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	<title>中国趣聞博客 &#187; 食の安全学</title>
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	<description>ジャーナリスト福島香織公式サイト</description>
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		<title>食の安全学拾遺②</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Jan 2009 09:05:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[トルファンの干し葡萄]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■昨年の今ごろ発覚した中国河北省の天洋食品のメタミドホス・ギョーザ事件の犯人が未だ絞り切れてないらしい。昨年秋から容疑者を拘束しても厳し取り調べをしているそうだが、「中国で（メタミドホス）混入した可能性はきわめて低い」と [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■昨年の今ごろ発覚した中国河北省の天洋食品のメタミドホス・ギョーザ事件の犯人が未だ絞り切れてないらしい。昨年秋から容疑者を拘束しても厳し取り調べをしているそうだが、「中国で（メタミドホス）混入した可能性はきわめて低い」と公安当局者が堂々と記者会見していた頃を考えると、すばらしい進展ともいえるが、決定的証拠もつかめておらず、自供も得られていないとは、泣く子も黙る鬼の中国公安らしからぬ。そんなに冤罪をおそれて慎重な取り調べをするお国がらだったけ（失礼）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■最近では、回収した天洋食品ギョーザをもったいないからといって、河北省内の国有企業に大量に横流しして、４人だとか６人だとか中毒者を出した事実もあきらかになった。やることが本当に中国的だ、とあきれ声をあげたら、友人がすかざず、日本の事故米・汚染米の流通問題と同じじゃない？、とぽつり。確かに、日本も中国の事件を他人ごとと思えなくなってきた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■もし、私が学生だったら夏休みとか利用して、農家などにバイトにいきたい。そこで自分たちの食べているものが、果たしてどんな風に作られているのが、自分の目で確かめてみたいものだ、と最近強く思う。取材にいって、短時間、相手の話を聞くだけでは、なかなか隠していることまではわからないが、一ヶ月住み込みで手伝いにいけば、だいたいその業界のウラも察しがつく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;■話題は中国の食品安全にもどる。食の安全学拾遺シリーズは、元北京特派員が字にできなかった中国の食の安全問題を落ち穂拾いするコーナー。今回のテーマは、干し葡萄。新疆名物の干し葡萄は私の好物。ひとりでビニール袋一杯、平らげることも珍しくない。カロリーは高いが、「トルファンの太陽と風が育てた健康食品」とかいう宣伝文句を真にうけて、干し葡萄食べていたら健康になる、といった思いこみもある。ところが、この干し葡萄があやしい。なぜ、そんなことが言えるのか。それは私のとある知人（日本人学生）がトルファンの干し葡萄農家に一夏、ホームスティして、その製造現場をつぶさに見ていたからだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: medium"><em>■太陽の恵み・トルファンの干し葡萄</em></span></p>
<p><span style="font-size: medium"><em>実は促乾剤で乾かしてました</em></span></p>
<p><span style="font-size: medium"><em>ウイグル人生産者は体に悪いから食べません！？</em></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■その知人は、２００８年夏、トルファン在住のウイグル族の友人のところにホームスティしたという。そこの稼業は代々の干し葡萄農家。泊めてもらったお礼に、葡萄の収穫や干し葡萄作りを手伝わせてもらったという。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■その知人とは、普通のウイグル族の漢族や北京五輪に対する思い、ウイグル族に対する宗教弾圧の実体などを教えてもらう予定で一緒にご飯をたべたのだが、そのとき、「新疆の干し葡萄のほとんどは、今は促乾剤を使ってつくるそうです。でも、その促乾剤って何なのかわかりません。福島さん、そういうのくわしいでしょう？教えてください」という話になった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■透き通る緑の宝石のように美しい種なし葡萄からつくった小粒の干しぶどうは、トルファンの名物。蜂蜜のようにねっとり甘く、口に含めば貴腐ワインのような芳香がひろがる。意外にお酒のおつまみにあう。新疆ウイグル自治区に旅行にいけば、まちがいなくおみやげリストの筆頭だ。食べるときはホコリをさっと洗う程度でたべている。干し葡萄が水でふやけたら、おいしくないではないか。かの地の風に吹かれているうちに、たとえ農薬を使っていても飛んで消えるだろう、と思っていた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■しかし、知人は言う。「葡萄農家の友人は、町で売っている干し葡萄たべちゃダメだというんです。町で売るための干し葡萄は促乾剤を使っていて、体に悪い、と。オレの家では家族が食べる分用にちゃんと伝統的手法でつくった干し葡萄があるから、こっちを食べろ、と」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■知人によると、干し葡萄の造り方は、①葡萄を収穫する。②葡萄を促乾剤につける。③レンガ造りの干し葡萄小屋に干す。それだけ。あれ、干し葡萄収穫したあとは洗わないのか、へ～。ネットの専門サイトで調べると、最後に硫黄燻蒸で仕上げる場合もある。これは殺菌と発色が目的だ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■促乾剤に１分ほどつけたあと、日干しレンガの風通しのよい部屋につるして干すと１０～１５日で干し葡萄が完成する。促乾剤を使わない場合は３０～４５日かかるので、製造時間が３分の１から半分に短縮できる。「でも、この促乾剤、粉末を水で溶いてつくるんですけど、白濁していて刺激臭がするんです。普通は１分ぐらいつけて引き上げるんですけど、うっかりしてつける時間をオーバーすると、葡萄が真っ黒に変色して、捨てるしかないんです」と知人。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■聞くからに、なんか体に悪そう。促乾剤には２種類あって、葡萄の色を暗褐色に変えるものもある。干し葡萄の色は、乾す時間の長短によってかわるそうで、乾いた風で短時間で干しあげたものは色が本来の葡萄の緑に近く、干し上がるのに時間がかかるほど色が濃くなるそうだ。葡萄の種類が違う場合もある。それを、薬でわざと色を変色させるのだそうだ。</p>
<p><img height="230" alt="" hspace="0" width="306" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2009/01/408762.jpg" /></p>
<p>&uarr;促乾剤を水に溶かしているところ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img height="284" alt="" hspace="0" width="378" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2009/01/408760.jpg" /></p>
<p>&uarr;葡萄を促乾剤につけた瞬間。なんか白い泡がでて、すごく危なそうな薬にみえるんですけど。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img height="275" alt="" hspace="0" width="366" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2009/01/408761.jpg" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&uarr;薬品で色を変えた葡萄。もともとは上の葡萄みたいにグリーン。</p>
<p><img height="297" alt="" hspace="0" width="396" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2009/01/408764.jpg" /></p>
<p>&uarr;葡萄はこんなふうに日干しレンガの小屋の中でほす。</p>
<p>&nbsp;（写真はぜんぶ２００８年夏、知人が提供）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■さて、この促乾剤とはなにか。</p>
<p>中国の食品技術市場サイトには次のように説明されていた。</p>
<p>「１９９４年新疆科学技術進歩２等賞を受賞。１９９６年国家発明４等賞を受賞。干し葡萄、干しクコをつくるさいに使われる。白い粉末で、<strong>国際市場の同類の商品よりも使い方が簡単、安価</strong>。１５㍑の水に３５０㌘をとかし、３００～４００キロの葡萄に使用。安全無毒で副作用なし。伝統的な乾燥法に比べると時間を半分に短縮でき、品質も１～２級アップできる。トルファン、ハミなどで積極的に使われている。甘粛省敦煌、内モンゴルでも使われ、高品質干し葡萄の生産を順調たらしめている&hellip;」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■安全無毒副作用なしって、何を根拠に&hellip;？しかも、成分表がついてません。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■で、別の企業サイトをみると、成分表があった。促乾剤とは動植物性油脂５～１２％、エタノール１・５～８％、アルカリ金属水酸化物１～４％、のこりアルカリ金属炭酸塩と成分表示があって次のように作用が説明されている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>「エタノールが媒介となってアルカリ金属水酸化物が動植物油脂鹸化し、脂肪酸塩とグリセリンを含んだ鹸化液となってアルカリ金属炭酸塩とまざって製剤となる」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■さらに別の企業の製品の成分表では、「水酸化ナトリウム１・２～３・５％、炭酸ナトリウム６５～８５％、、食用油８・、１６～１１・８％、ミョウバン０・５％、乳化剤」。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■水酸化ナトリウムは吸湿作用があるから、乾燥を促進するのか。だれか化学に強い人、時間があるときに、なぜこれらの薬品が促乾剤になるのか、詳しく教えてほしい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■しかし気になるのは、いずれの企業も「食べても安全」と太鼓判を押している点である。促乾剤とは石鹸のようなものに思えるのだが、石鹸は食べられるのか。確かに馬油石鹸のように、食べても安心！を売り言葉にしている石鹸、というのはある。動植物性油脂が原料なら、確かに食べてもよさそうだが、中国の場合、食用油ですら、「下水溝油」といわれる廃油の再利用製品が市場に出回っているくらいだから、すごく不安。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■１００歩ゆずって、食用油・動植物性油脂が食べられるものだとして、水酸化ナトリウムは一応、劇物指定では？　昔は日本も、苛性ソーダ（水酸化ナトリウム）を食品添加物に認めていた時代があったが、今はたとえ、製造用剤として使われても、完成前に中和して除去する工程がなければならない。また、アルカリ金属水酸化物って、食べられるのだろうか。毒ではないかもしれないが、体にものすごくいい、というものではないだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■この促乾剤の発明は、新疆の干し葡萄製造の革命、と業界関係者に絶賛され、当局も積極的に使うべし、と宣伝している。それまで干し葡萄は、時間がかかり、生産量が非常にすくなかった。ちんたらやっているうちに、畑で葡萄が収穫される前に朽ちてしまうこともあった。促乾剤を使うことにより、干し葡萄製造・出荷がスピードアップされ、農家は葡萄作付け面積を増やすことが可能となり、全体の生産量は増えたという。トルファン市農業局のリポートによれば、１９９０年初め、トルファンの葡萄作付け面積は２０万ムー（１ムー＝６・６７アール）。年間葡萄生産量は５万㌧。しかし２００２年時点では４３万ムー、５０万㌧の生産量となる。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■ちなみに干し葡萄は、フレッシュな葡萄の６～７分の１の重量になる。農家は、質や時期にもよるだろうが、その干し葡萄１キロ１０元前後で卸すという。干し葡萄製造の工程はほとんどすべて手作業。すごく大変な仕事なのにこの安さ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■私は干し葡萄のオーソドックスな造り方、というものを知らない。この促乾剤のようなものを使うやり方は、他国にもあるようだ。この程度の添加物なら許容範囲なのかもしれないし、促乾剤を使う干し葡萄が安全でない、というつもりもない。ただ、トルファンはの干し葡萄というのは、つい数十年前まで、完全に自然陰干し乾燥で作られてきた完璧かつ理想的なスローフードだった。アメリカのレーズンや日本の干し柿みたいに硫黄燻蒸の工程すら本来はなかったと聞いている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■それを、「促乾剤を使えば生産時間が短縮でき品質も向上できた。新疆の干し葡萄の革命」と考えて、伝統的な造り方をすっかり変えてしまうのが私には理解できないし、なんかもったいないと思う。これほど、オーガニック食品ブームだというのに、どう考えても時代の潮流に反している。日本は、干し柿の硫黄燻蒸ですら最近はやらない生産業者が増えている。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■生産に時間がかかり、一度に沢山作れないが、多くの消費者が欲しと思う高品質の商品であれば、値段があがる。１００％手作り、無添加の商品というのは、今の食品安全意識の高まりの中、高品質のひとつの指標だ。促乾剤の使用は、生産量を増やしたことになるかもしれないが、生産者にとっては、労働量は増えたし（作付け面積が増えたから）、促乾剤を買うためコスト増だし、生産量増で卸値が上がらないとしたら、実はそんなにプラスにはなっていないのではないか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;■知人は昨年夏、ウイグルの家族と寝食を共にし、一緒にその大変な葡萄の収穫と干し葡萄作りに参加した経験をこんな風にふりかえっている。「こんなに一生懸命働いても、干し葡萄は仲買人に安く買いたたかれ、ろくな収入にならない。彼らは自分たちが搾取されていると感じている。彼らとの会話は、いつも漢族の悪口になってしまうが、ウイグル族は安価で重労働をするのに、漢族の商売人は彼らが安価に生産した商品を高く売ってもうけている、という不満もありそうだ」。だからウイグル族の生産者は、漢族の観光旅行者が買う「トルファンの干し葡萄」にどんな食品添加物が使われているか一向に気にしない。でも、葡萄の収穫を手伝ってくれた大切な友達の日本人には、町で干し葡萄を買うな、と親切な忠告をするのである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■中国では、豚肉の赤みを増す大発明と絶賛された「痩肉精」が実は、肉に残留して、それを食べた者が中毒を起こす危険な食品添加物であったことが今は判明して、使用禁止となっている。高価なグリセリンに変わる安価な代替物として発明されたＴＤグリセリンが、パナマの咳止めシロップ原料に使われた結果、大量の死者を出した事件もあった。品質の悪い生乳のタンパク質を増やすというふれこみの発明品「蛋白粉」は、それが添加された粉ミルクを飲んだ赤ん坊の腎臓結石を引き起こして、それを製造・販売していたやつらは死刑判決を受けている。生産の合理性をうたった中国の食品添加物の「発明品」は過去、問題を起こすことがしばしばあった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■「促乾剤」は発明されて１０年以上たっており、目下問題がおきていないし、安全だと太鼓判を押されているところをみると、「痩肉精」のような危険な問題食品添加物とは違うのだろう。が、それでも食品製造に対する価値観、姿勢、安全面より目の前の底の浅い利益を追求するという発想は共通している。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■あいつぐ食品安全問題の本当の原因は、消費者を思いやらず、生産者を大切にせず、目先の利益ばかりを追求するような仲介業者の価値観の押し付けがあるのではないだろうか。その背景には、中国の末端生産者が小規模農業経営者ばかりで、その生産者利益を守る構造がなにもなく、消費者が無知だという産業構造もありそうだ。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■ウイグル族は本来、お金儲けに腐心するより、適度に働き時間があれば歌を歌い踊りをおどることを好む陽気な人たち。そういう人たちが、シルクロードの宝石とよばれるオアシスの町トルファンで、風まかせ天気まかせでゆっくり作り上げた何の手も加えられていない干し葡萄。だからこそ、世界中の人々がトルファンの干し葡萄にロマンを感じ、珍重し、少々値段が高くても買いたいと思う。食品の安全性とは、じつはそういう生産地の風土、気候、その土地の生産者の伝統、文化を尊重するということも重要な要素だと思うのだ。なぜなら、何百年も何千年もその土地にはぐくまれてきて、消費者に愛されてきた食べ物は、必ず安全なのだから。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■まず生産地、生産者に思いをはせよ。表面的な合理化が果たしてその土地、生産者の価値観や文化、伝統にふさわしいのか。そうすれば、生産者も消費者に思いをはせながら、誇りをもってその土地で農産物や食品をつくり、売るようになるのではないだろうか。そういう視点は、実はどこ国の食品安全を考える上でも大切ではないだろうか。同じ視点で、中国のことだけでなく我が国のことも振り返ってみたい。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>食の安全学拾遺①</title>
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		<pubDate>Sun, 28 Dec 2008 21:55:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[メラミン]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[牛乳]]></category>
		<category><![CDATA[粉ミルク]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■年も押し迫ってきたが気がつけば、年賀状も買っていないことが判明。私ってば、なにやっているんだか。しかたがない、ネットのグリーティングカードで、と思ってあわてて入力したが、５０人分のメールアドレスを入力したところで、なぜ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■年も押し迫ってきたが気がつけば、年賀状も買っていないことが判明。私ってば、なにやっているんだか。しかたがない、ネットのグリーティングカードで、と思ってあわてて入力したが、５０人分のメールアドレスを入力したところで、なぜかメールが消えてしまい、今、ちょっと呆然としている。もういっかい入力しようか。いや、その前にブログを更新しよう。しばらく更新していなかったし。</p>
<p>と、ブログを開くと、読者からお怒りの声が。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■更新を期待してお立ちよりの皆様、申し訳ありません。本来不器用なたちで、なにもかも要領よくはできず、ブログを放置していた。ちなみに総理番とは、だいたいが待つのが仕事で、時間がありそうなのだが、実は待つ場所は寒空だったり、薄暗がりだったりで、パソコンを開く時間はほとんどない。よっぽど急ぎの原稿があるときは別だが。２８日も麻生太郎個人事務所の前で、総理のお仕事が終わるまで待っていた。寒かったから体あっためるためにステップ踏んでいたよ。夕闇せまる人気のない路上で、ひとりステップ踏む中年女。はたからみたら、ちょっと怖い光景ですな。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■というわけで、仕事がたてこんできているときに最初に端折られるのはブログとなる。当ブログはときおり、前触れもなく、更新が止まるので、ご注意ください。更新するときは、できるだけ精魂こめて書くようにしますのでおゆるしを。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■さて、ちょっと古い話に話しになるが、１２月１３日は岩手県にいってきた。首相の遊説、ではなくて福島自身の遊説、というか講演会のようなもの？岩手県の花巻産経新聞友の会の年末の例会に招かれまして、「私の見た中国」というタイトルでなんでもいいから１時間ばかり話してください、とのこと。比較的小さな集まりだったので、外ではおおっぴらに言えないような話、たとえば中国の警察国家的な側面などについて話をしてきた。その中身については、ひょっとしていつかここでもお話するかもしれない。今は、なにやらきな臭い空気が流れているので控えよう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■そのあと、私は北京で非常に仲良くさせてもらった方が一時帰国されて故郷の青森八戸の実家に戻っているということで、彼女のご実家に遊びにいった。１４日は休刊日で、首相は福岡。ちょっと羽根のばしだ。青森はその日午後から雪がふり、夜についたときは見事な雪景色。訪問は夜１０時すぎて少々非常識な時刻であったのだが、馬刺しとか馬肉汁とかウニとかスジコとか、八戸のおいしいものをいっぱい用意していただいて歓待を受けた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■しかも、彼女のご実家は豆腐屋さん。親の代から４０年続く手作り豆腐の店。今は若い弟さん夫婦が家業をついでいるのだが、お二人は夜１０時には寝て、午前１時半ごろ起きて豆腐を作りはじめる。この豆腐作りを見学して、夜中２時半にできたての豆乳をのませてもらい、ほかほかのできたて豆腐をたべさせていただいた。すごくおいしい！</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■男前の弟さんと若い色白の奥さんが、もうもうとあがる湯気の中できびきびと働く姿に、なぜか猛烈に感動。２人きりで作るので、一日８０丁しか作れないという。その日つくったものを、その日に食べてもらう。昨日作ったものはない。つくり終わったら、それを夜明けのアイスバーンの道をとおって、小売店や注文者に車で届ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■夜明け前の一番暗く寒い時間、ご近所も家中も寝静まっている中、豆腐作りの部屋だけ煌々と明かりがついて、若い夫婦が忙しく働いている。あとで思い返して、私が感動したのは、おいしいものを新鮮なものを食べてもらおう、という生産者の矜持がそのまま二人の働くときの厳粛な表情や、豆腐を扱うときの丁寧な動作にあらわれているからだったのだと気づいた。一丁１８０円で、しかも８０丁しか作らないのだから、想像するにさほどの大もうけというわけではないと思うのだが、日本人というのは、うまく儲けている人より、品質や味に愚直にこだわる職人気質の姿に感動する人が多い。このあたり、中国とは違うと感じた。中国は、うまく儲けるアイデアを発見した人を賞賛し、「あいつは頭がいい！」とほめることが多い。愚直に働く人には、要領がわるい、とあきれたりする。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■たとえば、おそらく、牛乳にメラミンを混ぜることを思いついた人は、最初、周囲の人から「あいつ頭いいぜ！天才だ！」とほめられただろう。そのとき、その商品が人の健康を害し、彼らが加害者と非難されることもあろうとは想像はしない。あるいは、「ちょっとくらい体に害があっても、商品を買う都会のやつらは、医療費がタダなんだから、かわまない（本当はタダじゃない。タダなのは限られた公務員や国営企業幹部だけだが、農民はこういうフレーズをよく口にする）」などとうそぶいてしまう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■まくらがえらく長くなった。今エントリーは、以前好評だった食の安全学シリーズの落ち穂拾い。メラミン牛乳について、まだまとめていなかったので、のちのちの資料のためにも、この中国近現代史で特筆すべき食品安全事件の概要をまとめておこう。この後も長いので、注意してね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><em><span style="font-size: medium"><strong>■中国の富国強兵牛乳政策が招いたメラミン禍</strong></span></em></p>
<p><em><span style="font-size: medium"><strong>「蛋白粉」（メラミン）は</strong></span></em></p>
<p><em><span style="font-size: medium"><strong>「痩肉精」</strong></span></em><em><span style="font-size: medium"><strong>「ＴＤグリセリン」に続く中国の発明品</strong></span></em></p>
<p><em><span style="font-size: medium"><strong>牛乳暖めて膜がはったら安全？</strong></span></em></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: medium"><span style="font-size: x-small"><span style="font-size: small">■牛乳を温めると、ねっとりした膜ができる。少し生臭い感じがして、子供のころは私はあれがきらいだった。あれは牛乳の表面のタンパク質などがつくる膜で本当は栄養の固まりなんだそうだ。ところで、長く中国に暮らしていたため、あまり意識していなかったが、中国の牛乳はこの膜が出来にくい。私はこの膜がきらいだったので、膜が出来にくい牛乳は大歓迎。深く考えかえず、ロングライフ牛乳（中国の市場で主流に出回っている完全滅菌牛乳。高温で殺菌するのでカルシウムや栄養成分が損なわれる率が高いらしい）だから、膜が出来にくいのかな、などとかってに思いこんでいた。</span></span></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: medium"><span style="font-size: x-small"><span style="font-size: small">■だが、最近、知人から教えてもらったこと。「中国の牛乳はタンパク質成分が少ないから膜ができにくいんだよ。タンパク質成分が少ないのに、メラミンをまぜて、みせかけタンパク質含有量をごまかしている。だから、膜ができないんだ。メラミン牛乳かどうか見極めたいなら、あたためて膜ができるかどうかみればいい」。日本に帰ってきて、スーパーで買った成分無調整の牛乳を温めると、びっくりするくらいこってり膜ができたので、とりあえず日本の牛乳は大丈夫か、と思っている。</span></span></span></p>
<p>&nbsp;</p>
<p><span style="font-size: medium"><span style="font-size: x-small"><span style="font-size: small">■さて、このメラミンとは何か。すでにもう報道されつくされた感があるが、メラミン樹脂としてプラスチック食器などの原料にもつかわれる有機窒素化合物。いっぱんに牛乳や穀物のタンパク質含有量を調べるとき窒素の量をはかる。メラミンは窒素量がタンパク質の３倍なので、たとえばメラミンを１グラム加えるとタンパク質を３グラム加えるのと測定数値上は同じ結果がでる。</span></span></span></p>
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<p>■タンパク質量をごまかすためにメラミンを加えるという手口が初めて国際社会に広く知られたのは、米国で発生した「毒ペットフード事件」だった。２００７年２月以降、中国から原料（小麦グルテン）を輸入して作られた米国のペットフードを食べた犬が変死するという事件が続発。３月までに５００匹のペットが腎不全となり、１００匹以上が死亡。米ドッグフードメーカーは３月、大量リコールを行った。</p>
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<p>■当初原因がわからなかったが、FDAなどの追跡調査の結果、ドッグフードからメラミンが検出され、死亡したペットの腎臓、尿からもメラミンが検出され、メラミンが原因物質とFDAは発表。病気がメラミンとシアヌル酸の化合物が腎臓に機能障害を起こしている可能性が浮上。。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■しかし、中国側は当初、これを否定。その理由として、中国国内で使用されている小麦グルテンからメラミンが検出された例がないこと、メラミン自体が毒性が低いこと、メラミンの食物添加が法的に禁じられていることなど。しかし、FDAの調査には協力するとした。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■中国側が江蘇省と山東省の製造するペットフード原料に違法にメラミンが添加されていた、と発表したのは５月８日。なんだよ、やっぱり中国側が原因かよ、と国際社会は非難ごうごう。しかし、中国側は米国メディアが、中国の食品安全問題を不当にあおっているというスタンスをかえることなく、たんに不届きな中国企業が、違法にメラミンを添加した特異な事件ということで片づけてしまった。実は、２００６年も天津市の企業がつくったペットフードを食べたペットの死亡が多発するという事件があった。にもかかわらずその原因がメラミンであることを中国当局はきちんとつきとめていなかった。</p>
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<p>■ペットフードメラミン添加事件は一部企業による特殊な事件として片づけられていたが、実は、タンパク質含有量のごまかしのためにメラミンを添加するというやり方は、食品業界でかなり普遍的に行われていた。この状況を、中国当局がいったいいつの時点で把握していたかはわからない。そのあたりを取材する前に、帰任命令がでてしまったので。ただ、五輪前、国際社会が中国の食品安全をやかましくいっているさなか、中国として事実をつかんでいても、公にできず隠蔽した可能性はある。少なくとも、地方政府レベルで事実をつかんでも、「政績」を気にする地方トップは、自らの責任を問われることをいやがって、情報を中央に上げなかった可能性はある。いや、そんなことはない、と当局がいくら言い張っても、ふつう、あれだけ大きなペットフード事件が国外で発生すれば、国内のタンパク質含有食品のメラミン添加を徹底調査するだろう。それをしない時点で意図的隠蔽を疑われてもしかたない。あるいは壮絶な怠慢体質か。その隠蔽・怠慢体質が２９万人以上の赤ん坊に腎臓結石など腎臓障害をもたらし、５万人以上が入院し、１１人（因果関係が確認されたのは６人）の死亡が報告された第二のメラミン事件を招いた（衛生省１２月１日発表）。三聚??（メラミン）という単語を全国に知らしめた、毒粉ミルク事件である。</p>
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<p>■メラミン添加粉ミルクの製造元として最初に企業名があがった三鹿集団（河北省石家荘）は３０億元市場ともいわれる粉ミルク市場の１８％をしめる中国ブランドとしては業界最大手。調査の結果、最高１㌔あたり２５６３ミリグラムのメラミンが含まれていた。三鹿はニュージーランドの生協・フォンテラとの合弁企業で、国内では優良食品というイメージがあったが、ここの粉ミルクを飲んだ赤ん坊がつぎつぎ腎臓結石になった。三鹿集団がこの事件を正式に発表したのは五輪がおわった９月１１日。しかし、実際に０７年の１２月ごろから赤ん坊の腎臓障害報告が三鹿集団に寄せられていた。三鹿集団が石家荘当局に報告したのは五輪開幕直前の８月２日で、石家荘当局が河北省当局に報告したのは９月に入ってからだった。</p>
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<p>■「南方週末」記者らは、０８年上半期の間に独自にこのネタを調査していた。しかし、党中央宣伝部の圧力によって、この取材はつぶされた、と傳剣鋒記者がブログで暴露していた（このエントリーは削除された）。南方週末の詳細な調査報道が表にでたのは、９月１２日であった。三鹿の粉ミルクによって山東省にすむ２歳の日本人の男の子も腎臓結石ができるなど、日本人も健康被害が確認された。</p>
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<p>■五輪のために、この事件は発覚がおくれ、その分被害が広がった。しかも、五輪公式サプライヤーであった伊利乳業を含む三大乳業の粉ミルクをふくむ２２企業からもことごとくメラミンが検出された。中国の原料乳の多くがメラミン汚染されていることが、あとになって判明。正直、中国でもっとも品質のよいと言われていた伊利のミルクが汚染されていたとしたら、中国に安全なミルクなどないといっても過言ではないと、私は思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■伊利などの原料乳や乳製品は日本や海外の食品などにも含まれ、メラミン禍は世界５０カ国に影響の与える事件に発展した。この事件は「中国の９・１１事件」として、成長産業と期待されていた中国の乳業に壊滅的な打撃を与えた。９・１１以降、中国では多くの消費者が牛乳から豆乳に切り替えているという。また、もともと輸入粉ミルクが７割以上の市場をしめていたが、９・１１以降の１０月はその市場占有が８６％以上にのぼり、９月まで市場の２９％をしめていた中国製粉ミルクは１０月には１３％にシェアがせばまり、中国の原料乳価格は３５％以上さがった。</p>
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<p>■しかし、なぜ、牛乳にメラミンを混ぜようという発想が、中国の乳業、しかも大手優良合弁企業にもおきたのか。「国家免検」マークがつく品質の保証された商品にまで、メラミン汚染が広がっていたのか。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■この背景には、いびつな富国強兵乳業振興政策があったといえると思う。中国人（漢族）はもともと牛乳および乳製品を飲食する習慣がない。しかし中国はこの３０年の間、国策として乳業育成に取り組み始めた。ひとつは牛乳・乳製品を飲む国民は、体格がよく強靱であり、日本をはじめ、国家が近代化する課程で牛乳を飲む習慣は欠かせない、という思想があった。もうひとつは、内モンゴルなど広大な草原があり、乳牛の大量飼育が可能、という判断。そして、農村など栄養不足の地域で子供や赤ん坊に牛乳・乳製品を飲ませることが、国家の近代化の道と考えるようになった。このあたりの話は、以前のエントリーでも触れている。</p>
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<p>■この結果、乳業市場は１９９０年以降、急速に拡大する。その拡大速度のデータはあとで補足する。その一方、すべての国民、特に農村の子どもたちに牛乳を飲ませる運動を展開しているわけだがら、値段は抑えなければいけない。中国ではもともと酪農の素地がない。あったのは放牧。なのに市場原理に反した政策による急速な市場拡大ゆえ、搾乳もろくにできない農民は乳牛を飼いだす。で、不自然な乳製品の生産が行われるようになっていく。</p>
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<p>■たとえば、乳牛は乳腺炎にかかると乳房に抗生物質を打つ。乳牛に抗生物質を打つのは、中国の場合獣医でなくてもできるので、農村の子供がぶっとい注射で、投与量や時間もろくに管理されないまま無造作にぼんぼん牛の乳房に打つ光景は、以前はしごく当たり前。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■そんないい加減な管理の乳牛から搾乳業者が乳をしぼる。その乳牛がいつ抗生物質を打ったとか、お構いなしに乳を搾って一か所に集めるから抗生物質の混じった原料乳ができたりする。</p>
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<p>■搾乳業者が、農家から集めた原料乳を乳業企業に売るとき、成分検査が行われる。基準に満たないと、返品される。この返品された原料乳はもったいないから、もういっかい麦芽糊精などをまぜて成分調整して売るのだが、このとき、古くなった原料乳に繁殖した雑菌を殺すために抗生物質をタンクにぶち込む、といった荒っぽいこともすることがある。この業界で１０ン年という内部の人にきいた話だから、多少の脚色はあっても、嘘ではないだろう。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■で、このため２００５年ごろから、牛乳の抗生物質汚染の問題に当局も神経をとがらすようになった。乳業企業は、原料乳の抗生物質チェックを厳しくするように指示をうける。有抗乳の廃棄、さらに近年の乳牛飼料の価格高騰と急速な国内市場の拡大で、原料乳コストが急激にあがる。しかし、乳業企業が売る乳製品の値段は、国策の影響もあるから簡単に値上げできない。だから乳業企業は原料乳を安く買いたたくしかない。農民の方は酪農技術の不足もあってそこまで厳しい水準を満たせる牛乳を低コストで作ることもできない。で、どうするか、と搾乳業者は考える。薄めて乳精や麦芽糊精をまぜるにしても、金がかかりすぎる。なんかよい代替物は？</p>
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<p>■メラミンをまぜるアイデアが誰が思いついたのかはわからない。ただ、２００５年ごろからすでに、メラミン添加がはじまっていたという情報もある。私がとある業界筋の人からきいた話では、最初は尿素がつかわれていたという。尿素も窒素量が多い。しかし、尿素入りコールドクリームを使っている人なら知っていると思うが、尿素は刺激がある。で、尿素を原料として作られるメラミン使ってみたら、味も変化ないし、刺激もないし、ばれなかった、ということではないだろうか。ネットでメラミンをまぜるという発案は中国社会科学院の研究者、というデマが流れたが、こういうことを考え付くやつって、けしからん！という怒り以上に、頭いいなあ、と思う庶民もけっこういるのではないか、中国では。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■業界で「蛋白粉」と呼ばれるメラミン入り添加物は、そういう中国の乳業界の窮状をすくう魔法の粉だったはずだ、健康被害があかるみに出る前までは。その背景は、かつてパナマの咳止めシロップ禍を引き起こしたＴＤグリセリン（ジエチレングリコール）や、豚肉汚染を引き起こした痩肉精（クレンブテノール）が登場した構図と、はっきりいって同じである。</p>
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<p>■さて、中国を震撼させたこの、メラミン粉ミルクおよびメラミン牛乳事件を経験して、中国は次のような措置をとっている。</p>
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<p>①農業省より、原料乳生産の品質・安全管理の強化指示６ポイントを関係部署に通知。メラミン検査の基準も発表。</p>
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<p>②メラミン粉ミルク被害乳児約３０万人に対する一次賠償金。（総額４０億元、うち政府が２６億元負担、残りが問題企業の負担）さらに、被害乳児が１８歳になるまでの医療費を保障するため、問題企業が２億元を拠出して基金を設立。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>③責任者処分：三鹿集団の所在地・石家庄市の呉顕国書記ら、副書記、市長、副市長のきなみ更迭。三鹿集団の会長はじめ搾乳業者ら３２人逮捕。三鹿集団は破産宣告。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■③に関しては、２６日から公判が続々と行われている。そこで、業者が麦芽糊精とメラミンを混ぜ合わせたものを「蛋白粉」という製品名で１トンあたり８０００元から１万２０００元で卸売していたとか、さらにそれをトンあたり５００元から２０００元の利益を上乗せして三鹿集団に販売していたなど、販売経路などが明らかにされている。三鹿集団の元会長の判決は３１日らしいが、死刑の可能性もうわさされている。</p>
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<p>■こういった厳しい処分のおかげか、１２月末には乳業市場が６割がた回復し、年明けには９割回復するだろう、という中国の証券会社の楽観的な分析などが新聞に出始めている。だが、ものごとの悪い方面を見がちな私の予想では、この種の事件は再び起こると思う。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■それは、業界の構造改革にまで足を踏み入れられていないから。品質管理の強化だけでは、弱い立場の農家、搾乳業者の負担が増えるばかりで、結局、上からの政策をすりぬける対策を考えるヤツがえらい、かしこい、ということになる。蛋白粉とはまた違う発明品を考えるだけだ。品質のよいものを作り続けることが信用となり、それが値段や儲けに反映され、消費者に感謝されるのだという当たり前の商売の法則が、なぜ成り立たないのか、もう少し考えてほしいところである。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>■やはり末端の生産農家から、仲買企業が原材料をかき集め、大手ブランド企業に材料を納入するという中国的な産業構造だと安定した品質を保つというのは技術的にも難しいし生産者の誇りも育ちにくい。また、低コストの圧力が品質にひびいたというのであれば、牛を育てる農民の得る収入と有名ブランド企業トップの収入差が数１００倍とか１０００倍あったら、おかしいのではないか、という考えも必要かも。そして、価格統制のひずみを末端に押し付ける今の体制も問題視する必要がありそうだ。</p>
<p>&nbsp;<img height="252" alt="" hspace="0" width="336" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2008/12/392694.jpg" /></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>&uarr;深夜の豆腐つくり。すごくおいしかったです。</p>
<p>（八ノ戸・村越手作り豆腐店にて）</p>
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		<title>たまには、軽いエントリー③信じられない卵の真実</title>
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		<pubDate>Sun, 13 Jul 2008 16:49:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[卵]]></category>
		<category><![CDATA[軽いエントリー]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■この２日のアクセスの落ち込みはいったい何？というほど、アクセスが減りました。やはり更新しないのに、アクセスしてもらおうというのは甘い考えでした。しかし、きょうも時間がありません。ので、さくっと、軽いエントリー。 ■この [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■この２日のアクセスの落ち込みはいったい何？というほど、アクセスが減りました。やはり更新しないのに、アクセスしてもらおうというのは甘い考えでした。しかし、きょうも時間がありません。ので、さくっと、軽いエントリー。</p>
<p>■このシリーズ①で紹介した、我が家の冷蔵庫の１年以上前の卵。五輪期間中、今の部屋から追い出されることになり、７月１１日、引っ越しするついでに、ついにわりました。その写真を公開します。どこどこどこどこどこ&hellip;（ドラムの音）</p>
<p>
■これが、例のたまご！</p>
<p><img height="279" alt="" width="372" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2008/07/296695.jpg" /></p>
<p>&uarr;よく見えませんが、２００７３１２（２００７年３月１２日）とかいてます。<br />
２月からおいてあったと思いこんでいたんですけど、３月生まれの卵でした。</p>
<p>■ぱかん！</p>
<p>
■黒いむしがうじゃうじゃ～、きゃあ～！！すごい臭い！！</p>
<p>■というのは、うそ。中からは、くさってもおらず、変色してもいない、きれいな卵がでてきました。ただし、化石化していました。<br />
&darr;<br />
<img height="324" alt="" width="432" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2008/07/296714.jpg" /></p>
<p><img height="320" alt="" width="426" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2008/07/296715.jpg" /><br />
&uarr;裏から見た姿。</p>
<p>
<img height="231" alt="" width="308" align="baseline" border="0" src="http://kaori.kuron.jp/wp/wp-content/uploads/2008/07/296697.jpg" /><br />
ちょっとぴんぼけ、横から。</p>
<p>
■立ち会い人の友人がきれいな写真をとってくれたのですが、それを入れたメモリースティックにウイルスが入っていたので、ここでアップできません。友人にあとでメールで写真をおくってもらってから、きれいな写真をアップします。卵の化石は、石鹸の程度の硬度。黄身は黄色、白身は半透明で、プラスチックのおもちゃかお菓子みたいな感じです。でも、おもしろがって手にとっているうちに、ぽろぽろくずれてきたので、いずれ捨てることになると思います。え？？食べないのか、と？</p>
<p>■実は食べることを考えました。そのままかじってもおいしそうです。（砂糖かけたらおかしみたい）。本当に食べたら、きっと福島は１年３カ月前の卵が食べられることを証明した勇者として後世に名を残すかも？？そういう功名心にとらわれかけたとき。</p>
<p>友人：香織さん、やめてください！それを食べて病気になったら、勇者どころか末代まで、愚か者と笑われます！<br />
私：はっ！！そうだよね。万が一、五輪直前の忙しいときにじんましんでたり、入院して会社に（またまた）迷惑をかけたら、今度こそクビだよね。でも、これ、絶対食べられる<br />
と思うんだ。一年以上たった卵が本当は食べられると、なんとかして証明したいなあ。<br />
友人：そうだ！卵屋さんに食べてもらいましょう！（たまには、軽いエントリー①参照）男の人だからきっと食べてくれますよ！！（そういう問題？）<br />
私：え、いくらなんでもそんなあくどい&hellip;。<br />
友人：でも、１年以上たった卵が食べられるといったの、卵屋さんですよ！！<br />
（注：卵屋さんは、卵は一年たっても腐らないといっただけで、食べられるとまではいっていないよ。卵屋さんの卵は、賞味期限は４５日、２０日以内なら生食可、と表示されています）</p>
<p>■しかし、引っ越し日の１１日に割って、すでに３日たち、しかも素手でさわりまくった卵をいかに卵の専門家とはいえ、食べさせるのはあまりに無体。ということで、今回、このプロジェクト（？）は見送ることにしました。どうしても気になる方は、自分で卵の化石を作って（自己責任で）食べるか、探偵ナイトスクープにでも依頼してみてください。</p>
<p>■ところで、この卵が実は、幻の人造卵（ニセ卵）であった、という可能性はまったくないのかな。そういわれれば、そういう気もしてきたなあ。中国の卵って、本当にミラクル。</p>
<p></p>
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		<title>食の安全学再び：真実とメンツの間にある問題</title>
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		<pubDate>Sat, 01 Mar 2008 03:49:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[中国産ギョーザ]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■毒ギョーザ事件で、中国公安が思いっきり挑発的な記者会見を開いたため、日本の警察もかなり本気でおこっている?これについて、同日２８日の中国外交部の定例会見で、劉建超報道官は「この問題で両方ともケンカ（口水戦）すんなよ～」 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■毒ギョーザ事件で、中国公安が思いっきり挑発的な記者会見を開いたため、日本の警察もかなり本気でおこっている?これについて、同日２８日の中国外交部の定例会見で、劉建超報道官は「この問題で両方ともケンカ（口水戦）すんなよ～」と、なんとなくあきれた反応を示しており、まずい方向にいっている、と外交部としても感じているもよう。</p>
<p>■コメント欄にもあったが、中国の港では、いま検疫待ちの対日輸出食品が山積みだ。中国では２月１５日以降、対日食品輸出の検疫の厳格化が通達され、先日、王大寧・輸出入食品安全局長は「きちんと検疫を厳格化しましたよ」と胸を張っていたが、この検疫の複雑化、厳格化で港で輸出貨物の出荷が事実上とまっているわけだ。もっとも、まだ通達がでて２週間あまりなので、ポジティブリスト導入のときほど深刻せっぱつまった感じではなさそう？</p>
<p>■これで「ギョーザで騒ぐ日本人への報復のための嫌がらせか！」といった論調も日本で浮上。ちょっと、まて。２週間くらいでもう音をあげるのか？中国冷凍食品禁輸措置をとるか、とらざるか、という論議もでているなかで、いざ輸入が滞ると、嫌がらせと文句をいう、日本人ってヤツは！と、王さんが舌打ちしているか、ほくそ笑んでいるかはしらないが、メンツを重んじる中国としても、禁輸を申し渡されるより、検疫の厳重化を理由に自粛する方を選択したいというのは当然。とにかく、今の状況では、輸出すればするほど、残留農薬が検出され、中国マイナスイメージの宣伝されるわけなので、それはさけたいはずだ。</p>
<p>■コメント欄をみると、日本の食品売り場から中国産がみごとに引き上げられているようす。つまり日本市場がノーといっている。なのに、検疫を強化すると、報復措置、いやがらせ！と文句をいう。（文句をいうのは消費者でなくて輸出企業かもしれないが）。そりゃ、中国もちょっとはスネたくはなろう。</p>
<p>■この事件のもっとも重要なポイントが、日本の食の安全をどう確保するか、ということにあるなら、私は個人的意見として、日本は中国産冷凍食品に対し禁輸措置を発動してもいいのではないか、と思う。特に、今の日本の状況、姿勢をみていると。一度、日本の消費者も、中国産冷凍食品断ちを身をもって経験してみるといい。すくなくとも検疫による出荷ストップ状態に、ぶうぶう矛盾ある文句を中国側にいうよりは、男前な姿勢ではないだろうか。被害者の出ていないＢＳＥ牛肉だって禁輸措置をとった日本、どうして子供の被害者も出た中国冷凍食品に対してとらないのか、と思う人もおおいだろう。</p>
<p>■あなたのブログは影響力があるから、軽はずみなことは言わないで、とまた企業の方から怒られちゃうかもしれないが、私は、正直、消費者の方がもたないのではないか、と思う。１カ月くらいたってから、企業の方は在庫の中国産冷凍食品を限定的「冷凍食品フェア」とかいって、３割増しくらいの値段で売ったら行列ができたりして。</p>
<p>■でメディアが、中国産冷凍食品解禁を訴える外食産業や輸出企業のロビー活動の様子を報じるのだ。そして、日本消費者、世論に答えるかたちで、中国側は満を持して中国冷凍食品輸出解禁へ。</p>
<p>■で「安全が確認された中国冷凍食品」と日本政府がお墨付きで中国産冷凍食品輸入再開となったとき、「中国産ギョーザ」の販売に長蛇行列ができて、試食しながら「ギョーザおいしいです！」という庶民の笑顔がワイドショーなんかで流れるわけだ。お帰り、中国ギョーザ、まってました中国ギョーザの見出しがメディアにあふれるかもね。</p>
<p>■このとき中国産冷凍食品が禁輸前より３割くらい高くなっていてもきっと、誰も気にしないかもよ。その冷凍食品がたとえ禁輸前から倉庫に眠っていた商品であっても？中国の対日食品輸出は、全体の輸出の６％前後で、冷凍食品に限ればもっと規模は小さいから、「そんなに打撃は大きくない」と、先日お会いした某当局者さまも強気の発言をしていたし、日本輸出企業も一時的には苦しんでも最終的にはハッピー？消費者は「私たちは、中国産冷凍食品なしに生きていけない」と、実感できて、中国様に感謝するようになり、対中感情も向上？で、禁輸を機会に多少なりとも、国内農業、国内食品加工業のステイタスが上がり、自給率がほんの０・１％でも上がれば、なおいいのかもしれない。</p>
<p>
■すみません、妄想が過ぎました。</p>
<p>■結局、もう今の段階では、ポイントは事件の真相追究というより、お互いのメンツをかけた政治的駆け引きの戦いになってきている、ということだ。もちろん事件の決着は付けねばならないが、はっきりいって証拠不十分の法廷闘争みたいな様相？徹底的に勝負にでて日本は己の正義を貫く、というのもいいが、日本の裁判では疑わしきは被告人の有利に、だそうだから、正直、この〝裁判〟で日本が勝つのはかなり難しい。<br />
日本が被害者なのに、なぜ勝てないのか、ということを、今後の同様の事件が発生したときのために、ちょこっと考えておこう。ちょっと、仮定や妄想がはいっています。</p>
<p>
■日中関係筋によれば、この事件の方向性については、当初、中国政府内部でも意見がわかれていたらしい。ギョーザ事件発生当初、中央の指導者は雪害対策でめいっぱいだったため、日本で発生した死者も出ていない食中毒問題の影響力などに頭が回っていなかったということは確か。いまの胡錦濤政権が対日重視路線であることは確かなのだから、もし雪害がなければ、そして春節前というタイミングでなければ、指導者はもう少しマシなシナリオを練って描けていたかもしれない。</p>
<p>
■ところが、雪害で忙しい中央からの明確な指示がないまま、河北省検査検疫当局が地元国営企業を守るために、そして国家品質検査検疫総局が五輪直前の食の安全への信頼を揺るがしたとする自己責任を回避するため、工場での混入の可能性はナシというシナリオをやや先走って描いていた気がする。</p>
<p>
■公安当局は独自に捜査しており、ひょっとすると、容疑者の手がかりをつかんでいたかもしれない。そして、ひょっとしてそういう公安の捜査状況の感触は日本政府や一部の政治家は知らされていて、福田さんも「かなり核心にせまっている」といった見立てをぽろっといったのかもしれない。あくまで想像ね。でも、首相があそこまでいうって、何か根拠ありそう？</p>
<p>
■一方、日本のジャーナリストが、退職した工場労働者を拘束して厳しく取り調べている、といったスクープ発言し、つづいて「中国の工場内部者の犯行」という見立て報道が日本メディアにながれはじめた。しかもそれが独自で中国語サイトをもっている共同通信社の報道だったものだから、メディア統制をうけている中国国内の読者の目にも多くふれてしまった。大公報、文匯報など、中国系香港紙まで、この見立てにそった報道をし、中国内でも、このセンで決着付ける気かと、いう観測がながれた。</p>
<p>■ところが、やはり中国政府内部も一枚岩ではないし、河北省サイド、検査検疫サイドとしても、すでに工場内で問題はなし、との結論にこだわるわり、ちょっとお、あたしのメンツをつぶす気～？と、このムードに抵抗する力が台頭。これも想像ね。</p>
<p>■で、国家質検総局が共同通信の報道を否定する会見を開き、中国国内での混入の可能性は低い、生産安全管理上の問題はまったくない、と強く打ち出した。しかも、とくしま生協のギョーザのジクロルボスが、生協側が委託した害虫駆除会社の殺虫剤が原因であったとして、徳島県知事が事件終息発言をしたことを、会見中で引用。これを中国メディアがはしょって報じたため、「なんだ、毒ギョーザ事件は日本人の仕業か？」とネット世論が一気に日本批判ムードに。しかし、まだこの時点では、中国政府内部にも質検総局の会見について批判的な意見もあり（日中関係筋）、落としどころは、日中捜査協力の結果にかかっていた。</p>
<p>■ところが、日本警察は、訪日した中国公安側に「日本で混入された可能性は低い」との見解を主張。それだけならいいのだが、中国側公安に打診もなく、日本メディアにその見解を発表。日本警察としては、先に中国国内の可能性が低いなんて質検総局が発表し、密封袋の中にメタミドホスいれて、再び密封するなんて、誰でもできるとか、なめたことを言うもんだから、警察のメンツにかけてそれを否定したわけだが、中国側としては、せっかく中日捜査協力やりましょう、とかいっている矢先に、なんだよ、中国公安のメンツつぶす気～？とのぼせてしまったのかも。</p>
<p>■で、今回の中国公安記者会見。「結論を出すのは早いといったのに、日本警察が勝手に、中国国内で発生したみたいな結論を発表して遺憾だ！」という発言からも、わかるように、この公安の会見は、メンツをつぶされて我慢ならん！！という怒りが滲みでている。</p>
<p>■もう、この時点で、質検総局、公安とも、農薬混入地点は中国じゃない（つまり日本）という結論で足並みをそろえ、しかもメディア、ネット世論もその路線で盛り上がってしまった。ここまでくると、誰も引き返せない。どうにも止まらない。一応、第３国人の犯行というセンはどう？みたいに、落としどころをほのめかせてみたが、日本警察としては捜査結果を真っ向から否定されたわけで、「あたしのメンツつぶす気～？」とこちらも怒り心頭。「中国は前向き」なんてのんびりしたことを言えるのは福田首相くらいか。</p>
<p>
■というわけで日中警察の怒りのメンツのぶつかり合いになってしまった、という事態が、この事件処理の一番の障害となっているといえそうだ。日本側が、農薬混入地点は中国国内とする決定的証拠を出さない限り、証拠不足の法廷闘争みたいに、長期化、泥沼化する可能性大ありだ。もっとも長期化、泥沼化しても最後に勝てば日本は正義なのだが、中国警察のバックにはあるのは中国共産党、つまりプロパガンダのプロ中のプロ。つまり老練な弁護士がついているようなもんだ。しかも、国際世論が、必ずしも日本サイドに同調するかというと、そうともいえない。中国の経済的影響力と対外工作力を甘くみないことだ。</p>
<p>■というわけで、逆転無罪どころか、真犯人はおまえだ！みたいな結果にならないとも限らない。たとえ混入地点は日本国内ではない、と立証できても、中国国内で混入されたという証拠がなければ、疑わしきは被告人の有利に、だ。で中国メディアは、「逆転無罪！」の見出しで、これで中国の食品は安心！！と大宣伝するわけだ。</p>
<p>■以上、私の勝手な妄想だが、今の状況で、混入が中国国内で起きたという結論で決着する可能性はきわめて低い、というのは多くの方が予測することだろう。ならば、どうするか、というと〝司法取引〝ならぬ、政治的決着をさぐる、ということだが、なんか、日本側がわりを喰いそうだな～。相手側弁護士は、相当優秀ですから。</p>
<p>■もしも、という仮定は意味がないというが、かりに、事件発生当初、日本がどう振る舞っていたら、よりましな、結果が引き出されただろうか。私はやはり、事件発生直後、首相自らが中国の指導者に働きかけるべきではなかったかと思う。雪害も大変でしょうが、対日関係も大きいですよ、と。死者の出ていない、食品中毒問題なんて、１３億人人口の中国にとっては、本来はほんとうにとるに足らない問題なのだ。だが、胡錦濤主席の訪日は決まっており、指導者レベルでは、日本の対中世論操作、つまりパブリック・ディプロマシーは中国にとってもかなりプライオリティの高い問題であるはずだし、首相直からホットラインがあれば、雪害対策がどんなに大変でも、彼らも真剣に考えたのではないだろうか。ギョーザ事件は、国内では真相究明をめざす刑事事件として扱う一方で、政治問題として、トップレベルでの外交的駆け引きはすべきだったろう。</p>
<p>■いや、本当は、福田首相は密使を派遣して、非公式にそういう話をしているんですよ、というなら、へえ、日本もやるな、と思うのだが、とりあえず今の段階で、胡錦濤主席、温家宝首相のいずれも、ギョーザ問題について何も発言していないから、あんまりやっていないんじゃないかな。この国では、ひとこと胡錦濤主席が何かいえば、ウヤムヤですますつもりの事件が一気に解決、なんてマジックもあるかもしれないよ？</p>
<p>■ただ、こういう問題を政治的外交的交渉にもっていくときに、中国相手に何より重要なのは、メンツの問題だろう。私は、このメンツ重視の考え方、きらいなのだが、とにかく中国様のメンツは、ガラス細工のように傷つきやすい。</p>
<p>
■すでにメンツＶＳメンツの口水戦になっている状況で、どちらが、どうやって戦いの矛先をおさめるか。そう考えると、双方の世論の感情的問題、それと実質的な食の安全問題の面からみても、いったん禁輸措置、その間に、検疫強化の体制を双方整え、北京五輪前に「安全宣言」とともに解禁、という荒療治もありかもしれない。そうなると真実の追及なんてふっとぶ。だいたい、ニセモノ大国・中国においては、真実はいくらでも偽造できそう。そんなにこだわる必要ないかもしれない。</p>
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		<title>食の安全学再び：中国公安のいいぶん聞いてみる？つづき</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Feb 2008 12:26:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[中国産ギョーザ]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■余：さきほど、読売新聞記者質問した、メタミドホスが第３国を通じて日本に流入した可能性ですが、どのようなルートであれ、私の答えがミスリードを引き起こす可能性があります。私が言いたいのは、警察が捜査中のときは、科学的な思考 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■余：さきほど、読売新聞記者質問した、メタミドホスが第３国を通じて日本に流入した可能性ですが、どのようなルートであれ、私の答えがミスリードを引き起こす可能性があります。私が言いたいのは、警察が捜査中のときは、科学的な思考方式を尊重し、よりオープンに、あらゆる可能性をつきつめ、簡単に判断、結論を下さないべきだということです。どのようにメタミドホスを手に入れたか。これは大胆な仮説と細心の裏づけが必要で、我々が真相を突きとめ、結果をはっきりさせ、ルートをはっきりさせるまで、待ってください。シエシエ（<font color="#ff0000">第３国犯人説を公安当局としていっちゃうと、まずいんで、ほのめかせる程度にしておきます&larr;読売新聞じゃありません、東京新聞ですよ、名前覚えてあげて）<br />
</font></p>
<p>■NHK；余副局長、きょう聞いた中国側結論によると、いったい毒混入は日本でおきたのか、中国でおきたのか、はっきりしません。このままでは日本の消費者は安心して中国のギョーザや冷凍食品が食べられない。では、中国は、どのように今後の調査を展開していくのですか？シエシエ。（<font color="#ff0000">事件をうやむやにすると、日本人の対中感情、対中国産品への感情はさらに悪くなりますよ</font>。）</p>
<p>■余：あなたの質問、これは両国民、両政府、両警察の関心事です。日本も中国も双方、自国内で発生した可能性は非常に小さい、という。日本の判断は「可能性は非常に低い」。中国の判断は「可能性は極めて小さい」。しかし両国警察は協力を強化し、胸襟を広げて交流し、情報を提供し、自信を固めて、措置を強化し、各種可能性をすべて仔細にしらべあげ、必ず真相を明らかにするとの責任感をもっています。それが被害者への慰めであり、広大な消費者にたいする責任ある態度であるでしょう。今後同展開するか。それは捜査上の内部秘密になりますので、ここでは明らかにできません。<br />
（<font color="#ff0000">別にうやむやにする、とは言っていませんよ。いちおう捜査を続ける方向で&larr;逃げ道を髪の毛いっぽん分残しておくのだ</font>）</p>
<p>■司会：きょうはここまでです。</p>
<p>（以上）</p>
<div><font face="MS UI Gothic"><br />
<font size="2">■中国公安、ついに、言ってしまいました。中国の責任じゃない！落としどころはもう、第３国人犯行説しかない？これで質検総局、公安当局ともに足並みそろえて、中国逆転無罪の証拠固めに回ります。こうなれば、もはや政治です。国営メディア、日本相手だと異様に愛国心が高まるネット世論も加えて鉄壁の統一戦線をはれば、黒い烏も、雨上がりの西日に当たって白く見えるぜ！この鉄壁の証拠固め、情報統制を、果たして対中関係において今ひとつ足並みそろわぬ日本が打ち崩せるのか？</p>
<p>■しかも、日本国民の関心はすでに、疑惑のロス事件に向かって、もうワイドショーもギョーザでは視聴率とれない！（私のブログもそろそろ、ギョーザではアクセスかせげない！？）。赤福でも、白い恋人でも、販売解禁になったら、消費者は禁断症状が出ていたみたいに殺到、ばか売れだったが、それを見てきた中国当局も「しばらく、輸出を抑えて、禁断症状がでたころに、一気にうるぞ！」と考えている可能性は大ありだ。</p>
<p>■というわけで、このギョーザ事件を本当に解決できるか、その鍵は、日本の警察当局でも福田政権でもなく、実は日本の消費者が握っているのであろう。日本の消費者が、この事件の真相を求め続けることができるか、すっきり解決しない限り、もう中国産食品は食べないぞ、言い続けることができるか。エンゲル係数の上昇に耐えながら、中国製品に頼らずにおれるか。しかし、そうなると、中国でも再び日貨排斥が盛り上がったり、日中経済関係が悪化したりして、日本もいろいろと嵐に見舞われるだろう。胡錦濤訪日に影響するどころか、北京五輪で、日本観光客は日の丸振って応援できないぞ（反日感情が盛り上がって危なくて）！さあ、どうする消費者？</p>
<p>■ちなみに、きょうの会見席にいた、王大寧・輸出入食品安全局長との立ち話によれば、対日冷凍食品輸出はすでに回復の兆しという。日本以外の対外食品輸出はなんら影響うけていない、という強い気の発言だった。本当だとしたら、すでに中国のシナリオどおりに、日本の世論も動き始めているということかな？中国が日本に売れなくても、なんにもこまらないよ、と開き直ったとき、動揺せずにいられるか、という問題もある。本当に、この事件は、いろいろ考えさせられるなあ。</p>
<p>
</font></font></div>
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		<title>食の安全学再び：中国公安のいいぶん聞いてみる？</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Feb 2008 12:25:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
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		<description><![CDATA[■すでに夕刊にのってますが、中国公安省が、毒ギョーザ事件について記者会見しました。中国国内で、メタミドホスが混入された可能性は極めて小さい、らしいです。しかも、袋は、メタミドホスが外から内に浸透するとの中国側実験結果がで [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■すでに夕刊にのってますが、中国公安省が、毒ギョーザ事件について記者会見しました。中国国内で、メタミドホスが混入された可能性は極めて小さい、らしいです。しかも、袋は、メタミドホスが外から内に浸透するとの中国側実験結果がでました。<strong>密閉袋の内側からメタミドホスが検出されたため、中国国内で混入された、という日本側推論はこれでくずれた、ということになります。ほんと～？<br />
</strong><br />
■しかも、河北省では、共同通信記者が２月１５日、違法農薬メタミドホスを購入、所持していたとしたとして一時拘束、通報されています。取材の行き過ぎとしても、危ないですね～。へたすると逮捕されちゃいますよ。しかも、この話が、日本記者、違法農薬所持で取り調べ受ける、なんて新華社で流れたものだから、案の定、捜狐の掲示板では<strong>、「ギョーザ事件は、日本人記者の仕業！」「盧溝橋 事件と同じだ！」</strong>と、ほんと都合良く解釈する字の読めないネットユーザーが大騒ぎ。<a href="http://comment2.news.sohu.com/viewcomments.action?id=255416130">http://comment2.news.sohu.com/viewcomments.action?id=255416130</a></p>
<p>
■中国様のいやがる取材をやっているときは、女性のいるカラオケにいったり、違法賭博場にいったり、黒社会の方々とお食事しているだけでも、危ないので注意しましょう。<br />
揚げ足とられるだけでなく、変に報道されて、ネット世論があさっての方向にいってしまいます。</p>
<p>■さて、食の安全会見再録シリーズ、結構評判がよいので、きょうの会見もアップ。中国公安さまのいいぶん、よく聞いてあげてください。（調査結果発表は別の回のエントリーにして、質疑応答のみ。）</p>
<p>
<strong><em><font size="3">■あとにはひけない中国<br />
戒名は「日本ギョーザ中毒事件」<br />
疑わしきは被告人の有利に。<br />
日本輸入業者の新証拠提出で、逆転無罪へ。<br />
</font></em></strong><strong><em><font size="1">真相をへたに嗅ぎまわると、記者でも逮捕しちゃうぞ</font></em></strong></p>
<p>
■２月２８日：出席者、公安省刑事探偵局の余新民副局長、公安省物証鑑定センターの王桂強・副主任、公安省主席刑事の烏国慶氏、国家品質監督検査検疫総局の魏伝忠副局長。</p>
<p>■司会：レディース＆ジェントルマン、国務院新聞弁公室の記者会見にようこそ！今年１月以来、各方面ご関心の日本ギョーザ駐独事件について、きょうは余副局長、魏副局長のおふたりをおよびし、調査状況を発表、質疑に応じてもらいます。<br />
（魏副局長、余副局長が調査状況発表、これは次のエントリーで）。<br />
では質疑応答、どうぞ！</p>
<p>
■新華社：質問が２つあります。日本の警察は、精密機械で検査して、（ギョーザに混入された）メタミドホスには不純物があり、これがこの農薬が日本製造のものではないという証明になるといっています。それが、日本国内でメタミドホスが混入した可能性が低いとの推断の根拠だと。これについてお二人は、いかが論評しますか。<strong>何者かが中国やその他国家でメタミドホスを購入して日本に持ち込んで混入した</strong>、そういう可能性はないのでしょうか？シエシエ。（<font color="#ff0000">第３国人が日本に持ち込んで犯行に及んだ、というシナリオも用意してみました）<br />
</font></p>
<p>■余：いい質問ですね。答えましょう。私は専門家を引き連れて日本にいき、日本の警察とも意見、情報交換し、共同でこの農薬混入地点がいったいどこであるのか分析しました。日本警察側は彼らの調査結論を出してきて、日本国内での意図的な農薬混入の可能性は非常に低い、ほとんどありえない、と言いました。日本警察側の結論の根拠は、包装が完璧で、破損しておらず、袋は開けられていないのに、ギョーザ袋の内側からメタミドホスが検出された、ということです。彼らの調べでは、メタミドホスは袋の外から内に浸透することはない、ということでした。（<font color="#ff0000">日本警察の中国国内犯行説を否定するだけの証拠みつけました！</font>）</p>
<p>
■余：日本警察側の第二の根拠は、日本国内にはメタミドホスはなく、日本がサンプルとして取りあげたものは、実験室用の純メタミドホスで、不純物がないものでした。かれらは毒ギョーザとその袋から検出されたメタミドホスには不純物が含まれるといっています。</p>
<p>■余：第三の根拠は、三件の中毒事件のうち、２件は千葉、１件は兵庫で、発生地点が７００㌔も離れており、この２つの貨物の輸送ルートは日本国内では接点がない、というものです。</p>
<p>■余：日本のこの結論について、われわれは次のように意見しました。その結論は時期尚早である、と。まず、もっと深く捜査し無ければならない。第２に、検査をより科学的、客観的にさらにすすめないといけない。第３に、この問題についてより、交流を深めないといけない。しかし、非常に遺憾なことに、日本の警察はメディアにこの結論を発表してしまいました。（<font color="#ff0000">日本警察が、中国のメンツを配慮しないでそんな発表するもんだだから、中国としても後に引けない！）</font></p>
<p>■余：メタミドホスが袋の外から内に浸透しうるかどうか、これについては我々の実験結果では、浸透可能となっています。この実験方法、実験条件、実験結果が科学的かどうかは、王桂強・物証鑑定センター副主任に答えていただきましょう。<br />
（<font color="#ff0000">袋にメタミドホスの浸透性はあるんです！）</font></p>
<p>■王：物証鑑定センターとしての実験状況をご紹介します。天洋工場の１３㌘規格の一口ギョーザの袋について、密封状態で、メタミドホス浸透実験をしました。実験結果によると、完全に密封したギョーザの包装の外から内側に徐々に浸透することがわかりました。</p>
<p>■王：実験条件は、可能な限り実際の状況に近いようにしました。６０％、３０％、１０％、１％のメタミドホス水溶液を、密封されたギョーザ袋の外側に塗布し、零下１８度（つまりギョーザ貯蔵庫、輸送、販売時の冷蔵温度）の状況で１０時間保存。その後袋を開けて有機溶剤で袋の内側のサンプルをとり、窒素リンガスクロマトグラフGC／NPD、炎光光度ガスクロマトグラフ（GC／FPD）などの方法で検量しました。<br />
（<font color="#ff0000">ちゃんと、中国でもガスクロつかっているんですよ！）<br />
</font><br />
■王：そのけっか、四つの濃度段階のメタミドホスすべて、袋の外から内側に浸透し、実験した６２袋のサンプルの８７％で、外から内への浸透メタミドホスが検出されました。この実験結果は日本側警察の実験結果と完全に違うので、我々としても、いったいこの差違がどこからくるものなのか、どういった違いがあるのかは比較検討しました。検査検疫の方法については、日本警察と基本的に同じでした。<br />
（<font color="#ff0000">日本警察と同じ検査方法です</font>）</p>
<p>■王：しかし、以下の４つの点について、検査の仕方について比較的大きな違いがありました。まず、メタミドホスの薬剤の選び方。第２にメタミドホスの使用濃度、薬剤量。第３に包装の形式。第４に、サンプル保存の基本的状況。我々としては、実験条件の選択と設定につては、実際状況により近いものに下ほうが、より実際状況を反映できると思います。（<font color="#ff0000">しかも、日本警察の検査方法より、中国の方が実際的状況に即してます</font>）</p>
<p>■王：これとは別に、日本の中毒を起こしたメタミドホスに含まれる不純物についてですが、この問題についても、われわれは実験研究、分析しました。ギョーザ中毒事件の物証であるメタミドホスについて、我々がサンプルとして採用したメタミドホス、および我々が理解するメタミドホス製造過程、それぞれを検査分析しました。その結果として、餃子中毒の物証であるメタミドホスにふくまれていた何種類かの主要な不純物成分は、メタミドホス起源のものであるという判断はできない、という結論に達しました。<br />
（<font color="#ff0000">メタミドホスの不純物は、どこの国にもありますよ</font>）</p>
<p>
■王：中日警察交流のとき、日本警察側はわれわれに、ギョーザ中毒事件の物証のメタミドホスガスクロマトグラフ図を提供してくれました。この図は、事件を起こしたメタミドホスが不純物成分を含むことをしめしています。<br />
（<font color="#ff0000">&larr;日本はちゃんと証拠提供しているじゃない</font>）</p>
<p>
■王：捜査中、われわれ物証鑑定センターは、ガスクロマトグラフをつかって、石家荘公安局が提供した５種類のメタミドホスサンプルを検査分析し、このサンプルから不純成分を検出しました。しかし、中毒を起こしたメタミドホスの不純物、われわれのサンプルのメタミドホスから検出された不純物、ともに国連食料農業機関がメタミドホス製品に対し認めている不純物です。（<font color="#ff0000">中国のメタミドホスに含まれている不純物は、事件を起こしたメタミドホスに含まれている不純物と成分的におなじだけれど、中国産と断定する根拠にはなりません</font>）</p>
<p>
■王：つまり、これら不純物は工業生産されたメタミドホス合成製品には常に含まれているものだということです。つまり各国が生産するメタミドホス工業品の中に普遍的に存在するものであり、由来を判別できる特徴ではないのです。このため、これら不純物の検出は、ただメタミドホスガが工業製品であり、純メタミドホスではないということを証明するだけで、メタミドホス農薬であるかどうかも正確に判定できるものではないのです。<br />
（<font color="#ff0000">どこの国のメタミドホス製品にも、同じ成分が含まれているから</font>）</p>
<p>
■余：新華社記者の２番目の質問はするどいですね～。経済のグローバル化、貿易の自由化、各国の現代社会の開放ぶりのもと、いかなる国家、地域も、自己管理範囲内に違法禁止品がないと保障することはできません。違法禁止品は別の国家や地域から流入することもあるのです。この答えで満足していただけますか？（<font color="#ff0000">公安当局の口からはいえないけど、第３国から日本に持ち込まれたメタミドホスのセンでオチを付けたいですね</font>）</p>
<p>
■魏：ちょっと補足をば。不純物の検出をもって、メタミドホスが日本産なのか中国産なのかあるいは別の国の生産物なのか判断できるかという問題は、これは科学的研究の問題です。ここで多くは論評したくありません。さっき余副局長と王主任がきちんと説明してくだしあました。私は余副局長の意見に賛成です。古今東西、あらゆる組織において、計画的犯罪とは、直接的に明らかにされるものではなく、相当な隠蔽性を備えているものです。いかなる犯罪の可能性もすべてあり、今回のギョーザ事件も、他国・地域から違法購入した農薬が日本に持ち込まれた可能性だってあるのです。<br />
（<font color="#ff0000">いいね、このセンでいきましょう。第３国から日本にメタミドホスを持ち込んだ上の計画犯罪！それだったら、日本の落ち度でも中国の落ち度でもないということで、両者ハッピー</font>）</p>
<p>■魏：河北省からの通報によると、２月１５日、ある日本の記者が、メタミドホスを違法に購入、所持し、持ちだそうとして摘発された事件が有りました。中国の法律では０７年１月１日より、メタミドホスは農業分野での使用が禁止され、０８年１月１日より、輸出契約分を製造し終わっていない一部の生産工場をのぞき、すべてのメタミドホス生産、販売、使用、所持、輸送行為は厳重な違法行為に属します。<br />
（<font color="#ff0000">そうそう、日本の記者も違法にメタミドホスを購入してましたね。これ、犯罪です&larr;中国のネット世論では、すでに日本記者が中国でメタミドホスを買って日本に持ち込み、ギョーザに混入させたという仮説がまことしやかにながれている！日本記者、取材熱心がすぎて、あんまり揚げ足とられることするのはまずい！</font>）</p>
<p>■CCTV：２つ質問があります。中国の対日輸出食品合格率はどのくらいですか？日本の対中輸出食品合格率はどれほどですか？％で示してください。第二問は、日本は中国産食品への安全について日増しに感情的になっていますが、これについてはどのように見ていますか？<br />
（<font color="#ff0000">ここで国営メディアさまの予定調和質問。日本より中国の食品の方が安全なんですよね</font>）</p>
<p>■魏：われわれはギョーザ中毒事件の影響として、日本消費者が普遍的に中国産食品の安全性に懸念を示し、もう中国食品を買いたくない、と思っている、ということに注意しています。さっきの記者の質問は非常にいい。われわわは、この機会に、中国輸出食品の関連状況をみなさんに紹介しましょう。主に中国対日輸出食品の合格率と日本の対中輸出食品の合格率の問題です。<br />
（<font color="#ff0000">そうです、合格率をくらべればわかります</font>。）</p>
<p>■魏：中国政府はこれまで食品安全を高度に重視し、厳格な管理そちをとってきました。これにより中国輸出食品の終始一貫、非常に高い合格率を維持しています。日本の厚生労働省が０７年７月２０日に発表したところでは、中国から輸入した食品の０６年合格率は９９・４２％。これは日本への輸入食品中、もっとも高い。日本のサンプリング検査率も中国食品が最も高く、１５・７％です。０７年、中国の対日輸出食品の合格率は９９・８１％ですが、日本の対中輸出食品の合格率は９９・３７％なんです。<br />
（<font color="#ff0000">０７年の中国の対日輸出食品の合格率は９９・８１％、日本の対中輸出食品の合格率は９９・３７％。０．４４ポイント、中国の方が高い！）<br />
</font></p>
<p>■魏：このデータが十分に説明しているでしょう。中国食品の安全はパーフェクトに保障されています。メディアの友人たちがもっと客観的に、中国食品の安全状況を真実に反映してくれるよう願います。同時に、再度くりかえしますが、今回の「日本ギョーザ中毒事件」は残留農薬が原因の食品安全事件ではありません。完全に人為的な事件です。（<font color="#ff0000">ゆっとくけど、戒名は日本ギョーザ事件、日本では中国産ギョーザ農薬混入事件といわれているけど</font>）</p>
<p>■魏：ギョーザ事件発生後、中国はこの事件を高度に重視し、迅速な捜査を展開し、調査状況を適時オープンに発表してきました。これは、中国政府は中国人民に対してだけでなく、全ての中国食品の消費者にたいして責任を負っているという態度の表明です。中国政府がこのような果断な措置をとるのは、ひとつに我々の消費者に対する高い責任感を示すため、そして、この事件が中日友好の対局に影響を与え、中日両国の人民の友好感情を傷つけることを望まないからです。<br />
（<font color="#ff0000">ところで、もうそろそろ、ギョーザ事件にこだわって日中両国の関係を悪化させるようなことはやめない？）</p>
<p></font>■読売：余副局長にお聞きしたい。さっきの調査結果の発表ですが、これは調査が終わったということですか？あなた方はこの事件が完全に人為的個別事件であり、中国国内で発生した可能性は極めて小さい、とおっしゃいましたが、それは日本国内で発生した、という風に思っていらっしゃると理解していいんですか？<br />
（<font color="#ff0000">ようするに、日本国内で発生したことにしたいわけ？）<br />
</font><br />
■余：読売さん、その質問いいですね～。日本警察は調査を通じて、次のような結論に達しています。日本でメタミドホスが混入した可能性は低い。私は先ほど宣言しました。中国側の調査で、科学実験のち、中国国内で人によって毒が混入された可能性は極めて低い。両警察の下した結論ともに、自分たちの根拠があります。しかし、いずれの根拠がより科学的、客観的、信頼できるか。これについては、われわれはこのように結論づけています。真実はまだはっきりとしていない。両警察と捜査を終えるべきではなく、さらに協力を強化して、相互に支持し、責任を共有してこの事件の真実にせまるべきである、と。それが双方人民に対する責任ある態度というものだと。この人為的事件は、われわれの捜査結果によれば、わが国内で発生した可能性は極めて小さいが、けっして日本国内で発生したとはいっていない。最終結論は徹底捜査の結果を待たねばならない。質問ありがとう。<br />
（<font color="#ff0000">別に日本国内で発生したとはいっていないよ。でも、いいたいことわかるよね。日本警察の証拠と、中国警察の証拠とどっちが科学的、客観的かってことだよ&larr;日本の科研より中国警察のレベルの方が高いといいたいのか？日本警察言い返せ！</font>）</p>
<p>
■チャイナ・デイリー：魏副局長、さきほど、中日双方が早急に食品安全に関する長期的かつ有効なメカニズムを構築すべきだ、とおっしゃいましたが、このメカニズムはどんなものですか？日本側の反応はなんと？シエシエ。<br />
（<font color="#ff0000">そうそう、あのうざったいポジティブリストを回避するための日中の食品安全協力メカニズムの構築について</font>）</p>
<p>■魏：中国質検総局としては、まさに厚生労働省とこのメカニズム建設を積極的にすすめているところです。協力の内容は、人員、情報、技術の交流、定期的会議制度、重大食品安全事件お協力、連絡体制の確立などでの協力関係などです。２月２日、日本にいったワーキンググループが、この希望を日本側に伝えています。日本の駐華大使とあったとき、正式に「中国質検総局と日本厚生労働省の食品安全に関する協力協議」草案をわたして置きました。日本側の積極的な反応をえて、出来るだけ早くサインしていただくよう希望しています。（<font color="#ff0000">もう、日本側に草案わたしておきました、早くサインして！</font>）</p>
<p>■中国国際ラジオ：余副局長にお聞きしたい。日本警察がチェーン店で発見した疑わしいギョーザについて検査したところ、袋の表面からもメタミドホスが検出されています。しかも、そのふち２袋は、工場に回収されたものだとか。この情報は正しいのですか？<br />
我が警察はこの２袋の袋を検査したのですか？（<font color="#ff0000">袋の外から発見されたメタミドホスガについての見解を</font>）</p>
<p>■余：正しいです。これについては王主任から。</p>
<p>■王：物証鑑定センターは２月２５日、石家荘公安局から我々に対し２袋のギョーザの検査依頼をうけました。この二袋の表面には粘着物があるということで、日本の輸入業者が天洋食品に郵送してきたものです。これが公安省に持ち込まれ、ガスクロマトグラフ（GC／NPD）検査をしたところ、ともに外側、内側からメタミドホスが検出されました。袋の外側の方の数値は内側よりはるかに多く、袋の外側から内側に浸透した可能性が高いです。（<font color="#ff0000">親切な日本の輸入業者が天洋食品に提供した証拠品を検査しましたところメタミドホスが袋の内と外から検出され、しかも内側より外側からはるかに数値が高かったんですよ&larr;みんなびっくり新証拠！？って、ギョーザ勝手に天洋に郵送したのか、日本の輸入業者！</font>）</p>
<p>
■東京新聞：余副局長、メタミドホス混入の経路の問題ですが、さきほどの説明では、必ずしも中国で生産されたメタミドホスではない、第三国の可能性があるということですね。なにか手がかりでも。もう一つ、魏副局長に質問です。千葉、兵庫の中毒事件後、日本は少なからぬ、中国産食品の農薬検出を発表しました。さきほど、中国の対日輸出の合格率は日本の対中輸出の合格率より高い、とおっしゃいましたが、この問題、同解決するつもりですか。ありがとう。（<font color="#ff0000">第３国の可能性があるというなら、何か手がかりでも？対日輸出食品合格率高いというけど、最近相次いでる残留農薬問題はどうなのさ？）<br />
</font><br />
■魏：まず、私のへの質問から。最近連続して質検総局は記者会見を開き、これら問題に答えています。最近も、中国が輸出したサバから、基準値以上のジクロルボスが検出され、にらや、エビニラまんからも、残留農薬が検出されました。浙江省のいか天ぷらからも残留農薬が検出されました。（<font color="#ff0000">サバのジクロルボス、ニッキのエビニラまんじ、いか天ぷらとかね。あれ、誤解だっちゅうの）</font></p>
<p>■魏：これら問題はすでに真剣に調査、確認し、発表しています。あなたがもう一度きくので、簡単に説明しましょう。山東威海宇王公が輸出したシメサバからでたジクロルボスですが、この原料のサバは、デンマークから輸入したもので、生産環境にはジクロルボスはありませんでした。山東検疫検査局と威海検査検疫局は、先端機器によってここのすべての産品を検査しましたが、ジクロルボス問題は発見されませんでした。<br />
（<font color="#ff0000">だって、サバ加工品の原料はデンマークから輸入したから、あれはデンマークのせいだい！</font>）</p>
<p>
■魏：日本香西物産の販売店が民間の検査機関に委託して検査した結果、ジクロルボスが含まれていたというので、報道が大げさにされたのですが、私はこの結果について、日本厚生労働省からの確認を得ていません。<br />
　山東仁木、清清仁木の輸出ニラまん、エビニラまんについても、山東省検査検疫局がまじめに検査しましたが、なにも問題がありませんでした。２月２２日、日本の横浜検疫機関もさらに検査しましたが、すべての産品とも残留農薬は検出されませんでした。<br />
（<font color="#ff0000">もう、日本は大騒ぎしすぎ。ニッキの工場もこっちで全部調べたけれど、残留農薬は検出されませんでした！</font>）</p>
<p>■浙江省輸出企業のいか天ぷらですが、２３日の日本メディアが残留農薬検出とほうじましたが、２４日に日本の輸入機関が再度検査したところ、全ての基準が要求に合致しており、残留農薬は検出されませんでした。浙江省検査検疫当局も連夜検査しましたが、残留農薬は検出されませんでした。<br />
（<font color="#ff0000">いか天ぷらは、日本メディアの勇み足！）<br />
</font><br />
■魏：日本生協の専門家がこれら企業に対し真剣に検査しましたが、企業の管理規範になんら異常は発見されませんでしたし、産品も日本の基準に合致したものでした。私がここで説明したいのは、ギョーザ事件で、みなさん、食品安全にちょっと敏感になっており、小売店や輸入業者のこれらの検査結果は少し客観性に欠け、公正でなく、発表するときも責任ある態度にかけているということです。たとえ最後には間違いが訂正されても、中国食品に対するマイナス影響はでるわけで、損害もすでにでています。この問題の解決方法は、非常に簡単です。ギョーザ事件について、中日双方の共同捜査を通じて、いまのところ皆さんひとつの全体の認識をお持ちなのですから、理性的な思考、正常な思考に戻って、誤った情報で再びミスリードされないようにすべきなのです。（<font color="#ff0000">みんなちょっと敏感になりすぎ！おかげで、中国食品はあらぬ疑いをかけられて、大損害をこうむっているよ、ぷんぷん</font>）</p>
<p>■魏：さらに、どういうふうに解決したらいいか？これは中日関係部門が密接に協力し、的な協力交流をもち、情報交換をおこない、重大食品安全事件を含め、コミュニケーション、協調、協議、解決メカニズムなども通じて、関連の問題を解決するということです。事実上、多年にわたって、中国は米国、EUなど関係国・地域と、密接な協力メカニズムによって、食品安全問題を適切に解決してきました。同時に、中国政府は輸出食品生産企業の監督、管理、原料加工から生産加工、包装、輸送、輸出の管理ポイントにたいし、アリのはいでるすきまものないほど管理を強化してきました。<br />
（<font color="#ff0000">どう解決するかって、そりゃ日中の協力を強化していくだけですよ、ね、Fさん</font>）</p>
<p>■魏：同時に、輸出生産企業に対しては信頼ある管理方法、残留農薬の検出された輸出産品などに対しては、回収、企業への厳格な検査の実施などおこない、問題発生後の改善にまじめに取り組んできました。（<font color="#ff0000">中国の最近の対応は素早いよ&larr;確かに以前に比べると格段に早い）</p>
<p></font>■われわれはレッド・ブラックリスト方式をとって、社会に対し優良企業、不合格企業リストを発表。企業がもし国外で問題をおこし、適時の改善を行わなかった場合、輸出資格を取り消すなどしてきました。国際慣例において、貿易は輸出、輸入とも、不合格問題が発生するものですが、貿易規則、国際約定によって解決できる、本来、非常に正常な問題なのです。（<font color="#ff0000">残留農薬問題は、貿易上の国際約定でしゅくしゅくと解決していけばいいんだから、騒ぎたてるなよ</font>）</p>
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		<title>食の安全学再び：お弁当の持参禁止Ｂｙ五輪食品安全委</title>
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		<pubDate>Fri, 22 Feb 2008 06:34:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[五輪食品安全委員会]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>
		<category><![CDATA[食品持ち込み禁止]]></category>

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		<description><![CDATA[■米国の選手団が、北京五輪に食料を持参するといっていましたが、北京五輪食品安全委員会の唐雲華報道官は２１日の記者会見で、「五輪の慣例にしたがって、食べ物、飲み物の持ち込みはゆるしません！」と言い切りました。五輪選手のみな [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■米国の選手団が、北京五輪に食料を持参するといっていましたが、北京五輪食品安全委員会の唐雲華報道官は２１日の記者会見で、「五輪の慣例にしたがって、食べ物、飲み物の持ち込みはゆるしません！」と言い切りました。五輪選手のみなさん、大丈夫です。ハツカネズミがお毒味してます！ということらしいです。</p>
<p>■この会見、私は出ていなかったのですが、ネットで全文のやりとりが出ています。「安全だい！」という当局と欧米国記者の「安全じゃねぇ～だろっ」の押し問答があまりにもおもしろいので、アップしました。赤字でつっこみたくなるところいっぱい。</p>
<p>
<strong><em><font size="3">■北京五輪に<br />
おやつは持って来ちゃダメよ。ｂｙ五輪食品安全委<br />
<font size="1">せんせい！バナナはおやつに入りますか？</font><br />
</font></em></strong><br />
<font color="#3366ff"><strong>司会者</strong></font>：記者のみなさんこんにちは。きょうは、元宵節（初１５日、松の内の最後の日）ですね。元宵節快楽！きょうは、北京五輪メディアセンターの定例会見です。五輪の食の安全はみなさんずっと、関心の話題ですね。ですから、きょうは、みなさんに北京の食品安全検査と保障の最新状況をご紹介しましょう！北<strong>京市食品安全弁公室の唐雲華報道官</strong>、<strong>北京市食品安全コントロールセンターの路勇主任</strong>、<strong>北京五輪運動会サービス部の向ピン副部長</strong>、<strong>北京五輪運動会サービス部飲食所の抗易所長</strong>をおよびしました～。みなさん、なんでも聞いてください。（唐報道官が冒頭にのべた、北京五輪の食品安全措置の解説は省略。）</p>
<p>
<strong><font color="#339966">シンガポール記者</font></strong>：あなたたちが、非常に積極的に食品安全システムを打ち立てていることは知っているけど、万が一、五輪選手村で食中毒が発生したら、どういうふうに対応するの？他国の選手団も検査を行うの。自分で薬や食品を持ち込むとしたら、その食品も安全検査が必要なの？（<font color="#ff0000">安全システムがあるから大丈夫というけど、万が一が起こってからじゃ遅いのよ、わかっている？薬や食品持ち込みたくなる気持ち、わかってよね。といいたいらしい&larr;アジア記者の質問の仕方は、奥ゆかしい。とりあえずまず、相手を立てる）</font></p>
<p><strong><font color="#3366ff">唐</font></strong>：質問ありがとう。まず、食中毒防止対策については、事後事前にかかわらず、すべて食品安全保障関連部門と団体がまず、五輪会場と選手村の中で食中毒や食中毒に似た現象が発生しないよう確保します。目下北京市は、五輪食品安全の保障方法をつくり、厳格な衛生監督、検査、原材料準備などの制度を実施して、食品安全を確保しています。（<font color="#ff0000">だ、か、ら、万が一がおこならにようにしているから大丈夫だって、といいたいらしい。&larr;でもそれって、万が一おこったときのことは想定していませんという意味じゃ&hellip;。ちょっと偉そうな答え方</font>）</p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：つぎにですね、食中毒の診断は、わりと複雑な医学的プロセスなんですが、もし選手にふつうでない症状が出れば、われわれは、迅速にチームをくんで疫学的調査を展開し、調査結果を根拠に治療を行います。調査結果により食中毒なのか、ほかの原因によるものかを明らかにするでしょう。この方面については、我々は突発性食品安全緊急対応処理と治療のプランをもっています。有効な予防と対応ができるでしょう。（<font color="#ff0000">食中毒みたいなものが起きたら、疫学調査して、応急処置と治療しますから大丈夫、といいたいらしい。&larr;でも、それじゃ遅くないかい？まあ、選手団には専属のお医者さんがいるからだろうから、大丈夫だろうけど</font>）</p>
<p><strong><font color="#3366ff">唐</font></strong>：二問目の質問ですが、まず我々は北京市の五輪に対する周到緻密な食品安全プランを制定しました。同時に、原料提供の面では可能なかぎり、各国選手の風俗習慣、味覚を考慮し、また安全面では、厳格な五輪食品安全プランを市として制定しており、万に一つの問題もないようにできます。五輪の食品安全基準は国際食品安全基準より厳格です。（<font color="#ff0000">北京五輪の食品はおいしく安全。国際基準よりずっと安全です！といいたいらしい。&larr;どこの国の国際基準ですかぁ？</font>）</p>
<p>
<font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：ですから、五輪の各国選手代表団は安心して、選手村や会場内のわれわれの提供する食品をお召し上がりくださるように。<font color="#ff0000">（&larr;今の説明では、結局ぜんぜん安心出来ないのであった</font>）</p>
<p><strong><font color="#3366ff">向</font></strong>：唐報道官がすでにはっきりと回答されていますが、私からも。選手が食品や薬品を持参することについて、過去の五輪においても、すべての選手村はこれを許可してきませんでした。薬の携行の問題はさらに複雑です。といいますのも、薬は選手の体への適応性の問題などがありますから。まず、選手が長期に服用している薬品は、その国家が指定する部門の人間を通じて、申請して、やっと許可されます<font color="#ff0000">。（食べ物持ち込み禁止！薬は申請して許可を得てください！&larr;ええっ～！バナナもだめなんですか？）</font></p>
<p>
<font color="#339966"><strong>ＣＮＮ記者</strong></font>：前に報道でみたんですが、米国の選手団は一部食品を持参するといっています。中国の食品は各国の選手にとって何が不満なのでしょう？もし中国が非常にパーフェクトな食品安全システムがすでにお持ちというなら、なぜ彼らは食品を持参するというのでしょうか。（<font color="#ff0000">米国選手は中国の食事がお口にあわないんだよ！持参ダメという前に、なぜ持参したがるか考えたことあんの？といいたいらしい&larr;記者会見でケンカ売る米国記者）</font></p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：思うに、この質問は米国選手団に答えてもらう必要があるでしょう。北京市の食品安全はすでに確立されていますし、さっきいいましたように、北京五輪の食品安全基準は国際食品安全基準より厳格なのです。我々の五輪食品安全基準は、国際食品安全委員会および国際上さらに先進的な安全基準を総合して制定したものです。さらに、我々北京市の食品安全は、田畑から食卓まで全プロセスをコントロールできるシステムで確保されています。（<font color="#ff0000">そんなこと米国選手団にきけよ。安全ったら安全なんだよ、といいたいらしい&larr;むっとする当局者）<br />
</font><br />
<strong><font color="#3366ff">唐</font></strong>：さらに、食品を持参して中国に入国する場合、若干の規定があります。外国人であろうが選手であろうが国民であろうが、食品を我が国に持ち込む場合、まず我が国の検査検疫をうけ、税関の食品安全要求に合致せねばなりません。このほか、向部長が答えたように、選手は食品を選手村に持ち込めません。というのも、それら食品が五輪食品安全基準の具体的要求に合致するか確認する方法がないからです。（<font color="#ff0000">米国選手の持ち込む食品の方が危ないんだよ！中国じゃBSE米国牛肉は持ち込み禁止だい！といいたい？&larr;ケンカ上等、強気の当局者。その強気はどこからくるの～</font>）</p>
<p><font color="#339966"><strong>クリスチャン・サイエンスモニター</strong></font>：抗所長におききします。米国の選手団が選手村に食品を持こみたいと思うのはなぜだと思われますか？あなたの感覚は正常なの？それともちょっとずれているの<font color="#ff0000">？（なによ、その言い方、あんたちょっとおかしいんじゃないの～&larr;もはや、要約の必要無し。本気でケンカ売る米国記者、つ、つよい！）<br />
</font><br />
&nbsp;<strong><font color="#3366ff">抗</font></strong>：私に対するその質問は、ちょっと遺憾ですよ。われわれはすごく多くの準備をしてるんですよ、世界の選手たちに今年の五輪期間、一緒に楽しんでもらおうと思っています。もし米国の選手団が、この各国選手の集いにいないとすると、それはちょっと遺憾です。ただし、今のところ米選手団から、直接食品を持ち込みたいの正式通知はうけてませんが。（<font color="#ff0000">おいおい、先進国にしちゃ失礼な質問するじゃないか。五輪選手はみんな同じ釜のメシくって交流するんだよ。自分だけ、食事が口にあわないとかいって弁当持参っだって？米国選手って何様よ？協調性ないと、嫌われるよ！といいたいらしい&larr;中国も米国もオレ様体質なところはそっくり。日本記者には会見場でここまでのやりとりできませんね～）</font></p>
<p><strong><font color="#339966">米国のラジオ記者</font></strong>：さきほど、あなたは非常に多くのコントロール管理システムを紹介してくださいました。しかし、システムの運用プロセスのどこでしばしば問題がおきるか、どこに深刻な問題が存在するかは、あなたはわかっている。それをレベルアップ、改善するにはなにが必要ですか？また五輪が終わってのち、どのシステムが継続して存在するのか、特に食品安全に関連するシステムは中国人自身がその恩恵をうけることができるのですか。（<font color="#ff0000">システムがあったって、汚職とか怠慢とか隠蔽とかでそのシステムが正常に機能しないことしっているんでしょ？それを改善する方法はあるの？といいたいらしい&larr;そうです、システムがあるなしより、システムを運営できる能力があるのかどうか、というのが問題</font><font color="#ff0000">）</font></p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：その質問に非常に感謝します。五輪食品安全レベルの向上は北京市食安全全体のレベルアップのことです。近年、北京市食品安全全体のレベルは大きく向上しました。北京市の食品汚染は、おもに生物性（病原菌など）、化学性（添加物、残留農薬）、物理性（破損など）の三種に分類されますが、これは世界各国でも直面する汚染です。（<font color="#ff0000">食品の安全問題というのは、世界中どこでもあるのよ、どうして中国ばかりせめるの、といいたいらしい。&larr;どうして、といわれても、胸に手をあててください、としかいえないが）</font></p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：過去、北京市は連続十年の動態検査を展開し、その結果、目下の食品安全全体の検査合格率は比較的高水準をたもっています。食品安全突発事件などが具体的に発生すると、消費者の行動を具体的に分析し、それにあった段階的な食品安全重点的管理コントロールの問題を制定します。たとえば、もし、肉製品について、消費者からクレームが多かったとする。われわれはその商品について、集中的に検査し、管理監督し、違法行為をとりしまります。問題を発見し、関連措置をとるという今現在我々がやっていることこそ、すばやい科学的なアセスメントの基礎の上に打ち立てられている、といっていいです。（<font color="#ff0000">ちゃんと科学的で完璧なアセスメントの基礎ができているから安心しなさい、といいたいらしい&larr;それでも、毒ギョーザや残留農薬冷凍食品が日本にくるのだから、安心できないのだが</font>）</p>
<p><strong><font color="#3366ff">唐</font></strong>：第二の問題ですが、北京市は目下、五輪期間中にとられる各項目目の措置を、首都市民のおよび中国内外の観光客の食品安全コントロールと保障措置のために転換利用しています。というのも、五輪の食品安全保障は選手団と会場内に限ったことではなく、五輪期間中の選手や関係者、来賓などに限ったことでもなく、北京市民と国内外観光客全員の食品安全を保障せねばならないからです。同時に、我々はこの数年の間に北京市の食品安全の相対的レベルを向上させることに力を尽くし、広大な市民と中国内外の観光客が恩恵を受けています。我々は全体のレベルが向上してこそ、五輪の食品安全が保障できるのだと思います。ですから今日説明した首都食品安全コントロールシステム、つまりトレーサビリティ（遡逆）システムや監督システムなどは、五輪終了後も、五輪開会前も、首都市民と中国内外観光客の食品安全を監督コントロールする重要な措置としてすでに転換利用されています。（<font color="#ff0000">なにも五輪選手だけを特別扱いしてるんじゃないない、北京市民も国内外観光客もきっちりパーフェクトに安全な食をいただけますよ、といいたいらしい</font>）</p>
<p><font color="#339966"><strong>チャイナ・デイリー</strong></font>：選手以外、五輪のときは大勢の外国観光客も北京に訪れますが、彼らは都市のどんな片隅のレストランにいくかわかりません。そのときは、衛生条件の悪いレストランは臨時的に閉店させるのですか？目下どんなレストランに問題が多いのですか？それらに対し、どんな措置をとるのですか？シエシエ。<br />
（<font color="#ff0000">レベル低いレストランは強制排除だよね？）</p>
<p></font><strong><font color="#3366ff">唐</font></strong>：質問ありがとう。五輪期間は多くのレストランが閉店する可能性があるとの報告がありますが、これは誤解でしょう。まず、我々は五輪期間の食品安全を確保し、さっき説明した重点措置が、社会面の安全を保障することになります。また、おおぜいの国内外観光客と首都市民全体が首都のいかなる片隅にいようと、食品安全を確保できるようにします。（<font color="#ff0000">そういう言い方は露骨すぎてすきじやないな。欧米記者にまた揚げ足とられるだろ、といいたいらしい</font>）</p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：観光客の食品安全確保のために、北京市は０５年から五輪食品安全行動綱要を実施し、いわゆる「量化分級管理」というものを実施しています。つまり、A、B、C、Dと<br />
四ランクにわけ、広大な市民の監督により企業の安全衛生の全体のレベルを向上させます。もっか、北京市はA、B、Cランクのレストランが絶対的多数を占めており、Dランクレストランもレベルアップ中です。これら措置は、五輪期間に限ったことではなく、我々首都の食品安全保障全体の一部分です。我々はまだこの措置を推進し続けています。<br />
（<font color="#ff0000">北京で独自にミシュランつくって、そのDランクのレストランは改善命令をだしているから、Dランクのラストランは事実上なくなるはず。強制排除じゃないよ、といいたいらしい&larr;Dランクってどんなレベルかな？</font>）</p>
<p><font color="#339966"><strong>中国国際ラジオ</strong></font>：こんにちは。現在北京が実施する食品安全基準は国際基準より厳格だそうですが、比較的具体的な例をあげてくれませんか。<br />
（<font color="#ff0000">当局者さまがお困りだ、気のきいた質問しなくっちゃ</font>）</p>
<p>
<font color="#3366ff"><strong>路</strong></font>：たとえば、ラクトパミン（家畜用成長促進医薬品）の残留基準ですが、われわれの基準は、この残留量がゼロ、つまり検出されてはならない、と規定されています。でも<strong>どっかのお国</strong>では豚肉において５０ppmのラクトパミンが含まれていますね。われわれのところではゼロでないとダメです。我々の基準は<strong>どこぞの国家</strong>の基準よりもすぐれています。ありがとう。<br />
（<font color="#ff0000">よくぞ聞いてくれました。米国はブタや牛にラクトパミン使っているけどさ、うちんとこは使用禁止！だから米国の肉類は五輪選手でも持ち込めません！といいたいらしい&larr;笑える。嫌みの応酬）<br />
</font><br />
<strong><font color="#339966">AFP</font></strong>：こんにちは。まず、食品安全基準の問題について聞きたいのですが、さっきあなたは、五輪の食品安全は国際基準より高いとおっしゃいましたが、それは北京市の食品安全は国際基準より高い、ということですか？それとも、ダブルスタンダード、ということですかね。さきほどおっしゃった中国の肉類に含まれるステロイド（ラクトパミン）は、たべすぎるとドーピング検査で陽性の可能性がある、っていうことですかね？（<font color="#ff0000">ラクトパミンがダメで、痩肉精＝塩酸クレンブテロールはOKなわけ？それってダブルスタンダードでしょ？ラクトパミンがドーピング検査にひっかかるんだったら、中国の豚肉からときどき検出される塩酸クレンブテロールはどうなのさ？といいたいらしい&larr;フランス人も皮肉をきかせた質問がお得意</font>）</p>
<p><font color="#3366ff"><strong>唐</strong></font>：２００８年の五輪は北京で行われます。ですから我々の五輪食品安全基準と活用は原則的にすべて北京市の食品安全基準です。首都全体の食品安全レベルを引き上げるということです。第２に、食品安全の範疇と概念は、ドーピングの医学的概念と同じではありません。（<font color="#ff0000">食品安全とドーピング検査はぜんぜん違う問題でしょ、といいたいらしい&larr;いえいえ、五輪においては食品安全とドーピング問題は直結した問題）</p>
<p></font><font color="#3366ff"><strong>路</strong></font>：唐報道官がいったように、食品に含まれる物質の量と選手のドーピング反応は違う概念です。私の理解するところでは、目下、世界なかでもこれらを関連づけた科学的研究報告はありません。ある種の肉を食べ過ぎて、ドーピング検査陽性がでたという報道を見たことがあるというなら、ぜひ我々にもファックスしてください。参考にしますから。次に、我々の五輪の基準および家畜飼料の使用規定は非常に明確で、薬を混ぜた飼料の使用は中国で厳禁とされています。（<font color="#ff0000">だいたい、肉に残留したステロイド剤でドーピングにひっかかったて話きいたことないよ！あるんなら言ってみろよ。いっとくけどね、中国は米国みたいに牛の飼料に薬混ぜたりしてないからね。だからBSEもないんだよ&larr;でも、米国から家畜飼料、輸入しているよね、確か？あたし、こないだ貴州出張のとき牛の脳みそとかくっちゃったよ～</font>）</p>
<p><font color="#3366ff"><strong>司会者</strong></font>：時間の関係で、ここで終わりにします。<br />
（以上）<br />
２１日の会見なので、時間たってしまいましたが、欧米記者ががんがん質問する記者会見っておもしろいね～。私にはこんな挑発的な質問できません。小心者だから。</p>
<p>■しかし、米国選手団が食料持参する、という報道は中国さまのプライドをよっぽど傷つけたようですな。こうなると意地でもお弁当禁止令は徹底されそうな感じ。そういや、むかし、お弁当は、おかずの数にその家庭の経済状況が反映されて子供の差別につながるとかいって、反対するPTAがあったような。五輪選手団の食料持参も、見ようによっては、経済状況を反映させた大国のエゴイズム、といえるかもしれない。</p>
<p>■だが、とことん不安があおられる会見だよな～。きっと選手にひとりも食中毒も食によるドーピング問題も発生しなければ、それはニュースになるんだ。「これで中国の食の安全は世界に証明された！」とかいう見出しで。お毒味のハツカネズミは、実は選手の皆さんでした、というオチか。笑えない～。</p>
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		<title>食の安全学再び：まるで農薬カクテル？ちょこっと改訂</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Feb 2008 08:31:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[ソースかつ]]></category>
		<category><![CDATA[ニキフーズ]]></category>
		<category><![CDATA[ホレート]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■なんか、農薬・殺虫剤の名前の中国語ばっかりおぼえてしまうね。甲拌?（ホレート）、対硫?（パラチオン）、甲基対硫?（メチルパラチオン）、敵敵畏（ジクロルボス）。ここまでくると、きっと、内吸?（デメトン）とか六六六（ベンゼ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■なんか、農薬・殺虫剤の名前の中国語ばっかりおぼえてしまうね。甲拌?（ホレート）、対硫?（パラチオン）、甲基対硫?（メチルパラチオン）、敵敵畏（ジクロルボス）。ここまでくると、きっと、内吸?（デメトン）とか六六六（ベンゼンヘキサクロリド）とか滴滴涕（ＤＤＴ）とかもそのうち検出されるような気がする。まるで、農薬カクテルだね。ちなみに、上にあげた農薬のうち中国で生産・使用ともに禁止されているのは、パラチオン、メチルパラチオン、六六六、ＤＤＴ。でも、とうの昔に禁止されているＤＤＴなども、たまに残留農薬検出の報告で名前があがったりするので、まったく、この国の農薬使用状況は得体がしれないよ。</p>
<p>
■パラチオンは１６０５、ホレートは３９１１、デメトンは１０５９、という数字でも知られているので、中国語検索ネットで、残留農薬、中毒という用語と一緒に検索すると、中国の新聞記事で、これら農薬がどれほど残留農薬問題や中毒事件、投毒（故意に農薬を食品に入れる）事件を引き起こしているかがわかる。</p>
<p>■しかし、これだけいろんな農薬、しかも日本では使われていないものばかりがでてくると、やはり原因は中国側にあるという気がますます強くなってくる。実は問題は、事件の性質からいっても、メタミドホスギョーザより、メタミドホス肉まん、ホレートカツ（アスパラ）の方が問題かもしれない。</p>
<p>
■メタミドホス肉まんの製造現場、山東仁木食品について、ホームページから紹介。コメントで指摘されたとおり、ニッキフーズ独資（３６０万㌦）の食品加工工場で、山東省より１９９７年３月に批准されている。さっき電話かけたら、「不太清楚（よくわかりません）」の連発で、まだ対応策が協議されていないもよう。ホレートかつは、同じ山東省の清清仁木食品で製造。</p>
<p>
■産品のすべてが輸出用。山東仁木の方は、工場従業員は１２００人でうち７２０人が大卒、専門学校卒の技術員でレベルはたかい、はず。日本農林水産省衛生注冊（登記）企業、つまり日本農水省お墨付きの企業だ。しかもＩＳＯ９００２品質システム認証を取得している。東京国際食品飲料博覧会（第２４回、第２５回）で高い評価をえて、味、香り、栄養の三拍子そろった、食肉、野菜加工製品、粉ものなどは海外でもひっぱりだこ。年間６０００トン（１・１億元）の生産量をほこっているパーフェクトな食品加工企業、のはず。</p>
<p>■なのにどうして、有機?農薬が検出されたのか？しかも肉まんのニラからメタミドホス最高０・６６ppm、冷凍カツのアスパラからホレート１・２ｐｐｍとはけっこうな濃度だ。</p>
<p>■中国でこのホレートは、まだ国内で生産みとめられている高毒性有機?農薬殺虫剤。ただし、国家としては野菜、果樹、茶樹、漢方薬草には使用するなと命令している。アスパラって野菜だから、本当はつかっちゃだめなんだよね。だが、じつのところ、中国の残留農薬問題の上位に必ず登場するから、みんな使っているんだろう。</p>
<p>■国家品質監督検査検疫総局によると、ニラのメタミドホス、アスパラガスのホレートは、残留農薬らしい。１００％日本独資で、責任があるのは日本側管理のせい、といいきった。ホレートは粉剤で使うことが多く、固まって野菜表面上に残ることがあるそうだ。質検総局によると、この肉まん、冷凍カツともに、地元検疫当局で残留農薬検査を受けた記録がなかった。ＩＳＯも、農林水産省お墨付きも、ポジティブリストも、いったいどういう意味があるのか、考えなおさないといけないね。</p>
<p>■昨年７月、ホレートの毒性を示す、結構、衝撃的な事件があるので、これは紹介しておこう。７月２６日、吉林省吉林市の肥料会社で〝化学肥料〟の袋３５トン分を一袋５元の運搬料でトラックへの積み込み作業を行っていた、出稼ぎ者４人が、作業中、急に体がかゆくなり、ふるえだし、気分が悪くなってショック症状を訴えた。化学肥料だと思いこんでいた袋の中身は実は、劇薬農薬のホレートだったのだ。病院の緊急措置で命は取り留めたものの、４人のうちひとりは、精神異常をきたすなど重い症状だった。会社側がちゃんと防護措置を提供しなかったということで、責任を認め、相応の賠償金を支払って解決したそうだが、袋ごしにふれただけでも、中毒になるほどきつい農薬ということだ。</p>
<p>■しかし、化学肥料と思わせて、無防備な出稼ぎ者に、安い賃金で劇薬農薬を運搬させるなんて、農薬を取り扱う企業にしちゃあまりにいい加減、無責任、非人道ではないか。ひょっとして、こういう感覚で、農薬店でも、農業の現場でも、劇薬農薬が取り扱われているんじゃないかな、そうだとすると、ＩＳＯもポジティブリストもすりぬけて、たまに残留農薬ぐらい検出されることもあるだろう、と思ってしまうのである。それが、安さの代償といわれたら、日本の消費者としては、どうするかね。私なら、自分は安さと手軽さの魅力に負けて食べるかもしれないけれど、子供とかには食べさせたくない、と思うかも。</p>
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		<title>食の安全学再び：中国側調査の進捗状況、きいてみる？</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Feb 2008 16:54:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[中国側調査報告]]></category>
		<category><![CDATA[中国産ギョーザ]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[&#160; ■中国側が２月１３日に発表した中国産ギョーザ農薬混入事件の調査進捗状況を全文アップします。はっきりいって長いです。のちのちの参考資料のためにはしょりません。めんどくさい人は、赤字要約で。 ■水餃事件調査進展 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p>&nbsp;</o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">■中国側が２月１３日に発表した中国産ギョーザ農薬混入事件の調査進捗状況を全文アップします。はっきりいって長いです。のちのちの参考資料のためにはしょりません。めんどくさい人は、<font color="#ff0000">赤字要約</font>で。</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"></p>
<p></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><strong><em><font size="3">■水餃事件調査進展状況</font></em></strong></span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"></p>
<p></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><strong>■１，事件発生後、中国側は迅速に関連措置をとり、積極的に日本側と協力して調査を行った。</strong></span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"></p>
<p></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">■１月３０日午後２時、国家品質監督検査検疫総局（質検総局）は、中国駐日大使館を通じて日本側から通報をうけ、日本の一部消費者が河北省食品輸出入集団天洋食品工場生産のギョーザ（中国語で水餃と表記）を食べたことにより食中毒を起こしたことを知り、これを高度に重視し、迅速に一連の措置をとった。（<font color="#ff0000">中国側はの初動はすばやかった</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"></p>
<p></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">■①日本厚生労働省など関連部門と連絡をとり、具体的状況を理解した。</p>
<p>■②迅速に調査チームを発足、当日午後には河北輸出入検査検疫局に職責をもって調査員を派遣させ、日本から通報があった問題の商品、２００７年１０月１日生産の１３㌘規格、同年１０月２０日生産の１４㌘規格の白菜豚肉あんギョーザのサンプルに対して、抽出検査を夜通しで行った。１月３１日早朝には、メタミドホスが検出されなかったという結果が出た。その後、国家質検総局調査チームが直接抽出検査を行い、中国検査検疫科学研究院も再度、検査をおこなったが、メタミドホスは検出されなかった。</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p>（<font color="#ff0000">中国側工場が保管していたサンプル、原料からはメタミドホスが検出されなかった</font>）&nbsp;<br />
</o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">■③天洋食品工場に職責をもって生産・販売を停止させ、日本にある製品および日本へ輸出途中の製品を回収させた。（<font color="#ff0000">なのに生産、販売、回収を素早く命じた。中国側の責任ある態度だよ！とアピール</font>）</p>
<p>■④天洋食品工場の原料搬入、生産加工、包装、輸送、輸出の各ポイントで詳細な調査を行い、企業が生産した商品、取り置きサンプル、回収した商品および包装袋を抽出検査した。河北輸出入検査検疫局が抽出検査を拡大し包装袋も検査。１月３１日、２月１日に問題の２種類の商品と製造日が近いもの、合計１１日分の取り置き商品サンプルと回収商品を検査。すべての検査結果で、メタミドホスが検出されなかった。（<font color="#ff0000">念のため、もういっかいサンプル検査したけれどメタミドホス未検出</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"></p>
<p>■２月３日、国家質検総局と商務省による中国政府訪日調査団が日本に到着。すぐさま日本の内閣府国民生活局の筆頭審議官・堀田繁、警察庁刑事局、厚生労働省医薬食品局、農水省消費安全局、外務省アジア大洋洲局などで組織された日本代表団と会談、協議を行い、中国側の調査の進捗を報告した。（<font color="#ff0000">中国側はすばやく調査団を派遣</font>）</p>
<p></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■日本の厚生労働省は日本でメタミドホス中毒は３件発生し、１０人が中毒を起こしたことを確認。２月５日、訪日調査団は日本生協と</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial">JT</span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">フーズ、日本食品環境検査協会を視察。天洋のギョーザが日本で輸入され、小売りされる状況を理解した。訪日調査団の<strong>強烈な要求</strong>に応じて、日本生協は回収した２００７年１０月２０日、１９日、６月３日、１１月１日生産の計１０袋のギョーザサンプルを中国に持ち帰って検査研究を行うことに同意。ただし日本側は１０月１日製造のギョーザについては提供しなかった。<strong>日本側は今にいたるまで、中毒症状を引き起こした関連のギョーザ、嘔吐物のサンプル、検査報告および関連の物証を提供していない</strong>。（<font color="#ff0000">日本側は、メタミドホス検出された、というけど、何も証拠を提供していない。ぷんぷん。メタミドホス検出って、日本側が勝手にいっているだけじゃないの？</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■訪日調査団は、２月６日午後北京にもどった。中国側はすぐに、中国検査検疫科学院に委託して、中日がともに認める検査方法と検査機器を使って、日本から持ち帰った６月３日、１０月１９日、１０月２０日、１１月１日生産のそれぞれ４０個、１４㌘規格のギョーザに対して検査を行い、２月１０日、すべてのサンプルからメタミドホスもジクロルボスも検出されなかったとの結果を得た。（<font color="#ff0000">日本から強奪したギョーザサンプルもシロだったよ</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■２月４日、日本政府は政府調査団を北京に派遣、２月５日午前、国家質検総局など関連部門が調査団と会談、協議を行い、中国側調査の最新の進捗状況を伝え、積極的に日本政府調査団の訪中視察を支持、協力したいと表明。会談後、質検総局は日本政府調査団と同行して、河北省石家荘に赴き、河北省検査検疫局および河北省政府の関連部門と真剣に会談、協議。天洋食品工場の詳細な現地視察を行った。中国側は提供できるすべての資料を提供し、できうる限り多くの場所、施設を調査団に視察してもらった。（<font color="#ff0000">日本側は、サンプルや証拠提供をしぶったけど、中国がわはすごく協力的だったよ）</font></span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■日本政府調査団は企業の品質管理コントロールシステム、原料購入および検査検疫、成品入庫、発送のプロセス、企業の薬物購入記録などを詳細に調べ、企業の調理済み加工場所、調理前加工場所および冷凍庫を視察した。２月６日未明、中日合同ブリーフを開き、日本政府調査団は「調査状況をみるに、当該企業の工場は清潔で管理はパーフェクト、なんら異常は発見されなかった」と表明した。（<font color="#ff0000">日本政府調査団からも、キレイな工場、とお墨付きをいただいた</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■２月１２日、つまり昨日、質検総局李長江・局長、魏伝忠・副総局長と中国側関係者は再び、河北に赴き、企業の品質コントロールシステム、生産管理、調理前、調理済み加工生産、包装、貯蔵、運輸などのポイントを真剣に視察、企業生産記録を子細に調べた。前回、日本政府調査団の視察後の見方と同様の感想だった。つまり、この工場は整理され清潔で、管理はパーフェクト、完全に</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial">HACCAP</span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">管理システムのかなっており、生産加工記録も完璧で、キーポイントの生産現場にはすべて監視カメラが設置され、原料搬入から、生産加工、輸送、輸出の各ポイントになんら異常はなかった。この企業の生産加工から輸出までのプロセスで、<strong>人為的破壊の可能性はほとんど存在しない</strong>。（<font color="#ff0000">パーフェクトな管理システムで、食品テロなんてムリムリ</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p>&nbsp;</p>
<p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt 18pt; TEXT-INDENT: -18pt; mso-list: l0 level1 lfo1; tab-stops: list 18.0pt"><strong><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: 'ＭＳ 明朝'"><span style="mso-list: Ignore">■<span style="FONT: 7pt &quot;Times New Roman&quot;">&nbsp;&nbsp;</span></span></span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">２、中国公安部門のこの事件に対する捜査状況</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></strong></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■公安部門はこの事件について、一貫して独立して捜査を行ってきた。公安部門によれば、中国公安省はこの事件を非常に重視し、事件通報の当初から、国内一流の専門家を組織し捜査をおこなってきた。目下、生産加工、包装、輸送などの各ポイントに的を絞った捜査をまさに急いで行っているところである。中国公安省によれば、この事件を徹底調査しはっきりさせるには、中日双方の共同の努力が必要で、日本警察と相互に状況を報告し合い、積極的友好的な協力を展開したいという。（<font color="#ff0000">捜査協力を中国側から提案するぞ。だから捜査の主導権は中国が握るのだ</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
<strong></p>
<p>■３、中日合同捜査を展開し、できる限り早急期に真相事実をクリアにすること<br />
</strong></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">■中国政府は、これまでも産品の品質と食品安全を高度に重視してきた。国内向け生産販売の食品であろうと、輸出用食品であろうと、すべて厳格な監督管理および生産を要求してきた。昨年８月～１２月、中国政府は力を集中させ、４ヶ月にわたる産品品質、食品安全に対する集中整理・管理を行い、あきらかな成果をあげてきた。輸出に関しては、全国１・６万の輸出食品原料基地を</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial">100</span><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial">パーセント調べ上げた。１６８貨物の不法輸入、不合格肉類、果物、廃物原料など１００パーセント、水際で防ぎ、あるいは廃棄処理した。１２万貨物以上の輸出食品にたいし、１００パーセント検査検疫表示を貼り付けた。この集中整理・管理は頻出安全の突出した問題を有効に解決することができ、品質安全違法行為を有効に抑制することができ、品質安全監督管理の長期的有効なメカニズム建設の比較的よい基礎となったのである。（<font color="#ff0000">自慢話ですスルーしてよし</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p class="MsoNormal" style="MARGIN: 0mm 0mm 0pt"><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial"><br />
■日本で発生したギョーザ中毒事件にたいしては、中国政府は非常に驚愕している。目下中国側、日本側はすでに調査した結果があり、中国側としては、これは残留農薬問題が引き起こした食品安全事件ではなく、一回の個別事件だと思っている。できるだけ早く真相を解明するため、中国側は、中日双方で、できるだけ早く合同捜査チームを発足し、中国、日本のそれぞれ可能な現場で徹底的に捜査を行い、いそいで真相を解明せねばならないと提案する。<br />
（<font color="#ff0000">個別の案件だから、中国食品全体を悪者にするな）</p>
<p></font>■同時に、われわれは日本に、何度も提案してきたが、さらに提案したい。中米、中欧の間ですでに確立しうまく運営されている食品安全協力メカニズムの先例にならって、<strong>できるだけ早く中日の食品安全に関する長期的有効性のある協力メカニズムを打ち立てるべきだと</strong>。両国間の食品安全協力を強化することで、安全確保の前提のもと、両国経済貿易の健全なる発展を促進すべきだと。（<font color="#ff0000">要するにポジティブリスト方式は大変だから</font>）</span><span lang="EN-US" style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: Arial"><o:p></o:p></span></p>
<p><span style="FONT-SIZE: 9pt; FONT-FAMILY: &quot;ＭＳ 明朝&quot;; mso-bidi-font-family: Arial; mso-font-kerning: 1.0pt; mso-ascii-font-family: Arial; mso-hansi-font-family: Arial; mso-ansi-language: EN-US; mso-fareast-language: JA; mso-bidi-language: AR-SA"></p>
<p>■日本の民主党、自民党代表団は２月１８日、２０日に訪中視察するが、中国政府はこれを熱烈に歓迎し、質検総局の関連部門は、積極的に協力したい。。（<font color="#ff0000">日本大使館は、この議員さんの訪中視察団の予定を否定。ほんとうはお忍びでくるつもりだったの？</font>）</p>
<p>■同時に、日本各界、企業界、メディアの友人方をふくめ、中国を視察し、中国産品の品質および食品安全の真実の状況を理解してもらうことを歓迎する。（<font color="#ff0000">見せてもらおうか、中国共産党のいう食品安全の真実の状況とやらを。これは要約ではなくて、福島のつぶやき</font>）</p>
<p>以上。</span></p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>食の安全学再び：とくしま生協のワキの甘さがやっかいな状況に…。</title>
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		<pubDate>Fri, 15 Feb 2008 12:42:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[福島 香織]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[指定なし]]></category>
		<category><![CDATA[ジクロルボス]]></category>
		<category><![CDATA[中国産ギョーザ]]></category>
		<category><![CDATA[徳島生協]]></category>
		<category><![CDATA[食の安全学]]></category>

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		<description><![CDATA[■前回の国家品質監督検査検疫総局の記者会見からもかいま見えるように、この事件、落としどころが見えなくなってきているわけだが、きょうの中国のネット世論をみると、「日本側の責任ですでに解決」「日本に謝罪を要求しよう」という論 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>■前回の国家品質監督検査検疫総局の記者会見からもかいま見えるように、この事件、落としどころが見えなくなってきているわけだが、きょうの中国のネット世論をみると、「日本側の責任ですでに解決」「日本に謝罪を要求しよう」という論調がにわかに台頭している。今エントリーで中国側調査総括を要約するつもりだったが、さきにこの問題を紹介する。</p>
<p>
<strong><em><font size="3">■徳島知事発言記事が中国世論をミスリード？<br />
中国では解決済みになっている毒ギョーザ事件<br />
</font></em></strong>　<strong><font size="1"><em>日本の消費者なめられているもよう&hellip;。</p>
<p></em></font></strong><br />
■どういうことかというと、１５日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際時事紙・環球時報（電子版）で、こういうニュースが流れたのだ。</p>
<p>
<strong>■日本徳島県政府知事、飯泉嘉門は１４日、同県で以前に発生した「ジクロルボス餃子」事件がいわゆる中国毒ギョーザ事件と無関係であるとすでに確定し、原因は店内で不正に使用された殺虫剤であった、と宣言した。９日、徳島県政府は、同県の生協で回収された３袋のギョーザの包装の外側から、微量のジクロルボスが検出されたと発表していた。</p>
<p>■これらギョーザは２００７年３月２２日、２９日、４月２１日に製造されていた。徳島県は中国産ギョーザに対して検査を行っていた。日本の共同通信によると、１４日、徳島県は８５袋の中国産COOP手作り餃子の検査を行い、うち２９袋からジクロルボスを検出。しかし袋の内側やギョーザからは検出されなかった。検査員は、ギョーザを売っていた石井店内で、日本産冷凍食品や棚の上からも微量のジクロルボスを検出していた。</p>
<p>■報道によれば、この店は殺虫剤を不正に使用。徳島県政府は害虫駆除業者および生協にやり方を改めるように要求。日本厚生労働省は０４年、食品を置いてある場所でジクロルボスを使用することを禁止するよう通知を出している。（以上）</p>
<p></strong><br />
■環球時報の書いてあることは日本でも報道済みの事実。しかし、これを読んだ読者は、非常に都合のいい、脳内解釈をしている。</p>
<p>■捜狐ネットの掲示板には、この記事について、こんな論評が。</p>
<p>■ネチズンA：最後に調査ではっきりしたけれど、今後もみんな中国餃子のことを話すとき、自然と毒と関連つけるんだろうな。この種の卑劣無知な名誉毀損行為って、ひどすぎる。<br />
■ネチズンB：日本人って人間か？犬にも劣るよね！<br />
■ネチズンC：前に大声をあげていた小日本のメディアは謝罪すべきだ。<br />
■ネチズンD：口先だけで過ちを認めただけでは、だめだ。経済損失と精神てき損失の賠償をさせろ。<br />
■ネチズンE：みんな、寛容になろうよ、日本人が自分の過ちをみとめる勇気があったのはよかったじゃないか。人はみな過ちを経験してるだろ？オレ思うけど、わざとやったんじゃないと思うよ。<br />
■ネチズンF：みんな、もっと元記事よくみろよ、「いわゆる一連の中国ギョーザ事件」と無関係って書いてあるよ。これ別の事件のことだ。われわれの疑いは、倭国ではけっして晴れたわけではない！<br />
■ネチズンG：中国ギョーザと無関係、ではなくて、中国とは無関係という意味だよ。<br />
■ネチズンH：日本人は食品品質と人の健康を重視しているというが、実際はこの程度のことだということだな。<br />
■ネチズンI：中国食品はこれから、人々に安心を与えることができるのか？<br />
■ネチズンJ：よかった～。これで中国食品は安全だ！<br />
（まだまだいっぱい、夕方で７００くらいあった）</p>
<p>■あの～、みなさん、なんでそんな勝手な解釈ができるんですかあ？メタミドホスギョーザ事件は解決してませんよって&hellip;。誰も聞いていないし。中国の皆さんの脳内では、なんと中国産ギョーザ農薬混入事件は徳島県知事の宣言で完全に解決済み、しかも責任は１００％日本！賠償請求しろ～、だそうだ。</p>
<p>■忘れていたよ。実は中国のネットユーザーは、文章を精読することになれていないのだ。パソコン使えても、漢字をあまり読めない書けない、タイピングもできない、そういうレベルの人はいっぱいいる。実際、テープ起こしなども、パソコンを持っているふつうの中国人に頼もうとすると、できないという事実が発覚して唖然とすることしばしば。パソコンでネットサーフィンやゲームはできても、長い整った文章を作成するだけの漢字を知らない。読めないという人はいるよ。なんて、思われてもしかたない、記事の誤読である。</p>
<p>
■中国人ネットユーザーは、環球時報の記事を、次のように解釈したもよう。「徳島県知事が、毒ギョーザ事件は中国ギョーザと無関係だと宣言した。毒ギョーザの毒は、生協店内で害虫駆除業者が不正にまいたジクロルボスが原因だった」</p>
<p>■で、怒りまくっているわけだ。なんだ、あれだけ日本メディアは中国ギョーザを悪者にして、本当は日本の責任かよ、と本気で思っているみたい。で、賠償、もしくは謝罪謝罪、と騒いでいる。</p>
<p>■これは、実は非常にやっかいな状況だ。当局の政策方針をも左右するほど影響力を持つようになった中国ネット世論の脳内で毒ギョーザ事件は解決済み！で、ともすると賠償請求を言いかねない状況なのだ。中国政府としては、今更、じつは中国側に原因がありました、てへっ！などとは口が裂けても言えないだろう。これによって、中国政府にとって、この事件のエンディングは①日本に責任があったとして解決、でも中国人は寛容だから賠償も謝罪も要求しない。②迷宮入りで手打ち。日中双方で、食の安全を仲良く築いてゆこう！　の二者択一しかなくなってしまった。</p>
<p>■日本の捜査当局が日本側に責任がないと立証できたとしても、中国側に責任があるとも立証できないわけだから②の結論。しかし、中国人の脳内では、この事件は全面的に日本側が悪かったものとしてとうに解決ずみ、になるわけだ。</p>
<p>■これって、計算ずくで、世論誘導されたのだろうか。福島は憶測でものをいう、とまたまた、どこからかおしかりを受けそうだが、世論誘導をねらった、と思っています。記者会見（前回エントリー参照）でも２番目に質問したフェニックス記者が、さもジクロルボス・ギョーザは日本に原因があるらしい、という話をふって、副総局長に「中国ギョーザの品質と無関係」という言葉を引き出していた。こういう会見の１番目、２番目というのは、しばしば、予定された質問がでるもんなのだ。会見で、徳島生協のジクロルボスへの注意が喚起された時点で、私、なんかいや～な予感したのよ。</p>
<p>■まったく、とくしま生協（と害虫駆除業者？）のワキが甘いばっかりに&hellip;。ネチズンHが指摘するとおり、日本の食の安全や健康意識も、こういうことがあると、見くびられてしまう。</p>
<p>■しかし、この事件が、迷宮入りになったら、中国産食品への安全性への疑いばがりが残って、日中貿易関係や、日本人の対中感情の大きな傷跡になるとは思わないのだろうか。思わないんですね～、たぶん。</p>
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■日本人が、実は飽きっぽいこと、あっさり淡泊な性格であること、おそらく見透かされていると思う。今、チャイナ・フリーと今騒いでいても、そのうち、冷凍ギョーザが恋しくなって、食べ始める、と絶対思っている、と思うよ。桜の咲く胡錦涛主席訪日のころはみんな忘れているさ。それどころか、日本人は、中国が養ってやらないと、生きてゆけない、思っているかもしれない。実際、それは事実かもしれないし。</p>
<p>■米国のBSE牛肉問題も、「牛丼恋しい」という消費者の要求に押される形で、輸入解禁になった。今回は、中国側の責任も立証されていないわけだし、日本市場に中国産冷凍食品が再びにぎやかに出回るのは、BSE問題のときよりもよっぽど早いのではないか。結局、消費者の意識と行動が社会の方向性を左右する。</p>
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■とりあえず日本産ばかり選んで買って暮らしてみて、エンゲル係数の上昇を体感してみることも大切だろう。そのあと、消費者一人一人が、日本の食はこのままでいいのか？中国に養われたままでいいのか？問い直す。今まで、世界では石油が原因で争いがおきてきたが、数十年後は食料争奪で、戦争がおきるかもしれないということも念頭に置きつつ、日本人にどういう選択があるか、私もいろいろ考え中。</p>
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