■福田首相が、中国産ギョーザ農薬混入事件の原因について「核心に迫っている」と発言したそうですね。それを受けて、メディアでは事件解決間近か!といったムードに包まれているような…。私も、ええ?そうなの?じゃあ、もう一回現場(石家荘市)にもどんなきゃ。突然、記者会見とかされたらこまるし、とか思ったのですけど、ボスに言わせれば、うーん、もう少し、様子見?他社と違って、取材経費を節約し、一番効率よく動くことも、産経新聞記者にとっては重要な任務なのであります。かりに動きがあっても、おそらく一報は新華社だろうし。いずれにしろ、予定稿、予定稿っと。
■しかし、石家荘、北京から車で4時間から4時間半という距離は実に、やっかいです。春節に運転手を呼び出すの罪悪感感じるし、行くとしたら、列車でいくべきかな。
気になるのは、この福田発言、日本の警察当局の捜査で、毒混入の場所がほぼ工場内に特定されかかっている、という状況をもって出たものなのでしょうか。それとも中国側公安当局が容疑者を絞り込んでいるとか、身柄を確保しているといったような情報が内々にもたらされているなど、具体的裏付けがあるのでしょうか。確かに、今の状況証拠では、工場内で、作業員、あるいは作業員に扮した人物が犯行に及んだ、という可能性が濃厚になってきているんですよね。いくらHACCAP導入工場でも、そういったシステムやマニュアルを運営するのは人間です。
■北京に住んでいる人でちょっと特権をもっている人とお友達関係になったことのある人なら、本来は立ち入り禁止の場所などに、「彼女はオレの小妹だから」とかいう顔パスでつれて入れてもらったりした経験ありますよね。中国は、管理が非常に厳格で融通の利かない面もありますが、人間関係さえできていれば、どんな厳しい方もシステムもザルのように素通りできる場合があるんです。この工場は異物持ち込みなどチェックしていますが、これは係の人によるチェックで、つまりX線とか金属探知器ではないので、毎日同じことやって顔なじみ同士のばあい、気の緩みなんて、ありそうです。しかも製造日の10月1日は国慶節休みだし、「なんで国慶節休みに出勤?やってられないわね~」とか、ぐだぐだいいながら、緩いチェックしてそうな様子が目にかびます。あ、記者ブログはこういう憶測を書いちゃ、いけなかったか。
■もし、そういう可能性を、中国警察当局が捜査して、容疑者めいた人物がいるとすれば、彼らは極めて優秀なのですから、すでに特定している可能性はあるかもしれない。問題は、それを政治的判断で公表するかどうか、です。ただ、そういう情報が日本側にすでにもたらされているとすれば、中国はその捜査結果を公表するつもりがある、ということになります。となると、解決は早い方がいい。春節中は、動かない、とみていたけれど、あえて春節中に公表して、当局の真剣ぶり、まじめぶりをアピールする可能性もある?全部、妄想です。記者というのは妄想するのが仕事です。妄想しながら、先まわりして準備するんですってば。予定稿とか。
■しかし、問題は、犯人がいたとして、捕まったとして、その後ですよね。日本の食の安全をどうまもるか、中国を拠点にしている、日本の冷凍食産業、外食産業はどうやって生き延びるのか。政治的外交的、影響も深刻です。なんとなく緊張感がとけないこのごろです。
福島様
昼メシの件、質問していただき有り難うございます。
そろそろ犯人が特定されて、国民の関心は原因探しから産地表示強化に移るんでしょうか。日本の輸入冷凍食産業、外食産業が生き延びるには強化阻止が至上命題でしょうね。
どうやら農水省は産地表示強化に消極的なようですが、彼らが顔色をうかがうのは国民ではなく業界や中国様ですから、まあ予想通りです。
一方、石原知事は都独自の強化策を検討中のようですが、国民は圧倒的に強化支持です。
媚中福田首相といえどもこの声は無視できないでしょう。媚中毎日新聞は産地表示強化が非関税障壁になるのでは、と臭わせていますが、原因を作ったのは中国自身だということを忘れては困ります。
福島さんこんばんは。
そちらではyoutubeはご覧になれますか?
http://ameblo.jp/disclo/entry-10070877679.html
http://www.youtube.com/watch?v=goO77ipaiSo
「核心に迫っている」
なんか、日中両首脳さんが互いに困らずにすむような犯人が見つかったということでしょうか。
個人の犯罪なんだからしょうがないですね~とわが国の総理さんおっしゃりそうで・・・
なんだかイケニエ選びが終わったよ的な、日中双方からの情報臭がプンプンしますね。
大体本当に殺虫剤が「故意」の混入なのか激しく疑問。
日本のTVであるようなあの日も、あの日も「殺虫剤」を使った的な目撃者証言もチラホラ見られますし・・・・
やっぱ、日中双方に都合のいい「イケニエ」が用意されたのですかね・
To nakashix さん
「個人の犯罪」という解決は、たぶん日中双方にとって最も困る「解決」ではないでしょうか。
工場の衛生管理が悪いことが原因なら、中国側は管理強化、日本側は検疫強化で対応できます。
ところが、農民工による犯罪ということだと、双方とも対応策がないわけです。中国には反日教育を施された貧乏人が何億もいるわけで、防ぎようがありません。今回の事件はネット上で広く知られているようですから、模倣犯が続出するかもしれません。
私たちが取り得る対策は「中国産は絶対に食べない」。これしかありません。そのためにも、外食産業を含め、すべての食品の産地表示を義務化しなければなりません。
個人的にはこの件に関して「誰かが意図的に毒を混入した」という見方が支配的なのに違和感があります。私は工場の管理レベルが低すぎる故に起きた事象ではないかと思ってます。記者じゃないので憶測を書きますが(笑)、「工場内に虫が湧いたから適当に薬を撒いたら製品に混入した」といった話のほうがよほどありがちな気がする。
確かに悪者を特定してそれを排除したから対策済み、とすれば説明は簡単でしょう。管理がザルだったので教育しました、だと説得力がない。
> 「なんで国慶節休みに出勤?やってられないわね~」とか、ぐだぐだいいながら、緩いチェックしてそうな様子が目にかびます。
さっき仕事帰りにビルから出るとき、顔馴染みの警備員に「代わりに退出記録つけておいてやる」と言われました。まあ何かの管理に利用しているわけでもないのでどうでもいいのでしょう~
To Luさん
まだ、あらゆる可能性がある、のだと思います。が、某ジャーナリストがおっしゃるように、民工の反日食品テロであった場合の方が、外交問題として、日中経済問題として、五輪の食品安保問題として、対策が立てにくく、両国関係へのダメージは大きい気がします。個人的には、残留農薬問題であってほしいです。その方が、日本としては気持ちが楽ではないでしょうか。
ついこの間まで、日本で混入された可能性大と言っていた中国当局も
餃子の中から メタミドホスが発見された事によって、言い逃れ出来なく
なってしまいました。北京オリンピック成功が大命題の当局にとって、摂るべき方策は、政治決着か 犯人を仕立て上げ、見せしめのために重罰に処する てなことになるのでは?
To 福島香織さん
うお、即レスだ。春節中もお仕事お疲れ様です。私はさすがに明日は休みますよ。わらい。
> 個人的には、残留農薬問題であってほしいです。その方が、日本としては気持ちが楽ではないでしょうか。
web上の印象では、「中国人は日本人が大嫌いだ、だから毒ぐらい入れるだろう」という感情的な意見が多いように感じます。あらゆる可能性がある中で、私はそれは低位にあると思ってます。確かに中国人から理不尽な悪意を向けられることもありますが、それよりも日常的に融通を効かせ過ぎて、本来締めるべき所で問題が起きているケースを本当に山ほど見る。見立てが甘いかなあ。
真実は多数決で決まるものでも政治発表で決まるものでもないので、今後の進展はさておき日本政府は有効な対策を考えて欲しいものです。
福島記者
> 人間関係さえできていれば、どんな厳しい方もシステムもザルのように素通りできる場合がある…
嘗て秦の商鞅により連座制なる法を確立した国とは思えないと言うか…人治国家と言われる所以ですな。
> 妄想しながら、先まわりして準備するんですってば。予定稿とか。
それって、天気予報に近いなぁ…困った時は「晴れ時々曇、所により俄雨」とか?(笑)
でも、福島的妄想・憶測がなければ、きっと「北京趣聞博客」も「北京春秋」もつまんないでしょうね。 本来コラムやブログなんてもんは筆者の意志や個性に惹き付けられるもんがなければ精読出来ませんよ。
「時々”かおりん著”の文章読んでると文字が踊っているような気配を感じる。」というのは小生の妄想なのか幻覚なのか…♪
To kashiwa123さん
かりに、容疑者が逮捕されたとして、その背景に、工場の劣悪な労働環境とか、日本に対する悪意とかがあれば、日本として、日系企業として、日本人として、考えさせらることは深刻ですよ。HACCAPでは、悪意の農薬混入は防げない、ということで、日本人は日本に悪意を持つ人が多くいる国に食という、命のキホンを預けているということで、じゃあどうしたらよいのか、ということになります。当分は、日本は中国産食品拒否症に陥るとしても、そのあと。日本は中国以外のところで、安全な食品を調達できるのか。国内自給率をあげる、といっても、どうするのか。それで外食産業や冷凍食品産業はたちゆくのか。
To nekoni-matatabiさん
みました!
To nakashixさん
もし、食品テロ容疑者逮捕というかっこうで決着がつくとしたら、①個人の犯罪なんだから、中国産の品質の問題ではない、だから日中食品貿易には問題ナシといって開き直る②HACCAPでは食品テロの被害を防げないという事実に日中双方あわてふためく③根深い反日感情をかかえる社会不安の国に、かほどに食卓を依存していることを反省、日本でもチャイナ・フリー運動が広がる…、などの反応が考えられるのか?とひとり妄想。
To bitterさん
かりに、容疑者が捕まる形で事件が決着するとして、その容疑者は本物のなのか?という問題も。
To kashiwa123さん
中国産を排除して、日本人は生きていけるのか。でも、個人個人がもう少し自給率をあげる努力はできるのではないか。エンゲル係数ちょっとくらいあげても、子供と妊婦さんには安全なものを食べさせる努力とかできないかとか。日系企業として、中国で安売り用の生産に走るのではなくて、もうちょっと高い人件費をかけて、自社製品への誇りとか自社へのロイヤリティとかを育てることは不可能なのか。とか。いろいろ、考えてしまいますね。
To iza1364toshiさん
北京オリンピック成功が大命題の当局にとって、摂るべき方策は、政治決着か 犯人を仕立て上げ、見せしめのために重罰に処する てなことになるのでは?
それがあり得そうな感じですね。最初は、うやむやにしてしまうつもりなのかな、と思いましたけれど。
To 一閑さん
文字がおどっている?脱字誤字も…。すみませーん。
To 福島香織さん
>中国産を排除して、日本人は生きていけるのか。・・・
生きていけると思います。食品価格は上昇するでしょうが、それは所得がサラリーマンなどから農家に移転するだけで、日本全体の国民所得が減少するわけではないですから、景気への悪影響もないでしょう。農地は十分にありますし、農業が儲かると言うことになれば、農業に従事する人や企業は増加するでしょう。
ただ、現実問題として、政府は徹底した産地表示を決断しないと予想しています。今のFさんでは無理ですね。それと、貧困層は安価な中国産に頼らざるを得ないでしょうから、一定量のニーズは残ると思います。昔は「貧乏人は麦を食え」でしたが、これからは「貧乏人は中国産を食え」となるでしょうね。私も貧乏人ですが、さいわい田舎に住んでいますので、国産だけで生きていけます。
食の安全というよりも中国の信頼度でしょうか。問題なのは。
工業製品でも同様ですが、「ISOを取っている(買っている?)」とか、「日本の検査機器を使っている」と自慢する工場に限って、とんでもない不良品がでてきます。
内実は工場経営者と従業員間にも信頼関係など無く、不良品を出せば即“罰金”。監視カメラで常にチェック。経営側は工員の中にスパイを潜り込ませ不満分子を粛清。警備員は外部のどろぼうよりも、内部の人間が商品を持ち出さないかを見張っています。工場の守衛が必ず、経営者の親戚とか同郷の人間なのもそのためです。
結局、安さのために中国でモノを作った日本企業が悪いということでしょうか。
to kashiwa123さん
to 福島香織さん
日中国民ではなくて、両首脳に取って「なんとはなしに」終わらせようとしたら、という妄想ですのでご容赦を。
①個人の犯罪なのだから、中国製品全般の問題ではない(と言い張る)
②犯罪は中国公安が厳しく取り締まり対応する(と賄賂を貰いながら言う)
③根深い中国庶民の持つ反日感情は、これまでの日本がアジア諸国に行ってきた歴史的な罪を謝罪しつづけ、新たなより親密な日中関係を築くことによってこそ拭い去ることができるであろう(と産経さん以外の日本のマスコミの社説や夜11時頃のニュース番組で主張される)
④チャイナフリーなんて狭小でヒステリックな行動は愚かなことである(と進歩的(恥ずかしい)コメンテイターやカリスマ司会者(お笑いですね)がコメントする。中国製の歯磨き粉や薬でたくさんの子供たちが亡くなってしまったことや、おもちゃに鉛たっぷり塗ってあったことなどには知らんぷりで)
根本の問題である「日本の食の安全とは」を放り出して、シャンシャン解決(上辺の)にして、さあ皆さん北京オリンピックですよ、上海万博ですよ、日中友好、友好となるのは嫌だなあと思ってます。
アメリカの牛肉、中国の野菜、どこの国からの何の輸入であれ、日本の安全基準に合わないものは入れて欲しくないですし、その代わり日本のお店・流通さんには、まがったキュウリや二股の大根などの不恰好なものでも品質に問題がないものを捨てないで売って欲しいです。
時折ある取れすぎた(国産)作物を価格維持のため廃棄しているのを見るとやりきれなくなります。配送などの協力が必要ですが、子供たちの養護施設などに贈ってやれないのかいなと・・・
初めて書き込みさせて頂きます。
中国を日本国民の工場にして幾星霜。今まで日本メーカーは何を見てきたのでしょう?
視察は、管理はしていたと彼らは言いますが、中国まで行って何をしていたのでしょう。
工場の設備を見て、書類を見て、工場の偉いサンと話をして終わり。
JTにせよ双日にせよ生協にせよ「作っている工員さんたち」と話をしていると言った記事はどこにも有りません。工員さんたちにインタビュー出来たメディアも(サンケイさんを含めて)皆無ですしね。
製品は工場が造るのではありません。工員さんたちが作るのです。(手作り餃子だし・・・)作っている人たちに対する視点がどこにも有りません。
HACCAPだろうがISOだろうが、取ったからと言って製品が良くなることは有りえないのは日本の過去の実例が有るのを忘れたのでしょうか?
雪印だってHACCAPを取ってたし、三菱自動車だってISOを取っていた。
緊箍経じゃあるまいに唱えたからと言って製品が良くなるなら苦労は無い。
むしろ時間とお金を掛けて「工員さんたち」に「日本の消費者は皆さんが作っている製品をおいしいと言って喜んでいる」(本当に美味しいかは別として)と理解してもらうのが先だったのではと思います。
そうすれば自ずと「日本の消費者に喜んでもらえるよう良い物を作ろう」というモチベーションが生まれていたと思います。
それが何よりの「食の安全」に繋がると思っているのですが理想論ですかね?
最近の日本に関しても似た事が云えると思うのですが、倫理観や正義が欠如した独裁国家で権力者や腐敗官僚に経済・政治的弾圧を受けて来た人々に「消費者からの感謝の気持ち」を伝えただけで毒物混入と云うような犯罪行為が防止出来るとは思いません。(素人の独断ですが、これは生産工程ミスよりも、むしろ犯罪行為でしょう。) 行為自体は直接目的は、日本の消費者をターゲットにしたとは思いません。状況証拠から、工場関係者と経営・管理者の軋轢からの恨みからではないかと云う感じがします。(これも素人の独断。)
現在、中国の社会状況は搾取者と被搾取者の軋轢という独裁原始資本主義社会下にあり、当然、このような事は頻繁に起こっています。 ともあれ、真実は遅かれ早かれ解明される事と願っています。
でも、日本と国民が、今、本当に心配し、対策を考えなければならないのは、
(1)食料自給率の改善努力を政府・企業ともに放棄してしまったこと。
(2)中国が「対日食料輸出を人質」に対日外交を行う可能性が高いこと。
(3)その様な資源を人質に取った「資源外交」の可能性はロシアが対EUや旧ソヴィエト衛星国外交で証明している。
(2)については、日中戦争という外交的脅しの効果が漸く薄れて来た事から、新たに効果的な対日切り札が中国には必要です。 すでに、今しがた、産経新聞が報道したところによると、中国が日本に、今回のような事件に関して「報道管制」をするよう要求してきたようです。(中国のどのレベルからの要求かは不明ですが。)
現代日本人の大多数は70年代の「オイルショック」やニクソンによる「大豆・大豆関連品禁輸(出)措置」を知らないか、忘れてしまっているでしょうね。
今回の事件では、特に冷凍食品産業や、外食・食品産業の関係者から、中国の低価格輸入品なしでは最早、日本は立ち行かないと述べています。
70年代前後には北海道や八郎潟干拓地での集約型大農業の明るい将来性についてニュースなどでよく取り上げられていたのですが、今では北海道経済の地盤沈下が聞こえてきます。 数年まえにも、牛乳消費量の減少で酪農業界が頭を抱えているというニュースがありました。 日本の健全な農業経済は何処に行ってしまったのでしょう。我々は今のように「グローバル化」された世界では、自国について最早、何も考え心配する必要はないのでしょうか?
生まれて来た時から食糧や消費材に埋もれた生活しか知らない、「国家権力」を悪と教えられ、「国家と国民の義務と権力」を否定させられて来たのが、現代日本人ですが、今こそ、本当に「国家と国民の安全」とは何かを考え、日本の将来への軌道修正を緊急に行わなければ、「亡国のイージス」を体現するのも、そんなに遠い事でもないように感じます。
【毒餃子テロの日中両国にとってベストな落とし所】
http://antikimchi.seesaa.net/article/83107800.html
なんだかねぇ・・・ ニヤリってわけにはいきませんけど・・・。
こんにちわ。
総理の「核心に迫ってる」は、もう犯人は分かってる?。(本当に?!)
というか、中国側に都合のよい犯人だろうと思うのですが。
今回の調査(or 視察?)は中国がし切ってたし、
被害者である日本の主張が見えてこないんです。
中国の利益が優先されるような解決だけは、御免被りたいです。
弱腰と言われてる福田内閣ですが、日本国民のために、強気に出るときがあってもいいと思うんですが。今が、そのときでは。
To kashiwa123さん
農業が儲かるとなると、若い人の農業回帰もおきるかも。日本は、日常食べる食品はおしなべて安全でおいしいですが、食の格差というものが広がるかもしれませんね。安い中国産もあるが、中国産でも日本人が現場監督しているちょっと高めの中国産もあり、もっと高い国産もある。それも、ちゃんと製造地、材料調達地などがしっかり記載されて、消費者が自分で納得できることが前提ですが。
To sakuratouさん
日本企業も、中国で生産することのコストパフォーマンスとリスクを、今一度、チェックする必要があるかもしれません。
To nakashixさん
>①個人の犯罪なのだから、中国製品全般の問題ではない(と言い張る)
>②犯罪は中国公安が厳しく取り締まり対応する(と賄賂を貰いながら言う)
>③根深い中国庶民の持つ反日感情は、これまでの日本がアジア諸国に行ってきた歴史的な罪を謝罪しつづけ、新たなより親密な日中関係を築くことによってこそ拭い去ることができるであろう(と産経さん以外の日本のマスコミの社説や夜11時頃のニュース番組で主張される)
>>④チャイナフリーなんて狭小でヒステリックな行動は愚かなことである(と進歩的(恥ずかしい)コメンテイターやカリスマ司会者(お笑いですね)がコメントする。中国製の歯磨き粉や薬でたくさんの子供たちが亡くなってしまったことや、おもちゃに鉛たっぷり塗ってあったことなどには知らんぷりで)
>
そうそう!
関西テレビ2/8「スーパーニュースアンカー」での青山繁晴氏の得た局長級幹部からの情報によると、拘束された容疑者は複数の農民工(既に退職)のようですね。また、この事実は今後公式には表に出ない可能性もあると言っていました。
To youtaponさん
クビにされた工員さんの匿名の発言は、各紙とものっていましたが、やはり、ウラミを感じさせる発言が多いですね。私も、天洋ではないですが、工場労働者に話しを聞いたことがありますが、やはり多くの工場が、搾取構造です。安い賃金、1年ごとの契約更新、不良品、ミスがでたときの罰金制度、違法な長時間労働(法定労働時間は8時間)。ときに賃金、踏み倒し。労働者と企業の関係は、緊張感をはらむことが多いです。天洋も、昨年、40歳以上の工員の強制解雇など行い、工員の恨みを買うことがあったようです。ただ調査団が聞いたところ、工場側は労使トラブルはない、と否定していました。工員の強制解雇なんて、今にはじまったことではないので、特に問題視しない、ということでしょうか。
中国では、自分の働く工場や自分の作る製品に、愛着や誇りがもてない、という状況が多々あります。工場がいくらもかっても、労働者の賃金に反映されることは少ないからです。工場がもうかっているほど、労働者は搾取されている感におそわれ、恨みを抱いてしまうことになります。あなた、働く人、私儲ける人、というわけです。あと工場労働者がたたき上げで、工場幹部になるというケースも少ないとききました。工場と労働者の関係は潜在的に敵対関係がある。これは中国企業のリスクのひとつといわれています。
To parkmountさん
現在、国際社会は資源争奪戦を展開していますが、数十年後には食料争奪戦を展開していると思います。そのとき、日本は?ということも含めて、食料時給の問題、もっと真剣に考えるべきかもしれません。
To masa19861124さん
中国の方が交渉術においては上手、という感じですね、今のところ。日本ってどうして…。
To eizyさん
ユーチューブでみました。かりにそうだとすると、質検総局副総局長の発言「日中関係発展を望まない少数分子の犯行」というのも、なにがしかの裏付けがあるような記がします。落ち着いて考えてみれば、副総局長クラスの人間が何も、意図なくこういう発言をするわけない。
こんばんは
本当にこの件は興味深いです。特に今まで知らなかったことを知ることができて・・・
例えば、当該ギョーザ製造会社の賃金テーブルは、経営層は年収数千万で、作業員が年収数十万など、私の想像以上でした。日本の同規模の会社では、どちらの立場でも考えられない待遇でしょう。
本来、共産主義は普く富の公平性を最終目的にしていたはずですが、ロシアも同様、資本主義各国のどの国よりも、富の偏在は著しいようで、非常に興味深い。これでは、マルクス主義が破綻したのも納得できます。
さて、今回の事件の全貌があきらかになりつつあるように思えますが、結局のところ、今回の事件の本質的要因は、中国一般が持っている倫理やモチベーションの欠如の大衆の退廃だと思えてなりません。
そして、その大衆的退廃の原因を突き詰めれば、決して覆すことのできない地位や富の偏在の存在に行き着くのでしょう。
いつまで持つのやら・・・・
イザ!ができる前から、福島さんの記事は興味深く読ませていただいておりましたが、初めてコメントいたします。
みなさん書かれているように、農産物の自給率をあげるのが難しくとも、まずは食品加工は日本国内で行うことを考えた方が良いと思います。
海外に工場が転出してしまったのはコストの問題が大きいと思うので、国民が安全のためには多少割高なものでも我慢しようというコンセンサスが必要でしょう。
それなのに日本のマスコミ(含産経新聞)は、食品の値上げを報道するときに「庶民の生活を直撃」「○○よ、お前もか」「こっそり値上げ」などのネガティブな記事が多すぎる気がします。また賞味期限のようなあいまいなものを絶対視したりして、国内の食品企業を安易に叩きすぎではないでしょうか。値上げはダメ、賞味期限は絶対、いかなる再利用も許さない、と手足を縛られて、国内の食品産業がすっかり衰退してしまってから、輸入品は安全でないとわかっても遅いのに・・・。
食の安全という観点だけでなく、日本は資源が乏しく製造業で食べていかねばならないという観点からも、国内の食品製造業を大事にするべきではないかと思います。
いろいろと書きましたが、本当は私のような素人が考えることではなく、政府や行政は「食の防衛」「産業の防衛」を総合的・戦略的にきちんと考えてほしいと思っています。
福島香織さま
日本のマスコミ様はこのまま国内での事件をメインにして風化させるつもりですかね・・・。
ともかく北京オリンピックに参加する選手や見に行く観客は水と食料とボンベを持って行った方が良い気がします。
こんばんわ!
大変、ご無沙汰しています。
当局は、すでに「少数の過激分子」を絞り込んでいる様ですし、「最悪のシナリオ」
になるのが目に見える様です。
「インターネット」は普及したものの、この分だと「民主化」は随分先の話になり
そうですね。
やはり、かの国とのお付き合いの仕方は良く考える必要がありそうです。
皆さんも仰っているように、「食料自給率」を上げる努力も大切だと感じています。
中国ではないのですが、昔、サハリンで買い物をした時も、「政府の方」と一
緒に行くと、「長い行列」の横から入り、何でも自由に買う事が出来ました。
全く同じです。
中国人(または、それを装った者)の暴言の書き込みもあり多少凹んでいました
が、却ってそれでみんなが読んでくれたりして、複雑な心境です。
今回の毒入りギョーザ事件,支那政府にとって一番望ましい解決は農薬の混入が日本で起こった(犯人は日本人),と言ふ結論になることでせうが,これはどう見ても無理です.となると,次善の解決策は,会社に恨みを持つ輩が農薬を注入した,と言ふストーリーで幕を下ろすことでせう.間違っても何らかの事故で農薬が混入した,と言ふことにはならないと思ひます.なぜなら,今回の事件は特殊な人間が起こした例外的なもので,本来の支那産のギョーザ自体は安全である,と言ひたいでせうからです.まあ実際にも会社に恨みを持ち,かつ反日的な感情の持ち主の犯行であらうとは思ひます.しかし,たとへそれで決着がついても,福島さんの言ふやうに,厳しさと裏腹な杜撰さが呆れるほどまかり通る国ですから,同じことはまた起こり得るし,それを感じだした日本国民が抱いた不信感は少なくとも数年はなくならないでせう.日本もこの機会に食料自給率を高めることを含め,China Freeを徹底させるべきかと思ひます.
福島記者、産経の次の記事で腰砕けになりました。
生協連、中国側に毒ギョーザのサンプル提供 証拠隠滅の恐れも
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080210/crm0802100104000-n1.htm
頭いて?。
日本からサンプルを持ち出させない、って徹底してなかったみたいなのも頭痛いですが。
中国大使館に「献上」されたサンプルはどうなることやら。殺虫剤成分がはいってるかどうかは、全然検査してなかったそうで。この袋から
日本製の殺虫剤が出てきた
ってことになれば、万々歳?
福島様、
私の近所の本屋では危ない中国産食品というコーナーができてて関連の本がずらっと並んでいましたよ。このままチャイナフリーという方向にいきそうです。いくら安全宣言をしても、アメリカの牛肉や雪印の牛乳のように信用をなかなか取り戻せないのではないかと思います。
To iori3さん
あほですね。あぜん、というヤツですかね。