■ご要望にこたえて、民政部の会見をアップ。時間がないのでまどろこっしい部分ははしょります。
■出席者:羅平飛・民政次官、王振耀・民政部救災救済局長、張暁東・中国地震台ネットセンター副主任
■羅:みんな、関心をもってくれてありがとう。簡単に状況を紹介します。地震発生後、胡錦濤総書記は重要支持を出し、全力で負傷者の救出にあたっています。中央政治局常務委員会も会議を開き、救援活動の全面的なアレンジをすすめています。
■温家宝首相を総指揮として、李克強、回良玉副首相が副総指揮をとり、そのしたに作業チームがあり、それぞれの仕事の責任をおっています。解放軍、武装警察が最も危険、困難な地方にいき、災害地に通じる道路を懸命に修復。被災地の各レベルの党委、政府、党員幹部群衆に緊急動員がかかり、積極的に救援活動に参与、救援隊、医療対、物資がぞくぞくと被災地にむかっています。民政部としては、国家救災対応一級を発動、中央財政から緊急に地震救災緊急資金8・6億元を供出しました。テント60600張り、5万の綿布団がすでに現地にむかっています。
■司会:次ぎに地震局スポークスマンから。
■張宏衛:今回の地震の影響は非常大きいです。まだ不完全な統計ですが、吉林、黒竜江、新疆ウイグル自治区をのぞくすべての地域で、揺れが感じられました。なかでも、四川、重慶、甘粛、陝西、雲南、青海、寧夏などの強烈でした。中国地震局としても一級対応を発動、海外出張中の陳建民局長もすぐに帰国し、きょう(13日)午後に帰京しました。もっか成都にむかっています。
■張:われわれの国家地震災害緊急救援隊(中国における数少ないレスキューのプロたち)214人が現地におもむいています。救援隊員44人、医療人員22人、ロジ救援隊148人、12匹のレスキュー犬、2台の救援車、応急指揮車1台。いくつかの救援地で24時間対応で救援活動を実施します。
■国家地震減災救援隊はすでに13日2時23分に都江堰いりし、都江堰中医病院と聚源鎮中学で救援行動を実施。13日午前8時までに、M5級以上の余震は16回、最大はM6級。
■司会:では、質問どうぞ。
■シンガポール紙記者:四川地震局の7人の職員から私はクレームをうけたのですが、彼らの家族が数日前に、地震の兆候をみかけたそうです。(十数万のカエルの大移動とか)。しかし、五輪前に安定を保ちたい当局は、この情報を流すことを禁止したそうですね。張先生、このような特別な大地震の前に、予兆はなかったのですか?このクレームについてどのようにお考えですか?(意訳:五輪メンツのために、地震の予兆に関する情報をあえて封鎖しただろう!地震予知研究で世界をリードする中国ならではの発言です)
■張:まず、この推測には道理がありません。
■司会:張暁東先生に地震予知についての状況をうかがいましょう。
■張暁東:地震の予知は世界的難題なのはご存じでしょう。どうして難題なのか。三つの理由があります。①地球の不可入性。地下の変化は推測するしかありません。②地震発生の複雑性。専門家の長年の研究を通して、地震発生メカニズムはじょじょわかってきましたが、相当複雑です。③地震発生の概率性のちいささ。毎年世界で地震が発生し、比較的おおきなものもあります。ひとつの地域の地震発生の周期は非常にながく数十年、数百年、千年以上におよぶこともあります。こういったことから、地震予知はとても難しいのです。
■チャイナ・デイリー:①地震後、救援作業のもっとも困難な点は?②新華社と中央テレビのほうどうで、小学校ばかり倒壊していました。下敷きになった人も多い。しかし地元、政府庁舎の倒壊情報はありません。今後の救援活動で、病院や校舎の安全性について意識されますか?また、地震局の専門家は四川は地震地帯にあるといっていますが、なぜ、この地区の家屋・建築物は耐震構造になっていないのでしょう。
■王:救援の難度ですが、?川のこの地震は西部地区建国以来もっとも損害の大きい破壊的な大地震です。死者も比較的多く、被災地は山岳地域で、困難が多い。
■二つの難点があります。まず交通。温首相はきのう(12日)に被災地に到着しましたが、?川にいく方法がありません。二つめに、被災人口の多さです。救援物質を大量に調達せねばならない。過去に毎年比較的大きな災害がおきていますが、このとき全国で調達するテントの数は一般に3、4万張です。多いときで5、6万。しかし今回は綿陽市だけで5万のテントが必用でした。一つの地方が一つの大災害に匹敵します。
■テントだけでなく、そのた救援物資の量も相当大きい。このため、物資の調達、準備、運輸が難しく、適時に物資が被災者の手に渡すのは比較的大きな困難です。交通も不便ですから。
■さらに自然の要素があります。ご存じのように、地震後、望まぬ雨がふりました。温首相は前線の指揮にたって、今日中に道路を修復し人員が入れるようにすべしと要求しています。
■第二の質問ですが。建物の倒壊は学校だけではありません。学校には子供たちがうまっているので、最も関心がよせられます。しかし北川県の民政局の建てものも倒壊しているのです。民生当局の人たちも負傷しているでしょう。政府の庁舎もそんなに堅固ではないのです。
■司会者:補足します。学校の危険報道が比較的多いのはもう一つ原因があります。おそらく(学校の)救援活動が極端に重要性があるからです。学校は午後の授業中で、人数が集中していました。このため急いで救援する対象となり、報道も多いのです。
■王:そうです。
■ウォール・ストリートジャーナル記者:中国はかつて被災時の外国の支援を歓迎するといいましたが、これは、中国が今回、海外支援をうけるという意味ではないのですか?もし、そうなら、どのような種類の支援なら受け入れるのですか。専門家の派遣ですか?金銭的支援?また被災地に向かう別の道路はないのですか?
■王:我々は自信発生後、日本、英国、ルーマニア、チリ。メキシコ、米国、ポルトガル、イスラエル、EU、アフガン、スペイン、キプロス。ドイツなどの多くの国の指導者、関係機関から援助の申し出を受けました・とくに香港、台湾、華僑も救援参加や義捐金を発表。香港のリカシン基金もきょう3000万元の義捐金を表明しました。われわれは国際社会に感謝し、適時にこれら義捐金物資を受け取り、被災地におくるでしょう。また国連などの国際機関が救援隊の派遣を申し出てくれたことに深く感謝します。
■目下主要な問題は、交通道路が阻まれているということです。被災地に入るのが非常に困難なのです。運輸と被災地入りは大きなもんだいであり、国際救援隊が現地に入るのは難しい状況です。われわれの条件が許せばこちらから要請し、外交部と民政部、地震局が手配したいとおもいます。義捐金、物資の支援、すべて歓迎しています。(彼らはプロだから、現地の状況を判断してなんとか被災地入りすると思うよ。軍の輸送機とか足りないなら、米軍とかに頼めばいい。一人のエキスパートは数十人の武装警察に匹敵する、はず)
■温家宝首相は今晩12時までに道路を修復するように指示しています。もっか県城に人は入ることは出来ますが、道路の通りはよくないのです。
■CCTV:中国国家地震救援隊は非常のプロフェッショナルなチームです。外国の地震での救援活動で重要な役割を果たしたこともあります。思うのですが、今回の災害において、多くの被災者に対面して、この200人あまりのチームはどのような職責を負うのですか?
■王:中国国際救援隊は、外国で人道主義的救援活動を行い、救援経験が豊富です。アルジェリア、インドネシア、パキスタン、イランなどの地震で救援活動をおこな亥、国際社会からも認められてきました。かれらが現場につけば、プロの救援隊として力を発揮するでしょう。
■この救援隊には、民政部当局者、専門家もふくまれています。また現代的な機器、設備を備えています。生命探査システム、破壊撤去機器、医療設備などともに先進的
です。救援隊は現場で、天候の制限を受けながらも力を発揮して、被災者の救出に成功するでしょう。
■ロイター記者:①多くの人がまた救出されないなか、すでに24時間を超えています。一般に何日以内なら、救出が可能なのだと思いますか?(意訳:がれきの下の生存率は72時間がタイムリミットなのに、なんでそんなにのんきなんだ)②四川の北西部にはトンネルがおおいですが、トンネルはくずれているのですか、その安全性は?
■王:現在は救援の第一段階で、非常に重要な段階です。24時間、48時間、72時間と地震発生後、緊急に組織して救援を実施する必用があります。第一歩は、社区(町内会みたいなもの)で最初の30分、あるいは数時間、自分たちで違いに救出しあうこと。もっか、死者は11921人になています。焦眉の任務は人を救うこと、救災とは人を救うことなのです。現在まさに必死におこなっていることです。(意訳:当面は被災者同士で助け合ってください。救援にいくのに時間かかりそうだから、という意味?)
■最近数年の救援経験によれば、一縷の希望があるのであれば、救援の実施は保証しなければなりません。もっか、大量の人員を被災地に投入して救援を実施しています。倒壊建物の中に生存者はいないか、現在鋭意捜索中です。
■ある地方の捜索作業は比較的時間がかかるでしょう。部屋の構造は同じではなく、生存者の生存時間もあるものは比較的長い。いまは、あきらめるなど論外です。
(英国風のいやみを、さらりとかわしました)
■トンネルの問題ですが、午前中に鉄道部と情報交換し、確かにある鉄道は列車が通過のときに落石にあい、損害をうけ、トンネルも損害を受けました。焼死は鉄道部が報告するでしょう。
■成都商報記者:さきほど、張宏衛先生が、地震予測は非常に困難で世界の難題だ、とおっしゃり、われわれにも理解できました・しかし、中国地震局と各地地震局の一つの重要な職責と機能は地震予知です。きのう、われわれは地震局で、非常に緻密な地震予測ネットをみました。非常に完璧です。今回の地震では地震予測ネットにどのようなサインがありましたか?ひょっとして、地下水の以上とか動物の以上とか、あるいは専門的な地動の指標とか。もしこれらの指標が予報を発するまでの基準に達していないなら、どの程度の基準ならいいのですか。また大きな余震の可能性はありますか?
■張暁東:さきほどは地震予知の複雑性について話しましたが、もっかの研究と解決の主要な問題は、観測された以上現象と地震の関係なのです。もしこの関係の研究がはっきりすれば、地震研究はすぐにステップアップし発展します。しかし、目下この関係ははっきりしていません。しかし、はっきりしていないからといって我々のやっていることが無駄ということではありません。20年来、われわれは20数回の地震の前の観察で、一部の地震の被害を縮小した効果がありました。しかし比率は非常に低い。だから予報も難しい。
■今後の余震の問題ですが、余震は比較的多いです。現在までにM5級が十数回、M6級は3回です。余震は続々と発生しています。余震の起伏はあり、比較的強い余震の可能性はあります。ですから被災地のじんみんは防震防災に中止して、災害の拡大を避けるように。
■成都商報記者:今回の地震に予兆は観測できなかったのですか?
■張:さっきいったように、地震と予兆の関係ははっきりしないんです。もっか研究中です。
■ブルームバーグ:数日前多くの中国ネチズンが震災で死傷したひとたちへの助けとなるようよびかけがありました。あるネチズンは聖火リレーを中断し、その資金を被災者におくってはどうか、と意見しました。それについては何か?
■司会者:この問題は震災と全く関係ないとおもいます。聖リレーは五輪の中の催しのひとつです。中国政府も人民も、力をつくして全力投球して被災者を救助しています。
■王:ネチズンは義捐金をよびかけ、遺族をたすけようと基金の成立をよびかけています。きの義捐作業の手配をし、きょうから全国の民政当局に電報を出して、義捐活動の展開をおこなうように要求しました。河北、山西、遼寧、上海、四川、陝西、甘粛などですでに4700万以上の義捐金があつまりました。とくに過去に震災の被害があった地区、たとえば唐山地区は1000万元の義捐金がありました。
地震の報道観ています。
どのチャンネルでも、地震のニュース取り上げていますし。
やっぱり阪神大震災が頭によぎります。
当時京都に住んでいましたので、被災はしてませんが、珍しく早朝にふと目が覚めたんです。
自分でもその珍しさに感心していた数秒後、足元、家の裏手の右隅からゴゴゴゴゴゴゴの音とともに、ユッサユッサという震動がグングン近づいてくるのをなにもできないまま全身で感じていました。
特に家や体に大きな被害を受けたわけではないにも関わらず、あの恐怖は今でも染み付いています。
被害に遭われた方達も、さぞ恐ろしい思いされたことと思います。
救助も難航してるようですね。
民族に関係なく救助されることを祈りますが、やっぱり今までの中国のこと、ひょっとすると・・・と思ってしまうのは、否めません。
日本でもTVが電話形式の募金を募っていますが、国に渡してしまったら、被災者の人たちに使われる前にどれだけ抜かれてしまうんだろうとも考えます。
中国はまだ「孝」の考えが残っているんでしょうか?
それとも、子供優先の考えになっているんでしょうか?
ちょっと気になったので。
彼らの家族が数日前に、地震の兆候をみかけたそうです。(十数万のカエルの大移動とか)
これ、すごいですね。
小さい頃、こども向けの本で、小動物や鳥は地震を予知できる、とかあったけど本当なんですね。
何故わかるんだろう?
地震発生前に特有の地面の振動とかがわかるんですかね。
ニュースを見るたび、被害が拡大しているので大変心配です。
被災された方々に、心からお見舞い申し上げます。
道路を早く直して、救援隊が少しでも早く到着できますように。
ところで、建物の倒壊を恐れて外で過ごされている皆さんは、きっと寒いですよね?
屋内の避難所とか、無いんでしょうか。
体調を崩してしまうのではないかと、心配です。。
独裁政権だから、義援金が届いても支那共産党と地方政府によって収奪され、被害の当事者は1元も手にすることなく被災地から追い出されてお終いになるんではないのでしょうか?
そして、『整地された被災地』には、党幹部や地方政府の幹部の家族が経営する会社の『耐震装置付のビル』が、被災復興のシンボルとして建てられるんじゃないですか。┐(´ー`)┌
食品会社・スーパー・コンビニが被災地にカップヌードルを送る話が出ていましたが被災地の方々に届くのでしょうか?人民軍兵士・救援隊のほうが優先になったりして…。
上海の高架道路とか走っていて、この道路崩れ落ちないかな、と少し恐れながらクルマにのってる。
今回の地震を機に、中国の建築安全基準を厳しく(つまり安全な建物しか許さない)してはいかがだろうか。
今さっき、ニュースを見ましたが、非難所などは特になく、地べたにテント等を張っているそうです。(情報はトコウエン(?)のもの。全ての地域がそうかは不明。)
なんとか簡易住居などを、パパッと建てられないんでしょうかね?
とは言え、道路が寸断されていては、資材も入らないか・・・。
軍も徒歩で救援物資を運んでいる所もあるようですし。
震源域である?川県救援の最大の問題は、交通路の確保です。
南の交通路である都江堰市からの国道213号は、市内を出たところで通行不能であり、ここから?川県城まで約120kmの距離です。北の交通路である茂県からの国道213号も破損しており通行不能です。県城間は約30kmです(実際には県城以北から破損しているようですから、もっと長い距離になります)。西の交通路である理県からの国道317号も破損で通行不能です。県城間は約60kmですが、報道で最初に?川県城に到達した武装警察先遣隊は理県より90kmを踏破してきたと報道されていますから、通行不能距離は90kmに達すると考えられます。以上の如く、回りを厳しい山岳地帯に囲まれた?川県城への交通路は全て遮断されています。この道路破損の状況は、この復旧がいわば道路新設に匹敵するほど、極めて深刻なものと考えられます。私は、国道213号を利用し何度も九寨溝に行ったことがありますから、この地帯の地形・道路状況は頭に入っています。
残念ながら、今は徒歩・河川遡上でしか?川県に入る手はないのです。それもまともな道がない山岳地帯をです。最初に県城入りしたのはアバ州の武警部隊でした。やはり地元の地理に精通していなければならなかったわけです。
以上考えていくと、現時点では、?川県への外国からの人員受け入れは極めて困難といわざるをえません。
ともかく軍用車両でも通行可能とする道路復旧が急がれます。
(在成都)
距離の訂正:
都江堰市~?川県城 93km
茂県県城~?川県城 42km
理県県城~?県県城 57km
今回の震災報道をきっかけにはじめてこのブログまで来ました
(産経サイトの方はちょくちょく読んでいましたが)。
まずは被災された方々、特に亡くなられた方々に追悼を。
今のところ外国からの人員援助に関してはまだ一切拒否、ということで間違いないですよね?
核施設の破損を調査する専門家チームが派遣された、というニュースを読んで、ちょっと引っかかっていたことがあります。
普通の日本人はこう聞くと即原発を頭に思い描きますが、
もしかして被災地域、ないしその周辺に戦略核兵器の関連施設でもあるんじゃないでしょうか?
仮に核ミサイルのサイロでもあれば、それ自体は最高レベルの耐震設計はされていると思いますが
その類の最高機密レベルの施設が近場にあったりすれば、どんな理由があれ、
おいそれと外国の軍部隊はもちろんNGOなどの団体も受け入れはしないでしょう。
仮にそういうことがれば中共政府の対応も、ある意味腑に落ちますし、援助を申し出てる側も薄々は断られる事はわかってるかもしれません。
面子がどうこう以前の安全保障上の問題になってしまいます。
市民レベルの感性では理解し難い話でも、それが世界の一面の現実ですからね。
そういった類の話は、中国国内のネットなんかでは流れてないんでしょうか?
(流れても即検閲に引っ掛かるか)。現地在住の方、あるいは管理者様、その辺りどうなんでしょう?
To hide-y-oさん
相手になっちゃダメですよ。
初めてなので、ご存じないかもしれませんが、こうやって煽ったり、議論を潰したりは彼の専売特許のようなものですから。
>laska-take3 さん
お気遣いありがとうございます。
私は一応少なくとも自分では分別のある大人のつもりですし
書き込む前に他レスのコメントもざっと目を通しましたので大丈夫ですよ。
To hide-y-oさん
私は今隣の省に来ていますが、原子力発電所があり、その被害状況の調査と安全確保と聞いています。
様子から感じるところでは何か建造物に被害が出ていて、安全性へのその影響の有無の確認と、対応方法の模索中かもしれません。
中国のニュースでは、確認された事実を報道しますが、危険情報は人心の安定のため、特にこの時期は発表はありませんし、かえって情報コントロールされていますのでまず出てきません。
「中国之声」が北京時間16時24分に発表したところによれば、
成都軍区が空中投下した機材によって、
?川からの衛星通信回線が開通したそうです。
これで、とりあえず「市街地からの状況」だけは
リアルタイムで報道されることになるのでしょうね。
>gtzhen さん
情報ありがとうございます。
とりあえず原発が近隣にある、ということは間違いないのですね。
この先、単なる穿ち過ぎ、で終わるようなら、それに越したことはないのですが。
To hide-y-oさん
外国の人的支援は当面お断りの方針です。言い訳は、交通状況がわるい、とか訳の分からない説明ですが(表向き)、外国人をいれると監視しなきゃならない、でも今はその余裕がない、ということではないか、と思います。もう72時間リミットまで時間がないのに。
核施設ですが、四川省は原発建設予定地のひとつなんですよね。
BBCの現地リポーターの話では、ある地点から先には外国人報道陣を入れないようにしているらしいです。震源地に近い町行けたみたいですが、中国人報道陣しか入れない所があるようです。
確かに以前の中国よりはオープンですが、隠したい所はしっかり隠すのも忘れていないようですね。
>解放軍、武装警察が最も危険、困難な地方にいき….
解放軍、武装警察も大喜び、でしょうね。都合の悪い外国人は党が通せんぼしてくれるし、だれにも邪魔されず、金目のものを懐に入れ放題!!
村山富市元首相の
外国救援隊受け入れキョヒもバカげていましたが
今回の中国政府の対応も彼の愚行を真似ているのでしょうか?
中国には日本のよいところだけ真似てもらいたいものだ。
>福島さん
監視ですか。なるほど、相手がレスキューでもNGOでも監視の対象か。
そういうことであれば尚更間に合うはずもないですね。
監視する余裕ができてきた頃には、もはや必要ないということになるでしょうから。
現地の方々の前で外国の人たちが共に汗をかく、その光景が流れれば
中国の人々の中で僅かばかりでも意識に変化が出るのではないかという期待も
正直幾ばくかはあるのです。そうなれば払われた犠牲に対して
とても見合うものではないにしても、僅かばかりでも意味を見いだせるのではないかとも思うのですが・・・
それも望み薄ということですね。
福島記者、詳細なレポートをありがとうございます。
こちらも中国のニュースを見たりしてますが、
ヘリで温家宝が?川県視察
だそうで。先ほどNHKの9時のニュースでもやってました。あとは
ヘリから救援物資投下
というのも流れてましたが、避難所が見あたらないので、ただヘリから放っているようにしか見えませんでした。
温家宝が被災地のあちこちで身体を張ったパフォーマンスを見せる理由は政治的意図でしょうけど、受け入れる現地は大変でしょうね。温家宝の相手をするよりも、72時間がタイムリミットといわれる、生き埋めになった人達の救助に手を割けよ、と思ってしまいます。
to nobbyさん
以小人之心度君子之腹
http://news.qq.com/a/20080514/003868.htm
温首相がアメリカ人の救援ボランティアとアメリカに礼を言っているのが、
CCTV(24時間地震放送)で出ていた。
やっぱりそうかと思った。
日本だって昔外国の救援を断った。
受け入れれば、宿、通訳などを用意することになる。
本当に中国を助けたい日本人は、
自分たちで飛行機と通訳を手配し成都までたどりついて自分で宿を用意し、
現地で「私たちに何かお手伝いできませんか?」と問えばよいのだ。
私はその時中国人はありがとうと言ってくれると思う。
もし自分たちの本来の業務(レスキューなど)ができなくても
何らかの役割は与えられるだろう。
政府はともかく、民間が「相手の要請がないから」などというのは、
傲慢で愚かなことだ。
某災害でのことです。多くのボランティアが救援に現地入りしました。ごく一部でしょうが「受け入れがなってない」と難詰するボランティア?の扱いに困ったらしい。
村山さんのときの政府官僚が同じようなことを想定して支援を断った。
そして今回の中国も。
市民ボランティアも国際救援隊も自己完結型でなくてはならない。
福島記者
そう言えば、四川省辺りは元来ミサイル施設も多かったのではないかと…ウイグルやチベットだけじゃなかったと記憶してます…(無論、西側の想定に過ぎませんが)
倒壊した建物の写真も衝撃的ですが、今後核施設系の話題や風評も流布されかねませんね。
人的被害の意外な大きさに現在は驚かされていますが、今後このての問題も出かねないなぁ…柏崎原発の火災であんだけ騒いだ日本のマスメディアは何してるんだろうかと少し斜に構えて見てしまいますね。
この地震のせいで(おかげで?)
日本へ向いてる核搭載ミサイル「東風」が壊れてくれればいいな。
To guizisunさん
災害ボランティアは現地との連携が不可欠です。必用な場所に必用な人手を配置しないと、足手まといなだけ。今の段階では必用なのはレスキューのエキスパートと医療関係者(医薬品と食品、水持参)ではないでしょうか。普通に考えて、負傷者の数を考えて医療関係者と医薬品は絶対的に不足しているような気がする。
そして死者だけが増えていく。
中国大地震と国家安全保障 – 軍事評論家=佐藤守のブログ日記
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20080514/1210760482
には、次のように書いてあります。
そして昨年1月12日、丁度当時の安倍総理が、NATOで演説しているときに、中国は[衛星破壊実験]を成功させたが、その中心地は、今回の地震で注目を浴びた成都から南西に約300Kmのところにある西昌であり、成都の北東約100Kmのところにある綿陽には、核兵器を担当する部隊が駐屯しているという。
綿陽でも死者が出ていて、核兵器の事故でもあればと心配しています。
核兵器の事は軍事機密なので、ニュースでは流れ難いかもしれませんが、注意して見ておいて下さい。
被災者の症状として骨折がダントツに多いようです。
出血多量や痛みによるショックで既に亡くなった方も多いでしょう。
2日にわたり食べたり飲んだりができていないので、脱水状態になって生命の危機の状態である、そのうえ
重たいブロック塀なんかが身体を圧していたりすると、そいつを取り除いた途端ざめつした筋肉組織が腎臓に詰まってしまい、急性腎不全になって死んでしまう、ということも災害時救急ではしばしば起こる(挫滅症候群crush syndrome)。
それを考えると、最終的な死者数は現時点のそれの2倍以上、といえるでしょう。
72時間以内のレスキューも大切だし、そのうえ輸液をしっかりする等応急処置も大事になってくる。そこらへんを、現地の医療機関は対応できるだろうか?
外国指導者、相次いで四川大地震に支援を表明
中国の四川大地震に対して、一部の国の政府や指導者および国際組織は13日に相次いで、お見舞いの気持ちを表しました。
朝鮮労働党の総書記で、国防委員会の金正日委員長は中国共産党、中国政府と被災地の人々にお見舞いの意を表した上で、「中国共産党の指導の下で、中国の人々が一日も早く災害を乗り越えることを期待している」と述べました。
ベトナム、キューバ、ロシア、モンゴル、タイ、シンガポール、バングラデシュ、韓 国、カンボジア、ウルグアイ、ドイツ、フランス、オーストラリアなどの指導者も中国政府と国民にお見舞いの気持ちを表し、救援物資や義捐金の提供などを表明しました。
このほか、スロベニア、スペイン、チリ、セルビア、チュニジア、オランダ、ニュージーランド、イギリス、イスラエル、ギリシャ、フランス、カナダなどの指導者や外相も相次いで、被害に対してお見舞いの気持ちを表しました。
http://www.people.ne.jp/a/76da97db72a54c04a63516f3b3910dc6
日本が入っていませんね。
日本は5億円という他の国から見ても多額の緊急支援を決めて発表したはずですが。
他の新聞やTVでは日本の援助のことをキチンと報道しているところはどのくらいあるのでしょうか。
前掲記事で原発に関してコメントを書いた者です。福島さんからコメント頂きました。この場をお借りしてレスさせて頂きます。
やはりPWRの核燃料プラント、四川にあります。原発ではありませんが、核燃料プラントです。核融合の実験施設もあったはずで、なんらかの被害が発生している場合(多分4桁のガルが施設を直撃しているはずです)泰山のような沿岸部にある原発建屋の本体とは違って燃料生成加工プラントですから、ひとたまりも無いと思います。中国政府はどうか核に関しては隠匿しないで欲しい。
https://219.109.2.236/atomica/pict/14/14020304/04.gif
To 福島香織さん
>とか訳の分からない説明ですが(表向き)、外国人をいれると監視しなきゃならない、でも今はその余裕がない、ということではないか、と思います。もう72時間リミットまで時間がないのに。
そうでもないと思います。いままでチベット暴動により、外国人への不信感からきたものだと思います。でっち上げ、デマ、偽造写真など横行した外国メディアに懲りたと思います。
To 福島香織さん
しかし、いままで何があれ、瓦礫の下敷になっている人を考えれば日本のレスキュー隊を受け入れてほしかった。募金もいいですが、救命がもっとも重要な時期ですから、たくさんの命を救ってほしい。
こんなときに、面子、トラウマなんて考えないでほしい。
to zurich さん
報じられてるようです、ご心配なく。
http://news.163.com/08/0514/02/4BSEDPT60001124J.html
http://news.163.com/08/0515/01/4BUR71QD000120GU.html
http://www.people.ne.jp/a/2a30f43d7ca34601b5f943f28b10cb04
被災された方にはご同情もうしあげます。
関東大震災のとき暴動が起こらなかった事に外国人が
驚いたそうです。
今回の状況を思うに救助がまにあわず多くの人が亡くなり
生き残った人々に救援が届かなかった時
暴動や非難の声が起こるのだろうか?
http://www.anti-cnn.com/forum/cn/thread-51310-1-1.html
日本レスキュー隊を要請しない理由
1、交通遮断
2、レスキュー隊の住、食、通訳、安全を保障できない
3、人手は足りている。兵隊10万人も向かっているから
4、道路事情よくなってから考えられる
混乱の様子がわかり、ありがたいです。
中国政府が日本の救援チームの受け入れを表明した。ソースは読売新聞
To peijuanさん
>http://www.anti-cnn.com/forum/cn/thread-51310-1-1.html
>日本レスキュー隊を要請しない理由
あきれてしまいました。こじつけた理由と思います。派遣拒否は多分何十人かの死をもたらします。
日本でも派遣拒否した事がありました。政治家は大きな非難を浴びたので次は拒否しないでしょう。中国の人々が派遣拒否を正当化してしまうと、政治家にに圧力がかかりませんよ。次の震災で同じ事が起こるでしょう。
まあ、中国の人々と政府が望むのだから仕方がない、と思う事にしました。
ああ、受け入れましたか。前の文章は撤回します。
現場の混乱もあって、実際はたくさんの命を救うのは難しいと思うのですが、とにかく出来る限りがんばって欲しいですね。
To hanehanさん
>独裁政権だから、義援金が届いても支那共産党と地方政府によって収奪され、被害の当事者は1元も手にすることなく被災地から追い出されてお終いになるんではないのでしょうか?
>そして、『整地された被災地』には、党幹部や地方政府の幹部の家族が経営する会社の『耐震装置付のビル』が、被災復興のシンボルとして建てられるんじゃないですか。┐(´ー`)┌
被害の当事者は1元も手にすることなく???誇張すぎる、義援金は赤十字会で募集、政府なんか手を触れません、この道理も知らないお前、本当の馬鹿なんだ!
To nobbyさん
>>解放軍、武装警察が最も危険、困難な地方にいき….
>
>解放軍、武装警察も大喜び、でしょうね。都合の悪い外国人は党が通せんぼしてくれるし、だれにも邪魔されず、金目のものを懐に入れ放題!!
そりゃ…自衛隊でしょう…..
To stratosphereさん
>派遣拒否は多分何十人かの死をもたらします。
ボクの個人的な考えでは、日本や米国の救援スペシャリストを地震発生後速やかに現地入りさせておれば、死者は数百~千人減っていたとおもいます。
コトバの壁がどうの、といってますがそれぞれの国の隊に地区をわりふればよかったんですよ。でそれぞれの隊の総指揮を中国人がすればよかったんだ。
ちょうど、中国当局が少数民族を統治しているようなやりかたでね。
>そりゃ…自衛隊でしょう…..
日本から派遣される自衛隊の隊員たちが、日本国の国軍の代表としてのプライドを捨て去ってでもほしがるようなものが果たして被災地にあるのか?あるとしてたとえばどんな物?という疑問に、Chitoseさんとやら、厳密にお答え願いたい。
>義援金は赤十字会で募集、政府なんか手を触れません、この道理も知らないお前・・・
北京政府が手を触れられない組織、団体が支那国内に存在するってか?
そりゃ有力政治局員の個人資産はまさにそうだろうがね!。
常任理事国として、仕方なくアリバイ作りにでっちあげた中国赤十字会が、北京政府が手を触れることが出来ない組織だなんて誰も信じないよ(爆笑)
中国政府が、今回の大地震による死者は推計5万人以上であると発表した。新華社通信が伝えた。
今現在生き埋めになっている人は原則死んだ、と考えられているようだ。
日付が変わってしまったが、
都江堰市聚源中学校の生き埋めになった900人余の生徒の救出活動は、昨日の時点で打ち切られたらしい。
午前9時に疾病コントロールセンターの職員が、疫病の発生を防ぐため消毒薬を散布した。
親はたまらないよね。
かりに生き延びていたとしても、しっかり治療してやらないと、死んでしまうぞ。
To tenyoufoodさん
現地の気温は30度近くになり、昨日の時点で腐敗臭がひろがり始めたというから疾病コントロールセンターの判断は正しかった、ということになるんでしょうかね。
遺体の腐乱→即疫病ではないし消毒薬を撒いても腐敗防止にはならない。
彼らは蝿の発生を気にしているんだと思う。