中国複合汚染の正体

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中国複合汚染の正体

★PM2.5は今後さらに悪化、ピークは10年後!
★中国が直面する「都市型複合汚染」とは?

「世界の工場」と化した中国で深刻化するPM2.5などの大気汚染。
また水質汚染や土壌汚染が原因と考えられる「がん村」や奇病の村へ
中国通のジャーナリストが潜入。
ときに連行されながらも、その目で目撃した環境汚染の実態を描く。

「中国の大気汚染は、過去にみられた日本の大気汚染よりもよほど複雑な
『都市型複合汚染』である。さらに、中国の共産党独裁体制という
特殊な政治体制がからんでいる。北京の専門家たちは、今の中国の状況が
汚染のピークではないと見ている。あと10年、20年と汚染状況は悪化し続ける」
(――まえがきより)


第一章 河南のがん村から――NGOの挑戦
第二章 山東の地下水汚染――隠ぺい現場
第三章 カドミウム汚染と食糧問題
第四章 食品汚染――農民のモラル
第五章 雲南のクロム汚染――公益環境訴訟の限界
第六章 北京を襲う大気汚染――PM2.5の脅威
第七章 メディアと市民運動
第八章 水と大気はつながっている
~清華大学・野村総研中国研究センター 松野 豊
あとがき 日本は中国の汚染にどう向き合うか

扶桑社 [2013/12/19]

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