総理番のお仕事⑥国籍法のゆくえ

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■国籍法改正問題の質問を総理ぶら(総理ぶら下がり取材)で出してほしいというご要望に応えようと、総理番記者としては努力しているのですが、きのうも質問できませんでした。すみません。首相はAPEC外遊中なので、次のチャンスは火曜日。

 

■いいわけになりますが、総理ぶらの質問は、好き勝手にできません。限られた時間になにを質問するかは、その月の幹事社(月ごとに各社が交替でうけもつ世話役みたいなもの)に「こういう質問したい」と申し込んで、みなの意見を聞きながら、質問の順番を調整するのです。ちなみに、「国籍法」や「対馬問題」は各社から「産経ネタ」とよばれ、つまり産経新聞(読者)しか興味をもっていないテーマとみられています。質問は、みんなが聞きたいものから優先順位がきまっていくので、産経しか質問しないネタは後に回ります。たとえば20日の昼ぶらでは、①郵政株売却凍結問題②道路財源一般化の1兆円地方配分問題③2次補正提出時期④消費税⑤国籍法、という順になります。で、時間の都合で③まで、聞けたわけです。

 

■20日の夜ぶらもがんばってみましたが、みんな聞きたいこといっぱいで、私も「総理」と声をかけたのですが、総理からは「こういうのは声が大きい人が勝つ、あなたはこの前(10月の幹事社月)質問したから」と逃げられてしまいました。まあ、APECに向けた意気込みとか元厚生次官ら殺傷事件についての質問が優先されるのは致し方ないでしょうか。

 

 

■総理に聞く機会にめぐまれないので、もうひとりの私の担当閣僚、小渕優子少子化担当相に「国籍法改正についてどう思うか」とこのあいだの閣議後会見で質問してみました。すると「議論のゆくえをみていかなければならないと思います。そういった懸念があることも承知していますので、そうしたところがなくなるよう、なくなるのかわかりませんが、しっかりつめていきたい」とのお答えでした。

 

 

■先日、議員会館の麻生太郎事務所にたちよったところ、国籍法改正反対のファックスが大量に届いていたので、多くの国民が国籍法問題に関心を寄せていることは、総理も認識されているかと思われます。ただ、衆院が通過し、今国会で与野党で成立に合意している法案をいまさら変えることはできないので、政府筋の人は、「付帯決議で対応するしかない」とのことでした。

 

 

■さて、国籍法改正のこの問題。実は政府もかなり微妙で難しい判断をせまられているのだと思います。反対、賛成というふうに白黒つけるのは、私自身も相当悩ましいところです。

 

 

■なにが悩ましいか。改正によって救われる子供は確かにいる。しかし、救われない子供も新たに出てくる、という点でしょうか。

 

■国籍法がどう変わるかということですが、要するに日本人男性が認知すれば、外国人女性の生んだ子供は誰でも日本国籍を取得できる、ということになります。

 

■今年6月4日に、フィリピン女性婚外子国籍訴訟で、外国人女性が日本人男性との間に生んだ婚外子(結婚せずに男女関係をもって生まれた子供)に日本国籍が与えられない現行の国籍法は、憲法に規定される法の下の平等に反し、違憲であるという最高裁判決がくだされました。

 

■現行法に違憲判決が下された場合、これはサクサク法改正をせねばなりません。現行の国籍法では、外国人女性が日本人男性との間にもうけた子に日本国籍を取得させる場合、①出生前に、父親(日本人男性)が「自分の子」と認知すること。②もし認知する前に子供が生まれた場合は、両親の婚姻関係と出生後認知の両方が日本国籍取得の必須の条件となることが定められています。しかし、この②の両親の婚姻条項が、違憲にあたるとして、改正案ではこの婚姻条項が削除され、父親の認知のみで日本国籍が与えられるようになります。

 

■しかし、父親の認知だけで日本国籍が取得できるなら、中には日本人男性などに違法に認知料を払って国籍を買おうとする輩もでてきましょう。日本の国籍は末端市場価格で200万~300万円くらいでしょうか。え?国籍って売買できるの、という方。できるそうです。そういう闇マーケットがありブローカーが存在するのは確かです。実は、命も臓器も子供も女性も売買されている。直接潜入取材したことはありませんが、そういう世界が私たちの知らぬところで広がっている、という情報は2段階くらい間接的に聞いています。

 

 

 

■で、うわさ話レベルでもうしわけないですが、伝え聞くところでは、日本の国籍は結構、人気だそうです。それは日本人に対する国際社会からの信用度が高い、ということでもあります。日本人はお人好しで騙しやすく、礼儀正しく、清潔。諸外国の入国審査で一番警戒されないのは日本パスポート所持者、観光客ならノービザで入国できる国も多い。(もっとも、その信用の高さもちょっと昔の話ですがね)。もう一つは、出稼ぎ場所としても魅力的な日本の国籍を子供に取得させることで、外国人の母親も合法的残留資格を得ることができる。
 

 

■で、今までは擬装国際結婚という形での国籍売買ビジネス、残留資格売買ビジネスが主流でしたが、これからは擬装認知という形の国籍売買ビジネスが増えるのではないか、というのが、今回の国籍法改正にともなう主な懸念なのです。

 

 

■擬装認知に対しては20万円以下の罰金、もしくは懲役1年以下、との罰則がありますが、しかし20万円程度の罰金ならあえて擬装認知をたくらむ人は減らない。実際、前エントリーのコメント欄でご紹介があったように、ドイツではホームレス男性に金を払って外国人女性が出産した子供を認知させ、国籍を取得する擬装認知が横行したことがあるとのこと。

 

■しかし、こういう懸念をはらみつつ、やはり日本人男性が、途上国女性との間に無責任にもうけた子供にも幸せになる権利を平等に与えてほしい、ということも、人として、女性として思うわけです。私は香港駐在時代はフィリピンが担当地域であったこともあり、日本人男性と婚外子をもうけたフィリピン女性も知っているし取材したこともありますが、フィリピン女性が日本人男性と子供をもうけて期待することはやはり、我が子が日本人の子供としての認知されることでした。それは、日本に出稼ぎに行きたいという下心もあるでしょうが、日本人は賢い、日本は文化的な国で、そういう国の子供になって、そういう国で教育をうけられれば子供も幸せではないか(本当はそうでもないかもしれませんが)と信じている部分もある。

 

 

■では、認知の条件にDNA鑑定をいれればよいではないか、科学的根拠で親子関係が証明できれば国籍を与えればいい、という意見もある。

 

■これは一理あるのですが、そうすると、日本人の家族観、家族法を揺るがせる可能性もあります。生みの親より育ての親、という言葉があるように、日本の家族は血統主義ではありません。血がつながっていなくても、本当の親子のように関係がはぐくまれている場合、当然、家族、親子とみなされます。相手が外国人だとしても、当事者がのぞめば別ですが、政府がDNAで親子関係を証明することを強要することは、へたをすると、プライバシーの侵害や法のもとの平等に反する違憲、と判断されることもあるかもしれません。

 

 

■血がつながっていなくとも、日本人男性が外国人女性と道ならぬ恋におち、せめてもの誠意として彼女の子(自分以外の男性が父親だとしても)を息子として認知し国籍を与えたい、ということであれば、それは、一夜の低俗な快楽の末、うっかりできた子供、あるいは女性の方が国籍ほしさに男性を誘惑して作った子供との間にあるDNAで結ばれた親子関係より濃いかもしれません。

 

 

■DNA鑑定を条件とすると、国籍ほしさに日本人男性と欲しくもない子供をつくる外国人女性が増える、そうすると望まれない子供、十分に愛情を注がれない子供が増えるという心配もでてきます。そういう子供が、すでに存在する人身売買マーケットに流される可能性も。そうでならなくても、愛情不足で、ぐれて不良になって犯罪に走る?

 

 

■私自身は日本がいい国だ、日本文化と日本語を愛し、日本人になりたい、と真に思っている人は日本人になって、日本をよりよい国にするために貢献してほしい。これからの日本がより国際化、グローバル化する過程で日本人の定義も変わってゆくしかないだろう、と思っています。日本人口が減少に転じているなか、そういった新日本人が社会・経済の新たな活力となる可能性もある。なにより、生まれた子供が不当な差別を受けたり、幸福になる権利を奪われたりしないような国であってほしい。

 

 

■しかし、こういった国籍法改正によって、擬装認知ビジネスが横行すれば、大人が自らの金儲け、欲望のために、出産と子供を利用するケースが増え、結果的に不幸な子供が増える、幸福になる権利を奪われる子供が増える、という心配もあるわけです。

 

■いずれにしろ、国籍法改正についてはもっと広く国民に問題を提起し、さまざまな角度から議論をおこなった上でするべきだったのですよね。せめて成立するまえに、擬装認知の有効な防止策や、一旦認知された国籍が擬装とわかったときの対応について、国際人権法や諸外国の国籍法などとも比較しながら、追加の法整備ができる可能性を開くための議論を深めてほしいものです。

 

 

(訂正)

■すみません、上記で誤りの表現がありました。血統主義という言葉づかいは一般に国籍法において、生地主義と対になる言葉で、日本の国籍法は父母両系血統主義です。線引きで訂正いたします。日本の家族観、家族法がすでに血統重視でないということいいたかったのです。残留孤児の血縁のない家族(連れ子)を家族と認め、日本に定住許可された例など、事実上の家族関係を重視する判断が主流になっています。そういうことを表現するのに言葉づかいを間違っていました。

 

 

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「総理番のお仕事⑥国籍法のゆくえ」への57件のフィードバック

  1. >「国籍法」や「対馬問題」は各社から「産経ネタ」とよばれ、つまり産経新聞(読者)しか興味をもっていないテーマとみられています。質問は、皆が聞きたいものから優先順位が決まり、産経しか質問しないネタは後に回る。
    ♪「国籍法」に興味ない社は少ないでしょう。ぶらさがり現場の苦労話ありがとうございます。総理も覚えているようなので、めげずにがんばれ!!

  2.  このエントリのご見解に大筋で賛成です。だから私は他の国籍法改正反対エントリで懐疑的なコメントを残しています。懸念に相当する事案は当然起きるでしょう。でもそれが1億3千万分のいくつに当たるかと言えばそう言う人が100万人いたところでほんの微々たる数字です。逆に言えばその程度の数で日本国内が蹂躙されると考えるのはあまりに情けないと思うからです。そう言う意味では、在日朝鮮人に良いようにあしらわれている政府、自治体に対しだらしないという思いは持っています。とはいえそうやって国籍を不正に得た連中が全員徒党を組んで悪事を働くとは考えにくいでしょう。百歩譲って万一不正戸籍取得者が一致団結して悪事をはたらいたとしても、1億3千万人が一致団結すれば苦もなく排除できるはずです。ドイツのように外国人が人口の10%近くなれば問題も深刻ですが(しかもドイツの人口は6千万前後)、今の日本の国籍法ならドイツほど増えるようにはなっていないので、そこまで心配することはないと思います。必要なら罰則規定を強化すれば良いだけの話だと思います。グローバル化を何でも進めろとは言いませんが、精神的鎖国もあまり品の良い話だとは思いません。

  3. 福島さんの議論は、一人を救う為に百人を犠牲にする議論です。最大多数の最大幸福を追求する民主主義社会では、認めがたい議論です。
    村山談話が同じロジックである様に思います。それが如何に、日本国にとって禍根になるかは無視して、自分の感情を満足させた点は全く同じです。多分、慰安婦問題についての河野談話も同じ様な考えではなかったかと思います。民主党や社民党辺りには同意見の方が多いかも知れませんね。

  4. 福島さまありがとうございます。
    このエントリのおかげで国籍法の功罪が理解できました。罪についてのエントリはたくさん読んだのですが、功の方は見つけることができなかったのです。わたしは、就職浪人をしているときに求人広告が多いという理由で取り出した他社の新聞を長年購読していましたが、現在は「産経ネタ」が好きなので産経新聞を愛読しております。

  5. たぶん、喫緊に介護や、看護のビジネスのところに東南アジアなどの人々(それも多くは女性)が、相当数来日して勤務してもらわないといけないでしょうから・・・
    彼らはロボットではなくて人間なのだから、やはり国内法をもう少し彼女たちのために、彼女たちが人間として働きやすいように変えていかざるを得ないでしょうね。
    いまや、日本から多くの人々が海外に出てその地で生活、労働をさせてもらっているのですから。

  6. To siegfriedさん
    国籍を不正に得た連中が全員徒党を組んで悪事を働くとは考えにくいでしょう。百歩譲って万一不正戸籍取得者が一致団結して悪事をはたらいたとしても、1億3千万人が一致団結すれば苦もなく排除できるはずです。ドイツのように外国人が人口の10%近くなれば問題も深刻ですが(しかもドイツの人口は6千万前後)、今の日本の国籍法ならドイツほど増えるようにはなっていないので、そこまで心配することはないと思います。必要なら罰則規定を強化すれば良いだけの話だと思います。グローバル化を何でも進めろとは言いませんが、精神的鎖国もあまり品の良い話だとは思いません。
    それは「教育」に自信を持てる国の話でしょうね。
    不正に国籍を得るということは、悪意があるということに他ならない。
    悪意を持って何かの権利を得ると言うことは、当然その先にもつながっていく。この場合は当事者のみならず、国民全体に影響が及ぶのは避けられないでしょう?権利の行使が個人に留まると考える根拠はどこにあります?
    現状の性善説に立つ立法・施行・運用は「島国根性」といえるべきものです。
    同一民族である、との幻想はそこまで大きい。
    日本の回りには覇権国家と犯罪国家が林立している事実と、外患誘致罪には死刑しかない。
    これを結びつけて考える程度のことが出来ないのは何故ですか?

  7. 今回の国籍法の改正は、父方が日本国籍の生後認知された非嫡出子にも国籍取得において平等の権利を与えようと言う趣旨です。趣旨には問題はありませんが、運用面での悪用が心配されています。さらに、この改正を足掛かりに、二重国籍の付与や、移民大量受け入れを画策している勢力があります。
    心配の最大の種は、大陸の政権を掌握して以降、継続的に「入植」を侵略の手段としている中共と、世界中に韓国コミュニティを輸出している韓国です。既に、日本には韓国コミュニティは存在し、日本に帰属意識を持たないだけでなく、反日的行動を行う勢力を内包しています。
    ドイツにはスパイ防止法があり、自国民や難民・移民が特定国の為に反国家的な行為をすることに歯止めがかけられています。
    そうした安全策が講じられもせずに、日本への帰属意識も持たない人間を国内に増やしてどうするのでしょう?ただでさえ、スパイ防止法が無いために、総連などの組織とその協力者による拉致事件が起こっている日本です。
    現実から目を背けて、脳内妄想の理想論だけを論じる姿勢は無駄と言うよりも、危険な考え方と言えるでしょう。

  8. 福島様
    総理ぶらで国籍法改正問題を出してほしいという要望を出した一人としてご努力に感謝いたします。麻生総理は自らの支持基盤が、この問題の軽視により、溶解し始めていることを認識されるよう望みます。
    上のほうでsiegfried さんが、100万人くらい不正に日本国籍を取得する人間がいてもたいしたことではない。1億3千万人が一致団結すれば苦もなく排除できる。などとたわごとをつぶやいていますが、この人、かなり頭がおかしいですね。60万とされる在日朝鮮人と日本人の間にどれだけ深刻な感情的対立があるか、ご存知ないと見えます。暴力団員、パチンコ屋、高利貸しなど裏社会周辺の住人の多くが在日朝鮮人であることは良く知られていますが、一旦日本に住み着いた人々の排除は外国籍の人さえも無理なのです。ですから、住み着く前に排除しなければなりません。例え一人でも不正な国籍取得を許さないよう法律を整備することが肝要なのです。DNA鑑定を任意で提出させるか、それがいやなら同居の事実の証明(写真など)を提出させるなどが考えられます。
    福島様の正義感というか、博愛主義というか、はたまたお人好しと呼ぶべきかわかりませんが、できればもう少し外国人受け入れに厳格であっていただけるとうれしいですね。
    >これからの日本がより国際化、グローバル化する過程で日本人の定義も変わってゆくしかないだろう、と思っています。
    グローバリズムが人々を幸福にしたのかどうか、疑念が広がっています。今回の金融危機は米国の策謀になるグローバリズムが根底にあるという見方も存在します。グローバリズムを議論の前提とすることに疑問を感じざるを得ません。国家、国民の概念をあいまいにする外国人の受け入れには極度に慎重であるべきです。特に、人口大国中国を隣人に持つ日本の地政学的立場は欧米とは全く異なることを深く認識すべきです。
    今後も「産経ネタ」を堂々と前面に押し出してのご活躍を期待しています。

  9. 実に面白い皆さんの反応ですね
    中国で福島記者が彼女の正義感で書いてきたことを
    支持した人たちが
    その正義感を国内問題に当てはめたら反対する
    実に面白い
    彼女の正義感を支持したのではなく
    彼女が中国に彼女の正義感を適用する事を支持したの
    でしょうね
    彼女は振れていないが、読者は振れている
    その事が面白いですね
    正義感に拍手再び!

  10.  たった0.5%足らずの在日朝鮮人を抑えられないと言うのは何とも情けない話ですね。いまの日本人は外人に侵蝕されるされるほど駄目なのだと言っているのですね。日本人の誇りを忘れたのですか。私とて本心はもし子供が在日と結婚すると言い出したら、かなりショックだし反対するかもしれません。子供の頃差別的にけんかしたこともあります。
     でも、です。友達には良い在日も多いです。大学時代には同じ研究室に何人も在日がいましたが、40年たった今彼らもまじめに働いて日本社会に貢献しています。多分、59万人ぐらい(統計を取ったわけではありません)の在日は差別と戦いながらもまじめに働いていると思います。法施行後は不正入国や不正戸籍取得が発覚した時点で罰則を適用したうえで、強制送還すればよいだけの話でしょう。極論になってしまうかもしれませんが、もし不正入国だったとしても、長期間まじめに働いて、社会的にも貢献度が高いのであれば、「審査の上」で在留ぐらい認めてやっても良いと思います。日本人の若者が自衛隊に入隊したがらないのであれば、「日本国に忠誠を尽くす」条件の下、何年か自衛官として勤務させることだって今後は考慮していかなければならないでしょう。そのご褒美に在留許可、成績が良ければ国籍を与えることを考えても良いのではないか。八紘一宇の精神を思い起こしましょう。
     

  11. 読者も振れていないかも
    最初から、福島記者の正義感を
    自分達の主張に利用できるそれだけだったのかもしれない!
    福島記者の正義感は利用すべき物だった、かも~
    3回目です
    福島記者読んだら消してくださいね~

  12. これが違憲判決を受け、本当に国民の支持を得て改正される法律であれば、何故に産経以外の他紙は「あえて」報道しないのでしょうか?そして、国会議員が内容についてもよく知らない状態で、疑問が出てきても手続きだけは済んでいるからと議論をすることも避けるようにさっさと法律を通そうとするところに疑問は無いのでしょうか?
    無国籍の子供に対しての国籍付与について総論で反対する人は少ないのではないでしょうか?私もそこには反対していません。しかし、この改正案はちょっと考えても問題だらけなのに、目を瞑って国会を通す意味が判りません。鎖国精神とかとは全然違う問題なのじゃないでしょうか。
    逆にテレビ・新聞では「可哀想な不法残留外国人」をそのまま受け入れろという報道を一生懸命やってますが、国会審議へのだんまりとあまりにも符合した素晴らしい連携ですよね。

  13. To siegfried さん
    >いまの日本人は外人に侵蝕されるされるほど駄目なのだと言っているのですね。日本人の誇りを忘れたのですか。・・・
    誇りだけでは「外人に浸食される」ことを防止できません。日本人の平和ボケはかなり症状が重いのですよ。
    問題が起きてから対処するのではなく、問題が起きないように法律を整備すべきだと多くの心ある方々は考えているわけです。それのどこがいけないのでしょうか?
    なぜあなたは不正な国籍取得を推奨なさるのでしょうか?
    あなたは不正な国籍取得斡旋で一儲けをたくらんでいるんですかね。
    ァハハハ。冗談です。
    >友達には良い在日も多いです。・・・
    良い中国人や良い朝鮮人がいるのは疑いのない事実ではありますが、悪い中国人や悪い朝鮮人がかなり高い比率でいることも事実なのです。
    問題は個人個人が良い悪いということだけでなく、その背後にある母国の意図が重要なのです。長野での北京オリンピック聖火リレーには母国の指示により在日中国人が多数動員されました。その傍若無人な振る舞いに恐怖を感じた人は多いと思います。中国人がさらに増加すれば、次にもっと深刻な事態があるかもしれません。

  14.  『総理ぶらの質問は、好き勝手にできません。限られた時間になにを質問するかは、その月の幹事社(月ごとに各社が交替でうけもつ世話役みたいなもの)に「こういう質問したい」と申し込んで、みなの意見を聞きながら、質問の順番を調整するのです。』
     こんな談合ルールは、だれが決めたのですか?
     仮にそういうルールがあったとしても、報道の重要性を考えて、時には、急きょ質問を差し替えるくらいの新聞記者の見識はないものでしょうか?
     そんなことをすると仲間外れにされることが怖いのでしょうか?日本の報道機関では。

  15. こんばんは」。
    福島さん
    お疲れ様です。チャンスがあれば総理に「国籍法改正」の意見を是非聞いてください。
    kashiwa123 さん 、こんばんは。
    福岡のくぼたと申します。
    あなたのご意見に100%以上賛成です。
    日本の現況は奇麗事だけで、タテマエ論で戦後推移してきた結果がこの様です。拉致問題の解決が遅々として進まないのが良い例でしょう。後で悔やんでももう遅い。という悪例の象徴です。
    失礼しました。

  16. 福島記者
    > 改正によって救われる子供は確かにいる。しかし、救われない子供も新たに出てくる、という点…
    結局「法の下の平等」をどう考えるかという所まで掘り下げねば、一定の結論すら出ない事象でしょうね。 救済を主眼におけば実に悩ましい問題です。 無論、私は男性ですから「本来民事レベルの問題がなぜ此処までエスカレートするねん? 強制的に当該無責任男性に責任採らせれば解決やん!」程度の感覚なのですがね♪
    国家は国民に対して無限責任を負っている訳でもないですし、ましてや非日本人に対しては本来その属するところの国家に一次的救済義務がある、という「筋道」は通すべきと考えます。 たとえその所属国家が人権抑圧国家だとしてもね。

  17. 047696
    改正国籍法で一番喜んでいるのは公明党ですね。
    なぜ、公明党が喜ぶのでしょうか?
    改正国籍法の次には在日参政権、人権擁護法案が控えているのではないでしょうか?
    また、日本人男子が認知したとしても、子供の生活の面倒を間違いなく見るのですか?
    私はいやですよ、他人が認知だけした子供の面倒をわれわれの税金で世話なんぞできません。それでなくても、われわれの子供を育てるのも非常に苦労しているのに、まして、認知しただけで、世話を他人に任せるような親が必ず出てきます。
    金儲けをするような輩の子供の面倒なんぞ見たくもない!

  18. こんばんは。総理番のお仕事お疲れ様です。
    国籍法改正について国会内の状況がよくわかる情報
    ありがとうございました。
    しかし記者クラブ…ひどいですね。
    みんなが聞きたい順番は
    ①郵政株売却凍結問題②道路財源一般化の1兆円地方配分問題③2次補正提出時期④消費税⑤国籍法
    なんですか…
    国の根幹にかかわる問題が重要で真っ先に質問すべきなのではないでしょうか?
    ④消費税問題は確かに国の財政の根幹にかかわる問題であり⑤より優先されるべき質問かも知れませんが①~③は④⑤に比べれば本当に枝葉もしくはそれ以下の問題だとと私は思います。
    そのような質問を上位に持っていく記者クラブの体質そのものが問題と考えます。
    国籍法に関してはかなりの国会議員の方に問題が周知されてきていると思いますので、今後の行方を注意深く見守りたいと思います。
    しかし国会も重要な案件に審議を割かず、枝葉の問題にばかり議論されているような気がしてなりません。その結果、最近できた国の根幹にかかわる制度は欠陥だらけです…。後期高齢者医療制度、介護保険、そして今回の国籍法。
    このような重要な法案の審議時間がたった3時間だなんて…。本当になにやってるんだろう?国会議員。

  19. To 福島 さん
    >なにが悩ましいか。改正によって救われる子供は確かにいる。しかし、救われない子供も新たに出てくる、という点でしょうか。
    先ず、件の「総理のホテル入り浸り」事件以来ですか、「総理のぶら下がり詳報」を定期ニュース化された、その素早い対応には感心するとともに、感謝しています。日本の伝統、「その件に関しては鋭意検討中です」式でない対応が良いですね。
    やっぱり関西式「良いのか、あかんのか、はっきりさらさんかい!」でしょうかね。さすが、関西のおばちゃん...いや、お嬢様でいらっしゃいますね。
    さて、「国籍法改正」の件、正に上記の点で、みだりに即決などと云う事を、国会ではやるべきではないのでしょうね。
    でもおかしなもんですね、国会審議前に、どの案件がいつ通過するかまで決定されているとは。 まさか元JR関係の議員がスケジュールを、組んでいるのではないでしょうね。 今回の「国籍法改正案」には絶対にATSが要りますね。赤信号突破をやられると、危ないです。
    ところで質問です。
    総理の予定変更で急に、「ノーぶら」になった時はどうなさるのでしょうか?

  20. 国籍法改正についての質問より、漢字の読み違え云々に関する質問のほうが優先されるぶら下がりって、なんなんでしょうね?

  21. 阿比留さんとこのコメント欄で紹介されてましたが、3年前にNHKが偽装認知の特集を組んでたみたいですね。
    2005年4月7日放送 『クローズアップ現代』
    偽装認知~不法滞在 新たな手口~
    急増する外国人犯罪。去年は過去最悪の4万7千件を超えた。その6割近くが不法滞在者による犯行である。そんな中、主に中国人犯罪者の間で、「偽装認知」という不法滞在の新たな手口が広まっている。中国人同士の子供を、謝礼と引き替えに日本人に「認知」させ、子供に偽の日本国籍を取得させることで、母親自身も不法滞在から合法滞在に変えさせる手口である。プライバシーや人権擁護の観点から、現状では当事者が秘密の暴露をしない限り、「認知」の真偽は、入管や警察当局にも、殆ど見破ることが出来ない。今回NHKでは、独自の取材からその巧妙な手口を解き明かし、福建省や日本に急増している偽の日本国籍を持った子供の実態を交えながら、日本の特殊な制度の盲点と今後の対応策を探っていく。
    http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku2005/0504-1.html
    To siegfried さん
    >多分、59万人ぐらい(統計を取ったわけではありません)の在日は差別と戦いながらもまじめに働いていると思います。
    5.職業状況-1999年
    無職 462,611人 (636,548人中)
    http://www.mindan.org/toukei.php#05
    民団のやや古い統計ですが、ご参考までに。

  22. 血縁関係が無い場合、養子縁組で日本国籍が取れないのですかね?
    そんなにその子が不憫だと思えばその方法で対応出来ませんか?

  23. お疲れ様です!まるちでごめんなさい!
    http://nari1967.iza.ne.jp/blog/entry/805886/
    (抜粋)
    妊婦の場合、子供が成人するまで20年掛かります。
    しかし出産後の認知の場合、20未満の子供なら誰でも認知できるので、
    19歳11ヶ月の子供も認知すれば日本国籍を得て、1ヵ月後には選挙権が得られるのです。
    たぶん筋書きはこうです。
    衆院選、参院選でこっそり出産後認知を認める法案を通す
    (もちろんDNA鑑定なし、1人の男性が何人でも認知可能のザル法で)→法律制定→
    一斉に、中国人1億2千万人に国籍付与(19歳11ヵ月と偽って!)→1ヵ月後、日本乗っ取り完成!
    1億2千万人以上の中国人に一斉に選挙権を付与してしまえば、それで日本が乗っ取れてしまう。
    彼らが選挙に参加すれば衆院選で圧倒的多数で与党が取られてしまうからです。
    彼らはゆっくり何十年も掛けて日本を乗っ取るつもりなんて無かったんです。
    5年以内に片をつけるつもりだった。しかも一発のミサイルも砲弾も撃つことなく、内部から乗っ取るつもりだったんです。
    そしてもう一つが二重国籍です。
    たぶんこれを画策した人間は二重国籍も同時に通すつもりだったと思います。
    二重国籍があれば中国にいながらにして日本を乗っ取れた。
    日本に入国する必要さえなかったんです。
    二重国籍が無くても中国にいながら在外選挙権を行使しても良かったでしょうが、
    あればなお良い、と言うところでしょうか。
    (ここまで一部)
    よろしければURL先をご覧ください。
    http://nari1967.iza.ne.jp/blog/entry/805886/
    まさに「国家反逆罪」です。
    参院での決議は27日です!!
    参議院議員等、メール、電話、FAX先はこちらに!
    http://www19.atwiki.jp/kokuseki/pages/14.html (法務委員会等)
    http://www.jca.apc.org/silvernet/giin_all.html (現職国会議員名簿HP等HR有)

  24. To siegfriedさん
    > たった0.5%足らずの在日朝鮮人を抑えられないと言うのは何とも情けない話ですね。いまの日本人は外人に侵蝕されるされるほど駄目なのだと言っているのですね。日本人の誇りを忘れたのですか。私とて本心はもし子供が在日と結婚すると言い出したら、かなりショックだし反対するかもしれません。子供の頃差別的にけんかしたこともあります。
    観念論では何事も簡単ですが、一度、移民国カナダのトロントやバンクーバーをご覧になると良いですよ。特に中国、香港からの移民を節操なく受け入れ出すと、どういうことになるかが判ります。 移民国カナダの移住手続きと比較しても、今回の改正法案は「(特定国からの)経済難民の為の日本国籍バーゲン・セール」のようなものです。 
    それと、カナダでいわゆる「従軍慰安婦謝罪要求決議」が可決されたのも、この中国、香港からの大量移住が背景にあります。
    もう一点、今の在日と他の一般長期滞在者とは区別するべきです。彼等の主目的の一つは、明らかに日本での破壊工作活動ですからね。

  25. 産経ネタには失笑です。
    変なマスコミがいる国だなあ。
    >DNA鑑定を条件とすると、国籍ほしさに日本人男性と欲しくもない子供をつくる外国人女性が増える、そうすると望まれない子供、十分に愛情を注がれない子供が増えるという心配もでてきます。そういう子供が、すでに存在する人身売買マーケットに流される可能性も。そうでならなくても、愛情不足で、ぐれて不良になって犯罪に走る?
    DNA鑑定とか審査する条件に関係なく、国籍を取得したいという利益に「子ども」を絡めると、国籍欲しさに「子どもを作る」ということが平気で起こりそうなんですよね。なんというか、急いてはことを仕損じる。これはやり方の問題だから徹底的に議論して考え抜くべきです。
    それから国籍法であれ永住者資格の問題であれ、かつては日本語運用能力を条件に盛り込みたいというような話がありましたけども、それも立ち消えになりましたよね。こういう問題は、どうやったら日本社会で生きていけるのかということはちゃんと議論しないといけないのに、どうして日本人は在日外国人に対してはそういう現実的な厳しさを忘れて、人権という問題ばかりを見てしまうのか。日本人も人権を持っているのに。身近にいる在日外国人は嫌いではないけれど、在日外国人に甘くするだけの話は大嫌いですね。移民関係の話には、将来日本をどういう社会にしたいのか、将来日本人と在日外国人がどういう関係をもって生活していくのか、という議論が必要です。
    日本が世界でリーダーシップとっていくならば、しっかりとしたプリンシプルを持って、時流に逆らっても、きちんと主張していかねばならないのだと思う。しかし移民関係の話にそれはない。世界が目を見張るような「日本型移民」とやらが実現できるとは、こんな話を聞いてる時点でとても期待できません。不安です。
    また総理ぶらさがりのお話を聞かせてください。
    お疲れ様でした。

  26. >日本人男性が、途上国女性との間に無責任にもうけた子供にも幸せになる権利を平等に与えてほしい、ということも、人として、女性として思うわけです。
    →だからDNA鑑定をつけて本当に日本人男性との子供(無責任にもうけた子供かどうか)か確かめる必要があるんですよ。
    >(DNA鑑定について)これは一理あるのですが、そうすると、日本人の家族観、家族法を揺るがせる可能性もあります。
    →国籍法は公法ですよ。なんで家族法(私法)の話とごっちゃにしているんですか? DNA鑑定は本当に日本人男性との子供か、証明するためにするんですよ? 
    そもそも日本人男性の子供かをいかに証明するかの話なのに、何故、本当に日本人男性の子供かどうかの話をすっ飛ばして、家族観・家族法の話が出てくるんですか? 家族関係以前の話じゃないですか。
    >生みの親より育ての親、という言葉があるように、日本の家族は血統主義ではありません。
    →日本が血統主義ではなかったらなんなんですか? 日本は血統主義です(有斐閣 法律学小事典)。公的なメディアに真実でないことを書かないでください。福島さんは何を読んで日本が血統主義ではないと仰っているのですか? もう一度調べなおして誤りだったらMSN等で訂正をして、メディアとしての責任を果たしてください。
    >血がつながっていなくても、本当の親子のように関係がはぐくまれている場合、当然、家族、親子とみなされます。
    →これは養子縁組の話でしょうか? 繰り返しますが、福島さんが論じておられるのは国籍法の話で、民法の話ではありません。
    >相手が外国人だとしても、当事者がのぞめば別ですが、政府がDNAで親子関係を証明することを強要することは、へたをすると、プライバシーの侵害や法のもとの平等に反する違憲、と判断されることもあるかもしれません。
    →違憲かどうかは最高裁が判断することで福島さんの判断が最高裁と合致する保証はどこにもありません。こういうのを思い込みというのです。

  27. もうすぐ、下記のような時代がやってきます。
    その時になってから中国人に、「どうか日本の国籍をとって下さい。二重国籍でも結構です。」などといっても、遅すぎるでしょう。今のうちに鎖国をやめないと。
    ワシントン20日共同】米中央情報局(CIA)などで組織する国家情報会議(NIC)は20日、2025年の世界情勢を予測した報告書を発表した。
    米国の影響力が衰える一方で、中国やインドが著しく台頭し、米中印の3国が並び立つ時代の到来を予見した。
    日本については「米中両大国の板挟み」になり、大幅な外交戦略の見直しを迫られるなど、埋没感が強まる可能性を指摘している。
     報告書は今後の20年間が「新秩序への移行期間」で「危険に満ちている」と指摘。
    第2次大戦後に続いた米国中心の世界秩序が崩壊し、国際情勢が不安定化することを警戒した。
    米国は相対的な優位を維持するものの、中国とインドが多極化時代の新たな大国として、米国と影響力を競い合う存在になるとした。
     ロシアはそれら3国と並ぶ勢力を確保できるかどうか不透明としている。
     日本は現在と同じ「中の上」程度の国際的地位を維持するが「米中の経済力や戦略の影響を大きく受ける」と予想。
    高齢化など人口構成の変化や政治、経済システムの変化が押し寄せ、自民党1党支配の時代は「完全に終わりを告げるだろう」と予測した。

  28. To guizisun
    性懲りもなくまた現れたな、中共工作員。
    CIAの予測なんて当てにならないよ。
    それより、中国共産党独裁政権は今回の金融恐慌と、引き続いて起きるであろう世紀の大不況を乗り切れないだろうな。
    不動産市場の暴落と輸出市場の収縮により企業倒産が激増し、失業者であふれかえる。国民の不満は爆発寸前まで高まり、暴動が激増して国内は大混乱におちいるだろう。
    七つぐらいの中規模国家に分裂する可能性が高い。
    国家同士が互いに争い、国土は救いがたいほど荒廃するだろう。
    略奪と暴行が支配するこの世の地獄が現出して、難民が周辺国にあふれ出す。
    日本に流れてくる中国人難民は追い返さねばならない。
    欠陥だらけの国籍法改正案は断固として阻止しなければならない。

  29. 福島さんは、養子縁組による簡易帰化という制度を忘れていませんか?
    おっしゃるような可哀想な事例は、父親が、結婚は出来ないが日本国籍を与えたいと思うなら、養子・簡易帰化という道もあります。
    血統主義の日本において、科学的な親子関係の証明がイヤなら、多少の時間をかけて帰化すればよいことです。
    まして、不正を狙う母親によって子供が不幸になるかもしれないなんて、なぜ犯罪者の結果に日本人が気を使う必要があるのか理解できません。
    ぐっと規模を小さくして、福島さんの家の財産分与に見知らぬ子が現れたら、父親の実子である証明を求めるでしょう。
    それとも、厳しく証明を迫ったら子供が可哀想な目に合うからと、相続権を認めますか?
    人類みな家族の精神なら、自分のお金から実践して下さい。

  30. なんだか、賛成・反対共に、騒がしいですね。
    感情論としては、DNA判定を要件としないことには賛成です。
    きちんとしたつながりがあるならば、国籍もしくは、残留権を認めてもいいと思います。
    ただ、それが民法の養子縁組その他で、救われるのなら、ここまで運用は行政にお任せみたいな法律にはしなくてもいいと思います。
    でも、個人的には罰則強化の方向が望ましいかと考えます。

  31. 戦前のマルクス派に始まる、日本の左派は一貫して間違ってきた。戦後になってからは、朝鮮戦争は「米韓国の侵略」とし、単独講和反対や安保反対、ベトナム戦争反対、文革万歳、「拉致は存在しない!」と次々と表舞台で、大合唱を続けました。歴史上何度も繰り返し間違ってきたメディアや知識人の面子は、だいたい同じ顔ぶれなんです。 櫻井よしこ著『日本よ、「歴史力」を磨け』(文芸春秋刊)
    また、左派は一つ間違いをおかしたらしい。
    やっぱり、産経の記者がサヨク記者を助けても、サヨク記者たちは産経の記者を助けないのですね。

  32. すみません、しばらくイザをみていないうちにたくさんコメントいただきました。間違いをご指摘の件、謹んで訂正させていただきます。国籍法については、まだ質問のチャンスがあると思うので、やってみます。私は罰則強化と、偽装とわかったときの国籍の無効化というのが重要ではないかと思っています。確かにDNA鑑定もひとつの方法ですけれど。世の中が変ってゆくとともに、国籍法などがある程度かわっていかねばならないとは思いますが、やはり何も知らないうちに、こうなっていました、というのは避けたいです。

  33. To tana32001さん
    >血縁関係が無い場合、養子縁組で日本国籍が取れないのですかね?
    >そんなにその子が不憫だと思えばその方法で対応出来ませんか?
    養子縁組の場合、最大の問題は母親に定住資格が与えられないと思います。また、与えられる資格は配偶者資格とか永住者資格だったような。その後、帰化申請かな?

  34. To やせ我慢Aさん
     養子縁組だと実の母親の在留資格の問題があるような。
     本当は、国籍法を改正せずとも、帰化申請とか現行制度の活用で、在留資格ぐらいはクリアできるようにも思うのだけれども、現行国籍法が違憲となった以上、改正されなくてはならない、ということだと思います。
     こういう法律改正や判断は、子供の福祉・福利優先が国際的にも原則のようです。
     子供にとって父親が誰であるか、というのは非常に重要な問題。しかし真実が重要であるか、というのは難しいところで、関係性が重要なのではないか。だとすればDNA鑑定の導入は、子供の福祉・福利優先にかなうのか。こういうところは外国の例をいろいろ考えてみることも必要だと思います。
     ついでにいうと、日本男性がもう少し自分の下半身に責任をもつことも重要かも。

  35. To ana5さん
     特派員時代、中国を批判してきましたが、その批判の基準というのは基本的人権や国際社会の主流の考え方、グローバルスタンダードと照らし合わせてどうか、ということでした。日本のことを考える場合も、同じやりかたでいきたいと思います。日本に対しては、距離感や経験が違うので、矛盾することもあるような気がしますが、とにかく、だぶすた、と言われないようにしたいと思います。

  36. 最初の方のコメントに「一人を救うために百人を犠牲にしていいのか?」という理由から福島記者に反論するコメントがありました。この理屈で行くと「一人(横田めぐみさん)を救うために百人を犠牲にしていいのか?」ということにもなります。
    いわれなき不公正、不平等を受けている人を救うこと(明日は我が身です)とそのために冒すリスクを軽減することとは別の問題です。
    今回の問題で言うと「偽装認知による国籍取得は、市町村への認知届けと市町村への国籍届けを出すことによって公正証書原本不実記載罪が併合され、七年半以下の懲役と百二十万円以下の罰金になります」(河野太郎ブログhttp://www.taro.org/blog/index.php/archives/950)と重罪を課す刑法が既に存在しているのだから、警察・検察・行政が厳正に対処すればよいだけのことだと考えます。
    横田めぐみさんを救うためにも、(明日は我が身の)不利益不平等不公正を多数派民主主義の名によって見逃してはいけないと考えます。http://doyoubi.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-29b8.html

  37. 福島様
    >特派員時代、中国を批判してきましたが、その批判の基準というのは基本的人権や国際社会の主流の考え方、グローバルスタンダードと照らし合わせてどうか、ということでした。
    基本的人権や国際社会の主流の考え方、グローバルスタンダードは絶対的な善あるいは正義ではありません。その背後には欧米の思惑や利益が隠されています。
    それぞれの国は独自の文化、宗教、歴史、経済、政治形態、国民性を有し、そして独自の地政学的状況下に置かれています。従って、それぞれの国が状況に応じた独自の基準・価値観を持ってもいいのではないでしょうか。
    例えば、中国の政治形態としては独裁政治は最適だと考えます。巨大な人口と広大な国土を治めるには効率が重要であり、非効率な民主主義は似合いません。他国に迷惑を及ぼさない限り、中国は中国なりの基準に則って国を治めれば良いのではないでしょうか。大気汚染、毒食品の輸出、伝染病、密入国、軍事力増強など、他国に迷惑を及ぼす問題について大いに批判するのは当然ですが。
    移民、難民、国籍などの問題についてグローバルスタンダーなるものが存在するのかどうか知りませんが、国連の勧告・決議があるとしても、日本が置かれた地政学的特殊事情に照らして、日本独自の基準を設けるのは当然だと考えます。

  38. 「関係性が重要なのではないか。」
    申請理由として、「血縁関係が有り法的に扶養義務が発生する」との理由で申請する場合は、DNA鑑定を行い国籍法で申請。
    「血縁関係は無いが扶養したい」との理由であれば養子縁組。
    で問題が無いのでは?
    養子縁組で母親の定住資格は、当面定期的に帰国して再入国すれば良いだけの話です。その間に帰化申請をすれば良い。そもそも日本人で無いのだから、黙って定住資格が得られる事がおかしい。
    何が問題なのですか?

  39. ここの議論は本当におもしろい。
    「中国は人権も民主的政治もないけしからん国だ」と毎日のように言ってきた人たちが、日本の話になると、最高裁も認めた人権問題を平気で無視し、また立法権の認定した違憲判決による法改正をやめろという、民主制度の根幹にかかわることを平然と主張しているのだ。こんな人たちに、中国の人権や民主を語る資格があるとはとても思えない。
    To stopchina
    >性懲りもなくまた現れたな、中共工作員。
    あなたは中国人が何を考えているか、よくご存じないようだ。
    中国人は少し前は「歴史への反省が足りない日本はけしからんから土下座させろ。」などと言っていたが、オリンピック以後は「日本 あんな落ち目の国はどうでもいいよ、どうせこっちが圧倒的に強くなるんだから関わる必要はない。」といった感じである。
    CIAや共同通信は中共工作員ではない。誰でもわかる我が国の将来の厳しい現実をただ指摘しているにすぎない。
    「私自身は日本がいい国だ、日本文化と日本語を愛し、日本人になりたい、と真に思っている人は日本人になって、日本をよりよい国にするために貢献してほしい。これからの日本がより国際化、グローバル化する過程で日本人の定義も変わってゆくしかないだろう、と思っています。日本人口が減少に転じているなか、そういった新日本人が社会・経済の新たな活力となる可能性もある。なにより、生まれた子供が不当な差別を受けたり、幸福になる権利を奪われたりしないような国であってほしい。」
    正論であろう。
    日本のような資源もない小国は、国際社会のなかで何とかうまく生きていくしかない。一人当たりGDPは二十位以下に落ちたが、このままではまだまだ落ちていくであろう。いずれトヨタやソニーを超える中国の企業が現れることも覚悟しなくてはいけない。
    国際社会への正しい理解を欠いた野郎自大的愛国こそ、昔日本が愚かな戦争と破滅に至った原因である。

  40. お邪魔致します。
    日本は生きて行くために必要な食料や資源も海外に頼らざるを得ず
    またそれを得るための商も同じく海外に頼らなくてはなりません。
    その様な日本は普遍性を求められる面が多々ありますので
    外国から兎や角云われない内に最善と思われるあり方を
    模索して行く必要があるものと考えます。
    今回の件についても端から拒絶するという態度ではなく
    どうやったら日本にとって良い結果をもたらすのかという視点は
    是非とも必要であると考えます。
    また本来の日本人の民族性は排他的な面は少ない筈であり
    過去に於ける大東亜共栄圏というものの中には
    欧米列強の様な植民地政策とは全く違った
    新たな国際秩序を作るという考えがあった筈です。
    事実、満州は平和が維持され
    多くの満州人や中国人などもこぞって住み始めていた筈であり
    当時の日本人は排他的な考えはしなかった筈です。
    然し乍ら今日
    狭量な考えの民族主義的な態度で捉える人達が多く
    内向きな考えの中に閉じ籠り
    それこそ日本の常識、世界の非常識になっているのではないのでしょうか。
    全く残念であると考えます。
    お邪魔致しました。

  41. こんにちは。
    いろいろな方のブログを拝見していてふと思ったことがあります。
    衆議院を通過させたのはどこの政党なんでしょう?
    衆議院では自民党議員は法案の内容をよく理解していなかった・・・?
    こんな声が聞こえますが、馬鹿も休み休み言えと言いたくなります。
    イザブロガーがみんな一生懸命ブログで国籍法を取り上げていますが、肝心なところがボケているように感じます。
    繰り返しますが、衆議院は与党の方が多いのです。与党は自公です。法案を通過させたのは、与党ではないのですか?公明党が賛成しても、自民党が反対すれば法案は通りませんから。
    我々は、与党の内の売国奴=外国のエージェントの動きは徹底的に監視しなければなりません。中国だけでなくアメリカユダヤをもっと警戒すべきです。オバマはユダヤ政権になりそうですから。アメリカユダヤにべったりなやつを監視しなければなりません。
    今の自民党はある国の傀儡政権になっていると思います。
    記者ブログにコメントするのはサロンの雰囲気のある大島さんのところだけにしようと心に決めておりましたが、ついつい失礼いたしました。

  42. ayarin
    君は郵政の会社がリーマンのジャンク債を買いこんで大損を出していると
    あちこちに書き込んでは、デマを流している連中と結託しているが、
    私が郵政会社に電話して、有価証券取引等、決算書に関する内容を
    質問したところ、一切の保有も投資もしていないとのことだった
    これが上場している会社なら、風説の流布という立派な犯罪だ
    君はあちこちにこの手の誹謗中傷を書いては、国を憂うような欺瞞行為を
    やっているが、君のようなやつこそが日本の癌だと自覚したらどうか?
    デマを流して国民を煽動するのは左翼のすることだがね
    卑しい、恥というものを知れよ
    君は国民新党という土建政党の手先か、郵便局長を組織するクズの会の
    肥え溜めか?

  43. 福島記者
    ご返事ありがとうございます
    最近中国と日本についてコメントを書きました
    その時の私が考えた事を転記してお礼にします
    もう
    理想が尽きましたか?
    現実が、理想を追い越してしまったのでしょうか
    現実が、貴方を追いかけるから ?

  44. 醜い言い訳を書いてないで「スイマセン、血統主義って何のことか知りませんでした」と言えよ

  45. >日本の家族観、家族法がすでに血統重視でない
    血統主義や血統という用語は国籍法の立法主義のこと(有斐閣 法律学小事典)で、家族法(民法典)や民法の教科書の中では使われないない概念です。ご確認ください。
    たとえば「内田貴 民法Ⅳ(東京大学出版会)」なんかでも血統主義という言葉はは出てきません。
    日本の家族法は血統主義ではないと仰っていましたが、血統重視と言い換えたところで、民法に関する書籍で用いられてない用語であることから、やはり不正確な言葉遣いです。
    メディアの負う責任の大きさからいって、訂正すべき言葉遣いです。

  46. >日本の家族観、家族法がすでに血統重視でないということいいたかったのです。残留孤児の血縁のない家族(連れ子)を家族と認め、日本に定住許可された例など、事実上の家族関係を重視する判断が主流になっています。
     民法上の親族法・相続法は、養子縁組などの例外はありますが、血縁関係を当然の前提にしています。家族法がすでに血統(血縁)重視でない…という例は、寡聞にして知りませんが、婚姻(法律上の制度)以外の事実婚が重視されるようになってきたことと混同しているのではないですか? なお、上記の例は出入国管理法等の問題であって、家族関係の問題ではないのではないですか。
     今回の国籍法の問題は、本来、家族関係の問題である「認知」に、「国籍の付与」という全く別の効果を与えるにつき必要な配慮を怠った点にあります。この点を混同すべきではありません。

  47. ご無沙汰してます。
    懸命にお仕事されているのはよくわかるのですが、日本の政治はつまりません。
    今回、福島さんの見方は正しいと思ってますので、それだけお伝えしたく。。。
    いつかの「フランス人か、中国人だったら。。。」にも、考えさせられるものがありました。
    では。

  48. そもそも日本国憲法に記載されている「法の下の平等」というのは
    当然ながら日本国籍を有するものに適用されるはずです。
    本来、日本国籍をもっていて然るべきかもしれないけれど、
    現在は持っていない人には、日本の法律は適用されるわけはなく、
    最高裁の判断の根拠がおかしいと思います。
    既に判決が出てしまったので、それは置いておくとしても、
    日本国籍を与えることが幸せの条件という考え方もおかしいし、
    おこがましいと思います。
    本来あるべき姿は、どこの国で生まれ育っても、勤勉に働けば、
    十分に幸せな一生を送れる状態です。その為に努力すべきでしょう。
    DNA 鑑定があれば、偽装するにしても効率が悪い為に、少なく
    とも、大量の偽装は発生しないでしょう。もし、日本の国籍が
    欲しくて、本当に日本人男性との間に子どもをもうけてしまった
    としたら、本意は兎も角、希望するのであれば日本国籍は与える
    べきだと思います。
    DNA 鑑定がなく、書類審査だけの場合、大量に偽装される可能性
    があります。東京銀行の問題や、偽装婚姻の状況をみればそう
    ならないはずがないと思います。そうなったら、偽装に利用され
    た子どもや母親は、性的な搾取や、臓器売買といった対象となる
    可能性があると思います。
    本当の子どもでなくても認知するケースもあるとの戯言ですが、
    きちんと自分の子どもとして育てたいのであれば、きちんと
    他国の国籍を取得させた後、養子として迎え入れるべきです。
    母親も付いてきたいというのであれば、婚姻して迎え入れる
    べきです。それなくして認知だけという事は認めるべきではあり
    ません。民主主義国家で保障される自由とは無制限な自由では
    ありません。
    海外では、発展途上国の子どもとの養子縁組をあっせんしている
    組織がありますが、常に性的虐待や母親が親権を取り戻す裁判
    (ひとさらいに拉致されたと主張)などのニュースがつきまとって
    います。もし DNA 無しという結論になってしまったら、10年後
    には慰安婦問題と同じことが起きると思います。日本国民も良い
    迷惑ですが、一番の被害は偽装に利用される子どもです。
    以上

  49.  福島さんのお話に大変違和感を感じます。 本来この国籍法の改正の趣旨は、日本人女性が産んだ子供は父親の国籍に関係なく日本国籍が取れるのに、日本人男性の子供は胎児認知でなければ日本国籍を取れない事が、法の元の平等に反するので、それを是正する事です。
     それなら実の子でない子供を認知して、日本国籍を与えるなんて問題外ではありませんか?
     外国人のシングルファーザーと愛し合うようになった女性が、その男性の子供を自分の子として認知する事なんかできません。
     
     この法改正でDNA鑑定を無しの国籍取得を容認すれば、男性にだけ特権を与えて男女不平等になります。
     そもそも最大の違和感は、日本国籍を与えたり、外国人への滞在許可をまるで慈善事業で金品をばら撒くようにとらえていらっしゃることです。
     日本より貧しい国は多いのですが、しかしどんなに貧しい国でも、独立国で主権国家です。 全く日本の対等な立場です。
     「貧乏で可哀相だから難しい事いわないで、日本国籍あげちゃえば」
     なんてそれこそ最高に侮辱的な対応ではありませんか?

  50. 『日本人の家族観、家族法を揺るがせる可能性』があるというのはどういうことなのでしょうか?
    これがDNA鑑定を実施できない理由になりうるとは到底思えないのですが…。
    『生みの親より育ての親』と言う感覚にしても、別に日本人特有のモノではないでしょう。
    確かに、明治の初め頃から近代国家成立のために生物学的親子関係が重要視されるようになる前の
    江戸時代には、いろんな男女がやりまくりで、誰の子かわからない、親子関係をハッキリさせることが
    出来ないと言う事もあり、村全体で子供を育てるということがあったのは事実らしいです。
    そういう処から『生みの親より育ての親、という言葉』が使われるようになったかも知れないですが、
    それでも、子供の両親(もしくは、片方の親)はあくまで共同体の一員でした(これは子供も
    共同体の一員として[血縁関係があると]認めるということでもある)。
    しかし、今回の件ではそうではありません。(現在に於いてはその共同体の枠組は日本という国ですが、)
    共同体の一員でないものに参加資格を与えるという側面があるのです。
    (続く)

  51. (続き)
    6月4日のフィリピン女性婚外子国籍訴訟における最高裁の違憲判断は、< 認知によって国籍を取得できる>という
    条件を考慮すると、妥当であると言わざるを得ないですが、そもそも、現行法の< 認知によって国籍を取得できる>と
    いうところに問題があり、その部分を変えるべきなのです(科学技術の発達につれて、法律を変えていくことも必要である)。
    極端な例ですが、見た目では日本人と区別できない韓国人や中国人が、日本人と結婚した外国人女性を
    妊娠させる場合も考えられます(当然、その子供も区別できない)。
    この場合、その子供は自動的に日本国籍を取得できる事になってしまう。
    それは、どう考えてもおかしいのではないでしょうか?その子供はやはり共同体の一員と認めるべきではないでしょう。
    『政府がDNAで親子関係を証明することを強要することは、へたをすると、プライバシーの侵害や法のもとの平等に
    反する違憲、と判断されることもあるかもしれません』に関しても、< 認知によって国籍を取得できる>という条件が
    あるから生じるのであり、客観的事実を条件とすれば、その時点では、日本国籍を所有していないので、
    日本国憲法第12条、第13条を根拠として存在するプライバシーの侵害や法の下の平等という権利を主張することはできません。
    これらのことから考えると、出生前、認知、如何にかかわらず、外国人女性の子供が日本国籍を取得できると主張する場合、
    DNA鑑定を実施し、血縁関係があるかどうかを調べる様に変更すべきなのではないでしょうか?

  52. >血がつながっていなくとも、日本人男性が外国人女性と
    道ならぬ恋におち、せめてもの誠意として彼女の子
    >(自分以外の男性が父親だとしても)を息子として認知し
    >国籍を与えたい、ということであれば、それは、
    >一夜の低俗な快楽の末、うっかりできた子供、あるいは
    >女性の方が国籍ほしさに男性を誘惑して作った子供との間
    >にあるDNAで結ばれた親子関係より濃いかもしれません。
     結構なことです。別に我が国に住まはせなくたって
    送金でもなんでもして養ってやればいいぢゃないですか。
    さうした人を扶養することまで誰も止めませんよ? 
     なぜそこで「国籍付与」なのでせうか。本来得られるべくの
    ない外国人に、我が国の市民権その他国民としての諸権利を
    与へろと仰るわけでせう? それなら例へば、後進国の何億と
    いふ数の「可哀想」な人々に、「血よりも濃い」博愛主義を以て
    「我が国の国籍を与へたい」と思ふ者が出たら、そんな話も
    認められるべきなのでせうか。そんなのは公序良俗に反する
    話だと思ふのですが。
     日本国民が然るべき日本の市民権を得たり、行政サービスを
    受けるのは当然です。胎児認知と較べて生後認知だと帰化が
    必要といふのも、差別といふなら差別でせう。しかし、
    だから「ちょっとぐらい嘘でも日本国籍くれてやれ」なんて
    安売りはどうなんですかね。特に、我が国と領土で揉めてて
    人口がとてつもなく餘ってる国が隣にあるってのに。
     それから、認知して子を迎へやうといふ者が、親子関係の
    真贋検査を嫌がるなんて話があるんでせうか。むしろ喜んで
    行ふのでは? 金喜老だって、「韓国民として」凱旋帰国した
    際には、喜んで十指の指紋を押してゐたぢゃないですか。
     個人的には、胎児認知であっても国籍付与に関する場合は
    出生後のDNA検査等も必要なやうに思ひます。

  53. 直接エントリーに関係ないのですが、「当blogはコメントは二回までとさせて頂いています。ご理解ください。」とでも、エントリーの最初に赤字で入れてはいかがですか?
    こちらがメンテナンスを怠ると、勢いに乗ってローカルルールを知りながら、平然と破る自称中国人(w)や他称中国工作員の方もいらっしゃいますし。

  54.  おつかれさまです。
    不規則な生活、健康管理が大変そうですね。
     福島さんの杞憂、ジレンマを拝見して、すこしもやもやしたものが解けてきました。
     あくまでぼくの直感がどうも違和感を訴えているので不思議に思っているのです。
     僕自身、この国のよさを見直すきっかけは、日本人以上に日本を愛し、和服が様になっている外国人を見たときでした。
     恥ずかしい、恥ずかしすぎる。後頭部を大きなハンマーで殴られた気持ちでした。
     戦後GHQが目論んだとおり、それ以上に日本人の日本離れがすすみ、節季も祝祭日の意味も古典も知らない、ただのDNAと言語のみの日本人ばかりが(ぼくもふくめ)あふれかえってしまった。
     そのことに危機感を持たずに、欧米化した「日本人」がDNAだけで優越感に浸ってこの運動に参加している人もいるのではないか 無論真剣に憂えていらっしゃる方のほうが多いとは思いますが。
     どうもアメリカのWASPの選民意識と重なる人も数人見かけます。
     みんながやっているから自分もそれで安心する、のではなく、
    本当に自らの頭でこの問題を考え、この国の将来を憂えるのであれば、たとえば、総理が外貨準備高を切り崩してでも米国債を買って、ドルを堅持しようとすることの愚かさを同じ情熱で声を上げるのではないか。そう思います。
     そして、かつてのこの国の歩みを自分なりに精査して、どのようにして天皇制と調和した、オリジナルの民主主義を自主憲法に盛り込むかを日々考え、発言すると思います。
     長くなりました。福島さんの日々の働き、感謝しております。

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