民以何食為天 食の安全学⑦

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■トラックバックで、中国のニセ牛乳に関する情報をおしえていただいた。おお、こんなおもしろいネタ、忘れていました、皮靴を原料にしたニセ牛乳!毛髪醤油とならんで、双璧の中国なんちゃって大発明では?(毛髪醤油のアイデアを発明したのは日本人だが、実用化したのは中国人だろう)

■チャップリンが靴を食べるシーンがあった映画は「黄金狂時代」だったか。その昔、その映画をみて、本当に靴を食べることができるのか、という疑問をもった視聴者のために、探偵ナイトスクープという番組が、実際に調理して食べられることを実証したことがあった。考えてみれば原料は牛の皮、成分的にはタンパク質、コラーゲン?牛乳パックの後ろに、原材料:牛と書いていれば、表示にいつわりはない。

■だが、中国で発覚した、革靴人造牛乳事件はもっとえげつなかった。2005年3月18日の煙台晩報によると、山東省検疫検査当局が同省内の3企業が人造牛乳を製造していたと発表。具体的には、ゴミとしてすてられていた皮靴を化学処理して人工タンパク質をつくり、それに香料、色素を加えた人造牛乳を、伊利や蒙乳など、中国では結構信用のあるブランド牛乳とそっくりのパッケージにつめて「鮮乳」(フレッシュミルク)として売っていたのだ。

■この靴牛乳は、タンパク質含有においては普通の牛乳の7分の1以下で、牛乳としての基準に満たないばかりか、皮加工に使われた薬剤が残留し、発がん性がある可能性も指摘されている。人造鶏卵のときも思ったのだが、中国人生産者のこの創意工夫の熱意や努力が、べつの方向にむいたらよかったのに!!

■この人造牛乳騒動については、今も時折報道されており、中国の「問題牛乳」に関する危機感はおさまっていない。今回は、中国市場にでまわる牛乳および乳製品の危険性について紹介したい。

■早産牛乳 有抗牛乳 まぜもの牛乳
日付や成分表は信用できない!
乳児と老人をむしばむニセ粉ミルクも

■昨年4月23日、温家宝首相が重慶市江北区光大牛乳科技園養殖基地を視察にいったとき、こう語った。「私の夢は、中国人、とりわけまず子供に一日500㏄の牛乳を毎日飲ませることだ…」。すると、企業の人はこうこたえた。「総理の夢、私たちがかなえてみせます!」。かくして、中国人が1日500㏄の牛乳を飲むことは国民の義務となった…、というのは冗談だが、温首相のこの一言のおかげで、いまや乳業は中国で急速に拡大する巨大市場と期待され、2010年には今の倍の200億㌦市場と見込まれている。

■日本じゃ、牛乳離れが激しいときくが、こちらでは、香港女優のマギー・チャンの美貌のひけつは一日3杯の牛乳と宣伝されているし、最近は「世界史をひもとけば、多くの国が〝牛乳運動〝を富国強兵の戦略的重要部分として位置づけ、法令によって大衆の牛乳飲料増加を促進したところもある」などといった論調もでてきて、「中国人は牛乳のんで強くなろう!」というのが、「大国崛起ブーム」と連動した乳業企業のかっこうの宣伝文句になっている。学校でも、毎日牛乳を飲ませるところが多い。(ただし、この牛乳費は貧しい農村の保護者にとっては大きな負担となり、学校と牛乳屋さんが結託して、利権の温床になっているなど、別の問題もある)

■さて、国民総動員の牛乳運動が展開されている中国で、最近、業界を震撼させるショッキングな事件があかるみなった。「陝西省混ぜもの牛乳事件」である。

■中央テレビ(CCTV)の人気番組・焦点訪談(4月11日)によれば、中国有数の牛乳生産基地、陝西省楊陵で、搾乳業者が牛乳に水やタンパク質、乳精、脂肪、麦芽糊を加えて「混ぜもの牛乳」をつくり、鮮乳、つまりフレッシュミルクとして出荷していた。乳製品企業はこれを原料に、さらにいろいろな添加物を加えて乳製品や加工乳をつくるわけだから、食品安全の基準値を超えた添加物の乳製品ができあがる危険性もあるという。いずれにしろ、鮮乳という表示のもとで出荷されるなら、母牛からとれたミルクに添加物を加えてならないことが決まっている。

■酪農家によれば、水を加えたら、成分がうすまるが、タンパク質や脂肪、乳精を加えることで、成分的には合格ラインをクリアできる。科学機器を駆使し、成分データ的にはホンモノの牛乳とかわらないものができるのだという。ちなみに、水、乳精、脂肪、タンパク質、麦芽糊などの成分を調合した人工牛乳は、1㌔分のもとでが0・8元以下。それを2元でうれる。高い利益が見込めるわけだ。

■さらに驚くべきは、夏、牛乳がいたみ安い時期は、これに過酸化水素水や抗生物質などを加えるという。乳製品企業が受け取りを拒否した不合格品も、こうやって成分調整など加工して再び出荷するそうだ。原料乳自体が、人工まぜもの入りという、この事件で、陝西省の20以上の乳製品企業の信用はがた落ちとなり、その余波は今も続いている。

http://news.cctv.com/china/20070411/104501.shtml

■しかし、私にいわせれば、この程度の「混ぜもの牛乳」はまだかわいい。消費者として一番心配なのは、「有抗乳」と呼ばれる抗生物質汚染牛乳だろう。

■実は、中国で「有抗乳」と呼ばれる抗生物質入り牛乳は昨年夏、牛乳の抗生物質含有量の検査を強制化する新しい国家標準「生鮮牛乳購入標準」がまもなく打ち出される、と発表があるまで、市場できわめて一般的だった。「無公害」「緑色」とか特に表示のあるものでなければ、抗生物質入りの可能性は否定できない。4年前のサンプル調査では北部市場の牛乳の22%に基準値以上の抗生物質が含まれていた。

■有抗乳とは、母牛の病気治療や抵抗力増進のために抗生物質を投薬した結果、薬が残留した牛乳。とくに夏は、乳牛が乳腺症にかかる時期で、中国全体の乳牛の30%、酪農家が飼う乳牛の60%が乳腺症を患うそうだ。そのとき、乳房に抗生物質を打って治す。この期間に搾乳された牛乳は抗生物質含有濃度がたかく、「薬乳」または「有抗乳」などとよばれる。中国にはそういう抗生物質入りの牛乳を制限する法規はなかったので、みんなこの「薬乳」も捨てずに乳製品企業に売る。農家にしてみれば、「抗生物質なしで酪農なんてできないし、薬乳を捨てれば、こんな安くで牛乳を売れない」とも開き直っていた。

■しかし、政府は昨年夏ごろから、こうした有抗乳の危険性を訴えはじめた。有抗乳は、長期間飲み続けると人間のからだが、抗生物質への耐性をもってしまい、いざ病気になったとき、抗生物質が効かない体質になるし、牛乳自体にも耐性菌で汚染されていることもある。アレルギーの原因にもなるという。で、今年にも正式に発表されるだろう新しい国家標準では、市場から「有抗乳」を排除することになる、という。

■これはおそらく、中小の乳製品企業を淘汰し、中国乳製品業界の体質強化もねらっているのだろう。これまで、抗生物質含有が比較的多いとみられていた中国乳業3大トップブランドのひとつ「光明」は、政府のこの方針をうけて、昨年夏から全製品を「無抗乳」にすると宣言。無抗化のために光明がかけた年間投資は1億元近いと報道されている。

■しかし、中国にある約1500の中小乳製品企業は、当然、無抗化への対応ができないだろう。「民工米」ではないが、安い「民工乳」という形で、裏流通する可能性は高いのではないだろうか。今のところ、この反有抗乳キャンペーンで、原料乳としての有抗乳は無抗乳の6~7分の1の値段にまで下がっている。

■有抗乳につづいて、問題なのは「早産乳」である。パッケージにある生産年月日より実は早く生まれている、つまり生産月日に偽りのある牛乳のこと。これは中国市場で極めて頻繁にある状況なのだが、さすがにトップブランドの光明で、この早産牛乳が発覚したのは、けっこう衝撃が大きかった。

■上海光明乳業集団は中国3大トップ(蒙乳、伊利、光明)のうちもっとも歴史がある乳業界の老舗だが、2005年6月、河南省鄭州の光明の工場で、一旦出荷して返品となった変質した牛乳を再処理して出荷していたことがテレビ報道番組で暴露された。このとき、会長の王佳芬氏は報道を否定したが、浙江省当局が調査したけっかをうけて、光明側も重大な管理ミスを認めた。

■さらに同じ光明の成都の工場で今年1月、早産牛乳問題が再発覚。12月30日に製造されたものを1月5日製造したものとして、300個出荷したと内部関係者の告発を、地元紙が報じた。これについて、光明側は、「盗まれた牛乳が市場にながれた」と責任を回避していたが、こういった一連の不祥事で、最近の光明の人気は急降下。そりゃそうだ。牛乳が盗まれたとしても、盗まれたこと自体が商品管理の怪しさの証拠だ。

■ちなみに、私は個人的に伊利、蒙乳は買うが、光明は避けている。最近の光明の全商品無抗化大キャンペーンも、それまでは平気で有抗乳を製造していたということの裏返しだろうし、パッケージの日付に偽りがあるということは、成分表示だって無抗乳マークだって、偽りがあっても不思議ではないと思うから。

■こういった不祥事続きのせいか、「乳業の女王」と呼ばれていた光明の会長、王佳芬氏は1月26日、総経理(社長)の職務を辞任すると発表した。これで企業の体質がかわるかどうか。あまり期待はしていないが。

■この他にも、気をつけなければならないのが「海賊版牛乳」。蒙乳、伊利は消費者の間で一番信頼が高いため、このパッケージに、質の悪い牛乳を入れて売られているケースがめだつ。最近(4月25日)も、山東省勝州市の食品企業が、伊利、蒙乳のパッケージとよくにた「海賊版牛乳」を製造、1万個以上の海賊版牛乳が押収されている。これを、避けるには、高級スーパーでホンモノのパッケージの印刷の色や精密度をよく覚えておいて、自分で識別しながら買うしかない。

■乳製品の安全性の問題で一番、留意しなければならないのが、乳児や子供用に売られている粉ミルクである。これは実際に健康被害が出ている。最近も、湖南省婁底市が市場調査したところ、コマーシャルが頻繁に流れる美廬粉ミルクはじめ、飛鹿、田力、健鹿などのブランドの粉ミルク12種、計1トンが悪質ミルクとして押収された。

■悪質ミルクとは、①保存期間がすぎ、品質が劣化したもの。粉ミルクは栄養素が多く添加されているため、保存期間をすぎると、品質が変質し、中毒を起こす、と指摘されている。②完全にデタラメの粉ミルク。麦芽糊精にブドウ糖と香料、着色料をまぜただけで、赤ん坊の成長に必要なタンパク質やカルシウムなど栄養素がほとんど含まれていないものなど③有名ブランドのパッケージに悪質ミルクを入れてうる海賊版粉ミルク。

■悪質粉ミルクは、カラダの小さい、抵抗力の弱い赤ん坊が毎日のむだけに、健康への被害が大きい。たとえば2004年に安徽省を中心に発生した大頭ベビー事件。

■2004年6月、安徽省阜陽市を中心に、美盧や健鹿などおなじみにパッケージの粉ミルクを飲んでいた赤ん坊が、「大頭ベビー」と呼ばれる症状をつぎつぎと発症。頭が大きくふくれ、浮腫がうき、熱や下痢が続く状態で、「栄養不良による」症状という。229人がこの症状をうったえ、うち12人が死亡した。このあと、市場から10万㌧以上の悪質ミルクが摘発されている。

■この事件の原因ミルクを調べてみると、含有タンパク質は、わずか2~3%、あるものは0・37%だった。国家が規定する粉ミルクのタンパク質含有量は12%~18%だ。原因粉ミルクの主要成分は麦芽糊精などで、炭水化物と脂肪は多いが、カルシウム、タンパク質がほとんどふくまれていない上、鉛、亜硝酸塩なども検出された。

■このミルクを飲み続けたけっか、単純なタンパク質欠乏症だけでなく、亜硝酸塩中毒症状と免疫力低下による感染症を併発、心臓、肝臓、腎臓の発育を阻害し、タンパク質の合成が減少するため、血漿浸透圧が低下し、細胞内の水が血液、腎臓を通して体外に排出されず、身体に浮腫となって残ったのだという。特に頭は、水が溜まりやすい部分で、大頭症状が共通して出た。この症状が出た赤ん坊は命が助かったとしても、重い後遺症に苦しむことになる。

■この事件の責任者はいまだ明確になっていない。悪質粉ミルクのパッケージはたしかに、良く知られたブランドのものだが、メーカー側は、「海賊版粉ミルク」だと責任を回避。赤ん坊を亡くした親が小売店を起訴したケースもあるが、小売店側は上訴。被害者の多くが農村の貧しい家庭で、民事訴訟を維持できるだけの経済的余裕がなく泣き寝入りしている。

■一応、政府は、大頭症状の子供に関する医療費を全額免除にすると、発表し、劉慶強市長が行政処分を受け、阜陽市副市長・馬明業氏ら6人が辞職、減俸処分となるなど、表面的な責任はとった。また、粉ミルクの製造地として名前があがった安徽省福鼎市の質量監督当局局長が責任感から首つり自殺するなどの余波もあった。が、後遺症の残る子供たちに対し、どのような保証があるのか、問題再発にどういった対策やシステムを構築したのか、ほとんど曖昧なままだ。

■粉ミルク被害は赤ん坊に対してだけではない。中国では中高年用粉ミルクも多くうられているが、これでも健康被害がでているのだ。これは、カルシウムや亜鉛、「脳白金」(メラトニンを主成分とした、記憶力向上をうたい文句にした怪しげな中国の健康保健食品)などを添加した商品。医療システムが整備されていない中国では、老後の健康をいかに維持するかは非常に重大な問題であり、こういった中高年用健康食品は、売れ筋なのだ。

■しかし、06年7月の中央テレビ「質量報告」で、こういった中高年用粉ミルクの中に、なんら栄養成分が含まれていない上、基準値を超えるヒ素が含有している悪質粉ミルクが出回っている状況が明らかになった。

■これら粉ミルクは東方、宝元といったブランドでうられ、パッケージには「脳白金」入りなどかかれている。東方ブランドの粉ミルクを数日間飲んでいた内モンゴル自治区清水河県の農村の女性(59)が、嘔吐、悪寒などの症状を訴えた。フフホト市食品薬品監督管理当局が調べたところ、そのミルクの中には国家基準の10倍をこえるヒ素がふくまれていたという。基準値を超えるヒ素は皮膚癌、肺ガン、内臓腫瘍などを引き起こすという。

■成分表示には主成分を新鮮牛乳、それに亜鉛、カルシウム 脳白金添加、ビタミンや微量元素などがもっともらしくかかれていたが、全部、ウソ。製造元の東方という会社も、記載の住所には登記されていなかった。ちなみに、宝元というブランドも、この東方乳業が製造元と記載されていた。

■地元公安当局が販売者からたどって、この悪質粉ミルクの製造もとである東方乳業の責任者を捕まえることができた。その取り調べ結果によると、20%の悪質粉ミルクに対し80%の麦芽糊精(デキストリン)をまぜてつくっていた。その責任者は、材料の粉ミルクが、大頭ベビーの原因となった悪質ミルクであることを知っていたが、こう語った。「安徽省岐阜陽県の悪質ミルク事件をみて、赤ん坊だからすぐばれたのだと思った。中高年だったら、ミルク以外の栄養もとっているはずだから、めったなことではばれないと思った」。

■一日200袋つくり、1トンあたりの収入は1290元。2003年から06年まで生産を続け、河北省、新疆、モンゴルなどで売られていたという。当局がこれまでに押収した中高年用悪質粉ミルクは全国で2万袋以上にのぼる。

■この世に生を受けた赤ん坊が、はじめて口にする母乳以外の貴い食品・粉ミルクまで、単なる金儲けのために危険な商品もかまわず市場に出す非道な生産者が暗躍する中国。こんなふうに秩序なく拡大する中国の乳業市場の様相をみるに、温首相の願うとおり、すべての子供が今の中国の品質レベルの牛乳を毎日500cc飲んだら、富国強兵どころか、みんなおなかこわして、国家存亡の危機、ではなかろうか。

「民以何食為天 食の安全学⑦」への13件のフィードバック

  1. これまた背筋が凍る話ですね(@_@;)
    中国の体制は、食から崩壊しそうです。
    こんなのに比べたら、不二家の賞味切れなんて可愛いものです。
    とにかく牛乳は「本物」を使っていたんだから。
    それを日本の某マスコミときたら、中国礼賛で、こういう実態はネグるくせに、不二家ときたら執拗にイジメるんですから。
    ブログという仕組みと福島さんのエントリがなかったら、分からずに終わっていたでしょう。

  2. 今度はニセ牛乳!ですか?
    日本のコピー商品とは違い実害があるのは許せないですね。
    日本ではお坊さんがお酒を「般若湯」と言い換えたのけだし名言ですがね。
    確かに不二家の問題など比ではないです。
    現地でなければ判らない実情を今後も期待します。

  3. すさまじい実態ですね。これではブランドなんて育たないでしょうに。この10年行っていませんが、どうか今後も行かなくて済みますように。
    怖いもの見たさで済まなくなりそうですから、福島さんにも早めの離脱を薦めます。

  4. >〝牛乳運動〝を富国強兵の戦略的重要部分として位置づけ
     イタリアでは富国強兵のために、スパゲティーなんか食うなと言う人がいました。
     口でよく噛まないで飲み込むものばかり食べてるから胃腸に負担がかかってイタリア人は戦争に勝てないんだとね。
    >ホンモノの牛乳
     中国ではホンモノの牛乳を略してホモ牛乳というのかな。

  5. To ダスキン・ホフマンさん
     食の安全は、環境問題とならんで中国のアキレス腱になるかもしれませんね。

  6. To kyamagaさん
     ニセモノ食品、危ない食品は書き始めたらキリがありません。あまりに身近に当たり前にあるので、小規模だったら、もうニュースとしても新鮮みがなくなっているくらいです。

  7. To やまかんむりさん
     忍者がちいさいころから毒をなめて、毒がきかない体質になるように、私も、すでに、ちょっとやそっとでおなかをこわさなくなりました。大丈夫です、もうすこし、ここの状況を観察しています。

  8. To ブリオッシュ或いは出べその親方さん
    >>ホンモノの牛乳
    >
    > 中国ではホンモノの牛乳を略してホモ牛乳というのかな。
    座布団をさしあげるべきでしょうか…。

  9. 福島香織様:sankei.co.jpの記事<【北京春秋】ニセ札天国>には笑ってしまいました。すばらしく味のある記事でした。

  10.  なんで中国人は祖国に乳幼児用粉ミルクを箱ごと送るのかと疑問に思っていましたが、このエントリーで納得出来ました。つまりは日本で直接買ったものでないと信用出来ないんでしょうな(苦笑)

  11. To aqua2020さん
     ありがとうございます。中国は笑える小ネタにはことかきません。

  12. To formidableさん
     日本の粉ミルクは、栄養価の面でも、衛生面でもだんとつにいいみたいですね。実際のところは、日本製品もいろいろ問題あるのでしょうが、中国人は、日本製というだけで、ものすごい信頼感を感じるようです。だからといって、商品名に、意味不明の「の」の字を入れるのは、安易だと思うのですが。「優の良品」とか。

  13. 初めまして
    この記事を読んで長年の疑問が解けました
    いつも福島さんの記事には関心するところたくさんです
    いつも鋭く楽しい記事をありがとうございます。
    ところで私も気になって気になって・・
    牛乳飲み比べをやってみました(笑)
    もしよかったら遊びに来てください
    http://shtokkai.blog103.fc2.com/

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