■きのう東方広場の日式ラーメン屋で焼きギョーザをたべてきました。店の人(中国人)にギョーザの売れ行き、どう?ときくと「すごく人気ですよ~」と胸をはっていました。「このギョーザ、冷凍ではないの?」「うちは全部、店で包んでいます」「日本のギョーザ騒ぎ、きいていない?」「???」…。毎日、朝から晩まで働いている中国人出稼ぎ店員がネットや新聞をみているわけないですね~。ギョーザおいしかったです。
■市内のスーパーで、いろんな冷凍水ギョーザを買いまくってきましたが、天洋食品のものは見あたりませんでした。一応、河北省と場所が近いから市内に入っているとおもったんだけど。もうリコールされたのかな?量り売りではなく、パッケージ入りのギョーザで北京市場で一番目につくのは、五輪オフィシャルギョーザ、思念ブランド(鄭州市)ですね。私くらいの年頃だと、ジャッキー・チェンの写真つきパッケージだけで思わず買ってしまいます。食品衛生という意味なら、日本より絶対国内の市場の方が危険度が高いはずなのに、日本のニュースがあまり国内消費者の動向に影響を与えていないことが不思議でした。化粧品SKⅡ騒動のとき、中国人だけが騒いで、外国市場が冷静だったから、そんなもんなんでしょうか。
■さて、今回エントリーは、毒ギョーザ事件の原因物質、メタミドホスについて。ブログ本にも収録されていますが、中国にはヤミ農薬工場、ヤミ農薬販売ルートが存在します。ヤミだけでなく、ふつうの工場、店がこっそり売っている場合もありそう。この事件後、日本の人から中国でメタミドホス、って買えるの?と問い合わせがありました。で、答えは「買える」みたいです。ええ、電話一本で買える、と私の友人がいってました。ちなみに、中国で電話一本で買えるもの、ヘロイン、拳銃、腎臓、赤ん坊…。いや、本当に買えるか潜入取材したことないですから分かりません。そういう広告が時々、ネット掲示板にあったり、ショートメールに、怪しげな携帯電話番号とともに入ってきたりするだけです。
■でも、買えば当然、手が後ろに回ります。好奇心で買っても、あとでゴミ箱に捨てるわけにも行かないし、取材だといいわけしても、ばれれば、よくて国外退去、悪くて逮捕、当然、懲戒免職ですな。というわけで、このあたりのヤミには、ノータッチでいかせていただきます。福島は最近、法律を非常に遵守しています。
■ただ、これまでメタミドホスがものすごく生産され、使われてきて、今も市場にだぶついていることは、中国の公式報道にかいま見えます。そのあたりを考えてみたいと思います。
■メタミドホス、
中国で最も量産され効果がある殺虫剤BY農薬ネット
今年から生産停止だけど、在庫はどうすんの?
■メタミドホス、中国語で甲??は農薬の中でどういう位置づけなのだろうか。まずそれを、農薬業界オフィシャルサイトの農薬ネットで見てみよう。
■いわく「メタミドホスとは、わが国の目下(2003年当時)の生産量最大の効果の高い有毒有機リン系殺虫剤であり、ダニなどの害虫、およびその卵にも効果があり、効果も長期に持続、ダニ、アブラムシには10日前後、シラミ、葉ゼミ(って羽虫類の害虫?)類には15日の効果を維持、幼虫にも効果がある。主に乳液状にして噴霧、稲、綿花、サツマイモ、大豆、鑑賞植物の多種害虫にもちいる。土壌にまいて地下の害虫を防いでもよい。メタミドホスは人畜に有害で、野菜、茶樹、たばこなどの薬用植物には用いるのはよろしくない。用いるときは厳格に安全期間をおき、稲、麦類は収穫の一ヶ月前には使用を停止すること。機械噴霧は禁止されている…。」(以上)
■つまり、メタミドホスは、2003年まで中国最大生産量の一番一般的な殺虫剤だったわけだ。どのくらい生産されてきたかというと、農薬協会理事長の羅海章氏がこう指摘している。「2003年~2005年のメタミドホス生産量は18・5万トンで、有機リン高毒性農薬生産の67%を占める」。これは2007年1月からのメタミドホスなど5種類の高毒性農薬の使用全面禁止、2008年1月からの生産全面禁止の通達をうけて、業界としてどう対応してくかについて、中国化学工業報(2006年4月1日付)の取材に答えたものだ。
■農薬協会側の主張は、資料になるので要約してみよう。
「今年は農薬業界にとって生き残りをかけた年である。メタミドホスなど5種類の有機リン農薬の使用禁止の時間表は、07年1月1日から農業での全面使用禁止する。08年からは生産停止となる。ただし国内の優良27企業は、一部企業についてはメタミドホスなど5種の有機リン農薬生産を輸出用に保留させ、その他企業には国家資金援助して産業転換を薦めて、国家として厳格に企業の優化選択を行うべきだ、と提言した。代替農薬の効果と安全性の検証には時間が必要だし、関連企業は将来数年の病中害対策について戦略的に計画を練らねばならない」
■「中国農薬工業協会は2006年1月から5種の高毒性農薬生産産業について調査したが、目下合法的に高毒性農薬を生産しているのは27企業・38プラント。うちメタミドホス19工場、パラチオン5工場、メチルパラチオン11工場、モノクロトホス3工場 ホスファミドンはすでに国内で生産されていない。この5種については2003年~05年に全国で41・3万トン生産能力があり、じっさいに生産されたのは27・3万トンで生産能力の66・1%。原薬の販売量は11・2万トン、製品化されたものの販売量は13.4万トン、輸出量は9・6万トンで生産量の35・2%。ちなみに輸出は量、売上げ額ともにのびている」
■「この五種の高毒性農薬のうちメタミドホスの占める割合が最大で、2003~05年のメタミドホス生産能力は26・8万トン(5種高毒性農薬全体の64・4%)、実際生産量は18・5万トン(同67・8%)、売上げ額32・9億元(同66・5%)、輸出量6・2万トン(同64・6%)。」
■「27企業のうち、19企業がメタミドホスを生産しており、メタミドホス生産から別の代替農薬に生産転換していくことを表明している。しかし、全国のメタミドホス生産量能力は03~05年から毎年平均12・8%の増加、実質生産量は毎年平均7・4%の割で増加してきた。05年のメタミドホス実質生産量は6・7万トン。輸出量は毎年平均27・2%増加している」
■「過去3年、国内のメタミドホス使用量は少しずつ減少しているが、輸出はのびている。2005年の5種高毒性農薬の生産量は9・2万トンで、生産能力の62%だった。販売量は8万トン、うち国内販売量は4・9万トン。販売量の61%だ。輸出は販売量の39%。」
■「2002~04年の税関統計で、中国の高毒性農薬の輸出量は年平均13・6%増加、05年の輸出量は実質3・5万トン以上で、ほとんどが原薬輸出だ。06年の輸出量は4万トン以上になる見込みで、05年の生産量の43%をしめる」…。以上要約
■羅理事長はなにが言いたいかというと、中国では05年までメタミドホス生産量も生産能力も増加していて、企業的にはこの「メタミドホスなど5種有機リン農薬禁止令」に、とってもこまっている。代替農薬をみつけるには時間がかかるし、メタミドホスの輸出は結構のびているのだから、ちょっとくらい生産していてもいいじゃないか。一部例外みとめてくれよ、お目こぼししてくれよ、ということではばいか?しかし、中国では03年からメタミドホスなど禁止するよ、と前もっていっていたのに、生産企業はほとんど対応できていないのだな。
■いずれにしろ、06年の段階で、こんなことをいっているわけだから、今の時点では、工場の在庫や売店に、メタミドホスがだぶついていることは想像に難くない。今年から全面生産停止だといっても、それを本当に徹底できているかも怪しいと言わざるを得ないだろう。
■ちなみにブログ本でも書いたが、メタミドホスは価格が安く効き目が強いという点で、低残留性農薬を使うより元手が20%近く抑えられる、と業界で言われている。農民にとって農薬、化学肥料の負担は大きいため、20%もお安いとなると、それが危険かどうかなんて、考えもしないで使うだろう。
■こんな話を中国各地の農村にフィールドワークで視察にいったある政府系研究員から聞いた。「農民は自分たちで食べる農作物には、農薬をつかっていない。ひとつは農薬は金がかかるし、自分たちが食べるぶんには、虫食いでも気にしないから。もうひとつは、農薬が危険であることを経験から知っているから。都会の人は病気になっても、病院にいけるが、農民は病院に行けないから、危険なものは食べない、そう説明した」。これによく似た話は、「中国の危険な食品」の著者、周勍さんからも聞いた。農民の頭の中では、売れるということと、消費者の健康を守るということは、つながっていない。
■中国での農薬使用量は、全国で年140万トン以上(2007年8月22日付光明日報)。メタミドホスの05年時点の生産は6・7万トン。うち4割前後が輸出されるとして、3万トン以上が在庫か市場に流れている計算になる。とすると、国内市場にかりにメタミドホスがヤミで流れたとしても、全体の農薬市場に占める割合は数%程度だが、これを多いというべきか、少ないというべきかは微妙だ。
■さて、市場に流れたメタミドホスは、結構、健康被害などの問題を起こしている。すでに共同通信なども報道しているが、下記のような医学リポートがある。
■主席医学ネットより。
江蘇省太倉市のメタミドホス中毒および死亡状況。
1997年~2002年全市の医療機関から市疾病コントロールセンターにほうこくされた農薬中毒案件は、654例で、農薬中毒症の81・75%だった。うち死亡例は210例で、農薬中毒死亡例の97・22%だった。同市における平均発症率は一万人に2・27人。農作業中の中毒は150例で死亡はゼロ。それ以外の中毒は504例で死亡率は41・67%。中毒者の60・55%が30~60歳。
■中毒の原因は、農作業中の中毒によるほか、メタミドホスを塗布した野菜果実を食べるなどの誤食(というか残留農薬)、農薬の瓶を食用瓶に使ったことによる誤飲、家庭不和、恋愛挫折、失業、職場の同僚との喧嘩などの原因に理由にる服用自殺などがあった。(以上、引用おわり)
■これは、メタミドホス生産が盛んな太倉市におけるメタミドホス中毒の多さを指摘し、現地医療機関に対策を講じることを求める調査リポートからの抜粋。リポートはメタミドホスが、農薬中毒でもっとも多く、死亡率も高く、農民の健康を脅かしている実態を訴えている。調査はメタミドホス農薬禁止の公布が出る前のものだが、中毒例は農作業中より、誤食、誤飲、自殺の方が多いのだ(死亡率も)。なかでも農薬の瓶を食用瓶に使うなどの無知ぶりにがくぜんとさせられる。ようするに、メタミドホスの危険性が分かっていない農民が多いということだ。つまり危険性を認識せず収穫直前などにもがんがん農作物にまいたりするこもありうる。
■こういうことから、次のような事件が国内でしばしば起きている
■嘉興日報(2008年1月29日付、浙江省の地元紙)
浙江省嘉興市秀州区油車港鎮馬庫村で27日夜、2家族9人が一緒に火鍋(鍋料理)を食べ、食べ終わらないうちに腹痛、嘔吐などにおそわれ、6人が病院にはこばれた。けいれんなどを起こしたので、化学検査した結果、有機リン農薬中毒と診断された。
彼らのうち2人は経過観察が必要な重症だった。彼らは家が強制撤去され、引っ越し先もない状況だったので、友達家族の家に一時借りずまいしていた。夜、みんなで一緒に食事をしたときの出来事だった。症状を訴えた最高齢は84歳、最年少は14歳。食事中酒をのんでいた3人は症状がなかった。
鍋に入れた食材はその日午後に買ったものばかり。ただ白菜だけは自分のはたけで栽培していた。白菜は夏の終わりごろにメタミドホスを使用したことがあるが、これまで問題はなかった。
■仏山日報(2007年6月26日)
広東省仏山市の富湾大橋工事現場の食堂で22日昼、トマトスープなどを食べた民工(出稼ぎ農民)21人が食事後1時間半後、動悸がくるしくなる、嘔吐、脂汗などの症状をうったえ、うち7人が意識不明の重体になった。病院に運ばれ、胃の洗浄などの治療を受けて命は助かった。
翌日、警察が食事の残りを化学検査したところ、トマトスープから有機リン系農薬が検出された。このトマトは、不定期の移動露天商が売っていたものだった。
■華西都市報(2004年4月8日)
4月7日、衛生当局は食品安全警告の広告を発表。メタミドホスを食品に入れないよう、農薬を保存する場所には「たべられません」との表示をつけ、農薬誤食中毒を防止するよう呼びかけた。
というのも、3月31日、4月4日に、同省でメタミドホス中毒事故が相次いでおき、12人が中毒、うち2人が死亡した。無色透明なこの液体を調味料と間違えて料理に使用したのが原因だ。
■倉庫や小売店、あるいは農家の物置(台所にも?)メタミドホスは残っている。また、危険性をあまり認識せず、せっかく買ったんだからもったいなから今年も使おうなんて農民もいるだろう。中国では、だから高毒性農薬が比較的簡単に手に入る、といってもいいだろう。そして、そのことが「投毒」と呼ばれる事件も多く誘発している。たとえば以下のような事件。
■合肥晩報(2007年9月12日)
8月20日、合肥市肥東県公安当局は、桐山村の農村家庭で、家でビールを飲んでいた男性がビールの味がおかしいと訴えたので捜査を開始。ビール瓶の蓋には針であけたような穴があった。化学検査の結果、ビールからメタミドホスが検出され、蓋の穴から注入されたと断定。この日、妻が男性の賭け事を責めたことで、夫婦喧嘩があり、妻によるウラミの犯行であることがわかった。
■江南都市報(2007年3月19日)
撫州市臨川区で、近所とけんかした農婦が報復のつもりでメタミドホスを井戸に投げ入れ、9人が中毒症状を起こしたが全員命が助かった。臨川警察は農婦を「投毒致傷」の疑いで逮捕。16日、村の3家庭9人の村人が次々めまい、腹痛をおこし、警察が投毒事件として捜査していた。
■今回の日本の毒ギョーザ事件の背景はまだ分からないし、上に述べたことと直接、関連づけるつもりはない。だが、中国でメタミドホスの管理がさほど厳格ではなく、その結果、メタミドホスが原因の事故、事件は少なくない、ということは、日本人も知っておいた方がいい。そして、日本政府は、そういう中国の状況にどう対応するべきかを、今考えるときだろう。
■たとえば、中国政府が過去に販売したメタミドホスの回収法や管理をどのように考えているのか問いただしてみたり、農民の安全教育研修や流通上の安全管理の技術、ノウハウなどの相談に応じてみたり。生産禁止(今年)後のプラントがどう処理、解体されるか、あるいは転用されるか、ちゃんと説明をうけるとか。
■でも、やはり一番重要なのは、日本政府、日本企業そして日本人消費者が、食の安全をどう自衛するか、を考えることだと思う。それは、国内の食品自給率をもう少しアップするにはどうしたらいいかとか、海外から来る食品の安全レベルを引き上げる検疫システムをどう改善するとか、あるいは、小さい子供がいる家庭では、手料理を増やしてもらうために、働くお母さん、お父さんへの便宜をはかるべきじゃないかとか、そういうレベルの議論でも、無駄とか無理とかあほらしいとか思わずにやるのも必要じゃないかな、と思ったりするのである。
福島香織様: おはようございます。
仕事、頑張っておられますね。お遊びで
C国とK国のnetでのイメージをgoogle検索しました。
捏造国家:C=4560000、K=3900000
伝統国家:C=741000、K=61400
民主国家:C=473000、K=525000
専制国家:C=134000、K=438000 でした。
圧倒的にC国のイメージは「捏造国家」でした。
ちなみに、
コピー国家:C=2070、K=2000
ペテン国家:C=1620、K=1320 でした。
福島記者:
>「農民は自分たちで食べる農作物には、農薬をつかっていない。ひとつは>農薬は金がかかるし、自分たちが食べるぶんには、虫食いでも気にしない>から。
日本の農家もこのように言いますよ。なぜなら、日本では、流通用の箱が先に作られ、その規格に合う野菜を収穫するのに、病気・虫対策が欠かせない。
>中毒の原因は、農作業中の中毒によるほか、農薬の瓶を食用瓶に使ったこ>とによる誤飲
日本の昭和40年代の状況(デルドリン・エンドリン等使用による農作業中の中毒・誤飲による死亡。)によく似てますね。
要するに、日本も過去に現在の中国と同じ状況を経て現在に至ったことを認識していれば、対策を立てることができる。
日本も禁止した農薬を第三国に売ってきた。中国もまた平気で同じことをしようとしている。このことの方が問題ですね。
福島様
はじめまして。
すみませんが横レスさせていただきます。
過去の日本と現在の中国を比較して、中国の行為を擁護しても意味無いとおもいませんか?
RED HERRING の中の ”TU QUOQUE”
英語では、”TWO WRONGS MAKE A RIGHT” という詭弁にそっくりです。
でも、実際は、”TWO WRONGS MAKK A NOT RIGHT”です。
中国には、「歴史を鑑に」と他国だけに要求せず、自国で率先して行動して貰いたいものです。自国、他国を問わず、鑑にできるさまざまな歴史が世界中に転がっていますから。
現在の日本でも農薬事故は多いんですね、驚きました。
平成17年、事故236,死亡135、自殺など207件、純粋な事故29
http://www.nihs.go.jp/mhlw/chemical/doku/agchem/h17.pdf
過去の日本には、農産物を食べて、残留農薬のために死亡したと言うような事故はなかったと思います。ここが現代中国と異なるところだと思うのですが、どうでしょうか?
>小さい子供がいる家庭では、手料理を増やしてもらうために、働くお母さんへの便宜をはかるべきじゃないかとか
すばらしいご意見です。
昭和ひとけた世代の母は、「日本の母親が怠慢すぎるからこんなことになる」と憤っていますが、今の若いお父さんたちも中国人みたいに台所にたつ習慣ができればずいぶん負担軽減になるんじゃないかとおもいました。
それにしても、読み進むにしたがってなんとなく殺虫剤の臭いがしてきてめまいが・・・
福島さん、ギョーザ美味しいのはわかるけど、気を付けてくださいよ~
今回のエントリーにメタミドホスの対象となる害虫の一種として「葉ゼミ」と言ふのが出てきましたがこれはもしかするとウンカ(雲霞)のことではないでせうか.これはいろいろな種類があるやうですが,多くが体長5mmほどの小さな昆虫で稲の大害虫です.拡大写真を見ると蝉によく似てゐます.分類上も蝉に近いやうです.
福島さん おはようございます。
自衛が大切というのはわかるのですが、中国から大量に輸入される加工食品を全て自衛するにはとてつもなくコストが掛かります。現実的では無い気がします。
可能な限り生産国で毒混入されないように中国政府が指導すべきでしょう(反日教育を辞める事も含めて)
それと先日の日テレの「バンキシャ!」で問題と成っている生産日の一つ10/20日に30~40代の強制解雇が工場であったというニュースを流していました。解雇職員の嫌がらせが今回の事件に成っていないか中国捜査当局は調べているのでしょうか?
工場生産現場で混入された原因だと考えても可能性の高い状況だと思います。続報を期待しています。
aqua2020 さん へ
>過去の日本には、農産物を食べて、残留農薬のために死亡したと言うよう な事故はなかったと思います。
昭和40年代の初めに、水俣病・阿賀野川水銀中毒・イタイタイ病・川崎病等環境汚染による問題が続出しましたね。イタイタイ病は農薬汚染の代表選手といってもいいでしょう。また、そのころの新聞には毎日農薬による事故が記事として出ています。有吉佐和子さんの「複合汚染」カーソン女史の「サイレント・スプリング」等を読めば日米ともいかに深刻な農薬汚染の情況にあったかわかりますよ。(老婆心ながら・・)
親支那のマスコミは、言外に『日本で農薬が混入された』という情報操作で統一されています。
日本では『メタミドホス』の入手など研究者以外不可能であり、電話一本で『メタミドホス』のお取り寄せなど夢物語です。
中国人の選択は日本人の「生か死か?」と違って「空腹で逝くか満腹で逝くか?」の選択でしょうね。
To 珈琲好きさん
>自衛が大切というのはわかるのですが、中国から大量に輸入される加工食品を全て自衛するにはとてつもなくコストが掛かります。現実的では無い気がします。
>
それは生き延びた時間で自分で料理するか、その時間が面倒だから偶々農薬入り中国食材で死に急ぐかです。それは個人の選択ですが。
私たち消費者の間で昨年来くすぶっていた対中不信感に、今回の毒ギョーザは最後の一撃を与えたと思います。不信感は今後何年も消えないでしょう。
事件前に、すでに中国からの食品輸入量が30%減少していた(対ピーク比?)ということですが、原因究明のいかんにかかわらず、ギョーザだけでなくすべての中国産食品がさらに大幅に減少するでしょう。マスメディアは中国からの輸入がストップすると日本は立ちゆかなくなる、という印象操作に躍起になっていますが、そんなことはないと思います。
むしろ、国産農産物が見直され、グローバリゼーションのしわ寄せをもろに受けて疲弊した地方経済が活性化するのではないでしょうか。被害者にはお気の毒ですが、日本のためには喜ばしい事件だったと思います。
中国に進出した食品輸入業者は撤退を検討すべきでしょうね。「中国産は危険」という情報がしっかりと国民の頭にインプットされてしまい、もう消えることはありません。もはや中国産と表示された食品を喜んで買う人はいません。
To hanehanさん
>親支那のマスコミは、言外に『日本で農薬が混入された』という情報操作で統一されています。
支那人ってのは一々説明しても始まりません。彼らは利益にならなきゃもみ手と微笑みでお伺いにやってきます。朝鮮人も同様です。彼らが中国を日本と同じように叩かないのは、中国は日本のように寛容ではなく、朝鮮人の痛いところを予告もなく叩いてしっぺ返しをするからです。
To kashiwa123さん
>むしろ、国産農産物が見直され、グローバリゼーションのしわ寄せをもろに受けて疲弊した地方経済が活性化するのではないでしょうか。被害者にはお気の毒ですが、日本のためには喜ばしい事件だったと思います。
>
日本にいると全く分からないと思いますが、食料品の日本ブランド潜在力は非常に高いものがあります。例えば当地トロントにこじんまりとしたJ?トwnという複合マーケットがありますが、集客力では日本人より台湾人、中国人、韓国人が多数を占めています。 シアトルの朝鮮スーパーでも日本食品コーナーは結構大きかったですし、カナダの西海岸から東部で展開するT&Tスーパーマーケットでもサロンパスから、シャンプー、カステラなどの菓子類等々容易に入手できます。円安だった好機会を見逃している能天気の食品業界では天からの恵みも何の役にも立たないでしょうが。「おーいお茶!」とか「濃いお茶」の販売会社のみが努力した後のお茶をゆっくりと楽しめるのでしょう。日本の企業はアメリカ一辺倒の割に何を一体見ているのでしょうかね。
To aqua2020さん
またまた1get 、ありがとうございます。
To shimajyoさん
中国のメタミドホス輸出先は、まだしらべていないんですけど、アフリカとかでしょうか?歴史は繰り返される、ではダメですよね。
To aqua2020さん
多いことは多いですが、中国の場合、一地方で、日本全国の農薬事故による死亡者を超えているところにスケールの違いを感じます。一応、当局側の発表では残留農薬では死者は出ていないということなのですが、「誤食」というのは、「作物に農薬が付着していた」というのも含まれていて、これって残留農薬じゃないの??とおもいました。
この餃子騒ぎでまたまた、オリンピック事前合宿を日本でやる選手団が増加するのではないでしょうか。
To chifanlemaさん
もちろん、お父さんにも手料理をふるってほしいです。私も子供のころは、母親と一緒に餃子つつみました。北京の普通の家庭でも餃子は手作りがキホンです。中国で春節前なのに、あまりギョーザパニックが伝染しないのは、春節に食べるギョーザを冷凍に頼る家庭は、まだまだ少ないということもあると思います。
To iza5429さん
すみません、葉ゼミって辞書にもなくて。だれか、教えてください。口に針があってそれで、植物の液を吸うみたいです。水稲などについて、黒尾葉蝉とか班葉蝉とかいろいろ種類がいるようです。
To 珈琲好きさん
中国政府が指導してもしきれない部分があるのだと思います。今後、共産党の指導力」がゆるんでいく方向になると思いわれます。国家はシステムやマニュアル、法律を作ることは比較的迅速にできても、人々の教育水準、文化レベルというのは、時間をかけて醸成されるものではないかと思います。これまで食の安全など考えたこともない人たちが中国には大勢いて、ようやく都市部の人々が気にしだした状況です。そういう中で、日本人ができることは、やはり自分たちが、どこの国のどうやって作られたものを、どう食べるかを考えるときかな、と。
原因は不明で謎は深まるばかり。人為的に毒が混入されたとしたら、誰がどこで何のために。どのような結論であっても、中国など外国に食生活を頼り切った日本の脆弱さが、最大の論点ではないかな、と。
To hanehanさん
日本の右翼の仕業、なんて書き込みがけっこうありますね。日本右翼紙・産経新聞としては、微妙な心境です。
To kashiwa123さん
結局、消費者が企業や産業の行方をきめるのだと思います。
こんにちは
稲の害虫で、「黒尾葉蝉」と書かれるのならば、ツマグロヨコバイだと思いますよ。
こちらに画像が有ります。
http://www.ne.jp/asahi/rhyncha/index/html7/0616.html
これが色はちがうけれど「セミ」そっくりです。
http://zoukeisya.moo.jp/aisaikann/inasaku/gaityuu/yokobai.htm
福島さん こんにちは~
お返事どうも。(^^)
日本は食料自給率を上げて、もっと家庭でも作るようにしないと駄目ですよね。
自虐的だとは思いますが産経は決して右翼紙じゃないと思いますよ。(^^) 石原都知事もサンデープロジェクトで右翼と司会者に言われて、知事は「真ん中より少し左だと思う」と発言されていましたが、私も同感でした。他の新聞社が左過ぎるので産経が右寄りに見えるとは思いますが中道だと思います。産経でも左寄りな時もあると思いますし…。
To zooさん
>http://www.ne.jp/asahi/rhyncha/index/html7/0616.html
おお、セミそっくりだ。ヨコバイって、横這って書くんですか。きっとこれです!
To aqua2020さん
なんかパステルカラーできれいな虫。かわいい顔して害虫ですか。
こんばんわ。
お昼のTVで、問題の農薬は、 政府からの販売禁止といわれているにもかかわらず、まだ、在庫があるから、販売する予定とか、中国の取扱店の人が答えてました。実際は使用されてるみたいですね。
しかし、日本の騒ぎとは逆に、中国では、静かですね。
この温度差は???ですが、相手が日本だからでしょうか?
日本に公開された情報と同じ内容の情報が流されてるようには思えないんですが。どうなんでしょうか?
日本政府は、食物の自給率あげることを見直す時期だと思います。
家の家庭菜園(雑草だらけですが)も復活しないといけないかな。
福島さん久しぶりです。
ご活躍ですね、餃子は暫く止めます、ちなみに友人は昨日上海で冷凍蟹クリームコロッケを食べたそうな(うまそー)。
To 福島香織様
>結局、消費者が企業や産業の行方をきめるのだと思います。・・・
まったくその通りなのですが、現在の仕組みでは加工食品の原料原産地表示は生鮮食品に近いものだけが義務付けられています。これでは消費者が決めたくても決めることができません。
加工食品は一般的に「たくさんの原材料から構成されている」ことが表示しないことの言い訳になっているようですが、今回の毒ギョーザ事件から教訓を一つだけくみ取るとすれば「それでは困る」ということではないでしょうか。
原料原産地表示が無理なら、「加工地表示」を義務付けるべきではないかと考えます。さらに、外食産業ではメニューなどに主要材料の原産地表示を義務付けるべきだと思います。たとえば、牛丼であれば、米と牛肉の原産地を表示させる、ということです。
こうすることで初めて、消費者が「企業や産業の行方をきめる」ことが可能になります。
あのランさんもついに復活。これでまたコラボが見られますね。
ばしばし突っ込んじゃってください。
福島記者
>中国のメタミドホス輸出先は、まだしらべていないんですけど、アフリカ とかでしょうか?
まずは北朝鮮、次にロシアの辺境および新疆の隣接国ではないでしょうか。 私の推測ですが。。。あとモンゴル すべて陸送できるでしょ。
売り飛ばすにはもってこいの立地の中国ですね。
福島さん
既にコメントがあったかもしれませんが、こんなの見つけました。
http://noonai.blog9.fc2.com/blog-entry-841.html
— 引用開始 —
中国の抗日サーバーテロリスト集団「紅刺客連盟」の掲示板に「抗日戦大勝利」とのタイトルの記事が掲載されたのが、ちょうど2008年1月30日午前0時を過ぎた時間だ。
犯罪要素を含む反日行為も愛国無罪とばかりに意に介さないテロリスト集団の掲示板でこのようなタイトルの記事が書き込まれるのは珍しくも無かったが、この日の書き込みは、今、日本においてリアルタイムに騒がれている事件の真相を暴露するものとして多くの注目を集めた。
掲示板に掲載されたのは「紅刺客連盟」に所属する王と名乗る人物の文章で、それによると、1月22日に発生し、1月30日に報道された中国産毒餃子事件を含む一連の事件は、反日活動の一環として自分達自身が起こしたと言う。
内容も、「日本のニュースではニラの残留農薬と報道されているが、実際は小麦粉の保存の為、駆虫用に使用されていた殺虫剤を100倍の濃度で使用しただけ」
「反日という正義の行いの同調者はどこにでもいるので細工は簡単だった」
「同時に日本の関連食品会社の空売りして数百万元の活動資金を確保することにも成功した」
— 引用終了 —
元情報の「紅刺客連盟」の掲示板と「抗日戦大勝利」ってのを検索出来ないというか中国語の単語がわからないもので検索出来ないのですが、もう既に消されちゃってるのかも知れませんが、ご存知です?
福島記者
百度の検索エンジンは進んでますね。葉蝉が一発で出てきましたよ。
どうも、ウンカ・ヨコバイの総称ですね。
http://image.baidu.com/i?tn=baiduimage&ct=201326592&lm=-1&cl=2&fm=ps&word=%D2%B6%B2%F5
こんばんは、日本は果たして中国が必要不可欠か?
かならずしもそうでないように思います。
日本に留学した中国人がやがて警戒を解き、感服したように、
中国が日本を必要をすることはあれ、文化・心情の相違は
如何ともし難くそのような国(の態をなしているか疑わしい)を
大事にすることの必要性はあまりないと思います。
求めてきたら受けてあげてこちらから近づかないのが穏当でしょう。
中国なしでも日本はやって行けると思います、リスクがあまりに大きく
マイナス面が多い。
「紅刺客連盟」の掲示板に「抗日戦大勝利」ってのはガセネタみたいですね。お騒がせしました。m(__)m
福島記者
> …ようするに、メタミドホスの危険性が分かっていない農民が多いということだ。
無論、彼等の生産する物に頼っている日本がその事実を認識する事も重要ですが、彼等の健康に実害を及ぼしている以上、中共当局に徹底した指導を要請する(「これは人権問題だ?」とか言ってね♪)事も必要だと考えます。 もっとも、現首相が積極的にそういう行動に出るかというと怪しいモノですが,,,
> 福島は最近、法律を非常に遵守しています。
…って、以前は一体どないやったん?(笑)
さりげにスーパーで冷凍餃子買いまくって来たようですが、あくまで「取材用」だと信じています♪ ってえか「餃子の王将」みたいに焼きたてお持ち帰りは売ってないのかな?
To mutimsaさん
> 日本は果たして中国が必要不可欠か?
この辺りを温家宝や胡錦涛は十二分に理解していると思います。だから、江沢民時代に悪化した対日関係修復が最優先されているのが明らかでしょう。米国、EU, アジア、その他地域も、もはや「無害な中国」、「世界の工場」としてだけでは見てくれない。既に各地で対中摩擦や軋轢が生じ始めている。海外からの対中投資も既にピークアウトしてしまったし、日本のODAも終了。
開発スピードはついたが、これからは同程度の巡航スピードを維持しなきゃ、国内の残り70%程の人口は未だに開発の恩恵も受けず、返って格差は広がるばかり。労働コストも上昇するし、資源も無限じゃない。対外的にも今迄と同じハンディキャップではプレーさせてもらえない。経済効率を高めて行くしか道はないが、科学技術能力が十分でないですよね。合法、非合法手段で獲得するにも米国、欧州からはそんな容易にはさせてくれない。ところがお隣、日本はいくらでもスパイさせてくれるし、手玉にも取りやすいし、歴史問題という伝家の宝刀ももうしばらくつかえるでしょうし。
一方、日本の選択肢は、インド、ブラジル、足下に気をつければ、ロシア、中近東、南部アフリカも良くなって来ているようですし。 問題は日本の政治家、特に「引き蘢り内閣」で我が道を行く政治家当たりの世界観は米国、朝鮮半島と中国辺り迄が限界でその向こうはナイアガラの滝見たいの認識程度だから、経済、外交と云えば未だに対中善隣関係しか思いつかないのでは。 その観点では野党の「チビ豚」党首の意識も対中、対米ぐらいしかないのでは。まあこの二人には「中国は必要不可欠」かも。
家内が言うのよ。私も一年の半分近くは中国出差生活。
中国では食べ物はケチるな。
油物は絶対に口にするな、生ものは絶対口にするな。
私の家内は帰化したので元来中国人ですが、もうこれから中国の
食材は買わないと。
おいおい お前がそんなこと。信じてあげようよ。
この事件でも、始めからよくあることと平然と言う。
誰かが、日本を困らせるか、会社を困らせようとわざとする。
中国はそんなものよ。と。だんだんと調査が進んできたら
そのような方向が見え隠れしてきましたね。注意深くWATCH。
福島情報が一番わかりやすくて、読みやすいです。 加油
お仕事ご苦労様です。
某国内で某農薬を使った事件がこんなにあるとは。
「使用禁止」って言葉が前面に出ているわけで、
こんな事実は知り得ませんでした。
国もこうした背景をきちっと把握した上で
対応して欲しいと。
某国様の調査優先では都合の悪い所は隠されて
結局被害者側のせいにされてしまう気もし。
まあワタクシは「一個人の犯罪でした」ってオチを
予想しているのですが。。。
shimajyo さん:私の投稿へのレス有り難うございました。
気付くのが遅れましたが、レスさせて頂きます。
>昭和40年代の初めに、水俣病・阿賀野川水銀中毒・イタイタイ病・川崎病等環境汚染による問題が続出しましたね。イタイタイ病は農薬汚染の代表選手といってもいいでしょう。<
水俣病・阿賀野川汚染(新潟水俣病)は有機(メチル)水銀中毒、イタイタイ病はカドミウム中毒であり、川崎病は今でも原因不明とされています。どれも「農薬」とは関係有りません。
参考-a)水俣病は、公害病の一つでチッソ株式会社が海に流した廃液により引き起こされた。世界最大の水銀公害病と言われる[要出典]。1956年に熊本県水俣市で発生が確認されたことがこの病名の由来であり、英語ではMinamata diseaseと呼ばれる。この後新潟県で昭和電工が起こした同様の公害病の病名も水俣病であることから、これを区別するために前者を熊本水俣病、後者を第二水俣病または新潟水俣病(にいがたみなまたびょう)と呼称する。ただし、単に「水俣病」と言われる場合には前者を指す。(Wikipedia)
参考-b)イタイイタイ病は、岐阜県の三井金属鉱業神岡事業所(神岡鉱山)による鉱山の製錬に伴う未処理廃水により発生した鉱害、四大公害病のひとつ。神通川下流域である富山県婦中町(現・富山市)において、主に大正時代から昭和40年代にかけて多発した。(Wikipedia)
>そのころの新聞には毎日農薬による事故が記事として出ています<
投稿のように、現在の日本でも自殺やなにかで、年間200件以上の農薬による「事故」がおきていますから、問題は解決したわけではありませんが、「残留農薬」ではなく「急性中毒」です。残留農薬での「死亡」ではありません。当時も残留農薬による死亡はあったとしても非常に少なかったでしょう、急性中毒に比べ、問題にはなっていません。
>有吉佐和子さんの「複合汚染」カーソン女史の「サイレント・スプリング」等を読めば日米ともいかに深刻な農薬汚染の情況にあったかわかりますよ。(老婆心ながら・・)
どちらも読んだことはありませんが、テーマは「環境汚染」ですよね、農薬の残留も取り上げられているのでしょうが、農薬汚染による「緩慢な死」はカウントできません。
こう書きましたが、私は水俣病の原因物質である有機水銀を、原因物質であると知りながら、廃止前の最後の6年間垂れ流し続け、患者や家族を暴力集団まで使い、痛め続け、補償を拒否し続けた江頭豊(元・チッソ専務→副社長→社長→会長→相談役)は許せない人物であると思っていますし、その孫娘が皇室に入ったのは間違いだった(東宮がぼんくらだった)と思っています。東宮に男子が産まれなかったのは日本の国にとり、喜ばしいことだったとも思っています。
ハハハハ、福島香織様、日本でも、地下鉄で、サリンを使って「消毒」しているそうですね。そのサリンという薬も電話一本で買えるの?
お隣のお国の事情ではありますが、12億以上の一人一人が自身の
生活水準の向上(というか、かなりの人が今日明日の食い扶持を
確保するのに必死)のために活動している中で、
故意 or 過失問わず、色々な原因で、今回のような事件が、日常的
に起こりうる、ということを示しています。
私自身、数年間の中国滞在の経験者なので、「あぁ、そんなものだよ、
中国は」と理解できますが、
それでも、今回のような事件は、いざ起こってみると、社会への
影響の大きさに驚いた次第です。
食糧の安全保障をちょっと突き詰めてみると。。。
日本の食糧自給は、エネルギーなどの輸入が滞らないと言う前提で、6千万人程度を養うことは可能だと、自作農である知り合いが言っていました(エネルギーまで自給自足となると、江戸時代末期の2千万人が限界らしいのですが、当時の循環システムが機能していての話なので瞬間的には、さらに下回るそうです)。
まぁ実際には原子力発電などもありますし、江戸時代レベルのエネルギー事情にいきなり戻るわけでもないでしょうが、半分死んじゃいますね(ちなみに、戦後すぐの人口は72,147人でした)。
こうしてみると、少子化対策なんてやる必要はなく、むしろ高齢者や女性を社会から排除しているシステムの撤廃、定年や壽退社のようなリタイヤを防止させる政策の方が意味があり、戦後半世紀で肥大化した日本人口をダイエットさせる必要があるかもしれないですね。
To parkmountさん
>To mutimsaさん
>> 日本は果たして中国が必要不可欠か?
>
ありがとうございます。
ギョウサ問題は中国の国内問題です。
いまのところ、日本は中国の安い産品を必要としています。
日本人の口に入る中国食品の安全保障を日本が介入するのは
つまるところ中国の国益にかないます。
コストが上がっても日本人の生命と健康を護るために
このままでは対中投資を引き上げようかな、ときちんと伝え
(面子をつぶし過ぎないように)たあとは少々おだてて
「日本基準」を浸透させていけば、3000年以上戦乱で
身内しか信じられない支那人の責任感というものがいくらか
変化する希望があります。
「ギョウザ」を盾に、大陸棚・尖閣諸島・台湾人の自主自立・遺棄兵器
など、侵された日本の権益の回復に向けるのも政府の役割です。
日本政府のバックアップがあって初めて投資が活きるでしょう。