■ごぶさたしております。福島香織です。本当はこのブログにログインするのに、ものすごく勇気がいりました。親不孝をして家を飛び出した娘が、ん十年ぶりに実家にかえってきたものの、敷居が高くて玄関を開けられない、みたいな。
■でも、こんな不良娘(もう娘という年齢ではないが)でも、まだ帰ってきていないのかな、と気にかけていてくれる方が2000人以上もいらっしゃると知って、ちょっと目頭が熱くなってきました。
■ブログを更新していない間、私が何をやっていたかといいますと、まず「失業者」を卒業いたしました。昨年の11月までは、私はパソナさまに再就職支援していただきながら、就職の道を模索しつつ、失業保険もちゃっかり戴いておりましたが、肝心の就活はどこにいってもと丁寧にお断りされてしまいました。中には「え、福島さんを雇用すると公安に睨まれるんじゃないの」とおびえる方も。冗談ですが。たぶん、冗談です。
■で、、失業保険を切れたのを機に、じゃあ、フリージャーナリストになってみるか、どっちにしても取材して原稿書くくらいしか特技ないし、と決意し、今年から自称「フリージャーナリスト」を名乗ることにしました。で、ジャーナリストを名乗るなら著書ぐらいないと困るやろう、ということでこのたび『潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋刊)を上梓いたしました。
表紙も私が撮影した写真です。
■どんな本かというと、半分以上が北京特派員時代に取材した「中国の女」たちのショートストーリィであります。
第一生は河南省エイズ村にお忍びで言ったときにであった、農村の女たち、エイズベイビー、売春婦、女衒たちの物語。農村の底辺の女たちの話です。
第二章は地方から夢をもって北京に出稼ぎにきた女性たち。でもやはり都会の低層に吹き溜まってしまう水商売の女たち、セクハラやレイプ、過重労働など厳しい環境で働く出稼ぎ娘、地方の偏見に耐えられず大都会にきたレズビアン、そういった人たちの横顔です。
第三章は女傑たち。中国のおしんと呼ばれた張茵や、重い下肢障害で小中高と行かせてもらえなかったのに、絵の才能を開花させ、日本に留学して漫画家になった胡蓉や、安全部の訊問に耐え抜いた女性人権擁護活動家、マギー・ホウや、チベット女流作家のツェリン・オーセルさんといった強い女性のインタビュー。
第四章は文革世代の女流知識人と80后の女流作家の意識などを比較して書いてみました。
■この出版に会わせて、ニコニコ動画でインタビューなんかにも答えてますんで、よかったらみてね。(笑うなよ~)
■で、実はもう一冊あるんです。フリージャーナリストを名乗るなら、せめて著書は2冊くらいないといかんやろう、と思って今年1月に急いで書きました。扶桑社新書『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』。これは3月1日ごろに書店に並びます。
■マスコミにいた人が、たとえ中国相手でも「マスゴミ」って呼ぶのどうよ?とお怒りになられた方、とりあえず読んでいただければ、なぜこのような不届きなタイトルがついたのかもご理解いただけるかと。編集を担当してくださったOさんは、最初笑いながら読んだけど、最後は泣けた(たぶん感動で)とおっしゃってくださいました。中国の報道環境を紹介しつつ日本のマスコミの状況を顧みる本であります。
■ちなみにこの本は1月に2週間北京に行って取材し10日で書きあげた特急仕上げ本です。そんなあわてて書いていい本できるのかよ、と思われるかもしれませんが、それだけ喫緊の話も入っているので、新鮮さと勢いには自信があります。というか、これで自信つきました。原稿用紙300枚くらいなら1週間あれば書けるんだな、と。Oさん、厳しい締め切り設定ありがとうございます。
■いずれにしても、ジャーナリストを自称する以上、これからも本を出していかねばならないと思うのですが、なにぶんこの出版不況のおり、最初の本が売れないと次の企画が通りません。1000冊でも裁断機にかかるようであれば、もう二度と紀尾井町にも浜松町にも足を踏み入れられないと思います。一回くらいは重版にならないと。
■というわけで、本買ってやってください。久しぶりに実家に帰ってきたら、金の無心だった、というまるで不良娘(もはや娘でない)のまんまの言い草で本当に恐縮です。
■ちなみに目下、私がどんなことをやっているかといいますと。
とりあえず日経ビジネスオンラインさんのところで連載やっています。これもページビューが少ないと、連載きられるみたいです。読んでやってください。http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20110118/218009/
■今週発売の週刊文春のグラビア記事の構成もしました。
友人のスペイン人ジャーナリスト、ヘリベルト・アラウージョ君のインタビュー「中国が世界を喰い尽す」です。
■あと、金美齢さんの主宰する「美齢塾」のお手伝いなんかもときどきしています。
■あと、辞書つくるの手伝ったり、雑誌の記事かいたり、翻訳手伝ったり、なんかフリージャーナリストというよりアルバイターみたいな感じで生活費稼いでます。取りあえず、一カ月から二カ月に一度は中国とか台湾とか行って取材もしています。取材して本書いて生きていけるようになるべく奮闘中です。
■そのうち、ちゃんとメルマガとかブログ運営とかきちんとやろうと思っていますが、もうちょっと準備にかかりそう。ここにも、もう少し頻繁に帰ってくるようにします。普段、こいつどんなことやってんのかな、と思われる方、Twitterの方ものぞいてやってください。一日一回くらいは呟いています。
http://twitter.com/で@kaokaokaokaoをフォローしてやってください。
■それでは、今後とも生温かく見守ってやってください。とりあえず、きちんとご飯は食べられています。
福島様、
おめでとうございます。これからはフリーの立場で、シナのマスゴミだけでなく、産経をふくむ日本のマスゴミも切りまくってくださるようお願い申上げます♪
ご著書、さっそく日本より取り寄せて拝読させていただきます。あなかしこ
今日は良い日になりそうな予感。
新宿紀伊國屋でのお買い求めの方のための情報です。
「潜入ルポ 中国の女」
3F-A07(海外事情(中国))
1F-A08(男性エッセイ)
福島香織さんは女性だと思っていたのにぃー。
香織師匠
お帰りなさ~い♪
> …家を飛び出した娘が、ん十年ぶりに実家にかえってきた…
娘…は兎も角、親不孝はしとらんと思います。 家計の事情だし…
フリーランサーである以上、今後izaで濃いエントリは無理でしょうが、販促ネタ投下の場所として使われる事を望みます。
> せめて著書は2冊くらいないといかんやろ…
昨日本屋で「中国の女」探してたんだが、新書じゃなかったのね…orz
フリー起業の御祝儀(笑)として拝読させて頂きます。
> とりあえず、きちんとご飯は食べられています…
これが一番気懸かりだった…twitter見てたら頻繁に中国行ってるし全く問題ないとは思ってましたが…
なんだ、やっぱり(笑)。
落ち着くところに落ち着きましたね。
産経新聞社を「しまった!」と思わせるようなご活躍、期待しています。
1.『潜入ルポ 中国の女―エイズ売春婦から大富豪まで』(文藝春秋)
2.『中国のマスゴミ―ジャーナリズムの挫折と目覚め』(扶桑社新書)
3.『危ない中国 点撃!』(産経新聞出版刊)
amazonにて、1.発注、2.お知らせメール登録。3.は中古しか売っていないみたいですね。過去のを含めたら三冊世に出ている訳で、立派なジャーナリストですw
あと中国新聞趣聞はお気に入りに登録しておきましたよ。
ここは近況報告と下書きUPで読者獲得に利用されたら良いのではないでしょうか?食事と睡眠に気を付けて、規則正しい生活の上で、ご多忙を楽しんでください。
重刷なると良いですね。
好久不見
Twitterはフォローさせていただいていましたが、やはり細切れ。
此方のブログは全く更新がなかったので、どこかえ鞍替えされたかと思って居ました。
昨日宮脇書店を覗きましたが見つけられず。
本日旭屋書店本店であたって見ます。
ebooksでは発売になりませんか? 探して見ましたがみつかりません。
頑張ってください。
> というか、これで自信つきました。原稿用紙300枚くらいなら1週間あれば書けるんだな、と。
コラコラコラ!
業界の最重要軍事機密を洩らすな!
...応援してんのにアダで返しやがって(爆)
電子書籍が一般化すれば、本も出しやすくなるのでしょうが。
週末にでも本屋を覗いてきます。
新刊発売おめでとうございます。
洛陽の紙価を高めることを期待しております。
旭屋あたりでサイン会の予定なんて、ないですよね。
ニコニコ動画も拝見しましたよ。動く福島さんを
見たのは初めてですが、関西なまりはないんですね
(私が関西人なので、わからないだけかもしれませんが)。
To kinnyさん
え?これって機密だった?
To hanyukezhanさん
ありがとうございます!よかったらレビューしてやってください。
To デロさん
よろしくお願いします!
To gtzhenさん
ありがとうございます!
To lenyさん
ありがとうございます。がんばりまっつ。
To nihonhanihonさん
そうなるべく、精進します!
To 一閑さん
ご飯たべられたら、とりあえず、OKですよね。
To ss400さん
男性エッセイというのは男性向けエッセイ、ということでしょうか。
>今日は良い日になりそうな予感。
>
>新宿紀伊國屋でのお買い求めの方のための情報です。
>「潜入ルポ 中国の女」
>3F-A07(海外事情(中国))
>1F-A08(男性エッセイ)
>
>福島香織さんは女性だと思っていたのにぃー。
>
To 丸山光三さん
ありがとうございます。ご期待にそえるよう願います。
>福島様、
>おめでとうございます。これからはフリーの立場で、シナのマスゴミだけでなく、産経をふくむ日本のマスゴミも切りまくってくださるようお願い申上げます♪
>ご著書、さっそく日本より取り寄せて拝読させていただきます。あなかしこ
福島様、おかえりなさい。
お元気そうで、なによりです。
今後も益々ご活躍されることを期待しております。
追記:アマゾンで本を注文しました。
おっと、遅れを取った!
既刊の方は今日本屋に走ります♪
Amazon も早いけど、走った方がもっと早く読めますからね (^o^;v
To 福島香織さん
>え?これって機密だった?
というか、せめて二週間くらいと偽証を..
たださえ安いってのに、原稿料の下げ圧力や、編集者のツメの厳格化につながるような言説は慎んでいただきたいのう。家族旅行とか入れちまって
「300枚は余裕でしょ」
とか言われちゃったら、泣くよ?
ご尊顔を仰ぎました。
細面系の方と一人よがりしておりましたが丸ぽちゃ系だったんですね。
でも、これからは筆力で勝負。
関西人パワーでファイトしてください。応援しますよ。
お・か・え・り・な・さ・い・!
書いた本をこれから発注しま~す。
応援しています。中国でいえば、宗教ネタとか、アムウェイなどネットワークビジネスねたとか、社会を水面下で動かしそうなところを突っ込んでいただければありがたいです。東南アジアはじめ海外の中華系社会では、どこにいってもそういうのに当たるので。それと、お願いですから第三文明とか潮とかいう本当のゴミには寄稿しないでくださいね。
長い無沙汰でしたね。
これだけ頑張っていれば、それも良し。
自分で読むかは怪しいが、テーマは悪くはないですね。
宣伝でも無心でも、この場は暖かいので気にしないで
やって下さい。
がんば~れ!
帰って来たか。。。。ラジオに注目。大竹まことの番組にメールでも送っとくか。。。¥^^
正誤表
第一生(⇒章)は河南省エイズ村にお忍びで言(⇒行)ったときにであった、
ファンとしては、継続的復帰を望みます
ついで
時事小説なんて企画いかがです?
駄作をトラックバックします
読みましたよぉ。
ネタバレにならない程度ですがレビュー付けておきました。
著者の喧嘩っ早い所は伏せておきましたよw
福島さん、お帰りなさい。ほとんどコメントを書かせて頂いた
ことはないのですが、自分が中国からの食品の輸入に携わって
いることもあり、ずっとブログは拝読させて頂いていました。
これからも小気味よいツッコミ調子でいろんな記事を配信
お願いします。
話しは変りますが、自分も関西人で最近は結構ならまちあたりに
良いお店がオープンしており、帰省のおりには立ち寄られたら
結構ほこっとすると思います。
福島さん お帰りなさい。
「普通の中国人」を見ると、色々考えさせられます。そいう「さまざなな普通の中国人」に光を当てる視点が福嶋さんの武器なのでしょうね。
日経へのリンクは混雑しているのか、この時間は繋がりませんでした。またトライしますね。
頑張ってください。
>日経へのリンクは混雑しているのか、この時間は繋がりませんでした。またトライしますね。
残念ながら、日本に巣がない海外在住者は会員登録できなかったです。
あと、無職や専業主婦の人もかな?
従業員数は必須です。と表示されました。
まあ、わたしがシステムをよく分かっていないだけかもしれませんが・・・
自由のようで、結局は所有するデーターでふるいにかけられるネット不自由さを感じる今日この頃です。
こんにちは
そういえば福島さん、以前一度、日本語情報誌
Tの会で、名詞を交換した国翔の者です。現在
は在籍してませんが、その時、日経新聞の方も
居られた様でした、、、。北京狭いですね。
春節からIZAブログ書いてます。よろしくお
願いします。日本の友人にこの本、買って持っ
て来るよう言っておきますね。
名刺が誤字になってしまいました。
このように、最近始めた、おじさん
ブローガーですので、ご指導よろし
くお願いします。
自分の居場所が見つかってよかったですね。
サンケイ新聞の甥は、結婚式のために特別に芸能人のような新聞を作ってもらっていました。
福島さんを「知ってるけど、雲の上の人で話したことはない」と誉めて言っていました。
1ケ月で書きあげるのは凄いことですが、日本の評論家の中には5年前に中国に1回行った時の事を取り上げて、中国はこのようだと書いている人もいます。半年も行っていないと、様変わりするのにどうなんですかね。
フリージャーナリストとして期待しております。
私も半年以上行っていないので、また中国にいくつもりです。
福島香織さん
復活おめでとうございます。
失業者から解放されたんですね(;つД`)
私は未だに失業者・・・。
ご活躍をお祈り申し上げます。
かおりん!
お帰り。ご著書買いますのでね。(まだ買ってなくて、だけど。)
扶桑社新書『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』
こちらは本日アマゾンからメール届きましたので発注しました。
週末の旅行中の読書になりそうです。
福島さん、お帰りなさい。フリーな立場でジャスミンの花香る中国をまた取材してください。拘束されませんように気をつけて。イザ!には福島さんを待ってる人多いですよ。またトラックバックしますのでよろしく。
福島さんカワイイ!四川の人たちもごはんくれる訳ですね。本も買いますよ。またリアルタイムのナマレポートもまってます。
扶桑社新書『中国のマスゴミ ジャーナリズムの挫折と目覚め』も届きました。
土日の読書はこれで決まり。っつうかチラ見したら面白そうでしたので「中国の女」と同じくアッと言う間かもしれませんw またレビューあげておきますね。
福島様、お帰りなさい。
今後は、マイペースで記事を書いて下さいね。
著書2冊、早速注文させて頂きました。
何!福島氏の写真付きか!ツイッターの写真とは違うのか?
福島香織様。
最近、中国語を含めて中国情勢に非常に興味をもっております。
そのさなか、中国レポートの巨匠【福島香織ブログ】と遭遇し、
鳥肌が立つような感動を覚えております。
今後とも、楽しいレポートを楽しみにしております。
・・・・合掌。
福島さん
まず、「潜入ルポ 中国の女」を読みました。1日で。
感想ですが、まるで、日本の民俗学者宮本常一氏のような取材力とフットワークを感じました。そして、「賢い人は例え話が上手い」と言いますが、全編に上手い比喩をちりばめておられ、感心しながら読みました。一番気に入ったのは、179ページです。ツェリン・オーセルさんのところの最後の部分です。女性の強さの根源が判ったような気がします。次は「中国のマスゴミ」を読みます。前には「危ない中国 点撃!」も読んでいますし、産経新聞のあなたの記事は全部読みました。ご活躍をお祈りします。Twitterのkaokaokaokao も読んでいます。
なんか、書いて下さいね~
福島香織様
大井町駅前某書店新刊コーナーに福島様の渾身の告白手記【中国のマスゴミ】がかろうじて1冊残っており、拝読させていただきました。
贈賄と偽りに満ちた国家権力によるペンを折られ、
マスメデイアの真の報道のあり方等々・・・考えさせられました。
・・・合掌。
ブログ更新を本日発見。ご著書を入手するよう日本にいる娘に頼みました。
今思うと・・・
福島香織さんは、あと10年もしたら
「福島50」になるのでしょうか?
それまでには戻って来てほしいですね。
今なら冗談言えると判断しました。
RSSを外していたので里帰りに気づくのが遅れました。 その後のご活躍を嬉しく思います。
日経ビジネスのチャイナゴシップを興味深く読ませてもらいました。 とくにJビザ絡みのくだりを読んで当時のことやその後のことなど得心しました。 しかしフリーになって後ろ盾がないのに、新聞では書けないようなネタを求めて懲りずに突っつきまわっているのですから、いつのまにか行方不明ということもあろうかと心配の種は尽きません。
1週間連絡がなかったら、このファイルをイザにアップするようにと日本の誰かに超々爆弾ネタを託しておくとか、保険を心がけてください。 そんなネタはなくとも、しばらく連絡がなかったら行方不明だと誰かがイザにエントリあげるようにしておいてください。
>敷居が高くて玄関が開けられない。
普通、高くて跨げないですよね。
跨ぐどころか玄関で躊躇する感じがよく出てますね。
でも、そんな心配いるもんですか。
ワシントンに居るあの自尊心のものすごく強そうなご老人(私よりも年上だから立派な爺ですワイ。)だって何が本業かバカスカご自分の本のコマーシャルを油断なくイザ!でされておりますから。
東北地方の津波も、オバマのせいではなく彼が出版された本の題名の・・・いや、調子に乗るのは貴エントリーでは控えましょう。
アマゾンをポチして評を読んでみました。
皆さん最後にはお勧めしているなと感じました。
ちょっと気になったのは
>強い女性のインタビュー。
これは強い女性へのインタビューと文の繋がりでわかります。
>友人のスペイン人ジャーナリスト、ヘリベルト・アラウージョ君のインタビュー「中国が世界を喰い尽す」です。
これも福島さんの「の」の使い方で推測して宜しいのでしょうね。
「の」は所有の意味もありますからややこしいです。
最近の若い方々の日本語の使い方はさっぱり分からなくなってしまった浦島トムです。
福島さん、初めまして。
私も先週岩手に行ってきたばかりですが桜もまだまだな感じでした。
菜の花はいかがでしたでしょうか。
どうしてもコメントしたくて今さっき、「IZA」に初登録してやってきました。
「潜入ルポ 中国の女」先ほど読了しました。
本日、本が届いて早速読み始めてから、一度も閉じることが出来ず
一気に、じっくり読みふけりまして
裏表紙を閉じてから、不思議な感覚でじわじわと涙が溢れました・・・。
「中国かぁ~、なんか嫌。いや、結構嫌いかも!」という
差別なのか区別なのかわからない感覚を持ったまま蘇州で暮し始めて1年、
日本人同士でさほど群れることもなく
一歩ひいた俯瞰のスタンスで私の身の回りの少しばかりの「中国」を見て、体感し、唖然と驚愕の連続の中でも、
いつしかそのエネルギッシュさに圧倒されつつも
一時帰国中の今は「早く中国に帰りたいよー」と腰が据わってきましたが、
本を閉じてから、
私が親しくしている働き者の中国女性たちやローカルの暮しぶり、
先月訪れた農村の人たちの顔が浮かんできたり
著書に登場する女性たちの胸に去来するものを想い
自然と涙がこぼれたのだと思います。
まさしく、身近に、日本人駐在者に群がるカラオケ女史も
稼ぎに明け暮れてお金も時間も自分の幸せも持て余している女性経営者なども居ますが
彼女たちに対する私の中の畏敬の念と少しチクチクと痛む複雑な心境を
言葉にしてもらったような気がしました。
私のまだまだな語学力ではこの本の内容はとても伝えられませんが
出来ることなら、中国に生きる彼女たちとこの内容を共有し
どんな意見や感想が出てくるのか
じっくり話をしてみたいものだと妄想しました。
取り急ぎ、乱文ですみません。
ツイッターもフォローさせて頂きますネ。
今後ともぜひご活躍ください。