■あすにせまった5年ぶりの日中首脳会談。実質、20時間程度の短時間滞在なのに、歓迎式典あんど首相主催晩餐会、トップ3(胡錦濤、温家宝、呉邦国)との会談と、この気合いの入り方、なんか恐いよ。中国側の報道も盛り上がっているよ。なんで、こんなに喜んで期待しているんだ、君たち。勝負にでているのか。それとも、勝算があるのか?
■ひょっとして、安倍首相側はこそーり密使でも送って、中国側となんか相談でもしたんだろうか。中国側に、こんなに期待させるようなこといったんだろうか。それとも、中国側が勝手に「安倍は話しのわかる男」と思いこんでいるんだろうか。
■メンツを重んじる国のこと、こんな歓迎を受けて、日中友好ムードが最高潮に達した時点で、首相が中国の期待を裏切るようなことをしたら、そのときの逆風は、いやあ、考えるだけで恐い。
■いつも、日本を非難し、あれやるな、これやるなと居丈高に命令している中国に慣れていると、たまーにこんなフレンドリーな中国に、すごく違和感覚えるのであった。いやあ、私も嫌な性格だ。素直に喜べばいいのにね。
支那との交渉に仁義がないということは、舌の根も乾かぬうちに違うことを言っても平気な交渉だと割り切るのも戦術か。
参院選までに国民の支持をどれだけ得られるか、政治家として職責をまっとうできるかと悩み、発言と行動計画を練って出かけるのだろうと期待してみる。
今、単に「アベは非保守的だ!」と糾弾するほど容易いことはないから。しかし、後から後ろ指さされることになると支持率急降下は間違いないでしょうね。
このところの毎日更新、ご苦労様です。やはり人気ブロガーの第一は、毎日更新、これですね。(小ネタ可)
それはやはり歓迎したいのでしょう。つまり日本から何かが欲しいわけですね。では、それはなんでしょう。
ほんと怖いですねぇ。
なにがあるかドキドキします。
雰囲気だけでも感じにいきたいですが、列車で20数時間もかかるので北京にはいけません(笑)。記事、期待して待ってます。もちろん安倍首相がぶれずにやってくれるのが一番ですが。
うちの学生たち、小泉と聞くと条件反射的に「悪い人で~す」と言います。安倍さんもこれぐらい嫌われたほうがいい(笑)
10月8日は、今からちょうど5年前に小泉さんが訪中された日なんですね。以下を参照
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/s_koi/china0110/gh.html
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/abe_ministry/story/06bloombergalXRRL1.cm9A/
あれから5年、首相の訪中はなかった。
僕が興味はあるのは、中国政府がどんな挨拶を用意しているかです。きっと、speech maker が熟慮に熟慮を重ねた名文を用意していることだと思います。
言葉の裏にある中国側の意図をぜひ知りたいです。
福島さんのいつもの分析をお願いします。
それから、いつものハートマークをつけるのを忘れないでくださいね?
たぶん、?のマークほど、中国側の擦り寄りがわかるので。
思い切って、明日の会談を?ミシュランであらわしちゃいましょう。
すいません。不謹慎で。ブログぐらいは、こんな見方の方が楽しいですよね。
福島様
「陰謀」という言葉が浮かんで来るのは、私だけでしょうか?怒りに震えるパフォーマンスこそ中国共産党と最近は慣れてきたばかりなのに…。
歓迎するって事は何かシナに取り大きなメリットがあるんでしょう。
更なるODA支援、無償技術提供、日本から奪えるものはたくさんあります。
さしづめ猫なで声で、日本側の警戒感を和らげたうえで、飛び掛り獲物を捕らえようとする、「赤頭巾ちゃん」の狼にしか見えません。
こんばんは。
福島さん
>たまーにこんなフレンドリーな中国に、すごく違和感覚えるのであった。
甘い甘い、それで日本国民がどのくらい騙されてきたか、日本人の良い所でもあるでしょうが、この国の人たちの文化は我々と相容れません。今朝のフジテレビの番組で中国人の学者が、両国は共存共栄の運命共同体です、といったとたんに、石原都知事、中川政調会長のお二人思わず噴出していましたね。
それがこの国の本質です。反日教育に明け暮れ、靖国を冒涜し続け、今日は隣国として共存共栄の運命共同体やと・・・。
福島様
はじめまして。
>素直に喜べばいいのにね。
いえいえ。私も他の人同様、甘いと思います。素直に喜んではいけないと思います。中国は「これだけ歓待しておきながら裏切った日本が悪い」と、今後安倍首相が靖国参拝したときに日本を非難するアリバイ工作をしていると見ています。
ま、そのときには「日本には日本のやり方がある」と一蹴してしまえばいいのですが、中国はなにせ前近代国家ですから、そんなやり方がまかり通ると本気で思っているところが、すごくいやな感じがしますけどね。
福島さんの最新&生情報をいつも待ち焦がれています♪
後知恵風になってしまい恐縮なのですが、福島さんのこの記事を読みつつ考えていたことをまとめ、トラックバックさせて頂きました。
にゃんこさま:え、こんなに遅くまで、更新を待っていてくださったのですか。もう寝ちゃいました?今更新したんですけど。翌朝新聞とたぶっている内容かもしれません。早版とはだぶらないようにしたのですが。
nhac-toyota さま:歓迎ぶりすごかったですが、安倍首相、結構しっかりしていたように見受けました。友好、ではなく戦略的互恵関係、というのは、いいですね。
>にゃんこさま:え、こんなに遅くまで、更新を待っていてくださったのですか。もう寝ちゃいました?
お待ちしておりました~♪
あとは、新しい記事の方で (^-^;v
koku さま:毎日更新、早くも挫折しました~。
nhatnhan625 さま:すごい歓迎ぶりでした。安倍首相があまりデレデレしていなかったので、ちょっとホッ。双方にはなんとなく、認識のずれがあるみたいですが。日本大使館の人が久しぶりの大舞台ロジで、あたふたしていたのがお気の毒。
佐々木正明 さま:あらためて、胡、温発言や新聞報道を、紹介します。日本じゃ今日休刊日ですね。
kikuti-zinn さま:多くの人の頭に、六韜という言葉がうかんでいるみたいです。
minato さま:中国にとってのメリットというと、日本の金と技術。中国経済は、いままでの昇り龍の勢いを維持してられなくなり、外資が逃げ始めたら、やはり最後に踏ん張ってほしいのは日本および日本企業、と考えているのでは。そのとき、日本は金と技術の見返りに、北朝鮮包囲網とか、そういう材料で交渉していくのでしょうか?
otsu3 さま:小泉前首相がかくも、嫌われたのは、中国側は小泉は参拝しない、と完全に思い込んでいたのを(そんな約束していないのに)裏切られ、メンツをつぶされたと思ったからだとか。安倍さんが同じ轍を踏まぬことを願います。