■一日一エントリーといいながら、日付すぎちゃったよ。時間ないから、今日の新浪(中国のニュースポータルサイト)で、気になっったニュース記事を紹介することで、お茶をにごす!
①■山東省新泰市の(国有資産管理局)副局長(23歳、女性)は、市党委員会幹部の息子に嫁いでいるという噂を否定。
■このニュースは、本日の読者コメント最多の記事であった。どういうことかというと、今年2月はじめに、新泰市が副局長クラス6つのポストに80后(1980年以降生まれの一人っ子世代)の若者を抜擢したというニュースが流れて、そのうち一番若いのが23歳の国有資産管理局副局長だった。
■23歳の大学出たての若造(女だけど)がなぜ、副局長に抜擢されたんだ?絶対裏があるはずだ!どうせ、市党委員会の幹部の嫁にでもなったんだろ、縁故採用、縁故抜擢にきまっている、とネットで非難の嵐がおきたので、この副局長らに、新華社記者が、このような若手抜擢が本当に公正な選考の結果なのか、真相をさぐるべく、インタビューしたのだ。でそのインタビューで、23歳副局長はこう答えたそうな。
「私はボーイフレンドすら、まだいません。両親は農民です!」
■この告白に、読者コメント24日の一日で17778と、コメント数第一位に。
■23歳でボーイフレンドすらまだいない、って、そんな、そんな悲しいこと、女性に告白させるなよ~!つらいじゃないか!(私も春は遅うございました)
■というようなコメントでいっぱいかな?と思って、みてみたら、マジで、「それはウソにきまっている!」といった不正抜擢(?)に対する疑惑と怒りのコメントばかりだった。
■こういうときは、同情されるより、ウソツキ呼ばわりされる方がだんぜんいいよね。
■4月に上程される予定の、中国初の反動物虐待法案。目下この内容について、起草グループは市民からヒアリングしているところらしい。この法案の目玉は、犬猫くったら個人の場合5000元以下の罰金、あるいは15日以内の拘留、組織的に行った場合1万元以上50万元の罰金、という「犬猫食用禁止」の条文という。
■この記事に対するコメントが15762。「中国ではまだ食うにことかく人間は多く、就職も難しいのに、政府は愛玩動物を保護することに時間を浪費するんじゃない!」「猫や犬を食べるのが、虐待というのなら、牛や馬を保護する法律はなぜないのか」「一番虐待されているのは人間だろう!」などと非難ごうごう。
■衝撃的なのはこれ。
「戦争時代は、人は人を食ったんだ。なのになぜ、犬猫をくったくらいで拘留されるんじゃ、これこそ人権蹂躙ではないか!」
■やはり、人、食っていたんですね…。
■③福州市で1500万かけてつくったらすぐ撤去された史上最も短命な小学校
■福建省福州市である小学校が老朽校舎を取り壊し、そこに1500万元かけて新しい校舎をたてた。ところが1年半たったころに、都市計画の変更強制撤去の憂き目に。
新校舎で1年半しか学べなかった子供たち、かわいそうだ!
というニュース。
■コメントは12092ついている。「デベロッパーのせいだな」「発展というのは資源の整合性によって、最大利益を得ることなんだ」「福建が発展すればそれでいいよ」みたいな、意見のなか、光っていたのがコレ。
「新陳代謝」
■これぞ、中国GDP8・7%増の原動力!?でも新陳代謝が早いのも限度があろう~。
あらま・・・「いかにも」テイストごちそうさまでした。
>>私も春は遅うございました
ちょっと赤面しました。
香織師匠
> お茶をにごす!
ま、まあ、更新タイミングは逐次ネタ整理した上でも良いのではないかと…♪
でも、久方ぶりの小ネタ集だな?なんか熱いぜっ!
> こういうときは、同情されるより、ウソツキ呼ばわりされる方が…
新華社の記者も配慮が無いと言うか…「敬虔なカソリック」とかいう言い訳で逃げる術は共産主義国家では通用しないのかな?
そう言えば、私はよく冗談で「英国紳士目指すねん!」と言うのですが、アラフォーになると「もう一つの意味」で誤解されかねませんね…うふ♪