わずか3年で作れるんだ!

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 ■デスクから、すごい大物記者が産経にきたよ~と言われて、誰かな~、と思っていたら、日経の田村さんだった。古森さん、黒田さん、そしてマイボスの伊藤さんらに続き、産経のブランド力を支える名物記者がまたひとり増えたわけだ?

 ■で、このほど読者の方々も注目された「日本は小型核弾頭試作に3年以上かかる」という記事をお書きになった。親中国を色濃くだしていた日経からこられた方だけあって、産経にしては奥ゆかしい表現にとどめられていたが、中国の記者は、この原稿の言外に滲むメッセージを、きっちり受け止めてくれたようだ。以下、中国報道を転電。けっこう衝撃だったみたいだね~。

 ■日本は核をあきらめていない!(見出し)

  ■日本メディアは25日、朝鮮が核実験を宣言する前に、日本政府内部文書において、日本の核兵器製造の実現性を論証していた、と報じた。同日、日本内閣官房長官・塩崎恭久はこの内部文書の存在を否定している。

  ■日本の産経新聞によると、この文書は「核兵器国産の可能性」と題され、日本が独力で小型核弾頭を製造しようとおもえば、少なくとも3~5年の実践がひつようで、費用も2000億~3000億円かかり、数百人の技術者を動員せねばならない、としている。

 ■文書によれば、日本が現在持っている濃縮ウラン工場および使用済み核燃料棒の再処理技術と施設では、技術的制限からすぐに核兵器製造に転用できない。日本国内では非核三原則の見直あるいは核武装を求める声が出始めているが、日本が核武装を決定しても、核兵器の開発にはゼロからの開始である、と文書は結論づけている。

 ■報道によれば、文書ができたのは9月20日で、朝鮮の10月9日の核地下実験宣言前であり、日本政府内部ではすでに、ひそかに核兵器製造の可能性が調査されていたわけだ。
塩崎官房長官は、政府はそのような文書があるかは知らない、としている。

 ■この文書の詳細ぶりは人々を驚かしている。産経新聞によると、核兵器製造の原料は二種類あり、広島型の高濃縮ウラン、長崎型のプルトニウム。核施設からみると、日本の青森県六カ所村の核燃料サイクル施設や日本原子力研究開発機構東海事務所内に、ウラン濃色と核燃料再処理工場がある。

 ■報道によれば、これら核施設は軽水炉を使っており、核兵器原料を生産するには適合しない。ウラン濃縮工場は純度3%前後の低濃縮ウランを生産しているけれども、遠心分離器は故障が頻発し、短期内の大規模生産は難しい。

 ■このため、核武装実現のために、ウラン濃縮工場を拡大するのはあまり現実的ではなく、軽水炉を利用した核燃料再生も不可能。早道は黒鉛減速炉を利用しプルトニウムを得ることである。このため、報告では、日本はプルトニウム239を効果的に取り出せる黒鉛減速炉および再処理ラインを建設するよう提案している。また、文書は日本は小型核弾頭を作り出すまでに、まだ克服すべき未知の技術、難題があると忠告している。

 ■もしこの文書が確かに存在するなら、今年10月に自民党と政府高官が核武装論を言い出す前に、日本はすでに核武装問題の研究に着手していたことになる。日本の元首相佐藤栄作は、1968年1月国会の施策演説で、非核三原則を提示した。日本衆議院は71年11月にこの原則を採択。これが日本政府の核兵器に関する基本政策だ。

 ■しかし、自民党政調会長中川昭一あ10月中旬、爆弾発言をした。中川はテレビの討論番組で、日本の核兵器保有論議をゆるすべきだ、といい、憲法は日本の核保有を禁止していない、と語ったのだ。中川の言論は、日本外相の麻生太郎の積極的反応をえた。麻生も各場面で、この論調を繰り返し、これは日本政府が長期にたてまつってきた非核三原則への挑戦だ、という日本国内外の批判や疑問を引きおこしている。国際原子力機構事務局長のエルバラダイも「日本が核兵器を開発すれば、重大な過ちを犯すことになる」と警告している。

 ■人々を心配にさせるのは、日本政府はこの問題について黙認し、寛容な態度をとっていることである。日本内閣は11月4日、議員の質問に答えるかたちで、法の理からみれば、日本国憲法は自衛の目的で最低限度の核兵器の保有を許している、としている。さらに、核武装論を言い出した中川昭一は今月17日、長崎原爆記念館を参観しているとき、日本は核兵器保有すべきかどうか議論すべきだとほのめかしている。(成都日報26日付、ちょっとはしょった)

 ■新華社論評

 盗人たけだけしい?(みだし)

 もしこの内部文書の存在が確かなら、少なくとも、中川、麻生らは朝鮮の核実験を理由に、日本の核武装論という汚れた世論の波をおこそうとしていることが証明されたことになり、賊が賊呼ばわりする、つまり盗人たけだけしい、とまでいわずとも、わざとらしさのきらいがある

 朝鮮は強引に核実験をおこない、半島の非核化という国際共通認識を破壊し、国際社会の非難攻撃の中にある。対朝鮮制裁は日本の声が一番大きく、反応も積極的だ。しかしウオッチャーをいぶからしめるのことに、日本は唯一の核兵器による被害国である点をウリにしており、自らを反核の先鋒をおいている一方で、朝鮮の脅威を口実に、核武装論を意気盛んに唱えるのである。

 この文書によって証明されるのは、日本の核武装論がすでに根拠のないことでも、受け身的反応でもなく、むしろ深い思索と熟考を重ねた上、幕裏から舞台の前面に押し出され、うまく大衆と世論の支持を勝ち取ることを趣旨とした入念な作為である、ということなのだ。

 この文書は、ひとつのシグナルだ。つまり、日本は核兵器を製造する能力があり、わずか3000億円で数年内に、自衛隊の武器庫に核兵器を装備できるのだ

 しこうして、さらに危険なシグナルは、日本に確実に核不拡散メカニズムと衝突する意図があり、米国の核の傘から出ていこうという意図があるということなのだ。

? 原子爆弾をもって平和憲法を防衛するのか?信じられるか?できるのか?やっていいのか?
(馮武勇)
 
(以上、引用おわり)

 ■新華社の論評は、中国政府の代弁だ。もちろん、中国が本当に日本の核武装を現実的な脅威ととらえているかはわからない。私は、ありえない、とみているし、おそらく日本通で正確に日本人というものを分析できている学者は、その可能性は低いというだろう。ただ、重要なのは、新華社の論評も、ひとつのシグナル、メッセージなのだと思う。つまり北朝鮮に対し、「おまえ、あんまりわがまますぎると、日本核武装するといっているぞ。あいつ、本気だぞ。おまえ使用に耐えうる核兵器つくるのにあと何年かけられるんだよ。日本はたった3~5年でできちゃうんだぞ~」といいたいのだ、と。中国、ありがとうよっ!その調子で盛り上げてください。

 ■ちなみに、私個人は日本は核武装する必要はない、と思っている。だって、そのきになればわずか3年で3000億円でできちゃうんだもん。ただ、北朝鮮の核をめぐる問題は大国のパワーゲームであり、恫喝、なだめ、すかし、そしてはったりが必要なのだ。世界を動かすのははったりだ。中国なんて、はったりばかり。

 ■日本よ!(石原慎太郎風)。奥ゆかしく微妙に、でもきっちし、はったりかませ!ちゃんと中国があうんの呼吸で、騒いでくれるから。
 

参考サイト
http://www.xbsb.com.cn/show.aspωid=49917&leibie=国?

「わずか3年で作れるんだ!」への43件のフィードバック

  1. 支那工作員のディスインフォメーションかマッチポンプの最初の一押しのような気がしてます。優秀な論説員さんがあちらこちらの新聞社からやってこられて発言されていますが、優秀な工作員にもなれるという見方もあります。パラノイアと笑っていただいても結構です。

  2. >誰かな~、と思っていたら、日経の田村さんだった。
    それにしても産経には何だって他紙の大物記者が来ることが多いんですかね?やっぱり中国や韓国に遠慮せずに言いたいことを書けるのが大きいんでしょうか。産経は、他紙のように海外特派員を2~3年で日本に戻したりしないみたいですが、専門記者を養成する社の方針なんでしょうか

  3. 核の論議は当然すべきだと思います。
    北朝鮮だって失敗か成功か解り難い実験で「保有国」を名のってるわけです。核の抑止は、核を持たなくてもできるぞというアピールはしとかないと「平和国家日本」(…ボケ?)の名前が廃る。

  4. To nhac-toyotaさん
    この記事って、もともと日経NETのコラムのネタだったんですね。今気がつきました。でも、中国がこの記事から受け取っているメッセージは、「日本は比較的短期の核兵器製造能力をもち、なおかつその意思を有している」ということです。まあ、公式メディアですから建前の発言で、本気でそう思っているかは別ですが。田村さんの奥ゆかしい表現とは裏腹に、中国側は日本の核武装論議を盛り上げてくれています。国内ではなかなか盛り上がらないのに、国際社会、とくに北朝鮮にむけて盛り上げてくれるなんてありがたいじゃないですか。3年3000億円という予算見積もりは、1年あれば200発つくれる、なんて風呂敷広げるよりも、ずっと現実的で、いかにも日本、マジだな、といった印象を与えて、はったりとしては効果的なのではないでしょうか。
     

  5. To hiroponさん
     産経に他紙の大物記者が集まるのはどうしてでしょう。ギャラがいいのか??たぶん、記事の自主規制が比較的ゆるく、記者個人の信条や主義主張にあまり干渉しないので仕事しやすいのだと思います。

  6. To kikuti-zinnさん
    >北朝鮮だって失敗か成功か解り難い実験で「保有国」を名のってるわけです。核の抑止は、核を持たなくてもできるぞというアピールはしとかないと「平和国家日本」(…ボケ?)の名前が廃る。
    日本って、核を持たないのに、核抑止力が行使できる唯一の国のような気がします。作る気になったら、いつでも作れるんだぜ、ということを常ににおわせることが必要だと思います。

  7. 福島お邪魔します。
    「わずか3年」なのか「3年も」なのか、評価が分かれるところですね。
    まあ、政府がこのように冷静に物事を研究しているのは良いことだと思いますが。(ただ、このprojectの3~5年3,000億円というのは極秘で行うとすればって話のような気もしますが)
    実は、新型転換炉“ふげん”の廃炉を決定した時点で「核兵器の開発は行わない」と公式会見したようなモノなのですが(エルバラダイさんあたりはよくわかっておられると思いますよ)
    「口先だけの核抑止政策」…こいつは一番安上がりで効果的な方法ですね(^_^)今の日本には、残念ながら「核兵器戦略」を組み立てる能力が欠如しているような…中川政調会長にしろ「持ちたい」だけでは…と言うことで福島さんの政策提言に一票(^^ゞ

  8. 福島様
    日本の武道の究極は、戦わずして勝つこととか、今回の貴社の記事に対する中国の反応は、今後、日本が有利に事を運ぶにはどうすべきか、ということのヒントになったのではないでしょうか。
    日本から見て過剰とも思える中国の反応は、日本に国際的信用という裏付けが有るからでしょう。勝手に疑心暗鬼になって、自滅して欲しいものです。
    制裁は宣戦布告とみなすと言っても、核保有国だと言ってもスルーされる国との差が出ましたね。

  9. ついこの間の、ニッポン放送(フジサンケイグループ)に対する、一連のライブドア・村上ファンド工作を、忘却の彼方に追いやってはいけないと思いますが。どこに罠が仕掛けられているものやら…。外交マターだと見せかけて、しっかり内政マターだったりして…(笑)。

  10. 特集「ライブドア堀江vsフジテレビ」
    ■漆間巌(司法ジャーナリスト)
    徹底調査レポート 「堀江貴文の金脈と人脈」
    (「WiLL」2005年5月号)
    http://web-will.jp/backnum/index2005.html
    ■ライブドア仕切る謎の外国人(編集部 大鹿靖明 「AERA」2006.12.25号)
    ■ヒルズ黙示録 2006-05-14
    http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8054a56cafd7432b1c263d6c4ac4ea72
    ■ヒルズ黙示録・最終章 2006-11-13
    http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/eaa130a01e14b5f571f75ec8b378e64f
    ■ライブドア新社長・平松庚三の「闇のネットワーク」にご用心
    http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1324189
    (日記内検索「ライブドア」で、他の記事も。)
    耐震計算偽装事件でも、西武グループ粉飾決算事件でも、もちろん、ライブドア粉飾決算事件でも、「怪死(自殺?)」がありましたしね…。
    ご参考まで。現実(事実)は、小説や映画よりも奇なり?(笑)。

  11. とりあえず核武装をするなら・・・
    「小型」核弾頭である必要は無くて、普通の大きさでも問題ありません。
    ですから2~3年でできると思いますよ!

  12. 中国は、口先でパクパクしているだけですから無視すれば問題ありません。
    だいたい、満州事変当時だって、わずか2年程度で一応休戦となって
    事実上の容認ですからね。
    パクパクわめきちらして
    どうにもならないとなると、すぐに態度を変えるのが中国でね。

  13. 小泉訪朝時、外務省は拉致問題を北鮮の外交担当と話し合おうとしなかった。裏ルートに頼った情けない外交は決して国益にプラスとなりません。対国家のブラフ(脅し)について、少なくとも北鮮は国営放送なりで発表しています。民間へ情報をリークして、そこにあたかも国家の意思があるような姑息な手段をとるのは、外務省の自己中役人がこれを機会に核論議提案議員の揚げ足取りを工作する伏線のような気がします。麻生さん煙たいからネ。国産核兵器への数字なら既に軍事研究者が多くの論を出し、出版もしています。次期国会安全保障委員会での野党の下らない追及のために政府内で売国役人が着々と準備しているように思えます。タイミング的には支那共産党と既に打ち合わせ済みでしょう、例の中華料理店で。よって支那が間髪おかず反応するのは当然かと思います。

  14. 田村氏が日経新聞にいたことも知りませんでしたので、先日の東京が核攻撃された場合の被害予測記事からの核論議の流れと思って興味深く読みました。今日の本紙にも 日本がIAEAの優等生だからこその原発商売の困難さという、意表を突く田村氏の記事がありました。ありがたい切り口でした。田村氏の入社は、産経新聞にとって大慶事ですね。
    それにつけても夕刊フジの佐高信コラムは気になります。反日ブログがイザにあることは、まぁ許容範囲ですが、産経グループの活字媒体に反日評論家が定期コラムを持っていることは容認できませんわ。

  15. お邪魔します。
     まったく非核五原則にはむかっ腹が立ちます。私は核は保険だと考えともあれ造る、その後考えようということで。議論を始めていただくきっかけをTBさせていただきました。

  16. 私も遅くとも5年、たった3000億で出来るんだったら100発ぐらい作るべきと思いました
    対中国用に
    憲法が日本国民を守るものではない以上、さっさと憲法改正すべきだとも思います
    不審船が領海侵犯しようと、ハイジャックされた旅客機が皇居を目指そうと止めるすべのない日本の現状を政治家、マスコミ、国民はどう思っているのでしょう
    北が攻撃してきても敵のミサイル基地も攻撃できません
    中国がアメリカの北朝鮮への攻撃は中国の介入を招くと警告してきたら?
    アメリカ国民が自国への核攻撃覚悟で北への攻撃を許すとは思えません
    アメリカへの核攻撃の可能性の前では日米同盟による北への攻撃など選択肢にさえならないのでは?
    日本の政治家なら万が一の時のためにも憲法を改正し、核を持つ事を考えるべきでは?
    勿論、核なんて使わないのが一番です、それは核攻撃を受けた日本なら尚さらでしょう
    どれだけ悲惨か知っています
    しかし2度と核攻撃を受けないためにはどうするのかと真剣に考えてもらいたいものです
    この平和な日本を守るために

  17. To starbeastさん
     3年、というと第1回6カ国協議がはじまってからもう、4年以上たつんですね。北朝鮮の核兵器は?小型核弾頭の試作品できた?そう、できていません。北朝鮮は半世紀前から、核保有を国策にして研究していますが、まだできていません。あのとき、よーいドンで日本が開発を初めていたら…?やっぱり、わずか3年ではないでしょうか。
    >「口先だけの核抑止政策」…こいつは一番安上がりで効果的な方法ですね…。
     日本ははったりのかましかたを、まず研究すべきでしょう。6カ国協議で北朝鮮の核問題を解決できると国際社会に信じ込ませ、ここまで引っ張ってきた中国のはったりは相当なものなので、ぜひ学んでいただきたい。

  18. To seedsさん
    戦わずして勝つ、というのは高等戦略です。日本には、知恵を結集して、作戦を練ってほしいものです。意外に心理学の専門家の意見とか役に立つのではないでしょうか。
    >制裁は宣戦布告とみなすと言っても、核保有国だと言ってもスルーされる国との差が出ましたね。
    まったくです。

  19. To ニッポニア・ニッポンさん
     内政マター、ですかね。いずれにしても、核論議を呼ぶきっかけになれば、いいと思います。

  20. To nhac-toyotaさん
     こそくといえばこそくですが、北朝鮮のように自由な世論がない国とちがい、核のような敏感な問題に対し、明確な態度を決めかねるのはいたしかたないのでは。また、何らかの意図をもってリークされた情報でも、その意図どおりに世論が反応しないのも、自由国家のよいところです。この記事が果たして、核論議提案議員の揚げ足とりになるかはわからないと思います。むしろ新聞記事を通して、民間の関心が高まる、というのは悪くないのでは。
     また、中国にとっても、6カ国協議の死に体を各国に印象づけてしまった今、日本に核武装論とそれを実現する技術力がある、ということを、北朝鮮や米国にアピールするのは、やはりカードではないかと思うのです。中国は対北朝鮮制裁参加カードを切りたくない、なぜなら、早々に制裁カードをきって、2年後に米国の政権が変わって、急に軟化したら、中国としては立場ない。でも、日本核武装論をもりあげれば、北朝鮮や米国双方の譲歩を説得する材料になる、と考えるかもしれません。
     

  21. To やまかんむりさん
     産経新聞も、この競争時代を生き抜くために、お客さまの好みにあわせ、商品のいろどりをそろえなければ。1紙で相反する主義・主張が読み比べられるのは産経だけ?とか

  22. To take8さん
     3000億円って、高いようで、遺棄化学兵器処理の見積もり1兆円とくらべると、そんなもんか、と思ってしまいます。5年って長いようで、6カ国協議はじまってもう4年以上か、と思ってしまいます。

  23. すみません、6カ国協議がはじまってから、4年以上ではなくて3年以上ですね。2003年8月ですから。あのころは王毅さんでした。なつかし~。

  24. リークによる新聞記事である点にひっかかります。新聞は残念ながらスポンサーの望まない特集は組めません。戦後の政府の核論議を系統だてて正しく伝え、よって今は「核武装反対・賛成」の両論が“ある”と結ぶことすらもできません。ヒロシマ・ナガサキの反核団体が何故支那の核実験を非難しないかという点の報道でも、残念ながらサンケイも左へ倣えです。新聞の影響力を維持するために様々な工作がなされつつある点について、新聞が書けるはずがありません。でもそれは仕方がないということは理解できます。

  25. To nhac-toyotaさん
    よく知りませんが、
    少なくとも産経新聞をターゲットにしたリークではないと思いますよ。田村さんが産経に来る前に書かれた日経のコラム「プロの視点」にも同じネタがでていましたから。

  26. 新聞社はターゲットではない点同意いたします。標的は匿名右傾世論のようですね。ISPが投稿者の同意なくIPを請求者に開示できる勝手な”決まり事”を政府外郭団体が来春「施行」するそうですので、人権擁護法案のネット版が完成したようです。様々な事象があまりにも連携を示す為に、ウラに何があるのかと気づく日本人が多いと思われます。

  27. to 福島香織さん
    日本のロケット技術は北朝鮮などよりも遥かに進んでいます。
    核弾頭を特に小型化しなくても、普通の大きさでも弾頭に出来ますよ。
    とりあえずICBMを作るなら短期間で出来ますよ
    ちょっと 大き目のICBMになるでしょうけど
    小型の弾頭は後からゆっくり作ればいいでしょう

  28. ちょっと横レスします。
    kokage-y様。
    仰るとおり、大型の弾頭を持ち上げるだけのペイロードを持つロケットを日本は持っています。H-2Aがそれになりますが…
    日本の持つ核兵器は“何を目標”とするのでしょう?若干おぞましい話にはなりますが「都市」などの軟目標を標的とするのか?それとも「missile施設」等の軍事施設となる硬目標を標的とするのでしょうか?
    まあ、この議論自体が偽善に満ちたモノでもあるのですが、今の米ロの弾道missileは基本的には「硬目標」を標的とするため核弾頭が小型の方が使い勝手がよいんですよね。(あんまり都市を目標とする事は想像したくない…言ってみればこれも偽善ですが、そうしなければ精神衛生上良くない部分もありますから)
    ついでに言えば、弾道missile向きのロケットは「固体燃料」の方が望ましいと思われます…固体燃料ロケットと言えば‥次世代云々(ピンときませんか?)あわゎ…
    福島様、横レス申し訳ありませんでした。

  29. 福島さん、
    日本の核武装をもっとも恐れるのは中共ですから、あらゆる手立てを以って反対するのは当たり前ですね。関連のエントリーをTBさせていただきました。

  30. 横レスへの横レスで大変もうしわけありません。
    To starbeastさん
    >>日本の持つ核兵器は“何を目標”とするのでしょう?
    北朝鮮の持つ核兵器は大都市と軍事施設を明確に志向していますが、日本が仮に核兵器を持ったとして標的は何になるかドイツ参謀本部にならって考えてみました。
    相互確実破壊の原則に照らすのならば、北朝鮮の消滅を図るのが目的でしょう。では、目標はというとちょっと迷ってしまいます。
    北朝鮮という国家を構成する要素は3つ。
    金一族と党と軍でいいでしょうか。
    現在はどちらかというと軍のほうに権力の軸足がぶれているようですから、北朝鮮に打撃を与えるには軍を目標としたほうがより効果的とおもいます。
    目的は北朝鮮、目標は朝鮮人民軍。

  31. 福島様、ごめんなさい。勝手に場所をお借りして…
    ゆーこ様、良いところに目を向けましたね。
    「日本の核武装」を考える場合「果たして“核”は抑止力たり得るか?」という前提で考えてしまう点があります。
    中華人民共和国の持つ“核”はご本人が否定しようと“覇権への手段”と思えます。北朝鮮の核は(多くは外交cardという見方でしょうが)“統一のための道具”と見えてしまいます。問題は、日本に核の脅威を与えているこの2国が「自国民への核攻撃をどれだけ脅威と捉えるか」という点。この2国が「相互確証破壊」という考え方をする国であれば、核は抑止力として機能するのでしょうが…その点が今イチ自信をもてないんですよね。
    (中国と北の政府に対してあまりに失礼な見方なのかもしれませんけど)

  32. To tak-takさん
    あけましておめでとうございます。本年もよろしく。
    ジュリー?大好きですよ、これ。

  33. To nhac-toyotaさん
    この世はみんな陰謀!すべて陰謀、という気がします。N・H・Kにようこそ!ではありませんが。

  34. To nhac-toyotaさん
    おお、ご挨拶をわすれてしまいました。
    あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくご笑覧ください。

  35. To kokage-yさん
    あけましておめでとうございます。本年も当ブログ、ご笑覧くだされば幸いにぞんじます。
    でかいのつくると、あとの管理とか処分(できないって)が大変ではないのでしょうか?持ち運びも大変だし。
    >

  36. To starbeastさん
    あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。
    軟目標、なんて話をきくと、やはり作らずにおけるものなら、作りたくない核兵器です。世界が平和に、などと大それたことはいいません、せめて日本が穏やかな一年を過ごし、隣人と穏やかにつきあっていける一年であることを願ってやみません。

  37. To マルコおいちゃんさん
    あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいします。
    核武装論は必要かも、と思いつつ、具体的な話を聞くと、やはり恐ろしい気がしますね。腰抜けは腰抜けなりに口八丁、手八丁で世の荒波をわたっていけないものでしょうか。

  38. To ゆーこさん
    あけましておめでとうございます。今年も当ブログ、よろしくご愛顧のほど。
    もはや、専門的すぎて私にはコメントできませんが、こんごともいろいろお気づきの点、カキコおねがいいたします。

  39. To 愚者なりさん
    あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願いします。
     はったりも行動の一種だと思うんですが??

  40. To 福島香織さん
    >To starbeastさん
    >あけましておめでとうございます。本年もよろしくおねがいします。
    明けましておめでとうございます。
    こちらの方こそ、宜しく御願いいたします。
    >軟目標、なんて話をきくと、やはり作らずにおけるものなら、作りたくない核兵器です。世界が平和に、などと大それたことはいいません、せめて日本が穏やかな一年を過ごし、隣人と穏やかにつきあっていける一年であることを願ってやみません。
    現実は“厳しい”モノですから、何がどう転ぶか判りませんが…“隣人同士が違いを認めあえる”様になれば少しは穏やかになるのでしょうけどね。

  41. えー、わたくしは日本が核兵器を持つか、持つぞと言はない限り、北朝鮮に関する一連の問題は解決しないと思っているものであります。                            以上。
    ところで、今日の正論によると、沈丁立という学者が北朝鮮に核実験を勧める論文を発表してたんだって、知ってたあ?

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