いのでちょっとご紹介。
    福島さんがブログで書いていることに私は納得できますが、大筋では西村さんの批判にうなずいてしまいます。なんて言うか、西村氏は既存メディアのレベルを問題視しているのではないかと。
    今後のご活躍をお祈りします。がんばってください。
    西村幸祐氏の毎日、朝日、産経批判
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm5068233

  20. やはりここのブログ主は、自分がどれだけみっともない開き直りをしてるか、全く気づいてないようだな。
    こんな馬鹿を飼ってるから、産経はいつまでたっても三流紙なんだろう。

  21. >政治部一年生の修行中の身だから論評は差し控えさせていただく。
    政策論評もできない、やる気がない人間がなんで政治部にいるの?
    女性だからとか政治部一年生で修行中だからとか、みっともない言い訳するんなら、新聞社辞めて個人でこの下らないブログを続ければ?

  22. 開き直ってはいけません。
    敵と味方をごっちゃにして、味方を敵にしてはいけません。
    小朝は泰葉をずっと甘やかしてきたと思うけど、あの結果だもんなあ。

  23. おはようございます。
     『まだ政治部一年生の修行中の身だから論評は差し控えさせていただく。ただ、個人的には赤字国債はやらない、ということと、消費税アップを言明されたことはよかったのではないか、と思う。』
     
     このような認識の新聞記者が、知らず知らずに、無責任な質問をし、無責任な記事を書くのでしょうね。
     そして、それも報道の多様性だと言うのでしょう。
     どう読むかは読者の勝手だ。と、
     報道する側の、報道の自由はあっても、責任というのはどこにもないようです。
     政治部記者の最大の問題点は、政策を勉強せずに、政局だけを質問するところですね。
     
     福島さんが、初心者ということで、あえて提案しておきますが、民主党の政策について、約20兆円の財源が不明確だという議論がありますが、それについて、民主党は、それなりの制度改革を表明していますが、今回の麻生さんの景気対策は、一次補正と合わせれば、約7兆円の財源が必要なようです。これが、従来の制度のままの自民党政権において、赤字国債を発行せずに捻出できるとするならば、財源論ほど、ばかばかしい議論はないとは思いませんか。

  24. To やせ我慢Aさん
    お邪魔致します。
    何だか人の心を覗き込む様な質問だね。
    心ん中は誰にも解らないんだから
    そんな質問は大変イヤラシいと思うんだが。
    貴方は牧師か神父さんなんでしょうか?
    ブログは懺悔室ではありません。
    記者ブログというものは
    平面的な記事しか書けない一般紙とは違ったところに
    面白さや価値がある筈。
    そのブログに枷を掛ける様な事をして
    一体どうするというのかね。
    私は北海道新聞の記者の突っ込みに対する福島記者の捉え方は
    流石に記者であり福島記者であればこそのユニークさを持っており
    成る程と思わせるものがあったと考えております。
    一般人が首相にブラ下がる事は出来ないので
    臨場感のある内容であったと考えます。
    麻生首相の保護者かPTAの様な態度は
    ちょっとばかり異常な気がして気色が悪いと思いますが
    もう少しばかり大人に成るべきではないのでしょうか?
    何だか日教組の大会に出ているみたいです。
    お邪魔致しました。

  25. 鈴木 茂
    確か君は消費税upについては基本的に賛成だったと思うが?
    もしそうなら、君の福島記者と同じようなものだよ
    1.少子化
    2.若年層夫婦の負担する、自動車、家電、住宅、教育費
    人口が減るという事は内需は拡大することはない
    その全ての負担の中身の中で一番大きいのは若年層の負担だ
    独身者も老人世代も金額の大きい耐久財は買わない
    経済学者、新聞社内の少しわかった風な連中の解説を参考にしながら
    直間比率がどうだ、累進課税がどうだと考えている様は滑稽だよ
    消費税を全てに対して網をかけるから、若年層はますます困窮する
    困窮するから勉強のできない子供が次々と生まれ、金持ちの子供ほど
    学歴が高くなる
    自動車は4人家族なら軽自動車は苦しいし現実的ではない
    ここで4人家族、子供二人は現実から少し後退する
    家電、これは平均10年程度で全て買い換えるサイクルに入る
    結婚時は結納金や親の支援で用意できたが、買い替え時は自腹だ
    TVは17万、洗濯機は15万、電子レンジに冷蔵庫
    冷蔵庫は新婚時は200くらいの大きさでもいいが、子供が出来、大きくなると
    300はなければ入りきらなくなる
    こういったことが政府、経済学者、新聞記者にわかるかね?
    とんでもない理論を持ち出して、平気で消費税がいいという神経が知れん
    国がやっていけなくなってはいけないから、UPは条件付き(無駄遣いを監視)
    で賛成するのが良識ある、民度の高い国民の選択だってか?
    バカじゃねーのか?

  26. 基本的には福島記者の視点も興味深いですし、何よりファンの一人ですが、流石にこの話題についてはちょっと違和感を感じますね。
    この話題について個人的に最も共感したのは、貴社の客員編集委員花岡信昭氏の「【政論探求】ホテルのバーがなぜ悪い」です。流石はプロ、こちらが言いたくてもうまく表現できなかった感想を上手くまとめておられます。
    要するに擁護する人には、報道機関が読者の嗜好にあった記事を書くのは当然としても、あれがぶら下がりと言う政治報道に適切であるか否か、と言う観点がすっぽり抜け落ちているように感じるわけです。貴社ですとサンスポが飛ばし記事に書くならいざ知らず、産経新聞が取り上げるような内容ではないでしょう。
    勿論他に聞くことがない時期に埋草の質問なら別ですが、この世界金融恐慌の時期にする質問では断じてありえない。政治報道の「劣化」を意味するのではないかと花岡氏も心配されておりますが全く同感です。
    報道の自由は必要であったとしても、あの質問が国民に知らせるべき肝心の政治取材が阻害されているのではないか、こういうつまらない質問で首相を煩わせていいのか、首相にただすべきことはほかにいくらもあるではないかを、考えるべきだと思いますね。

  27. To へのへのもへじさん
    >何だか人の心を覗き込む様な質問だね。
    ??
    職業人として、どのような心構えで取材をされているのかを尋ねただけですが?
    何か問題が起きた時に、この種の質問は、どの職業でも普通にされたりしますよ。
    へのへのもへじさんは、とてもナイーブな方なんですね。

  28. 石井英夫氏が隠居されて以降、産経の論調がおかしくなってしまいましたね。エキセントリックな一方的な記事が増えて最近は読んで不快感を持つ記事が多くなりました。もう一つ、このエントリに対するあれだけの書き込みがマンガ太郎擁護だけによるものであると言う判断はまさかしていないと思いますが、そう言う人もいるが、経験のない若造にいきなり首相番をさせる新聞社の姿勢そのものを批判している人が多いことを強く認識していただきたい。

  29. こんにちわ 福島さん
    前回のコメントにお忙しいのにわざわざお返事をいただいて、ファンとして感激しています。
    >>すこし変かもしれませんが、わたしはこれを読んで、麻生首相の記者への愛をちょこっと感じましたよ。
    >そういう感じ方も出来ますね。首相の言葉のニュアンスについては、編集長が最終的に判断しました。後略
    書き方によって、読みほうの印象は変わってしまいますから、書き手の記者さんは、選ぶ言葉や表現に苦労されているわけですね。
    福島さんの説明で、そういうところが良くわかりました。
    本日のエントリ力作ですね。 読み応えあります。 

  30. 福島記者、お帰りなさい。お久しぶりです。
    さて今回のエントリー、なかなか面白かった。記者個人の、一種の開き直り…という意味で。
    新聞の論調は、読者が作る…? んなこたぁねーだろ…って、突っ込みいれながら読みましたよ。
    しかし記者の主張は主張、尊重いたします。後はわたしが、どのように「産経新聞」と付き合っていくか…ってとこが問題だね。わたしにとっては、重い課題だ。
    最近、産経の見出しが「麻生内閣に対するネガティヴキャンペーン」調と思えるのだが、さて、それを覆す方法は…? あっ、そうか、自分のブログで主張すればいいのか…。産経は、気にかけてくれるかな?

  31. 西山太吉記者の、日米秘密条約スクープのことを、思い出します。
    あの時は、国政に関わる重大スクープだったのに、秘密を漏えいした側が、女性事務官だったことで、彼女がかわいそうだという国民感情が沸き起こって、肝心のスクープの意義が、すっかりかすんだばかりか、西山氏は有罪、退社、毎日新聞は実質倒産。
    (今回は女性だからと言って甘えるな、と逆の非難が起きていますね)
    ウオーターゲートスキャンダルをあばいた記者が、英雄として映画化までされるアメリカと、日本ではずいぶん違いますね。
    要するに重大なことだろうと、ささいなことだろうと時の政権に都合の悪いことをする新聞記者は、バッシングにさらされるわけですね。
    こんな中で職業を全うしようとする福島記者に心から敬意を表します。

  32. To やせ我慢Aさん
    どの様にも答える事の出来る質問内容だからこそ
    申し上げております。
    そのため、例え貴方の望む様な答え方をしたとしても
    おそらく貴方は満足せず
    それではこの事はどうだと
    また別の質問をするのではないのでしょうか。
    そうではないというのであれば
    今回の様な場合は
    するべき様な質問では無いものと考えます。
    端っから疑心暗鬼の溢れた質問内容になっている事に
    貴方自身は気が付かないでおられるようです。
    様々である事や違いが認められずにいる事と
    その事に因って冷静さを無くしているのだと考えますが
    狭量なあり方であると考えます。
    またその様な貴方の姿勢こそが
    今回の北海道新聞の記者の質問に対し
    ここの多くの方々が抱いている疑問や怒りと
    全く同じ事になるのではないのでしょうか。
    何れにしても同じ様な非難の内容が沢山ありますが
    いい加減な処で止めるというあり方も
    必要であると考えます。
    然し乍ら大勢の側に立ち
    自身の側に正義があると考え
    相手をねじ伏せる様にして自説を押し通すというあり方は
    見ていて大変気分の悪いものと考えます。
    一方向に流れ始めると
    止まる事を知らない事が
    我々日本人の悪いところであると考えます。
    お邪魔致しました。

  33. 女性と男性の間に厳然たる格差がある以上、「女性に優しく(弱者に優しく)」と言うのは常識というより当然のことだと思うのですが、今回の一件に関しては、その格差に触れる事項ではないように思います。不当な批判や批難に対しては、相手がたとえ子供であっても、厳しく怒るべきでは?
    道新記者が批判されているのは、彼女の質問が不当だったからだと思います。
    相手の本音を引き出すためにナイーヴな質問をされるのはいいですが、毎回ナイーヴな質問ばかりでは、こちらが辟易します。できればそういったナイーヴな質問は小学生にでも任せて、専門の記者さんたちには、急所に切り込むような鋭い質問をお願いしたいですね。
    民主党寄りのご友人には、「そう言って任せてみたことが過去あったけど、マトモに運営できてたっけ?」とお伝えください。人間は歴史に学ぶものですしね。

  34.  いや、いいと思ひますよ。女はさういふ存在だって言ひ切るはうが
    嘘がなくて宜しい。「男女同権だ」なんて謳ひながら、その実
    枕営業したり、夫の不能につけ込んで機密情報を持ってこさせるやうな
    外道をやってゐたりするよりは、誠実だと思ひます。「さういふ存在」
    であることを嫌ふ女にまでその価値観を押しつけない限りは。
     ところで、マスゴミと呼ばれるのがそんなに嫌なら、不偏不党とか
    キレイゴトを止めて、「うちは民主党支持です」とか一面に掲げれば
    いいぢゃないですか。それなら、「ああ、民主党機関誌なんだな」って
    みんな納得します。
     例へば朝鮮日報が韓国の立場で日本に不利な報道をしても、それを以て
    「マスゴミ」と言ってる人はゐないでせう? それとは異なる文脈で
    「ウリナラチラシ」といった批判はあり得るとしても。
     福島女史ほどの方が、聖教新聞なり第三文明社なりが池田大作
    マンセーするのと、産経なり朝日なり他出版社が池田大作マンセー
    するのとでは、意味が全然違ってくることがわからないとも思へないの
    ですがどうでせう。
     何かそれ以降にあった文を削ったやうな消化不良な「反論」のやうに
    思へてなりません。

  35. こちらに当日の様子が載ってるようですが、これは夜のぶら下がりなんでしょうか?
    二度も聞くような話なんでしょうかね。
    後半の11~12月の企業の資金繰りは大変だから対策をするって話のほうがよっぽど重要じゃなかったんですかね。
    https://al.ssl.dai2ntv.jp/blog/aso/ (10/22の『動画を見る』をクリック)
    昨日の6時からの記者会見も生でNHK見てましたが、内容はともかく首相の決意は伝わってきたように感じました。
    しかしながら記者はまったくそのようには見えませんでしたね。
    経済対策の話をしてるのに内容についての質問はたった一つだけ。
    あとは解散カイサン・・・(同ブログの10/30日に出てますからチェックして下さいね)
    経済対策のことについてはメディアでも漏れ聞こえてきていたはずなのに予習して質問に備えることすらできないの?発表した文書を勝手に解釈してニュースにするだけなら質問なんて無意味ですよね?
    記者っていい大学は出てるのかもしれないですけどバカばっかりですね。

  36. こんにちは。
    福島さん
    いくらなんでもこれは拙いのと違いますか
    >まだ政治部一年生の修行中の身だから・・
    新任の大臣が「これから勉強します」と昔よく言っていたのと同じでしょう。プロの記者として頑張れ!北京では頑張っていたじゃないですか。

  37. 人間誰しも矛盾した考えを持つことがあるし、私もその点で自慢できるほど矛盾しています。
    それを前提としてひとつだけ疑問を。
    ナイーブな質問をして首相を怒らせた記者は○
    というのと、
    うら若き女性にすごむのは×
    というのは矛盾していますよね。
    一方で「手柄を立てた」と言い、一方で「か弱い女性だ」では、
    バランスが悪いかなと。
    ただ、ネット上で顔写真まで貼られて云々とは全く知りませんでした。これは明らかに行き過ぎですね。ま、ちゃねらーの中でも最底辺の人達でしょうね。
    なお、福島さん個人への攻撃や産経新聞社への批判になっているコメントは頂けないと思います。

  38. 品のいいブログではないという、あなたの主張よーくわかりやした。
    暖簾に腕押し
    柳に風
    それもよござんしょ!

  39. 福島様
     初めてコメント致します。
     今回は、お忙しいなか、懇切丁寧に御自身の見解を吐露して下さり、感謝申し上げます。
     読ませていただいて、やはり、承服できない箇所や疑問に感じる点もなくはないです。しかし、読者からの批判や指摘をこれからも甘受していくという姿勢は堅持していらっしゃるようで、記者としての覚悟は固めているのだということがよく分かりました。その心意気には、敬意を表します。
     今後もブログや新聞記事で、何らかの情報や述懐を発信していかれることでしょう。どのような「福島節」が見られるか、楽しみにしていようと思います。

  40. 前回のエントリで「北海道新聞の記者の面目躍如」と理解してました。
    いかにも北海道新聞ならやりそうな事だったので。
    実は「新聞記者の面目躍如」という意味あいだったのですか。
    怒らせて本音を引き出すというのは交渉の手段としては確かに存在するのですが
    下策というか邪道だと思います。
    どうしてもその類の質問をするならば、ちゃんと前もって準備を整え、
    ここぞという時にちゃんと的を射た相手の痛い所を衝く質問をしてほしいものです。
    誰でも出来るような(私には恥かしくて出来ませんが)簡単な質問をする事が面目躍如というのはおかしいと思います。
    その場の思いつきだけで枝葉末節のレベルの低い質問をして揚げ足を取り、
    鬼の首を取ったようにはしゃぎまわるから「マスゴミ」と呼ばれるのです。
    オーベルシュタインは陰険な人間ですが、その陰険さを用いるに当たって
    常に無私の立場で行動していました。北海道新聞の例の記者、延いては
    現在のマスコミにそのような共通点はありますか?
    >民主党寄りの友人は「民主党の人材も磨かれる場が必要なのだ」と主張する。
    社民党や細川政権が与党になった事がありましたが、彼等は磨かれましたか?
    その引き換えに日本が受けるリスクを考えれば、「ふざけんな!」としか
    言いようがありません。
    政権を取る前から民主党もぶら下がりの取材を受けるように働きかけてみたら
    如何ですか?彼等が磨かれる機会をマスコミから「与えてあげて」ください。
    小沢代表ならこの提案を受けずに逃げると思いますけど。
    「甘え」の件についてですが、甘えというのは社会的な制度として作っては
    いけないことだと思います。B利権のようなものを作り出すだけです。
    甘えはあくまで個人的な関係の中にだけ存在が許されるもので、社会はあくまで
    公正平等であるべきです。
    ひらたくいうと、「甘えたい女性は誰か甲斐性のある男性を見つけてその人に
    甘えてください」という事になります。
    社会的に女性が甘えられるような制度を作れというのは田嶋陽子女子を思い出させる
    モノがあるのですが。

  41. 毎日お仕事お疲れ様です。
    自分のコメントを振り返ってみて麻生太郎に心酔しているところがないと言えば嘘になりますが(ビジョンがあって、分かりやすく伝えようと無骨ながら努力しておられるところとか大好きです)、それでも今回の件は極めて政治的な問題を取り扱ったものではないなと思います。マスコミの報道姿勢への不満が噴出したように見えました。私にもバイアスがかかってるのかな?
    反駁したいのは、iza-denboさんがコメントされている点と、あとはまるで「首相を怒らせることが彼の本質を露にさせること」であると捉えられていることです。
    そもそも「怒る」ということがあまりポジティブな表現ではないので、「怒る姿」がくりぬいて報道されると、そうした印象に引きずられて、逆に本質が見えてこないということもあるのではないですか。政治姿勢や麻生太郎のプリンシプルにあたるものを突き詰めてこそ、彼の本質が見えてくるのではないか。それには商業主義にまみれた新聞紙の記者だとしても、読者に迎合するだけでなく、そうしたことを引き出せるだけの能力や知識を身に付ける必要があるのではないか。複雑化する現代社会において、それを読み取って報道していくのには、ある程度の専門性がなければ務まらない。そういう能力がなく、身に付けなくても良いと考え、顔の見えない民意や読者とやらに踊らされ、世の中にそういう考えをばら撒いていくことが良いと考えているならば、それは残念だなあと思います。でも記事を見ていますと、勉強する時間もなかなかないんでしょうね。
    これが率直に思うところです。産経新聞の報道が政治の中身や本質といったもの(政策やビジョンなど)にもっと注目してくれたらいいなと思いました。「バーを飲み歩いてみた」というような軽率な記事ではなくね。
    最後に、今回の件もそうですが、麻生総理が首相の座に着いてから一週間くらいずっと「解散はいつですか?」とだけ聞いているような状態も異常としか思えませんでした。そういうことを聞きたがっていた読者は確かにいるだろうけど、首相の言う「経済対策って何なの?」「金融政策はするの?」という具体的な話を聞きたがっていた読者もまたいると思います。商業主義にまみれた新聞とはいえ、読者が何を求めているか、もうちょっと慎重にやってもいいんじゃないかなあと思いました。

  42. 初めてコメントさせていただきます
    阿比留さんのブログをよく拝見していて福島さんのブログは麻生さんのこの事を書いているので興味を引き拝見しました。
    やはり前のブログの内容、このブログの返信に落胆を感じコメントを寄せました。
    半世紀生きていますが、少し前までは新聞は不偏、不党といわれていました。自分がそういうことばとメディアのあり方が大きく乖離しているなと感じられる様になったのが朝日のNHKの従軍慰安婦改変問題でした。そこからネットなども見て新聞に大きな偏りがあると知りましたが、問題はどれくらいの人がそれを知ってマスコミの情報を見ているかだと思っています。また
    知っていてもどれほどの偏りがあるかは受け手にはまったくわからないと思っています。例えば阿比留氏のブログに出る小沢一郎の不動産問題はほとんど取り上げられず自民党の諸問題は執拗なほど細かく取り上げられます。
    これらは世論誘導であって、受け手の側が望むからだという見方は当たっていないと感じているのですがいかがでしょうか。
    ここに寄せられた多くのコメントは福島さんを説得しようとしていると思うのですがこれは新聞が「第3の権力」であるからに他ならないからだと思います。何人もの人が自分のブログでいろいろの問題を取り上げようと新聞1誌が取り上げることのほうがはるかに力があり、しかもこれらの意見を取り入れる可能性があるのは今のところ産経しか考えられないからではないでしょうか。長文失礼しました。

  43. 以前、『美味しんぼ』で、海原雄山の本質を引き出すために、わざと怒らせる質問をやって
    激怒した写真を撮ったカメラマンを、雄山は怒るどころか専属カメラマンにした..というくだりがありました。
    もしかして、福嶋さんも今回の北海道新聞記者の質問がその類の質問だったと思われてるのでしょうか?
    もし、そうだとしたら、それは似て非なるものであり、本質はまるきり違います。
    件の漫画では、雄山氏への敬意があり、マイナスイメージとしての雄山激怒画像ではなく、
    あくまでも、稀代の天才に対するリアルな実像=それによって、イメージは逆にupするということを分かった上での
    本質への肉迫でした。
    でも、今回の北海道の記者さんは、最初から揚げ足取りの麻生憎しでしたね。
    そういうところが、マスコミが嫌われる原因でもあると思います。
    だから、、福嶋さんには、そういった日本マスコミの悪習に染まらないで欲しいと思います。
    役者の違い:
    http://tech.heteml.jp/2008/10/post_1172.html#more
    福嶋さんには、北海道新聞ではなく、「キャロル・コールマン」を目指して欲しいな..と思います。

  44. > 私は北海道新聞読者が、夜会合について質問して欲しいと思ったのかもしれない、と理解している。
    つまり、福嶋さんは北海道新聞およびその読者のレベルがその程度であると理解されているのですね。よくわかりました。
    総理大臣に直接質問する機会など、たとえ新聞記者であってもそうそう多くはないだろうと思いますが、その貴重な機会をわざわざ幼稚な質問に費やしてしまう輩は軽蔑されて然るべきであると思います。たとえ若くて未熟であろうと、女性であろうと。そしてそれを嬉々としてフォローする新聞・テレビもまた。

  45. 色々ありますが、
    >私個人は官邸記者クラブにきたばかりで、目下修行中の身。日本の政治や政治家について論評できる見識はまだ、もっていない。漠然と民主主義は社会主義より好ましい、と思っているくらいだ。だから麻生首相についても漠然としたイメージしかもっていない。
     これは拙いでしょうw 少なくとも総理番という以上、最低限、政治・経済に関する幅広い見識、当該総理に関する詳細な知識がなければ、的確な質問すらできないのではないですか? 総理へのぶら下がりは、新人記者の教育の場ではないのですから、その程度のものなら止めてしまった方がいいでしょう。もっとも、そういう人を総理番にしてしまうマスコミのシステム自体が悪いのだとは思いますが。。。
    >民主党寄りの友人は「民主党の人材も磨かれる場が必要なのだ」と主張する。つまり与党となって、野党からいちゃもんつけられ、記者からナイーブな質問を浴びせられ、自身にどういう能力が必要か思い知る場にたたされて磨かれなければ、民主党はダメになる、と。そうなれば日本の民主主義の損失、いや崩壊ではないか、だからもう一度くらい、民主党に政権を任せたい、と。
     上のようなことを言っている人が今度はこのようなことを言っても、何の説得力もありません。一般人の居酒屋での会話と大差ありませんね。

  46. ブッシュに対して、
    「どうしてくれるんだ、この米国発の金融危機、どうするか、答えろ!」
    ってすごんだのなら分かりますよ。
    対等あるいはの立場で、恫喝・怒鳴るならね。場合によって喝采ですが。
    それでも紳士的でなく、好きではないですが。
    そうではなく、
    はるかに目下の記者に対して、
    高級店を、高級料亭と聞き間違えたあげくに、あれこれ?発言、
    そして、恫喝・答えろ!って。
    嫌なら、コメントを控えるですんだことを。
    今、強く出る相手はアメリカで、記者じゃないでしょ。
    と、思うけど。

  47. >ここに寄せられた多くのコメントは福島さんを説得しようと
    >していると思うのです
     hitujiさん、あなたのおっしゃるとおりです。
    そして彼女は、まとめてその説得を全部拒否したのであります。
     こういうのは朝日でも出来ない芸当ですね。読者を減らしたくないから男ならある程度は説得されるものです。死神の素粒子も困った振りをして見せました。
     やはり、東洋の女性は誰かがしっかり導いてあげないと、変なところに行ってしまいますね。

  48. To ブリオッシュ或いは出べその親方さん
    ちょっと待ってくんないしょ!
    あなたは記者に迎合する事を進めているが
    それはおかしいんじゃないのか?
    産経を購読するしないと脅かす不埒な読者に対しても
    迎合しないでいる態度は立派であると考えます。
     *アアッ?また違反をやってしまった!
    お邪魔致しました。

  49. 「まだ政治部一年生の修行中の身だから」というのはごく普通の謙遜の辞でしょう。謙遜しなければしないでやっぱり叩くのでしょう。

  50. To へのへのもへじさん
    >産経を購読するしないと脅かす不埒な読者に対しても
    >迎合しないでいる態度は立派であると考えます。
    そういう君は当然、産経新聞を購読しているんだろうね。

  51. 1.優しくすることと、甘やかすことを混同してはならない
    女性の部下を何度か持った経験から言わせて頂くと、一般に仕事の出来る女性は、はっきり自己主張をして来る一方で、こちらの忠告も素直に聞き入れるもので、甘やかす必要は無い。
    逆に、仕事の出来ない女性ほど、かなり緩い言い方で注意しても逆ギレされ、効果の無いことが多かった。エネルギーの無駄と学習したので、以後「甘やかす」ことにした。仕事の効率が低くとも、放り出されてゼロにされるよりはマシと割り切った。甘やかされているのは、面倒臭いから相手にされていないに過ぎない。そこを誤解している女性が多いように思う。
    2.ジャーナリストにとって、最も尊重すべきは「事実」である
    論調の偏向は、ある程度やむを得ないと思うが、捏造や歪曲は許されるのものではない。
    記事を読む限り、麻生総理の怒りは、質問のレベルの低さや、しつこさにあるのではないと思われる。現に「ホテルのバーは、安全で安いという意識がある」と穏やかに回答している。
    件の女性記者の場合、まず「一晩で何万もするような高級店」と事実に反する内容の質問を行って、総理から注意を受けたが、その後もバーの料金を部屋の宿泊料にすり替えたり、公費で飲食しているかのような発言を繰り返したりしていた。総理の怒りは、そういった卑劣な発言に対してのものと読み取れる。
    貴女も同様。件の道新記者は97年8月入社とあり、どんなに若く見積もっても三十代半ばである。それを「比較的若い女性記者」とか「うら若い女性」などと、恰も強面のオヤジが小娘を恫喝しているかのような印象を与える操作をされるのは如何なものか。
    さらに、会見の現場に居なかった編集長が、首相の言葉のニュアンスについて最終判断することにも疑問を感じる。
    3.新聞記者である前に、社会人であることの自覚と常識が求められる
    「ホテルが最も迷惑の掛かりにくい場所」という総理の言葉を理解するには、大衆店では周囲に大勢の記者が集まるだけで、店側に迷惑が掛かることを想像出来なければならない。貴女の言うような、気を付けているかどうかが問題ではない。総理には、同じ趣旨の質問を執拗に繰り返す記者に、その認識があるか確認する必要があったので回答を迫った。結果、やはりこの記者には社会人としての基本的な常識が欠けていることが明らかとなった。

  52. 福島様
    毎回楽しみにして拝読させて頂いております。今回初めてコメントさせて頂きますが、少し私の思うところを記すことをお許し下さい。
    何故マスゴミとよばれるのでしょう?私自身はマスゴミと言ってはゴミに対して失礼だと思います。ゴミは分別さえ行えば資源として再利用できる価値あるものでが、今のマスコミ報道は既にゴミでさえなく、腐臭を放ち、周囲に毒を撒散らすだけに見えます。報道ではなく放毒ですね。
    その理由の一つは、マスコミの使う国民や読者という言葉の怪しさです。記者の皆様は「読者の知りたいこと」や「世論」というものをどの様な手段で取得されるのですか?邪推ですが、「記者の知りたいこと」や「報道されたこと」が「読者」「国民」に代わって説明されているのではと思います。最近は特に「マスコミの考え方」を国民に押し付ける報道が鼻に付くように感じます。
    2つめが権力という言葉の使い方です。この言葉が使われるのは大抵は為政者や行政を批判する場合ですが、日本では権力者とは最終的に有権者であるにもかかわらず、「無垢で弱い被支配者である国民が支配者を批判しているのだ」という意識が強く感じられます。「私は弱者だ。金よこせ。」と叫ぶ暴力団ですね。
    3つめが事実と評価です。最近の報道記事では評価を交えて事実を記事にする傾向が非常に強いのではないですか?客観的な事実とそれに対する評価は極力分けて欲しいものです。主観を表す修飾語の多用を見ると、読者にこう解釈して欲しいという「記者側の都合」を強く感じます。これは他社の記事と読み比べてみないと判り難いことです。
    で、提案です。報道記事に記事を構成する成分を追記することは出来ませんか?(この記事は麻生憎しと高齢者受けを基に作られています。とか)また、報道各社の報道方針も明示できないでしょうか。(毎日であれば、日本人を貶めたい蔑みたい。とか)
    毒物は成分を知り、用法用量が適切であれば薬になります。
    福島記者個人に要望するようなことではありませんが、「国民」や「読者」を騙らずに「自社」や「記者自身」の立ち位置や視点を明示して報道記事にして頂きたいと存じます。
    最後に、ブログという場では、物凄く主観的な、福島記者独自の視点を強調した記事を楽しみにしており、また期待しています。
    長々と失礼いたしました。

  53. 福島様
    奥歯に物のはさまったような明瞭な「模範」回答をありがとうございます。
    この件では、福島様の立場では本音をかけらすら漏らしてはいけない、または
    本気でそう思っておられることだけはひしひしと伝わりました。
    勿論、新聞社が「麻生首相をおとしめて北海道新聞の記者を擁護しろ」という指示を出したとは
    全く思ってはいませんが、そんなことをしなくても、そういった「現場の空気」を作ることは
    上層部には簡単なわけですし、福島様自身が「現場の空気」に操作されている可能性について
    全く触れてないあたり、中国で頑張って来られたようですが実は手玉に取られていたんじゃないかと
    危惧いたしましたが。

  54. えらそうな物の言い方になってしまいますが、
    もう少し広く、大きな視点で物事を捉え、公共の為の仕事を
    していただきたいと思います。そのつもりでこのような内容
    の返事なるのであれば、如何なものかと思います。
    日本の政治は、小泉氏以降、大きく変わっています。自民党は
    組織票には頼れなくなっています。一方、民主党は特定組織に
    頼った選挙になっています。(ちなみに、自民党は政権を放棄
    したようには見えません。放棄したのであれば、与党であるは
    ずがありませんよね。)
    アメリカ国民も、このところ、最悪の選択を続けています。
    今回も最悪の選択でしょう。
    今の状況で、私は、何らかの良い政策は思いつきませんが、
    情報収集に時間を割ける新聞記者ならではの何かがあるでしょう。
    以上

  55. 福島さん、こんにちは。
    >女性を甘やかす
    これはねえ。。。難しいところなんですよ。。。
    おっしゃっていることは正しいと思うんですが、、、
    男から見ると、あからさまに言葉や態度に出した時点で、
    甘えるのが下手だということでアウトだと思います(笑)。

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