■きょうも時間がありません。というわけで、またまた気になる中国ニュースでお茶を濁すことにいたします。きょうは、26日に金メダルに挑戦する浅田真央ちゃんについて、中国メディアがどんな風に報じているか、ピックアップ。
■新民ネットより:浅田は2位だったが贈られたおもちゃは多い・キムの「007」演技、全館熱狂
バンクーバー発:冬季五輪女子フィギュアスケートで、きょう(24日)、もっとも美しい対決があった。韓国のキム・ヨナと日本の浅田真央のショートプログラム対決だ。最終的には浅田のあとに演じたキムが78・50という記録でライバルを圧倒し、先制した。
(中略)
浅田のショートプログラムは「仮面舞踏会」のワルツの楽章の前半。22番目に出場し、観衆は彼女のリズムにあわせて手拍子をうった。プログラム終了後は拍手とともに、20以上のおもちゃ(人形?)、花束がリンクに投げられた。73・38の点数がでると、会場全体に拍手が雷鳴のように響き、多くの日本観客が立ち上がり拍手。日本国旗をふった。
(中略)
キムは黒の背中をみせたミニスカート姿。…浅田にくらべ、キムの演技はまったく遜色なく、演目終了後、現場のムードは異常に熱狂。無数の韓国旗が振られ、歓声と口笛が鳴り響いた。
パーフェクトな演技でキムは78・50というフィギュア・ショートプログラム史上最高得点を獲得。事故ベストをまた更新した。
浅田との最初の対決はキムが先制した。
(引用以上)
■成都商報:かつての銅メダリスト、陳露はキム・ヨナのボンドガールを絶賛
(引用開始)キム・ヨナは芸術的感化力が強烈で、高い技芸ですべての観衆を征服した。…かつての銅メダリスト、陳露は「キム・ヨナの演技は難易度、完成度とも非常に高く、技術点で(浅田より)優勢だ。しかも音楽にあった表情の舞、表現力、芸術の感化力(観衆を感化させる力)すべて要求された力を出しきり、技術点にくわえ芸術点があった」。「…キム・ヨナは映画の中のボンドガールになりきり、音楽の中で彼女の演じるイメージが、観客がもとめるボンドガールのイメージどおりであったか。もしイメージ通りであったら、つまり彼女の芸術表現力がすばらしいということだ。」
「…浅田は古典的であり、キムは現代的だ。キムの場合、技術、速度、完成度すべてにおいて素晴らしかった。二人とも難易度の高い演技で、男子の銀メダルに比しても劣らぬ素晴らしさだった。」
(以上)
■陳露はちょっと、キム・ヨナびいきのようです。
■法制晩報:ボンドガールがジンクスを破るか
(引用)
韓国フィギュアのチャンピオン、キム・ヨナは優雅でクールなボンドガールに変身。観衆の期待や圧力をものともせず、78・50というショートプログラム一位をとった。しかしキムはその一位に慢心することなく、「運気も非常に重要です。金をとるには神のご加護が必要です」と語った。彼女は演技の前に胸の前で十字を切っている。彼女は謙虚に「(祖国に)帰ったら(日頃の行いの)どんなところでも改めますから」と語っていた。
「私は、最近の冬季五輪の金メダリストがみな、世界選手権の金メダリストでなかったことをしっています。冬季五輪の金メダルはみな、人々を驚かせた。でも、今回、私は金をとりこぼしたりしません」と自信をみせた。
■(続き)最大のライバルは浅田真央。浅田は73・78の成績でキムを追っている。疑いなく、キムの金メダルを阻む最大の力である。キムはライバルを軽視していないが、自分の練習の成果を信じて自信を深めている。フリーでもベストの状態が続くだろう。もし、キムあるいは浅田が金メダルをとれば、二回続けて、冬季五輪フィギュアの金はアジア勢が奪取することになる。(以上)
■中国はメダル争いに直接かかわっていないから、報道ぶりはなかなか冷静だ。
■都市快報:邦女VS玉女
(引用開始)バンクーバー五輪でもっとも目の保養となった対決、それが女子フィギュアショートプログラムだった。…韓国の小女帝、キム・ヨナと日本の清純派玉女(玉のような美女)の金メダルをめぐる正面一騎打ちがなんといってもホットな話題だろう。この日韓美少女の戦い、邦女郎(ボンドガール)扮するキム・ヨナが5ポイントの優勢だ。
美女の雲集は自然と無数の注目をあつめ、フィギュアのチケットは数倍にねあがっている。バンクーバーの韓国料理レストランではなんと5000ドルでフィギュアのチケット売りますという広告がでた。よい席はブラックマーケットで一万ドルにまで跳ね上がっている。
(中略)
キムの人気は無敵だが、日本美女の浅田真央のことは彼女も認めていて「一生で最も重要な友人でありライバル」という。ともに1990年9月うまれ、身長も同じなら、体重も同じ。ともに天賦の才があり米国で訓練を積んだ。浅田の成績はずっとキムの上をいっていたが2007年からキムが上位にたちはじめた。五輪開幕前、日韓のファンはたがいにケンカしていて、ともに譲らない。(以上)
■ ちなみに、中国ネチズンの間では、どうやらキム・ヨナより真央ちゃんの方が人気があるようだ。百度の貼バー(掲示板サイト)にはキム・ヨナと浅田真央、どっちが美人?という掲示板があって1300以上の書きこみが。、「絶対猫(マオ)」「両方とも美人とはいえないけど、MAOの方がちょっと美人」「キムは素顔、ブス」とMAO人気優勢。あと、「キムはすごい、でもMAOのためにまけてくれ~」とか、「どうして中央テレビはキムの方を過大評価するんだ。俺の目にはMAOの方がすごくみえたぞ」とか、「ショートプログラム2位だったのは、MAOの実力というより選曲が悪かったとおもわないか」とか、そういう書きこみもあった。
■真央ちゃんは清純派のお人形顔の愛され妹キャラ。中国のネット兄貴は福原愛ちゃんにしても、こういうお人形顔が好みらしい。しかし、ネット上で、MAO,MAOとたたえられているのをみると、なんか歴史上の怖い人を思い出してぎょっとするなあ。
香織師匠
> ネット上で、MAO,MAOとたたえられているのをみると、なんか歴史上の怖い人を思い出してぎょっと…
なんちゅうオチや…(苦笑)
しかし、「猫」と「毛」って発音は一緒なんですか??
To 一閑さん
>香織師匠
>
>> ネット上で、MAO,MAOとたたえられているのをみると、なんか歴史上の怖い人を思い出してぎょっと…
>
>なんちゅうオチや…(苦笑)
>しかし、「猫」と「毛」って発音は一緒なんですか??
四声が違いますが。アルファベットで書かれると。
猫毛。
それはそうと向こうでも注目の的なんですね。
向こうの代表がメダルに遠いので向こうの人としては
そういう意味でも声援を送りたいということなんでしょうね。
アッハッハ
死ぬほど笑いました。
まじめな記事ですよね?
まさかマオちゃんが毛沢東を連想するとは今の今まで気がつきませんでした。
ということは、マオちゃんのファンはマオイストと言うことで良いですか?
英語で言えばそうなりますよね。
中国では、キム・ヨナみたいな気の強そうな女の子は、よく見かけますが
(道端でよく口ゲンカやリアルファイトしてます)、真央ちゃんや福原愛ちゃん
みたいなキャラは稀少価値があるんでしょうかね?
真央ちゃんの他には、カーリングの本橋選手なんかも人気があるようですが、
日本嫌いの憤青君たちも、やっぱり美女には弱いってことでしょうね。
>キムは素顔、ブス
には笑った。だってバンクーバーに到着直後ノーメークで現れたキムヨナは、寝る前に水分をたくさんとりすぎた朝の寝起きの顔だったから。「アイライン・バッチリ効果は絶大」がウチらの話題になりました。
真央は毛沢東に通じると縁起が良いのも中国人人気の一つの様で(^◇^;)
更には真央には「猫」の意味があると。
キム・ヨナ選手は縁起が無くて一寸お気の毒??
ネットの英語記事を自動翻訳すると時々「Mao」が「毛主席」と出てきます。
「Kim」は金将軍になりますwww。
キムさんは東京の時にスポンサーからキムヨナ熊人形が投げ込まれましたね。
キスクラで宣伝行為をしてまた稼いだようです。
普段お金にならないプレゼントは拾わない人ですから別に人形が投げ入れられてもうれしくないでしょう。
>キムあるいは浅田が金メダルをとれば、二回続けて、冬季五輪フィギュアの金はアジア勢が奪取することになる。
ふだん、反日のくせしてこういうときだけアジアの仲間になるんですね。