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	<title>中国趣聞博客 &#187; スダンレッド</title>
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	<description>ジャーナリスト福島香織公式サイト</description>
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		<title>民以何食為天　食の安全学⑤</title>
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		<pubDate>Wed, 02 May 2007 09:25:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
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		<category><![CDATA[スダンレッド]]></category>
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		<category><![CDATA[紅心鴨蛋]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■色彩感覚というのは、文化である。日本人はとくに、色彩に敏感ではないだろうか。えび色、にび色、とき色　はな色、利休鼠、あさぎ、あかね…微妙な色合いにまで固有の名前をつける。そのほとんどは自然の中にある色のように思う。伝統 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■色彩感覚というのは、文化である。日本人はとくに、色彩に敏感ではないだろうか。えび色、にび色、とき色　はな色、利休鼠、あさぎ、あかね…微妙な色合いにまで固有の名前をつける。そのほとんどは自然の中にある色のように思う。伝統衣装の和服の色も、和菓子の色も、どこかぼんやり、やわらかい。一方、中国にいて気づくのは、中国人は、あざやかな色が好き、ということだ。</p>
<p>■とりわけ赤。鮮烈な赤は、春節にやってくる怪物・年獣が嫌う魔よけの色であり、道教的世界観でいえば、南の方角を象徴する朱雀の色であり、政治的にいえば革命の色、共産党の色彩だ。とにかく赤はいい色。風水をよくするためには、平気で真っ赤なベッドカバーやシーツを使う。真っ赤なシーツやパジャマで熟睡出来るなんて中国人ってすごいよ。</p>
<p>■同じように、食べ物も赤がすき。赤ちゃんが生まれたとき、卵を紅く染めるのは、伝統だとしても、真っ赤なソーセージ。真っ赤な唐辛子みそ。真っ赤ないちご。真っ赤なえび。おいおい、それはどうみても人工着色料、危険信号の赤では。でも、その色に、おいしそう、と反応してしまうのだから、しかたがない。というわけで、今回は、中国の食品の色と安全について、まとめてみる。</p>
<p><span style="font-size: medium;"><em><strong>■美しい色には毒がある。<br />
スダンレッドにマラカイト・グリーン<br />
それがおいしそうにみえること自体問題か…</strong></em></span></p>
<p><span style="font-size: small;">■ずいぶん前のこと。ルビーのように美しいいちごを買ってきて、洗って、さあ食べよう、と思っていたところへ、急に電話がかかってきて、そのまま仕事にいってしまった。で、いちごを洗ったまま、台所に放置していたのを、数日後に発見した。そのとき、不思議なことにカビも生えず、いちごは紅いまま。ただ、表面がゴムのようにぶよぶよと硬化していた。中国のいちごってミラクル…。もちろん捨てた。</span></p>
<p>■あとになって新聞で、きれいな果物には「化粧」施されていることがあるから注意、といった記事をよんだ。イチゴは赤色色素と防腐剤につけ込むそうだ。カビの生えたオレンジは洗剤であらったあとパラフィンを塗ればぴかぴか。青い桃は、みょうばんと甘味料、味の素とアルコールを注射すればみずみずしくなり、うれていないスイカは砂糖水と色素を注射…。</p>
<p>■これでは果物が美容によいから、たくさん食べましょうなんて、いえない。知人から、イチゴが大丈夫かどうか確かめるには、まず煮てみよ、へんなイチゴからは真っ黒なアクがいっぱいでるから、とアドバイスされたが、めんどうくさがりの私は、結局そのままたべている。</p>
<p>■浙江省温嶺市は有名なエビの産地で、ここでは街角でエビの加工食品、干しエビ（蝦米）などが売られている。これが、みごとに真っ赤でみちゆく人が思わず買ってしまうほど美しいのだが、実は木材用化学染料で染められていることが、２００４年１１月、CCTVの「毎週質量報告」で暴露された。</p>
<p>■この干しエビは、まずエビをにて、干してカラをとったあと、赤色色素をいれ、繰り返し焙煎する。すると３カ月も色あせないそうだ。この色素は俗に酸性大紅７３といわれ、発がん性の疑いありとして食品に添加することを禁じられている。</p>
<p>■中国で食品に添加されていたことで問題になった発がん性が指摘されている着色料の筆頭といえば、スダンレッドだろう。これは中国赤色汚染として、今も大問題となっている。スダンレッドとは靴クリームなどに使われるタール系色素で、IARC（国際がん研究機構）でその発ガン性が指摘され、世界中で食品添加が禁じられている。これについては、２年前、産経新聞紙上で報じたことがある。<br />
（以下引用）</p>
<p>&nbsp;</p>
<div id="honbun">■発がん性が指摘され、食品への使用が禁止されている工業用着色料スダンレッド１が中国の加工食品などに広く使われていたことが判明し、社会問題化している。中国に進出し現地生産・販売を展開しているハインツ、ケンタッキー・フライドチキン（ＫＦＣ）など有名外資系ブランド食品にもこの赤色汚染は広がっており、中国の食の安全問題では日中の貿易摩擦にまで発展した残留農薬野菜以来の規模だ。　同着色料については、二〇〇三年にこの着色料で色づけしていたインド産唐辛子を使用し製造された調味料がＥＵ域内市場に出回るなど大問題となったことがある。今回の騒動も発端は英国で、今年二月に英国国内でソースやチリパウダーなどの四百種余りの食品への使用が再度発覚。中国国内でこの着色料が唐辛子加工製品や調味料、ハム、ソーセージ、カップめんなどに広く使われていたことが判明した。</p>
<p>中国では一九九六年に食品添加物衛生基準が制定されスダンを含む工業用着色料の食品への使用は禁止されたが、実態を監視・管理するシステムがなく野放し状態だったようだ。全国各地で連日数百キロ単位のスダンレッドの押収が報告され、ブラックリストにあがった食品は二十日時点で六百十八種。その中には原料を現地調達する外資系ブランド食品も含まれショックが広がった。</p>
<p>外食産業に広く流通しているハインツ子会社のハインツ美味源（広州）食品製造のチリソースなど六種の調味料、全国千二百の店舗をもつＫＦＣの五種類の商品に使われていた調味料、日清食品と中国企業との合資企業・金海岸永南食品公司（珠海）が製造するカップめん四種類などからこの着色料の使用が確認され、各メーカーともすでに商品の回収、破棄を行った。</p>
<p>外資系ブランドといえど中国で安全な原料を調達し品質を確保するシステムが確立されていなかったことを露呈した。経済的影響はまだ推計がないが、ＫＦＣについては商品販売を停止した一週間だけで三千万元（一元＝約十三円）の損失とされている。</p>
<p>中国におけるＫＦＣ運営統括を行う百勝餐飲集団の広報責任者は「われわれの管理に穴があった」と非を認め「原料提供企業の厳選に力を入れる」と改善を約束。日清食品側は「来年一月に上海に食品安全研究所を設立する」とし原料の安全性をすべて独自で確認する方針を打ち出した。一方、広州市当局はスダンレッドの製造元のひとつと特定された広州田洋食品の責任者をすでに拘束、刑事責任を問う方向で捜査が進んでいる。<br />
（2005年04月01日?産経新聞?東京朝刊?１面）<br />
■スダンレッド汚染は、この後もあまり改善はみられておらず、２００６年１１月にも、「紅心鴨蛋」事件として中国社会を震撼させた。紅心鴨蛋というのは、鴨の卵の加工品で、卵の塩漬けみたいなものだ。中国では、おかゆの薬味や料理のソースなどに加えてこくを出すのに使う。この鴨の卵の黄身は、夕日のようなオレンジ色。卵の黄味の色が濃いのは、飼料に蝦や人参をまぜたためで、栄養価が高いことの証し、と信じられていたため、多くの人が、わざわざ健康のためにこの高価な卵を買い求めていた。</p>
<p>■しかし、実は鴨の飼料に、スダンレッド４をまぜていたのだった。<br />
中国報道によればスダンレッドは５００グラムわずか２０元。それを飼料１㌧につき５０グラム加えれば、飛ぶように売れる人気の紅い卵のできあがり。しかしこの紅い卵には１個あたり７・１８ｐｐｍのスダンレッドがふくまれ、体重６０㌔のひとだと１２００個たべると、がんになる可能性が指摘されている。塩づけ卵１２００個たべればガンになる前に高血圧など病気になるだろうが、という疑問はさておき、健康食品にみせかけて有害な化学着色料卵をうる、生産者の悪意は許し難い。</p>
<p>■この紅心鴨蛋の生産はおもに河北省で、１１月１５日の北京市の市場抜き打ち検査では、塩づけ鴨卵の約３割が、スダンレッド汚染の疑いがあった。また同日までに石家荘ではスダンレッド汚染鴨５１００羽が処分された。各地で一時的に塩付け鴨卵の販売を停止するなどで、全国の塩付け鴨卵業界が大打撃をうけたことはいうまでもない。</p>
<p>■このスダンレッド鴨卵とほとんど同時期、マライカイトグリーンによる緑色汚染というのも発生した。マラカイトグリーンとは青緑色の塩基性有機色素で、発がん性、催奇性が指摘される。これは着色料としてではなく抗菌薬として、養殖魚に使われていた。食用魚などへの使用は２００２年から中国でも禁じられている。レッドとくれば、補色のグリーンということで、この回でふれておこう。</p>
<p>■マラカイトグリーンは、２００５年に広東省産の日本向け輸出用冷凍ウナギからも検出され、日本は中国からのウナギ輸入を一時停止にするなどの波紋をよんだことがある。今年１月にも日本に輸入された山東省産の魚粉（飼料用）から検出されており、中国の魚養殖産業で、いまだ根強く広く使われている。</p>
<p>■昨年１１月、上海で高級魚・多宝魚（イシビラメ）の抜き打ち検査をおこなったところ、３０のサンプルすべてから、基準値を超えるマラカイト・グリーンやシプロフロクサシンなど残留抗菌薬が検出され、大騒ぎになった。これにともない山東省の養殖企業３社があいついで違法にマラカイトグリーンを使用していたとして、生産停止命令をうけた。上海や北京では、調査がおわるまで一時的に、多宝魚販売を全面停止された。このとき、全国の多宝魚養殖家がうけた経済損失は４０億元と推計されている。</p>
<p>■ある養殖魚業家は、北京メディアにこう語っていた。単価が高い多宝魚が養殖魚の中で最も利益率の高い魚で、とくに抗菌剤などを多量に使われている魚のひとつ。養殖魚業家は言う。「多宝魚の抗菌薬残留が基準以上なのは、もうこれはあたりまえ」</p>
<p>■高級魚の養殖は、うまくいけば利益率６０％と相当高いが、たとえば養殖池に一匹でも病気の魚がでれば、すべてを失う。そのために、養殖池を抗菌薬付けにするのは、いたしかたない、という。中国人記者が、養殖魚業家に問う。「毒性のある薬が残留している魚をうるなんて、リスクが高すぎるのでは？」。すると、養殖魚業家は言うのだ。「リスクはあるが利潤も高いのです」「あなたがた北京人は、病気で白い瘡のある多宝魚を食べる気がしますか？抗菌剤を使わねばきれいな多宝魚なんてありませんよ」</p>
<p>■魚の養殖はリスクが高い。そのリスク回避は、水の入れ替えなどによる水質の管理や施設、技術にたよるべきなのだが、そんなに手間ひまかけて、投資を多くするとリスクにみあわないと中国人は思う。そこで安価な抗菌薬に頼ってしまうわけだ。今や中国の養殖海鮮魚のほとんどが、程度の差こそあれ抗菌薬に汚染され、妊婦や幼児は食べるべきではない、と国内の専門家も注意喚起するほどになっている。</p>
<p>■赤色汚染にしろ、緑色汚染にしろ、中国の生産者の、目先の利益優先のモラル欠如と食品安全管理監督のシステムの不備の問題に集約されるわけだが、同時に消費者として反省させられるところもある。確かに、私は紅く美しいいちごにひかれ、青いイチゴもまじる不揃いなパックには手をださない。くだものが、こんなに同じように紅く形がそろっているなんて本当はおかしいのだろう。夕日のような卵の黄身だって、どうかんがえても自然じゃない。鱗に傷ひとつない美しい魚も、真っ赤な干しエビも、ちょっと考えればヘンだと気づくのに。</p>
<p>■結局、私は、自然がどんな色をしていたのか、どんな姿をしていたのか、ずいぶんと忘れているということなのだろう。暮らしの中から、自然の色がきえて、人工の極彩色に囲まれているうちに、色彩感覚が退化してしまった。色彩は文化だ、といいながら、昔の日本人が愛していた自然の色を忘れかけていた自分に反省。生産者は売れるものを作るのだから、消費者が、目先の美しさにとらわれすぎなければ、過剰な食品の「化粧」は抑制されていくはずなのに。</p>
<p>■しかし、そう思い直して、あらためてスーパーや農貿市場（農産物の露天市場）にいくと、こうこうとした蛍光灯と照らし出されてならんでいる野菜もくだものも加工食品も、自然の色のものなんて、何ひとつなかった気がした。家にかえって、スーパーの袋から蝋細工のようにぴかぴかと美しいサクランボを取り出す。サクランボってこんな色だっけ、と首をかしげながら洗って、今、たべている。味は甘くもすっぱくもない。こんなに紅いのにふしぎだなあ。</p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
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