中国が世界同時不況に貢献する方法

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■もう北京特派員ではないが、やはり、中国のことは気になる。特に中国経済がどうなるか。あらゆる矛盾がぎりぎりまで膨張している中国では、高度経済成長が持続しているという点が最後の砦、これがくずれると、マグマのようにいろんな問題が表に吹き出す可能性がある。現に、中小企業が万単位でばたばた倒産している広東省珠海デルタの深センでは暴動、労働争議がぼこぼこおきている。農村の暴動はともかく、都市部でも社会不安が顕在化しているということは、かなり危うい。

 

■で、中国はこの世界的な金融危機をうまく乗り越え国内経済の持続的成長を維持できるのか。ということが、今後の中国政治社会の安定においても、グローバルな金融秩序の再建においても、かなり重要なポイントだろう。というわけで、きょうは、ひさびさに、今の中国がこの世界金融危機の中、どういう経済政策を打ってでているか、それがどんな効果があるかを考えたい。中国ってば、私が北京を離れてからいきなり、利下げを始めて、金融引き締めから大転換しているのだ。ちょっと目を離したスキにこれだもんなあ。

 

 

■以下、長いから注意して。自分の頭の中の整理をかねた翻訳メモが多い。ちなみに、長くて読んでられんと思う方は、赤字を拾えばダイジェストで言いたいことが分かるようにしました。

 

 

■金融サミット(G20)、

 中国、IMFに外貨準備拠出はちょっと嫌

だって途上国だもん

でも内需拡大で皆様のお役に立つわ

←立てるのか?

 

 

 

■さて既報だが、中国国務院がこのほど、1200億元相当の企業向け減税を柱とした内需拡大策10項目を打ち出し2010年までに4兆元(57兆円)を投入するという緊急経済対策を打ち出した。これ、誤解されている部分もあるが、4兆元まるまるの財政出動、ということではない。要するに総額投資規模が4兆元。現地のアナリストに聞いてみると、プロジェクトの中にはすでに予算が組まれているものもあって、新規のものは4~6割程度ではないかとみられている。それでも2兆元前後だからでかいことはでかい。ちなみに中国のGDP規模は25兆元くらい。今年はもっと増えてドイツを抜くそうだ。

 

 

■この内需拡大策の詳細をのべると、

①安心して暮らせる住居建設プロジェクトの加速

廉価賃貸住宅建設に力をいれ、入居者区改造、遊牧民定住プロジェクトの実施、農村の老朽化住宅の改造テストエリアを拡大する。(農地請負権の市場化も解禁になった、都市近郊の農村からばんばん住宅をたて売りまくれ

 

②農村のインフラ建設加速。農村の湖沼、飲料水安全プロジェクト、農村道路建設、農村電力網、南水北調プロジェクトなど重大水利工程建設の加速および、大型灌漑区節水改造の加速。貧困扶助開発の加速(生活インフラ建設、道路建設は手っ取り早い雇用創設

 

③鉄道、道路、飛行場などの重大基礎建設の加速。旅客専用線、石炭運輸道路および西部幹線鉄道、高速道路網の感性、中西部の幹線飛行機場、支線飛行機場建設。都市電力網改造。

飛行機場ばんばん造る。飛行機とばなくても、とりあえず造る

 

④医療衛生加速、文化教育事業発展。基礎医療衛生サービスメカニズム建設の強化、中西部農村の中学校後者改造、中西部地区特殊教育学校、郷鎮総合文化ステーション建設。

医療・文化・教育建設の整備にもお金かけるぜ

 

⑤生態環境建設強化、都市、小都市の汚水、ゴミ処理施設建設、重点流域の汚染防止、防護林および天然森林資源の保護プロジェクト、省エネ、減排気プロジェクト建設。

省エネ、エコ建設も大きな市場だ

 

⑥自主創新と産業構造調整。ハイテク技術産業建設と産業技術進歩、サービス業の発展。(核心技術で競争力つけよう、これはちょっと無謀?

 

⑦大地震被災地再建プロジェクト。

余裕のある省直轄市に金ださせて四川大地震被災地再建

 

⑧住民収入向上。穀物の最低買い上げ価格の引き上げ、農業資本総合補助、苗種、農機具などへの補助規準の引き上げによる農民収入増。社会保障対象者の水準の引き上げ、都市農村の低所得者への補助増加、退職者への基本養老金水準と生活保護基準の引き上げ。

社会保障インフラの整備もね) 

 

⑨企業にたいする増値税(物品の売買、加工、修理 原材料輸入などにかかる一種の消費税だが中国の場合は企業が払う)改革、企業の技術革新奨励を通じての企業負担1200億元減。

大型企業減税で企業救済

 

⑩経済成長を支える金融への支持増大。商業銀行の信用貸し付け規模制限を取りけし、信用貸し付け規模の合理的拡大。農村、農民、農業問題、中小企業と技術改革、M&Aに対する信用貸し付けを支持。(融資総額制限撤廃されたから、ばんばん融資するぜ

 

 

以上。

 

 

■ところで、財源は?というと、これが一言も書いていない。さすが独裁国家。財源を書かなくてもOKなのである。で本当のところ、どうするのか、と、いろいろ情報をかき集めると、全体のうち中央財政出動が2割くらいをしめて、2割が企業債(社債)、あとの6割が銀行融資、らしい。公式発表ではないから確証はないが。

 

 

■で、6割を担う銀行に金があるのか?というと、あるようだ。中国の預金総額は今のところ46兆6810億元。昨年は株式市場に預金が流れたが、今は株式市場がガタガタなので、金が銀行にもどってきているのだ。だから⑩の融資制限撤廃が効く、という。ちなみに中国の銀行の預金総額に対する貸し出し比率の上限は75%で、今は67・4%だから、一応余裕がある。

 

■緊急財政出動が2割って、中国の財政でまかなえるのかよ、という話になるが、公式データ上、中央財政は2008年1-9月実績でGDP比6・2%の黒字、だそうだ。2008年だと通年だとで3%ちょいの財政黒字。中国のGDP25兆元から算出すると7500億元くらい余裕があるので、4兆元の2割つまり8000億元は余裕でまかなえる、という話らしい。ほんとか?

 

■ようするに、政府主導のプロジェクトにがんがん銀行の融資をつぎ込んで、強引に雇用創出して、庶民の給料あげて、需要を拡大して、金をまわしてゆくのだ、という計画だが、これを可能にするのは、銀行の金はオレのものby中央政府的な中国ならではの強引な手法と言えそうだ。

 

 

 

■この政策を受けて、温家宝首相は10日までに重要講話を発表した。資料用に訳しておく。

 

■新華社北京11月10日

 北京(中央政府)は各省自治区直轄市の人民政府および国務院(内閣)省庁の主要席に者同志の会議を招集し、温家宝首相が重要講話を発表した。彼は「国際金融危機のよるわが国へのマイナス影響に対応するため、党中央、国務院はこのほど積極財政政策および貨幣政策の適度な緩和、さらに経済発展促進政策の実施を行うことを決定。各地区各部者はこの中央決定の貫徹を真剣に実行し準備し、各任務を着実に行い、経済の安定した比較的速い発展を維持するよう努力すべし」とした。

積極財政に向かって大車輪だ。足りないきゃお金を刷りますよ) 

 

 

 温首相はさらに、「国際国内的に峻厳な情勢に直面するなか、経済の安定した比較的速い発展を維持し、クラッシュの出現を防止することはわれわれの主要任務であり、この目標を実現するために、科学的発展観の根本要求の実践と具体体現を貫徹し、社会の和諧安定という重要基礎と基本保障を維持することこそ、わが国自身の発展需要であり、また世界経済への最大貢献である」「わが国はもっか、依然、重要な戦略時期にあり、わが国の経済発展はリスク制御能力および強靱な活力を備え、われわれは完全に自信があり、直面する困難に打ち勝つ能力がある」とのべた。(中国の経済発展は世界同時不況を救うぜ。中国さまにはリスク回避の能力も自信もあるのだ。←でもIMFに外貨準備を拠出するのはあまり乗り気じゃない?

 

また温首相は、「中央は内需拡大を促進する10項目の施策を打ち出し、これはもっかの困難を克服し、長期的な発展を維持するために、すべからく重要な意義を備えている。これら施策の実施がすべからく求められ、迅速に着手し、重点をおき、正確に実施、実のある仕事をせねばならない。着手を迅速にというのは、一分一秒をあらそうということであり、時期を見誤ることをゆるさない、ということである。重点を置くということは、強力に堅固に実施し、経済の速すぎる原則を根本的に転換させるということである。正確ということは、ポイントをしっかりつかみ、重要な点を特に重視し、効果をはっきりさせるということであり、実の有ると仕事とは、確実に実施するということである。」(早く確実に重点的に、効果あきらかな仕事しまっせ

 

温首相が策定した中央政策施策7つのポイントとは、

 

①投資を増加し、投資構造を優化する。中央が出した十の施策のうち主要なのはつぎの4種類。1)大規模な民生プロジェクトの実施を加速、2)大規模なインフラ建設プロジェクトを加速、3)経済発展増強に有利にじわじわきいてくるような一連の大型プロジェクトを早急にスタートさせる、4)産業構造の調整と優化レベルアップをポイントとしたプロジェクト建設に対する支持の増大。

 (政府主導の建設プロジェクトに金をぶちこみまっせ

 

 これらのの措置を実施し、重大投資に対する管理を強化し、真面目に可能性の研究論証を行い、投資の質と効果をレベルアップする。市場に対しては自主投資を奨励、導き、民間資本を政府が奨励するプロジェクトや国家産業政策領域、広範な民生プロジェクトへの参与とインフラ設備、生態環境建設に導入し、政府投資の呼び水作用と民間投資の積極性を、有機的に結合させる。

 (企業も、おらおら金だせ

 

 ②消費需要の拡大、とくに住民消費需要の拡大に力をいれる。消費拡大と収入分配政策を結合させ、就職拡大、サービス業の発展を結合させる。最も重要なのは、住民収入増大を万策をつくして行い、消費能力を高める。国民収入分配の枠組み調整に力を注ぎ、中低所得住民の比重を高める。消費の制度的政策的障害を取り除く努力をし、住民消費の予想を改善し、住民消費需要の拡大を促進する。

中低所得者の可処分所得を増やします) 

 

 ③不動産市場の安定した健全な発展を促進する。不動産業は国民経済の重要な柱であり、鉄鋼、建材、家電居住用品などの産業発展を左右する。また金融業の安定発展にも重要な関係があり、住民消費構造のレベルアップを推進し、民生を改善する重要な作用もある。不動産市場の情勢を真剣に分析研究し、正確に不動産情勢を導き調整する必要がある。

 (デベロッパーにはちょっと泣いてもらう?安い家たてろや。

 

 経済的な廉価賃貸住宅やエコノミー仕様の賃貸物件への投資、購入、開発建設を増加させる必要がある。中小型、中低価格の普通商品住宅開発の安定発展を促進する。中古物件市場および賃貸市場の発展を加速させる。継続して不動産市場秩序を整頓し市場取り引きを規範化する。

で、みんなおうちを買おう!) 

 

 ④輸出の安定増加維持を努力する。輸出税還付金、対外貿易発展基金、財政貼息など政策措置の総合運用を行い、自主ブランド、核心技術の産品と大型機械設備、農業・軽工業某生業など競争力ある労働集約型産業の輸出を支持し、輸出市場の多元化戦略の実施を加速し、国内が必要とする先進技術、設備、とくに部品とエネルギー原材料の輸入を積極拡大し、とくに戦略的重要物資の備蓄を増加する。(ドルが安いうちに戦略重要物資を買い込んで備蓄

 

 ⑤企業の質と市場競争力のレベルアップに力をいれる。経済の安定的な比較的派迅速な発展を維持し、最も根本的なのは企業の活力を刺激し、企業発展を促進することである。各種企業は切磋琢磨し、自主創新を加速し、産業構造を優化し、産品の品質をレベルアップし、市場開拓能力を増強し、市場競争力を向上させる。各項目のマクロ経済政策は企業発展に有利でなくてはならず、財政税制、金融、貿易、産業、徴収などの方面で多種多様な政策措置をとり、企業の併合再建を積極推進し、企業、特に中小企業発展を支持する。(ある程度の企業淘汰はいたしかたあるまい

 

 ⑥金融財政の仕事を真面目に行う。金融コントロールをを改善し、多種多様の政策ツールを総合運用し、貨幣信用貸し付けの合理的な増加を維持する。銀行、証券、保険業はすべからく経済成長促進を一層支え、実態経済の金融サービスに対する合理的な需要を効果的に満足させる。株式市場の安定発展を促進させ、金融企業の基礎管理強化、内部のコントロールとリスク防止モデルをしっかり強化する。金融監督管理を強化し、監督管理と協調メカニズムを万全にし、金融リスク防止を有効に行い、わが国の金融安全を確保する。財政増収工作を大回転で展開する。法に従った徴税管理を強化し、財支支出構造を優化調整し、経済社会発展に対する発展の薄弱なポイントへの比重を大きくして、一般性支出を厳格にコントロールする。

 (銀行の金をがんがん運用する。でもリスク回避はしっかりね

 

⑦重要ポイント、重点領域の改革を積極推進する。増値税転換改革を全面的に実施する。有利な時期を見極め、ガソリンなど製品油、天然ガス価格の形成メカニズムをさらに合理的なものとする。医薬衛生体制改革推進を加速し、改革のテストポイントをうまく組織し、政策をうまく組み合わせる。政府の職能をさらに転換させ、効率をレベルアップする。(増値税改革で企業減税を。今までの生産型増値税から、消費段階での付加価値税にかえていく。価格統制はそろそろ限界

 

 温家宝首相は、もっかの経済工作について三つの要求を出した。①統一思想と強い自信を持つこと。各地区各部門は党の第17回党大会および第17期3中全開の精神を全面的に貫徹し、思想認識統一をしっかり行い中央の国内外経済情勢の分析判断に基づいて、中央の政策決定のもと統一し、科学的発展観の要求のもとに統一すること。中央の積極性を努力して発揮するだけでなく、さらに各地方の自主性、創造性も十分発揮すること。国家の危機に対するし主導作用を十分発揮するだけでなく、企業の能動性も刺激し一緒に動かすこと。マクロコントロールの柔軟性、的確性、有効性を強化するだけでなく、資源配置に対する市場の基本的作用を十分に発揮させる。

 (伝家の宝刀、科学的発展観でのりきる。ようは気持ちの問題さ、って中国らしい

 

 

 ②協調性を強化し、中央が決定した経済の安定した比較的迅速な発展促進の政策措置を迅速に一定レベルになるまで、手綱をゆるめずしっかり行う。そのメカニズムを打ち立て、責任を明確にし、強力を形成し、監督査察を強化し、しっかりと成果を出す。投資項目と資金の監督管理を強化し、仕事の透明度を高め、上手な資金運用を保障し、効果を発揮する。(中央と地方の協調資金の監督管理強化と透明性が大事←でも中国でこれができるなら、誰も苦労しない

 

 ③風紀を転換させ、真面目に実質的に取り組む。各レベルの指導者幹部は調査研究を深く実施し、傾向、根本的な問題を鋭敏に発見、把握し、より重要で難しい問題に注目し、時期をはずさず研究、解決すること。(地方の政府・党の風紀を転換させ、まじめに仕事させる←しかし、腐敗は中国の政治文化。できるものなら、さっさとそうしていたな

 

この会議には、国務院の李克強副首相が会議の議長となり、回良玉、張徳江、王岐山各副首相が出席。劉延東、馬凱、孟建柱、戴秉国各国務委員が出席した。また各省、自治区、直轄市人民政府、新疆建設兵団の主要責任者、国務院関係部門責任モノ、北京の国有重要基幹産業企業の幹部。党中央、全人代、全国協商関係、最高法院、最高検察院、各民主党派、工商連合責任者らも参加した。

 (以上新華社翻訳)

 

 ■この内需拡大政策、現地アナリストにきけば、「細かいところは不透明だが、ざっくりみれば、プラス評価。けっして無茶なプランではない」という。ちなみに、中国は97年のアジア金融危機のときも、毎年、フランス全土の高速道路に匹敵する距離の高速道路建設を行う道路建設投資で雇用を創出し、景気を活性化させ、金融危機をしのいだ実績がある。

 

 

■今回は投資の対象が主に廉価住宅で、中所得者の消費拡大につながらせるのが狙い。ただし、効果がいったいいつ、どの程度?というのは、情報が少なすぎてわからない。今から準備しても、着手は年明け、効果がでるのが再来年、となれば、今猛烈な勢いで企業がばたばた倒産してぼこぼこ暴動が起きている状況をみれば、ひょっとすると手遅れの可能性もある。また、中国の常として、細部の金の流れに不透明な部分があり、汚職、腐敗、利権構造で、せっかくのよさげなプランもぐちゃぐちゃになる。

 

 

■ちなみに、フィナンシャル・タイムス11日(中国語ネット版)は、「この4億元投資によって明らかに利益を受けるのは、鉄鋼など大型国有企業はじめ、既得権益層」との分析を加えている。その理由は、中国のもともとの経済構造の問題は、過剰投資と多すぎる貿易黒字と低すぎる内需の成長だった。そこに、今回のような巨額投資をもって、問題を解決できるのか。収入分配の不合理があり、それが貧富の差を拡大する。利益は投資部門への分配が多く、投資部門の雇用はもともと、少ないから小数の人間が富を独占する結果となり、資源は政府に集中する、と。過剰な生産は輸出にいくしかなく、さらに産業構造を悪化させるしかないのではないか?と。

 

■庶民のネット上の反応も、「企業減税が庶民の生活に反映されるには、企業の強欲なトップを絶滅させねばならない。でないと4億元以上の金をつぎ込んでもたりない」といった批判がある。(人民ネット強国社区掲示板)

 

 

 

 

■このプランを劇薬としながらも、おおむね評価している李稲葵・清華大学世界経済研究センター所長もCCTVの番組でこんな話をしている。

「関連領域の改革の継続推進が必要だ。たとえば、収支の公共による監督、民衆による監督、メディアによる監督が必要だ。(中略)結局これらの金は長い目でみれば、納税者の金であり、庶民の金だ、だから必ず透明性を高め、収支の公共での開示が必要」。さすが汚職国家、みんな同じことを一番懸念している。

 

 

■さて、この景気刺激対策プランを携えて、胡錦濤国家主席は15日の金融サミットに参加する。人民日報は次のように報じている。

 

「今回のサミットは、米ドルを基軸通貨とした現今の国際通貨システムに挑戦するものとなる」「1兆9千億ドルの外貨準備を擁する中国は、国際通貨システム改革について真っ先に発言権を与えられた。また米国国債の2番目の債権者である中国に対し、国際社会は改革への参与を期待しており、期待感はかつてないほどの高まりをみせている」(11月5日)

 

■中国に対しては巨額の外貨準備高をIMFに拠出して、世界経済の救世主になれや、との声が米英あたりから飛んでいた。しかし、これについては中国は乗り気でない。香港明報などは「中国は世界の救世主にならないだろう」と報じている。「先進国と途上国の利害は一致しない」「中国は、巷の『中国責任論』を防止する必要がある」「欧米が衰退すれば、その輸出に頼る中国の台所だって火の車なんだから、(IMF拠出より)先に自分を守る必要がある」というのが理由だ。そのかわり、中国は内需拡大で世界経済に貢献するからさ、と温家宝首相はすでにゴードン・ブラウン英首相に電話で伝えている、という。

 

 

■まあ人民元が国際通貨システムの中で重要な役割を果たすにはン十年早かろう、と思うし、毎日暴動おきているような国に「おまえ、ホワイトナイトになれ!」っていわれても、そんなことすれば国民が、他国を助ける前に俺らを助けろ!と怒り出すだろう。一応、この内需拡大プランを引っさげて、これをかわりに、と出してみても、なんだよ半分は昔のプロジェクトじゃん、ということはすぐにばれるし、中国の巨額外貨準備高は、嫌でも金融サミット中の話題に上がることだろう。そこでこんな意見がある。「外貨時準備を内需拡大政策に使うと宣言すればいい。今中国がそうするといったところで、G20のどこの国も反対しない。むしろ、賞賛を浴びるだろう。そのくらいすれば、世界の景気回復の牽引力となるくらいの内需拡大が期待できるのでは」(前出のアナリスト)。

 

 

■というわけで、今度の金融サミット、中国の出方を注目している。うまくいけば、サミットで(IMFに拠出しなくても)ヒーローになれるかも。しかし、その前に政策の透明性が担保できる情報公開制度と報道の自由がほしいところだ、とも思う。

 

 

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「中国が世界同時不況に貢献する方法」への40件のフィードバック

  1. ♪こんばんは 久しぶりに読み応えある内容ですが・・・本当かいな!?。
    あの国の公式発表と事実が違うのは、福島さまがよくご承知のことかと!!

  2. (つづき)このところ忙しく、自分の時間がほとんど取れません。今まで自由にしてきたリバウンドだと思っています。本来の仕事を頑張っているおかげでしょうか、国会議員の先生方とメールで意見交換したり、直接の訪問を受け、「我が党の医療政策について意見を聞かせて欲しい」など、「聞く相手を間違っていませんか?」と思わず言いそうになるテーマで質問を受けます。数年前に東京都議会議員(厚生労働委員会のメンバーでした)からメールを貰い、電話したら「?」と言われ、「あまりにも詳しいので東京のヒトだと思っていた」と言われたこともあります。5~6年前に警鐘を鳴らしていたことが、このところ東京では現実に起きているため、評価されたようです。
    福島様の文章、日本に帰ってからイキイキしていますね。首相番の記者になっても、中国の事は書き続けて下さい。数年~十数年すれば「福島は正しかった」となると思います。蛇足ですが、東アジア@2ちゃんねるに福島様の記事をタイトルにしたスレッドが立ち、写真を2葉getしました。すぐにカキコするとgetするヒトが増えそうなので、時間が経ってからカキコしてます。福島様は予想通りの美人でした。

  3. 毎回拝見させていただいておりました。
    この度初めてコメントなのです。
    突然で大変申し訳ないのですが14日に確定される国籍法改正案の件についてなんです。
    国籍法改正で父親の認知のみ(DNA鑑定なし)で日本国籍取得という法案が14日にも通ろうとしてます。
    さらに与党は二重国籍も認めたいという方針も出しているそうです。
    もしこの国籍法とセットになれば気化した外国人がバイト代わりに
    外国の親戚たちを合法な上で子供を認知すれば大量に子供とセットで
    さらにその親(母親)が押し寄せてきます。しかも子供は20歳までという緩い制度だから 数年で劇的に外人が増加します。
    中国人留学生も1年日本に住めば日本国籍を持て しかも中国国籍を失っても再取得することができます。
    法務省は現在の民法でも「偽装認知」という事実を確認しておきながらこちらの穴をうめず、DNA鑑定は絶対しないと断言していました。
    おまけに韓国も二重国籍容認を突然打ち出した。
    ttp://news.onekoreanews.net/detail.php?number=3782&thread=04
    韓国人も今経済破綻寸前だから押し寄せるでしょう。
    これは日本という国が壊れてしまいます。マスコミでは誰も報道しません。
    福島さんなら中国の問題点を淡々と報道していただいた福島さんならと思い
    意を決してコメントしました。お願いですからテレビで取り上げてください。14日の法案を審議未了にし、今少し吟味して国籍法改正について考えてほしいと心から思っております。

  4. さすがに故郷のことになると字数が増えますね。
    またゆっくり目を通します。
    質問があれば次にします。

  5.  この未曾有とも言われる経済危機に、中国もまた経済閣僚に優秀な人間をそろえて乾坤一擲の解決策を実施し様としているのは明らかだと思います。
     ただ中国の中央政府がどんなに真摯に経済政策を立案したとしても、それを末端に至るまでの共産党幹部が正直に実行するのかどうか、全く期待できないという現実が問題なのでしょう。
     どんな効果的な政策を立て、あるいは大量の資金を投入したところで、その努力のうちかなりの部分は、地方各位の共産党幹部の懐をうるわせる賄賂(あるいは横領)として消えていきます。
     ドラスティックな変化が予想される場合は、それがより劇的であるほど、ドサクサにまぎれて大規模な汚職が可能でしょう。
     日本人が心配するまでもなく、中国人自身が『権力者と言うのは、そういうことをするものなのだ』と考えていますから、中国政府が経済指導をすればするほど困窮する人民が増え、その一方で私腹を肥やす権力者達は栄える訳で、政府に対する不満や憎悪はますます高まるものと思われます。

  6. 指摘事項
    「・・・一種の消費税だが中国の場合は企業が払う」
    日本においても消費税は企業が払うんですよ。(無論、その税分は価格に反映され、消費者が払いますが・・・だから間接税と言います。)
    「現に、中小企業が万単位でばたばた倒産している」
    これも、日本の企業倒産とは事情が異なります。
    景気が悪くなり、利益が出なくなったので、さっさと店じまいしているだけ。(実際には、会社の資金や資産を売り飛ばして自分の懐にしっかり回収して、会社を倒産させる。従業員とか地域には一切配慮しない経営ですから。無論、一般労働者としては全く違いは有りませんが・・)

  7. 日本では理解が難しくあまり取り上げられませんが、中国の商取引の諸悪の根源は増値税制度でしょうね。どう改革するのでしょうか。
    商取引ごとに税務署指定のインボイスを発行するという、非効率で馬鹿げた仕組みをやめない限り、中国企業は世界の下請けのままです。
    確か、ハイアールなどの弱電メーカー各社の今年の業績はぼろぼろだったはずです。頼みの外資も輸出が激減し、国内販売の未回収債権が増大している状況で、これがさらに続けば、政府がいくらインフラ投資をしても中国の不況、企業倒産、失業者の増大は避けられない気がします。

  8. To mamasanさん
    昼ぶらで聞こうとおもったのだけれど、時間がたりなかった。みんな給付金のこと優先して聞きたがったし。夜ぶらで聞けるよう努力します。

  9. To あほらしCosplayさん
    申し訳ないですが、中国についてはいちおうライフワークにしているので、書き続けます。気に入らないのであれば、見ないことをおすすめいたします。

  10. >銀行の金はオレのものby中央政府的な中国ならではの強引な手法と言えそうだ。
    一千兆円の借金を負った日本と、どっちがましやら。
    >飛行機とばなくても、とりあえず造る
    財政大赤字でも、医療、福祉、環境対策の金がなくても、必要性の低い道路その他公共工事を延々と続けている国もありますね。
    >ようは気持ちの問題さ、って中国らしい
    気持ちを大きくするために、財政赤字も何のその二兆円ばらまくのだと言った首相がいましたね。
    >企業がばたばた倒産して
    これって儲からない店をさっさとたたんでいる中国人もあるのでは。
    あしもとでトヨタやソニーも死にそうになっている日本が笑えるのかしら。
    >ぼこぼこ暴動が起きている
    不況になると派遣労働者が使い捨てで首を切られ、若い人が家庭も持てず、ネットカフェ難民が増えていても暴動が起きない国の方が、ある意味恐ろしい。
    >政策の透明性が担保できる情報公開制度と報道の自由がほしいところだ
    これもある意味ブラックユーモア。
    「自由と民主の国は大丈夫だが、非民主国は破たんする」という幻想をお持ちの方は、そもそも金融不安がディスクロージャーの足りないサブプライムローンが証券化されて米国から世界中にばらまかれて起こったということを、思い起こす必要がある。

  11. 金融不安がディスクロージャーの足りないサブプライムローンが証券化されて米国から世界中にばらまかれて起こったということを、思い起こす必要がある。
    経済危機の拡大に、中国の生産力急拡大がバブルを拡大した
    一時は、デカップリング論さえ出るほど中国の為政者に自信を抱かせた
    外貨の吸収と生産力拡大は、アメリカ政府のドル垂れ流しと、相まって
    危機の発現を遅らせ拡大したと思いますよ。

  12. はじめてお邪魔します。
    ここ数年の世界の経済成長はアメリカの借金の御陰で成長できていたんですね。サブプライムでアメリカがこけたら、アメリカに頼っていた世界の国々が行き詰まるのは、ある意味当然でしょうね。その中で中国の対米依存度がとても高かったようで、これからどうやって成長しようということだと思います。外需が急速に収縮する中で内需拡大に走るしかないのでしょうね。でも、私も判らない。中国経済は内需拡大できるんだろうか?
     
     これだけの財政支出をすれば、普通は経済は回り出す(はずです。)でも、多くの人が指摘するように、中国国内の民生水準を上げるより、一部の人が財産つくって海外に逃げちゃう方に1票いれます。

  13. To 福島香織さん
    >To mamasanさん
    >
    > 昼ぶらで聞こうとおもったのだけれど、時間がたりなかった。みんな給付金のこと優先して聞きたがったし。夜ぶらで聞けるよう努力します。
    返信ありがとうございます。
    マスコミはまったく取り上げてくれないので難しいかもしれませんが・・・
    でもここで通らないと犠牲者が多数存在するかもしれません。
    日本国民として気付いた人はできるだけの事をするつもりです。
    もし可決され通ったら夜も眠れません。あらゆる計画が周到に動いている
    のだけは感じ取れるのです。
    現状で、戸籍法が不正があるという事を認めたのに法秩序の維持、国民の権利擁護を怠り、それを是正せず、横暴に国籍法だけ改正しようとしています。現在の日本国民の生存権を脅かしています。日本国民は人身売買を助長の手助けをする法案は許せません。またこれをたたき台にして二重国籍法を推進するK氏は許せません。気付いてる人は気付いています。
    マスコミの情報操作にうんざりです。

  14. 増値税については、企業の固定資産取得に際し仕入増値税として控除できるようにするらしいと噂が流れてますね。おかげで設備関連は検収を来年に延ばしてくれという話がポツポツと。金を前払いするなら、まあ、いいんですが。

  15. 福島記者
    > だって途上国だもん でも内需拡大で皆様のお役に立つわ←立てるのか?
    福島節完全復活! お待ち申し上げて居りました♪
    > 今回は投資の対象が主に廉価住宅で、中所得者の消費拡大につながらせるのが狙い。
    各種政策、特に上記の文言通りに対策を講じるのなら、まあ効果はあるでしょうね。
    この場合の「中所得(層)」がン億人単位であればの話ですが…純粋に年所得で標的階層割り切ったらどないな構成になるんやら…
    ニュータウンや新築マンションの建設増大は確かに効果的な内需拡大策なんですけど、購買対象…って言うか誰にどう買わせるかを主眼にやらんとねぇ…日本における嘗ての住宅金融公庫みたいなものって、中共の「科学的発展観」的にあり得るのかな?
    根本的に「内需拡大」だけを高らかに唄う政治家って信用できないんですよね…響きは良いけど具体的手順に言及しない人多いもの…無論我が国の場合もです♪

  16. 「中国の商取引の諸悪の根源は増値税制度・・・」
    中国の増値税制度は、日本の消費税制度と全く同じですよ。
    日本の場合、性善説で制度化し、企業は真面目に納めているだけで、中国の場合性悪説に従い、領収書が指定されているだけです。
    日本みたいに様式・形式を放置すれば、空領収書を発行しあって、全ての企業が法人税を払わなくなりますから!!
    領収書様式の指定と税制とは全く関係が無いです。

  17. To mamasanさん
    きのうの夜ぶらでも、質問リストにいれておきましたが、時間切れでうちきられてしまいました。政府高官に、この問題についての認識をきくと、最高裁で法律(国籍法の結婚条項)が違憲との判断を下された場合、法律を改正することじたい当然というか、いたしかたない、ということです。ただ、これが偽造認知ビジネスの隠れ蓑になるのではないか、という質問にたいしては、「それはやってみないと(法律が施行されてみないと)わからない」という認識。「議論にもなっていないので、検討したことがない」とのことです。ようは犯罪が起こってから考える、ということでしょうか。
     問題提起しようと思っても、注目をあびていない問題に関しての質問を総理ぶら下がり取材で前の方で出そうとしても、なかなか難しいものです。
     日本の憲法、法律体系においては、この国籍法改正はしかたないとは思います。またDNA鑑定については、プライバシーの問題があるので、当事者(父親と母親)にその意思がないのに、検査を政府が強制するのはおかしい(これも違憲となる?)。となると、どういう形で犯罪をふせぐか。なかなか知恵がいりそうです。
     思うに、日本の法律、制度はすべてが性善説に基づいているような気がします。国籍法しかり、こんどの給付金しかり。お金持ちは辞退するだろう、そんな非常識なことしないだろう…。日本人は法律のしばりがなくとも、常識的な感覚で善悪を判断し行動する人が多いですが、世界は正直いって腹黒い?人が圧倒的多数。法律とはウラをかくためにある、上に政策あれば下に対策あり、賢い人間は正直である必用はない、なのです。グローバル社会になって、日本が損したり、カモにされたりするのは、これはもう、仕方ないかもしれません。

  18. 福島さん、
    アメリカは、不良債権を世界中にばら撒いた金融機関に7,000億ドルを投じるのに対し、中国は、4兆元(約6,000億ドル)を将来のための固定資産形成に投じることは何が悪いのか?
    日本の建機メーカーにとって朗報ではないのか?
    日本は高度成長期において不況時につねに公共投資を繰り返して景気を支えてきたことは知らないのか?
    中国は危ういと、20年前からずっと騒がれてきたではないか?
    98年アジア金融危機の時、
    「人民元の切り下げはもう時間の問題だ」
    「中国は不良債権の塊だ」
    「銀行破綻はもう時間の問題だ」など云々、産経新聞は毎日大騒ぎしていたのではないか?嘘なら、過去の新聞を見てください。
    ところが、人民元は切り下げどころか、切り上げになっているぜ!
    中国の銀行は破綻したどころか、世界的なメガバンクになったぜ!
    中国工商銀の08年上期の純利益は世界一に躍り出て、株価が下がったとはいえ、東京三菱銀の2倍以上だぜ!
    98年の時に比べて、中国の名目GDP、外貨準備、税収はそれぞれ約3.5倍、13倍、6倍強になった!
    こんなはずじゃなかった!
    産経さんは外れっ放しの中国についての予想を説明したのか?
    説明できる能力もないと思うよ。
    本当は、中国崩壊論の本質は中国崩壊待望論ではないか?
    君たちはどうして一党独裁なのに効率がいいのか(効率を上げないと成長できるわけがないから)について、理解もしていないし、理解しようともしないではないか?
    中国に対しての粗探しはもういいよ!
    過去から勉強しないと成長しないと思う。
    中国がどうやって98年アジア金融危機を乗り切ったのか、不良債権の塊だった中国の銀行はどうして嘘のように世界トップに変わったのか?
    アジア金融危機をうまく乗り切ったことや銀行システムを再建させたことから、中国は相当な自信を持つようになっただろう。
    中国の過去を分かろうとしない産経さんは、中国の自信や中国のやっていることも理解しないだろう!

  19. 福島さん
    また懲りずにお邪魔します(笑
    さて、
    1.内需政策に転換した場合、人民元/ドルは?
    2.200兆円弱ある銀行の不良債権は、内需拡大政策によってどうなる?
    3.上海の株式はもう少ししたら底をうつと思うが、いくらくらいが適正か?
     適正な位置が経済の実態だから、その時原油はいくらになりそうか?
    4.円の異常な強さをどう克服するのか?(意味わかりますか?)
    5.日本が米国債を放置している理由に中国が気が付いているか?
    6.外貨準備高は自己資本なのか?
    7.6に関して、間接、直接両方で資金調達できる資本市場があるのか?
    答えて頂こうとは思っておりませんので
    原油は40ドル割れるかも知れませんよ(笑
    これがどういう意味かわかりますかね?(笑

  20. 横レス失礼 はじめて書き込みします。
    To mamasanさん
    >すみませんショックを受けていました。泣いていました。
    >あらためて、返信を書いていただいてありがとうございました。
    >立ち直れないほどのショックです。あきらめたくありません。
    有志は国籍法改正阻止に向けて活動中です。次のサイトを覗いてください。まだ間に合います。あきらめずに自分の出来ることをしましょう。
    http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/19961706.html
    http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/20094052.html
    http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/f9744a42ba17baa1f6754c95121bc71d
    http://blog.goo.ne.jp/toidahimeji/e/d13e30691c685fbd10e0b10df03ff35a

  21. コスプレくん
    日本の株式市場は、来週SQだからNYとは別事情
    受けているオプションを紙屑にしなくてはならないから
    ここ当分はC(コール)は大して上がらない
    IVが極端に高いから
    彼らはそのカーブを見ながら売買してくるので、IVの推移が全て
    スプレッドかまして、旧行使価格(500円幅)を消してくる
    7000~9500まであったんだから、8000と8500の権利行使を中心に
    オプションの残高整理
    Cの空売りまたは先物の空売りが大量に入っているなら、来週は9500前後
    なければ、下を取ってからの戻り
    ---------------------------------------------—-
    以前、古森さんのところに書いたことね
    今日の寄り付きが11月限SQ
    8378.13円が寄り付きだから、権利行使価格は
    C(コール)8000円
    P(プット)8500円
    どうかね?(-。-)y-゜゜゜
    経済学勉強しても、大学教授に聞いても、明日の株も来週の為替レートも
    来年の原油価格も当たりゃせんよ
    ちゃんちゃら可笑しいってこと
    で、君の国の株式市場なんだが、去年の5/25,9/7,10/12,11/2の各週あたり
    で売り抜けとるやつがおるんじゃないか?(^0_0^)
    ヘッジファンドの決算も関係あるかも知れんなぁ(笑
    さようなら上海
    さようなら個人凍死家
    さようなら経済専門家
    ($・・)/~~~

  22. TO mamasan さん
    「国籍法改正阻止」じゃなくて「今国会に対する検討不足の国籍法改正案提出の阻止」にしぼった行動が有効ではないでしょうか?改正そのものは最高裁の判決が確定されているので既定の事ですから。
    改正法案そのものは、罰則規定が本当にこれで妥当なのか?と言う部分だけになり、実施にあたって重要となる施行規則で言及されるであろう「法律上の実親子関係が生じた場合」の定義と検証方法、国の機関の対応について、もっと具体的に検討を加えるべきだと思います。
    また、こうした日本国民を規定する法や施行令、施行規則に関しては、戸籍法も含め、悪用を許さない法の下の公平性が保証されるよう、法律そのものだけでなく、運用の現場のチェックも視野にいれていく必要がありますね。

  23. 首相番の福島さんにおねがい。
    ご存知のように改正国政法を今月中に成立させると自民・民主両党の合意ができているとのことです。閣議も通って後は法務委員会で軽く審議して本会議の手はずも決まっているとか。
     これは麻生首相のポカではないでしょうか。失言の揚げ足をとったりホテルのバーに行くのを問題にする以上に日本国の重大事ではないでしょうか。
    記者としてこの法案の取り扱いに付いてぜひ質問してください。
    お願いします。

  24. To mamasanさん
    最近こられた方なんでご存知無いと思いますが、福島blogはコメントは2回までってローカルルールがあります(たぶん生きてるはずw)。
    もし良かったらblogでコメントを整理したエントリーを上げてみてはいかがでしょうか?
    お伺いしますよ。

  25. >中央と地方の協調、資金の監督管理強化と透明性が大事←でも中国でこれができるなら、誰も苦労しない
    上記+失業圧力でしょう
    古来独裁国家の弱点は、経済問題が直接政権批判に直結する
    政治システムです
    福島記者は、中国ネタになると、筆が走る
    ぶら下がりは、庶民から遠くなる
    以前冗談交じりに、日本帰国後ぶら下がり
    と書きましたが
    正念場ですね
    福島記者流の正義感覚が、まっとうできるか楽しみです!

  26. 多くの方が書かれているように、ぶら下がり会見で国籍法改悪について聞いてください。
    そのうち…、では時間がありません。
    国家の基盤である国民の概念を覆すかもしれない重大事が、たった数日の時間とごく少数の議員によって決められようとしています。
    これ以上に重要な案件が、今日明日にあるでしょうか。
    報道の責任と、ぶら下がり会見を続ける意味を示す為にも、ぜひ麻生氏にその危険性の認識があるのか訊いて欲しいと思います。

  27. すみませんが・・・
    コメント投稿は2回までというルールを守って頂きたい。
    「ルール」が守れないのでは如何な正論も霞んでしまう。
    切にお願いする。
    「ルール」を守って頂きたい。

  28. わたしも国籍法改悪について、記事にすること、
    ブログで立案の経緯や性急な動きについて、分析することを希望します。
    なるべく多くの日本国民がこのことを知って行動しないと、大変なことになってしまいます。
    赤池誠章議員
    http://akaikemasaaki.spaces.live.com/
    「国籍法改正案緊急対策会合」についてなど
    「国籍法改正法案」と「二重国籍取得の容認」に断固反対する署名
    http://www.shomei.tv/project-401.html
    この署名では幅広いの年齢層の17,383人以上に及ぶ人々が反対の署名を託しています。
    有志がこの動きをわかりやすくまとめたもの
    http://www19.atwiki.jp/kokuseki/
    また推進者である河野太郎氏のサイトでは、理不尽なコメントの削除と、
    句読点のない日本人とは思えない書き込みが残されるなど、非常に不審な点があります。
    これは多くの若い人たちや、新聞を読むのをやめて、ネットでニュースを読む人々に不信感を与えています。
    >この法案は18日には可決されてしまうかもしれないそうです。
    >来週18日(火)午前中に法務委員会にて国籍法改正に関する審議が3時間なされ、
    >その後、採決。その日の午後に本会議へ緊急上程とのこと。
    >早急に国籍法改正反対派の議員で慎重審議を求める署名を集め、
    >今日中に国会対策委員長へ申入れをします!
    >18日は、同志である衆議院議員 稲田朋美先生が質問に立ちます。
    (赤池氏のブログより)
    交付金よりもこっちの問題をメディアはとりあげるべきです。
    日本人と日本の国の根幹に関わる大きな問題です。

  29. 二重国籍を認めることのある先進国
    アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、オランダ、イスラエル、ブラジル、韓国(検討中)
    二重国籍を認めない後進国
    日本
    最高裁判決が出た以上国籍法改正は当然だろうが、
    二重国籍を一切認めないなんて鎖国みたいなことをやっていれば、
    世界の中で第22位まで落ちてしまった日本の一人当たりGDP順位はますます落ちて、
    遠からず日本は先進国から脱落していくだろう。

  30. To 福島香織さん
    >To mamasanさん
    > 思うに、日本の法律、制度はすべてが性善説に基づいているような気がします。国籍法しかり、こんどの給付金しかり。お金持ちは辞退するだろう、そんな非常識なことしないだろう…。日本人は法律のしばりがなくとも、常識的な感覚で善悪を判断し行動する人が多いですが、世界は正直いって腹黒い?人が圧倒的多数。法律とはウラをかくためにある、上に政策あれば下に対策あり、賢い人間は正直である必用はない、なのです。グローバル社会になって、日本が損したり、カモにされたりするのは、これはもう、仕方ないかもしれません。
    お言葉ですが、それは表向きの話ではないでしょうか。 例えば、北京五輪の長野での支那人による大量の日本人暴行事件や、麻生邸の「グループ見学、公務執行妨害逮捕」事件でもしかりですが、官僚官憲は「其の意思」を通すときには、法の過大過小解釈を自由自在に操作してでも、実力行使して来たのが、現状ではないですか。
    福島さんに対応した、その官僚の「やってみなきゃわからない」ってのは、ちょっととぼけすぎた官僚の横柄な回答ですね。 朝日や道新辺りだったら「言葉狩り」に絶対に使う「カモ回答」ですよ。(笑)

  31. >To 福島香織さん
    消していただいてかまいません。
    ただ一言伝えたいです。ありがとうございました。
    産経新聞の皆様応援しております。

  32. 2回ルールてのは元はと言えば
    不快な書き込みを偏執的に重ねる若干名への対処だった訳ですよね。
    この若干名が未だにルールを守る気配がないのは明らかなんで
    さっさと出禁にしてやったら良いんですよ。
    そんくらいして当然だと思いますけどね。

  33. To guizisunさん
    >二重国籍を認めることのある先進国
    >アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、オランダ、イスラエル、ブラジル、韓国(検討中)
    >
    >二重国籍を認めない後進国
    >日本
    ・・・・・・・・・・・・
    >遠からず日本は先進国から脱落していくだろう。
    共産党国籍管理強化!中国2重国籍危うし
    理由銭の持ち出し、国事犯逃亡か?
    修正?
    遠からず日本は先進国から脱落していくだろう
    遠からず中国は中進国から脱落していくだろう

  34. To guizisun さん
    日本が後進国だとすると中国はなんなのかな?
    「破たん確定国家」といったところかな。
    これまではなんとかやってきたが、そろそろ限界だろうね。
    輸出に大きく依存している国が、この期に及んで内需拡大を叫んでみても手遅れだよ。
    日本の隣にある反日破たん国家の貧乏人が大挙して日本に流れ込めば、日本の社会秩序は破壊される。なにしろ中国人の犯罪率と凶悪さは群を抜いているからな。
    そういう危機感を持って見れば、国籍法改悪正も二重国籍も容認できないのだ。
    中国と朝鮮に対しては鎖国してもいいと思う。
    「選択的鎖国」ということだ。
    アメリカやフランスのすぐ隣には中国のような領土的野心を持った凶暴な国家は存在しない。だから日本がアメリカやフランスのまねをする理由はない。
    わかったかね、中国の工作員さん。

  35. To あほらしCosplayさん
    福島記者はぶら下がりの後、記者クラブのみなさんと総理の発言内容の擦り合わせ、及び同じく記者クラブのみなさんと次回の質問内容の検討に急がしいので無理を言ってはいけません。この手の会見は幹事会社中心となり段取りと質問内容を談合するらしいですよ。上杉隆さんが「たかじのそこまで言って委員会」で暴露していました。

  36. あほらしCosplayを観察すればシナ人の本質が良くわかります。
    この男は以前、自身をシナ人だと言ってみたり、そうではないと言ってみたり、揺れ動いていましたが、ほぼ間違いなくシナ人でしょう。
    コメントについて2回ルールがあることを十分に承知しながら、今回のエントリーに対してすでに4回投稿しています。
    そろりそろりと相手の出方を見極めながらルールを破り、実質的に有名無実化するわけです。意識しているのか、していないのかわかりませんが、見事にシナ人のやり口を体現しています。
    みなさん、こういう人間が何十万人、何百万人、場合により何千万人も日本に入り込めば、私たちの生活は根底から崩壊します。だから、シナ人の侵入を容易にする法案は、認知制度改悪や二重国籍容認など些細にに見えるとしても、阻止しなければならないのです。
    これらの法案が通過すれば、自民党はコアな支持層を失い、確実に政権の座から滑り落ちるでしょう。

  37. 福島さん。
    ルールを守っている方は沢山いらっしゃいます。
    ルールを知りながら平然と無視している方にはきちんと対処するべきだと思います。
    不愉快です。

  38. 福島様
    総理番お疲れ様です。
    ところで、お願いがあります。
    麻生総理に下記の質問をしていただきたいのです。
    「国籍法改正案が衆議院を通過しましたが、総理はこの法案に重大な欠陥があるという指摘をどのように認識されていますか?」
    福島様もネットでは大騒ぎになっていることをご承知でしょうが、麻生総理や自民党への不信感(=不支持)が広がるきざしを見せています。
    例えば、
    http://temple.iza.ne.jp/blog/entry/803008/#cmt
    そう言う状況の中で麻生総理の存在感が全く見えません。
    金融危機や政局などでお忙しいのでしょうが、ご自身の浮沈に関わる重要問題だと言うことを認識していただきたいと切に願う次第です。

  39. 福島香織 さん
    ぶら下がり止めたい時
    麻生氏に「失言症は、お爺さんの遺伝ですか」
    と聞けば外して貰えそう
    ぜひ、是非 メモに入れといてください

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