総理番のお仕事⑧イン熊本市

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■首相の九州遊説の最後の街頭演説は熊本市の商店街アーケード。これも、当日詳報がアップできなかったので、ここにのせておく。ただし、ここは音がひびいて非常にききとりにくいので、完全ではない。

 

■12月7日夕、熊本市建軍

 

…きょう、また、寒いなか、こんなにおおぜい足をはこんでいただいてありがとうございました。きょうはえらくたくさんの人ですが、きょう初めてナマで麻生太郎を見たという人。(聴衆手をあげる)あの前のほとんどの方、手をあげられてました。

 

 

 こないだ行われました衆議院の前のいわゆる総裁選挙というのを9月の25日やらせていただきましたけれど、大勢の方の教えをいただいて、自由民主党の選良をいただきまして、9月25日の日、総裁にならせていただいて、自由民主党からこの九州から70年ぶりぐらいで内閣総理大臣にならせていただきました。みなさんに応援をしていただいたおかげです。ありがとうございました。

 

【地方は景気が悪い】
 さて、今回、ここにこさせていただいたのは、きのう、五島に行きました。きょうは天草にも寄らせていただいたんですが、いずれにしても私は今地方というものが、ぜひ実態というものを肌で感じたいと思っておりましたので、離島というところをちょうど見たいと思って、今日は、きのう、今日と五島、と島原、天草と巡らせていただきました。

 

 

 いずれにしろ、今、あきらかに景気がわるい。昨年の10月から約10か月間、全国北は小樽から南は鹿児島の指宿まで、161か所で講演をさせていただきました。そのとき地方をあるいてみて、実感したことはひとつ。景気がわるい。

 しかし、当時、景気がわるいなんて書いた新聞はありませんよ。しかし、地方を歩いてみれば、あきらかに悪いと実感しました。そこでこの8月、幹事長に指名をされて、福田総裁のもとで自由民主党の幹事長をさせていただいたんですが、そのときにぜひ、景気対策というものをいわなくちゃ。それが幹事長をやらせていただく要件ということで呼んでいただきたい、ということを申し上げて、本当に地方は悪いのか、というお話もありましたが、悪いです。

 

 そこで、8月2日から一斉に景気対策という話を申し上げて、それ以来ずっと景気対策をやっておりました。しかし、問題はそれよりさらに深刻になって、9月の15日、アメリカのリーマンブラザーズという巨大な金融会社が倒産しました。

 

【常識超えた経済対策必要】
 後世の歴史家は2008年の9月の15日を、今回の金融危機のスタートだと、後世の歴史家は書くだろう。1929年のウォールストリートの株の大暴落、あれと同じような感じで、この2008年9月15日は記憶されることになると思います。それぐらい厳しい。したがって、金融ですが、金融というのは普段あんまり関係ないけど。自分が払った株のお金が相手にとどいていない、とか。向こうが振り込んだ手形がこっちに届いていない、とか。これ全部金融という制度を通さないとできないこと。

 

 その金融というシステム自体が、危なくなっているという事態になれば、これは明らかに異常です。したがって、この異常な金融危機が引き金をひいて、たぶん経済にも影響を与えるようにならないようにするためには、なんといっても経済対策、景気対策が必ずいります。その景気対策、あきらかに異常な不況、異常な…したがって、対応はあきらかに今まで通りの景気対策をやればいいというわけではありませんから、どう考えたって、あきらかに常識をこえてやっていかねばならん。従来の景気対策、経済対策とは別のことをやらなければできないんだ、ということを申し上げておきます。
 

【中小企業対策】
 やることは3つ。基本的には個人、中小企業小規模企業、地方、このみっつが今深刻になっているわけですから、この3つにことを集中すべきだということを申しあげております。なかでも中小企業小規模企業の資金繰りが問題となっております。したがって、それに対しておかげ様で順調に補正予算をくんで、 今それは順調にスタートしております。

 まちがいなく、営業日24日間、4万2000企業のご依頼があり、出たお金約1兆円。順調に動いているんですが、年末年始にかけて借り手側から不満がでることはまずないとおもっています。この中小小規模企業が雇用の約75パーセントまたがっている。

 

 中小小規模が倒産すれば、結果として雇用がうばわれてしまう。したがって雇用の不安をなくすというのは、倒産をなくす減らすというのと同じことを意味すると思います。したがって中小小規模対策が大切だと申し上げて、この第一次補正をやらせていただきました。

 おかげ様で調整が順調にきておりますが、今週中の民主党があらゆる…をした金融機能強化法が通ることになっておりますが、これが通ることになれば、間違いなく借り手側の金融、大銀行、信用銀行のお金が貸しやすい状態になりますから、これで、一応カタチがついたと思います。しかし足りないところがある。従って、一次補正だけでなくて、二次補正、そして本予算、三段ロケットでわれわれはこの景気対策をやっていきたいと考えています。

【日本が最初に不況を脱却】
 すくなくともわれわれ日本という国は先進国のなかで、今回の金融危機、金融恐慌というもの中で、最も被害が浅かったと思います。アメリカにくらべ、ヨーロッパにくらべ、われわれはあきらかに、その被害は少なかった。

 しかし、われわれに被害が及ぶことは間違いない。従ってこの対策をやってきたときに、今もうしあげたような、経済対策がいる、景気対策がいる。景気対策が一番だ。われわれが申し上げているのは、景気対策を一番にやって、それから財政再建とか、経済成長とかいうものの、三つ一緒にやるような話はなかなかしにくい。したがって、優先順位をきめたら、景気が一番。景気対策が一番ではないか。という主張を、訴えているところであります。

 われわれは幸いにして、この景気対策というものに最初に手を打ちました。幸いにして他の国にくらべてあきらかに、われわれは全治3年、3年間でこの不況から脱出、先進国にさきがけて日本はこの不況から脱出していかねばならんと思っています。したがってこの3年間、いろんな形で、積極的にこの景気対策にとりくんで、みなさんがたのご要望にこたえていく義務と責任がわれわれ政府与党にはあたえられているんだと思います。ぜひ皆様方のご理解とご支援をいただきたいと思ってここにやってきました。

【雇用対策】
 雇用の問題も大きな問題になりました。われわれはこの雇用対策というものを来年度の予算の中できちんと対応をみていかねばならんとおもっています。雇用というのは生活の基本ですから、そういう意味では雇用の安定をきちんとできるようにしていきたいと思っています。ただ、今まだいろんな意味であっちゃこっちゃみますと、…なんとなく、新聞でテレビで聞いているはなしと、実際に皆さん方にふれ、皆さん方から話しを聞かせてもらうと大変ありがたいことです。生の声が聞けますから。われわれは、そういった機会を地元に…多くの方々に与えていただいて、あっちゃこっちゃで、生の話をきかせてもらいました。

 

 連合会の方々また商工会の方々、いろいろな話をきかせていただき、それがわれわれの参考になるわけです。そういったものをやって、さらに三段ロケットの本予算をきちんとしあげていかねばならなんと、私は決意をあらたにしているところです。

 【日本の底力】
 ただ日本はいかにもお先真っ暗みたいなふうにいわれていますが、そんなことはありません。間違いなく日本という国は世界の中であきらかに、先進・先端をいっている。そういった先端をいっている人の産業をさらに援助してきいたい。 あと20年もすると自動車はガソリンは電気にかわっている。そういった乾電池、蓄電池の技術は今日本がもっとも進んでいるといわれているが、それをさらに進めていく。もっとよい電池をもっとやすくできるようにしていく。

 

 クルマはガソリンから電池になっていく。そういう時代があと10年ぐらいでくる。われわれは、そういった時代のためにちゃんとあらかじめ種をまいておかねばならない。私はそう思っていま。われわれは世界の中で、日本がまちがいなくうまくやっている。
ガソリンもやすくなったではないですか。今だいたい109円くらい?120円?場所によって違うけど、まちがいなく安くなった。円は高くなったが、石油はやすくなった。世の中わるいことばっかりでありません。そういういものをかぞえながら、われわれは景気対策というものを真剣にやっていかねばならないと思います。

【政治家に100パーセント求めるな】
 ぜひそういう意味で、今、おみうけしたところ、ずいぶん高齢化がすすんでいる、いろいろな問題がでてきています。私たちはそんな問題がひとつもないくらいいい。そんなことはありません。100パーセント完全なものは、そんな人間はありません。われわれは明らかにいいものがあり、わるいものがある。そういうものがみんなあつまって、国家をなしている。
 

 いろんな意見があってもかまわない…。
われわれはいろんな意見を聞かせてもらい…自由民主党のいいところでもあり、日本のいいところでもあると思います。

 自分のダンナをみてください。奥さんがたにうかがいますが、うちのダンナをみて、うちのダンナは100点満点と、全く欠点がないと本当に思っている人。(多くが手をあげている)ほう、嘘付いているか騙されている。そんなことはありえない。ふつう100点満点なんてありえない。どこかに欠点がある。だけど、いいところはもっとある。だから、そうおもいながらそこそこつきあって25年、30年。だいたいそんなもんでしょうが。だいたい100点はないんですよ。

 従って、政治家にも政党にも100点満点は求めないでください。そりゃ100点はありえないから。しかし、過去の政党と、あの政党と比べれたらどうだ、ということを見た場合。これまでの経験、実績、これまでやってきた行動、そういったものを総合的にみて判断するのが、人間としての普通の話じゃありませんか。ぜひそういう目で今回の選挙というものをみて頂きたい。

 

 今回の今の、自由民主党が必死にあらんかぎりの力をふりしぼってやっていきますけど、皆様方の必ずご理解ご支援を自由民主党に与えてください。われわれは間違いなく日本のもっている底力を発揮するようにしますから、やっぱり地方により…。

 私はこう確信しています。ぜひ、そういった地域主権型の日本を…。…なるべく地方に分散させる。次の世代によりよい日本を与えていけると思います。自分が地域を一番よくしっているそういう思いが地方をよくする。
 

 地域が元気になって、初めて日本は元気なると、そうおもっています。この九州の真ん中から、…ご理解ご支援を賜りますよう重ねてお願い申し上げて、壇上からご挨拶にかえさせてもらいます。

(…は聞こえないところ)

 

■この街頭演説を聞いて、福島の仕事は終了。空港についてから、初めて訪れた熊本で名物を何も食べていないことに気づき、あわてて熊本高菜ラーメンを食べ、真空パックの馬刺しを買ってかえりました。熊本の空港はみやげものが充実して楽しかったよ。

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「総理番のお仕事⑧イン熊本市」への11件のフィードバック

  1. To tenyoufoodさん
    お邪魔致します。
    え?知らないんですか?
    石の上にも三年って云うじゃないですか。
    四年経ったらオリンピックですよ。
    お邪魔致しました。

  2. 福島様 ずっと更新がなかったので心配しておりました。いつもルールを守らず申し訳ありません。
    麻生首相の演説を掲載していただいてありがとうございます。
    テレビ等では切り張りしすぎてさっぱりわかりませんがやっと意味がわかりました。
    国民の視点で話してらっしゃってていい事言ってますね。
    首相は生で人物像を伝えなくてはテレビは批判ばかりですからね。
    テレビは解散解散騒ぎすぎですし。
    尖閣諸島の件は一切報道せず一体誰のための報道なのでしょうか?
    このまま解散したら非常に恐ろしいです(裏を読んで下さいね。)
    解散を意識しすぎて国会議員は世界金融不安を例に出す割に世界情勢が見えなくなってるようですね。
    国民視点も大事ですが時勢は世界情勢を見ないとこれから大変な事になると思います。

  3.  マンガ太郎に一番望むことは、「お願いだから何もしないでくれ」です。あのレベルで何かされたら、後始末が大変です。とにかく衆院任期満了までボロ賀でないように何もしないでくれ、です。そうすれば悪党小沢の財布が空になります。

  4. 文字起こし、お疲れ様です。
    現地でこの演説を録音された方からいただいた音源を聞きながら読みましたが
    文字に起こすのにかなりご苦労をされたんだろうなというのがありありと分かります。
    福島さんが聞き取りづらかったであろう部分を補足して書き起こしてみました。
    【中小企業対策】の1段落目:
    順調に補正予算をくんで
    →9兆円の補正予算をくんで
    【中小企業対策】の2段落目:
    順調に動いているんですが
    →9兆円用意してあるんですから
    【中小企業対策】の4段落目:
    今週中の民主党があらゆる…をした金融機能強化法
    →今週中の民主党が反対をしておられた金融機能強化法
    【政治家に100パーセント求めるな】の1?2段落目(ここ、だいぶ端折られてますね):
     ぜひそういう意味で、皆さん方、いま日本という国で、お見受けしたところ、ずいぶん高齢化が進んだとか…とか、いろんな問題を挙げれば切りなく出てきます。私どもはそんな問題がひとつもないくらい良い、そんなことはあり得ない。私どもは、人間がやることですから100%完璧に…100%完全無垢の政治家なんていたら、そらおかしいよ。そんな人間はあり得ない。我々は明らかに良いところもある、悪いところもある。そういった人間がみんな集まって会社を作り、政党を作り、国家をなしてるんだから。そういう意味では間違いもあるだろう。成功したこともあるだろう。しかしそういった意味で、我々はみんなで…・…・…と、みんな集まって、力を出し合ってやってきたのが自由民主党なんだと、そう思っています。
     いろんな意見があるのは結構。いろんな意見があっても出られない、いろんな人が出たくても出さない、“そういうところ”と我々は違います。我々は間違いなく出たい人が出て、政党の中において総裁選挙をやり、出たい人を出させないのとはわけが違うんだから。我々はいろんな意見を聞かせてもらって、それを参考にしてやっていくところが自由民主党の良いところだと、我々はそう確信しています。そして出た結論はみんなでやる。それが自由民主党の良いところだと、日本人のいいところでもあるんだと、私はそう確信をしています。
    【政治家に100パーセント求めるな】の3段落目:
    嘘付いているか騙されている。
    →嘘付いているか騙されているかのどっちかよ。

  5. (続きです)
    【政治家に100パーセント求めるな】の4段落目:
    しかし、過去の政党と、あの政党と比べれたらどうだ、ということを見た場合
    →しかし比べる場合は、ほかの政党と、ほかの政治家と比べて…。あの人と比べたらどうだと、あの政党と比べたらどうだということを見た場合
    【政治家に100パーセント求めるな】の4段落目:
    ぜひそういう目で今回の選挙というものをみて頂きたい。(?最後まで)
    →ぜひそういう目で今回の選挙というものを見て頂き、今回の、今の対策を自由民主党が必死に今からさらに力を込めてやっていきますけども、皆様方の変わらぬご理解ご支援を自由民主党に与えていただき、我々は間違いなく日本の持っている底力がさらに発揮できるようにするためには、やっぱり地方により強い権限が分権され、権限が移譲され、それにともなって我々は地方が自由に、より活力が出来るようにするような形にするほうが、この日本のためになるんだと、私はそう確信をしています。
     ぜひ、そういった地域に対して、地域主権型の分権国家、いろんな表現がありますが、少なくとも、中央に集まっていた権限をなるべく地方に分散させる。そういった形のものをぜひ作り(?)上げていく。それが日本の次の世代により良い日本を渡していけるんだと、そう思っています。自分の地域のことなんだから…人が一番良く知っているはずだと、その思いが、ぜひ皆さん方の底力になり、そのために私も頑張ろうと、そういった気持ちが皆さん方の気持ちを盛り上げていくんだと、地域を盛り上げて、それが日本の活力になる。地域が元気になって初めて日本が元気になるんだと、そう思っております。ぜひ皆様方のこの熊本から、この九州の真ん中にある熊本からこの力が出て行くように、我々も全力を挙げてがんばります。皆様方の変わらぬご理解ご支援を与えていただきますよう、重ねてお願いを申し上げ、壇上からのお願い、ご挨拶に代えさせていただきます。長時間のご清聴ありがとうございました。ありがとうございました。
    (福島さんと同じように、聞き取りづらかったところを「…」で表記しています)

  6. 不景気だの、景気対策が遅いの、麻生内閣の責任みたいに報道されてますが
    就任2ヶ月で、何が出来ます?
    ねじれ国会で。
    金融強化法案だってまだ通過してないのに。
    1次補正だって、9月提出のモノを民主党が審議拒否したから
    ここまでずれ込んだ訳じゃないの?
    そんな簡単に景気良くなりゃ、誰も苦労しないですよ。
    マスコミ(特にTV)は、ちゃんと報道しなきゃダメですよ。
    良い所もいっぱいあるのにね。
    大体、支持率が50%以上超えたら独裁政治だよ(笑)

  7. 麻生氏はダメですねー。
    中国や韓国の脅威についての明確な認識がまるでない。
    対馬問題での寝ぼけた発言や国籍法改悪などを見ればそのことは明らかです。だから、もともと左の人に支持されていなかったのに加えて、保守層の支持まで失ってしまった。
    13日の日中韓首脳会談で韓国への個別支援を打ち出せば、保守層から完全に見放される。支持率は一桁になり退陣が確定するでしょう。
    だが困ったことに、次がいない。小池百合子には中川某が背後霊のようにくっついているからダメだし、石原某なんてお子ちゃまは問題外。
    民主党に期待する人が多いようだが、あの悪人小沢某に日本のかじ取りをまかせるなんて亡国の選択以外のなにものでもない。それと、民主党には社会党の残党が大勢いるから日本をめちゃめちゃにされるでしょう。
    平沼氏にに期待するが、無所属ではどうにもならないしなー・・・
    どうすりゃいいんだ。

  8. 常識を越えた経済対策がしたいなら、FRBのバーナンキ議長が言及したような長期国債の買い切りを日銀にやらせればいいんですよ。
    経済の悪化は市場に、企業に金が行き渡らないのが原因なんですから、銀行が抱えてる国債を端から召し上げて代わりに札束ねじ込んでやれば貨幣価値は下落してインフレが起きて銀行はイヤでも貸し出さざるを得なくなります。
    与謝野馨は反対するでしょうけどアレが「インフレは悪魔。今は我慢の時。金の回らない弱者は死ぬ。」とやってる間に政権の寿命は尽きます。国庫の為に国民経済を犠牲にする与謝野を如何に早く更迭するかが政権の命脈を決めるでしょう。
    ま、政治情勢的には無理そうですし、これから数ヶ月死に体の政権を見取る日々でしょうけど。
    状況的には金融の緩和と消費税などの減税がセオリーでしょうけど、何故か将来の増税を明言した上での給付金のような「景気悪いからみんなもっと買い物しようぜ!お前名義の借金で!」みたいな愚策になるのは本当に謎です。
    参謀役の不在が原因なんでしょうけど、それ以前に自身の経済政策理解力・立案能力の不足を自覚できないのが敗因でしょうか。
    ポスト小泉の頃から応援してただけに残念です。

  9. お邪魔致します。
    小泉政権で日本の改革が進んで行くと思われましたが
    しかし安倍政権で守旧派が息を吹き返し
    破壊は終わったなどとほざき始めたことがありました。
    安倍政権はその様な体たらくの上にいたために
    民主党に足下をすくわれてしまったものと考えます。
    然し乍ら守旧派達は既得権益を失うことを怖れ
    福田政権崩壊後も守旧派の最後のカードとして麻生首相を支持しましたが
    しかし既に日本の流れは改革に向かわざるを得ない状況にありますので
    守旧派では何ら抜本的な政策が行なえないことは解り切っておりました。
    その様なことから麻生政権誕生時には
    既に今日の状況になることはあまりにも明らかであったと考えます。
    しかし麻生政権誕生は守旧派にとっての最後の切り札であり
    その抵抗の強さには改革派は黙らざるを得なかったものと考えます。
    今日、真に日本を保守しようと考えるのであれば
    守旧派や平沼赳夫の様な国粋主義者や民族主義者では決してないものと考え
    ます。
    今日に於いて保守に徹するという事はリベラルに行き着くという事であり
    最早戦後体制そのものである自民党は間もなく崩壊するものと考えます。
    サヨク勢力や加藤紘一の様な似非リベラルというのではなく
    今日の日本には健全なるリベラル政党の確立が必要であると考えます。
    「ホテルのバー」の件で私は予見致しましたが
    癇癪持ちの麻生氏は首相の器ではなかったという事であり
    北海道新聞のネーチャンは、いい質問をしてくれたものと考えます。
    お邪魔致しました。

  10. To へのへのもへじ さん
    >今日に於いて保守に徹するという事はリベラルに行き着くという事であり・・・
    >今日の日本には健全なるリベラル政党の確立が必要であると考えます。・・・
    抽象的すぎて何を言おうとされているのかわかりませんな。
    で、「確立が必要」ということは、まだそういうものは存在していないということですか?
    それとも、ひょっとして、もしかして、「健全なるリベラル政党」とはあの某民主党のことですか?(笑)
    真っ黒黒の汚澤某が率いるマルチ集団が「リベラル政党」ですか?(笑)
    社会党の残党に牛耳られた左翼集団が「リベラル政党」ですか?(笑)

  11. To stopchinaさん
    お邪魔致します。
    戦後体制が崩壊している現在、改革に於ける最も大切なことは官僚制内
    閣並びに政治改革を行なうという事になります。
    しかし麻生首相は官僚改革を否定しております。
    官僚であり公務員の改革は国民の暮らしや国体という事にも大きく関係致し
    ますので、改革は日本の根本的、根底的な面から行なわなければならず
    安倍元首相が掲げっぱなしで終わってしまった戦後レジームからの脱却にも
    繋がることにもなります。
    今日求められている改革とは日本という国家を将来に渡り継続させて行くこ
    とを主とした改革であり、あれは良いがこれは駄目という考えでは改革を行
    なうことは出来ません。
    また保守するという事と国粋主義や民族主義というものは全く違ったもので
    あると考えます。
    国粋主義や民族主義では改革を否定した内向きなあり方となってしまいます
    が、しかし日本という国は国際社会の中で生きて行かねばなりませんので
    内向きになるようであってはさらに経済が低下して行くだけとなってしまい
    日本は先進国の立場から転げ落ちてしまうという事になります。
    日本の素晴らしき伝統を継承して行くためには改革が必要という事であり
    故に保守に徹すればリベラルに行き着くという事で
    保守するという事と改革は相反するものではありません。
    サヨクとリベラルを味噌糞一緒にした様な考え方は改めるべきです。
    また健全なるリベラル政党が今日の民主党とは思えませんので
    自民党ならびに民主党から真に日本を保守しようと考える議員達による
    新党旗揚げが最も望ましいものと考えます。
    つまり政界再編という事です。
    お邪魔致しました。

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