食の安全学再び:日本政府調査団の説明、聞いてみる?

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■2月5日から河北省石家荘市にきている福島です。中国産ギョーザ農薬混入問題で調査のため訪中している調査団のおっかけ取材中。調査団は5日は朝8時半から北京の国家品質管理検査検疫総局と協議、その後すぐ河北省石家荘市へ移動、ホテルにチェックインするやいな河北省検査検疫局で協議、天洋食品工場を視察、工場長と協議、河北省政府と協議で連チャンで食事もする間もなくお仕事でした。でのまず食わずのまま、6日未明北京時間1時30分から3時まで、ブリーフおよびぶら下がりで、私たち日本メディアの質問に、音もあげず、丁寧に答えてくださいました。まったく、お疲れさまです。
 しかし、われわれメディアも朝からずーっとほとんどのまず食わずで、冒頭取り、出待ち、冒頭取り、出待ち、原稿送り、出待ち、出待ち、出待ちと、調査団を追っかけておりました。寝不足と空腹でアドレナリンどっばどっばという、感じです。今、サンドイッチと夜明けのコーヒーのみながら、このままブリーフィング、書き起こしやります。こんなにがんばったのに、明日の夕刊は米大統領予備選挙スーパーチューズデーできっと原稿はいらないんだろうな。

■毒ギョーザの真相を追及せよ!
日本政府調査団、一生懸命働いてます。
でも、メディアの取材機会を奪うというポカもありました。

■調査団メンバー
原嶋耐治・内閣府国民生活局消費者企画課長
松本盛雄・外務省アジア大洋州局中国課日中経済室長
近藤卓也・厚生労働省医薬食品安全部監視安全課輸入食品安全対策室輸出国査察専門官
渡辺高志・農林水産省消費・安全局農産安全管理課農薬対策室生産安全専門官

エスコートは、王大寧・国家品質管理検査検疫総局輸出入食品安全局局長

■6日未明の調査団側の説明は、会見ではなくブリーフなので、全文を紹介するのは控え、発言者も匿名でいきます。

■まず、メディアサービス抜群の王局長たっての希望で、中国側が冒頭で総括発言。これは全文紹介。

■王大寧局長:メディアのみなさん、おはようございます。今、午前1時30分、もう中国旧正月の大晦日になってしまいましたね~。でも中日双方はこの問題を解決するために、引き続きお仕事です。メディアの皆さんには、ずっとわれわれにつきあってくださっておつかれさま、ありがとうございます。1日の仕事を通して、われわれはつぎの通りの仕事の成果を収めました。

中日双方はきょう(5日)午前の協議で、一貫して協力とコミュニケーションを強化し、ともに直面する困難な問題に当たることで一致しました。きょう午後、北京から石家荘に来て、翌日(6日)の未明1時すぎまで、仕事を続けました。中日双方は、ともにタイアップして日本側に可能な限りの資料を提供、施設をみてもらいました。

われわれは、目下、目にできる範囲内では、天洋食品工場は清潔でなんら異常もありませんでした。日本側は帰国後、提供された資料を分析、研究します。中日双方、非常に製品の品質を重視し、双方の協力関係が極めて重要であるとの認識に達しています。もういっかい、メディアの皆さんに夜更かししてまで、われわれとつきあってくだり、非常に感謝の意を表します。われわれ中国側も今まで、ご飯をたべていなかったので、これから帰ってご飯をたべます。ではここで失礼。サヨナラ(日本語)。

■王局長の発言、なにげに自信があふれています。

■引き続き日本側質疑応答開始:

■Q:工場施設の感想を教えてください。
A:今日見たところでは非常に清潔で管理もそれなりに行き届いているとみました。今日見たところでは、特に異常になかったのではないかと思います。ただ、今後いろいろデータとかもらいますので、さらに分析したうえでないと、最終的なことは申し上げられませんが。

■Q:きょう、報道で、ギョーザから新しいジクロルボスという殺虫剤が検出されたという話がありますが、そのことについては中国側と話が出たのですか。
A:きょうはとくに、その話はしていません。

■Q:工場は、どのあたりをみられたのですか。
A:野菜などを仕入れてきて、野菜を洗う場所、肉をまぜる場所、調味料を入れる場所など、皮を作る場所、撹拌する機械、包む場所、ベルトコンベヤーで移動し冷凍する場所、袋に詰める場所などを順番に見ていきました。さらに袋に詰めたものを箱に詰める場所、さらに箱につまったものを冷蔵庫にいれ、出口まで、これが一連の工程です。それをすべて見ました。

■Q:工場の視察で、われわれの代表取材について、中国側は日本の意向で、当初、日中メディアに工場のすべてを公開する予定だったのを、一部に制限したといっていたのですが、本当に日本側の都合で、そうなったのでしょうか。
A:私たちは中国側の要求で、そういうになったと思っていたんですけど。
A:あの、たぶんですけどね、一転二転したと思いますけど、全体の協議が、冒頭だけにしましょ、という話になったんですよね。で工場はどうしましょう、という話になったとき、冒頭だけにすることになったんだと思います。なんら、隠すとか、そういう意図はないとおもいますよ。ここを見せちゃいけない、ということはたぶんないと思いますよ。

Q:中国側はそういったけれど、日本側がこういったから変わったということではないのですね。

■Q:代表取材の記者からきいたのですが、工場内に「ねずみ取り」があったとか。食品工場のことはあまり理解していないから、教えてほしいんですけど、食品生産現場の工場内で「ねずみ取り」があるって、別に不思議ではないんですか?haccapの基準には関係ないんですか?
A:食品工場は、基本的に場内に薬剤は置かない、ということになっています。今回は、ねずみ取りがあったということですが、中国側の説明では、薬剤などを使ったものではなく、粘着式のねずみ取りということです。なぜ食品工場内にそんなものがあるかというと、場内にねずみがいないことの確認という目的で、これは日本でも実施されています。ねずみがいない、ということを確認するためのものだということです。

■中国記者:日本の今日の報道では、厚生労働省は、今回の事件は人為的なもので、毒をいれたものだと、発表したそうですが、それはご存じですか。
A:いまの発言については、私どもは正式に認知していません。厚生労働省からそのような発言を行ったということは、私は認識していません。

■Q:中国側から何が原因だ、というような見立てはありましたか?
A:中国側から特に何が原因だとの発言はありませんでした。ただ、日本側が生産工程に関心を寄せているけれども、中国側は流通経路にむしろ関心があるという話はしていました。
A:船で運ばれて、日本について、小売店に流通していくわけですが、その間になんらかの原因があるのかもしれない、という関心を中国側としても持っている、ということかと思います。

■Q:それって、つまり中国側としては、生産工程としては混入しえない、と主張したということでしょうか。
A:正確にいいますと、中国側で今調査しているのは、生産過程における混入ですとか、残留農薬といった問題です。さきほど、団長がおっしゃった流通、販売などについては、彼らとしては資料がないわけで、日本にいった中国側調査団はそういう点に関心をもっているんです。
Q:現在の段階で、中国政府として混入の可能性はあり得ないとか、見つからないとか、ということは日本政府に対していっているんですか?記者会見では言っているんですけど。
A:通訳を通じてですので、正確なニュアンスはわかりませんが、基本的に生産過程で異物がはいることはないんじゃないか、という趣旨の発言は中国側はしておりました。
Q:それは、工場側の発言ですか?中国当局の発言ですか?流通経路に関心があるということは、日本国内の流通経路に関心があるということなんですか?
A:それも含むということだと思います。
A:中国側の訪日中の調査団は、日本における流通経路について情報がないので、それに関心をもっています。

■中国記者:これまでの日本の調査団が調査を行った結果、原因はどこにあったとおかんがえですか。
A:まだ、断定的な結論はできない。まだ、いろんな可能性がのこっていると考えます。どういう資料を入手すべきか、ということは、まだこれから。衛生状況がわかる資料を送ってもらう、ということです。
中国記者:中国の工場にまだ問題があるかもしれない、とお思いだということですか。
A:河北省検査検疫局が、独自の調査により作ったリポートがあるときき、それを含めてみないと、工場内の混入があったか、なかったかはなんら結論を出すことはできない。
A:ただ、きょう工場をみたかぎりでは、特に異常がなかったという事実はあります。ただ、分析がまだなので、そういう可能性がゼロかといわれると、そうではない。

■Q:きょう長い時間議論されているのですが、一番重点的なテーマは?
A:いろいろな可能性がまだあるので、お聞きすることも多岐にわたり、のびてしまいました。いろいろ知りたいことを聞くと、時間がかかってしまいました。
Q:工場からギョーザのサンプル提供は受けられましたか?
A:ないです。

■Q:河北省検査検疫局が行う農薬検査の技術、レベルと、日本厚生労働省などが行う技術、レベルは同じだと考えていいんですか。
A:その話も河北省検査検疫局とも説明をうけ、日本とほぼ同じレベルだとききました。
Q:24時間以内に、メタミドホス未検出の結果が発表されましたが、その時間はそんなものなのでしょうか。
A:とくに違和感のない時間だと思っています。

■Q:工場の代表取材で、もう一度おききしたいのですが、日本メディアは工場視察全行程を同行したい。中国メディアも全行程を同行したい。中国側もそれに同意していた。ただ、双方はやはり、冒頭にしましょう、ということになった。では、なぜそうなったのですか。
A:私が調整したので、説明いたします。そもそも、あの工場はメディアは一切いれられない、というのが中国側の説明でした。そもそも、そこは入られないのだな、という前提で我々は考えていました。で、中に入ってもいいという話を中国側からききました。我々も視察でいろいろ調査を視察でしますので、それも協議と同じで冒頭でやりましょう、ということをいいました。全部をとっちゃいけない、ということはいわなかった。
調査の全行程で、冒頭取材だと、きいていたので、冒頭取材ですか、と答えたまでです。いずれにしても、特段の意図はありません。

Q:協議と工場の視察はちがいますよ。
A:工場の中でも協議はやりますから。
Q:それはちがうでしょう。これだけ日本で問題になっている事件で、今回、日本のメディアが初めて工場にはいるんですよ。
A:中国側が別途、メディアに工場にはいってください、ということであれば、我々も全く問題がない。
Q:結果的に日本側が冒頭、といったことによって、メディアが全行程みれなくなった、ということにつてはどうなんですか?
Q:日本側が冒頭で、といったということは、日本側としては、工場内の中国側とのやりとりを聞かれたくない、からだったんですか。
A:まだ我々が、やっている会議の途中ですから、公開はできないということです。
Q:結局、日本側が日本メディアの取材を制限した、ということになるんですか。
Q:中国側がそのやりとりを含めて公開してもいい、といったのに、日本側が制限したのは、外交的に敏感な問題なので、日本政府として中国側に独自で配慮したということなんですか。
A:そういうことではないです。
Q:工場の視察について、冒頭という制限をなぜつけたんですか。
(記者ら、怒り出す。ご飯食べてないし、寝不足だから…)
A:結果として、メディアの皆様の取材機会をうばったことは、私のアレンジ、判断がまずかった。遺憾に思います。

■Q:材料を提供する指定農場などの視察予定は?
A:なにぶんにも旧正月に入ってしまうので、先方がダメなもんで。

■Q:工場の中でギョーザを食べるみたいなことは?
A:ないですね。

■Q:工場の中の人はみんな帰省しているんですか。それとも、捜査協力のために、まだ工場敷地内にいる人もいるんですか。
A:とくに、きょうはそういう話はありませんでした。現場で働いている人のインタビューなどもしなかった。

■Q:過去に労働争議があったとか、過去に品質問題があったとか、そういう話は?
A:労使関係は、特に以前に比べて最近、緊張したようなものになっているわけではない、と説明をうけました。
A:過去に食品衛生違反あったかどうか、厚生労働省のHPに発表しています。過去に一件あっただけ、大腸菌の検出だけです。

■調査団の所感はもっか、工場自体には異常は見つからない。でも、判断は、持ち帰った資料を分析しないとできない、ということらしいです。HACCAPという、国際品質保証基準の管理手法が導入されているこの工場で、問題がおきたとしたら、中国のいかなる工場も信用できなくなるよね、それはどえらいことだよね、というような話を、ブリーフのあとのぶら下がりで聞きました。となると、原因は何なのか。考えれば考えるほど、不気味な事件だ…。

■調査団は、6日、午前10時に石家荘を出発。午後に国家品質検査検疫総局側と再度協議します。

おまけ:
代表メディアによる工場の中のようす:

まず冷凍と包装をする作業場を視察した。作業場には材料、段ボールなどは一切なく、白いタイル張りの壁は念入りに清掃が行われた様子。天井の蛍光灯の明かりが反射してまぶしかった。それ以外の視察は、代表メディアは追い出された。

作業場に入るのに先立ち、更衣室と書かれた部屋に通され、着替え。髪をとかし、帽子をかぶるように求める注意書きも。調査団とメディアは、髪をとかし、帽子をかぶせられ、髪の毛がはみ出さないような入念なチェックを受けた。セーターをきている人は毛玉とりで毛玉をとらされた。続いて、白い作業服を着用。帽子、マスク、長袖上着と長ズボン、靴下の上に輪ゴムで口をしばるビニール袋をはき、その上に白い長靴を履かされた。頭から靴さきまで真っ白。手には白いゴム手袋をつけ、手袋をつけたまま洗剤で手を洗い、消毒液に30秒つけた。こうした準備はいつもやっていることだという。作業着に着替えるまで5分以上かかった。ノート、ペンも持ち込み禁止。作業台は金属製の机(たぶんステンレス)。作業台の一角には包装印字室、という部屋があり、生産期日などを印刷する作業もおこなっている。その部屋には、ねずみ取りテープがはってあった。

「食の安全学再び:日本政府調査団の説明、聞いてみる?」への29件のフィードバック

  1. おはようございます。
    >あの工場はメディアは一切いれられない、というのが中国側の説明でした。
    なぜでしょう。見せたくないものがあるから?
    この説明だけで,心証は真っ黒に近いですね。

  2. 福島香織様: おはようございます。
    読んでるだけで、こちらもどーっと疲れますね。
    ほんとにお疲れ様です。

  3. こんにちは。
    うーん、イライラしますね、なんだか。
    この暖簾に腕押し感も含めてリスクとして、ごはんを選ぶしかないですね。
    ヒステリックに中国産食品を避けるのはどうかと思うのですが、もし私が中国産の食品を食べて何らかの事が起きた場合、とんでもない苦労をしそうなので・・・

  4. 福島さん。取材レポートご苦労様です。
    素朴な疑問ですが、なぜ“視察”という言葉を使うのでしょうか。“捜査”とか“監査”でなければ、問題など出てくるはずがありません。
    あと、リポートにある消毒液、これがメタミドホスだった可能性もあるわけですよね。さらに、製造日が10月1日と20日とのことですが、1日は国慶節の祭日、20日は土曜日です。製造日が本当にこの日だったというのも疑わしい限りです。いずれにしても現場を隠し、従業員にかん口令を敷くのは、後ろめたいことがいっぱいあるからでしょう。

  5. 日本側にとっての最悪のケースは原因が判明しないことでその場合はずっと中国製品を買えません。
    調査団には原因が判明するまで帰国しないくらいの覚悟が欲しいですね。
    また、こういうレポートを家庭の主婦(主夫)が読んで判断するのが日本という国であり、彼らを納得させない限り問題は終わらないというのを、日本側は中国側に教えてあげないといけないと思います。(日本側も理解していなかったりして…)
    今回の件が、例え日中離間のための陰謀だったとしても、疑われた時点で自由経済では敗者となり、疑われないためには気の遠くなるようなコストをかけて常に信用を維持する必要がある(反日や歴史捏造などで信用を浪費する余裕はない)というのも、教えてあげる必要があるのでと思います。

  6. [手には白いゴム手袋をつけ、手袋をつけたまま洗剤で手を洗い、消毒液に30秒つけた。こうした準備はいつもやっていることだ]
    とありますが、以前、工場内で餃子を包んでいる作業の写真を見たとき、
    素手でやっていました。
    中国側が今回の調査のために作った手順ではないかと疑惑を持ちました。

  7. 変なところで中国に遠慮する体質は変わっていないのですね・・・。
    今回の事件自体が、日本企業のクレーム担当者の危機感のなさによる情報処理の間違い(握りつぶし)が被害拡大に繋がっています。
    お互いの為にも、玉石混淆な情報であっても情報交換しておくべきでしょうし、日中間は感情的なしこりが発生しやすい状況にあるだけに、疑心暗鬼に繋がるような言動は避けるべきでしょう。
    それにしても寒い中お疲れ様です。これからは、記事の向こうにいる記者さんたちの苦労も味わいながら記事を読むようにさせてもらいますw

  8. 福島様
    取材お疲れ様です。
    生産工程に何も問題はないという報道が一般的ですが、あくまで「定常状態において」ということに過ぎないのでは?
    私が疑いを持つのは、昼食時に(まさか昼食ナシではないでしょうね)どのような態勢になるか、ということです。従業員がいっせいに食堂などにでかけ、監視員もいなくなるのか? そのとき、作りかけのギョーザはどういう状態に置かれるのか? 箱詰め作業はどういう状態で中断されるのか?
    故意の疑いが強いわけですが、昼食時の非定常状態において犯行の機会が生じるのではないでしょうか。
    調査団にはぜひその辺を調べてほしいと思います。

  9. こんだけ日数が経って、証拠隠滅も工場内洗浄も終わったあとで、
    「工場見学」して、いったいどういう意味があるのでしょうか。
    まったく「茶番」としか思えませんが。・・・
    しかも工場の作業員に対する聞き取り調査も出来ず(といっても、本当のことを言えば牢獄行きだから誰も本当のことは言わないだろうけど)、
    警察関係の鑑識なども調査できず(排水溝や排水経路上にある薬物検査や工場内の残留物質の検査)、これって単なるパフォーマンスでしかないのは、小学生でもわかりますよ。全然、日本側捜査機関に協力していないじゃないですか。
    まったくふざけた連中だとしか思えないし、日本人をバカにしすぎでしょう。日本の政治家や官僚も、利権がらみなのか、まったくとぼけているし、
    本当なら「中国食料品全面輸入禁止」ぐらいしないと、中国は本気に対応しないのはわかりきってるじゃありませんか。
    一消費者としては、中国食料品ボイコットの波を私の周囲にどんどん広げていって中国を追い詰めていく所存です。

  10. やはり真相はなかなか判らないようですね。
    その方が都合がいいひともいますが、それでは消費者はたまったもんではない。
    故に自衛手段として危ないモノは買わない、口に入れない。日本政府に食品テロ対策法を求める。

  11. 今、北京にもどってきました。石家荘からは4時間かかるな、やっぱ。今日、夕方、また調査団の会見(ブリーフではなく)が北京であるので、みなさんの疑問、ぶつけてみます。
    ①昼メシのときの体制、②手袋の有無(写真との違い)、あとなんかあったら、今のうちに。
     

  12. 下記質問だと、その暗黙の前提で不快感を与えるかもしれませんが、
    1.作業員の入退去管理がどのようにされているか。
    2.私物管理について。
    聞いて見て欲しいですね。

  13. 国慶節とその前後の稼働状況。
    工員にちゃんと3倍の給料を払っていたのか。
    また、工員の労働時間なども。
    知りたいところです。

  14. ここの食品で消費者に健康被害が出た という意味を理解している者が、果たして何名いるのでしょうか?
    特定国の差別云々を語る人がいますが、こうも日支共々無責任かつ横柄な態度が横行するならば、『支那製品は買わない』以外日本人消費者の防衛策はありません。

  15. とりあえず、貼るだけですが、お知らせ。
    中国製ギョーザ中毒事件 天洋食品で2007年、
    19歳の女性従業員が死亡する事故
    http://www.fnn-news.com/headlines/CONN00126668.html
    ↑これを受けたBlog『天漢日乗』
    http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2008/02/1719_d902.html
    テレ朝が誤報! ありもしない“捏造報道”報じ大混乱
    「対日攻撃の材料を…」
    http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_02/g2008020603_all.html

  16. 福島様
    まだ間に合うようでしたら、もう一つ聞いて下さい。
    昼メシ時の態勢と同じ趣旨ですが、始業から昼食をはさんで終業までの時間表と、休憩があるとすれば、休憩場所、時間、それから作りかけギョーザの状態、監視の有無など。

  17. すでに証拠隠滅する十分な時間があっていって、言い訳聞きにいっただけですね。印象としては・・・。

  18. 激務お疲れ様です。
    工場内部は調査に備えて清掃ざれていたのは当然でしょう。が、「日常的に清掃されている」か、「いつもはやらない、たまに」の清掃だと仕上がりが違います。そこらへんはわからなかったのでしょうか。っても、事件には無関係でしょうがね。
    あと、記者さんは現地の助手を持っていると思いますが、当局に目を付けられていない、つまり記者さんやその助手が直接会ったり、電話連絡したりしない助手も持っているのですよね?
    彼らが「実行犯」をある程度確定はできないのでしょうか?
    今回の事件は相当大きくなったので、「異常に怖がっている」か、「得意げになっている」と思われますが、そこからある程度めぼしは付けられるのではないでしょうか。もし金がらみだったら、いきなり金遣いが荒くなりますよね。
    発見できたら、出来れば北京の長い手が届かない所に確保して欲しいですね。雲南ベトナムルートで、ベトナムに、とか。
    これからも頑張りを期待しております!!
    お気をつけて。

  19. ■JT、日清が冷凍食品事業の統合白紙 10:26
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/120718/
    ■JT・日清食品・加ト吉、冷凍事業統合を白紙撤回 2月6日9時42分配信 読売新聞
    http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080206-00000007-yom-bus_all
    いろんな食材の流通の再編計画が、とりあえず、ご破算になったということですね。やっぱり肉関連業界の思惑が強く働いたのでしょうか・・・。
    【JT株】インサイダーだけじゃなくてアウトサイダーってのもありえる件
    http://antikimchi.seesaa.net/article/82467532.html
    双日株 空売ったすじ しらべたら おもろいで
    http://antikimchi.seesaa.net/article/82660359.html

  20. 福島記者
    いよいよ旧暦正月ですな?
    まあ、西暦で生きている日本人はお仕事お仕事♪
    > そもそも、あの工場はメディアは一切いれられない、というのが中国側の説明でした。そもそも、そこは入られないのだな、という前提で我々は考えていました。
    って、考えてる段階であかんやん。
    「日本は全体主義国家ではないので、少なくとも生産現場の状態を映像で公開しなければ消費者が納得しないばかりか、風評被害拡大の恐れすら有ります」ぐらい言わなければ…「飢えと寒さに耐えて待ってる報道機関に吊るし上げ喰らうのが日本なのです?紅衛兵より怖いのです?」と言えば多少は理解してくれたりして♪
    しかし、中国側の本意を推定すれば、「こっちは大晦日なんだよっ! てめぇらもとっとと国へ帰って勝手に騒いでやがれっ! ま、いざとなったら出荷担当の民工から二三人人身御供出せばいいや♪」ってとこですかね? 実に科学的な対処方法だ。

  21. うお~まさに突貫取材ですね~
    でも、何とはなしに、はっきりとせぬまま終焉を向かえそうな雰囲気もどこらからか出てきてるような気もするので、ここで踏ん張って取材頑張ってください。(でも睡眠と栄養はできれば、タンと取ってくださいね)
    工場にリストラされた人による農薬混入によるものとの推測もありますが、
    ・天洋食品での生産ラインから在庫管理、出荷に至るラインでは外部の人間が入れるような管理体制であったのか?
    など聞いてもらえると嬉しいです。
    誰も入れない完璧な管理ならば、天洋食品の現役社内の人間がしたの? 
    実は案外出入りできまたのなら、そんな管理体制なの?
    とか思いましたが、日本サイドでの保税地区到着、輸入通関から、業者の倉庫までも案外人が簡単に出入りできますからね~
    愚問でした。ごめんなさい。

  22. To banchanさん
    >[手には白いゴム手袋をつけ、手袋をつけたまま洗剤で手を洗い、消毒液に30秒つけた。こうした準備はいつもやっていることだ]
    >
    >とありますが、以前、工場内で餃子を包んでいる作業の写真を見たとき、
    >素手でやっていました。
    >
    >中国側が今回の調査のために作った手順ではないかと疑惑を持ちました。
    こんにちは。
    小生が配信を受けている、メルマガの投稿に次のような文章がありました。
    渡部亮次郎の「頂門の一針」  第1080号
    http://archive.mag2.com/0000153821/20080206124329000.html
    たとえ工場や機械は最新鋭でも中の人間は昔のまま、これが中国の現況(
    元凶)ではないでしょうか?
    日本人「手袋をしないのですか?」
    中国人「私はこの臭いに慣れていますから手袋をしなくても大丈夫です」
    日本人「いや、そうではなくて、衛生上の問題です」
    中国人「だって「手作り餃子」でしょ、手で作んなきゃ」
    日本人「我々の国ではみんな手袋をして製造しています」
    中国人「えぇ!あんな手袋したら手は荒れるし、餃子が臭くなります。
    家で餃子を作るときに手袋をする中国人などいませんよ。」
    (唸声)

  23. To 福島香織さん
    >今、北京にもどってきました。石家荘からは4時間かかるな、やっぱ。今日、夕方、また調査団の会見(ブリーフではなく)が北京であるので、みなさんの疑問、ぶつけてみます。
    >①昼メシのときの体制、②手袋の有無(写真との違い)、あとなんかあったら、今のうちに。
     本当にお疲れさまです。福島さんは我等のヒロインです。かと言って無理しないで下さい。と言っても無理か?片目だけつぶってると結構疲れがとれますよ。交互に十分とか二十分ごとにやるといいです。
     今はコナン君に天洋食品に潜入して欲しいですね。「真実は一つ。」とか言って、福島さんを眠らせて真相を答える。
     簡単に片のつく問題ではないと思います。いっそうの取材、ルポ、つっこみ、そして大スクープなど、よろしく、お待ちしております。 

  24. もう遅いかも知れませんが…。
    工場廃水、下水等の成分分析等はしたのでしょうか?
    メタミドホスやジクロルボス等の薬品濃度が高ければ工場内で処分した可能性もあります。

  25. 福島さん 
    昨日読んだコメント(クレーム)が面白かったので初めてコメントします。【外信コラム】は読んでいなかったので改めて読みまして、クレームの中身が判りました。在北京日本人の方は双日かJT関係者の奥様でしょうネ?苦労して天洋と合弁を立ち上げ、日本食フェアーに出したら福島さんから文句を言われ、撤去と返品を余儀なくされて「あの福島め。余計なことを書きおって」と毎日、旦那から愚痴を聞かされたのでは?私も「憶測」と「妄想」で書いているので、怒られるかな?しかし、私は福島さんに軍配をあげます。
     日本食フェアーHPは9月末に立ち上げてから更新していないようで、やはり完全撤去なのでしょう。例の餃子も出展されていたのでしょうか(覚えておられたら教えて下さい)。でも、9月末にオープンでしたから、10月製造の毒餃子が逆輸入で出品されていた可能性もあったのでは。撤去されたとすれば、人身事故が起こらなかった訳で、福島さんにクレームをつけるよりも感謝されるべきです。生協はJTにコケにされ、もう中国から完全撤退でしょう。双日は食品がダメならいつでも撤退するとか(食べ物幕府さんより)。JTはベトナムかタイに行くのでしょうか。
     昼メシの時の体制ですが、時間差出勤とローテではないでしょうか。第1班(下拵え)7時、第2班(野菜洗浄)が7時15分など。昼は第1班が11時、第2班が11時15分などにすると2時間位ですみます。例えば、2週間毎にローテでずれていけば全ての工程を研修できます。手袋の有無(写真との違い)は後で加熱処理(蒸し)をするのでさほど気にしないほうが。30年位前に、外国人留学生が寿司は食べるのに、絶対おにぎりを食べなかったことを思い出しました。どこの誰が握ったか判らない汚い物だったようです。タイやベトナムの屋台も今は、直接食材に触るとお客が来ないので、手袋かビニール袋をしています。10年前とえらい違いです。それから、女性が蒸されて翌日死んでいたと言う記事がありますが、死亡事故があったとしても、そんなに長く餃子を蒸すとは思えません。

  26. 福島様 新年(信念追求)今年もよろしくお願いします
    新年当日 花火、爆竹など騒音でしょうか?
    (北京は 市内爆竹は禁止かな?ーー地方は 庶民個人でも 1回 100元もかかる 花火を打ち上げたりしていますが)
    中国餃子問題 昨日の 中国側の説明。
    中国製品は安全、人為的な問題で(日中問題)解決しよう(うやむやに 誤魔化す)としているようです。
    本日の TBS放送(ミノモンターーアサズバ)、テレビ朝日などでは
    今までの テロ餃子報道が 急に慎重論になった感あり
    さて 2/6 日本 関西テレビの ”ニュースーアンカー”という
    番組で 解説者の 青山繁晴氏の話によると すでに 中国公安では
    毒物混入容疑者を 複数拘束しているーーと有りました。
    情報は どうですか?
    タイミング的に 春節があり 終われば うやむやーーでは???

  27. 中国はいつも嘘ばかりいうのがわからないのか。この事件も最終的には日本で農薬が混入されたとか、未解決のままうやむやにされそうな気がします。日本はなんで中国にふりまわされるのでしょうか?中国に馬鹿にされてるのがわからない日本政府の馬鹿さにあきれます。

  28. あけましておめでとうございます。
    ちゃんと扉に「福」を逆さまに貼りました?
    長丁場の取材、お疲れ様です。ゆっくり休んでください。
    工場内の映像はどことなく清掃したてのように見えるわけですが、
    工場に出入りした人数を常時チェックしたメディアは…ないですかね。
    女性が蒸されて死亡した件について。
    食品工場一般に関してそうなのかどうかわかりませんが、
    餃子を蒸す時以外にも蒸し器ができるだけ細菌等で汚れないよう、
    空の状態でやや長時間蒸し、次回使用するまで密閉することもあるでしょう。
    生化学実験で使う高温蒸気滅菌器ではたまにそういうことをします。
    ドラム缶サイズでも70℃以上の時間が2時間続くので死亡して当然でしょう。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%96
    ただ、どちらにしても携帯電話が蒸し器の中にあったり、
    搬入搬出・清掃以外の時間に蒸し器の中に人がいること自体不自然なので
    そこを突っつくと何か出てくるかもしれませんね。
    関連して、当局を追い詰めないといった暗黙の了解等はあったりしますか?
    叩くとか揶揄とかではなく単純に興味本位で聞いてみただけですm(__)m

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