食の安全学再び:お弁当の持参禁止By五輪食品安全委

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■米国の選手団が、北京五輪に食料を持参するといっていましたが、北京五輪食品安全委員会の唐雲華報道官は21日の記者会見で、「五輪の慣例にしたがって、食べ物、飲み物の持ち込みはゆるしません!」と言い切りました。五輪選手のみなさん、大丈夫です。ハツカネズミがお毒味してます!ということらしいです。

■この会見、私は出ていなかったのですが、ネットで全文のやりとりが出ています。「安全だい!」という当局と欧米国記者の「安全じゃねぇ~だろっ」の押し問答があまりにもおもしろいので、アップしました。赤字でつっこみたくなるところいっぱい。

■北京五輪に
おやつは持って来ちゃダメよ。by五輪食品安全委
せんせい!バナナはおやつに入りますか?

司会者:記者のみなさんこんにちは。きょうは、元宵節(初15日、松の内の最後の日)ですね。元宵節快楽!きょうは、北京五輪メディアセンターの定例会見です。五輪の食の安全はみなさんずっと、関心の話題ですね。ですから、きょうは、みなさんに北京の食品安全検査と保障の最新状況をご紹介しましょう!北京市食品安全弁公室の唐雲華報道官北京市食品安全コントロールセンターの路勇主任北京五輪運動会サービス部の向ピン副部長北京五輪運動会サービス部飲食所の抗易所長をおよびしました~。みなさん、なんでも聞いてください。(唐報道官が冒頭にのべた、北京五輪の食品安全措置の解説は省略。)

シンガポール記者:あなたたちが、非常に積極的に食品安全システムを打ち立てていることは知っているけど、万が一、五輪選手村で食中毒が発生したら、どういうふうに対応するの?他国の選手団も検査を行うの。自分で薬や食品を持ち込むとしたら、その食品も安全検査が必要なの?(安全システムがあるから大丈夫というけど、万が一が起こってからじゃ遅いのよ、わかっている?薬や食品持ち込みたくなる気持ち、わかってよね。といいたいらしい←アジア記者の質問の仕方は、奥ゆかしい。とりあえずまず、相手を立てる)

:質問ありがとう。まず、食中毒防止対策については、事後事前にかかわらず、すべて食品安全保障関連部門と団体がまず、五輪会場と選手村の中で食中毒や食中毒に似た現象が発生しないよう確保します。目下北京市は、五輪食品安全の保障方法をつくり、厳格な衛生監督、検査、原材料準備などの制度を実施して、食品安全を確保しています。(だ、か、ら、万が一がおこならにようにしているから大丈夫だって、といいたいらしい。←でもそれって、万が一おこったときのことは想定していませんという意味じゃ…。ちょっと偉そうな答え方

:つぎにですね、食中毒の診断は、わりと複雑な医学的プロセスなんですが、もし選手にふつうでない症状が出れば、われわれは、迅速にチームをくんで疫学的調査を展開し、調査結果を根拠に治療を行います。調査結果により食中毒なのか、ほかの原因によるものかを明らかにするでしょう。この方面については、我々は突発性食品安全緊急対応処理と治療のプランをもっています。有効な予防と対応ができるでしょう。(食中毒みたいなものが起きたら、疫学調査して、応急処置と治療しますから大丈夫、といいたいらしい。←でも、それじゃ遅くないかい?まあ、選手団には専属のお医者さんがいるからだろうから、大丈夫だろうけど

:二問目の質問ですが、まず我々は北京市の五輪に対する周到緻密な食品安全プランを制定しました。同時に、原料提供の面では可能なかぎり、各国選手の風俗習慣、味覚を考慮し、また安全面では、厳格な五輪食品安全プランを市として制定しており、万に一つの問題もないようにできます。五輪の食品安全基準は国際食品安全基準より厳格です。(北京五輪の食品はおいしく安全。国際基準よりずっと安全です!といいたいらしい。←どこの国の国際基準ですかぁ?

:ですから、五輪の各国選手代表団は安心して、選手村や会場内のわれわれの提供する食品をお召し上がりくださるように。(←今の説明では、結局ぜんぜん安心出来ないのであった

:唐報道官がすでにはっきりと回答されていますが、私からも。選手が食品や薬品を持参することについて、過去の五輪においても、すべての選手村はこれを許可してきませんでした。薬の携行の問題はさらに複雑です。といいますのも、薬は選手の体への適応性の問題などがありますから。まず、選手が長期に服用している薬品は、その国家が指定する部門の人間を通じて、申請して、やっと許可されます。(食べ物持ち込み禁止!薬は申請して許可を得てください!←ええっ~!バナナもだめなんですか?)

CNN記者:前に報道でみたんですが、米国の選手団は一部食品を持参するといっています。中国の食品は各国の選手にとって何が不満なのでしょう?もし中国が非常にパーフェクトな食品安全システムがすでにお持ちというなら、なぜ彼らは食品を持参するというのでしょうか。(米国選手は中国の食事がお口にあわないんだよ!持参ダメという前に、なぜ持参したがるか考えたことあんの?といいたいらしい←記者会見でケンカ売る米国記者)

:思うに、この質問は米国選手団に答えてもらう必要があるでしょう。北京市の食品安全はすでに確立されていますし、さっきいいましたように、北京五輪の食品安全基準は国際食品安全基準より厳格なのです。我々の五輪食品安全基準は、国際食品安全委員会および国際上さらに先進的な安全基準を総合して制定したものです。さらに、我々北京市の食品安全は、田畑から食卓まで全プロセスをコントロールできるシステムで確保されています。(そんなこと米国選手団にきけよ。安全ったら安全なんだよ、といいたいらしい←むっとする当局者)

:さらに、食品を持参して中国に入国する場合、若干の規定があります。外国人であろうが選手であろうが国民であろうが、食品を我が国に持ち込む場合、まず我が国の検査検疫をうけ、税関の食品安全要求に合致せねばなりません。このほか、向部長が答えたように、選手は食品を選手村に持ち込めません。というのも、それら食品が五輪食品安全基準の具体的要求に合致するか確認する方法がないからです。(米国選手の持ち込む食品の方が危ないんだよ!中国じゃBSE米国牛肉は持ち込み禁止だい!といいたい?←ケンカ上等、強気の当局者。その強気はどこからくるの~

クリスチャン・サイエンスモニター:抗所長におききします。米国の選手団が選手村に食品を持こみたいと思うのはなぜだと思われますか?あなたの感覚は正常なの?それともちょっとずれているの?(なによ、その言い方、あんたちょっとおかしいんじゃないの~←もはや、要約の必要無し。本気でケンカ売る米国記者、つ、つよい!)

 :私に対するその質問は、ちょっと遺憾ですよ。われわれはすごく多くの準備をしてるんですよ、世界の選手たちに今年の五輪期間、一緒に楽しんでもらおうと思っています。もし米国の選手団が、この各国選手の集いにいないとすると、それはちょっと遺憾です。ただし、今のところ米選手団から、直接食品を持ち込みたいの正式通知はうけてませんが。(おいおい、先進国にしちゃ失礼な質問するじゃないか。五輪選手はみんな同じ釜のメシくって交流するんだよ。自分だけ、食事が口にあわないとかいって弁当持参っだって?米国選手って何様よ?協調性ないと、嫌われるよ!といいたいらしい←中国も米国もオレ様体質なところはそっくり。日本記者には会見場でここまでのやりとりできませんね~)

米国のラジオ記者:さきほど、あなたは非常に多くのコントロール管理システムを紹介してくださいました。しかし、システムの運用プロセスのどこでしばしば問題がおきるか、どこに深刻な問題が存在するかは、あなたはわかっている。それをレベルアップ、改善するにはなにが必要ですか?また五輪が終わってのち、どのシステムが継続して存在するのか、特に食品安全に関連するシステムは中国人自身がその恩恵をうけることができるのですか。(システムがあったって、汚職とか怠慢とか隠蔽とかでそのシステムが正常に機能しないことしっているんでしょ?それを改善する方法はあるの?といいたいらしい←そうです、システムがあるなしより、システムを運営できる能力があるのかどうか、というのが問題

:その質問に非常に感謝します。五輪食品安全レベルの向上は北京市食安全全体のレベルアップのことです。近年、北京市食品安全全体のレベルは大きく向上しました。北京市の食品汚染は、おもに生物性(病原菌など)、化学性(添加物、残留農薬)、物理性(破損など)の三種に分類されますが、これは世界各国でも直面する汚染です。(食品の安全問題というのは、世界中どこでもあるのよ、どうして中国ばかりせめるの、といいたいらしい。←どうして、といわれても、胸に手をあててください、としかいえないが)

:過去、北京市は連続十年の動態検査を展開し、その結果、目下の食品安全全体の検査合格率は比較的高水準をたもっています。食品安全突発事件などが具体的に発生すると、消費者の行動を具体的に分析し、それにあった段階的な食品安全重点的管理コントロールの問題を制定します。たとえば、もし、肉製品について、消費者からクレームが多かったとする。われわれはその商品について、集中的に検査し、管理監督し、違法行為をとりしまります。問題を発見し、関連措置をとるという今現在我々がやっていることこそ、すばやい科学的なアセスメントの基礎の上に打ち立てられている、といっていいです。(ちゃんと科学的で完璧なアセスメントの基礎ができているから安心しなさい、といいたいらしい←それでも、毒ギョーザや残留農薬冷凍食品が日本にくるのだから、安心できないのだが

:第二の問題ですが、北京市は目下、五輪期間中にとられる各項目目の措置を、首都市民のおよび中国内外の観光客の食品安全コントロールと保障措置のために転換利用しています。というのも、五輪の食品安全保障は選手団と会場内に限ったことではなく、五輪期間中の選手や関係者、来賓などに限ったことでもなく、北京市民と国内外観光客全員の食品安全を保障せねばならないからです。同時に、我々はこの数年の間に北京市の食品安全の相対的レベルを向上させることに力を尽くし、広大な市民と中国内外の観光客が恩恵を受けています。我々は全体のレベルが向上してこそ、五輪の食品安全が保障できるのだと思います。ですから今日説明した首都食品安全コントロールシステム、つまりトレーサビリティ(遡逆)システムや監督システムなどは、五輪終了後も、五輪開会前も、首都市民と中国内外観光客の食品安全を監督コントロールする重要な措置としてすでに転換利用されています。(なにも五輪選手だけを特別扱いしてるんじゃないない、北京市民も国内外観光客もきっちりパーフェクトに安全な食をいただけますよ、といいたいらしい

チャイナ・デイリー:選手以外、五輪のときは大勢の外国観光客も北京に訪れますが、彼らは都市のどんな片隅のレストランにいくかわかりません。そのときは、衛生条件の悪いレストランは臨時的に閉店させるのですか?目下どんなレストランに問題が多いのですか?それらに対し、どんな措置をとるのですか?シエシエ。
レベル低いレストランは強制排除だよね?)

:質問ありがとう。五輪期間は多くのレストランが閉店する可能性があるとの報告がありますが、これは誤解でしょう。まず、我々は五輪期間の食品安全を確保し、さっき説明した重点措置が、社会面の安全を保障することになります。また、おおぜいの国内外観光客と首都市民全体が首都のいかなる片隅にいようと、食品安全を確保できるようにします。(そういう言い方は露骨すぎてすきじやないな。欧米記者にまた揚げ足とられるだろ、といいたいらしい

:観光客の食品安全確保のために、北京市は05年から五輪食品安全行動綱要を実施し、いわゆる「量化分級管理」というものを実施しています。つまり、A、B、C、Dと
四ランクにわけ、広大な市民の監督により企業の安全衛生の全体のレベルを向上させます。もっか、北京市はA、B、Cランクのレストランが絶対的多数を占めており、Dランクレストランもレベルアップ中です。これら措置は、五輪期間に限ったことではなく、我々首都の食品安全保障全体の一部分です。我々はまだこの措置を推進し続けています。
北京で独自にミシュランつくって、そのDランクのレストランは改善命令をだしているから、Dランクのラストランは事実上なくなるはず。強制排除じゃないよ、といいたいらしい←Dランクってどんなレベルかな?

中国国際ラジオ:こんにちは。現在北京が実施する食品安全基準は国際基準より厳格だそうですが、比較的具体的な例をあげてくれませんか。
当局者さまがお困りだ、気のきいた質問しなくっちゃ

:たとえば、ラクトパミン(家畜用成長促進医薬品)の残留基準ですが、われわれの基準は、この残留量がゼロ、つまり検出されてはならない、と規定されています。でもどっかのお国では豚肉において50ppmのラクトパミンが含まれていますね。われわれのところではゼロでないとダメです。我々の基準はどこぞの国家の基準よりもすぐれています。ありがとう。
よくぞ聞いてくれました。米国はブタや牛にラクトパミン使っているけどさ、うちんとこは使用禁止!だから米国の肉類は五輪選手でも持ち込めません!といいたいらしい←笑える。嫌みの応酬)

AFP:こんにちは。まず、食品安全基準の問題について聞きたいのですが、さっきあなたは、五輪の食品安全は国際基準より高いとおっしゃいましたが、それは北京市の食品安全は国際基準より高い、ということですか?それとも、ダブルスタンダード、ということですかね。さきほどおっしゃった中国の肉類に含まれるステロイド(ラクトパミン)は、たべすぎるとドーピング検査で陽性の可能性がある、っていうことですかね?(ラクトパミンがダメで、痩肉精=塩酸クレンブテロールはOKなわけ?それってダブルスタンダードでしょ?ラクトパミンがドーピング検査にひっかかるんだったら、中国の豚肉からときどき検出される塩酸クレンブテロールはどうなのさ?といいたいらしい←フランス人も皮肉をきかせた質問がお得意

:2008年の五輪は北京で行われます。ですから我々の五輪食品安全基準と活用は原則的にすべて北京市の食品安全基準です。首都全体の食品安全レベルを引き上げるということです。第2に、食品安全の範疇と概念は、ドーピングの医学的概念と同じではありません。(食品安全とドーピング検査はぜんぜん違う問題でしょ、といいたいらしい←いえいえ、五輪においては食品安全とドーピング問題は直結した問題)

:唐報道官がいったように、食品に含まれる物質の量と選手のドーピング反応は違う概念です。私の理解するところでは、目下、世界なかでもこれらを関連づけた科学的研究報告はありません。ある種の肉を食べ過ぎて、ドーピング検査陽性がでたという報道を見たことがあるというなら、ぜひ我々にもファックスしてください。参考にしますから。次に、我々の五輪の基準および家畜飼料の使用規定は非常に明確で、薬を混ぜた飼料の使用は中国で厳禁とされています。(だいたい、肉に残留したステロイド剤でドーピングにひっかかったて話きいたことないよ!あるんなら言ってみろよ。いっとくけどね、中国は米国みたいに牛の飼料に薬混ぜたりしてないからね。だからBSEもないんだよ←でも、米国から家畜飼料、輸入しているよね、確か?あたし、こないだ貴州出張のとき牛の脳みそとかくっちゃったよ~

司会者:時間の関係で、ここで終わりにします。
(以上)
21日の会見なので、時間たってしまいましたが、欧米記者ががんがん質問する記者会見っておもしろいね~。私にはこんな挑発的な質問できません。小心者だから。

■しかし、米国選手団が食料持参する、という報道は中国さまのプライドをよっぽど傷つけたようですな。こうなると意地でもお弁当禁止令は徹底されそうな感じ。そういや、むかし、お弁当は、おかずの数にその家庭の経済状況が反映されて子供の差別につながるとかいって、反対するPTAがあったような。五輪選手団の食料持参も、見ようによっては、経済状況を反映させた大国のエゴイズム、といえるかもしれない。

■だが、とことん不安があおられる会見だよな~。きっと選手にひとりも食中毒も食によるドーピング問題も発生しなければ、それはニュースになるんだ。「これで中国の食の安全は世界に証明された!」とかいう見出しで。お毒味のハツカネズミは、実は選手の皆さんでした、というオチか。笑えない~。

「食の安全学再び:お弁当の持参禁止By五輪食品安全委」への51件のフィードバック

  1. 面白いやりとりですね、確かに日本の記者には真似できないですね。
    でも聞いているだけで、だんだん何が良いたいのか分かってきますね。
    毒入餃子事件だって、そのうち真相は闇に葬られるんでしょうね。
    それとも犯罪歴のある6人を取調中らしいですが、スケープゴード
    にして「これにて一件落着」とするのでしょうか?

  2. 福島香織様: こんにちは
    夕方の更新でほっとしました。夜はからだを休めて下さい。

  3. 福島様、こんにちは。
    中国当局が、如何に「安全だ」と強弁しても、世界は中国からの輸入品で健康被害が起こったことを知っていますから、むなしいだけですね。
    これはもうIOCが、今回に限り「食品持込OK」のお墨付きを出すしかないですね。
    いかに開催国とはいえ、加盟国の一つに過ぎませんものね。
    本当に選手の為に、「食品持込OK」にしてもらいたいと思っています。

  4. こんばんは。
    中国について色々調べるうちに、先日、そもそもどうしてこんな国がオリンピック開催地に選ばれたんだろうという考えが、ふと浮かびました。
    ネットで検索してみたんですが、「獲得票数が多かったから」ってことはたくさん載ってるんですが、現地の状況とか調査したりしないんでしょうかね?
    それに、つい数日前も中国で、また死亡事故起こしてますよね。
    屋台だったかで、料理作ってたら塩が足んなくなっちゃって、近所の向上から塩に似た物として、亜硝酸塩分けてもらったんだそうです。
    ドーピングに関わる薬品だけじゃなく、痩肉精もそうだけど、メカタを増やすために肉に水を注入したりしてるんですよね。
    周勍さんの本じゃ、屋台とかはもうホント危ないけど、高級なものほど危ないって言ってますよ。
    安全安全って言われれば言われるほど、怖くなります。

  5. 初めまして。
    以前から読ませて頂いています。
    いや、面白い。国と国とのやり取りも、表向きだけ見れば難しい言葉と婉曲な言い回しばかりで、結局よくわかりませんが、こんな赤字の入った記事なら一発で理解できそうです。
    でも福島さんが小心者とは、とても思えませんが。

  6.  やっぱ、日本や台湾に合宿して試合の時だけ出張するのが、飛行機が落ちる確率をもってしてもより安全でしょうね。
     馬術選手も大変だけど、涼しいアーヘンから長距離飛行して盛夏の香港で試合する馬の健康管理も大変です。

  7. 福島記者
    > 中国も米国もオレ様体質なところはそっくり。日本記者には会見場でここまでのやりとりできませんね~
    ってぇか、激しいジャブの応酬は覇権国家の嗜みなのかも知れませんね。 米・仏とそれぞれ非常に典型的な個性をお持ちな記者が揃って居られるようで…微笑ましい光景ですね♪
    むしろ去勢されたような外信ばっかり流す在中記者が一般的な日本の報道陣の方が「自由と繁栄の弧」の中で特殊な存在なのかも知れません…貴女を除いて…(笑)
    > ええっ~!バナナもだめなんですか?
    「水筒に紅茶(甘み入り)」も駄目なんでしょうね…♪

  8. 再びおじゃまします。
    北京に入る日をギリギリまで粘って、日本で調整している海外の選手が結構いると知りました。
    こんなことなら、早々に投票で落ちてしまった「大阪」でしちゃえばよかったのにねって思います。

  9. 福倒様、毎度お疲れ様です。
    今回のエントリーの真っ赤っぷりに吹きました。麦茶返せ。
    各記者の発言だけを見せられてもなんのこっちゃ、ですが
    ちゃんと真意を理解できるのはやはり長年のカンでしょうか。
    貴州でウシの脳みそて、また意外ですね。チベットなら聞いたことありますが。

  10. To laska-take3さん
    >それに、つい数日前も中国で、また死亡事故起こしてますよね。
    >屋台だったかで、料理作ってたら塩が足んなくなっちゃって、近所の向上から塩に似た物として、亜硝酸塩分けてもらったんだそうです。
    融雪剤中の亜硝酸塩による飲料水汚染(中国)
    (1)現地メディア
    http://www.sznews.com/news/content/2008-02/16/content_1840915_3.htm
    (2)大紀元日本
    http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d90951.html
    (3)中国政府
    工業塩ではなくて食用塩を撒いたと言っています(CRI日本等にあり)が,またいつもの様に真っ赤(中国人は赤色が大好きです)な嘘を言っている気がしますがね。
    本物の食用塩の袋に安価な工業塩を詰めて売るのは,特に珍しいことではありません。袋だけ本物を使うのは,偽肥料(肥料分が含まれない)でもあります。春撒きが近づくと偽肥料・偽種子等の一斉検査が新聞・TVでよく見られます。
    亜硝酸塩はハム等の発色剤にもよく,というか普通に使用されています。発癌性があるとかないとか言われていますが,良心的なメーカーは発色剤を使用していません。この発色剤の使用に関しては,消費者の方にも責任があると思います。個人的には,ハム・明太子等は極力食べないようにしています。

  11. 融雪剤中の亜硝酸塩による飲料水汚染(中国)
    投稿した後,ふと思ったのですが,もし中国政府が言うように本当に食用塩を撒いたとしても,それが実はニセ塩だったということは充分あり得る事です。
    事故災害が発生して嘘・手抜きが発覚するという意味では,1998年長江大水害の時に当時首相だった朱?基の言った言葉『豆腐渣工程(おからプロジェクト:手抜き工事)』がすぐ思い出されます。ただ,阪神大震災の時に高速道路の手抜き工事が発覚したということでは,日本も似たり寄ったりですが。

  12. To 夏空さん
     まったくです。食料持参くらい、特別措置で税関パスさせることくらいできるでしょうに。

  13. To laska-take3さん
     みんな、中国が五輪で変わる、と思っていたんですよ、ソウル五輪みたいに、当初は。でも、中国は韓国ほど生やさしい国ではなかったということでは。

  14. To thx1138さん
    >それとも犯罪歴のある6人を取調中らしいですが、スケープゴード
    >にして「これにて一件落着」とするのでしょうか?
    その6人が法輪功メンバーだったとか、いう話であれば、もう何が真実かわかんなくなりますね。

  15. To やせ我慢さん
    初めまして。いえ、けっこうチキンなやつだ、と最近あらためて気づきました。

  16. To 一閑さん
    >「水筒に紅茶(甘み入り)」も駄目なんでしょうね…♪
    お茶はよくて、どうして紅茶はだめなのか、おしえてほしいです。

  17. To laska-take3さん
     そういや、大阪五輪、だれもやる気になってくれなかったな。

  18. 運動会の給食は学校側が用意します。だから父兄は差し入れをしないで、みんなが差別無く同じものを食べましょう。と、いうことですね。
    でも、本当に選手好みの味が作れるのでしょうか?
    それも心配です。 夜、久しぶりに王府井を歩きました。王府井で何度か食べようかと思うのですが、さそりとヒトデの串刺しは、やっぱり食べる気がしないです。

  19. To MONAさん
     少数民族のお料理です。牛の●●から皮、脳みそまで全部食べ尽くします。捨てるところありません・

  20. To 切葉鳩さん
     こういう会見をみると、プライドは高いが、空気や先の展望がよめない中国様の性格がよくわかる気がします。

  21. 福島様
    お早うございます。何か小噺が出来そうな状況ですね。こんなのはどうでしょう。
    中国オリンピック委員会が、選手村に嫌がる各国選手団をどう入れるのか対策を討論して。
     まずドイツはどうする?
     規則ですからで済ましましょう。
    イギリスは?
    紳士淑女は此方にお泊まり戴きますと、案内を。
    ロシアは?
    特別にお好きなウォッカを、ご用意させて戴きますと連絡を。
    日本は?
    別に対策をしなくとも、各国選手団は予定通り選手村に入りますと事前に連絡すれば問題有りません。
     日本オリンピック委員会は競技環境について変な妥協をしない様に、選手の為主張して欲しいと思います。
    東アジア選手権での日本サッカー協会は、違う方針だった様ですが。

  22. 「お毒見のハツカネズミは実は…」やはりそうなんでしょうね~。ブラジルではこの話題にはあんまり関心がないみたいですが…。
    やはり、「Olimpico」よりは「Copa do Mundo」のお国らしいというべきか、オリンピックにはあんまり関心がないというのもあるようですが。
    (Olinpicoというのがブラジルでのオリンピックの呼び名で、Copa do Munodoはもちろんサッカーワールドカップの呼び名です。)
    しかし、サンパウロの友人に尋ねたら、“ブラジルの水が汚いのも同じだよ”などと言ってたので、このブログを読むように進めました。
    のちほど、どう思ったか聞いてみます。

  23. ハツカネズミより悲惨な、「サリン検知の為のカナリア」を連想してしまいました。

  24. 福島殿
    オリンピック村で出される食品の安全基準は、当然中国の食品衛生法等に基づくものですよね?
    添加物にしても日本・中国・米国と使用基準が違うわけですがどうするのでしょう。すべて無添加食品でしょうかね?
    中国は基本的にWHOの基準に準じており米国の基準に近いですが、日本は厚生省が外圧に負けずにがんばっているのでだいぶ乖離がありますよね。もし仮に中国の使用基準で作られた食品を使用した場合、アメリカ人はほぼ納得するでしょうけど、日本選手はこれらの食品を危険であると見做し食べないのでしょうか?
    食用油に使用許可させているTBHQ(酸化防止剤)や乳製品(アイスクリーム、チョコレート、練乳含む)に使用させているポリソルべート(乳化剤)
    は日本では0.1ppm含まれても輸入指し止めになりますが中国でのTBHQの使用基準は100-200ppm、ポリソルベートは3g/kgですが、これでアメリカ人中国人が体を壊したというデーターを私は持っていません。
    現に私もTBHQ入り食用油を重宝して使っています。
    今回、日本選手団は選手村以外では一切食事をしないのでしょうか?

  25. 何でも良いけど、選手村の食事が安全か否かなんて話題になったオリンピック前代未聞ですね。私の記憶にはないぞ。やっぱオリンピック開催するのは早すぎた!?

  26. こんにちわ。
    ご無沙汰してます。
    外国の記者さんははっきり質問しますね。(読んでいて気分いいですね)
    しかし、それを中国はしっかりやってるから大丈夫!と言い切ってしまうところは、さすが、中国、というか、質問の真意理解してないのでは?
    中国側の言う通りなら、ギョーザ事件起こらなかったと思いますが。
    もしかして、ギョーザ事件は、日本で毒が入れられたで解決してるとか?
    万が一の時の対策がないということは、危機管理がおざなりになってるように思いますが、これで、オリンピック本当に開催していいんでしょうか。
    アメリカが、お弁当持参するのが正解かもですね。
    どうせなら、材料とコックさんも同行すれば、安心で、安全に参加できるかもですね。ちょっと、中国に失礼でしょうか。
    福島さん、食には気をつけて、お仕事がんばってくださいね。

  27. こんにちは。
    私のコメントにレスありがとうございます。
    中国語は分からないので、教えてくださった(1)は、こんな内容なんだよって知ってると、漢字からなんとなく想像はできますが、やっぱりちんぷんかんぷんでした^^;
    私がTVで聞いたニュースは、これだと思います。
    http://www.asahi.com/international/update/0225/TKY200802250483.html
    TVでは、最初7歳の男の子1人死亡と聞いたように思います。
    調理途中で塩がなくなったので、近くの工場から塩に「似た」ものを借りた(だったか貰っただったか・・・)と、『店員が言ってます』という内容でした。
    店員が、どんな経緯で、そこと決めて飛び込んだのかは分かりませんが、ホンッット・・・馬々夫々(最近覚えました)だなぁと思います。
    でも、sengyanさんが教えて下さったようなこともあるなら、工場の人も食用の塩だと思って分けたのかもしれませんね。

  28. 上記コメント、TO sengyanさんです。
    自分でTOつけないとダメなんですね。
    まだ使い慣れてなくてスミマセン。。。

  29. To 福島香織さん
    > みんな、中国が五輪で変わる、と思っていたんですよ、ソウル五輪みたいに、当初は。でも、中国は韓国ほど生やさしい国ではなかったということでは。
    「上に政策あれば、下に対策あり」って言われてる国で、人口もべらぼうに多くって、なのに一党独裁。
    楽観視の極みですね。。。
    北京でも、ちょっと視察に行けば、公害の状況や、その辺の屋台でちょっと軽くつまんでみれば、この国で開催するのはまだ早いって分かりそうなもん・・・というのは言いすぎでしょうか。
    ま、なんで?と言いつつ、結局サマ○ンチさんが元で頬を撫でられたんじゃないのぉぉぉぉ?って思ってるんですけどね。

  30. ドイツ在住です。
    朝食を採りながら楽しく読ませて頂きました。
    医学の進歩で寿命が延びたといっても、
    製薬現場がこんなでは、真に人類は進歩してるのか・・・?
    こうなると生きるも死ぬもタダの運。
    欧米記者のガンガン挑発的なやりとり、とても楽しいです。
    でも福島さんも日本を代表して駐在してる記者さんのひとりでしょ?
    私は小心者だから・・・・はないんじゃないですか?
    確かに物事にはやり方があって、挑発すればいいものではない。
    人間にはプライドがあるし、相手が機嫌を損ねないカタチで譲歩させるテクニックが大事で。
    諸外国の方々は会社の代表という気持ちになれないようなので。
    その分、目の前の担当者の機嫌さえコントロールできれば、どうにかなってしまう・・・という奇跡が日本よりありますよね。
    だから挑発すればいいと言うものではないのですが。
    記者として博識で記事もわかりやすくて関心していたところなのですが、
    私にはそんなのムリ・・・ってガッカリです。
    蚊帳の外すぎる。無駄な謙遜はあんまり美徳ではないです。
    日本の記者さん中庸すぎ。
    世界の常識は「何も主張しなければ、その人はパーフェクトだと思っている」です。(考えられませんよね!?)
    海外で日本人は、言い過ぎちゃったかな?とあとで思うくらい言い過ぎるのがちょうどよい。それでやっと事実が通じる。
    といってもドイツ人も自己主張が強くて厳格・・・なんてうそっぱちです。
    30代の日本人のほうがだんだんイライラしてきて自己主張!という現実です。

  31. To chua-tidaさん
    手厳しいご意見、ありがとうございます。たぶん、自分にムリ、と思うのは日本国内の食品安全、システム、モラルに対し、自信というか確信がもてないからです。中国産冷凍食品からつぎからつぎへ、残留農薬が出ていますが、日本の農産物や、100%日本産の冷凍食品を検査してみて、本当に残留農薬がでてこないのだろうか。とか、本当に日本の管理システムは、中国のことを厳しく叱責できるほど安定、確実なものなのかどうか。これは、日本の現場で取材していないので、実は今ひとつ自信はない。
     ただ、中国の生産現場(農村も工場も)についてはある程度取材し、その世界に詳しい友人、アドバイザーもおり、なんとなくおぼろげながら、今の中国の状況はこうらしい、というものは、かなりの確信をもっています。日本で昨今発生する、モラルハザードをみるに、私はこの問題において、記者会見で堂々とここまで、中国にケンカ売る自信はないですね。同時に、欧米の食品安全システムにかなりの欠陥があることはBSE問題のときにかいま見ているので、私などは、米国人と中国人は、精神構造が基本的に似ているのだなあ、とつくづく思ってしまいます。つまり、どちらも自分を省みることはしない。相手は攻撃して攻撃して攻撃するのみ。黒も白にしてみせるぜ!みたいな感じです。日本人もこうならないと、国際社会で生き残っていけないんですかね?日本人の弱さと美徳は、髪一重、というところでしょうか。

  32. To chua-tidaさん
     ついでにいうと、記者会見は、記者が知りたいこと、公式見解を、相手から引き出すための質問をおこなう機会であり、テレビのタレントが出ている討論会という名のエンタメとは、ちがうんですよね。ときに挑発して、本音をひっぱりだそうという手も使いますが、記者がエキサイトしてどうするよ?まあ、ケンカ記者会見は端から見るとおもしろい。

  33. お邪魔いたします。
    失礼ですがいくつかトラックバックをさせていただきました。
    有難うございます。
    今後もご健勝されますようお祈りいたしております。

  34. 選手の皆さんは一夏のことでしょうが、福島さんには通年のこと。
    どうか御自愛ください。
    Dランク取材など、決して、決してなさらぬように。

  35. 何故か、p.cがフリーズしてしまい投稿出来ませんでした。
    今回のブログも、とても興味深かったです。
    そういえば、先日北京で日本人留学生が襲われて重傷を負ったという
    事実を、何とnhkの「海外安全情報」で知りました。貴紙も総局長がそれとなく報道して居ましたが・・私も1・4年前に行きましたが、そんなに危険な場所とは言えない所ですよね?!それから・・
    先般、大手町でm.m氏の講演を訊いてきました。北京の貴紙と系列tv局の
    報道の乖離に常々疑問を抱いていましたが
    氏曰く、「ftvは何故か?親*派です」といってましたが・・そうなのですか?って答えにくいだろうな

  36. こんばんは
    中国担当者と記者達の質問の趣旨に対する回答が食い違っていて笑えます。
    いくら安全なシステムが構築・維持されていようと、すでに中国に対してもつ持ってしまった食の安全に関する負のイメージはぬぐいきれないからこそ、外国人記者はそこを焦点に質問しているのに、中国側はシステム重視。これでは議論は平行線のままですね。
    先の毒ギョーザ事件にしても、中国の食品安全システムの有り様ばかりが強調され、日本は泣き寝入りどころか、逆に日本を非難し始める始末です。
    起こったことは起こったことと認める。同時に、その原因を突き止め公表・謝罪するとともに、対策をこうじる。こうした一連の過程がシステム維持の一番大事な部分であると思うのですが、中国ではそういう風には動かない。大国の面子と民主主義がいい意味で米国には存在しますが、中国には民主主義が存在しない。このあたりを記者さんは突っ込んでいるように思うのですが・・・
    逆にそこまで中国当局に、食品にかかる安全を強調されると逆に不安になる人間の感情もあります。
    また、最終的に持ち込み禁止が決定されて、もし選手団の一人でも何らかの体調不良を訴えれば、原因が中国食品にあるかどうか関わらず、大きな問題になるでしょうし、実際にそれを食する選手は、常に危険性を配慮しながら食事をすることで、精神的にマイナスとなることは避けられないでしょう。これでは、北京五輪における各競技の記録更新といったものは少なくなりそうです。
    ところで、そもそも北京五輪に限らず、以前から、選手村への食料持込は禁止されていたとのこと。これ自体驚くべき事実であり、その根拠がなににあるのか分かりません。思うに、五輪にかかる制度が杓子定規になっている表れの一つかも知れませんね。

  37.  はじめまして。卓抜な赤字解説に目を啓かれます。
     中国当局の言い分は、食の安全は心配ないから中国のものを食え!ということのようですが、安全以外の観点(国による帆くじ上の違いや選手個人の好みや体質など)は全く無視しているところに、中国の食品が危ないのだと、語るに落ちている気がしました。

  38. 福島香織様
    最新のNHKのニュースで中国の警察と食品管理の責任者が共同で「農薬が中国で混入した可能性は極めて低い」と発表しました。しかし日本では何十年も使っていない農薬が検出され、一方中国では禁止されていてもどこでも極めて入手が簡単な農薬の成分がギョーザから検出されてもまだ中国で混入されていないとがんばるのですかね。
    納得させる相手は日本政府ではなくて日本の消費者だということを中国の政府はまだ気がつかないのですかね。犯人が見つからなかったといって中国で混入したのじゃないかという屁理屈は結局天に向かってつばをはく行為です。これで中国政府は日本向けの冷凍食品の輸出はあきらめるつもりですかね。
    いっそのこと中国製の食品で中毒患者が出た場合は日本の輸入業者が損害の責任を持つというのはどうでしょうか。そうすればその分値上げをせざるを得なくなって輸入量は減るし、買うほうも輸入業者が責任もって検査してると思って解決になるのでは。

  39. To mapotofuさん
    さっきその会見の場で、記者席にいた王大寧・輸出入食品安全局長と、立ち話したんですけど、なんと日本向け輸出食品は徐々に輸出量が回復してきているそうですよ。その他の国への輸出への影響はほとんどない、といってました。ほんとかな~?強がりでなければ、じつはこのギョーザ事件は、迷宮入りになっても、中国にとってさほど打撃にはならない、というヨミがあるのではないでしょうか?

  40. こんにちは。
    再び疑問がわきました。
    お毒見にハツカネズミを使うということですが、ネギ類や香辛料などの刺激物等は、もともと犬などと同じで、中毒を起こすから与えてはいけないものとして紹介されてますよね。
    無理矢理食べさせたとしても、別の毒なのか、ネギ類などに含まれる成分の中毒なのか分からないのでは?
    その辺どうするつもりなんでしょうね?

  41. To 福島香織さん
    「買い負け」という言葉がありますが、世界のあちらこちらで、日本が食料・食品を買えない状況が一つの問題になってきています。安いことばっかり言ってやたらと(ある意味不合理なまでに)厳格さを求めるからです。そんなわけで、ドップリ日本市場にもたれている一部の製造業者を除けば、日本が考えるほど中国側がダメージに思っていないのは事実です。日本人の感覚では、どうしても「買ってやってる」的な発想になりがちですが、日本は食べ物の供給を中国に“依存”しているのです。
    そもそも、この記者会見についても、ちょっと茶化し過ぎではないでしょうか。質疑・応答の両者とも、それぞれの立場で真摯なやりとりをしているのであって、その場に立っている個人の発言を揶揄するのは如何なものでしょう。
    ことに日本に対して、諸々の場面で見せる中国の態度には本当に腹立たしいことも多いですが、こんな部分でことさらに論うことは、その病巣の本質をかえって見誤らせる危険があるように感じます。
    ズケズケと申し上げ、大変失礼致しましたが、福島さんの慧眼と忌憚の無い発言には、大いに期待しております。

  42. 「2ちゃんねる」から来ました
    「お弁当持ち込み禁止」面白かったです。
    ただ、日本の記者として「管理体制の説明は理解しましたが、運用は出来るのですか?日本の餃子事件の例もあるので自信の程をお聞かせください。」
    って嫌味を言って欲しかったw

  43. 福島さまお仕事お疲れ様です
    世界って怖い・・・でも日本も戦わなきゃ現実と!ですね
    個人的に米国ラジオ局記者の
    >また五輪が終わってのち、どのシステムが継続して存在するのか、特に食品安全に関連するシステムは中国人自身がその恩恵をうけることができるのですか。
    この一言にグッときました。きっとこの人は好い奴に違いない

  44. 福島さん、解説が抜けていませんか?
    一番最後のところです。
    司会者:時間の関係で、ここで終わりにします。
    (言いたいことはみんな言ったよ。お開きお開き。外国記者の質問ウザイ。)
    って、書く予定にされていたのではないですか?
    と、質問してみました。

  45. 福島さんへ
    コメントありがとうございます。
    やっぱり日本人だ。省みる気持ちという、世界的に稀な素晴しい感性。
    蚊帳の外…と私が感じたのにはそれだけの理由、しかも繊細な。があったことがわかりました。
    でもですね、やはり黙ってたら日本人のこの意見は理解されないわけですよ。
    それに中国の食の安全性というテーマで会見をしているわけですから、ある程度は自国を棚の上にあげるのは仕方がないですよ。
    全世界が自国を省みてたら何も進まないわけですし。
    自戒を込めて…みたいな日本人らしい前置きをつけるなどして、やはり多少の攻撃はしないと…何も進展、生まれてきませんよ、そこからは。
    現に、日本人の感覚からでは有り得ない攻撃、自国を省みない態度でありながら、終わればあっさりしたものです。
    彼らの感性はそういうものなので、わだかまりも日本人より遥かに少ないのでしょう。
    日本人の感性は残しつつ、世界の感性レベルに合わせて頑張って下さい。
    世界では黙っているのはやっぱり損です。何も届きません。
    この会見は茶化しすぎだと言う方もいますが、私はそうは思いません。
    真摯なやり取りをしているけれども、その各国の現状に照らし合わせると呆れてしまうから茶化してるわけです。真摯なやり取りそのものを茶化してるわけではありません。
    これは新聞でも官報でもない個人のブログですので、馴染めないなら読まなければいいだけです。
    むしろ黙っていたことをおちゃらける、日本人気質のほうが気になりました。
    でもすごく勉強なされてて尊敬します。私もそんなジャーナリストになりたかったです。

  46. To chua-tidaさん
    >この会見は茶化しすぎだと言う方もいますが、私はそうは思いません。
    >真摯なやり取りをしているけれども、その各国の現状に照らし合わせると呆れてしまうから茶化してるわけです。真摯なやり取りそのものを茶化してるわけではありません。
    私の文章の拙さ故でしょうが、もしかすると誤解があるかもしれません。また、これも私の読解力の無さかもしれませんが、「茶化しても良い」理由について、真意がつかめません。その後に書いていますが、揶揄=はっきり言えば小ばかにしているニュアンスがあったり、揚げ足取り的になると、かえって問題の本質に迫れないということを言っているのです。中国の対応について呆れているのは私も同じなのですが。
    >これは新聞でも官報でもない個人のブログですので、馴染めないなら読まなければいいだけです。
    確かに新聞でも官報でもありませんし、読む気が無くなったら読みません。では、発言の公開メディア、発言者ともに完全に産経というマスメディアと無縁だと言い切ってやっておられるのでしょうか。だいいち何のためにコメント受付の設定をしてあるのでしょう。全く無根拠な誹謗・中傷をしたというつもりは無いのですが、発言者の意見に迎合するコメントを集めるためだけにコメント欄設定してあるのででしょうか。
    私の発言に批判や反対意見を言って頂くことは基本的に有り難いことだと受け止めていますが(むしろそこがこの手のメディアの建設的な部分)、「馴染めないなら出て行け」はちょっと…。chua-tidaさんこそ、それこそ馴染めない素人の一意見は読み流して頂ければ良いのではないでしょうか。
    各人が理性やマナーを失わない限り、建設的な意見交換の中で多少の批判的意見があってもいいと思うし、ここがそういう場であれば、と考えるのは私の独りよがりでしょうか。
    つまらないフォローをする気はありませんが、福島さんを応援する気持ちはchua-tidaさんも私も同じだと信じたいところです。

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