■ありがとうございます!本日、50万アクセス達成いたしました。一週間に1度も更新しなかったこともありましたのに、あししげく通ってくださった読者に大感謝です。今後も、中国理解と暮らしに役立つ小ネタをできるだけ多く発信してゆきたいと思います。
■というわけで、
50万アクセス記念!
三面記事から中国の素顔を見よう
恒例の小ネタニュース!
こんなやつおらんで~と一緒につっこんでください。
■上海の女性富豪が、別荘のトイレにまで窃盗防止の防犯カメラをつけていたため、ベビーシッターやお手伝いの女性たちは、プライバシー侵害だと主張して、辞職した。(晨報6月3日)
(もはや中国ではニュースでもなんでもない、盗聴器、盗聴カメラの設置。ちなみに、新聞記者の自宅電話にも盗聴器とかついていると思われるのだが)
■重慶で、ある男性(30)が自分の身体を広告スペースに売り出し、話題を呼んでいる。男性の母親は寝たきりで手術が必要なため、「身体を売って」金を稼ぎたいという。背中、胸、顔などに広告を貼り付けて、人混みの中をあるくと広告効果は大きいと主張。背、胸は月額8000元、顔は1万元の広告費を要求している。(重慶晨報6月3日)
(いわゆる、サンドイッチマンである。だが、月額1万元とは強くでたな)
■今年3月16日、広東省珠海市郊外の百貨店前露天広場で、青年が刀で、広場をビデオ撮影していた観光客らをつぎつぎと襲い、3人を殺害、15人にけがを負わせてにげた。青年は後日、自首した。青年は江西省出身の25歳。強盗の前科で1年服役し2004年4月に出所したものの、精神疾患などを理由に村人から嘲笑され、精神的抑圧が極限まで高まっていたため、「人を殺してうっぷんをはらす方法を考えついた」という。(新快報6月2日)
(こういう、無差別殺人事件は、中国全国で頻繁にある。一歩、地方にでると中国の治安は悪いのだということを知ってほしい)
■1993年に北京発モスクワ行き国際列車内で、何度も強盗強姦を働いていた列車強姦団のリーダー格で、国外逃亡していた張聞敏容疑者(48)がこのほど上海で逮捕された。最近、仮名で国外から上海浦東国際空港から国内に入ったことを警察がつきとめていた。(新聞晩報6月3日)
(日本で、列車内レイプが事件になっていたが、中国では昔からこんな事件があった。列車の旅は危険ですよ~)
■南報都市報の記者が、食中毒発生の疑いのあるレストランを取材しようとしたところ、3人のガードマンに殴られたあと、トイレに連れ込まれカメラなどを没収された。記者は客から通報を受けて取材していた。3人のガードマンは、5~10日の拘留および200~500元の罰金をかされた。(南方都市報6月3日)
(中国人記者は取材だって命がけ。ときどき公安当局も、外国人記者におなじようなことやっている。やっぱり、あれって犯罪だったんだ)
■15年間たばこを吸っていたヘビースモーカーの大学講師が、たばこをすって歯が黄色くなるとは知らなかったとして、北京市宣武区の裁判所に、たばこメーカーの江蘇南京巻き煙草会社および販売もとの国華商場をあいてどり、350元の洗歯費(歯のホワイトニング費用)と謝罪と賠償をもとめる裁判をおこした。(競報6月3日)
(妙なところばかり、米国に似てくる中国。ちなみに、中国では喫煙および副流煙によるガン患者は10万人とか。今後、裁判社会化していくとちょっと見物ですな)
■広東省和平県の小学校校長が6年生女子児童を繰り返しレイプしていたとして、懲役8年の判決をこのほどうけた。(東南快報6月2日)
(「禽獣教師」という言葉があるくらい、教師による学校内レイプが多い中国。3年ほど前に、このテーマで記事を書いたが、授業中、クラスメートに自習をさせている教室内で、気に入った女子児童をレイプする教師など、きわめて犯行を詳細に書いてしまった私の記事は、新聞に向かないとボツだった。農村の小学校は、教師の独裁国家になりがち。毛沢東が共産党員の美女をくいまくったのと同じく、教師は気に入った女児を手当たりしだい…という面がある。農村の女児の立場が極めて弱いゆえの、犯罪だ)
■国際子供デーの6月1日を前にした5月31日、安徽省太和県で5人の13歳の少女(小学生)が近くの深さ3メートルの用水路で集団入水自殺をはかった。5人はその日授業が始まる前に、一緒に死のうと話し合い、放課後、白酒やビールをのんで酔っぱらった勢いで、用水路に向かって走り飛び込もうとした。1人は途中で恐くなって逃げたが、4人は手をつないだまま、用水路へ飛び込んだ。うち二人は飛び込んだあと恐くなり、泳いで浮き上がったところを助けられたが、2人は死亡した。自殺の原因は調査中。(新安晩報2日)
(なぜ、死にたかったのかにゃ。私は農村における少女たちの不遇は背景にあるのではないかと思うのだが。中国の自殺者は年間28万人を超えるが、女性が圧倒的に多い(男性より約25%多い)。国際子供デーというのに、子供の悲しいニュースばかりだ)
■北京で少年二人が、ため池で遊んでいたとき、池におち、一人はおぼれ死んだが、一人は自力で岸にはい上がり、そのまま家にかえって寝てしまった。無くなった子供の両親は、一緒にいた少年が我が子を見殺しにしたとして、地元裁判所に4万元の賠償金を請求している。(北京晨報6月2日)
(中国ではありがちな事件。子供のころから自分のことしか考えられないのだ)
■広州で男性がATMからお金を1000元引き出したが、そのATMが壊れていたのか、通帳の残高記帳では1元しか差し引かれていなかった。そこで、その男性は友人といっしょに、そのATMから20万元を引き出しまくり、そのまま逃げてしまおうと思ったが、良心の呵責に耐えきれず自首。懲役1年の判決を受けた。(信息時報5月31日)
(残高記帳を間違うATMの存在につっこみを入れるべきか、良心の呵責に耐えきれずに自首する中国人の存在に驚くべきか、悩ましいところ)
■人工繁殖させたパンダを野生に返すプロジェクトで、最初に野生に返されたパンダが死体で見つかった。推測するに、テリトリー争いや食物を争う地元野生パンダにやられたようだ。この死んだパンダは3年の野生化訓練を受けたあと昨年4月に自然に放された。(成都商報5月31日)
(あんなにカワイイ顔していても、野生のパンはすごく凶暴なのだ。人工繁殖の温室育ちのパンダが、野生パンダにたちうちできるわけない)
■湖北省武昌で、ある女性が白昼の路上で首につけていたネックレスひったくられた。しかし、そのネックレスは一見、ホワイトシルバーかプラチナに見えるのだが、実は女性が前夜20元余りで夜店でかったニセモノ。女性は、まっいいか、と助けを呼ばなかったら、ひったくり犯は途中でニセモノと気づいて、引き返してきて、女性に対して「ニセモノなんかつけてんじゃね~!ムダな労働したじゃねいか」と罵って、女性の耳を平手うちし、さっていった。あまりに突然なことで、周辺の通行人もどう反応していいかわからなかった。(楚天都市報5月31日)
(ひったくり犯ですら、中国のニセモノ氾濫ぶりは許せないようだ。しかし、この女性としては、何とも納得がいかない話だろう)
■江蘇省無錫市の水道水は昨今の太湖汚染によるアオコ大量繁殖により、たえがたい臭みがでていた。無錫市は急いで水質改善にとりくみ、市長は6月1日に水道水がすべて基準を満たす正常なレベルに回復したと宣言、さらに6月水道料金は全市民、半額にするとした。(国際在線 6月2日)
(水道水、くさくてのめないけれど、安くするからゆるしてね、という話)
■吉林省白山市の老人ホームに収容されている33人の老人は、独身男性ばかりの清一色。彼らはホームに老人女性がいないことへの不満をくすぶらせており、ホーム内のムードがすさんでいた。そこで、地元政府は、老人福利を充実させるため、独身の健康な老人女性を数名、その院にいれて「中和剤」にしようとして、近くの農村をさがしまわったが、ふさわしい老人女性はまだ見つかっていない。(城市晩報5月31日)
(おいおいおい!老人ホームとはいえ、そんな餓えた男どもの中に、老人女性を放り込もうという発想がしんじられないよ。放り込まれた老女がどんな目にあうか、考えただけでぞっとする!)
■広州のある幼稚園では子供のために五つ星ホテルで6月1日の国際子供デーパーティをひらいた。参加費は幼稚園児、保護者各100元ずつといい、多くの保護者が高すぎると不満を漏らしている。しかし、この五つ星ホテルには、そういった幼稚園によるパーティーがすでに100以上予約されているという。(広州日報 5月30日)
(幼稚園児が五つ星ホテルパーティ、そうやって、世の中に何の役にもたたない小皇帝がそだってゆく)
■河南省で自分のトラックをカーキ色にぬり、偽の軍用ナンバープレート、軍用免許証などをつくり、一年に累計61万元の高速道路通行料金を払わずにいた男性が、このほど懲役12年の判決を受けた。(河南商報 5月30日)
(これも、すごくありがちな事件だ)
■大連市であるベビーシッターが、雇い主の不在を利用して、雇い主の子供にぼろ服をきせて、顔を泥や垢でよごして、こっそり路上にでて物乞いをしていた。一日数十元からときに100元以上の副収入があったという。(新商報5月29日)
(物乞いをするときは、赤ん坊や幼児が必須アイテム。ま、売られなかっただけ、よかったとしよう)
■教育省によると、今年の大学受験者は1010万人、ではじめて1000万人の大台をこえた。大学生募集枠は567万人。(中新ネット)
(来年も大卒の就職氷河期は続きそうです。)
■ハルビン市の銀行で2000万元を横領、株につぎ込んで失敗した銀行員2人が、逃亡中に交通事故にあった。1人が死亡。1人が逮捕され、懲役4年の判決をうけた。この男性によると顧客の資料をもとに、偽の身分証明書をつくり、警察の追っ手から逃げていたという。(黒竜江晨報)
(つっこみどころのないくらい、中国でありがちな事件)
■会議開催中の大ホテルをまわって、会議参加者相手にいかさま賭博をしかけてきた、いかさま師グループ7人が、このほど北京の大ホテルで荒稼ぎをしようと、ねらってやってきた。だが、北京ではだれも、賭博にのってこない。そこで、いかさま賭博から盗みに変更、西城区のホテルロビーで机の上に置かれていた会議参加者のアタッシェケースを盗んだ。あけてみると、いかさま師にはわからない、公式や数字の羅列の文書しかない。「こんなのまくらにしかならんわ」といって、じっさいまくらにしていたが、じつはこれ国家機密の重要文書。警察が本気になって捜索し、7人はまもなくお縄になった。(北京晨報5月28日)
(なんか、そのまんま映画になりそうな話。国家機密入りのアタッシュケースをそこら辺においていたヤツも厳罰だな)
■黒竜江省のある若い女性(22)は、「ネイキッドチャット」で数十万元をかせいでいた。彼女はかつて10日ぶっつづけで、ネイキッドチャットをおこない、パソコンの前で昏倒したこともあり、それを母親が発見。母親も女性の夫も、ウェブカメラの前で裸になるだけで簡単に稼げると知って「こんな楽なことはない」と自ら参加、一家全員でパソコンの前で裸で演技をしていた。社会主義栄辱観は、明確に「勤勉労働を栄誉、怠けることを恥辱」とするが、一部のひとは、この一家のように、裸になって簡単に財をえることの、美醜、善悪がわからない恥知らずの下品な人々がいる。(中国新聞 5月27日)
(日本にあるのかどうかしらないが、これ台湾で大人気なのだ。レイニー・ヤン主演の「刺青」という映画をみると、どんなものかわかる。パソコンについているウェブカメラの前でストリッパーよろしく演技してみせると、そのパソコンをのぞいている利用者からお金がもらえる。この女性、もと飲食店のウエイトレスだったらしいが、その重労働と低賃金にくらべると、裸になったくらいでそんな大金が稼げるなんて、きっと夢のようだとおもったろう。一家総出で、パソコンの前で裸おどり。なんかほほえましい。がんばって稼いでほしいと思ったのは私だけか)
■23日、北京で21歳の出稼ぎ青年が河で泳いでいる途中におぼれた。仲間の通報で警察の救援隊がきたはいいが、救援隊は救援費5000元の前払いを要求。居合わせた人の持ち合わせ全部あわせても4500元しかなかった。しばらく、助けろ助けないで押し問答していたが、結局救援隊はそのまま助けずに帰ってしまった。それから17時間後、青年は水死体で発見された。(京華時報5月26日)
(中国では極めてありがちな状況。人の命より金の方が大切なのは中国では当たり前なのだ)
■雲南省で刑期をおえて出所したもと受刑囚2人が、3人の男の子を誘拐したが20時間後、良心にめざめて20元の交通費をつかってその男の子を家に送り届けた。2人はそれぞれ懲役11年と6年の判決をうけた。(生活新報5月26日)
(これは中国ではめずらしい。犯行途中に良心にめざめる中国人なんてそうそういない)
■四川省の男性が、中学卒業の娘によい仕事を探すために、大学卒業証書を偽造、娘がその偽造証書をもって就職活動をしているとき、警察にみつかり、男性は1年の執行猶予つきで懲役6カ月の判決をうけた。(貴州都市報5月25日)
(泣かせる親心に、温情判決か)
■国務院はこのほど、小中学生に毎日一時間の身体を鍛える時間を確保し、午前中のカリキュラムに30分の体育の時間を組み入れるよう通達。また、小中学生に8~10時間の睡眠を確保するよう通達した。(中国新聞 5月25日)
(こういうのって、国務院が通達するようなことなのか?よくわからん)
■青島市で、妊娠9カ月の女性がバスにのったが、誰も席をゆずらなかった。そこで、腹をたてた妊婦は、席をゆずらなかった男性乗客3人の写真をとり、ネット上で公開。ネットユーザーの間では、写真を公開してうさをはらす妊婦の方が不道徳だという非難がおきている。(青島早報5月24日)
(どっちも、どっちという気がするが…)
■貴州省のレストランで、ある女性が78元の領収書についているクジで2000元をあてた。その女性は喜びのあまり、10分近く、くるったように笑い続け、最後には失神してテーブルの上に倒れ込んだ。(貴州商報5月24日)
(2000元って3万円。中国の農民にとっては、これは失神するほどの額なのだ)
■北京で、あるベビーシッターが、シーツであんだ縄で、マンションの4階のベランダから逃げ出そうとして、墜落、全身骨折の重傷をおった。隣人の話では、この女性は、雇い主に監禁されており、何度も逃げだそうとしていたという。(新京報5月22日)
(地方から出稼ぎにきたお手伝いさんやベビーシッターは、犬や猫のように扱われ、ときには性的欲望のはけ口、ストレス発散の対象となりがち。それより隣人よ、気づいていたなら助けてやれよ…)
国際子供デーを挟んでいただけに、子供がらみのニュースがおおかったが、あんまりほのぼのしたネタはなかったなあ。
40万アクセス達成から2週間半にして50万アクセス、おめでとうございます♪
福島さんがネタ探しに困るほど、中華人民共和国がまともになる日は来るのでしょうか?
※ 1億アクセスの方が先だな・・・
50万アクセスおめでとうございます。私の身の回りで1名は確実に福島さんの読者増えてます。「支那情報なら先ずこれを読め!」と指導いたしましたところ反応は「ご指導あざーーっす!」でした。
おめでとうございます。
>隣人の話では、この女性は、雇い主に監禁されており、何度も逃げだそうとしていたという。
隣の人、知ってたんですね。
福島香織様: おめでとうございます。
阿比留瑠比記者のように本を出す日もちかいですね。
50万アクセスおめでとうございます!
>安徽省太和県で5人の13歳の少女(小学生)が近くの深さ3メートルの用水路で集団入水自殺
「五個女子和一根縄子」の世界ですね。映画化されて日本では邦題「五人少女天国行」で紹介されましたね。小説の方は河出書房の『中国怪談集』で読みました。
50万アクセスおめでとうございます。
中国人ホステスについ鼻の下を伸ばしてしまう自分を反省しつつこのブログを見ています。これからも頑張ってください。
すごい勢いでアクセスが増えていますね~
このままだとネタがなくなっちゃうんじゃないかと心配してしまいそうですが、それぞれのニュースの日付を見ると…困らなさそうですね。
毎10万アクセス毎にこれをするのも大変そうですが、ご負担にならない程度に続けてください。楽しみにしています!
おめでとうございます。
さすが50万アクセス・・・40万のときよりコネタが冴えてますwww
笑って失神してみたい~~
福島香織様
50万アクセス達成おめでとうございます。40万から50万あっという間ですね。この調子では年内に100万達成も?!?!
これからも硬軟まじえて中国の近況を伝えてください。
福島香織様
なに50万だと、ん、ソンナもんだろう。福島さんの文章は、なんといっていいか、とにかく笑えるのであります。女性司馬遼太郎になってみては?
>なぜ、死にたかったのかにゃ。
《更に今後、語尾を全て“にゃ”で統一すれば、読者が3倍ぐらいに増えると思います。》
http://d.hatena.ne.jp/p_wiz/20070604/1180884485
■今日見かけたナイス、ツッコミ
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070604/1180946693
>ブログ名もぺきんねこぶろぐにするといいにゃ
(笑)。3Kお抱えプロブロガーとして、これからも力まないで、ぐわんばってくださいにゃ。
福島様、こんばんは。
50万アクセス達成、おめでとうございます。
こねたも冴えてます。
出生時の男女比率が、120対100なのに、自殺者は女性が圧倒的に多いって・・・。
10%近い高度経済成長を続けているのに就職氷河期って・・・。
お金の調整がつかなかったので、溺れてる人を助けない救援隊って・・・。
こんなやつ(国)おらんで~。
この先、どうなるんでしょうか。
To にゃんこさん
ありがとうございます!中国は新聞記者にとってネタの宝庫です。
To nhac-toyotaさん
読者をふやしてくださってありがとうございます!笑えてためになる社会派ブログをめざします。
To kokuさん
ありがとうございます。
日本でも、こういう隣人がふえてきていないかと心配です。
To aqua2020さん
本出るんでしょうか。そういう話は、確かにありましたが。
To iori3さん
さすが中国通でらっしゃいます。少女は農村で成長するより、清い身のまま死んで白い鳩になることを選んだ、というのでしょうか。彼女らは実は小説か映画の影響をうけたのかもしれません。いずれにしろ、農村に生まれた少女は、常に過酷な女の人生を目の当たりにして、希望をもちにくい状況が背景にあるのではないでしょうか。
To paraisoさん
ありがとうございます。
ホステスさんにお金かせがせてあげてください。
To naomさん
アクセス数を宣言すると、ふしぎと増えるみたいです。
まいにち、小ネタだけで新聞がつくれそうなくらい、いろいろありますのでしばらくネタにこまりません。
To bitterさん
ありがとうございます。
2000元で失神できるなんて、すごいですね。
To mapotofuさん
ありがとうございます。これからもがんばって更新していきたい、と思っているんですが、すみません。かめペースですね。ネタはあるのに、書く時間が…。
To hoihoihoiさん
司馬遼太郎氏とくらべられては恐れおおいです。でも、笑っていただけてしあわせです。
To ニッポニア・ニッポンさん
ためしにやってみるにゃ。ちょっとカワイイかんじでうけるかにゃ。でもちょっとばかみたいだにゃ。ほんとうに、あたしフワクなのかにゃ。
To seedsさん
中国を差別するわけではないけどにゃ。この国で五輪をやっていいのかにゃ、ってときどきおもうことあるにゃ。あ、けっこうきついこと言っても、語尾ににゃをつけると、なんかかわいい!
ゲッ、どんどん置いてかれる~!
本当にすごいですね!
「猛追」なんて言わなきゃ良かった。でも、「猛追」しま~す!
それと、こんなにいっぱいコメント貰っても、忙しいのにちゃんと「レス」返している…。本当に、福島さんの性格が滲み出ています。
(これからは、「福島さんの原稿」にだけは変な突っ込みは入れられない!)
ウチは、早くて、今月いっぱいで15万突破くらいかな?
頑張ります!
初めてコメント書かせていただきます。50万アクセスおめでとうございます。私は今、中国在住なのですが、中国に関するこんな詳細な情報が載っているブログがあることを全く知らず、慌しい毎日を送っている間に1年が過ぎてしまったことをとても後悔しています。もっと早くにこのブログに出会っていれば・・・。熟読させていただき、震えがきました・・。これから先、特に食生活に関して、どうしていけばいいのか途方に暮れています。福島様、是非アドバイスお願いします。主人の海外転勤で中国に引越し、4歳の子供も一緒です。子供は牛乳が大好きで、記事にあるような事実を全く知らずに、「光明」7天生鮮とか書いているのを信じてこの1年間飲んできました。ど、どうしよう~。記事を読ませていただいてからは「光明」は、買っていません。でも、子供の成長を考えると、牛乳は飲ませたいのですが、どのブランドを買うのがマシでしょうか?牛乳からの栄養よりも、命への危険度の方が高いのであれば、もう牛乳は飲ませるのをやめようかと・・。もしくは、日本の実家の母からEMSで常温牛乳とかその他の食材を大量に送って貰おうかと真剣に考えています。牛乳はそもそも送ってもらっても大丈夫でしたでしょうか?中国語もたどたどで新聞や中国のテレビなども見ていないので、情報源は、日本のNHKのBSニュースくらいからで、情報不足です。毎日、これからはこちらのブログを読ませていただき、今、この環境下で何を買うのが(するのが)ベストなのかを考えて生きていきたいと思います。とはいうものの、食べないと生きていけませんし、野菜は私の家の近くには、ジャスコがあるのですが、ジャスコで買えば安心ですか?家の近くの商店の野菜の方が傷んでなくて綺麗な野菜がけっこう揃っていたので、今まで野菜は近くの商店で買っていたのですが、農薬づけでしょうか?絶対買ってはいけない食材など、いろいろと教えてください。よろしくお願いいたします。子供の命にかかわることなので、是非よろしくお願いします!(長くなってすみません)
OOOOO7さま
中国食品を排除した生活をしようとしても日本でもなかなかむずかしいのです。
例えば加工食品に必ずというほど添加されているアスコルビン酸(ビタミンC)VC( 酸化防止剤)よい添加物とされているの世界シェアの80%は中国産なのです。
牛乳に関しては害があるという説も。
牛乳 害 で検索すると44万以上ヒットします。
どうしても牛乳を飲ませたいのであれば スキムミルクを日本から取り寄せるという方法はいかがせしょうか?
乳脂肪の部分に有害物質ダイオキシンが残留するといわれています。
最近読んだ 増尾清(元東京都消費者センター試験研究室長)著
「危ない食品たべてませんか」 で食品ごとに安全な食べ方を提案されています。
味噌汁には解毒作用がある。
カルシュウウム ビタミンC 食物繊維を摂ることで 添加物などの害を防ぐことが出来るそうです。
食材で摂れない場合日本の製薬会社の出しているサプリメントを利用されるといかがでしょうか。
食物繊維は日本産の海苔やとろろ昆布を カルシュウムは 無添加そのまま
食べる煮干といったものも有ります。
近くの
ジャスコは野菜については契約農家からの出品が多く良く管理されている印象ですが 中国ではいかがでしょうか。
確認されたらどうでしょうか。
著者には「農薬・添加物はわが家で落とせた」など多数出版されているそうです。
>私の記事は、新聞に向かないとボツだった。
福島記者はこうでなくちゃ。
>ヘビースモーカーの大学講師
中国のタバコは安いですか。日本は外国製のほうが安くなったりして、変なことになってます。それでも、300円くらいなら安いのか、喫煙室はきれいな女性で満員です。
To 0000007さん
光明は記事にも書いたとおり、昨年あたりから大設備投資して、品質向上に努力しているはずです。ただ、過去にトラブルが多かったので、イメージはよくないです。とくにこちらは、北京、上海企業の光明の悪口を言うひとは多いので、果たして光明が本当にわるいのかどうかは、わかりません。そうそう、北京には光明7天鮮乳を置いている店はとても少ないです。これは、中国ではめずらしい本物のフレッシュミルク(中国ではフレッシュミルクといいながら保存期間45日なんていうのもあるんです)で、保存期間が短く、店が置くのをいやがるからといわれていますが、やはりおいしいのでしょうか。
私が飲んでいるのは、主に蒙乳などのロングライフ牛乳です。冷蔵庫にほうりみぱなしでも安心、というわけです。ただ、超高温殺菌ですから、栄養価はどうでしょうね。あと、最近、妙に気に入っているのは、伊利の「金典有機乳」。これ、ふつうのロングライフ牛乳(2・5元)の3倍くらいの値段がしますが、「金典有機乳は、天然の有機飼料によって飼養される乳牛の生乳によって製造され、抗生物質や農薬などは一切含有しない。乳たんぱく質も、国内標準より3.5%高い18.6%以上で、同社は国内最高級品であると自賛している」と、大宣伝しているくらいですから、まあ信用してもいいかなあ??
ただ、絶対安全、絶対不安全というものでもないようです。とある中国の牛乳製造の現場を見た業界関係のひとは、中国の牛乳は絶対のまない、と断言していましたから、やはり問題はまだのこっているようです。
To 為口八五郎さん
なにをおっしゃるやら、為八さんのエントリーはランキング上位でよくみかけます。記者は読者に育てられるもの(?)、私の記事にも、ぜひつっこんでください。
To izaayumuさん
とても詳細なアドバイス、本当にどうもありがとうございました。
たいへん参考になりました。お味噌汁にそんな効果があるんですね。
他にも、いろいろと工夫しだいで、少しは、家族の体は守れそうですね。
さっそく、本も購入して実家の母からこちらへ送ってもらうことに
しました。
食生活に関しては、不満だらけの国ですが、住んでみると、
子供に優しくしてくれる点など、日本よりもいいことも
あるので、とりあえず、転勤でこちらに来た以上、
前向きに頑張って家族で力を合わせて生きていきたいと思います。
また良いアドバイスがございましたら、
よろしくお願いいたします。
To 福島香織さん
さっそくのお返事、ご回答、本当にどうもありがとうございました。
私は、青島市在住ですが、「光明7天鮮乳」は、青島で置いてある店は、
限られていてジャスコやカルフールやいくつかの大きな商店だけなので、
転勤してきた当初は、7天なんて日本っぽい牛乳だ思い、ずっと買い続けていました。味ははっきり言っておいしくないです。
でも、記事を読ませていただいてからは、もちろん購入していませんが、
先日、この牛乳を今でも買っている友人が、7天で7日間は飲めるはずなのに、買って3日ぐらいから酸っぱくて変な臭いがして飲めないんだよね~って言ってました。他の友人も、すぐに酸っぱくなると言ってた人が以前いました。やはり、何か怪しいですよねー。
福島さんが飲んでいらっしゃる牛乳、是非、探してみます。
青島では、蒙牛の「OPI」(?)だったか、、50mlサイズくらいの小さい牛乳が10本くらいセットで箱売りの牛乳が50元で一番高い高級品牛乳扱いされています。音楽を聴きながらリラックスさせている特別な牛から絞った牛乳という噂です。でも、所詮、肥料とか一緒ならばどうかなぁーと疑問なのですが、この蒙牛の牛乳の情報もございましたら、
また是非教えてください。
今後とも、中国に関するさまざまな詳細な真の情報、よろしくお願いいたします。
転勤で来た以上、家族で力を合わせて前向きに生きて生きたいと思います。
To 0000007さん
国内標準より3.5%高い18.6%以上
という部分、
すみません、うちまちがいで、18・6%以上たかい3・5㌘/100㌘でした。
蒙乳は「OMP」が高級乳扱いです。これは乳蛋白が添加されていて、カルシウムが添加されているのがうりです。あと乳化剤(なにかな?)とか、ビタミンDがはいっています。高温殺菌って、牛乳の栄養分を壊すとかいわれていますよね。その問題をクリアしたってことで、やはり金典有機乳のライバルです??どちらがおいしいか、ちょうど冷蔵庫に二種類ともあったので、飲み比べています。味は似たものかな?ちょっと有機乳の方がこのみ。
OMPは北京大学の骨密度増強研究プロジェクトが裏付けになっている、国家おすみつき、世界初、なんて宣伝されています。そこまで、おもいっきり宣伝するなら、まあ身体にわるいことはないでしょう。ただ、私は栄養価より(もう、栄養はたりている)、安全を気にするので、へんなもの入ってません、という宣伝に力をいれている有機乳ですかね。ちなみに2つともロングライフで常温6~7カ月くらいもちます。
いわゆるフレッシュミルクは、どうしても雑菌が残るので腐りやすくなります。雑菌の量が、結局、腐りやすさのバロメーターなんですね。7天といって3日目くらいに腐るのは、輸送時や店での保存の温度などとも関係あるでしょうが、もともとの牛乳のレベルが、日本とは段違いに低いから、ともいえます。新聞記事でも報道しましたが、山東省のアサヒビール系循環農場「あさひ緑源」が牛乳をつくりはじめたのですが、そのとき「1㍉㍑中の雑菌を1万以下」という雑菌の少なさが自慢でした。ちなみに、中国の場合一番いい質の牛乳でも雑菌は「1㍉㍑中10万」だそうです。
まあ、3日目に腐るというなら、防腐剤は入ってない、ということでしょうか。中国の牛乳のくせに7日も持つなんて、そっちの方があやしかったりして。ちなみに今年から、伊利も蒙乳もフレッシュミルク市場に力をいれる、という記事を以前みました。いわゆるロングライフ市場では、圧勝したので、つぎは鮮乳市場だそうです。
あ~、牛乳でおなかぽんぽん。このまま寝たらふとるなあ。
To 0000007さん
>とても詳細なアドバイス、本当にどうもありがとうございました。
横から失礼しました。
増尾氏は最後に
不安解消法を実践していくには バランス思考。 自分が実践できる範囲内で出来る継続性。
三つ目は笑い。私の周りには、食の安全対策に力を入れる方々、学者や評論家も多い。 ご自身の食生活にもたいへん気を使っておられ長生き間違いなしと思っていた方が若くしてこの世を去っていかれる方も多い。
その方々に共通するのは 笑いがなかったことです。
大口を開けて明るく笑えない人は安全のために努力しても長生き出来ないように思う。と書いておられます。
うそ笑いでも口角をしっかり上げて笑うと免疫力がアップするという実験を筑波の先生がやっておられました。
せっかくのチャンスですから楽しんでください。
To 福島香織さん
私が細かい質問をしたばかりに、牛乳の飲み比べまでしていただいて、お腹ポンポン状態にさせてしまって、ほんとにすみませんでした・・・。
実は、私もさっそく買いに行って、飲み比べてみました。
蒙牛の方が、口の中に多少、ザラザラ感(?)が残る感じもして、
私も伊利の方が気に入りました。
ただ、福島さんお気に入りの伊利は、「金典の有機牛」ですよね?!
青島のジャスコには、「金典classic」という商品しかなくて、一番重要な「有機牛」という文字が見当たらなかったのですが、同じ商品でしょうか?
1箱12本入り50元でした。
蒙牛の方も、OMPシリーズは売り切れてたので、金色の文字のシリーズを購入しました。青島のジャスコもカルフールも、蒙牛は、宣伝費を多く払っているのか、他のメーカーとは別格の目立つ場所にドドーンと積まれていて、伊利の金典など他のメーカーのは、探してもなかなか見つからない感じでグチャグチャに陳列されていました。だから、商品の回転も蒙牛の方がいいのか、生産月日は5月23日付けでしたが、
伊利の金典は、4月20日付けでした。「金典classic」も有機牛であれば、
今後は伊利方を購入していこうと思います。
「あさひ緑源」は、私の住んでいる地区には、偶然、アサヒ関連の方が多く住んでるので、牛乳を作るいう情報は入ってきました。ただ、
噂では、最初から最後(生産から販売まで)アサヒがやるのではなく、中国の企業が途中から中に入り、発売者もアサヒという企業名では出ないと聞いたので、ショックです。途中で中国企業が入ったりしたら、せっかくのいい牛乳に何を混入するかわからないし、信用が一気に低くなります。
安心して購入するためには、最後までアサヒ一本で管理してほしいなぁというのが正直なところです。
青島在住の私の周りの友人達もみんな牛乳のことをいつも心配していましたが、福島さんに教えていただいたような詳細な牛乳情報は今まで全くなかったので、私も友人もいろいろと教えていただいて本当に感謝しています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
To izaayumuさん
またまた良いアドバイス、本当にどうもありがとうございます!
バランス思考は、、、そんなにあるとは言えませんが、
『大口を開けて明るく笑う』には自信があります(笑)。
以前、大口を開けて笑っている時、口の中に虫が入ってきたことが
あるほどです・・(笑)。
私は典型的な楽観思考のO型で、いつもゲラゲラ笑っていますが、主人は、
真逆の人間なので(笑)、教えていただいたこと、話してみます・・。
それにしても、増尾氏の本って、同じような題名でたくさん本が出ているんですね~。購入の際、迷ってしまいました。
日本にいれば、立ち読みして一番自分が読みやすい本を選べるのですが、
ネット上だけで、本を探すのって、けっこう難しいですね。
またいろいろと教えてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
To 0000007さん
金典=クラシックの意味です。
パッケージはこんなの。
http://mall.sina.com.cn/p/7/2211/2401/1429946.htm
To 福島香織さん
パッケージ写真まで貼り付けてくださって本当にどうもありがとうございました。やはり、残念ながら、青島のジャスコ内に売っている金典クラシックは、福島さんお気に入りの商品とはちょっと違っていました・・。
パッケージの色も黄色で、「有機牛」という文字はついてなくて、
別の種類のようです・・・。
でも、福島さんに教えていただいた金典有機牛シリーズ、どこかに売ってるかもしれないので、探してみます。
お忙しい中、詳細にわたり、いろいろと教えていただいて本当にどうもありがとうございました。
To 0000007さん
>またまた良いアドバイス、本当にどうもありがとうございます!
お役に立てば嬉しいです。
>それにしても、増尾氏の本って、同じような題名でたくさん本が出ているんですね~。購入の際、迷ってしまいました。
>日本にいれば、立ち読みして一番自分が読みやすい本を選べるのですが、
>ネット上だけで、本を探すのって、けっこう難しいですね。
AMAZON.co.jp 増尾清 本で検索すると2冊だけ 目次など見ることができます。
ちなみに私がもってる本は2000年発行の「危ない食品たべてませんか」
です。
図書館の古本コーナーの前を通ったときフト目に入って持って帰りました。
丁度福島さんの食の安全学読んでいたところなので。
とても具体的で実行しやすいです。