時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか(3月20日~22日)

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■3月20日

 

 

■アムド(青海省黄南藏族自治州)沢庫県の在索納寺で100人以上の僧侶が数千人の民衆をひきつれて、県城で大規模な平和抗議活動を行った。スローガンは「至尊のダライラマと対話を!チベットの高度の自治の許可を!」さらに、ダライラマ、パンチェン・ラマ11世、?瑪巴仁波切17世の写真を掲げていた。統治の公安、武装警察は厳重に監視をしていたが、それ以上の措置を執らなかった。

■アムド(青海省平安県?岩村、つまりダライ・ラマ14世の出生地Taktser)は警察によって封鎖され、チベット族および記者は入れなくなった。

■青海民族学院のチベット族学生は西校区で夜8時に座り込み抗議を開始、芸術学部、外国語学部の学生を含む。

 


■その夜10時、
CCTV-4で、「ラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件の記録」ニュース報道が、放送された。これは、民族の対立をより激しくする宣伝として、国内民衆に影響を与え、民族の仇恨を煽動する効果もあった。

■3月21日

■ラサは表面上、平静になった。しかし、各機関、部門、居民委員会では会議が開かれ、当局の講話が伝えられた。幹部、職員、居民に対し、会議では「ダライ集団の卑劣な悪行を世論でたたき、分裂主義との闘争を進行することを堅く決意しよう」と要求され、人々の発言、態度が踏み絵となった。各級のチベット族公務員、政治協商会議、仏教会の「統戦人士」たちは、つぎつぎとテレビで、激しくダライ・ラマを批判し、自分の身の安全を保とうとした。小学生、中学生さえ、テレビでダライ・ラマを譴責することをもとめられた

■青海民族学院チベット語学部の学生は東校区で午前8時から座り込み抗議を行った。

■CCTVのラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件実録のフイルムは繰り返し放送され、中国民衆に大きな影響を与え、事実上、民族分裂を深める結果になった。

 
■チベットテレビ局の文芸チャンネルとラサテレビのチベット語放送は、ラサ市公安局の発布する指名手配を発表、29人のチベット族が指名手配された。うち2人は僧侶(一人逮捕済み)、2人女性。ラサの人々は戦々恐々としている。中国の各ウェブサイトで、 19人の指名手配写真とラサ公安局の電話番号が公開された。

新華社報道によると、チベット自治区の関係部門の話しでは、21日までに183人が自首。死者は12人から18人に増えた。


■ラサで鎮圧任務を負った軍は、チベット族集中居住区にテントをはり、持久戦に備えている。

■一人の遼寧省大連市民が、ネットで「フリーチャイナ」と題する書き込みをした。「大連には300人のチベット学生がいる。…目下大連ではチベット学生の座り込み抗議が発生している。…私が驚いたのは、チベットよりはるか千里のかなたの中国の東北にまで、チベット族の抗議活動が広がり、この大虐殺がチベット族を団結させ、暴力への抗議活動を展開させていることだ。漢族のわれわれに、こんな勇気があるか?!ここで、私は強烈に中国共産党がチベットで侵した大きな罪を譴責し、自分がこれまでチベットの苦難を全く理解していなかったことを後悔する。勇敢にして、善良なチベット人民に崇高な敬意を表す!」

■3月22日

■アムド
(青海省海南藏族自治州)貴南県で数百の僧侶、民衆が県城で平和請願デモを行った。

■アムド(青海省黄南藏族自治州)尖扎県で、300人のチベット族が県城で平和請願でもを行い、「ダライ・ラマ万歳、ダライ・ラマの帰還を」とスローガンを叫んだ。午前9時からはじまったが、目下民衆と当局軍、警察は衝突していない。

 

王力雄、劉暁波、張祖樺、沙葉新、于浩成、丁子霖、蒋培坤、余傑、孫文広、冉雲飛、浦志強、滕彪、廖亦武、江棋生、張先玲、徐?、李駿、高瑜、王徳邦、趙達功、蒋亶文、劉毅、許暉、王天成、温克堅、李海、田永徳、劉荻ら30人の中国知識分子が、連名で、チベットのこの局面の処理に関する意見を表明。(以下、前の書き込みから訂正。オーセルさのブログにあったものとは違い、原文を引用)

 

■①目下、中国公式メディアの偏った宣伝的報道は、民族の仇敵を煽動し、状況の緊張を激化させる効果があり、国家統一維持の長期的目標に非常に有害であり、これを停止することをもとめる。

■②われわれは、善意、平和、非暴力の原則を遵守し妥当に民族問題を処理したいとするダライ・ラマの平和的呼びかけを支持する。無辜の平民に対するいかなる暴力行為を譴責し、中国政府に暴力的鎮圧を停止するよう強烈に促し、チベット族民衆に暴力活動を行わないように求める。

■③中国政府は「ダライ集団が組織的にあらかじめ策謀を練った計画的な事とするにたる証拠がある」というが、ならば、その証拠を提示し、国連人権理事会に対し、その証拠、事実過程、死傷者数などについての独立調査を求めるよう、政府に提案する。それをもって、国際社会の相反する見方や不信感を改変すべきである。

■④われわれは、チベット自治区中国共産党指導者がいうところの、「ダライは袈裟を着たけだもの、人面獣心の悪魔」といった文革時代みたいな言葉が事態の収束になんの役にもたたず、中国政府のイメージに不利であると認識する。我々は、国際社会にとけ込もうとする中国のために尽力し、現代文明にふさわしい、執政の風格を示してゆくべきであると思う。


■⑤われわれは、ラサで暴力行為が発生した当日(3月14日)、チベット自治区で責任者が「ダライ集団の組織的であらかじめ策を念入りに練った計画的事件であるとするになる十分な証拠がある」と説明したことに注目している。つまり、チベット当局は早くから暴乱が発生しうると知っていたわけで、それをむしろ有効に阻止できず事態を発生、拡大させたわけであり、これは内部に汚職が存在する、ということではないだろうか。厳粛な調査、処置を行うべきだ。



■⑥もし、最終的に、これが組織的、あらかじめ策を練った念力な計画的事件であると証明できないならば、これは民間暴動が惹起させられたものであり、暴動を惹起させ、かつ捏造、虚偽情報で中央と国民をだました責任者を追及すべきであり、教訓をまじめに反省し、経験を総括し、今後同じ轍を踏まぬように、しなくてはならない。




■⑦われわれは、チベット民衆に「踏み絵」を踏ませたりや後で責任を負わせるようなことをしないように強烈に要求し、逮捕者に対する審判は、公開、公正、透明な司法プロセスに従い、各方面が心から敬服するような効果に到達しなければならない。

■⑧中国政府が信頼できる国内外メディアにチベット自治区内で独立した取材報道を許可するよう求める。目下、この種のニュース封鎖は、国民、国際社会の信頼をえることがかなわず、中国政府の信と誠をそこなう。もし、政府が真相を昇格しているなら、あれこれあら探しされることを恐れないはず。ただ、開放的態度があってはじめて、目下の国際社会の我が国政府に対する不信感は転換できる。



■⑨われわれは、中国民衆と海外華人が冷静と寛容を保ち、深く物事を考えるよう呼びかける。激烈な民族主義の態度は、ただ国際社会の反感をまねき、中国の国際イメージを損なうだけだ。




■⑩1980年代、ラサに限定されていたチベットの動揺がこのように、チベット各地に拡大した。このような状況の悪化は、対チベット工作に重大な過失があったことを反映する。関係部門は痛恨の極みと反省し、失敗した民族政策を根本から改変すべきである。

■⑪今後、同類の事件発生をさけるため、政府は中国憲法で明記されている宗教信仰の自由と言論の自由の権利を遵守し、チベット族民衆に十分、彼らの不満と希望を表明させ、各民族国民に自由に政府の民族政策の批評と提案を表明させなくてはならない。

 


■⑫われわれは、漢族チベット族の誤解をなくし、交流を展開し、団結を実現し、政府部門であろうが、民間組織、宗教人士であろうが、すべてがこのために努力するよう希望する。われわれは民族の仇恨をなくし、民族和解を実現せねばならず、民族間の分裂拡大を継続させてはならない。ひとつの国家が領土の分裂をさけるには、まず民族間の分裂をさけなければならない。


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「時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか(3月20日~22日)」への27件のフィードバック

  1. 中国人も馬鹿じゃないということは知っていたんだ。しかしだ。政治が中国人自身を何人ひき殺したか考えると、正論が通用するかどうかはまだ未知数だ。

  2. もう、福島さん大好きです。
    いつも貴重な情報をありがとうございます。
    チベットに勝利を。チベットに自由を。

  3. 「かつての大日本帝国は、リットン調査団の帝国自身および“偽”満州国への入国調査を堂々と受け入れたぜ」くらいのことを、中国に言ってやる政治家はいないものか……orz

  4. 福島さん、いつもブログ、新聞記事を拝見しています。
    以前、ナンパ・ラの記事を『岳人』という雑誌に書き、北京支局の福島さん宛てにお送りした者です。
    手紙も別送したのですが、戻ってきてしまい……そのままご挨拶もできずに失礼いたしました。
    今回は、オーセルさんのブログを翻訳してくださって、ありがとうございます。
    私は中国語を読めないので、とても助かりました。
    ほかのエントリーも興味深く読ませていただきました。
    ところで、オーセルさんは、旦那さん共々、3/10から北京の自宅に軟禁されているという報道がありました。
    これは事実でしょうか?
    彼女は、軟禁されている自宅からブログをアップしたり、チャットなどで福島さんなど外部と連絡を取っているのでしょうか。
    この先もチベットの動向を見守り、自分にできることをしていきたいと思ってます。

  5. To tenyoufoodさん
    >いつも他社の記事転載でゴメンね。
    >
    そう言われたら、何もいえないでしょう。
    以後、気をつけなさい。 :ー)

  6. To kashisumiさん
    今は軟禁はとかれているようですが、本人が気分的に外にでたくないそうです。チャット、メールなどは大丈夫です。チェックはされていると思いますが。

  7. To qubeleyさん
    >チベットに勝利を。チベットに自由を。
    私は、オーセルさんほか中国人知識人同様、中国とチベットが平和的対話で、歴史の遺恨問題を解決することを切にねがっています。民族の対立がこれ以上ひろがらず、流血沙汰が一刻も早く終わるようにと、願っています。

  8. 福島記者、こんにちは。
     30人の知識分子が声明を出したのは、昨日ことなのですね。
    さすがにこの事態を正確に把握していますね。声明の内容も、われわれにとっては至極あたりまえのこと…。
    さて件の青山氏は、「あの温厚さで売った温首相は、“この暴動はダライ・ラマ派が画策したもので、中国は悪くない”てなことを言った時、えらく引きつった顔をしていた。これは中央が地方の解放軍を把握しておらず、軍の暴走の後始末で仕方なくかばったからではないか」といわれていました。
    いまの中国では、地方軍区の開放軍はある意味ではその昔の“軍閥”のようになっているのでしょうか。記者の見立てではどうでしょうか。

  9. 福島さま
    貴重な情報、ありがとうございます。
    この中国知識人の声明に驚きました。
    あの、情報統制の中でも、これだけ冷静に事実を見つめられる
    人々があの国にもいるのですね。
    こういう人々が政府の高官になれば、
    隣国としてまともに付き合えるのでしょうね・・・。

  10. To tenyoufoodさん
    >(今は北京(ベイジン、呉音でペキン)と言うけど、北平(ペイピン)など(複数の変遷がある)と呼んでいたことがあるのを知っているのは、このブログを読んでいる人のうち何人いるだろうか?)
    幾つかの方言での『北京』の発音を記してみると,紛らわしいのでIPA風に表記してみます。
    上海話(今では呉語の代表)[po?-tsing]
    広東話      [pak-king]
    ?南話(台湾語) [pak-kia~]
    タイ語(潮州話由来)[pak-king]
    ?:声門閉鎖音。上海話では入声のp/t/kが弱化(?)して声門閉鎖音に変化。
      ビルマ語でも同じ変化有り。文字に痕跡が残っている。
    -:音節を分離する為
    ~:鼻母音。?南話では音節末鼻子音が一部弱化(?)して鼻母音に変化。
      北方方言でもこのような変化有り。
    p:ピンインの[p:有気]と異なり,ここでは無気。
    k:ピンインの[k:有気]と異なり,ここでは無気。
    昔,広東話の大風(taai-fung)からtyphoonや?南話の茶(te)からteaのように,南方方言(上海話も南方方言ですが)から英語に入ることが多かったので,ペキン(peking)もてっきり広東話から入ったものと思っていました。
    呉音でしたか!今日また一つ賢くなりました。ありがとうございます。
    北平は台湾で使われていましたが,現在どのような場面でどのくらい使われているかは良く分かりません。数年前ですが『北平?鴨』の看板は見ましたが。
    『燕京』はビールの銘柄として有名ですが,20年くらい前にサバ州のサンダカンで泊まった小さなホテルの名前は『燕京』でした。これ以外の名前は,日々の生活の中で見聞きした記憶はありません。

  11. To tenyoufoodさん
    >
    >このような、
    >他人同士でも身体距離の近い関係は、韓国でも経験したが日本では全く無い!
    日本では痴漢で警察に突き出されるのが落ちでしょう。ご注意を!

  12. To tenyoufoodさん
    こんばんは。
    >このような、
    >他人同士でも身体距離の近い関係は、韓国でも経験したが日本では全く無い!
    友人(日本人女性)が、韓国人(在日ではなく)と付き合っていたことがありました。
    彼氏には兄弟がいたんですが、その子が加わる時には、友人にとって常に精神的に不愉快と感じる言動があり、絶えず彼氏との喧嘩の原因になり、別れました。
    別れた後ですが、今度は彼氏自身がストーカーになってしまいました。
    彼女の気を引く為にやったことが、ある企業を騙す行為に繋がり、友人が裁判を起こすかもというところまでいきました。
    韓国には、「集団(ウリ)」という団体意識があるそうですね。
    パーソナルスペースという概念が非常に薄いというか・・・とても親しい仲になると、言葉通り「一心同体」という方がしっくりするくらいの関係になるのかもしれません。
    兄弟の彼女ということで、普段はとるべき礼節をすっ飛ばしてもOKと思って接していたのかもしれませんね。
    日本人はどんなに仲が良くても、最後の一線って残ると思います。

  13. 福島さん、貴重な情報と場を提供していただき感謝しています。
    「30人の知識分子による声明」は、知的、理性的で素晴らしい内容ですね。
    この30人は、中国国内の中国人たちなのでしょうか。
    22日に六本木のデモに参加してきました。
    (デモ終了後、参加者は1500人と言っていました。)
    そのときの話で、牧野聖修前衆院議員に入った情報によれば、
    ・1000人程のチベット人僧侶が、軍用機でどこかに連れ去られた。
    ・寺院に残された僧侶には、食料・水が与えられていない。
    とのことでした。
    各国は、主に経済的な理由からか、公式に批判している国はありませんが、国際社会が声をそろえて中国政府に訴えなければ、大きな禍根を残すことになるのではないでしょうか。(中国自身も禍根を残すことになる。)
    日本で問題なのは、「日中記者交換協定」ではないかと思っています。
    まだこの協定の実体がよく分からないのですが。
    http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080315/kisya
    中国に関わる報道で、違和感を感じたことが何度もあったのですが、この協定のせいだったのかとも思えます。
    1日も早く、チベット人にとって良い方向に向かうように、できることをやっていこうと思います。

  14. 福島殿
    微妙な問題ですのでコメントを差し控えてきましたが、
    これをきっかけに過去に満族に対して行われた事がチベット族に対して
    再現されるのではと、心配しています。

  15. 福島記者
    まとめ記事、御苦労様です。
    えらい心理的抑圧下に居られるようで…事態が事態だけに報道人としてしんどい状況が続くと思いますが、御自愛下さいませ…
    > …政府は中国憲法で明記されている宗教信仰の自由と言論の自由の権利を遵守し、チベット族民衆に十分、彼らの不満と希望を表明させ、各民族国民に自由に政府の民族政策の批評と提案を表明させなくてはならない…
    一応、憲法では言論/信教の自由を認めてたのね♪
    日本における「公共の福祉を毀損しない」という「限界」を華の国ではどう設定しているかが興味有りますが、三百分の一の「自由」より15億の「秩序」を優先すると言う論理であれば、強権発動もさもありなんか…30人の知識分子は一見もっともらしい意見を述べていらっしゃいますが、やはり漢民族の「上から目線」は否めませんね。 日本の良心的知識人層のありがちなコメントに通じる「臭い」を感じます。

  16. To tenyoufoodさん
    こんばんは。
    レスありがとうございます。
    >私の乏しい朝鮮語知識では、
    >「ウリ」は「我々、私達の」の意味です。用例(ウリナラ=わが国)
    >脱線:この(ナラ)は奈良の語源というこじ付けか事実か解らない意見もあります。
    すいません。
    「集団」「我々」「俺達」で、どれをチョイスするか、迷いました。
    たぶん(ほとんどの日本人にとっては?)頭の中でしか理解できないことだからかもしれません。
    ちょっと言い訳させてください。
    私の感覚では「我々」かな?と思ったんですが、それよりちょっと引いた客観的な単語を選んでしまいました。
    その辺りの感覚でも、きちんと理解できてないなって思います。
    >国民性の違いとか、
    >風習の違いなので、どちらが良いと悪いとかではなく、「そんなもの」で手を打ちませんか?
    tenyoufoodさんの普段の会話に、もしかすると相手との駆け引きが多いからなのかもしれませんが、私、良し悪しなんてひとつも考えてませんよ^^
    そういうもんなのかと思ってます。
    否定もしません。どちらかというと相手の言う事も受け入れた上で、考えたい、議論したいと思ってるほうです。
    学ぶほど、今の中国政府は別の存在になってきてしまいましたが・・・
    ついこの前までは、こんな中国のいい加減さを、「大陸的なんやろうなぁ」とか思ってたんですもん。

  17. Continuation tenyoufoodさん
    この機会なので、もうひとつ、過去の苦しい思い出を・・・。
    小学校の高学年の時に、在日韓国人(3世だったと思います)の子ととても親しくなりました。
    当時は、「在日」という言葉すら知りませんでしたが、周囲の子からの「アノ子はそうなんやで」というような話を聞いて覚えたと思います。
    私は、もうすでに仲良くなってるのに、(友情を疎外するものは)何も関係ないと思っていました。
    中学に進学してしばらくしたある日です。
    これが今でも何故そういう話になったのか理由が分からないんですが、関わりがないと思っていた数人女の子から呼び出されました。
    状況を飲み込めないままも尋ねられたことに精一杯答えたんですが、友人に届いた時に湾曲されてると知った時は愕然としました。
    なにより、友人が私ではないグループの子の話を信じたことがショックでした。
    今では、細かく思い出せないくらい昔になってしまったので、ザッパですが、
    「在日なんて関係ない。私にとっては友人だ」という常の自分の意思に添ったことを言ったつもりでしたが、それが「在日って知ってるよ」「あんたは在日や」と(私が)言ったという話になりました。
    当時、友人に話を聞いてもらおうとしましたが、たぶん「在日」ということにデリケートなタイプだったのと、私がうまく説明しきれなかった・・・誤解を解けないまま、今です。
    十数年、数十年?であれ、未だに会って、ちゃんと話が出来れば、これからまた違った未来が・・・と希望をよせています。
    >チベット族も漢族も、
    >お互いに「生きる方程式」が異なれば、「共通の方程式」をお互いに使いこなせなければ、貴見のように「共に生きていくことができない」関係になるのでしょう。
    お互いに「生きる方程式」を認め合い、「共通の方程式」をお互いに見つければ、貴見のように「共に生きていくことができない」ことはない関係になるのでしょう。

  18. To tenyoufoodさん
    レスありがとうございます。
    >私見;
    >韓国人でも何人でも、「最後の一線はあります。」
    >その「一線の置き場所」や「線の幅」が、それぞれ違うのだと、私は思います。この「一線の置き場所」や「線の幅」をお互いに、知って比較できて、尚且つ許容(これが難しい)でれば良いのになぁ~、と思います。
    そうですね。
    当時もこんな感じで、言葉の足りない部分があったんだと思います。
    >中学時代の「在日」舌禍?事件は、
    >若いうちに良い経験をされました。扇動やデマという言葉を知らない、子供でも出来るぐらいの、初歩手法の見本ですね。
    子供ゆえの残酷さって手加減ないですもんね。
    塾に通い始めた頃で、「成績良くなってむかつく」なんて笑顔で言われたこともあったんで、ねたみや嫉妬もあったんでしょうね。
    祖母が長期入院していたので、付き添いや実家の仕事を手伝ったりして、学業に支障が出てきてたんで、これ以上バカになるのに歯止めをかけた程度で、急に秀才になったわけでもないのにね(苦笑)

  19. To tenyoufoodさん
    >そういうわけで、
    >中国だからとか、だから中国は、という論調には私は組みしません。
    >
    >これは、
    >中国に限らず、日本とか、何県についても同じです。
    そんなスタンスでコメントさせてもらったわけじゃないので、不本意ですね。
    感覚の違いって文化や生活でもあるでしょうし、同じ国の人でも個々人で様々ありますよね。
    それを前提に話してたつもりだったので、そこを汲み取っていただけてなかったのは残念です。

  20. To 一閑さん
    >福島記者
    >
    >まとめ記事、御苦労様です。
    >えらい心理的抑圧下に居られるようで…事態が事態だけに報道人としてしんどい状況が続くと思いますが、御自愛下さいませ…
    >
    >> …政府は中国憲法で明記されている宗教信仰の自由と言論の自由の権利を遵守し、チベット族民衆に十分、彼らの不満と希望を表明させ、各民族国民に自由に政府の民族政策の批評と提案を表明させなくてはならない…
    >
    >一応、憲法では言論/信教の自由を認めてたのね♪
    >
    >日本における「公共の福祉を毀損しない」という「限界」を華の国ではどう設定しているかが興味有りますが、三百分の一の「自由」より15億の「秩序」を優先すると言う論理であれば、強権発動もさもありなんか…30人の知識分子は一見もっともらしい意見を述べていらっしゃいますが、やはり漢民族の「上から目線」は否めませんね。 日本の良心的知識人層のありがちなコメントに通じる「臭い」を感じます。
    ----------------------------------------—-
    あの30人の“知識人”は中国の人には軽蔑され、見捨てされてます。なぜなら、外国の世話になって、魂を外国人に売り渡し、それでご飯を食べてますから。中国の“知識人”はあの30人だけじゃないから、都合の良いことばかり新聞に載せるのは、世界中どこでも一緒だね。

  21. この王力雄氏をはじめとする30人の中国知識人たちの声明、立派ですね。内容も素晴らしく、そしてそもそもこの事態、北京政府の動きのなかで、こうした明敏で公正で(③⑤⑥)、そして友好的な未来への期待にもとづく(⑫)声明をもって立上がったことに強く感銘します。
     これらの方々の名前を忘れないようにしたいと思います。
     日中の関係もこのような中国人がいるという信頼のもとに築いてゆくことができるでしょう。

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