■とりあえず、6カ国協議は休会だ。永遠に休会かもしれない。武大偉議長(外務次官)の言い訳聞いてやってください。(北朝鮮の記者会見まで時間があるので、とりえあえずアップ)
■議長声明
第5回六カ国協議第二ステージ会議が12月18日から22日まで北京で行われた。
各国は協議の情勢の発展と変化を振り返り、改めて対話による平和的な半島の非核化実現が共同の目標と意志であることを言明、05年9月19日の共同声明で示された約束の真剣な履行について重ねて言明し、行動対行動の原則に基づいて、できるだけ速く協調のステップをとり、段階的に共同声明を実施することに同意した。
各国は共同声明の実施方法と最初のステップにおいて、各国が採るべき行動について、有益な討論を行い、初歩の考えを示した。各国はまた集中した二国間協議を通じて、互いの関心事の解決について率直につっこんだ意見交換をした。各国はここ首都において休会に同意し、できるだけ早期に再開すると報告する。(建前)
「げっ。実質、成果なにもなし??これはちょっと議長国としては恥ずかしいかも。米国に結構譲歩させたのに、北朝鮮にウンと言わせられなかったって、米国怒っているだろうな~。もう、協議ひらけないかも。1月再開という文言すら盛り込めなかったてもんな。ええい、しらばっくれちゃえ。でもここまでズタボロだと、再開できたことが成果だって、うそぶくのもちょっと無理がある。なんか、すごい敗北感だよ。これから、どうすっかな~。学者連中がいうように、六カ国協議はもう死んだ、ってことで、中国もやり方考えるときなのか」(本音??というより、福島の中国に対する希望)
■中国外務省の美人報道官・姜女史もきょうは姿を見せなかったところをみると、中国の敗北感は相当なもののようだ。この失点をばん回するには、中国が本気で北朝鮮に経済制裁を加えるほかない。そしたら、みんな、中国ってすごい、やるときはやるな~、と思ってくれるよ、きっと。
?
支那共産党の躍進のジレンマは、そのまま国内の左巻きのジレンマで、繕いが出来ぬほど進行してしまったことに“諾”を挙げられない“デフレスパイラル”ですね。
普通の国に成る難しさが北京へ感応してますよね。
(-∧-;)
福島様 はじめまして。
お疲れ様です。
本音の解説を楽しく拝見しております。何の進展も無かった六カ国協議でしたが、北朝鮮に崩壊してもらっては困る中国としては、これでよかったのではないでしょうか。敗北感を味わっているふりをしている可能性はありませんか?
>集中した二国間協議で・・・つっ込んだ意見交換をした・・・
六カ国協議が開かれなくても、お前ら当事者同士で話せるだろ、最低限のお膳立てはしてやった。あとは勝手にやってくれ、わしゃ知らん。というところではないですか。
中国はもっとすごいこと考えてますよ。確かに北朝鮮代表の何とか次官は口では強硬論を唱えていましたが、腹派くくったんじゃないかと。
そう、カラオケセットを全軍に配れと将軍様が取り巻きに厳命したのは、クーデターの首謀者を炙り出すためです。
東欧の某国の首領の二の舞が始まります。期待しましょう。
(福嶋記者に倣って、赤で書きたいところですが…)。
中国としては今回は開催したことで大義名分が立ったはずです。強硬で頑なな北朝鮮を持て余してはいますが、さりとて金正日政権を支持している訳ではないでしょう。
アメリカにしても核を除けばメリットは何もない訳でイランイラク問題の方が遥かに重要です。核を手にした事で北はカードが増えましたがいつまで有効かは疑問です。
国内の経済、生活物資事情がアキレス腱で自らの足元が不安定ではそちらの方が大変なはずです。世界でも稀なおねだりと恫喝外交はそろそろ限界ではないでしょうか。
こんなにこじれるのは、結局誰も解決しようと想ってなかったりして。
相手の出方を利用しようと賢そうに振舞ってたら皆、自己撞着した感じですね。
パワー・ゲームは東洋人はむいて無い。
やはり、悪巧みは「欧米か!」。
マスコミは中国を持ち上げすぎですね。
中国は頭の中はカラッポで、口先だけでパクパクしている状態ですよ。
現在の中国に深謀遠慮なんていうものはありません。
北朝鮮の食糧危機が報じられ、北朝鮮の崩壊が懸念されるようになってから既に10年以上経過しています。もしも、本当に中国に北朝鮮をコントロールする能力があったなら、ずっと以北朝鮮の体制を変えて、崩壊しないようにしていたでしょう。
国連だったかWFPだったかの推計では、北朝鮮はこの10年間で20%近く人口が減っています。10年以上前から、北朝鮮の状況は悪化するばかりです。中国が無能であることの証拠の1つでしょう。
今日でもまだ中国が北朝鮮に影響力があるなどと言っている
有識者、評論家などという人たちは馬鹿だとしか思えませんね!
福島様、お見舞い申し上げます。
異国の風邪はしつこいです。変革の新年に向けて、日本の先端医療機関での治療をお勧めします。カラダが資本ですから、来年是非頑張っていただくためにも・・・。
佐藤優氏が「(北朝鮮に対し)米中は核放棄ではなく(黙過)、核不拡散を最終防衛線に設定するとの認識を共有した」という趣旨の分析をしていますが、大いに賛同するものです。 この視座に立てば、今回の六カ国協議は想定内の無進捗ということになる。
nhac-toyota さま:
izaのサイト、前より使いにくくなったと感じるのは私だけでしょうか。6カ国協議、唐家セン氏は、北朝鮮は譲歩の姿勢をみせた、と評価していたようです。
seeds さま:中国の本当のホンネのところが見えないので、こまります。敗北感を味わっているふりをしつつ、すべては中国の想定内の範疇でおさまっているのかもしれません。
weirdo31 さま:中国にとって、北朝鮮が核を持つのは、やはり国益に反する阻止すべきこと。だから、いざっていうときは、やるのかもしれません。が、時間、リミットに対するヨミは、国内でもずいぶん多様な意見がある気がします。国際謀略小説みたいな展開になるかも、と期待させるあたり、さすが中国。
kyamagaさま:核実験するにも、燃料いりますからね~。半島の非核化を実現する一番てっとりばやい方法は兵糧攻め、と素人目からは思うのですが。
kikuti-zinn さま:6カ国協議のテーブルに着きながら、きっとみんな頭の中は別の計算をしているかもしれません。遠くの半島の非核化より、目前のパワーゲーム。
To kokage-yさん
今、初めて返信機能があることに気づきました。
中国の北朝鮮の影響力はずいぶん減りましたが、やはり一番強いと思います。本気だせば、けっこう恐いと思うのですが。
To nhac-toyotaさん
風邪なんとか、治りました。でも、相当しつこかったです。急がしさにかまけて、インフルエンザ予防接種しなかったのがわるかった!
To riceshowerさん
結局、得するのは北朝鮮だけ~、という展開。損するのは日本だけ~?