■お久しぶりです。北京で行われている日朝協議がどういう展開になるのか分からないので、ほかのアポが入らない福島です。こういうときは、さくっとブログでも更新するのがいい。というわけで、日本の読者の関心はすでに薄くなりつつあるとはしりつつ、しつこく被災地報告です。きょうは四川大地震1カ月。犠牲者の方々に哀悼を。
■被災地にひそむ感染症の恐怖
負傷者の1割がガスえそ~?
四川省は疫病の宝庫なのだ
■被災地から帰ってきて洗濯すると、黒いズボンに黄色い染みが点々ととれないでいる。よく見ると、それは染みではなく、消毒薬(塩素系漂白剤?)のしぶきかかったところの染料が抜けていたのだった。被災現場から出入りするたび、車も人もいやというほど消毒薬を浴びせられた。それほど、四川大地震では防疫に重点が置かれた。
■被災現場にいるあいだ、WHOや上海パスツール研究所の方から、被災地の感染症の状況などの問い合わせがあったが、正直、その質問に十分答えられるだけの情報は現地でも入らなかった。感染症の広がり具合は、素人の私にはなかなか見えない。しかしながら、中国が何をおそれてかくまでに、防疫に敏感になっているかはおぼろげながらわかる。四川省はそれほど疫病の流行り安い土壌なのだ。今回エントリーは中国の感染症と防疫体制について、かるく説明したい。
■大地震の防疫総指揮部が12日に発表したところによると、震災後、被災地で大規模感染症の発生はなかった、ということだった。心配されていたのは水を介したコレラ、赤痢 、E型肝炎、人の密集する避難所でのインフルエンザ、はしか、虫を媒介とした熱病、脳炎、最後にネズミを媒介とするペストの流行だったが、いずれも患者がとくに増えたという報告はなかったという。とりあえず、信じてみよう。
■指揮部では、これらの流行を防ぐために、これでもかこれでもか、というほど消毒薬をまいていた。雑誌財経によれば、10万平方㌔㍍の被災地の防疫のために、十数万人の衛生・防疫対策員が出動したそうな。
■成都から被災現場にいってもどろうとすると、道路に何カ所も関所がもうけられて、車のタイヤはもとより、車内のシート、マット、私や運転手の靴、衣服、鞄などにシュシュシュシュと消毒液を噴霧する。映秀鎮から成都までの間で、3カ所はある。
■被災地は、どこもかしこも消毒薬のにおいでくらくらするほど。被災地の農村のトイレにいくと、石灰で真っ白だった。農村部の被災地では遺体は瓦礫の下から掘り出されては、すぐに地面の下3㍍くらいの深さにうめて、上から石灰、土、消毒薬、石灰、土、消毒薬といったかっこうで厳重に埋めていた。
■北川など遺体が瓦礫の下に放置したままの場所は飛行機から消毒薬、殺虫剤を大量に投下して、防護服がなければ、人が倒れてしまうくらいの消毒・殺虫をほどこした。殺虫剤まくのはいいけど、水質汚染の原因にならないかしら、とちょっと心配。
■こういった努力でとりあえずは防疫作戦は成功(ほんとう?)している。だが、実はなにも感染症が発生していなかったか、というとそうではなくて、5月27日に、衛生省の疾病予防コントロール局の斉小秋局長が、負傷者のガス壊疽感染がすでに3・5万人以上にのぼることを訴えていた。これは当時の負傷者数のざっと1割にあたるので、蔓延といってもいいかもしれない。
■いわゆるクロストリジウム性ガス壊疽というやつで、傷口に土が触れたことから、クロストリジウム属の嫌気性(空気がきらいだから土や泥のなかにいる)の複数の菌が傷口で増殖し、その菌の出す毒素で筋肉が壊疽になる。
■これは感染して最短6時間後に発症。すごい痛いらしい。皮膚は青銅色にかわり、腐敗臭のする体液が傷口からにじみでて、軟部組織にガスがたまる、そうだ。衛生省当局は、この3・5万人の感染者について適切な処置が施されている、と説明しているが、致死率がすごく高くいらしい(ショック死)。6月3日には衛生省は「ガス壊疽診療に関する意見書」を出し、「早期の診断、手術こそ、患者の四肢保全、そして命を救うポイント」と指示を出した。こういう指示が出るということは、今でも被災地の医療現場の多くが、適切な治療を行えていない、ということだろう。
■同時に、命を救うためには四肢切断など過酷な手術の決断を瞬時にせねばならず、現場医療関係者のプレッシャーはいかほどか。この地震後、命が救われても、四肢を失った被災者が増えるだろうけれど、彼らの生活がどういった形で保障されるか、ものすごく心配になった。
■衛生省によれば、治療方法は、まず傷口を洗う。ペニシリン投与が予防になる。一旦感染してしまうと、傷口を切り開いて、3%以上の酸素剤で洗浄する(この種の菌は熱や乾燥には強いが、嫌気性だから酸素を吹き付けると死ぬらしい?)。で、最終的には手術で、壊疽組織を切除しかない。
■そのほか、手術室は隔離しろとか、手術する医師は手にケガをしていたらだめだとか、必ず手袋しろとか、患者から医療者への感染防止にたいする注意も指示していた。
■嫌気性だから、普段の状況で感染する可能性は低いかもしれないが、被災地で転んだりして擦り傷負ったり、山によじ登って封鎖された被災地のぞいたりして、取材している記者はけっこう感染リスクたかかったのかも、と改めておもった。無知ほど強い者はないな。
■さて、とりあえず地震後一ヶ月目は深刻なアウトブレークはなかったといえども、誰もホッとはできない。なぜなら、四川省あたり、つまり中国南西部は、もともと疫病の多い土地柄なのだ。湿気があり夏はむしぶろのように暑い。ウイルスや病原菌には絶好の繁殖場だ。だから、殺菌作用のある唐辛子を大量に食べる食習慣が根付いたらしい。
■今後、感染症として何を警戒すればよいのか。雑誌・財経の特集をクオートしつつ四川省の風土病からみた潜在的リスクを考えてみよう。
■まず、ネズミ類を媒介とするペスト。え、ペスト菌って中国にあるんですか?と驚く方がいらっしゃるかもしれないが、はっきりいって、ペストはチベット高原や四川省の山奥に元気でいる。今回の被災地である甘粛、青海、雲南、貴州などみなペスト発生の可能性がある地域だ。四川省甘孜州の石渠県は青海モグラによるペスト疫源地だ。徳格県はヒマラヤ・テンのペスト疫源地。06年から07年に、同州のハン枝花地区は農村の飼い犬の血液中からペストF1抗体の陽性反応が出たことがあるという。
■次ぎに炭疽菌。震源地?川県が位置する、アバ・チベット族チャン族自治州、甘孜チベット族自治区、涼山イ族自治州は炭疽菌が流行したことのある地域だ。炭疽菌は感染した動物の血液、糞尿、ミルク、病死の家畜の内臓、骨などから直接人に感染することも。
■そしてなんと言っても恐ろしいのは、水源汚染による感染。コレラ、チフス、感染性下痢、E型肝炎。特にE型肝炎は、一旦ブレークすると、流行時間は長く、有効な薬物治療がない。若い人がかかりやすく、妊婦の死亡率は高い。水源が糞便などに汚染されることで、流行が発生する可能性がある、という。
■このほか、家畜やねずみの糞尿が水質を汚染して感染が広がるレプトスピラ症や出血熱、水辺の蚊の大量発生が原因となりうるB型脳炎なども心配されている。レプトスピラ症は普通なら、風邪程度の症状だが、黄疸熱とか症状の激しいケースもあるから注意が必要だという。衛生省は5月18日いペスト、コレラ、炭疽の三種類の伝染病に関しては対策案を発表しているが、ほかにもまだまだ、潜在リスクのある感染症が潜んでいるようだ。
■そして、中国メディアも衛生省もあまり触れていないけれど、個人的にどうも気になってしかたないことがある。エンテロウイルスと新型インフルエンザである。正直、無知ゆえの取り越し苦労かもしれないが、安徽省やその周辺でびっくりする速度で広がったエンテロウイルスによる「手足口病」は、未だにほんとうに手足口病なのか、と思ってしまう。。
■ちなみに北京で手足口病は6月2日現在で8283人に広がり子供3人が死亡。じわじわと広がっている気がする。今感染拡大速度は若干おちているそうだが、一般に手足口病の季節は初夏から夏なので、これからがピークといってもいいだろう。病院機能がマヒしている被災地で、この致死率の高いエンテロ感染がはやり出すとやっかいなことになるのではないだろうか。避難テント村や仮設住宅で密集生活を送っている被災者の間だと、どんな予防・対策がとれるのだろうか?
■さらに、夏はそう心配ないかもしれないが、その後の秋・冬の季節はインフルエンザが心配だ。四川は盆地だから夏は蒸し暑いが、冬はさむいのだ。香港は今月にはいり鳥インフルエンザが発生して、中国への鶏肉輸出一時停止措置がとられているが、豪雪被害など異常気象の年は渡り鳥の運ぶ疫病がはやりやすいといわれている(渡り鳥がルートを変えるから?)。とにかく、今の中国は、とりあえず五輪を無事にやろう、と気をはっているが、五輪が終わったあとの冬、がたっと緊張感がぬけたときが本当は一番あぶないのだと思う。防疫は、一時的な強化ではなく、被災地の復興が完了するまでの息の長い計画やモニタリングが必用だと思われるし、隠蔽や見過ごしをなくすためにも、国際的な医療機関と積極的に情報交換しつつ対応に当たってほしいものだ。
↑こんなふうに、瓦礫を消毒。その下にはおそらく腐乱したご遺体が。(綿竹市漢旺鎮、6月2日撮影)
↑奇妙な恰好の防疫対策員をみつめる子供たち。いたるところで消毒やくが大量散布されている。(北川県雷鼓鎮)
↑封鎖された北川県城の入り口。「飛行機で薬をまいている」「車両、人は中に入れません」と看板がかかっている。しかし右側の山越えをすれば、実は中に入れるルートがあるらしい(地元の人談)ただ、すごい濃いブッシュなので、それなりの装備と時間が必用。福島途中で断念。夏のブッシュ漕ぎは大嫌いだ。
福島さん、お疲れさまです。
ヒマな時に、リフレッシュされてください。(美食なり、エステなり)
■嫌気性だから、普段の状況で感染する可能性は低いかもしれないが、被災地で転んだりして擦り傷負ったり、山によじ登って封鎖された被災地のぞいたりして、取材している記者はけっこう感染リスクたかかったのかも、と改めておもった。無知ほど強い者はないな。
クロストリジウム感染症についてですが、一般的に記者サンが取材中ころんだり擦り傷を負ったり、の程度でこの感染症に罹患しないようです。嫌気性菌の感染症ということで、空気に面しているキズでは繁殖しないようす。
被災者にクロストリジウムによるガス壊疽が蔓延している、というのは、
1)ガレキなどにより深い外傷を負った(菌が体内の深部に進入した)
2)免疫力が低下している(精神的ストレス、食べ物がない等の身体的要因、ほか)
というダブルパンチがあった場合に罹患しているようです。
医療が適切に供給されるのか、という問題に加え、被災者が落ち込むとそれだけで免疫力は低下します。
僕は、この3.5万人の予後は良くないと思う。
こんばんわ!福島さん。
よくがんばってるなあ。並の男でも、福島さんの頑張りにはついていけませんなあ!またここまで詳細に調査されているなあ。感服、感服。
福島さん、産経の記者辞めて、国会議員になってほしいな!と考えています。
今の日本の国会議員の情けないこと。みんなやめてまえ!こんな感覚です。
民主党は職場放棄でわれわれの税金の無駄使い。税金泥棒!
自民党は自滅寸前。
あんまり危ないところいってはあかんよ!
福島様、お疲れさまです。
>日本の読者の関心はすでに薄くなりつつあるとはしりつつ、しつこく被災地報告です。
そんなことありませんので、ぜひエントリー続けてください。
お願いします。(ブログ本第二弾も期待しております。)
あと、体調管理はくれぐれも気をつけてくださいね。
ご苦労様です。お体お大事にして下さい。
日本のNHKの21時の四川大地震のニュースとは隔世の感があります。
福島記者
> …殺菌作用のある唐辛子を大量に食べる食習慣が根付いたらしい…
いや?、てっきり寒冷地の風習だとばかり思っていました。
寿司屋の紫蘇や緑茶みたいなもんか?…こないだ四川料理を喰らう機会がありましたが、妙に京都風にアレンジされていて…なんだかなぁ…♪
壊疽なんて最早死語だと思ってましたが、上記の解説を読んでやはり怖いな?と再確認しました。 考えてみれば「新鮮な水」を容易に得られる日本が特殊なだけで、多くの国は傷口を洗う水すら貴重であるという事実を示す事例なのかな? あの悪名高き(!)関東軍731部隊だって本来任務は防疫・給水だった訳ですから…
> …取材している記者はけっこう感染リスクたかかったのかも…
好奇心は何事にも勝る…というべきなのか…いくらタフでも躯は資本。 無理はしないで下さいね♪
> 北京で行われている日朝協議がどういう展開になるのか分からない…
うっ、例によって「進展無し」を予測してたのですが…朝刊に期待しますね♪
>日本の読者の関心はすでに薄くなりつつあるとはしりつつ、しつこく被災地報告です。
秋葉原事件の犯人の心境のような疎外感は持たないで下さいよ。あなたのブログはレスは減れど、皆ROMしています。あなたは注視されています!
お疲れ様です。
健康な成人ならば発症しないような感染症でも、基礎体力が落ちていたり老人や子供などに襲い掛かる病魔が心配です。
中国では病院は一級から三級まで分かれていると聞きますが、人種や出自、所得などで差別のない医療を受けられることを望みます。
建前だけでも一応まだ「共産主義国家」なのですから…
意義有る報道、感謝します。
オリンピックなんてフジTVの軽薄な女子穴に任せて、香織丹には四川、チベットを追い続けてもらいたいんだけど、そうも行かんわね。 それだけじゃ、貴女もめげるだろうし。
今まで通り、愛に満ちた冷徹な視線で、軽快に、尖鋭に、ケミカルな空に舞い続ける北京の蝶…..、たーーーくさんの読者が期待してるんですからね。
福島様おはようございます。
日本でも中国でも地震から一か月を過ぎ街頭募金活動も確かに少なくなりましたね。先月に比べ香港のテレビ番組も地震関連は少なくなっていました。 先月はシンガポール・マレーシアなどでも華僑系の方との話題は先ず地震でしたが今は用件本題後の話題の一つですね。 福島様の以前のエントリーで「中国人の価値観がひっくりかえる・・・」とありましたが、知り合いの中国人は「まさか中国であんな大災害が起きるとは思わなかった」 「自分が被災者に出来る事は何かを考えた」「食事での割り勘のおつりは募金の場合、皆ほとんど100元札を出した」「避難している方の食事、病気、精神状態が心配」「災害後の医療やボランティア活動などは中国には経験が無いから、これからもまだ心配」とこのように話す人が多いです。日本人の感覚では現地の避難所生活は厳し状況に感じますが、以前「避難所での食事」のエントリーを読んだ時は「さすが中国人、彼らは本当にタフだ!」と安心もしました。しかし精神的ショックなどで食事が出来ない方も居られることでしょう。報道を見れば疑問に思う事はありますが、中国人には中国的な援助が一番なのでしょうか? 以前SARA騒ぎの時期に知り合いの中国人から「政府は本当の事は言いませんよ、隠ぺいしきれなくなったら小出しで発表する」と言われた事が気になりますが・・・。
福島さん:
おはようございます。
防疫は、今回の地震ではかなり徹底されている印象があります。
中国には「大災後必有大疫」との言葉があるぐらいですから、当局も地震は防ぎようが無かったから、せめて二次災害や疫病を食い止めるために必死になってるんでしょうね。病気とそれに付属する混乱はSARSで経験済みですし。
大学内の話ですが、一応対策はとっているみたいです。
今でも週に二回ぐらいは消毒液をまいています。
学食ではかなり早い段階で「防疫のため生ものは出せない」との告知が出てました。
ポスターなどにも、主な感染症の症状や感染ルートなどが紹介され(この症状にピンきたら病院へ!な感じで)、蚊に気を付ける、手洗い、うがいをまめにする、生水を飲まないなどの注意事項も書かれています。ガス壊疽は「空気感染しないのでパニックになるな」とのことです。
現在市内には大きな混乱はありませんが、福島さんも仰らせるように、サウナの様な夏に向けてこれからが正念場でしょうね。
お疲れ様です。
被災地では毎日消毒剤・殺虫剤散布だと、蚊やハエやゴキブリ等に薬剤耐性ができるのではないかと考えてしまいます。家畜につくハエは世代交代しながら耐性がついていますから、殺虫剤では駆除できるのは逃げ遅れの一部。羽がありますから殺気を感じたら安全なところまで逃げてしまいます(ハエ叩きに手をかけようか考えているうちにいなくなる状態と同じ)。被災者が雑魚寝しているところには蚊取り線香というものがあるんでしょうか?TV映像で蚊帳らしきものをつり下げている人を見かけましたが夜間は蚊に悩まされているのではないかと…。
上海や杭州あたりでYahoo! JAPANに接続できなくなっているようなのですが、北京その他の地域でも同様ですか? ついにYahoo! JAPANまで接続禁止ですか? また「和諧」ですか~?
偉大なる中国政府様、人民に知られると都合の悪いことでもあるんですかあ~?
To hanyukezhanさん
北京からですが、確かにYahoo JAPANには接続できないですね。
気が付いたのは今日の午後から。 技術的問題では???
こんばんわ。
>日本の読者の関心はすでに薄くなりつつあるとはしりつつ・・・
日本は今、秋葉の無差別事件ばかりのようですが、そんなことないです。
中国のこと、ちゃんと報道してますよ。
>奇妙な恰好の防疫対策員をみつめる子供たち
なんか、ものすごく防護して消毒してますが、
消毒される側の体調に影響ないんでしょうか。(なんとなく心配です)
福島さん、健康には、くれぐれも、気をつけて、お仕事してくださいね。
To hanyukezhanさん
>上海や杭州あたりでYahoo! JAPANに接続できなくなっているようなのですが、北京その他の地域でも同様ですか? ついにYahoo! JAPANまで接続禁止ですか? また「和諧」ですか~?
私は今年の1月に杭州滞在しました。Yahoo! JAPANへのアクセスは遅いが、できました。ネットの種類に問題ないでしょうか。光ファイバーなら問題ないと思いますが、電話回線ADSLだとちょっと無理かもね。
ちなみに日本にいる私は中国サイトにアクセスするのも遅くてできない場合も多い。すぐ日本政府のせいだと考えたこともない。
To 提額筆さん
横レス失礼いたします。
>To hanyukezhanさん
>北京からですが、確かにYahoo JAPANには接続できないですね。
>気が付いたのは今日の午後から。 技術的問題では???
いま成都にいますが、確かにアクセスできませんね。
昨日(13日)の午後ぐらいまではアクセスできてました。
念のため他の日本語サイトもまわってみましたが、ヤフー以外問題ないようです。GoogleJapanやウィキ、産経も普通にアクセスできます。
Youtubeも大丈夫みたいですし、私も技術的問題だと思います。
それに、ヤフージャパンに「和諧」される価値があるとは思えませんが…
To peijuanさん
>ちなみに日本にいる私は中国サイトにアクセスするのも遅くてできない場合も多い。すぐ日本政府のせいだと考えたこともない。
そりゃそうでしょう。独裁国家の中国と違って、日本では、検閲は憲法で禁止されていますから。
在中日本人の掲示板やブログを見たら、上海、杭州、南京、雲南、四川、広東などでYahoo! JAPANに接続できなくなっているようですね。被災地から外国人記者を締め出し、Yahoo! JAPANはアクセス禁止。分かりやすいっていや、何とも分かりやすい国ですな。
そういや、中国の原潜が日本の領海を侵犯したときも、一切謝罪せずに、「技術的問題」だとか何とか言ってましたなあ。有人宇宙船を飛ばす技術大国なのに、何だかよく分からない「技術的問題」が多いんですね。
何か事件が起きるたびにYouTubeに接続できなくなるのも、BBCその他の有害サイトが打不開なのも、我々日本人には理解できない「技術的問題」なんでしょうね。
職場が朝日と日経をとってるので読んでいる。日経新聞に、四川大地震から一ヶ月経って、という記事があったが、最近では当局による外国メディアの報道規制が始まってきているとのこと。救援物資の配給に差があることや、思うように復興がはかどっていない、などの「当局に都合の悪い記事」は書かせないように圧力がかかっている、と。
朝日の記事はこれというものはなかった。
ヘンな言い方になるが、中国がもし自由国家で、完全に報道の自由が保障されている国であったなら、福島さんのサイトの価値はかなり減っていたと思う。
「秘すれば花」?
パソコンの前に据わる機会がなかったのですが、ヤフージャパンは昨日の夕方ごろからアクセスできませんでした。理由は不明です。技術的問題とすれば、長いですね。しかし、香港ヤフーはOKだし、???
To 福島香織さん
お疲れ様です。
>パソコンの前に据わる機会がなかったのですが、ヤフージャパンは昨日の夕方ごろからアクセスできませんでした。理由は不明です。技術的問題とすれば、長いですね。しかし、香港ヤフーはOKだし、???
最近ヤフージャパンは故障多いですよ。日本からのアクセスもよくエラーになります。おそらくアクセス量が超えるとサーバの機能がついていけないと思います。youtubeも同じです。youtubeの場合はとくに動画をメインですから、サーバへの負担はなおさらです。
最近イザ側も同じことが起きています。急にアクセスが増えたからね。
原因不明な状況であまり中国政府の規制やらと被害妄想をしてほしくありません。福島さんは記者ですし、発言一言に影響力があり、その反面責任も重大だと思います。
To tenyoufoodさん
>
>中国には、
>道義、倫理、節度、道徳、などという、自己規制の言葉は中国自身にはなくて、中国の敵対者に求められている、中国の恐喝まがいの言葉だ。
>
tenyoufoodさんは過去のtenyoufoodさんと同一人物なのか?まるで「トイレで悟りを開いた」かの様な「格言ですね、これは。
To tenyoufoodさん
>
>中国には、
>道義、倫理、節度、道徳、などという、自己規制の言葉は中国自身にはなくて、中国の敵対者に求められている、中国の恐喝まがいの言葉だ。
結構言いますね。私から見ればそれが日本人だけど、自分のことを棚において他人にきびしい。
To parkmountさん
>まるで「トイレで悟りを開いた」かの様な「格言ですね、これは。
面白い格言ですね。あなたは本当はへそまがり勉強家で、中国のへんな格言よく知っていますね。
To peijuanさん
>
>To parkmountさん
>
>>まるで「トイレで悟りを開いた」かの様な「格言ですね、これは。
>面白い格言ですね。あなたは本当はへそまがり勉強家で、中国のへんな格言よく知っていますね。
ニーハオトイレでは格言どころではないでしょう。 その前に窒息死でしょう。
To parkmountさん
>ニーハオトイレでは格言どころではないでしょう。 その前に窒息死でしょう。
ひとくちにニーハオトイレと言っても、いろいろあって、常時水が流れているトイレの場合臭いはほとんどありませんよ。ただ、農村に行くと、周囲をレンガの壁で囲っただけの青天井トイレも多く、とてもこの世のものとは思えない惨状を呈しています。ブタちゃんが嬉しそうに待ち構えているトイレもありますね。
個人的には、臭いよりも、中国人のごく一部(こう書かないと、中国人様にまた怒られるので)に、トイレの後で水を流さない不法分子がいることの方が困りますね。何とかならんもんかな。
発展途上国に「ハッカー攻撃の技術無い」って…
セキュリティーソフトのポートスキャン見れば、発信元「自称発展途上国」と言っているところが一番多いんですょね。
某大型掲示板見る限りでは、今のところ中国全土でヤフージャパンが見れないみたいです。
こちらとかにも載ってますね。
http://yorozu.explore.ne.jp/info/view.php?r=sh&id=63747
To peijuanさん
余計な事かな~と思いつつ…日本国内からヤフージャパンにアクセスできないのはモデムか回線の問題とか、はたまたウィルスということはないですか?
youtubeの一部人気動画やizaならわかるんですが…。ヤフージャパン自体にアクセスできないって事がないので…(私はデフォルトに設定してます)
専門の方がいらしたら、今後の参考に知りたいです。
プロキシをさして、ヤフージャパンを探ったところ、アクキンになるような報道は見あたりません。もしあったとしても、そのページだけアクキンにする技術は中国にありあmす。それにしても長すぎる。もし、技術的問題でないとすれば、①ヤフージャパンと中国側のビジネス上の駆け引き②ウイルスや他社、ハッカーらの妨害、くらいでしょうか。週末(休日)は企業側担当者がつかまらないので、週明けに聞いてみましょう。私はグーグルをつかっているのでそう不便はありませんが、ヤフージャパンをつかっている人は大変ですよね。
To hanyukezhanさん
>ブタちゃんが嬉しそうに待ち構えているトイレもありますね。
沖縄の伝統的なトイレはフールといって、トイレと豚舎が一体になっていて、豚に人糞を食べさせるようにできている。この豚トイレは、古代中国南部発祥といわれ、韓国の済州島や、フィリピン、中国南部、ネパールなどに分布している。
内澤旬子「世界屠 畜紀行」よりばっすい
To mokoさん
>沖縄の伝統的なトイレはフールといって、トイレと豚舎が一体になっていて、豚に人糞を食べさせるようにできている。この豚トイレは、古代中国南部発祥といわれ、韓国の済州島や、フィリピン、中国南部、ネパールなどに分布している。
>
>内澤旬子「世界屠 畜紀行」よりばっすい
沖縄では戦前までは使用されていて,文化財になっている中村家では豚トイレが見られるというのを以前本で読んだので今日調べてみるとありました。
http://aikata.ti-da.net/d2008-03-07.html
内澤旬子氏がイラストを書いている本で『東方見便録』というのがあります。東南アジアでは養魚場(多分サバヒ)のなかに掘っ立て小屋のような感じで作られ,丁度桟橋のような感じで渡した板を歩いていくのを見たことがあります。プランクトンの餌になるとのこと,さらに態々人糞を撒くこともある(あった)らしい。
To tenyoufoodさん
>サバヒとは、
>虱風魚のことで英語名は「milk fish」。白身の小骨の多い柔らかい身の魚で、食べ方は「魚丸湯」が一般的だ。
”虱風魚”ではなくて”虱目魚”。台南の虱目魚粥は有名で食べたことがあります。サバヒは台湾語読みをそのまま使っています。日本では石垣島で捕れたのを写真で見たことがあります。オーストラリアのダーウィンには,大きなサバヒが集まるところがあり,昔行って見ました。1m位。
To tenyoufoodさん
> 諸事情
>4)砂漠では、男もしゃがんでおしっこをする。
印度のデリー,ビルマでも見たことがありますが,理由は服装(印度ではルンギ,ビルマではロンジー)との関係だと思いますが…
To tenyoufoodさん
>、
> 発酵 & 醸造
>
>- うんこの色は胆汁の色。
>- うんこの量は吸収されなかった食物だ。
>- うんこの臭いは沢庵の匂いだ。
>- オシッコは無菌飲料だ。
>、
いつの間にか、ウンコ研究家になったのか。
>- うんこの臭いは沢庵の匂いだ。
たしかに言えますね。でもわたしは沢庵大好きです。子供のときに好奇心で自分の暖かいウンコを指につけて軽く舐めたことはあった(笑)。納豆に似た味でした。
>- オシッコは無菌飲料だ。
好奇心で自分の暖かいオシッコも舐めたことがあった。しょっぱかった。
To tenyoufoodさん
>、
> 発酵 & 醸造
>
>- うんこの色は胆汁の色。
>- うんこの量は吸収されなかった食物だ。
>- うんこの臭いは沢庵の匂いだ。
>- オシッコは無菌飲料だ。
>、
いつの間にか、ウンコ研究家になったのか。
>- うんこの臭いは沢庵の匂いだ。
たしかに言えますね。でもわたしは沢庵大好きです。子供のときに好奇心で自分の暖かいウンコを指につけて軽く舐めたことはあった(笑)。納豆に似た味でした。
>- オシッコは無菌飲料だ。
好奇心で自分の暖かいオシッコも舐めたことがあった。しょっぱかった。
ガス田共同開発、日本側「白樺」に出資検討 中国側と条件詰め
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080616AT3S1501J15062008.html
大丈夫かなこれって、
排他的経済水域(EEZ)の境界線問題を棚上げしないと話にならないのか…。
To tenyoufoodさん
うんこ研究家さま
牛の糞なら解毒の作用あることは知っています。子供のときにみた光景を話します。一人農民が毒蛇に噛まれて慌てたときに私のおばあさんが牛からすぐ出た糞を持ってきて相手の傷口を包丁で大きくしてから糞を塗り、そして水で流してさらに塗り、5,6回繰り返していた。それで農民の命を救ったのよ。
すばらしい牛糞ですね。
To tenyoufoodさん
>- オシッコは無菌飲料だ。
ふと思い出したのですが,スーダン南部で牛が放尿を始めると村人が数人走ってきて,その尿で顔を洗っているのを写真で見たことがあります。
藤田紘一郎『清潔はビョーキだ』によると,
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米国の先住民の中には,尿をうがい薬として使っている部族もある。また,昔は世界各地で,尿を洗剤として使ったり,髪の毛の脱色のために使用したりした記録も残っている。
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To tenyoufoodさん
>彼らこそ、
>人民裁判で頭を下げ後ろ手に縛って自己批判させて、労働改造所送り、死刑判決が相応しい!
詳しいことは分からないのですが,
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?改是符合刑法和法律精神的一?改造?重罪犯的一?方式。就是在罪犯被法院?判之后,?期徒刑和无期死?的罪犯,用??来改造罪犯的一?合法合理的方式。
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死刑(確定)囚の場合は,労改には収容しない?殺すのだったら,無駄だから?
游街示衆,?頭示衆,永遠示衆
で充分なのではと思っています。斬首刑は現在ありませんが。国によっては,絞首 → 銃殺 → 斬首 → 石打の順に死刑もランク付けされいますが。
実際に石打刑を見た人の話では,自分が死刑にされる場合は,石打刑だけは勘弁してほしいと言っていました。
お邪魔致します。
災害に関係ある話しなんでしょうが
何だか尾籠な話しが多くて福島さんのブログが・・・の匂いがして来た様な
気がします。
お邪魔致しました。
To tenyoufoodさん
>「おから校舎」の証拠集めをして責任者を処罰する、と報道されたのは2週間前だったが、今頃は質検総局の職員は、更迭もしくは公安に拘束されているだろう。
>
>公安に拘束されて、
>戻ってきた例は皆無なので、どこかの労改で(生きていられれば)余生を送ることになる。
この場合,『労改』ではなくて『労教(労働教養)』なのでは?
百度で両者違いについて以下のように説明したものがありますが
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?改和?教不都是坐牢??有什?区???
http://zhidao.baidu.com/question/2979964.html
To jaramuさん
>何だか尾籠な話しが多くて福島さんのブログが・・・の匂いがして来た様な
>気がします。
北京の下街も、かつてはオシッコの香りに満ちていたのですから
いいのでは?(笑