■毒ギョーザ事件で、中国公安が思いっきり挑発的な記者会見を開いたため、日本の警察もかなり本気でおこっている?これについて、同日28日の中国外交部の定例会見で、劉建超報道官は「この問題で両方ともケンカ(口水戦)すんなよ~」と、なんとなくあきれた反応を示しており、まずい方向にいっている、と外交部としても感じているもよう。
■コメント欄にもあったが、中国の港では、いま検疫待ちの対日輸出食品が山積みだ。中国では2月15日以降、対日食品輸出の検疫の厳格化が通達され、先日、王大寧・輸出入食品安全局長は「きちんと検疫を厳格化しましたよ」と胸を張っていたが、この検疫の複雑化、厳格化で港で輸出貨物の出荷が事実上とまっているわけだ。もっとも、まだ通達がでて2週間あまりなので、ポジティブリスト導入のときほど深刻せっぱつまった感じではなさそう?
■これで「ギョーザで騒ぐ日本人への報復のための嫌がらせか!」といった論調も日本で浮上。ちょっと、まて。2週間くらいでもう音をあげるのか?中国冷凍食品禁輸措置をとるか、とらざるか、という論議もでているなかで、いざ輸入が滞ると、嫌がらせと文句をいう、日本人ってヤツは!と、王さんが舌打ちしているか、ほくそ笑んでいるかはしらないが、メンツを重んじる中国としても、禁輸を申し渡されるより、検疫の厳重化を理由に自粛する方を選択したいというのは当然。とにかく、今の状況では、輸出すればするほど、残留農薬が検出され、中国マイナスイメージの宣伝されるわけなので、それはさけたいはずだ。
■コメント欄をみると、日本の食品売り場から中国産がみごとに引き上げられているようす。つまり日本市場がノーといっている。なのに、検疫を強化すると、報復措置、いやがらせ!と文句をいう。(文句をいうのは消費者でなくて輸出企業かもしれないが)。そりゃ、中国もちょっとはスネたくはなろう。
■この事件のもっとも重要なポイントが、日本の食の安全をどう確保するか、ということにあるなら、私は個人的意見として、日本は中国産冷凍食品に対し禁輸措置を発動してもいいのではないか、と思う。特に、今の日本の状況、姿勢をみていると。一度、日本の消費者も、中国産冷凍食品断ちを身をもって経験してみるといい。すくなくとも検疫による出荷ストップ状態に、ぶうぶう矛盾ある文句を中国側にいうよりは、男前な姿勢ではないだろうか。被害者の出ていないBSE牛肉だって禁輸措置をとった日本、どうして子供の被害者も出た中国冷凍食品に対してとらないのか、と思う人もおおいだろう。
■あなたのブログは影響力があるから、軽はずみなことは言わないで、とまた企業の方から怒られちゃうかもしれないが、私は、正直、消費者の方がもたないのではないか、と思う。1カ月くらいたってから、企業の方は在庫の中国産冷凍食品を限定的「冷凍食品フェア」とかいって、3割増しくらいの値段で売ったら行列ができたりして。
■でメディアが、中国産冷凍食品解禁を訴える外食産業や輸出企業のロビー活動の様子を報じるのだ。そして、日本消費者、世論に答えるかたちで、中国側は満を持して中国冷凍食品輸出解禁へ。
■で「安全が確認された中国冷凍食品」と日本政府がお墨付きで中国産冷凍食品輸入再開となったとき、「中国産ギョーザ」の販売に長蛇行列ができて、試食しながら「ギョーザおいしいです!」という庶民の笑顔がワイドショーなんかで流れるわけだ。お帰り、中国ギョーザ、まってました中国ギョーザの見出しがメディアにあふれるかもね。
■このとき中国産冷凍食品が禁輸前より3割くらい高くなっていてもきっと、誰も気にしないかもよ。その冷凍食品がたとえ禁輸前から倉庫に眠っていた商品であっても?中国の対日食品輸出は、全体の輸出の6%前後で、冷凍食品に限ればもっと規模は小さいから、「そんなに打撃は大きくない」と、先日お会いした某当局者さまも強気の発言をしていたし、日本輸出企業も一時的には苦しんでも最終的にはハッピー?消費者は「私たちは、中国産冷凍食品なしに生きていけない」と、実感できて、中国様に感謝するようになり、対中感情も向上?で、禁輸を機会に多少なりとも、国内農業、国内食品加工業のステイタスが上がり、自給率がほんの0・1%でも上がれば、なおいいのかもしれない。
■すみません、妄想が過ぎました。
■結局、もう今の段階では、ポイントは事件の真相追究というより、お互いのメンツをかけた政治的駆け引きの戦いになってきている、ということだ。もちろん事件の決着は付けねばならないが、はっきりいって証拠不十分の法廷闘争みたいな様相?徹底的に勝負にでて日本は己の正義を貫く、というのもいいが、日本の裁判では疑わしきは被告人の有利に、だそうだから、正直、この〝裁判〟で日本が勝つのはかなり難しい。
日本が被害者なのに、なぜ勝てないのか、ということを、今後の同様の事件が発生したときのために、ちょこっと考えておこう。ちょっと、仮定や妄想がはいっています。
■日中関係筋によれば、この事件の方向性については、当初、中国政府内部でも意見がわかれていたらしい。ギョーザ事件発生当初、中央の指導者は雪害対策でめいっぱいだったため、日本で発生した死者も出ていない食中毒問題の影響力などに頭が回っていなかったということは確か。いまの胡錦濤政権が対日重視路線であることは確かなのだから、もし雪害がなければ、そして春節前というタイミングでなければ、指導者はもう少しマシなシナリオを練って描けていたかもしれない。
■ところが、雪害で忙しい中央からの明確な指示がないまま、河北省検査検疫当局が地元国営企業を守るために、そして国家品質検査検疫総局が五輪直前の食の安全への信頼を揺るがしたとする自己責任を回避するため、工場での混入の可能性はナシというシナリオをやや先走って描いていた気がする。
■公安当局は独自に捜査しており、ひょっとすると、容疑者の手がかりをつかんでいたかもしれない。そして、ひょっとしてそういう公安の捜査状況の感触は日本政府や一部の政治家は知らされていて、福田さんも「かなり核心にせまっている」といった見立てをぽろっといったのかもしれない。あくまで想像ね。でも、首相があそこまでいうって、何か根拠ありそう?
■一方、日本のジャーナリストが、退職した工場労働者を拘束して厳しく取り調べている、といったスクープ発言し、つづいて「中国の工場内部者の犯行」という見立て報道が日本メディアにながれはじめた。しかもそれが独自で中国語サイトをもっている共同通信社の報道だったものだから、メディア統制をうけている中国国内の読者の目にも多くふれてしまった。大公報、文匯報など、中国系香港紙まで、この見立てにそった報道をし、中国内でも、このセンで決着付ける気かと、いう観測がながれた。
■ところが、やはり中国政府内部も一枚岩ではないし、河北省サイド、検査検疫サイドとしても、すでに工場内で問題はなし、との結論にこだわるわり、ちょっとお、あたしのメンツをつぶす気~?と、このムードに抵抗する力が台頭。これも想像ね。
■で、国家質検総局が共同通信の報道を否定する会見を開き、中国国内での混入の可能性は低い、生産安全管理上の問題はまったくない、と強く打ち出した。しかも、とくしま生協のギョーザのジクロルボスが、生協側が委託した害虫駆除会社の殺虫剤が原因であったとして、徳島県知事が事件終息発言をしたことを、会見中で引用。これを中国メディアがはしょって報じたため、「なんだ、毒ギョーザ事件は日本人の仕業か?」とネット世論が一気に日本批判ムードに。しかし、まだこの時点では、中国政府内部にも質検総局の会見について批判的な意見もあり(日中関係筋)、落としどころは、日中捜査協力の結果にかかっていた。
■ところが、日本警察は、訪日した中国公安側に「日本で混入された可能性は低い」との見解を主張。それだけならいいのだが、中国側公安に打診もなく、日本メディアにその見解を発表。日本警察としては、先に中国国内の可能性が低いなんて質検総局が発表し、密封袋の中にメタミドホスいれて、再び密封するなんて、誰でもできるとか、なめたことを言うもんだから、警察のメンツにかけてそれを否定したわけだが、中国側としては、せっかく中日捜査協力やりましょう、とかいっている矢先に、なんだよ、中国公安のメンツつぶす気~?とのぼせてしまったのかも。
■で、今回の中国公安記者会見。「結論を出すのは早いといったのに、日本警察が勝手に、中国国内で発生したみたいな結論を発表して遺憾だ!」という発言からも、わかるように、この公安の会見は、メンツをつぶされて我慢ならん!!という怒りが滲みでている。
■もう、この時点で、質検総局、公安とも、農薬混入地点は中国じゃない(つまり日本)という結論で足並みをそろえ、しかもメディア、ネット世論もその路線で盛り上がってしまった。ここまでくると、誰も引き返せない。どうにも止まらない。一応、第3国人の犯行というセンはどう?みたいに、落としどころをほのめかせてみたが、日本警察としては捜査結果を真っ向から否定されたわけで、「あたしのメンツつぶす気~?」とこちらも怒り心頭。「中国は前向き」なんてのんびりしたことを言えるのは福田首相くらいか。
■というわけで日中警察の怒りのメンツのぶつかり合いになってしまった、という事態が、この事件処理の一番の障害となっているといえそうだ。日本側が、農薬混入地点は中国国内とする決定的証拠を出さない限り、証拠不足の法廷闘争みたいに、長期化、泥沼化する可能性大ありだ。もっとも長期化、泥沼化しても最後に勝てば日本は正義なのだが、中国警察のバックにはあるのは中国共産党、つまりプロパガンダのプロ中のプロ。つまり老練な弁護士がついているようなもんだ。しかも、国際世論が、必ずしも日本サイドに同調するかというと、そうともいえない。中国の経済的影響力と対外工作力を甘くみないことだ。
■というわけで、逆転無罪どころか、真犯人はおまえだ!みたいな結果にならないとも限らない。たとえ混入地点は日本国内ではない、と立証できても、中国国内で混入されたという証拠がなければ、疑わしきは被告人の有利に、だ。で中国メディアは、「逆転無罪!」の見出しで、これで中国の食品は安心!!と大宣伝するわけだ。
■以上、私の勝手な妄想だが、今の状況で、混入が中国国内で起きたという結論で決着する可能性はきわめて低い、というのは多くの方が予測することだろう。ならば、どうするか、というと〝司法取引〝ならぬ、政治的決着をさぐる、ということだが、なんか、日本側がわりを喰いそうだな~。相手側弁護士は、相当優秀ですから。
■もしも、という仮定は意味がないというが、かりに、事件発生当初、日本がどう振る舞っていたら、よりましな、結果が引き出されただろうか。私はやはり、事件発生直後、首相自らが中国の指導者に働きかけるべきではなかったかと思う。雪害も大変でしょうが、対日関係も大きいですよ、と。死者の出ていない、食品中毒問題なんて、13億人人口の中国にとっては、本来はほんとうにとるに足らない問題なのだ。だが、胡錦濤主席の訪日は決まっており、指導者レベルでは、日本の対中世論操作、つまりパブリック・ディプロマシーは中国にとってもかなりプライオリティの高い問題であるはずだし、首相直からホットラインがあれば、雪害対策がどんなに大変でも、彼らも真剣に考えたのではないだろうか。ギョーザ事件は、国内では真相究明をめざす刑事事件として扱う一方で、政治問題として、トップレベルでの外交的駆け引きはすべきだったろう。
■いや、本当は、福田首相は密使を派遣して、非公式にそういう話をしているんですよ、というなら、へえ、日本もやるな、と思うのだが、とりあえず今の段階で、胡錦濤主席、温家宝首相のいずれも、ギョーザ問題について何も発言していないから、あんまりやっていないんじゃないかな。この国では、ひとこと胡錦濤主席が何かいえば、ウヤムヤですますつもりの事件が一気に解決、なんてマジックもあるかもしれないよ?
■ただ、こういう問題を政治的外交的交渉にもっていくときに、中国相手に何より重要なのは、メンツの問題だろう。私は、このメンツ重視の考え方、きらいなのだが、とにかく中国様のメンツは、ガラス細工のように傷つきやすい。
■すでにメンツVSメンツの口水戦になっている状況で、どちらが、どうやって戦いの矛先をおさめるか。そう考えると、双方の世論の感情的問題、それと実質的な食の安全問題の面からみても、いったん禁輸措置、その間に、検疫強化の体制を双方整え、北京五輪前に「安全宣言」とともに解禁、という荒療治もありかもしれない。そうなると真実の追及なんてふっとぶ。だいたい、ニセモノ大国・中国においては、真実はいくらでも偽造できそう。そんなにこだわる必要ないかもしれない。
福島香織様: こんにちは
積極的な更新、少しは休んで下さい。
福島香織様: 各社社説を強硬な順に並べてみました。日経も相変わらず中国びいきですが、1社だけ異質な社がありますね。中国の言い分の代弁をしているようなので、本社が北京にあるのかも知れません。
【主張】中国ギョーザ事件 首相発言に疑問呈したい
産経新聞2008.3.1 03:52
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080301/plc0803010354002-n1.htm
中国製ギョーザの中毒事件をめぐり、福田康夫首相が中国側の捜査への取り組みについて「非常に前向きだ」と述べた。国民の生命、財産を守ることを最大の責務とする日本の首相として耳を疑う発言だ。撤回を求めたい。
ギョーザ事件 中国は真相解明から逃げたのか
読売新聞 2008/03/01
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20080301-OYT1T00019.htm?from=any
しかも、警察庁によると、すでに鑑定結果などは提供している。逆に、過去に起きたメタミドホス使用事件の捜査資料などを中国側に求めているが、実現していない。これでは、警察庁の吉村博人長官が記者会見で「看過できない」と反論したのも、当然だろう。
社説:ギョーザ事件 これで幕引きなら納得できぬ
毎日新聞社説 2008/03/01
http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/news/20080301k0000m070135000c.html
日本ではメタミドホスなどを入手できないし、密封状態で輸入された冷凍ギョーザに何カ所かで混入されたとは考えにくい。中国側が正常な製造ラインでの混入はあり得ないと強調することは理解できる。だが、自国での事件、事故の可能性を一方的に否定するのは説得力に乏しい。
社説2 日中は冷静に捜査進めよ
日本経済新聞 2008/03/01
http://www.nikkei.co.jp/news/shasetsu/20080229AS1K2900929022008.html
対立の発端は中国公安省の余新民刑事偵査局副局長による2月28日午前の記者会見だった。「中国でのメタミドホス混入説」を全面否定しただけでなく、日本の警察当局に物証や鑑定結果の提供を拒否されたとして「深い遺憾」を表明した。これに対し警察庁の吉村博人長官は同日午後の定例記者会見で、中国側の遺憾表明に「看過できない部分がある」と反論した。長官は「捜査に役立つ資料はすべて渡しており、『遺憾』と言われるのは理解できない」と不快感を示した。
ギョーザ事件―冷静に対立を解きほぐせ
朝日新聞社説 2008/03/01
http://www.asahi.com/paper/editorial20080301.html
日本はこれまでの捜査で、逆に「国内で混入した可能性は低い」としていた。密封された袋の内側から農薬が見つかっている。日本の別々の港で荷揚げされたギョーザに農薬が入っていた。そうしたことが判断の理由である。 それだけに、中国の発表内容は日本には寝耳に水だった。つい先ごろ、日中の捜査当局者が行き来し、「連携して調べる」と確認し合ったばかりでもある。
googleマップで、世界地図からパリの凱旋門、ニューヨークの自由の女神、ロンドンのビッグ・ベンなどに行けたのですが、最近では、平壌、ソウルの南大門、北京も紫禁城に行けるようになりました。ソウルに比べると、紫禁城は西に大きな池があるし、川もあり、水が豊富な印象を受けますね。それから・・・、3つ連続で1getさせて頂きました。
福島様
今日は。アメリカ産牛肉との対策の違いは、まずは首相のキャラクターの違いではないでしょうか。流石に相手のやな事は、一方的にしない首相との差は出るのでしょう。相手国首脳との信頼関係や、国内政治基盤の差も勿論有るとは思います。
また各界の応援団の皆様の対応ぶりも、今回と正反対となれば腑に落ちるとゆう物です。
リスクの有る食品だけれども、政治決着したから食べてね。と言われて食する国民は、どの位いるのでしょう?ただ後遺症や死亡さえ考えられる中で、リスクより安さを選ぶのなら。それもまた一つの方向性では有ります。しかし私は御免被りたいですね。
先先を読む福島さんの洞察力(妄想と言わなきゃいけないんでしたっけ)はさすがですね。
NHKなどでは日本の食の安全と自給率という落とし所に持っていきたい感じですが、今日本人が問題にしているのは中国産が安全かどうかより中国への不信。どちらかと言うと「中国製品不買運動で中国にNO!」と意思表示をしているのではないでしょうか。
ちなみに、日本の食品自給率は10年前から低いのに、この10年で中国産の農産物は急増しています。結局、毒野菜が外食チェーンやコンビ二の利益に化けたというだけのことだと思います。
【証券】JT株:インサイダー取引を調査、ギョーザ事件公表2日前に急落・出来高急増…証取委 [08/02/02]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1201903600/
双日株 空売ったすじ しらべたら おもろいで
http://antikimchi.seesaa.net/article/82660359.html
やっぱり気になるなぁ・・・。
今年は、1月1日(0:00の更新でした)に1get、2月1日『ブログ本、5刷なりました。』でも1getしました。そこで「次は3月1日」と書いたのですが、現実になりました。気になっていたのですが、“5刷”の売れ行きはどうですか?4刷の倍を刷ったとのことでしたが、この調子だと6刷もすぐそこですね。
お疲れ様 福島記者
この問題はただのメンツの問題ではないと思います。
かりにいま北京五輪前ではなかったら、この事件はもうちょっとスムーズにいけると思う、今回の毒餃子事件は中国当局にとって、大きな政治問題だと思っているから、絶対に引けない問題です。
北京五輪をスムーズに開催するため、いかなる手段を構わず、講じることできるのは今の北京政府だよ
今の中国共産党は断崖の上に立っていることが誰よりも分かっている、すべての不穏なことも許せない。
ですから、中国の問題を中国共産党抜きで語らないことを日本国民が理解して頂きたい!!!
私は中国共産党統治下の中国で五輪を開催することを五輪史上の恥になるだろうと思います。
1936年ベルリン五輪を思い出してください!!!
To aqua2020さん
すでに7刷です。5、6、7刷は、いずれも4刷の倍の冊数をすりました。これもブログ読者皆様のご支援のたまものです。あるいは、中国ギョーザのおかげ?
7刷!ですか、すごいですね。中国が強硬な姿勢をとっていると、日本は余計に不信感を持ちますから、本はますます売れる訳ですね。中国もシンパにはそれなりの返礼はしている・・・と言う訳ですか、すばらしい。中国を見直しました。
私は引きこもりなので、製薬会社のMRさんに、購入した方の1冊を進呈して、回る先の先生に「こういう本があります」って宣伝してくれるよう頼んでいます。貴重な情報として、喜ばれるそうです。
To jackdanさん
そのとおり、五輪前の特殊な状況が、中国の強硬姿勢を引き起こしているのだと思います。が、日本の外交のもっていきようで、もうすこしマシな状況はつくれたと思います。日本は禁輸措置カードをもっと有効に駆け引きに使うべきだったかもしれません。冷凍食品輸出総額は、中国の輸出規模にとってさほど打撃ではない、という当局者の発言は本当かもしれません。彼らにとって重要なのは、経済的損失より五輪前の対外イメージ。なら事件の結末をうやむやにした方が、ダメージが大きいという風に、相手に思わせるためにも、禁輸措置というカードをちらつかせないとダメでしょう。禁輸措置カードを切ったあとでも、五輪前解禁と五輪後解禁では、意味合いが違いますから、まだこちらにカードがあります。そういう強気の駆け引きは、実は中国人の好むところだったりします。お、おぬしやるな、みたいな。そういう互角に戦える相手にみてもらえば、中国もラスボス(胡錦濤主席?)登場で、まさしく櫻党さんがおっしゃるような、けんかは終わりましたか?みたいな結果になるやもしれません。もっとも、胡錦濤主席は、毛沢東や鄧小平のような、世論も政敵もウムを言わせぬラスボスの風格がないから、日本としても交渉がやりにくい、という面はあるかもしれません。
>この問題はただのメンツの問題ではないと思います。
>かりにいま北京五輪前ではなかったら、この事件はもうちょっとスムーズにいけると思う、今回の毒餃子事件は中国当局にとって、大きな政治問題だと思っているから、絶対に引けない問題です。
>北京五輪をスムーズに開催するため、いかなる手段を構わず、講じることできるのは今の北京政府だよ
>今の中国共産党は断崖の上に立っていることが誰よりも分かっている、すべての不穏なことも許せない。
>ですから、中国の問題を中国共産党抜きで語らないことを日本国民が理解して頂きたい!!!
>私は中国共産党統治下の中国で五輪を開催することを五輪史上の恥になるだろうと思います。
>1936年ベルリン五輪を思い出してください!!!
To sakuratouさん
鄧小平がいたら、こういう状況にならないよね、という話をうちのボスと話していました。鄧小平なら中国の国益にとっては、ここで日本世論を中国の敵に回すことは、なんとしても避けるべきだと判断し、鶴の一声で工場内の犯行分子をあげさせて、さっと幕引きだったかもしれません。しかし、胡錦濤閣下は、ネット世論の動向、地方政府のメンツ、関係機関のメンツなどに左右されて、指導者として強硬な決断ができないかもしれません。こういう意地を張ったような強弁に徹せざるを得ないのは、それだけ共産党の統制力が弱くなった、ということかもしれません。
To typhoon01さん
首相がKさんだったら?ずいぶん違うでしょうね。この事件は、2つの国をまたいでいる、という時点で、完全に外交問題なのかもしれません。しかし、ここで注意すべきは、日中とも今は国内世論が外交に影響する度合いがましている。このギョーザ事件をどのような方向性をもって決着するかは、世論、消費者の行動、発言がカギを握っている、ということをもう一度、私たちは自覚すべきではないでしょうか。同時に、日本は対中世論対策というのを考えるべきだと思いますね。中国の世論は、共産党指導者が完全にコントロールできる時代では無くなってきている状況で、日本に不利にならない情報発信のやり方、考えるべきでは。事件のすべての詳細な経過を中国語訳して、sohoや新浪の掲示板にがんがんコピペするだけでも、ネット世論には影響力ありそうな。
こんにちは。
福島さんの妄想、シュールだなぁと思いました。
福田首相って何でも他人事のようにコメントする人だなぁ思ってたんですが、福島さんの仮定を、本当に首相が実践してなくてここまでなってしまったんだったら、森喜朗の次に役立たずな首相だなぁと思います。
これは、レス違いかもしれませんが、、、
毒ギョーザ事件が発生してから、ギョーザの皮が品薄になったり、ワンタッチでギョーザを包める道具が飛ぶように売れているというニュースもよく耳にしましたが、私はこの反応にも違和感というか嫌悪感を持ってしまいます。
自分で作るようになったのはいいことだとは思いますが、冷凍食品のギョーザが右にあるとして、だぁぁぁっとそこに群がっていたのに、今度は皆一斉に皮と道具のある左に群がるイメージが浮かぶんです。
卑しいというか・・・
そこまでして「今」ギョーザ食べなアカン?って思うんですね。
自分で作るのが難しいものや材料がたくさん必要になるものに関しては、たまぁに買ったりしますが、加工済み食品は滅多に買いません。
今30代後半ですが、自分で料理を作り始めた20歳ぐらいから、ずっとそうしてきました。
フライものなんかは、衣つけてあるだけで値段が高くなってます。
それなら自分で付けりゃいいって思うし、その一手間も面倒なん?って思っちゃいます。
お子さん抱えてらしたり、仕事と両立してるとホント大変だと思いますが、私は子供はいませんが、結構時間的にハードな仕事をしてた時は、休みの日に買いだめして、フライものでもハンバーグでもギョーザでも、多めに作って冷凍してました。
だから、時間を工夫して、フリージングを勉強して、やれば出来ると思います。
冷凍食品の禁輸。
私もいいと思います。
昨日ウェーブ産経主催の講演会に行ってきました。話したのは中静さんで、「やばいぞ日本」がテーマでした。当日発売の本を購入して、中静さんのサイン貰ってきました。なんだかサインコレクターになりました。
話の中でも、本の取材班リストの中にも福島さんの名前が出てましたよ。
スーパーでも豚の挽肉が売り切れで、毒餃子の影響が出ています。 包装の外からでも農薬が浸透するという支那側の荒唐無稽な試験結果ですが、是非日本側で再現して欲しいですね。日本側は意地でも試験データの提出を求めるでしょう。楽しみです。
今後とも身辺にご注意ください。
便利の落とし穴:中国製ギョーザの警告 インタビュー/上
http://mainichi.jp/life/food/news/20080226ddm013040095000c.html
便利の落とし穴:中国製ギョーザの警告 インタビュー/下
http://mainichi.jp/life/food/news/20080227ddm013040098000c.html
下の方に沖縄のおばあに聞いた話を書かれている部分があります。
104歳のおばあの言葉が忘れられない。「本土の人は食べ物のことをどう思っているのか」。食の安全性が問題になるたび、本土の消費者は疑い深く食べ物の裏側をひっくりかえす。その姿がみっともないと。おばあは「食べ物はぬちぐすい(命の薬)だ」と言った。
沖縄では多くの人が「あたい」(自宅の周辺の小さな菜園)を持ち、野菜を作っている。他人に自分の「ぬちぐすい」は任せられない思いがある。だから沖縄の自給率は、統計より本当は高いのではないか。都市の人は土地がないかもしれないが、近郊の人に「あたい」を作ってもらい、そこから買うことはできるはずだ。
胸にしみました。
私としてはこの記事は妄想ではなく予言だと受け止めておきます。
最終的には自分の身は自分で守るしかないと思います。
強い信念あればお金はあまりかかりませし,強い思い或いは信念を持って臨むしか手はないと思います。信仰・宗教は中国政府の最大の敵です。
今50歳ですが,自分の経験をちょっと書いてみます。
(1)コーラ等の清涼飲料水
30数年前人工甘味料チクロの問題がありましたが,それ以降殆どといって良いほど飲みません。断れるものなら断ります。この数年間で飲んだのは多分数回です。
(2)合成洗剤
環境汚染を少しでも防ぐ為,大学入学以降合成洗剤は使わず粉石鹸を使っています。ただ中国にいた約4年間は,已むを得ず合成洗剤を使いました。ただ粉石鹸の原料となる椰子油を生産する為,ジャングルを切り拓いて油椰子を栽培するという問題がありますが。
(3)ファーストフード
元々このような米国文化が嫌いでさらに環境保護のため,自分からは食べに行ったりしません。3年前中国でパキスタン人に誘われて已むを得ず,生まれて初めてケンタッキーに行きましたが。
(4)冷凍食品
去年初めて冷凍餃子を買いましたが,冷凍食品を買ったのはこの1回だけです。
そうは言っても,中国には中国語の勉強で4年間いました。ちょうど2003年SARS事件が明らかになる直前に渡航しました。
中国の毒食品は90年代から知っていましたが,勉強の方を優先させ行くことにしました。中国国内では,発生確率・被害の程度を考えると毒食品より交通事故・他の事故の方が危ないとます。
運良く食品・食事に関しては,炒め物にガラスの破片が入っていたのが1回,コップに入っていた薄いヒビのため唇が切れ,口が血まみれになったのが1回だけですみました。
口に入れてかむ時は,最初はゆっくりかむように20年前から心がけていたので大丈夫でした。両方とも店の人には文句は言いませんでした。文句を言っても効果はないし,最悪の場合は日本人ということで周囲の人から袋叩きに遭いかねないからです。
土日は外にでるな,外では日本語をしゃべるなと言われた時期が1年以上続いたことがありました。
ただ,来年頃また中国に行かなければならないので少し憂鬱です。
福島香織様: ヘパリンの死亡者が増え続けていたようです。
<続報>米国で4人死亡の“ヘパリン事件”、中国側の責任を否定―中国当局
http://www.recordchina.co.jp/group/g16161.html
2008 年2月27日、国家食品薬品監督管理局(国家薬監局)のホームページに掲載された情報によると、 米国で発生した「ヘパリン」の投与が原因と見られる“アレルギー事件”で、 米国食品医薬品局(FDA)は詳しい調査のため、 輸入元の常州凱普生物化学有限公司(江蘇省)に担当者を派遣したことがわかった。これは昨年12月中旬~今年1月、米バクスター社の血液抗凝固薬「ヘパリン」の投与が原因と見られるアレルギー症状の患者が350人以上も発生した事件。うち4人(*朝日新聞によれば21人に)の死亡が確認されている。
国家薬監局は今月11日、FDAからの通報を受けて直ちに調査を開始。その結果、常州凱普生物化学有限公司が生産した「ヘパリン」は薬監局に未登録の製品であり、 同社は米バクスター社の指示に従って製造していただけ、と報告した。 同社はSPLと常州天普製薬(TECHPOOL)の合資企業で、 出資比率は米SPL社が55%で常州天普が45%。法人代表は米国人。米国内での薬品販売に必要なFDAの検査も受けていなかった。中国は毎年100トン以上のヘパリンを輸出しており、世界シェアの大半を占めているという。
【ヘパリン4人死亡事件】 “責任は中国側にはない”との見解・・中国側、「米社の指示に従い製造しただけ」と報告
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1204169719/
朝日の記事です。
中国産材料の薬で死者相次ぐ 米国で製品回収
2008年03月01日19時56分
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY200803010253.html
中国の態度は日本にだけではなく、アメリカにもなんですね。もし、日本が“中国産の食料は安全が確保できるまで輸入禁止”にしたら北京オリンピックは大変なことになりそうですね。
福島様
今晩は。対中世論への、広報活動については同意します。しかし世論対策実現は、かなり大変だとの認識を持っています。その国の内在理論を元に、何を訴えて往くのか方針を決定。効果を確認するとなれば、専門家が必要でしょう。そうとなればコストも掛かるわけで、誰がやるのか?何処がやるのか?コストに対して費用対効果はとなれば、どう説明するのかとなり。ポシャりそうな雰囲気です。
しかし広報活動により日中間の摩擦が減り、また両国民の利益となるのならばやるべきでしょう。
漫画の好きな政治家ならば、可能性も有りそうな気もしますが。長老からは嫌われているので、どうなるのやら。ボイス・オブ・ジャパン計画は誰か言わないですかね。
しかし、バイアスの掛かった世代に通用しますかね?内心そうゆう思いも有ります。掲示板で日本と有ると、方向性が一本調子だとも聞いているので。
福島さんへ
福島さんの妄想って言うけどコレってかなりの「バーチャルリアリティ」!&今日、中国検疫科学院院長のだれそれ様のお話を拝聴する機会がありましたがこの方こそ毒ギョウザの筆頭弁護士かな?なんて~。おかげさまで今こっちの方が妄想モードに突入してしまいました。
福島様、こんばんわ。
中国製冷凍食品が禁輸されても、日本の消費者は以外に音を上げないきがします。企業(外食等)が大騒ぎするのでしょうが。
ただ、企業も値上げの好機ととらえ、しらっと対応するかもしれませんが。
まあ、BSE問題以外でも最近は禁輸された食品(鳥インフルエンザ関連)があり、なんとなーく主要輸入先(国)が変わっていたりするので、実は大したことはないのではと思います。
今回政治問題化しなくても、淡々と中国からの輸入が減るだけだったような。
ttp://djhgx.b2b.hc360.com/supply/27652072.html
普通に売ってるみたいですね、メタミドホス。
To aqua2020さん
>福島香織様: ヘパリンの死亡者が増え続けていたようです。
これは、バクスター側の方が部がわるそう。この常州凱普生物化学有限公司(江蘇省)は、登録上、非薬品製造企業に属するそうです。しかも生産したヘパリンナトリウムは、中国の国家食品薬品監督管理局に薬品として登録されていません。しかも、同企業のトップは米国人。アメリカの会社扱い。つまり薬監局の管理外の米国系企業と医薬品貿易活動をしたバクスター側に一義的責任がある、との主張です。
福島香織様: こんばんは
迅速なレス、感謝致します。点撃!2は医薬品も含まれるのでしょうか?ますます面白くなりそうですね。
福島さん、こんばんは。
BSEに限らずに、口蹄疫でもコレラでも鳥インフルでも伝染病が発生したら、その国から生きてようが加工品だろうが冷凍チルド関係なくスパッと輸入禁止にしてます。
中国の鳥インフルで鶏肉が品薄になるなんていわれたけど、結局代替国があるんですよね。
だいたい、どっか一国から食品が供給されなくなったら食糧が不足するなんて事だったら、今頃世界中で人減らしのための戦争なんかが起こってても不思議じゃないし、作りすぎて価格暴落するから捨ててる食材が世界中に大量にあるとか、引っ張ってきたら規格外だったから捨てちゃったぜ♪なんて事ありえないんですけどね。
中国から全部の食料品が供給されなくたって大勢に影響ないってのは、食品専門じゃないけど貿易やってて肌で感じます。
きっと、日中友好が大好きな人達のデマや大げさな強迫観念に振り回されてるって感じですね。
日中友好が至上命題って感じの政治家と、そんな政治家しか当選させない有権者と、日中友好を言わないと視聴率取れないテレビなんかが結託してるのかな?ってのが、自分の正直な感想です。
あと、商売人の立場からすると消費者の生の声が聞ける福島さんのブログってめちゃめちゃありがたいって思います。
自分ら需要があるから引っ張ってるって感じで、中国から引っ張ってきてたのも日本の旬の食材が揃ってるとか、本格的中華の需要があるからとかそんな程度のもんで、中国産が受け入れられないってわかれば他の国から引っ張ってくるし、多分企業の代弁者と勘違いされてる人達って全然企業の代弁なんかしてなくて、特定の思想に凝り固まってるから中国の文句言われるのが悔しいだけだと思いますよ。
誰も書いていないようなので書きます。
中 国 の 警 察 は 正 し い の だ
中 国 の 包 装 は 何 で も 通 す の だ
だから
・毒物だろうとウイルスだろうと、中国の包装は何でも通す。
・従い、取扱には細心の注意が必要であり、素手で触るなど絶対不可。
・しかも製造から3日以内に食べねばならない。
・きちんと包装された中国の冷凍即品は、新聞紙にくるまれた生魚と考えなえばならない。
という意見は、記者会見では出なかったのですか?
こんばんはー
私も、禁輸措置されても消費者は根を上げず、中国食品美味しいですとテレビの前でにっこりすることはないんじゃないかなぁと思います。
(そういうシーンを作り出して放映するのはもしかして、あるかも)
出荷を止められてることすら、普通の人は知らないですし、報復だ!なんて欠片も思ってないような気がします。
根を上げるのは外食産業等の企業の方だけでしょうか。
私は元々、外食やリッチな食べ物は高価であったほうが好ましいと思っている方で、ご馳走に感動できない、付け合わせの野菜は食べなくてもいい、お腹周りが気になる方はごはんは残して!と女性誌に書いてある現在ってどうなんだろう、と思っています。
恐ろしく安い野菜の裏に隠れる産出国の教育や生活の問題も含め、この件がいい具合に転がってくれたら・・・・と、妄想中。
それにしても、中国とまともにケンカできる政治家っていない
のでしょうかねぇ?
中国人って、ケンカすべきときに言いたいこと言わないと、
馬鹿だと思われてなめられるだけ。
自民、民主、その他もろもろの政党の方々、中国に直接文句を
言ってよ~。
政治家って、何のために存在しているのさ。
福島記者
長文の情勢解説…いや「妄想」ですか(苦笑)…楽しく拝見させて頂きました。
> 私は、このメンツ重視の考え方、きらいなのだが、とにかく中国様のメンツは、ガラス細工のように傷つきやすい。
特にこのくだりについては私も同感です。 華の国の異様な迄の面子へのこだわりこそが日中二国間関係を著しく損ねる主要因だとすら考えてます。
> …このとき中国産冷凍食品が禁輸前より3割くらい高くなっていてもきっと、誰も気にしないかもよ。
現状で日本の商社がどのような契約を行っているかは解らないですが、今後製造物の品質について問題が発生した場合の保証に関して条件積み増しを行う必要性はありますね。 30%はともかく、値上げは必至かな?
事件の初報道日に餃子定食食べたラーメン屋さんは、しっかり張り紙で「国内製造」をアピールされて居りました。 でも私の晩ご飯は炒飯定食…まあ、無性に炒飯が食べたかっただけなのですけどね♪
アメリカでは中国産材料を使った薬を注射された人が死んでいるようです。これはアメリカもますますチャイナフリーに走りますね。犬の毒フードでも怒り狂って裁判起しまくりでしたから、死人がでたとなると更に怒り沸騰だと思います。日本の毒餃子より被害が甚大です。中共はどうでるんでしょうね?
http://www.asahi.com/international/update/0301/TKY200803010253.html
はじめてのコメントで、申し訳ないケレド・・・
みなさん(含・福島さん)!
・・・「オバちゃん」を「見くびっちゃー」いませんか?・・・
フッフッフ福田、チュー国オエライさんどもが、如何に政治決着を図ろうと
コレは、尖閣・海底油田、靖国等の政治的(観念的)イシューじゃ、ないんですヨ。
「オバちゃん」は「食のプロ」ですヨ。食に関し、こどもの・家族の安全・健康を担っているんデス。だれがナント言おうと「厨国=クロ」ケッテイ!
(スーパーで注意してますが、未だに厨国産うなぎ、見ませんヨ・・毒うなぎ以来ネ。食に関しては、簡単に「健忘症」に、なりませんヨ)
「チャイナ・フリー」を声高に叫ばずとも(小生は声高に実行へへ・・・)
ダメージは着実に顕在化するでしょう。
小生、食品業界・マスゴミ業界経験者として、以下のコトバを呈する・・・
「オバちゃんを、ナメるんじゃーネーヨ!」
未だ19世紀の終わりくらいじゃないんですかね。かの国は。
しかし、普通に都市生活を送るだけで命がけってのも困った話で、そんな中の取材活動は、さぞやご苦労かと。
これからもこのような楽しいツッコミがある記事、期待しております。
こんな調子では、また死人が出ますね。再発防止よりも面子ではね。
まあ政治家が呪文を唱えようが、個人がそれに靡かなければ解決しないという事を、特に中共幹部には理解出来ないのだろう。
食の問題は日本だけではないのは明らかで、私自身、個人的なキャンペーンを始めました。北米でも中国製冷凍野菜が既に上陸して来ています。今迄は、カナダで見る冷凍野菜は、国産、米国産、メキシコ産、チリ産しか見た事がなかったのですが、数ヶ月前にケベック州のメーカーの冷凍ホウレン草ミックス野菜の産地をチェックして唖然としました。中国産だったのです。うかつにも二度程買ってしまいました。それ以後は無視です。現在ある食品でもメーカーのメールアドレスが検索出来るものについても中国産原料使用有無の問い合わせメールを出す事にしました。本日も2社宛にメールしました。
まあ、地味なやり方ですが「China Free」で行くつもりです。
福島さん
今回の解説でなぜここまで中国側が
日本人の誰もが納得できない方向に
進んでしまっているのか理解できた
気がします。
中国製食品の禁輸がいい方向に進む
ためのきっかけになるかどうか?も
政治家の水面下の打ち合わせが不可欠
ですね。
しかし禁輸するまでもなく、日本の
ある程度以上の富裕層はみな国産食品
を愛用されているはずで、今回の事件
をきっかけに、絶対中国産は買わない、
と心に決めていると思います。
今回の事件であぶりだされるのは日本社会
の二極化で、中国製品が無くなって困る
のは中低所得者だけ、ということになりそう
です。
レベルは異なりますが、以前紹介いただいた
民工米と図式としては同じですね。
To sengyanさん、こんにちは。
> 最終的には自分の身は自分で守るしかないと思います。
ごもっともです。
>
>(1)コーラ等の清涼飲料水
「清涼」という名称自体、変更すべきかもしれません。
小学生のころファンタやミリンダを飲んで舌が真っ赤だったり真っ青になったのが懐かしいです。
>
>(2)合成洗剤
石化原料ですが、元は植物なので分けて考えなくてもいいと思います。
私も一時期石鹸に走りましたが、事実を知人に知らされました。石鹸は浄化されるまで合成洗剤に比べ100倍位の水が必要だそうです、それだけ洗浄力が劣る。合成洗剤濃縮タイプなら、薄めボトルに移し繰り返し使えますからプラスチックごみの抑制になる利点があります。生分解性もいいです。
>
>(3)ファーストフード
盆踊りや祭りの焼きそばやファーストフードなど、たまに無性に食べたくなります。
>
>(4)冷凍食品
あまり買いません。素材から買っています、温野菜や煮物にしたり。揚げる油の酸化も心配ですが、少量の良い油を使い捨てます。
いずれも危険の分散を考えると、なるたけ危険そうなものを避ける、なるたけ安全そうなものを使う、加工すればする程栄養がそこなわれますからなるたけ素材に近い状態で食する、などですね。
こういう気遣いが出来るのも、日本国内生産者が安全を心がけており、流通が整っていること、不心得者はバッシングを受けること、ややマイナス面はあれども消費者の要求が高いことは、かの国からみると識字率と民度の高さは垂涎ものです。日本に生まれて良かったと感じます。
福島香織さま
いつもお疲れ様です。
>すでにメンツVSメンツの口水戦になっている状況で、どちらが、どうやって戦いの矛先をおさめるか。そう考えると、双方の世論の感情的問題、それと実質的な食の安全問題の面からみても、いったん禁輸措置、その間に、検疫強化の体制を双方整え、北京五輪前に「安全宣言」とともに解禁、という荒療治もありかもしれない。
禁輸措置を取ることもなくそのままうやむやに終わりそうな気がします。
何せかの国は日本のマスコミに報道を抑えるようにと圧力をかけてきましたからね。
そのおかげでテレビではほとんど餃子の中毒事件を取り上げなくなりました。
最近、買い物に行くと必ず原産国を確認する癖が付いたのでこれは良いかと。後は加工食品に原産国表示と加工国表示を義務付けてもらえば有り難いんですが・・・。
福島様へ
>これは、バクスター側の方が部がわるそう。
中国政府に直接とばっちり向かないでしょうが
やはり「中国製品は危ない」という印象は広がるでしょう。
中国から食品を全部禁輸すればいいじゃない!マスコミや警察が投入した人件費などは食品の輸入コストをはるかに超えているじゃないの?まったく騒ぎすぎ、昔の毒カレー事件を思い出す。まあ、どうせそのうち忘れるから。。。
上にも書いていらっしゃる方がいらっしゃいましたが日本の消費者はそんなに甘くないですよ。
高々3ヶ月くらいで冷凍餃子の安売りに人だかりなんてありえない!
いまだに鰻の消費量は回復していないくらいですから。
スーパーの冷凍食品売り場なんてよほど度々聞かれるのか、すべての値札の隣に「○○県××工場製造」のタグが貼られてました。もうひとつ原材料の産地まで書いてくれると完璧なんですけどね。
もし業務用に輸入するとしても中國産の食品を使っているコンビニ、ファミレスなどは見放されるでしょう。
すでにメニューから中國産の食品がなくなっていますから。
コンビニも売り上げが落ちているそうですしね。
政府が命令すればすべて解決すると思ったら大間違い。
「人民」と「国民」に違いを感じてください。>中南海。
ところで、我々は国産品を選べばいいのですが、福島さんは中國食品を口にしなくてはいけない状況。一層お気をつけください。
To gacchapenさん
>ところで、我々は国産品を選べばいいのですが、福島さんは中國食品を口にしなくてはいけない状況。一層お気をつけください。
いや本当に、食べ物・飲み物だけはお気をつけ下さい。下記のような中共報道はいやですからね。いや、ホンマ!
中国外交部の定例会見で、劉建超報道官は「中国の食品安全100%(残留農薬入り)の水餃子と美しい色付き飲料水(ドブ水)を食した日本の小娘記者が早朝死体で発見された。公安当局の調査結果自然死であった事が(よく分からんが、そういう事にしておく事で)確認された。ご家族に心からのお悔やみを申し上げる。「オー、イーアルサンスー、ラッキーミー(報道官の本音)」
福島さん、お疲れ様です。
ここ数日、犬と私が絶不調で、昨夜どうしても身体を起こせなくなってしまい、ひもじがる料理の作れない主人にお願いして、致し方なくスーパーで惣菜なんぞを見繕ってもらってきました。
が、口に運ぶ度(これ中国産かなぁ)(うわぁ、これ可能性大)(残留農薬、基準値内に収まってますように)(どうか検査スルーされた食材でありませんように)とか、どうしても頭によぎってしまいました。
そんな食事美味しいわけもなく、不調とはいえお腹はそこそこ空いていたんですが、早々に食欲がなくなってしまいました。
お昼に、昨日の残り物を食べましたが(勿体ないし)、やっぱり美味しいとは思えなくて、半ば押し込んで食べ終わりました。
加工食品等に原材料含む原産地表示がなく、消費者に選択の余地、手掛かりがない。
中国を含む海外と、日本での検査体制が万全でないものがあること。
うちは完璧という会社もあるでしょうが、それがどこで、どの商品かなどの情報が分かりにくい。
こういった諸々の理由で、疑心暗鬼になりそうなのが嫌ですね。
中国はアテになんないし、原産地表示なんかは中国だけじゃなく、全て表示してもらう仕組みを、日本が一日も早く取り入れてくれれば、精神的にも少しマシになるんだけどな・・・
僅かながらですが、いちいち答えるの面倒臭っ!って思ってもらえるように、不安を持った商品があれば、電話で問い合わせしてます。
冒頭、犬の話が出ましたが、やっと日本で初の「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が3月上旬にも国会に提出されるそうですね。
人もさることながら、物言えぬ大切なパートナーが食品や玩具に含まれる中毒物で息絶えてしまうのなんて、耐えれません。
こちらも一日も早く法規制して欲しいです。併せてチェック体制の強化も。
文面に何度か表れる「メンツ」という言葉を聞いて、ふとず~っと昔の記憶が蘇りました。
当時付き合っていた彼と口論になり、「私の顔(メンツ)だってあるし・・・」と発した途端、彼のなんらかの地雷を踏んだようで、「おまえのメンツがなんぼのもんじゃぁぁぁぁ!!」と怒り狂いながら、腕をつかまれブン投げられたことがありました。
どうしてこの台詞がそんなにブチ切れさせたのか理解できませんでしたが、今なら分かります^^
3/1の記事にこんなの見つけたので、貼っておきます。
「福田ナメられた!毒ギョーザ問題で与野党激怒」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/126555/
東京都が新たに冷凍加工食品などの原料の原産地表示を独自に義務化する方向で検討を始めた、といううわさがネット上に流れています。
事実とすれば、まあ、それなりに良い方向ではあります。できれば冷凍食品に限定せず、すべての加工食品と外食産業に適用してほしいですけど。
東京が単独でも実施すれば、他の地域に波及することが期待できます。
今の腰抜けへっぽこF内閣では禁輸はおろか、原産地表示の義務化すら無理でしょう。原産地表示は非関税障壁だと中国に一喝されてシュンとなるのは目に見えてます。何もする気がないなら早く退陣して欲しいですね。
福島記者
<日本は禁輸処置をもっと早く・・・・
とありますが、落花生問題で中国側が改善しないのなら禁輸しますよ。といったとたん中国側が怒って対日輸出禁止措置を取った。何時輸出解禁になるのかまだ目処が立ってない?このままずるずるいけば日本市場よりピーナッツがなくなる?日本の消費量は確か約11万トンその内日本産は1万トン強、生の落花生の輸入量が4万トン加工品の輸入が5万トン。殆どが中国産。
今、中国で輸出が止まっているのは冷凍品(野菜・魚・肉・加工食品)だけではない。すべての加工食品(缶詰・水煮・漬物等)も殆ど止まっています。
また、日本で一番困っているのは、スーパーで購入する消費者ではなく、レストランチェーンであり、持ち帰り弁当チェーンです。後2ヶ月も解決が長引けば在庫もなくなり大変なことになりそう。日本産に切り替えればよいとコメントに見られますが今から手当てをしようとしても間に合わないのが実情でしょう。
このことで、最終的に割りを食らうのが「消費者」であることを忘れてはなりません。(すべての食材が値上がりする。)
To gacchapenさん
消費者はそう甘くないと書いたが中国産を食べなければいいじゃない。別に政府が中国産を禁輸しなくても同じ効果をもつ。ただ、小売価格が2-3倍になる覚悟が必要だろう。日本の消費者はいつも矛盾している。米国産牛肉の輸入もそうですが、結局吉野屋の牛丼を食べたがる。本当に中国産食品を徹底的に叩くとすれば、その姿勢を貫くことが大事です。もしマスコミに煽られてその考えを変えるなら、今までのように安い値段で食品を買うことは続かなくなる。その覚悟はあるだろうか。
今回の問題で理解すべきは、中国政府には問題が起きた時にまともな対応をする能力がないかその意志がないということ、それこそがチャイナ・リスクということでしょう。
今回、関係業者は結構な損害を被ったはずで、株主の「また問題が起こった時に私はどのくらい損するのか?」という問いに答えられなければ、もう中国と取引できないのではないでしょうか。
To shimajyoさん
>このことで、最終的に割りを食らうのが「消費者」であることを忘れてはなりません。(すべての食材が値上がりする。)
そのとおりで、結局消費者自身が何を望んでいるか、どういう結果を望んでいるか、ということをやはり、もう少し見据えるべきだと思います。本当に、中国産にノー、といいたいのか。でも、中国産原料をつかった弁当や安い外食は残ってほしい?消費者が本気で、中国産に対してノーといっているのなら、弁当産業、外食産業もそれに本気で対応するべきではないでしょうか。実は、そこまでの覚悟が消費者にない。少々リスクがあっても安いにこしたことがないではないか、という意見もけっこうあるというなら、日本側も妥協せねばならないでしょう。禁輸とかそういう意見を持ち出すことによって、日本の消費者の意見、世論をいちど整理する必要があるのでは?
私はチャイナ・フリーを叫ぶつもりはありませんが、消費者が不安を抱えている状況をいったんクリアにする必要があると思います。国民の対中感情の悪化もどこかでリセットしないと。どうせ、検疫強化で事実上、対日食品輸出がストップしている状況なら、こちらから禁輸という措置をとって、主導権をにぎり、日本の対中感情悪化を食い止める必要があるのでは。日本政府が中国に振り回されている、という印象を国民に与えるのは、日本にとっても中国にとってもよくないでと思います。
たとえば2カ月の禁輸期間で、徹底的に検疫体制の強化を日中双方が図る、というやり方もアリではないかな、と。少なくとも、検疫を強化したために、輸出が滞って外食産業がこまっています、だから検疫はやっぱりそんなに厳しくできません、というような結論はいやですね。中国にとっても、今のまま悪感情を引きずっての食品輸出より、いったん禁輸して、安全宣言とともにリスタートした方が、イメージがよくなるんじゃないですかね。禁輸という方法がとれないなら、中国にはあくまでも事件の真相を解明、公表していただかないと、消費者としては納得できないでしょう。
福島香織様: こんばんは、今、スーパーで魚介類売り場の責任者をしている方と話しています。ハマグリは中日新聞の通り、中国産は全く売れないそうです。店全体でも冷凍食品も売れないそうです。消費者はラベルを子細にチェックし、中国の文字があれば買わないそうです。ノルウェー産のサバの加工が中国でコンタミがあった問題を含め、加工が中国というのも結構あり、「今、消費者の中国離れはすごい」そうです。
彼の意見では、「消費者の中国離れ~慎重姿勢はそう簡単に解消しない」と言うものでした。私が、「お弁当など、中国以外から材料を手当てして、当店の弁当は中国産の材料を一切使用していませんと宣言すれば、ほかの店に勝てるのでは?」と聴いたところ「現実には難しい」とのことでした。
以前の議論にもありましたが、「メニューひとつから中国産を外すのは可能でも、店の弁当全部から中国産をなくすのは簡単ではない」と言う事です。
To shimajyo さん
>今、中国で輸出が止まっているのは冷凍品(野菜・魚・肉・加工食品)だけではない。すべての加工食品(缶詰・水煮・漬物等)も殆ど止まっています。
大変いいことです。永久に輸出解禁にしなでほしいですね。
国内の農業は中国産に圧倒されてほとんど壊滅状態です。餃子の国産原料へのニーズが急激に高まったがニンニク、ニラなど対応できないというニュースが流れていました。短期的には混乱するでしょうが、1年後にはかなり対応できているでしょう。
ピーナツなど食べなくても生きていけます。
>後2ヶ月も解決が長引けば在庫もなくなり大変なことになりそう。
こういう言い方でうろたえる人が現れると、まさに中国の思うつぼです。別に持ち帰り弁当がなくなろうが、値上がりしようが飢え死にするわけではありません。1年もすれば落ち着くでしょう。
福島記者
>消費者が不安を抱えている状況をいったんクリアにする必要があると思います。国民の対中感情の悪化もどこかでリセットしないと。
私も決して妥協すべきだと考えているわけではありません。むしろ、今回きっちりと安全性を確認するべきだと考えています。そのためには、政府・国民共に相当の覚悟が必要ですよと常に示唆してきたつもりです。また、今の閣僚にそんな覚悟で中国と交渉するリスクを抱えられるか疑問も抱いています。
今回の問題を整理すると
①問題の発端は、残留農薬問題ではなく混入であること。
過去にポストハーベスト農薬の使用で問題になったときも、アメリカに抗議すらしなかった政府がまず取る道といえばやはり混入問題の早期解決でしょう。(闇の中も含め)
これが、残留農薬問題であれば一昨年の冷凍ほうれん草の輸入自粛とその後の指定工場(農薬検査の設備を備えていること。と自社農場での栽培と栽培記録の具備)と同じ方法で中国側と交渉できるが今回はまったく性格が違う。
②双方の面子をどう修復するか。
警察の見解と公安の発表の違いをどう丸く治めるか。
この2点であり、福島さんが言う「輸入禁止措置」をとる事項に該当しないということです。
孫子曰く「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」、「兵糧を確保」せずに戦うわけにはいきません。日本の消費者はあまり己をご存じない。すなわち己とは「日本の食料実態」であり、「日本の法律による食の安全」「日本の外交政策」などです。信仰とでも言えるほどの絶対的「日本の法律による食の安全」への信頼感は非常に危険であり、また中国の一面だけ見てあたかもそれがすべてであるかのように理解するのも危険だということです。
この問題を中途半端に感情的に対応すれば、「泣きを見るのは弱者」すなわち消費者であり体力のない中小企業でしょう。これだけは絶対にさけねばなりません。
報道もこの機会に中国の多面性をもっと報道し、日本人が客観的に判断できる材料を提供していただければ、双方の悪感情を改善できるのではないでしょうか。
ついでに、もう一言書きます。
中国のように政治的にも社会的にも不安定で、何かあるとすぐ面子が傷つき、意地悪する国とはなるべくなら疎遠である方がいいと思います。
こういう国に首根っこを押さえられた状態では枕を高くして眠れません。現状では中国無しでやっていけないというのは事実でしょうが、少しずつ変えていくことが必要です。
なるべく希薄で、喧嘩もしないし、親密でもない、そういう日中関係こそ日本にとって理想的です。
今回の毒ギョーザ事件がそのことをを国民に思い知らせてくれた、ということではないでしょうか。コキントウ(世界の独裁者ワーストテンの常連)なんか来なくてもいいではありませんか。
どなたか教えて欲しいのですが、本当に中国食品が無いと日本は困るのですか?中国での日本向け生産が始まったのは、たぶん1980年代中頃だったと思いますが、しばらくは普及しなかったように思います。
また、1970年代には殆ど中国産の物は無かったように思いますが、どうなんでしょう?その頃、今と較べて特に不自由をした記憶が無いのですが。もちろんウナギがスーパーで売られたりはしていませんでしたが、別に困りもしませんでした。
邪推かもしれませんが、各食品企業のコスト削減の為に必要なだけではないでしょうか。その削減コストは、消費者に還元されているのでしょうか。100円ショップは安いと思いますが、別に必要とも思いません。一般の食品は種類は増えましたが、安くなったような気がしません。
もしかして、異常なほどの多様な食品やを求めず、企業も中国以外の素材で頑張れば、そんなに不自由する生活にならないのでは、と感じました。
やせ我慢さま: こんばんは
上に書きましたが、「中国抜きにお弁当は今のメニュー(品揃え)を維持するのは難しい」のが現状のようです。しかし、現実には店頭で厳しい「中国回避」が進んでおり、現場の実感では「そう簡単に(信頼は)回復しそうにない」が実感のようです。現在のビジネスモデルと異なったビジネスモデルの構築をしたところが、ぬきんでると思います。時間がないので簡単ですみません。
あんまり書くのもどうかと思ったけれども、外食産業と家庭の話では隔たりがあるような?
是々非々なんでしょうかね。
To aqua2020さん
お返事ありがとうございます。
>上に書きましたが、「中国抜きにお弁当は今のメニュー(品揃え)を維持するのは難しい」
これは存じていますが、その理由が分からないのです。メーカーの言う答えでは、「他で手に入らない」「価格が維持できない」「予定利益が確保できない」など、幾通りかの理由が考えられます。
「他で手に入らない」は、ちょっと信じられないんです。急激に日本の食材自給率が下がったようには思えないのですが。「価格が維持できない」たぶんこれが一番聞かれる答えだと思うのですが、そんなに安いのかなと疑問を持っています。中国産が無かった時代と較べて、価格メリットがそんなにあるような気がしません。もちろん、種類は非常に増えましたが。
結局、疑ってしまうのが、「予定利益が確保できない」という、メーカー側の都合のような気がしてしまいます。たぶん違っているんでしょうが、25年前と較べて、何が良くなったのか分からないのです。
追伸
書き忘れました。1970年台でも、持ち帰り寿司とか弁当とか、ファミレス?なんかあった気がするのですが。ファミレスは無かったかも。
福島香織さま
初めて投稿します。福島さま、いつも楽しく読ませていただいております。
今回、日本・中国の国としてのメンツもそうなんですが、自分も少し想像を膨らませてしまいました。
もし、仮に、中国側で毒が入れられたということであれば、単純に考えると、犯人はまだどこかにいて、工場内で引き続き餃子なり他のものなり作っている可能性がある、しかも、彼は毒を入れてもつかまらないとわかったので、今後も繰り返し毒を入れる可能性がある、さらには、他の中国人も、毒を入れてもつかまらないとわかったので、まねする可能性があるということですよね?
つまり、仮に、今回が労働条件の問題で労使がもめたために起こったとして、今後、容易に毒を入れて経営者側を困らせる環境が整ってしまったということでしょうか。
その場合、「個別の案件」なので、残留農薬の場合と異なり、いつ起こるか予想できず、量も毒を入れる人のさじ加減で致死量に達し、売り出し先も日本のみならず、さまざまな輸出国、さらには中国国内に広がるということですよね。どの工場でも、労使問題なんて頻繁に起こっているでしょうから。
こんな状況の中、輸出が再開されたとして、日本に毒餃子が入ってくる可能性をどのように防ぐのでしょうか。同じことが2度も起こったら消費者の輸入業者や販売業者への風当たりは今以上でしょうから、おそらく、工場の管理徹底や全商品検査など適切に対応されるとは思いますが、果たして防げるのでしょうか。万が一、完璧がないとして、2度目が起こったときに消費者を納得させるシステムが出来るのでしょうか。少なくとも、「死ぬか死なないかは運次第」なんて事はどうしても避けたい。
さらには、毒餃子は中国市場へも広がる可能性があると思いますが、中国の人はその危険性をどのように考えているのでしょうか(まあ、その場合は、中国側がすぐに犯人を検挙するということかもしれませんね)。
真相が闇の中だといろいろ想像が膨らんでしまいます。一消費者として、出来れば、日中両国が引き続き真相解明に向けて努力してほしいと思います。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
もし機会があったら、中国政府は、原産地・加工地の表記を詳細に
行う制度を歓迎するのかどうか聞いてみてもらえないでしょうか?
中国政府が本当に中国製品の安全に自信をもっていたら賛成するは
ずですよね? うれなかったらマスコミのせいにするだろうと思い
ますが。
輸入規制の話がでていますが、重要なのは消費者がどう判断するか
であり、輸入規制の必要まではないと思います。できたらいいんで
すが。
ちなみに、社員食堂や給食にも原産地表示がつくことを切に願って
おります。
3日付けの共同電によれば
中国週刊紙、国際先駆導報は3日付の紙面で「『日中双方が冷静に調査を進めるべきだ』といった理性的な声が日本メディアに少なすぎる」と指摘。先月、重慶市で行われたサッカー東アジア選手権男子の試合で、日本チームに対する中国人観客のブーイングを日本各紙が報じたことに触れ「中国を批判する際に、日本は自分たちの方が反省しなければいけないことを忘れる」と歴史問題を示唆して非難した。
とのこと。ここで歴史を持ち出すかね。ほんま呆れるわ。一昔前ならそれでよかったかもしれない。中共の宣伝工作隊の流布した捏造された「歴史」を切り札とすることができたから。でもねぇ、今はその手は通用せんぞ。中共のやっていることはなんか自縄自縛という感じがする。自分で地雷原をつくって身動き取れなくなりつつあるように見えるのだが……。
メタミドホス、天洋食品周辺でヤミ取引・昨年11月まで
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20080303AT1G0200P02032008.html
ワイドショーが毒ギョーザを一番取り上げていた頃、場所は覚えてませんが、番組のレポートでメタミドホスが手に入るかを試していたり、禁止されたのに売るのか?の問に、店員が「在庫がある間は売る」と答えてるところが流れたりしていました。
天洋食品では、(しばらくの間?)従業員の私物持ち込みに対して、今より厳しくなって農薬の持ち込みも難しくなるかもしれませんが、このままほっとけば、いつどこで調子付いた模倣犯が出てもおかしくないですよね。
手軽に入手できる毒は、メタミドホスだけでもないですしね。
私は個人的に、今でも雪印の製品(社名変更後のものも)を避けれるだけ避けています。
ニュースになる以前、まったく先入観のない頃です。
牛乳を飲んで、(こんなにマズかったっけ?)と感じたことがあって、それ以来、手が伸びなくなりました。
それからしばらくして、あのニュース。
遡って考えてみると、時期が一致して、ぞっとしました。
その後、さらに牛肉でしょ。
知らないうちに口に入ってる分は仕方ないけど、危なそうなものにはなるべく近づかないという考えを持ったのはその頃からです。
金銭的な限度もありますが、安心できるシステムなどが取り入れられない限り、工夫や知恵を総動員して、出来る限り避けるつもりです。
今、瞬間的にあるシナリオが思い浮かんで、ゾッとしました。
中国ばかり目が行ってましたが、日本人の短絡的な思考の人が、メーカーや政府の対応に業を煮やして、抗議やパッパをかける意味を込めて、似た様な事件を起こさないかなということです。
で、やっぱり短絡的なもんなので、あっという間に捕まってしまって、ニュースになる。
ニュースでは、あくまで「動機は抗議などの意」と言っても、中国では、「ほら、やっぱり小日本人の犯人が捕まった。中国の毒ギョーザもそうに違いない」って、ネット炎上。中国政府、便乗。
妄想が過ぎますでしょうか?
あのBSE騒動の時は、たとえば牛丼業界の対応は2手に分かれました。
ある会社は中国製牛肉を使い牛丼を売り、ある会社は牛丼を売らずに新しい代替メニューを開発して新たな経営形態に脱皮しようとしました。
今回のギョーザ騒動も、外食チェーンの対応が各社別々にとられると思います。ワタミは国産に切り替えることを選択し、別の会社はそのまま中国製品を使い続け…
外食産業が騒いだとしても、価格が上がろうが、このような選択はズルズルと進んでゆくと思います。
そして、消費者の明確な判断が行われず、政治レベルの判断も行われずに、今回は結果として中国産食品の輸入量が減少するかと。
またこの問題はすでに政治レベルでの判断ではどうにもならない状況と考えております。なんせ上がどう言おうと消費者は信用しないし。
やせ我慢さま: お返事が遅くなりました。
彼の会社は売上高が約300億円-食品が中心-の地域スーパです。競合店はいくつかあり、売上高1000億円を超える地域スーパーが2社あるので、生鮮食品で集客する必要があるようです。各売り場の成績も知っているので、たぶん餃子騒ぎの後の売上高伸び悩み(と言うより低下)が気になっているのでしょう、「もうその話はあまりしたくない」と言う感じでした。数日中にまた会うので、どの売り場がどのような打撃を受けているとか、対策があるのかなど聴いてみます。「中国産の替わりがない」と言うのは、私はコストの問題が大きいと思います。低価格で数多くのおかずを入れようと思えば中国産を使わざるを得ないのではないでしょうか?これも彼に聴いてみます。
To woodgreenさん
>
>消費者はそう甘くないと書いたが中国産を食べなければいいじゃない。別に政府が中国産を禁輸しなくても同じ効果をもつ。ただ、小売価格が2-3倍になる覚悟が必要だろう。日本の消費者はいつも矛盾している。
日本の消費者だけに限らず日本人自身が「軟体動物」に既になってしまっている。この事は既に見透かされていて、それも中国だけではない、米国、南北朝線、オーストラリア、ロシア、ドイツ、カナダ等々... だからこれらの国々は少なくとも二通りの対外国政府への対処法がある.一つは日本、もう一つはその他外国政府にたいするものである。 日本は常に軽く足らわれる。 今回でも、もし毒食品事件が対米国で会ったなら、中国の対処は違っていただろう。 南北朝鮮に対しても、日本人は悶々と不平不満をもっているが、ブツブツ言うだけで何も出来ない。ロシア、オーストラリアに対しても然りである。これら列記した国々の日本への対応は良くて「善処する」、「日本と一致協力する」ぐらいの抽象的対応で何ら具体的対策をとらなくてよい言葉でお茶を濁されてしまうのである。 それが国内政治にもよく反映されている。経済にしろ防衛にしろ、国民はブツブツマシーンで不平を云うが優柔不断で、だからブログだけがにぎわう事になる。現内閣も何も政治家だけの責任でも何でもない、国民の無能さと優柔不断の反映でしかない。20世紀の日本が復興繁栄したのは偶然の事故でも何でもなかった。理屈抜きの努力ではなかったのだろうか。現代日本人は下手に頭デッカチで理屈だけは二人前こねるが、何を一体優先させるべきなのか決断できないどころか、3Kでも決断遂行する危機感、気概と覇気が欠落しているようです。
To やせ我慢さん
>
>これは存じていますが、その理由が分からないのです。メーカーの言う答えでは、「他で手に入らない」「価格が維持できない」「予定利益が確保できない」など、幾通りかの理由が考えられます。
>
日中国交正常化がなされたのは1972年頃だったでしょうか。当時、大阪北のオフィス街で昼食(定食700円程度)とその後のコーヒー(250円程度)で1000円でおつりがあったように思います。当時1ドルが360?308円程度だったようです。アルバイトの時間給が300円ほどでした。当然、中国は鎖国状態で食糧自給を目標に掲げていた頃でしたから、日本も中国から輸入どころのはなしではなかったでしょう。 日本も経済的にはプラス面、マイナス面で様々な変化がありましたが、何故、現在、中国からの食糧輸入に頼らなければ、特に外食産業が、立ち行かないのか不思議です。一つ思うのは農業政策が米作一辺倒だったことが考えられますが。
こういう時代から、今の日本を見ていつも思うのですが、外食産業もスーパーの食品価格もその当時と同じか以下であるのに、現在日本人は食費は個人家計の上限だと云うような意見をよく耳にします。私の個人的な意見としては、70年代より食生活では、今は楽であるとしか言いようがないのですが。
こんにちは。取材規制の多い国での取材、ご苦労様です。
餃子事件、中国は面子を立てようとすると、信頼回復に相当な被害が生じる
ことを計算にいれていないのでしょうか。それとも、日本の食事が安い農産物なしにはやっていけないことを見越しているのでしょうか? 日本は民間
レベルでこの問題を中国に問いかけていくことが重要だと思います。政府レベルでは、これ以上、進展しない予感がしますし、変な政治決着にもっていかれそうです。私は、海外にいる食品関係の専門家にメ-ルでこの問題を
知らしめ、中国の対応のおぞましさを知らせようと思います。日本で生じた
この事件、明日は君たちに起こるよと警告してあげます。国際的な草の根運動、これしかありません。
To shimajyoさん
>福島記者
>
><日本は禁輸処置をもっと早く・・・・
>
>とありますが、落花生問題で中国側が改善しないのなら禁輸しますよ。といったとたん中国側が怒って対日輸出禁止措置を取った。何時輸出解禁になるのかまだ目処が立ってない?このままずるずるいけば日本市場よりピーナッツがなくなる?日本の消費量は確か約11万トンその内日本産は1万トン強、生の落花生の輸入量が4万トン加工品の輸入が5万トン。殆どが中国産。
これはどのように見ても能天気な日本の食糧戦略の過ちとしか云えません。人権問題、対日本向ミサイル、反日体制、独裁国家に食糧依存して来た政府と企業の「平和ボケ」意外に理由はないのでは。現在、日本は対メキシコ、対チリとのEPAがあると思うのですが、これらの農産品の輸出国です。その他、米国、東南アジアからの農産品の輸入の可能性があるはずです。日本は米作保護だけの為に食糧政策に重大な過ちを犯して来たのでは?
To nekonyanさん
>こんにちは。取材規制の多い国での取材、ご苦労様です。
>
>餃子事件、中国は面子を立てようとすると、信頼回復に相当な被害が生じる
>ことを計算にいれていないのでしょうか。それとも、日本の食事が安い農産物なしにはやっていけないことを見越しているのでしょうか? 日本は民間
日本はすでに中国に見透かされているというか、馬鹿にされています。日中記者交換(民間)協定、天安門事件以来当たりから、政府、民間ともに馬鹿にされています。最近私自身も、今の日本人を馬鹿にしておりますが。
やせ我慢さんへ
>どなたか教えて欲しいのですが、本当に中国食品が無いと日本は困るの で すか?中国での日本向け生産が始まったのは、たぶん1980年代中頃だったと思いますが、しばらくは普及しなかったように思います。
多分長期的に考えれば一部の原料商品を除きさほど大きな影響はないと思われます。代替の国を探すのは非常に大変ですけれど。
今や日本の輸入は複雑化しており、その国の産物を単に輸入しているだけではありません。「持ち帰り弁当チェーン」が何故困るのかもここに原因があります。魚介類に限っても第三国の原料を中国で加工して輸入しているものが中心です。
例えば、北欧のサバ、アジ、甘エビ、北米のサケ、タラ、カニ、ロシアのタラ、ホッケ、南半球の赤魚、イカ、ホキ、エビ等が中国に持ち込まれ「切り身」「フライ」「てんぷら」「煮付け・西京漬」「寿司用」等に加工されて輸入されています。「切り身」以外はすべて「原産国中国」の表示で販売されます。これにはふたつ訳があって、日本に切り手が居なくなったことと人件費の高騰。もうひとつは、生冷凍で輸入する場合アジ・サバ・タラ・イカのような近海魚は「輸入割り当制度」(通称IQ制度)で輸入数量が決められており且つ農水省の下部組織が利権を握っています。もう一つ最大の理由は主婦がサカナを捌けなくなったことが大きい。
これらの、加工品は主に「レストラン・居酒屋」「コンビニとはじめとする持ち帰り弁当」「スーパーの惣菜」として利用されています。
いまさら、日本で加工もできなければ、代替国を探すにも5年10年の期間が必要なのは明白です。 鶏・肉類の加工品も然りです。
To shimajyoさん
て、日本に切り手が居なくなったことと人件費の高騰。もうひとつは、生冷凍で輸入する場合アジ・サバ・タラ・イカのような近海魚は「輸入割り当制度」(通称IQ制度)で輸入数量が決められており且つ農水省の下部組織が利権を握っています。もう一つ最大の理由は主婦がサカナを捌けなくなったことが大きい。
>これらの、加工品は主に「レストラン・居酒屋」「コンビニとはじめとする持ち帰り弁当」「スーパーの惣菜」として利用されています。
>
>いまさら、日本で加工もできなければ、代替国を探すにも5年10年の期間が必要なのは明白です。 鶏・肉類の加工品も然りです。
これは「鶏が先か、卵が先か」の議論荷なりますね、日本でさばかなくなったから、やる人間の後が続かなくなった。 私も魚をさばいた事も習った事もなかったんですが、見よう見まねでやりますが。そこまでやる若い人たちもいないのでしょうね。世代自体が甘やかされて当たり前の時勢に育ったし、コンビニに行けば何でもそろう事だし。こんな事を云えば、罰があたるかもしれないが、天災が大都市を襲って今ある便利さが吹っ飛べば良いのかも。
前の世代の我々も甘やかされて来たと思っていましたが、今は、保育器世代とでも言うべきか。
でも、時間がかかれど、日本自身の意思でやらないと、必ず中国あたりがする事になるやら。 そうなれば、我々でさえ経験しなかった、千代田区辺りの舗装をひっぺがえして、畑をやったり、リュックを背負って、地方へ買い出しに行く日が来るのかも。 幻の芋つるの雑炊あたりが出現するのかな。
多くの方にレスを頂きありがとうございます。
parkmount さん の実感と、私も同じ感じです。中国産や中国での加工品が無い時代でも、特に不自由でもなく、貧しくも無かったと思えるのです。ちょうど一億総中流意識と言われたのが、70年80年代でした。中国からの輸入が本格化したのは80年代も後半以後だと思います。
確かに、商品の種類は非常に増えました。調理の下ごしらえまで済ませたものなど、あの頃は無かったはずです。チェーン居酒屋の豊富で安い品揃えも無かったと思います。(ちなみにファミレスや持ち帰り弁当は70年後半からありました)
でも、あくまで一消費者から言えば、それらは、あれば便利だけど無くても困らないような気がします。時には、不要なものまで買わされていると思うこともあります。
人件費についても、本当に国内での作業が出来ないほど上がったでしょうか?1980年の大卒初任給が12万弱、ラーメンが330円。この頃に比べ、外食やスーパーでの加工品などが、それほど安くなったような気がしないのは、違っているのでしょうか。
個人的な感触だけで締めくくってしまえば、不必要なほどの便利さや多様さを見直せば、中国にこれほど依存する必要が無いのではないかと考えます。
To goutenさん
>日本米、中国の港で足止め ギョーザ事件が影響か
>http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200803030371.html
>さて、どう読むべきでしょうかw
このようなニュースは以下2点で非常に良い警鐘ではないでしょうか。
第一に、中国に「おんぶに抱っこ」ではいつ何時、政治的且つ中国の自己都合で日本への政治的、経済的揺さぶりを掛ける可能性が現実になりえるか。
第二に、歴史的に日本の政治、経済は外圧或は現実の問題で半強制(脅し)でしか変化できて来なかったこと。
自分で変われなければ、他からの強制でしか変われないでしょう。 今の日本人は奴隷の身分とあまり変わらないのが現状では。
やせ我慢さん、こんにちは。
上記の私のコメントの中に、「便利の落とし穴」のURLを貼っています。
その中の一文です。
「現代の食卓の特徴は、食べたい時に食べたいものを食べる「勝手食い」。これに対応するためには冷凍食品がなければ無理だ」
これは、加工食品も含むと思います。
ここ数年、スーパーやTVCMを観ると、思い浮かぶことがあります。
「こういうの多いなぁ・・・」
うんざりというか・・・言葉がうまく見つけられないんですが。
特に目に付くのは、調味料類。
ドレッシングは、似た様なものが結構あり、卵かけご飯のための醤油など、一つのジャンルに特化したものがひしめき合って棚を賑わせています。
もう一つはレトルト。
元祖はカレーでしょうか、あとはシチュー、丼類の具等。
主婦の罪悪感をぬぐう(のかな?)ものでは、「○○を加えれば出来上がり」タイプ等。
やせ我慢さんの仰る年代には、種類が豊富じゃなかったんじゃないでしょうか。
私は、自分で作れそうなものは基本的に買わないことにしています。
「さしすせそ」、この基本調味料以外に、洋食のものではソースやスパイス類なども含みますが、ベースになるものを揃えておけば、大抵自分で作れると思っています。
家にはドレッシングは置いてません。
レモン汁、油、塩、胡椒があれば、ものの数秒で作れます。
後はアレンジで工夫。
マヨネーズはこれより少し手間が掛かりますが、コレステロールを抑えてくれるマヨネーズをわざわざ使わずとも、普段ドレッシングにしておいて、マヨネーズの使用頻度を抑えればいいのにって思います。
デミグラスは自分で作れないですが、ホワイトソースは作ります。
ピザソースは、ホイールトマトを使って大量に作り置き、小分けにして冷凍保存しています。
簡単・便利を喜ぶ消費者がいるから、こういったものが次から次に作られるんだと思いますが、1つ1つの商品の寿命も短くなったように思います。
似たようなもので溢れてる現状を維持しようと思ったら輸入ストップは厳しいかもしれませんが、淘汰されたら、一時厳しくなっても、自国だけで踏ん張れるかもとか思います。
後、70年代頃とかは安価な鯨がありましたよね。
そんなに不満なら、もう二度と中国製商品を買わないで下さい。
確証が無いのに、中国だけ責められるのは可笑しくないですか?
To laska-take3さん
>やせ我慢さん、こんにちは。
>やせ我慢さんの仰る年代には、種類が豊富じゃなかったんじゃないでしょうか。
ええ、そのような半調理済の食材は殆どなかったですね。でも、特に不自由でも貧しくもなかったです。食の水準としては今と変わらないような気がします。
おっしゃるように、過度な便利さを要求するからこそ、中国等での作業などが不可欠になっているのでしょう。魚の骨まで抜く作業を見たことがあります。だから、中国なくしては成り立たないという言葉がどうしてもしっくりこないのです。だって、その過度な要求を我慢すればいいだけのことだと思えるからです。そしてそれはある面で良い事ではないかと…。
ちなみに、当時でも鯨はあまり食べませんでしたよ(笑)。食の種類は基本的に変わってないと思います。
liudong527 さん
こんばんは。
liudong527さんの言葉は、私にかと感じたので返信しようと思いました。
違ってたらスミマセン。
1つ前のコメントは、一回の字数制限もあって、結構端折りました。
それまでの私のコメントも読んで欲しいです。
「中国」だけが不満と言ってないです。
やっぱり、企業に作ってもらえないと便利に活用できない商品もあります。
毒ギョーザの件を切っ掛けに、考えることも人様々あると思いますが、「今」は自己判断するしかないって思います。
今まで、一つ一つの食べ物(食品以外でも)に個々の選択でリスクを背負うかもしれないなんて、考えたことありませんでした。
言葉は乱暴ですが、全部、生産者まかせでした。
ですが、前のコメントに書いてきたようなことは、個人的ですが、毒ギョーザをたんに発する訳ではないです。
ま、それはいいです。
「個々の選択でリスクを背負う」って、中国の方にとっては一般的な話のように聞き覚えますが、日本だって、今はそうかもしれません。
似てる状況に置かれていても、今の首相が「相手の嫌がることしない」と言っていても、今の中国よりは早い目にどこかに変化は現れると思います。
これが、本物の民主主義の一端だと思います。
鄧小平さんの生涯をまとめた本が発禁となって日本に送り返されたと聞きました。
To liudong527さん
>そんなに不満なら、もう二度と中国製商品を買わないで下さい。
>確証が無いのに、中国だけ責められるのは可笑しくないですか?
ご心配なく。 中国品不買は鋭意進行中です。
確証例は世界中で次から次へと発見されています。
食品に限らず、ペットフード、医薬品、食品、鋼材等々です。
これら粗悪品は個々の問題ではなく、作り手の社会環境、社会倫理、その倫理を形成する人々、その人々を統治する「人権、福祉を無視する国家」の問題です。
人間として扱われていない人々に他人を思いやる事を期待出来ません。
To やせ我慢さん
>To laska-take3さん
>>やせ我慢さん、こんにちは。
>
>>やせ我慢さんの仰る年代には、種類が豊富じゃなかったんじゃないでしょうか。
>
「豊富」という落とし穴には気をつけないと、一例を挙げると、アメリカ人のように、「お腹いっぱい」食べて肥満が社会問題化してしまいます。彼等の「お腹いっぱい」は個人差はあれど、標準日本人の3食分であったり、5食分であったりしますよね。 我々が、「どれだけの豊富さを求めるのか?」、環境問題が拡大して行く中、「どれだけの豊かさを求めて行くのか?」 以前の我々は経済成長や「豊かさ」が無限に拡大するという錯覚に陥っていたのでは。 「他人への搾取と自己の豊かさ」の関係も無視してきましたが、その結果、「自らの生命の安全、保障」にも関わって来たのが、今の現状のような感じがします。
to liudong527 さん
>そんなに不満なら、もう二度と中国製商品を買わないで下さい。
>確証が無いのに、中国だけ責められるのは可笑しくないですか?
この文章は中国人の立場からものを言っています。貴方は中国人であると考えましたが、違いますか?それから『製造者責任』という言葉の意味を理解されていますか?
今回の件に限らず、中国が真摯に真相究明をしているとは考えられません。どんだけマスコミが中国をヨイッショしても、日本人は中共を信用しません。
To やせ我慢さん
こんにちは。
レスありがとうございます。
>おっしゃるように、過度な便利さを要求するからこそ、中国等での作業などが不可欠になっているのでしょう。
ですよね。
>ちなみに、当時でも鯨はあまり食べませんでしたよ(笑)
そうなんですか。。。
うちは、家計のやりくりの問題でしょうか(笑)、よく水菜と一緒に炊いたハリハリ鍋が食卓にのぼっていました。
給食の鯨カツは油が悪かったのか、好んで食べませんでしたが、ハリハリは今でも食べたくなります。母の味です^^
To laska-take3さん
>給食の鯨カツは油が悪かったのか、好んで食べませんでしたが、ハリハリは今でも食べたくなります。母の味です^^
給食の中に偶に入っている脂身でもおいしいと感じた自分でも,鯨の龍田あげのようなものは,そんなにおいしくありませんでした。鯨も含めて,見た目賢い賢くないに拘らず,食べずにすむのなら食べない方がいいと考えます。食べ過ぎると醜い豚というか,豚以下ならぬ豚未満になりますから。
どうもCIQの検査、罰則強化始めた様子ですね。中国物産の対日輸出が一部滞り始めた様子で・・・
上半分の話は何か、牛丼再開の時みたいな話ですね。
この内容を読むと、「でた~メンツを守るための戦いだ・・・」と。
まあ、どんな風に決着するにせよ、極力中国産のものは食べないようにするという形で行っています。
福島記者、お疲れ様です。
いろいろコメントを見ていると食品の安全性に対して強い関心をもちであることが分かる。しかし、多くの方が重要な一面を忘れている。消費者の多くは過去数年間中国産の食品輸入による家計の支出が大幅に節約している事実を無視している。中国産シイタケのセーフ・ガードが出たとき、スーパーの価格はたちまち2倍以上になった。中国産がなければおそらく食品価格は2-3倍になる。もうひとつは中国産加工食品の多くは日系企業が手かけている。そこの雇用も案外無視できない。中国産が全部締め出すと、その関係者の多くが仕事を失う可能性がある。そうしたことを考えると、社会全体損得勘定が果たしてプラスなるのか、私がおそらく大きなマイナスになると思う。もちろん、日本の農家が得するという人がいると思うが、グローバル化が進んでいる現在ではそんな鎖国的なことが本当にできるのか。また国際社会においても日本にとってマイナスになるだろう。
私はよく日水だったか大洋だったか忘れましたが、鯨缶が好きで弁当などに入れてもらって食べていました。当時は魚は骨をはずすのが面倒で、魚の代わりに鯨が好きでした。鯨の皮を酢みそで食べるのも上手かったですね。ハリハリ鍋も大好物でした。 オーストラリアの人間に牛肉、羊肉、鶏肉、ハムなど肉類全てを止めさして、ついでにバーベキュウも禁止にさせて見れば、捕鯨反対など云えなくなると思うのですが。彼等も朝鮮人と余り変わらない自己中ですね。
To woodgreenさん
中国の方のようですが、おつとめ御苦労様です。
食品に限らず、中国製品(メーカー・ブランド品は一応除く)は粗悪で安価というのが私たち日本人の共通認識です。中国製品の大量流入が主要な原因の一つとなって、日本経済は長い間デフレに苦しみ、賃金が上昇しなかったので、品質も考慮すればトータルとして家計の助けになったとは言い難いですね。
中国食品は今後もある程度入ってくるでしょう。高価な日本産と安価な中国産のどちらを選ぶかは、消費者個人の判断にまかせられるでしょう。少なくとも最近の状況では、例えば価格が10倍の国産ニンニクの方が中国産より人気があります。
>もうひとつは中国産加工食品の多くは日系企業が手かけている。そこの雇用も案外無視できない。中国産が全部締め出すと、その関係者の多くが仕事を失う可能性がある。
日本の消費者は中国産を全部締め出すことはしないでしょう。
中国で雇用されている日本人はごく少数ですから日本人の失業問題は発生しません。雇用されている多数の中国人は失職するでしょうが、それは中国の内政問題であり、日本が干渉することはできません。
>日本の農家が得するという人がいると思うが、グローバル化が進んでいる現在ではそんな鎖国的なことが本当にできるのか。
グローバル化により輸入規制や関税が撤廃されましたが、消費者の行動を規制するものではありません。日本人が中国製品に対してマイナスイメージを持つからといって鎖国的とは言えません。
>また国際社会においても日本にとってマイナスになるだろう。
日本についてご心配いただき感謝申し上げます。しかし、そんなヒマがあるならお国の心配をなさった方がいいと思いますよ。
コメントを出されてる大多数の皆様へ
大分論調が、昭和15・6年の戦争前夜の世論形成の論調に似てきましたね。歴史は繰り返すと言うか、また、武器も持たず勝算もなく戦争しますか?今回は「食料戦争」ですけど。
以前にも私が書いた「井の中の蛙」的世論に押されて戦争するほど今の政府は根性がありませんよ。
先の戦争ではわずかでも勝つ可能性があったかもしれないが、今回は100%可能性はなく、且つ半年持ちませんよ。それでも、中国産を締め出しますか?
先入観と自国への盲信は何時までたっても日本人から抜けないようですね。
自国の言葉しか話さず、自国語のネットしか見ない国民は今や日本人だけでしょう。
戦争する前に広く他国のネットを閲覧して(他国人がしているように)判断されることをセツに望んでやまない。
追伸
コメントの中に「家庭栽培」だとか「農家の直販の利用」とかいろいろ書かれていますが、中国から物が入らなくなったら「農家ですら野菜を栽培できなくなる」。こんな図式も皆さんご存じない。
今や、タキイにしろサカタにしろ大手種苗メーカーは種子取りを中国に依存している。種子も手に入らなくなるのですよ。
先の戦争では「竹槍訓練」でしたが、今回は「家庭菜園」ですか。種もなく・土もなく・肥料も手に入らなくて無農薬で栽培ですか。日本のように多湿の気候では農薬は必需品だということもご存じない。情けない・・・・
福島記者へ
あなたのブログがこのように世論形成の一角を成しつつあることは「あなたもやっと気づかれた。」と思います。
再度、忠告します。文章は客観的に書かれたほうがいい。(ブログが面白くなくなりますが、あなたのブログがメジャーになってしまった以上仕方がないことです。)
To shimajyoさん
レベルの低い支那工作員のような書き込みですね。脅しているのですか?(笑)
支那人こそ歴史を鑑とするべきですね。外国のサイトに目を通して下さいね。
福島様
いつも記事を拝見しています。
3月1日発売の「諸君」4月号に西村幸祐氏が毒餃子のことを書かれていますが、非常におもしろい論文でした。
「媚中地球儀」と毒入り餃子の根っこはひとつだhttp://www.bunshun.co.jp/mag/shokun/index.htm
で、福島さんのブログを西村氏が紹介していました。情報がどう伝わっていくかを検証したところで触れています。例の記者会見の様子で福島さんのブログを引用しています。
そういう意味でも本当に貴重なブログだと思います。色々と大変でしょうが頑張ってください。応援しています。
To shimajyo さん
別に誰も中国と「食料戦争」をしようとしているわけではありませんし、政府が中国産を締め出すといっているわけでもありません。日本の消費者は冷静ですよ。単に自らの判断で中国産を敬遠すると言っているだけです。頭から湯気を上げているのはあなたの方です。落ち着いてください。
しかし、日本の大衆レベルでも中国への過度の依存は危険だということが認識されるようになったことは事実です。ですから、これから徐々に中国離れが始まるでしょう。世界はまだ広いですからご心配にはおよびません。
>自国の言葉しか話さず、自国語のネットしか見ない国民は今や日本人だけでしょう。
これは相当な誤解ですね。今はネット上でNew york Times もwashintonpostもWSJも人日報日本版も読むことができます。世界中の出来事を、その気になれば、瞬時に知ることが出来るのです。人権問題を理由とするオリンピックボイコット運動が世界中で起きていること、米国で中国製医薬品により21人が死亡したこと、死刑囚の臓器を使った移植に対する強烈な批判があること、米国が台湾問題に介入すれば先制核攻撃も辞さないと中国軍幹部が公言したこと、その他諸々の世界レベルでの中国批判が起きていることを私たちは良く知っています。
To kashiwa123さん
>別に誰も中国と「食料戦争」をしようとしているわけではありませんし、政府が中国産を締め出すといっているわけでもありません。日本の消費者は冷静ですよ。単に自らの判断で中国産を敬遠すると言っているだけです。頭から湯気を上げているのはあなたの方です。落ち着いてください。
現在すべての食品関連(添加物含む)が中国からの出荷が止まって一週間がたちます。何時解禁になるか目処が立っていません。一説によると胡OO首相の来日(4月14日?)まで無理ではないかと・・・
中国側は確実に怒っています。日本側も怒っています。中国の出方次第で同にでもなる情況です。日本側が望まなくても「食料戦争」の可能性は100%否定できないのでは?
To shimajyoさん
>コメントを出されてる大多数の皆様へ
>
>大分論調が、昭和15・6年の戦争前夜の世論形成の論調に似てきましたね。歴史は繰り返すと言うか、また、武器も持たず勝算もなく戦争しますか?今回は「食料戦争」ですけど。
>
麻布のニーハオトイレの匂いのような、小夜ちゃんのパパのジジ臭ささのような。
兎に角、何も日中戦争が日本が吹っかけた戦争でもなかったんですから、今更、中共と戦争する訳でもない。 それよりも、外交と国益のバランスから言っても、今の食糧自給状態が理想ではないのは明白でしょう。 そういう意味で、日本人としては変えて行かなきゃ、後の祭りになってしまいます。
それはさておいて、福島さんに八つ当たりするとは、「ハニートラップ」にやられたか、「例のマッサージ屋で入れ知恵」されたのかと勘ぐられてしまいますね。(笑)
To shimajyoさん
>中国側は確実に怒っています。日本側も怒っています。中国の出方次第で同にでもなる情況です。日本側が望まなくても「食料戦争」の可能性は100%否定できないのでは?
1973年の第一時中東戦争の勃発後のオイルショックでもトイレットペーパーをはじめいろんな生活用品の価格高騰や品薄がありました。それと同じ頃に、ニクソンが大豆輸出規制をやって豆腐なども品薄になりました。当時は、「オイルショック」というから国内だけでなく世界的なガソリン価格の高騰やら品薄で世界がパニックちゃったですよね。それをきっかけに省エネが車をはじめ色んな分野で押し進められた。そのおかげで、今の103ドル・バレルのオイル価格でも、楽ではないけれど、誰もオタオタしていないでしょう。 まあ同じ事を、対中国、食糧自給能力や安全性の観点から、ショックを受けるより、徐々に準備、改善しておいた方がいいのは確かです。
頭に銃やミサイルを突きつけられて、「毒饅頭を食べるか食べないか」の選択をさせられたくないですからね。
To shimajyo さん
>中国の出方次第で同にでもなる情況です。日本側が望まなくても「食料戦争」の可能性は100%否定できないのでは?
中国が「食料戦争」に打って出るということですか? なぜそんなことをするのか、中国にとってどんなメリットがあるのか理解できませんが、日本側から見れば歓迎すべきことです。
一時的な混乱や、輸入業者の倒産などはあるでしょうが、中国離れが加速するという点で大局的には日本の国益にかなうと思います。
それと、中国の食品インフレが加速しているようですが、中国人の食生活が豊かになるにつれて、いずれ輸出余力はなくなるでしょう。
中国側からの「食料戦争」を永久に続けてくれることを望みます。
日本が今迄、対諸外国とのEPA経済連携協定交渉、FTA自由貿易協定交渉等で農産、畜産物の非関税輸入項目で、国内産業への配慮という事で、色々と注文を付けて来た訳ですが、他方、中国から食品、食材という形で、規制もなく裏口から、それこそ「下痢のように」止めどもなく入ってくる自体がおかしいのでは。
チリやメキシコとは既にEPAをやっているわけで、今後、ブラジルその他南米諸国との可能性を見て行く事になるのですが、米国を含め、農産物を日本へ出したい国は山ほどある。これらの国で、半加工食品が出来ない事もないのでは。 職を求める余剰労働力も高い、今では米国の至る所でレストラン、食品加工をはじめとするサービス産業を担っているのはメキシカンですよ。 これだけの労働力を米国に供給する余力が中南米にあるなら、これらの国々で食品加工業をたちあげる可能性もあるでしょう。
これらの国々には中国のような反日もないし、増して中国なんかより民主化の進んだ国々ですから。
結果的に、現状を招いたのは、企業、政治家の世界観がトンネルヴィジョンで近隣諸国しか見えていなくて、異種同文で対処しやすいと云う手軽さと錯覚が会ったのかもしれません。 これを機会にもう一度世界を見渡さなければ。
To shimajyoさん
私は客観的に書いているつもりなんですけど。ただ、客観的というのは公正な意見というのとはちがいます。私の立ち位置から見える状況を、提示したということです。新聞記事にも、ブログにも中国政府の公式発表にも日本政府の公式発表にも、真に客観的なものはありません。新聞記者の先輩方はよくFACT、ということば使いますが、何がFACTか、それを選択する時点で、もはや客観性を欠いているのだと思います。というわけで、私が書くものすべて、客観的なものはありませんし、書けません。私が取材を通して、私の立場で見たものを、私の乏しい経験と知識で理解したものをそのまま書いています。それが私にとっての客観的です。
私はshimajyoさんの意見も、多いに共感を感じながらよんでます。ただ、影響力があるから、自分の思っていることとは違う意見をいわねばならない、という考えは賛同できませんでした。表現を丁寧に、とか、脱字はなおそう、とかそういう意見は心して耳を傾けたいと思いますが。
極端な意見かもしれない、一部の人からは怒られるかもしれないけれど、実はこう思っている、ということを自由に言えるというのはブログの醍醐味でして、それに対して反対意見も賛同意見も寄せられるのがおもしろいのだと思います。
つづき:
shimajyoさんのコメントはいつも勉強させられます。そうか、日本人って中国ナシでは生きていけないカラダなんだ、と改めて気づかされました。中国国内では食品物価が値上がりして、この値上がりを抑制することが今年のマクロコントロールの最大任務。食糧輸出もブレーキがかけられます。日本は中国にとって大口の食品輸入国ですが、日本よりうるさいこと言わずに、高くで買ってくれる顧客は中国にいくらでもいます。中国の人口は16億人くらいには増える予定です。中国の環境問題は深刻で健康な耕地はどんどん減っています。今は石油の取り合いですが、そのうち食糧が取り合いになるかもしれません。誰が中国を養うのか、という問題が、近い将来より切実になってくると思います。そうならないかもしれませんが。中国ナシで生きていけないカラダの日本はどうすればいいのでしょう。
そういう問題を、考えないといけないのではありませんか、というのが、この食の安全学再びシリーズを始めた、ねっこの主旨です。なかよく礼節をもって、いろんな意見を戦わせてくださいませ。今後の取材に反映させることができます。ちなみに、このブログが、世論の一角を形成している、というのはちょっと大げさでは…。もともと、そういう世論というのは形成されていたのだと思います。
日本時間3月5日に帝国データバンクが調査レポートをだしています。
これは中国製品・サービスに関する企業の意識調査なんですが、調査対象は全国2万887社で、有効回答企業数は1万66社(回答率48.2%)でした。
その結果の概要なんですが次の三つの点を上げているんです。
1.中国製品・サービスの品質、取引のある企業の8割が懸念
直接的または間接的に取引を行っている企業(4,080社)に限ると、79.8%(3,254社)が品質に懸念を感じており、実際に取引のある企業の間では品質に強い危機感を持っていることが示された。
これを業界別にみると、
1.『農・林・水産』(同71.4%、20社)
2.『製造』(同66.4%、1,951社)
3.『小売』(同66.0%、289社)
4.『卸売』(64.6%、2,083社)
などが高水準となり、中国との取引機会の多い業界で懸念を持っている様子がうかがえる。
以下、
2.品質以外の懸念材料、「安全性」が74.8%で最多
信頼できる点は「価格」が2割超で突出
3.懸念への対応策、取引のある企業では「チェック体制の強化」が最多
4社に1社が今後、中国以外への切り替えを視野
以上ですが、食品に限らず、いわゆる「中国製」に不安があるということですね。
これは、日本だけでの調査結果ですが、直近発生した、イタリアでの中国製ステンレス鋼材のコバルト混入事件などを含め去年の米国、カナダ、パナマでの中国産品に関する色々な事件から、今や世界共通の認識と関心ですね。
福島殿
私は文章が下手で単刀直入にしか書けないのでどうも怒らしてしまったみたいですね。私もスタンスはあなたとちっとも変わりません。
新聞記者をはじめあまりにも短絡的な発想が多いのに憤りを感じているだけです。例えば、「農薬を持ち出そうとして捕まったどこかのおばかさん記者」。その結果、どれだけ我々が迷惑を蒙っているか知らずもがなです。
政府が何年か前に自給率を45%まで上げる政策を掲げ、「米をもっと食べよう」等の広告活動までしても結果は39%まで下がりましたよね。
自給率というのはご存知のようにカロリー計算であり家畜家禽の飼料も計算されます。自給率が下がった理由は単に米を食べなくなったからとか、食品輸入が増えたからでもありません。
私が推測するに、最大の理由は①200海里規制で遠洋漁業が衰退し、且つ近海魚を漁獲高が減少しそれを補完するための魚介類の輸入が増大したこと。②肉類及び乳製品の消費が増え輸入の増加と国内での牧畜養鶏の拡大に伴う飼料穀物の輸入増加。③ガット・WCO協議による米を初めとする輸入制限品目の撤廃と製造年月日・賞味期間から賞味期限表示への変更。合成ホルモンの規制緩和。等々あらゆる要素が複雑に絡んだ結果と考えてます。
現状、政府も自給率アップの有効な手立てを持っておらず、国産品をもっと食べましょう等の啓蒙では追いつかないのは自明の理です。
では、方法があるのかといわれそうですが、①まず、我々海外で対日食品に携わっている者は日々安心安全な物を作ろうと努力していることを日本人に理解していただきたいこと。②政府の外交方針をもっと「食料・燃料」確保に目を向けて欲しいこと。③アメリカ・オーストのように国内で事業としての農業を育てること。等挙げていったらまだまだ出てきますよね。
このような、前向きの議論をして欲しい。でなければ、80年代から食料戦争は既にはじまっていることも認識できずに「竹槍」で戦うことになりますよ。ということを言いたかった。
To 福島香織さん
>
> 極端な意見かもしれない、一部の人からは怒られるかもしれないけれど、実はこう思っている、ということを自由に言えるというのはブログの醍醐味でして、それに対して反対意見も賛同意見も寄せられるのがおもしろいのだと思います。
いつもお邪魔しています。又、身体を張ってのご健闘ご苦労様です。
中国側の言い分というか、私には言い訳にしか聞こえてこないのですが、特に今回の毒餃子事件では「冷静且つ科学的な調査結果に基づく報道」と云われているわけですね。ところが、科学で云うところの普遍性のある調査・分析方法の詳細や結果が中国側からは全く出ていません。
それと私の感触としてはその時、その時の事案によって論理が全く相容れないのですね、彼等と議論すると。 例えば「冷静且つ科学的な調査結果に基づく報道」は南京事件や日中戦争について彼等が議論する時には、捏造資料と喚き報道にかわる。
何故、このような矛盾が出てくるかというと、正に中国の現状の反映そのものだからではないでしょうか。それどれの事件、事案に付け焼き刃的な屁理屈の構築で、兎に角、自らの立場の正当化を場当たり的にする。正当化する為には時には、昨日迄は「白」であった事を、今日は「黒」だと言い張る。 だから全く一貫性の論旨がないので、全てをつき合わせた時には、自己矛盾を既に起こしてしまっている。
話がだらだらと長くなりましたが、要するに、このshimajyoさん の言い分も全く正当性のない、便宜主義的なものにしか見えないと云う事です。
To shimajyoさん
>①まず、我々海外で対日食品に携わっている者は日々安心安全な物を作ろうと努力していることを日本人に理解していただきたいこと。
誰もここではそのような企業で頑張っている日本人を避難していませんよ。SRIをいい加減にして、企業責任まで丸投げしているJTと中国企業、両国政府が矢面にはいますが。 CSRが最近迄取りざたされていたんですが、格好だけを付けていれば良いという企業のだらしなさが問題です。これは特に食品の安全性だけじゃなく、搾取がされている企業へ丸投げしていたこと,強いては、企業や政府がそのような倫理性に問題がある中国へ日本の食への安全と倫理を過剰担保している事に憤りを感じます。
意識的、無意識的にしろ搾取していれば、それだけでも恨みを買うか、彼等に気遣ってはもらえなくて当然ですよね。 搾取される側に取っては、日本人も経営者のグルとしか見てもらえないでしょう。米国では、以前、ない区やギャップが社会的に厳しく叩かれました。 私には、今回の問題は品質管理の問題のみとは思えません。倫理を忘れた日本人の問題です。
>このような、前向きの議論をして欲しい。でなければ、80年代から食料戦争は既にはじまっていることも認識できずに「竹槍」で戦うことになりますよ。ということを言いたかった。
一人でそんなに憤慨しないで、まずそれだけの情報をお持ちなら、こちらで情報公開するのも、ブログを通じて意見交換を望む、福島さんの気持でもあるのでしょう。私には未だに貴方が憤慨している理由がわかりません。
To tenyoufoodさん
>商業の基本は、
>臨機応変且つ便宜主義的なものでなければ、状況や事態の変化に適応できない。
>
>教条主義的なものの考え方は、
>袋小路に迷い込むナルシストが陥りやすい。
それは政経分離が出来る、民主国家同士で通じることです。 教条主義独裁国家ではそれをやると足下をすくわれる。
To tenyoufoodさん
>今回の毒餃子事件は、
>中国製だったから大きな問題になっただけで、日本のどこかにある会社、あるいは、中国以外のどこかの国の会社が起こしたのであれば、
>
>これほどには、
>どなた様も食料自給率とか食料争奪競争とか、食い物について御熱心に考えなかったと思う。
このような事件は今に始まった事ではないし、毒餃子がもう少しで死亡者を出しかけたのも初めてではない。事実、数年前に中国のダイエット茶では、死亡者が出ていた。 規模的には事件が大きくなく、日常食するものに関わっていなかったことで、インパクトは比較的軽微であったのは確かである。 同種の問題ではなかったが、BSEの牛はこの種の問題化の可能性を示していたので、散発的には食糧自給を取り上げた報道もあったように思う。 中国の食品その他全般的な問題点については、過去色々と取りざたされて来たが、集中的に問題が発生したのはここ一、二年の事でしょう。 兎に角、日本人に取っては今後の東アジア情勢の予想される変化を思うと、この件は平和ボケ頭への回生の一打になり、幸運であったことは確かではないだろうか。
又、福島さん以外にも食をはじめ中国の処問題を以前から連載として取り上げておられた方はいた。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070322/121473/
To tenyoufoodさん
こんばんは。
>全人口に占める、
>中国の第一次産業人口と、日本の第一次産業人口の比率を比べれば、日本は農産物を中国に依存せざるをえない。
こんな切り口もありますよ。
「中国の人口の多くは農村に集中していて、全体の80%近い農村人口の実数は約9億人に近いといわれる。
少ない耕地に膨大な数の農民があるふれているのだ。
アメリカの農業人口は耕地1ヘクタール当たりで比べると、中国の約150分の1にも満たない。
それでも300万人未満で中国に匹敵する食料を生産し、減産前の80年代には世界の穀物市場の半分を占めていた。
このことから考えても、5000年の農耕文化を持つ中国農民は、いったい何をしているのかと首をかしげたくなる。」
「日本の穀物輸入は年間で約2500万トン前後だが、中国も80年代から年に1000万~2000万トンの穀物を輸入している。
いくら豊作でも、また全人口の80%を占める農民がいながら、中国はなぜそれほどの穀物を輸入しなければならないのか。」
黄文雄『日本人が知らない中国「魔性国家」の正体』より
To shimajyoさん
おこっていないですよ~。コメント楽しみにしています。
「食料自給率200%を超える国の住人から見て、半額日本、食糧安保」
中国食品をちょっとおいといて。
お金を出せば、日本国産のものを食べられる、
と言うのは二つの意味で間違ってます。
最初に、食料自給率40%と言うことは、極端な話40%の人は国産のみで過ごせ、60%の人は外国産のみで過ごすことになります。
つまり、国産の価格を2-3倍にしても、何倍にしても、全員に行き渡りません。当たり前ですね。
もう一つは、現在の日本は金持ちの国でも、豊かな国でも、、、なくなってしまった。
アメリカ以外の多くの国から見たら、
日本は安い!、かなり安くなっている、
ということです。
その、日本が安くなっていると言うのは、例えば私の住む、オーストラリアから見た場合、01年から円は4割引くらいです。ユーロから見ても同じです。
アジアの新興国からみても同じでしょう。更にそれらの国は21世紀に入って経済が2桁伸びています。両方足して、日本は01年から”半額”です。
日本から世界への観光客が減り続け、世界から日本への観光客が急速に増えているのはこのためです。
円高は、米ドルに対してだけです。米ドル以外はほとんど円安(01年比)です。
余談ですが、米ドルに対して円高だけで、いまだに輸出産業は大丈夫だろうかという、マスコミ報道にはひいてしまいます。ちょっと産経さん含めて批判になりますが。
ついでにトヨタはじめ想定以上にユーロ圏他で、しっかり儲けているはずです。心配御無用。世界的円安なのに、米ドル高利用のマインドコントロールとさえ思えちゃいますね。
と言うことで、引き続き、日本はもはや金持ちの国ではないの話ですが、
世界的に食糧事情が更にあるいは緊急に逼迫した場合、日本は22番目の優先順位です。一人当たりのGDPが世界22位に転落だからです。
22番目に多く払える可能性があると言うことです。話を単純にしていますが、それに近いことが起こる可能性がありだと思います。
長くて、すみません。続きです。
ところで、中国も総量では日本と同じだけ食料を輸入しています。小麦とか。人口が多いので、輸入のパーセンテージが低いので、目立ってないだけです。
でも、日本と輸入総量はほぼ同じと言うこと。人口増を考えれば、増え続ける。倍になれば、日本の食糧自給80%分を輸入することになります。
オーストラリアは食料自給率200%ですが、ここ数年特に天候がかなり不順です。
なので、中国に頼る、頼らない以前に、
日本は土地は余っているし、高齢化や意欲を失っている農家も多いので、早く農地を集約する方法を確立して、ビジネスとしての農業を成り立たせるしかないと思います。
次の安全保障は食料と言われています。
「日本は安い!」産経新聞さんで、取り上げて欲しいです。もちろん対米ドル以外グローバル視点ですが。トヨタや輸出企業が嫌がるかな。
PS:shimajyoさん
ここは産経新聞です。shimajyoさんの客観性は朝日新聞よりの客観性です。どちらがどうのはおいといて。だれもはっきり書かないので。
福島さん
初めまして。私は、2008年2月より7月まで企業から派遣されて中国語を学ぶために北京に滞在しております。この期間は、完全に仕事から離れ、中国語を学び中国文化を知ることに使うようにとのことで、大変にありがたく思っています。仕事から完全に離れたのは、10年前に半年、産休、育休を取って以来初めてのことで、協力してくれる家族や会社の同僚にも大変感謝しております。
こちらのブログは、北京に来る前に、いろいろ情報を調べていた時に偶然知りました。女性として、仕事人としてがんばっていらっしゃる福島さんの姿に、すごいなあと共感しつつ、興味深く拝読させていただいています。
今回は、思いきって足跡をつけてみました。
いろいろ大変と思いますが、ぜひこれからもがんばってご活躍ください。
では
福島さん
今日は。貴ブログは時々読ませて頂いております。
製薬会社に勤めていた農学博士の友人に聞いたのですが、日本にあるメタミドホスは試験薬であり、不純物が混じっていないそうです。
一方中国のメタミドホスは農薬であるため不純物が混じっており、超微量物質まで分析する機械にかければ日本製か中国製かはすぐに分かるとの事です。(中国で分析できるかどうかは分かりません)
餃子には不純物の混じってる中国製のメタミドホスが混じっていたのですから、少なくとも日本で混じる可能性はありません。
中国は政治的決着をするため、分かっていながら、このような発表をしているのでしょうか。或いは科学の知識不足で分からないのでしょうか。
日本では女の子が命を亡くしかけていたのですから、子日本政府は絶対に、政治的決着をするべきではありません。
原因不明のままでは日本の消費者は納得しません。
事実、中国製の冷凍食品の輸入は大幅に減っています。
中国と違って、たとえ日本政府が「安全だから食べろ」と言っても日本の消費者はいう事を聞きません。
中国は日本の消費者を舐めているようですね。
私は現在全く中国製の食品を買っていませんし、今後も納得出来るまでは、買うつもりはありません。
マスコミで騒いでいる毒餃子事件ですが、中国製の餃子に毒が検出されたことでまだ調査中にもかかわらず中国側の仕業だときめつけている日本のマスコミに私は怒りを覚えました。
専門家の話で農薬指紋を検査すればどの国製の農薬なのか一目瞭然なのに、日本側はこの点をなかなか明かさないことと、日本側から中国へ渡した毒入り餃子のサンプルは中国で検査した結果全然問題ないことがわかっている。
マスコミはなぜ無知で普通な日本人を惑わすような発言をするだけで、みんなで中国を批判すれば問題解決になるのか、違うと思います。この騒ぎでどのぐらい犠牲者が出ているのかわかっているのか。その責任、マスコミはとれるのか。
それから、厚生労働省の検査による輸入品の違反事例の中でなぜ中国商品の違反例だけを取りえげられいるのか、それも疑問です。
下記のHPは厚生労働省で掲示した輸入違反事例です。みなさん、自分の目で確認をしましょう。
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0801.html
輸入品はかならず検査を通らないと輸入できないシステムになっていますので、わたしは逆に国産品のほうが心配です。一度市場で買った野菜を保健所で検査を頼んだことがあります。農薬規制値以上のデータが出ていました。
自給自足が一番理想なライフスタイルだと思いながらも現代の日本人にはもう無理でしょう。年々癌患者の増加からみるとやっぱり食品の安全は考えさせる課題ですね。
To shimajyoさん
食糧自給率についてはshimajyoさんが仰るように色々数字をこね回すとかできるのでしょうが、確かに我々が国の農水産業に眼を向けてこなかったことは確かです。
でもその陰ではコツコツと研究努力をされている方々もいる訳ですね。
http://www.s.affrc.go.jp/docs/report/report.htm
食料戦争は始まっている。
これはお話なので読み流してください。
その1:牛肉物語
昔々日本人は鯨肉が大好きで南極近辺まで鯨採りに出かけました。捕鯨オリンピックでもいつもノルウェーと金を競っていました。
あるとき、突然アメリカ方面から「鯨資源の保全」を理由に捕鯨禁止の声が上がりました。資源が枯渇したら大変と日本も同意しました。しかし調査捕鯨だけは継続することになりました。そのとき、不思議な事に言いだしっぺのアメリカは依然としてアラスカで鯨を採り続けていました。アメリカの言い分は「イヌイットの伝統的食料」だから認める、でした。え~ 日本も鯨は伝統的食料だけど~。そんなこと知らん。
そのころ、日本では牛肉・豚肉・鶏肉は高級食品で一般庶民が食べるのは鯨肉が中心でした。関西では牛肉といえば「ご馳走」「はれの日」の食べ物、肉屋は牛肉、かしわ屋は鶏肉を販売していました。私が小さいとき豚肉を食べた記憶がありません。東北の人は逆に牛肉を口にすることがすくなかったはずです。
日本は仕方なくそれまで輸入を禁止もしくは制限していた豚肉・牛肉の輸入を開始しました。頭のいい農水族議員が「牛肉の輸入はすべて畜産振興会に任せなさい。」その結果、SBS枠というへんちくりんな輸入システムを導入し利ざやを稼ぎました。
一方捕鯨は調査捕鯨の結果、頭数が回復しているのが判りました。日本は捕鯨再開に向けて協議しましたが、今後は「動物愛護」の観点から認められないという理論に屈しなければなりませんでした。
アメリカはせっかく捕鯨禁止にして日本に牛肉を売りつけようともくろんだのに半分しか目的が達せず、全米食肉協会(USMEF)の陳情に対し新たな策を考え出しました。
Tマネーという輸出援助金を捻出しUSMEFに日本で販促広告宣伝活動を展開させました。それに飛びついたのが大手スーパー、販促費を出してくれるなら売りまっせ~。
アメリカが言いました。「日本人がこれほど要望しているのに何時までも輸入制限しているのはいかがなものか。」「そろそろころあいだから輸入をフリーにしましょうか。」日米の同意が成立しました。これに怒ったのが族議員「わしらの飯の種を取り上げたがって~。」
BS問題が発生し「SBSの恨みをBSで」・・・これはうがちすぎか?
次回は「お米物語」
To peijuanさん
マスコミを批判する気持ちも十分わかりますが、両国政府のコメントは事実ですから、これらを判断材料にするべきですよね。私も今回の毒餃子事件での感情的、情緒的な日本のマスコミの報道姿勢にがっかりしています。
マスコミ各社にお願いしたいことは、①毒餃子事件と中国農薬問題を分けて報道すること②中国高官の発言を感情的に捉えずに、その背景を分析し裏付ける事実を報道すること③各社一斉に同じ取材に集中せずに、多角的に原因究明を取材すること等です。私の友人(中国食品会社)からの情報です。今回の毒餃子事件の原因は、パッケージの原反メーカーの資材の保管、管理の不手際ではないかとのこと。中国では輸出用食品の管理は、かなり進んできましたけれど、食品用包装容器や印刷工程での衛生管理は未だに数十年前の日本と同じ状態です。こんな調査をマスコミ各社にはして頂きたいと思っています。
To peijuanさん
こんにちは。
>それから、厚生労働省の検査による輸入品の違反事例の中でなぜ中国商品の違反例だけを取りえげられいるのか、それも疑問です。
これは、いわゆる「逆恨み」というやつでは?
中国の違反が多いから、中国の名前が他国よりたくさん載っているのでしょう?
一度検査に引っ掛かれば、次から検査もさらに慎重になりますよね。
それに、国ごとの輸入量に比例してるんじゃないですか?
>輸入品はかならず検査を通らないと輸入できないシステムになっていますので、わたしは逆に国産品のほうが心配です。
毒ギョーザ事件を切っ掛けに、初めて知りましたが、「かならず検査を通る」とは限らないようですよ。
冷凍加工食品の農薬チェックはされてなかったそうですし、検査は抜き取りで行われてるそうですが、残留農薬ではなく、商品の1部に故意に毒が混入され抜き取りに引っ掛からなければ、そのまま出回ってしまいます。
天洋食品は、確か・・・優良企業ということで、輸出時の検疫などのチェックを免除されてましたよね。
>自給自足が一番理想なライフスタイルだと思いながらも現代の日本人にはもう無理でしょう。
生きていくうえで一番大切な「食」のこと、そんな簡単に諦めないと思いますよ。
キッチンファーム(水耕野菜)なら、自分の部屋の片隅でもできそうです。
http://www.gfm.co.jp/html/top_page_ver_t.htm
http://suikou.exblog.jp/i2/
中国側に立った反撃が多いですね。
多くの日本の消費者が望んでいるのは「中国産食品は食べたくない」ということに尽きると思います。だから、政府に求めるのは中国食品の輸入禁止ではなく(求めても親中F内閣では無理とわかっている)、原料原産地表示の拡大だけなのです。
何人かの方が論点のずれた議論を展開されていますね。日本の消費者は米国、カナダ、オーストラリアなどから輸入される穀類の輸入停止などまったく求めていません。自給率100%が可能だとも考えていません。単に中国から輸入される生鮮野菜と加工食品を問題にしているだけです。論点を拡散させる議論は問題の所在をうやむやにするだけです。
一例として、ニンニクを取り上げますと、
青森県は国内生産の7割を占めるニンニク産地だが、七戸町では90年代、安い中国産が大量に流通し始め、売れ行きが激減した。320ヘクタールあった作付け面積は現在140ヘクタール、地区に20戸あった栽培農家は8戸に減った。(毎日新聞3月2日号より)
ここに中国産食品と日本農業の典型的な関係を見ることが出来ます。中国産がストップすれば一時的な供給不足と価格の高騰に見舞われるでしょうが、長期的に中国産が入ってこない(入ってきても売れない)という見通しが立つなら、当然市場原理が働いて作付け面積が増加し、1年後には混乱は収まるでしょう。
To tenyoufood さん
>君の意見は仮定だらけで;
>1)荒れた農地を元に戻すには、1年では不可能です。
>2)農作物は市況により価格変動があるので、一時的な高値でも皆
>が作付けすれば値下がりして、安定した収益が期待できないので、
>栽培する勇気がでない。
>3)価格変動というリスクを犯して、一度やめた作物を、再び栽培
>する者がどこにいるか?
人生も事業も仮定だらけです。不確かな見通しのもとにリスクを取りつつ対応するしかないわけで、変化をいち早く察知して適切に対応した者が生き残ります。
1)日本の農地が全部荒れているわけでもなく、荒れた農地は不完全ではあってもそれなりに元に戻すだけなら1年で十分可能です。
2)一時的な高騰は終息しても、利益の出る水準で落ち着くでしょう。日本の消費者も生産者もはそれほどバカではないですよ。
3)利益が出る見通しが立てば、一度やめた作物を再び栽培する人は必ず出てきます。
リスクといえば、中国産のリスク(生産の安定性という意味で)の方がはるかに大きいと思いますよ。ある日突然輸出停止、ということは十分にあり得るのです。ですから、中国から距離を置くことは日本の食糧安保という観点からも極めて重要なのです。
To laska-take3さん
こんにちは
>これは、いわゆる「逆恨み」というやつでは?
>中国の違反が多いから、中国の名前が他国よりたくさん載っているのでしょう?
客観的に物事を言いましょう。私もまえから厚生省のHPを拝見しておりまして確かに中国の違反例は少なくもないが、しかしアメリカもまけていない。残留農薬違反は多々あり、だけどマスコミに取り上げられているのをみたことがないよ。
>毒ギョーザ事件を切っ掛けに、初めて知りましたが、「かならず検査を通る」とは限らないようですよ。
>冷凍加工食品の農薬チェックはされてなかったそうですし、検査は抜き取>りで行われてるそうですが、残留農薬ではなく、商品の1部に故意に毒が>混入され抜き取りに引っ掛からなければ、そのまま出回ってしまいます。
基本的に輸入品は、外国で検査しないと出荷はできないようになっています。食品輸入する際、出荷先の国の政府機関から検査証明書が必要です。検査証明書なければ通関はできないようになっています。ただ信用のある工場は普段から厳しい管理されているからノーチェックパスされることが多いです。しかし、輸入品は作る前から検査されることを前提で作っているから管理は最初から検査しない国産品よりはマシだと思います。
To 在北京日本人さん
コメントありがとうございます。すべて同感です。
To tenyoufoodさん
こんにちは
>
>意見:
>1)餃子を包装する前のパッケージの保管は、天洋食品の責任です。
>2)農薬は、パッケージ製造資材と製造後のパッケージメーカー敷地内での保管管理とは、結びつかない。
仰ることはよくわかります。もし問題は日本につくまでの話であれば出荷先がすべての責任を持つべきです。ただし、まだ真相がわかりません。
To tenyoufoodさん
>To 在北京日本人さん
>>To peijuanさん
意見:
>1)餃子を包装する前のパッケージの保管は、天洋食品の責任です。
>2)農薬は、パッケージ製造資材と製造後のパッケージメーカー敷地内での保管管理とは、結びつかない。
ところが、2)の件については、パッケージメーカーの保管と農薬との関係は、結びつきが無いとおっしゃいましたが、実はあるんですよ。
これについてはこのブログでは言えませんが、、、だから福島さんに取材して頂きたいと思って、書いた次第です。
peijuanさん
あまり反論もしたくもないのですが、勘違いではありませんか。
あなたは「専門家の話で農薬指紋を検査すればどの国製の農薬なのか一目瞭然なのに、日本側はこの点をなかなか明かさないこと」と書いておられますが、日本が餃子に混入していたのは「日本のメタミドホスでない」事を中国に言ったとたんに、あのような返事が返ってきたのですよ。
要するに中国では分析能力がないから分からないのか、分かっていながらわざとはぐらかして、強い態度で出たのか良くわかりません。
あなたも仰っているように、どちらのものか分析は出来るのです。
日本には、純度の高いメタミドホスしかないから、日本で混じる事はありえません。
少なくとも日本以外の国で混じったものと考えるのが妥当だと思います。
(それが中国なのかはどうかは、これからの中国の調査能力次第です)
To woodgreenさん
我が家の場合、家族が3人なのでそれほど量が必要でない所為もあり出自のはっきりしない加工品を除きほぼすべて国産表示のある食品を買っております。ので、我が家のエンゲル係数は相当高い。
値段が今の倍になろうとも国産品を支持しますよ。
それと中・韓以外のアジア諸国に移転すれば少なくとも今よりましな状況にはなるんじゃないですか?
To peijuanさん
レスありがとうございます。
>客観的に物事を言いましょう。私もまえから厚生省のHPを拝見しておりまして確かに中国の違反例は少なくもないが、しかしアメリカもまけていない。残留農薬違反は多々あり、だけどマスコミに取り上げられているのをみたことがないよ。
詳しくまでは分かりませんが、検査で引っ掛かったものは、次の時に改善されているとか?
先に書いたものは当て推量ですが、BSEの時は、ガッツリ禁輸になりましたよね。
今回は、死亡者を出したかもしれない事件なのに、その点、中国への対応の方が随分甘くないですか?
>ただ信用のある工場は普段から厳しい管理されているからノーチェックパスされることが多いです。しかし、輸入品は作る前から検査されることを前提で作っているから管理は最初から検査しない国産品よりはマシだと思います。
工場自体は信用があっても、従業員1人1人がその時何考えてるかまで管理できないでしょう?
普段はすごく理性的でも、何かの拍子に魔がさす人だって絶対いないとは言えない。
国産品も厳しい検査をしてるところいっぱいありますよ。
これも誤解です。
中国が言い負けてるからなのか、peijuanさんも実は今回中国側に非があるんじゃないかと薄々感じられてるけど、認めたくないのか・・・なんだか日本のあら捜しばかりされてるように感じます。
違っていたらごめんなさいね。
peijuanさんは日本に住まれてるんですか?
日本の国産品を信用されてないようですが、買い物際は中国産やその他の輸入食品を買うようにされてるんでしょうか?
To shimajyoさん
>食料戦争は始まっている。
>これはお話なので読み流してください。
>その1:牛肉物語
>次回は「お米物語」
>
らっしゃー、お代は聞いてからで良いよ。 乞うご期待!
To laska-take3さん
>
>>客観的に物事を言いましょう。私もまえから厚生省のHPを拝見しておりまして確かに中国の違反例は少なくもないが、しかしアメリカもまけていない。残留農薬違反は多々あり、だけどマスコミに取り上げられているのをみたことがないよ。
>
皆さん色々と良いご意見が出ていますね。
ただ、客観的という意味では残留農薬と今回の毒餃子事件での致死量の農薬が発見されたという事では、その重大性には天と地くらいの違いがあって、はっきりと区別して考えなければなりません。 少女が危篤状態に陥った時点で、「報道が冷静な対処」を取ってその後も犠牲者が出ていたら、自衛艦と漁船の衝突事件のように初期の対処がまずかったと云う事で批判されていたはずです。
それと、中国だけがスケープゴートにされているのではないかと云う指摘ですが、過去、数年に渡って、中国産のペットーフード、歯磨きペースト、風邪薬、おもちゃ等々で子供の死者やペットが相当数死んでいます。 既に今年になってからも、毒餃子をはじめ、コバルト混入鋼材、おもちゃが又事件としてあがっています。これらは残留農薬とは比較にならないほどの重大事件です。 その点から見れば、マスコミに出ない方がおかしくて、情報操作の疑念を招きかねません。
既に挙げておいたのですが、帝国データバンクが1万件あまりの企業から集めた調査結果が3月5日に出ています。中国製品・サービスに関する企業の意識調査という事ですが4分の3にあたる企業が、中国製品及びサービスの質に重大な問題があると回答しています。 ですから、日本国内での騒ぎは、毒餃子事件だけの事ではありません。
余談になりますが、香港でも同じ製造工場からの餃子が発売されていたという事で、日本からのニュース後直ちに回収されたと云う事であり、事件には非常に高い関心を持っているとの事です。
laska-take3 さん
yoshi18 さん
コメントをありがとうございます。私は来日15年、元留学生です。かつて日本の商社で中国食品の輸入を担当したものです。
今回の毒餃子事件は以前日本で起きたグリコ事件のように最終的に原因がわからにままで終わる可能性もあります。この事件により中国食品のすべてを否定されるのはどうかなあと思っています。日本向けの在中工場は日本のこう基準にあわせるため、日々の努力を否定されることは怒りに思います。
グリコ事件が仮に中国で起きたら日本食品全般を否定することはないんでしょう。
真実はマスコミもわかっていないから、推測で物事を決め付けて中国批判を始めることはどうでしょう。本来ならば報道は真実を伝えばければなりません。推測で物事をいうマスコミの報道は価値のない、ただのバカ騒ぎに過ぎません。
中国側の対応が悪い可能性もありますが、でもマスコミからしか情報を得ていないわれわれはそういう批判をするのは早すぎます。両サイドでうまくいっていないのは事実ですが、でもそれは当事者しかわからないことだと思います。
私は特に日本の漬物(ぬか漬け、梅干以外)と和菓子は絶対かいません。添加物が多すぎるから、見た目を綺麗にするため、必要以上の着色物や保存料をいれています。
もう一点漏らしましたが、新たに米国の薬品メーカー、バクスターの血液抗凝固剤からも中国製の疑惑成分が発見され、既に死者も出ており、製品の回収発表も行われています。
北米、欧州ともに問題は個々の製品ではなく中国そのものに問題があるとの見方を強くして、警戒を強めています。
To peijuanさん
>グリコ事件が仮に中国で起きたら日本食品全般を否定することはないんでしょう。
>
単一事件で会ったなら、このような事にはならないでしょう。 次から次から、問題が出てくるようでは、問題の本質が違います。
>真実はマスコミもわかっていないから、推測で物事を決め付けて中国批判を始めることはどうでしょう。本来ならば報道は真実を伝えばければなりません。推測で物事をいうマスコミの報道は価値のない、ただのバカ騒ぎに過ぎません。
>
それは中国も日本の報道にも云える事です。 中国の報道は常に真実ですか?
少なくとも日本の報道は推測を載せますが、「黒」を「白」という事はないでしょう。
>私は特に日本の漬物(ぬか漬け、梅干以外)と和菓子は絶対かいません。添加物が多すぎるから、見た目を綺麗にするため、必要以上の着色物や保存料をいれていま
それは個人の嗜好の問題でしょう。 私は上海生まれの女性から、中国産の食品を買うなと言われたことがあります。
To peijuanさん
中国批判と中国不信とは別個のものでは。中国批判ではないですよ。
To parkmountさん
こんばんは。
>To laska-take3さん
↑↑↑は、peijuan さん宛ての間違いでは?
すべきところが詰まってしまって、ややこしくなったと思います。
すみません。
>客観的に物事を言いましょう。私もまえから厚生省のHPを拝見しておりまして確かに中国の違反例は少なくもないが、しかしアメリカもまけていない。残留農薬違反は多々あり、だけどマスコミに取り上げられているのをみたことがないよ。
↑ここまでが、peijuanさんのコメントを引用させてもらった分です。
詳しくまでは分かりませんが、検査で引っ掛かったものは、次の時に改善されているとか?
↑これ以降、次の引用までが私のコメントです。
To laska-take3さん
非常に失礼しました。 流れ弾でしたか。
To parkmountさん
>
>それは個人の嗜好の問題でしょう。 私は上海生まれの女性から、中国産の食品を買うなと言われたことがあります。
個人嗜好ではありませんよ。添加物、着色物の問題も残留農薬と同じですよ。
中国で食品問題はたしかに多かった。普通な中国の市場で買った野菜は要注意と言われています。しかし外国へ輸出する工場は大半自分の基地を持ち、肥料、農薬をすべて管理した上での出荷がほとんどですので、問題ないと私は言い切れます。
どちらの国で混入したと決め付けるのはよくない、と言うご意見がありますが、
1.Aと言う物質はJでは流通していない。
2.Aと言う物質は2年前までCで普通に流通していた。
3.つい最近CではAと言う物質を積載したトラックが転倒した。
4.今回Aが検出された製品はCとJ以外の第三国を経由していない。
5.今回Aは、C出荷時点から流通経路が分かれたJ国内双方の製品から検出された。
6.今回検出されたAの不純物から、Jで保管されているものではない。
難しく考えず、これらの事実さえ知っていれば、このAと言う物質がCかJのどちらで混入したと個人が自己責任で判断する場合、Jの国民以外でも100人が100人とも同じ判断を下すのは明白でしょうね。
これらの情報を遮断されている国の人は別として。
To peijuanさん
こんばんは。
レスありがとうございます。
日本にはもう随分精通されてらっしゃることでしょうね。
食品関係のお仕事にも携わられていたそうなので、業界の事情にも詳しい部分をお持ちだと思います。
私は、1主婦として日々の買い物する立場からの視点になります。
parkmountさんが短い言葉でとても上手に表現されています。
そうなんです。
「不信」なんです。
そこには、日本側の対応の悪さが拍車をかけてる部分もあります。
>グリコ事件が仮に中国で起きたら日本食品全般を否定することはないんでしょう。
ん~、時期によりそうな気がします。
中国政府が反日を煽ってる時は、日本国旗燃やして、日本商品の不買デモをして、大虐殺した日本人が第二の大虐殺を仕掛けようとしている、ならば軍拡をして体力をつけるぞ~。
中国のこと詳しくはないですが、今の私が抱いてる中国に対するイメージです。
あえて、中国「批判」をするなら、政府が悪るすぎると思います。
今までいくつかバイトをした先で、中国人の女の子と知り合いになることもありましたが、皆明るくコロコロ笑い、よく働く可愛い方でした。
着色料は、天然成分のものも増えてきたようですが、私も基本不要だと思います。
To arimaonsenさん
>どちらの国で混入したと決め付けるのはよくない、と言うご意見がありますが、
>
>1.Aと言う物質はJでは流通していない。
今回は事件です。明らかに意図的に混入されたことはわかりましたよね。日本で流通していなくても意図的に入れようと思えば世界中のどの国に流通しているものさえあれば入手は可能です。日本で流通していなくても中国で入手していれることも可能ですよね。
他殺者が自殺者としてみられるために本人銃を横に置いて誤魔化すというやり方もありますからね。中国語で「借刀殺人」曰く「他人の刀で人を殺す」
私は別に中国側の可能性を否定しているのではなく、日本側の可能性もあるよと言いたいだけです。
To parkmountさん
>非常に失礼しました。 流れ弾でしたか。
いえいえ、弾筋は分かっていたので、マトリックスのネオばりに、余裕でよけました(笑)
To laska-take3さん
>To peijuanさん
>
>私は、1主婦として日々の買い物する立場からの視点になります。
>parkmountさんが短い言葉でとても上手に表現されています。
>そうなんです。
>「不信」なんです。
ご気持ちは十分わかります。中国にはいろんな問題があります。でも今回の対応は私的には政府が結構重視し、よく対応したと思っています。反日感情などは歴史&教育の問題だと思います。話すればとても長いからまたいつかどこかでゆっくりしましょう。
中国人も日本人もみんな同じ人間ですから、いろんな人がいます。いま在日中国人や在中日本人も多いから、親日親中派は多いと思います。私自身もいまは中国人より日本人の友人が多いし、日本人のほうが付き合いやすく思っています。でも反中または反日の話になると自分が板ばさみなってとてもつらい思いをしています。
またよろしくお願いします。今日はもうお休みです。
To parkmountさん
>>真実はマスコミもわかっていないから、推測で物事を決め付けて中国批判を始めることはどうでしょう。本来ならば報道は真実を伝えばければなりません。推測で物事をいうマスコミの報道は価値のない、ただのバカ騒ぎに過ぎません。
>>
>それは中国も日本の報道にも云える事です。 中国の報道は常に真実ですか?
>少なくとも日本の報道は推測を載せますが、「黒」を「白」という事はないでしょう。
いや、某新聞は平気で「黒」を「白」に置き換えますから・・・。
ごく一部の新聞社しかまともな論説が無いです。
To peijuanさん
>今回は事件です。明らかに意図的に混入されたことはわかりましたよね。日本で流通していなくても意図的に入れようと思えば世界中のどの国に流通しているものさえあれば入手は可能です。日本で流通していなくても中国で入手していれることも可能ですよね。
確か今年の1月からメタミドホスの販売は禁止になっていたはずですが?
>私は別に中国側の可能性を否定しているのではなく、日本側の可能性もあるよと言いたいだけです。
どう考えても日本の保管庫で袋に穴も開けずに中身にメタミドホスを入れることは不可能だと思うのですが?
To silverwolfさん
>
>いや、某新聞は平気で「黒」を「白」に置き換えますから・・・。
>ごく一部の新聞社しかまともな論説が無いです。
いや、私はあそこは新聞だとは思っていません。捏造、誤報の後にも「ケXをまくる」のは。
To peijuanさん
>
>個人嗜好ではありませんよ。添加物、着色物の問題も残留農薬と同じですよ。
残留農薬と添加物、着色料は全く別ですよ. 食品表示には添加物、着色料は明記されています。 各個人が良いか悪いかは判断出来ます。 残留農薬は表示されている訳でもないでしょう。
>中国で食品問題はたしかに多かった。普通な中国の市場で買った野菜は要注意と言われています。しかし外国へ輸出する工場は大半自分の基地を持ち、肥料、農薬をすべて管理した上での出荷がほとんどですので、問題ないと私は言い切れます。
問題は「それだけ厳しい品質検査を通り抜けた製品」に、残留農薬や毒餃子があったと云う事実ではないでしょうか。 貴方はこの事実を無視して、まだ安全だという。これは完全に矛盾していますよ。
To laska-take3さん
>
>いえいえ、弾筋は分かっていたので、マトリックスのネオばりに、余裕でよけました(笑)
むっむー...できる...隙がない。
To stopchinaさん
>>To tenyoufood さん
>
>1)日本の農地が全部荒れているわけでもなく、荒れた農地は不完全ではあってもそれなりに元に戻すだけなら1年で十分可能です。
>2)一時的な高騰は終息しても、利益の出る水準で落ち着くでしょう。日本の消費者も生産者もはそれほどバカではないですよ。
>3)利益が出る見通しが立てば、一度やめた作物を再び栽培する人は必ず出てきます。
>
>リスクといえば、中国産のリスク(生産の安定性という意味で)の方がはるかに大きいと思いますよ。ある日突然輸出停止、ということは十分にあり得るのです。ですから、中国から距離を置くことは日本の食糧安保という観点からも極めて重要なのです。
自給率を押し下げているのは、家畜用の飼料や、一日の熱摂取量、安価な輸入野菜などで国内生産を駆逐してしまったんでしょう。同品質という前提で、価格だけの選択というのと、安全性をそれに加えたときの選択とでは、当然違った結果が出てもおかしくない。
下記サイトをチェックしたのですが、まあ誰も全く何もしていない訳ではありませんからね。
http://www.s.affrc.go.jp/docs/report/report.htm
原因が特定されるまで、中国の食品は無期限で輸入禁止にすべきです。
日本も食品の価格上昇で苦しくなりますが、それぐらいの覚悟を中国に示さないと本気で解決しようとしないでしょう。
マスコミは沈黙してますが農薬や殺虫剤の成分が胎児によいわけがありません。母体が農薬入りの食品を摂取したばかりに、正常な日本人として生まれるはずだった子供が、重い障害を持って生まれているかもしれないのですよ。
一刻も早く禁輸してほしいです。
福島様
今晩は。今回の事件で吹き出した、日本の対中不信は近年の一連の流れから来るものでしょう。昨年後半だけでも外交文書の一部未発表や、首脳同士の共同記者会見でのお粗末な捏造行為(台湾独立を支持しない。反対では無いのです)。
ハッキリと言えば横車を押せば日本は引っ込むと、中国政府は思っており。今回の対応ぶりも、その一環では無いかとの疑念が拭えません。
食料安全保障をするのなら、リスクの低減の為供給先の多角化を進めるべきでしょう。国内生産の急増は耕地、事業者、資金、法律、の点から短期間ではしないと私は考えています。それに東アジア地域は天候不順の場合、中、韓、日と程度の差はあれ生産力が低下します。全世界的に供給先を形成する事が様々なリスクに対応する事に成るのでは。これも短期間では解決しませんけれど。
宮崎正弘のメルマガからの部分引用ですが、このスレで速報されていたバクスター社製血液抗凝固剤の件のアップデートです。
現在、世界市場にでまわるヘパリン薬品は大半が中国製である。
NYタイムズは3月1日に初めて事件を報道して以来、たびたびこの事件
を報じているが、3月7日付けヘラルドトリビューン転載記事に依れば、
全米で785件の被害報告があり(2月末現在)、死者は46人、このうち
19名が明らかにバクスター社製品による副作用と判断されたという。
顕著な副作用として呼吸困難、悪心、嘔吐、発汗過多、血圧の急下降な
ど。
元凶のヘパリンは中国の家畜加工業者が豚の小腸から粗製品を作り、米
企業が保有する常洲(上海近郊)のSPL工場で加工した後、バクスタ
ー社が輸入して最終製品にし、病院ルートで販売してきた。
SPLとはSCEINTIFIC PROTEIN LAB<中国企業
名は常洲凱普生物化学有限公司>の略)。SPL社は米国ウィスコンシ
ン州に最終工場があり、バクスター社は、この米国企業から製品を購入
してきた。
FDAは、中国の工場に不衛生な点があったことや手続きミスでFDA
が工場の検査をしなかった事実などを認めた。
このため米バクスター社は2月末から製品の自主回収を始めている。F
DA(米食品医薬品局)も中国に調査官を派遣して原因の特定を急いで
いる。
日本の厚生労働省の医薬食品局は、日本にはバクスター社のヘパリン製
品が輸入されていないと発表している。
ところが、3月5日にバクスター社の血液抗凝固剤から主成分のヘパリン
に酷似した偽の成分が検出されたことをFDAが発表したため、事態は
極めて深刻となった。
NYタイムズは3月7日付けで「当該薬品投与で、およそ20%が死亡に
結びつくことがある」とセンセーショナルな見出しを付けている。
To typhoon01さん
> 食料安全保障をするのなら、リスクの低減の為供給先の多角化を進めるべきでしょう。国内生産の急増は耕地、事業者、資金、法律、の点から短期間ではしないと私は考えています。それに東アジア地域は天候不順の場合、中、韓、日と程度の差はあれ生産力が低下します。全世界的に供給先を形成する事が様々なリスクに対応する事に成るのでは。
すでに、中国での農業生産高は21世紀初頭から減少し始めているそうです。それに反して、中国の経済発展で食需要は増加しています。 又、急激な経済開発に伴う環境汚染から、全国耕地面積の10%以上が灌漑用水の汚染等の理由から農業生産が不適とされています。 農業だけでなく、中国の内海である、渤海湾も生活排水、工業廃水の垂れ流しで急激に汚染が進んでいます.
輸出、相変わらず止まってますね。
そろそろ欠品でそうなブツがちらほらと。
禁輸とこっちが言わなくても、してくれてますな。
To silverwolfさん
>どう考えても日本の保管庫で袋に穴も開けずに中身にメタミドホスを入れることは不可能だと思うのですが?
単純に未開封の袋からも検出されたことが事実であれば中国側の可能性が大きいですね。
福島さん、ぜひ印刷工場を取材していただきたいです。私もなんとなく印刷工場で行ったのではないかという気がします。
To parkmountさん
>
>問題は「それだけ厳しい品質検査を通り抜けた製品」に、残留農薬や毒餃子があったと云う事実ではないでしょうか。 貴方はこの事実を無視して、まだ安全だという。これは完全に矛盾していますよ。
今回は事件です。故意に農薬をまかれたことですから、通常の商品の安全性とは別問題です。では以前のグリコ事件があったから、グリコ商品をすべて否定しますか。そっちこそ矛盾していますよ。
To peijuanさん
>>
>今回は事件です。故意に農薬をまかれたことですから、通常の商品の安全性とは別問題です。では以前のグリコ事件があったから、グリコ商品をすべて否定しますか。そっちこそ矛盾していますよ。
グリコ事件では真相が判明する迄は否定されたでしょ。 今回の事件は残留農薬が頻繁に問題になっている中での致死量農薬事件です。当然、それも食品に限らず多岐にわたって類似の問題が出ています。
そのような個々の問題を別個にみるトンネルビジョンで考えるのは、貴方の自由ですが。
peijuan様
はじめまして。
peijuan様のロジックが、無意識な物か、意識的な物なのかが、気になります。
arimaonsen様は、”一連の事実”を前提に導き出した推論を述べました。それに対して、peijian様は、”Aという薬品が入手できる可能性”を前提に導き出した推論を返しました。
ロジックとしては、可能性を前提にすると、魚も溺れますし、猿も木から落ちます。
推論の前提とする物が、”事実”か”可能性”かでは、その推論の信憑性に、天と地ほどの違いがあります。
さらに言えば、「借刀殺人」ですが、中国人ならやるだろう、という価値観、文化を、日本に投影(投射とも言いますが)してませんか?
福島香織 様
初めてコメント入れます。中国茶の記事を書いておられた頃からブログを時々拝見し、読むことの苦手な自分にも最後まできちんと読める(!?)文章で、とても参考になって感謝しています。
自分自身中国からの食品輸入を生業としているので、ギョーザ問題発覚後は多くのマスコミさんの「業界の状況」を理解せずに書いておられる記事等に嫌気し(皮肉にも貴本社さんのものに憤ることが多かったですが。苦笑)、福島さんのブログからもしばらく遠ざかっておりました。先週、自分は中国からの来客があり、ちょうどそのグループが帰国した後に、知人からの連絡で、それまではほとんど報道されなかった「日本での一連の農薬騒動」について、「中央電視台が数時間に渡って『特別番組』を組み、日本からの言いがかりであるかのように報道した」と聞きました。その件について福島さんがどう書いておられるか興味があったのですが、残念ながらその放送以降の投稿はなく、それでは、と初めてコメント欄を読ませていただきました。
率直な感想を言うと、消費者の方たちのお気持ちが本当にストレートに書かれていて、自分にとっては、まるで塀の外から中を覗き込もうとした瞬間に「会心の一撃」を食らって後ろへ倒れこんだ…ような手痛いコメントの連続でした。
今現在、自分の取引先のある遼寧省のCIQでも輸出手続きは停止したままになっています。ちょうどニュークロップの収穫時期に当たっている作物があり、日本側のユーザーさんの方では、昨年の原料は既に底をついた時期に今後の原料手配ができない状況となり、対応に苦慮されています。「中国がダメなら他の国で手配すれば良い」という内容のコメントもありましたが、現実には「その地域でしか栽培できない作物」も多々あり、例え何年かかっても「代替生産地」は確保できないものもあるのです。
福島香織 様
立場上、自己弁護と批判されても仕方ありませんが、自分自身10数年中国の人たちと接してきて、本当に信頼できる人にも出会いました。福島さんの書いておられた通り、国際的な場面で「嘗められてばかり」の日本としては、「全面輸入禁止」といった強い姿勢を示すことも必要だとは思います。けれどもそういう国としての“姿勢”は姿勢として、“その先”では、「あるがまま」を知っていく必要もあると思います。何もかもを「一括り」にして、「中国=“全”不信」という妄信が広まることには、強い抵抗を感じます。
残念ながら、現時点の流れでは「きちんとした原因の究明」には到達できそうにありませんが、例えば「包装フィルムの密着防止用の粉体」のように、直接の食品製造とは離れた場所で「農薬の不適切な使用」がある可能性もあります。仮に今回の一連の事件が“何者かの故意”でなく、“認識不足”が原因であったなら、本当の原因がはっきりしない限り同様の事件が再発する可能性がそのまま残ることとなります。そうなれば「中国産食品」は、日本市場において全て“自然淘汰”されることになるのかもしれません。
本来メールの形で書くべき内容をコメント欄に記入していることをご了承ください。福島さんが現地から発信される記事楽しみにしています。ちょうど季節の変わり目です。お身体にはくれぐれも留意されて、「国外退去」させられない程度(!?)でさらにご活躍されることを祈念しております。
To hanaさん
あまりいろいろとまめに書くような人間ではないので、私が言いたいのは推測で物事を決め付けることがよくない。事件だからあらゆる可能性を考えべきです。
>さらに言えば、「借刀殺人」ですが、中国人ならやるだろう、という価値観、文化を、日本に投影(投射とも言いますが)してませんか?
この言い方はとても抵抗ありますね。中国人だからやる、日本人だからやらないなんて、どういう根拠があってこういう質問をしていますか。
いままでの歴史の中で、日本人の常用手段ではないか。自分の手を汚さずに相手を殺すというのが「借刀殺人」ですよ。満州国を作ったことだって勝手に中国人の一人を皇帝にならせて日本軍のいいなりになって中国人を苦しめたことは違いますか。
To tenyoufood さん
中国で流通しているメタミドホスは不純物が多いようですから結晶化しないでしょう。
また、ハンドリングを容易にするために溶剤を加えて50%溶液として流通しているようです。
http://www.asahi.com/special/080130/TKY200803060269.html
溶剤の種類はわかりませんが、常識的にはかなりの高沸点有機溶剤であり、ほとんど蒸発しない可能性が高いと思われます。
したがって、あなたが導かれた結論は疑わしいですね。
parkmont様
はじめまして。全世界的に見ても、農業生産は天候不順、耕地劣化(塩害、土壌流出、化学肥料による地力低下、土壌汚染、砂漠化、連作障害等)、転作(バイオエタノール)、水資源の枯渇等により不安定しつつ有ります。
特に北米とオーストラリアは天候不順、耕地劣化、水資源の枯渇が顕在化しています。
中国も90年代初めより、畜産の飼料であるコーンの輸入を手始めに輸入国と成りました。既に日本と中国は農業資源輸入国の立場で、資源を競合しています。
こうした中で民間では一部商社が中南米の、日系人の農場と契約し農産物の生産を始めているそうですが。こうした動きを、日本国政府として後押しすべきだと考えます。
To xinshouさん
この事件は、三つの個別の問題が一緒くたに論議されているところがややこしいのだと思います。①ギョーザ事件はいったい何だったのか。②日本の食の安全を守ることと中国からの輸入食品の安全を確保するにはどうすればよいのか。③日中の外交駆け引きのあり方。
①はもはやあさって方向に走りさっていき、いまから急転直下解決、という見込みは薄くなってしまいました。このブログのコメント欄をにぎわしているのは②の部分です。
②について、一部の激しい消費者の中にはチャイナフリーを主張する方もおられます。しかし、中国食品輸入にかかわってらっしゃる企業の方からみれば、その考え方はあまりに非現実的。では、どうすればいいのか。中国側に検疫を厳しくしてもらう、あるいは日本側の検疫を厳しくする?しかし、実際にそうすると、実質的に輸出ストップ状況に陥りました。これを中国側の嫌がらせだ、との見方もありますが、ここでヘタに輸出して、つぎつぎ残留農薬混入を発表されては、中国としてもたまりませんから、当然といえば当然の対応です。中国としては現行のポジティブリストですら、大変すぎてなんとかしてほしい、と音をあげているのですから、今よりも厳しい検疫体制など、ありえない、と思っているのではないでしょうか。
To xinshouさん
ここで、②の問題とギョーザ事件は実は直接関係ない、という主張もありますが、今の時点では、ギョーザ事件の真相がどうであれ、中国食品の安全性への不信感が噴出しているのです。もちろん、すべての中国製品に問題があるというわけではありません。では、安全な中国製品とそうでないものと、どう見分ければいいのか。妄想的な不信感を払拭するにはどうすればいいのか、ということを中国側にも企業の方にも考えてほしいです。
日中双方で検疫を厳しくする、というのはひとつの案です。しかしそうすれば、時間も経費もかかり、輸出も滞る。ということであれば、輸出を減らせばいい、という考えが出てくるのは当然でしょう。あるいは、そのぶん食品の単価が値段が高くなる、というのも当然です。
いや、今の技術をもってすれば、どんなに生産者が気をつけても有る程度残留農薬が検出されるのは当然なのだ、冷凍食品、加工食品とはそもそも、残留農薬や添加物が多いという前提で食べるべき、というなら、そういう品質表示、たとえばたばこみたいに、「この食品からはまれに残留農薬が検出される可能性があります。それによって健康が著しく害されることはありませんが、食べ過ぎには注意しましょう」とか袋に印刷するとか?それでも安ければ買う人もいるのではないでしょうか。
同時に、純日本産の農産品、加工食品の残留農薬検出状況は私も非常に興味がある。統計的には、中国の検疫でひっかかる日本産食品の方が、日本の検疫で引っかかる中国産食品の方がパーセンテージが高いのだから。農水産省、厚生労働省にはこのあたりをクリアにしてもらわないと。実は純日本産の加工食品の方が残留農薬多かったです、というなら、目もあてられませんよね。
つづき:
禁輸云々、とは①や②とは次元の違う③の話です。今回、中国側がここまで強弁に徹する方針を打ち出し、双方の世論の感情がこじれたのは、外交のまずさではないか、と思うからです。やはりなめられている、感じがします。もっと初期に、日本の消費者の怒りと不安がどれほどのものか、この対応がいかに難しいか、ということをもっと的確に中国のトップに伝える必要があったのでは?ひょっとして日本政府も、消費者の反応がここまで過敏だとは思わなかったかもしれません。
メディアが感情的だと批判する方も多いとは思いますが、社会、世論の温度を反映させるのもメディアの仕事だと思っています。メディアがあおっている、という見方もあるでしょうが、世論がメディアを突き上げているという見方もあります。社会の体温を伝えることも、ニュースなのだと思っています。ただ、ネット社会と現実社会には温度差がありますよね、きっと。ここで盛り上がっているほど、現実社会はこの問題に関心がないかもしれません。
peijuan様
レスを戴きありがとうございます。
あらゆる可能性を考えるべき、という意見には同意します。しかし、それは事実に基づいた可能性であるべき、という前提が必要です。arimaonsen様とpeijuan様の推論の決定的違いは、事実を前提にしているか否かです。
たとえ不都合であっても、事実は事実として認める勇気が、中国政府にあれば、日本の消費者をここまで不信に追い込まなかったでしょう。
最終的には、peijuan様のロジックとarimaonsen様のロジックのどちらに、読者が、共感し納得するかで、自ずと結論がでるでしょう。
あと、ここで歴史を持ち出すのは、単にロジックにつまると、感情論で論点をずらし、現在の問題にまで、先入観による被害者意識を持ち込んで物事を見てると自ら言ってるように見えますよ。
To peijuanさん
両会で今は、身動きとれないのですが、包装工場の実態、調べてみます。
To typhoon01さん
>parkmont様
> はじめまして。全世界的に見ても、農業生産は天候不順、耕地劣化(塩害、土壌流出、化学肥料による地力低下、土壌汚染、砂漠化、連作障害等)、転作(バイオエタノール)、水資源の枯渇等により不安定しつつ有ります。
> 特に北米とオーストラリアは天候不順、耕地劣化、水資源の枯渇が顕在化しています。
それと、地球温暖化問題を発端とする、脱石油化の動きもあるのでしょうね。
To hanaさん
>peijuan様
>前提にしているか否かです。
>
>たとえ不都合であっても、事実は事実として認める勇気が、中国政府にあれば、日本の消費者をここまで不信に追い込まなかったでしょう。
>
>最終的には、peijuan様のロジックとarimaonsen様のロジックのどちらに、読者が、共感し納得するかで、自ずと結論がでるでしょう。
>
>あと、ここで歴史を持ち出すのは、単にロジックにつまると、感情論で論点をずらし、現在の問題にまで、先入観による被害者意識を持ち込んで物事を見てると自ら言ってるように見えますよ。
同感ですね。 peijuanさんは最初は個人として冷静な議論をしておられたのが、途中から中国政府を代表して理論の飛躍と言い訳に終始しておられるようにみみえますね。
「中国側」の議論は、何かに付けて最終的に歴史カードで決着をつけようとするのが常套手段です。 「歴史問題」こそ冷静な調査と相互認識が求められるところでしょう。
中国(人)が常に主張する「理性と冷静かつ科学的問題への取り組み」態度が、何故か「理論の飛躍、すり替え、論理矛盾と歴史カード」に豹変する事は残念です。
「理性と冷静かつ科学的な問題への取り組み」<ーー訂正です。
To 福島香織さん
>つづき:
>
> メディアが感情的だと批判する方も多いとは思いますが、社会、世論の温度を反映させるのもメディアの仕事だと思っています。メディアがあおっている、という見方もあるでしょうが、世論がメディアを突き上げているという見方もあります。社会の体温を伝えることも、ニュースなのだと思っています。ただ、ネット社会と現実社会には温度差がありますよね、きっと。ここで盛り上がっているほど、現実社会はこの問題に関心がないかもしれません。
政治家の無能により、政府が国民の意見・不信・不満の受け皿として機能不全を起こしている為です。 その為に、元来、政府が国民の声を反映して機能するべきところ、メディアに集中させた結果でしょう。
福島香織 様
昼食をして戻ってみると既にご返事をいただいていて、びっくりすると同時にありがたく思っています。
まずチャイナフリーという考え方については自分自身は「非現実的」と全否定するつもりはありません。日本の人達であれば、それに対応した道もきっと見つけ出していくでしょう(もっともそうなった時には、自分自身は中国へ移住するしかないでしょうが。苦笑)。ご返事にもあったように、各省CIQが中央の出方を窺って輸出停止状態になっている現状を「中国側の嫌がらせ」という見方をされる方は自分の周囲にもおられます。しかし実際にはこれも日本のポジティブリスト移行時同様の「理解不足による過剰反応」だと思っています。実際前述の東北部のCIQの場合も、海藻の乾燥品については、新たに「重金属(3項目)」と「農薬(5項目)」に関する検査を課して、それに合格すれば輸出させる…という見解も出ています。中国側でも確かに「今までは想定されていなかった部分」まで踏み込んだ「輸出前検査」を実施しようとはしています(もちろんこの一例には品質保持期限の長いドライ品だから、という特性はあります)。自分の立場としては、全人代で中央側の方針が具体的に示されて、1日も早く輸出停止状態を脱することを期待しています。
ところで福島さんも「非常に興味がある」と書いておられる純国産農産品等に関しては、おそらくご存じであるように「輸入品」に比べても「検査頻度」は低いと考えます。「輸入食品」であればモニタリング検査(平成18年度185万件の届出件数に対し、11%が受検)で何らかの違反が認められれば、即刻「積み戻し又は廃棄」ですが、国内の場合でも「国産だから心配ない」という印籠で素通りしているものがないとは言えません(これについても、日本の人なら農薬の瓶に記載されている注意書きを“読めない”人はいない…という点は間違いないと思います)。
福島香織 様
“表示”の件に関しては、今既に“書き込みすぎ”のような気がします。今回の件で、加工食品に関しても原料原産地の表示が必須となるでしょうが、昨年までは、メーカーさんが様々な危険性等を想定して事細かく記入しておられる表示でも、買われる方よっては「デザインの一部でしかなかった」ように思います。今回の件を機会に、おそらく全ての消費者の方が裏面の表示をきちんと確認されるようになり、そして食品の流通過程等を含めて、食品業界の様々な“実情”を知っていただく良い機会になったと思います。
J社さんの製品を作っていた工場でこういう事態が発生した以上、もはや「管理手法」ではなく、自主検査による実測データしか信用してもらえないのかもしれません。今まで想定されなかった「費用負担」が増えた分を、価格転嫁することは大手さん以外難しいでしょう。しかし少なくとも自分が原料供給するユーザーさんにおいては、「妄想的な不信感を払拭する」ことができるように、これからも自社で取り組んでいこうと思っています。
今回は大変お忙しい中、非常に具体的なご返事をいただき改めて御礼申し上げます。繰り返しになりますが、福島さんのますますのご活躍を期待しております。
To 福島香織さん
>To xinshouさん
>
>②について、一部の激しい消費者の中にはチャイナフリーを主張する方もおられます。しかし、中国食品輸入にかかわってらっしゃる企業の方からみれば、その考え方はあまりに非現実的。では、どうすればいいのか。
この点では、携わってきた企業が説明責任・社会的責任を蔑ろにして、価格競争に走った結果だと思います。また、食の品質・安全をトップダウンの検査工程にのみたより、労働条件・環境などミクロでの社会的責任を現地企業に丸投げした結果ではないでしょうか。その点では製造工程全般を社内管理されている企業は、あおりを受けた事は確かです。 国際化した企業環境では社会的責任も一国内での視点では問題があると思います。 このような事は米国のナイキ・シューズ、ギャップ、リーバイ、ヤフー、マイクロソフトが東南アジア、中国等へ企業進出した当初、メディアで厳しく叩かれました。
チャイナフリーは、どちらかと云えば、消費者主体の行動ですから、企業が受け入れるか、受け入れないかは個々の企業の経済的選択でしょう。
To xinshouさん
>福島香織 様
> ところで福島さんも「非常に興味がある」と書いておられる純国産農産品等に関しては、おそらくご存じであるように「輸入品」に比べても「検査頻度」は低いと考えます。「輸入食品」であればモニタリング検査(平成18年度185万件の届出件数に対し、11%が受検)で何らかの違反が認められれば、即刻「積み戻し又は廃棄」ですが、国内の場合でも「国産だから心配ない」という印籠で素通りしているものがないとは言えません(これについても、日本の人なら農薬の瓶に記載されている注意書きを“読めない”人はいない…という点は間違いないと思います)。
>
横レス失礼します。
この件は、原産地偽装、賞味期限等で国内企業が相当数、摘発された事実からも、非常に失望しております。 問題の本質は若干、異なっておりますが、問題を起こした企業のモティヴェーションから見ますと、残留農薬の問題商品もそのまま出荷する可能性は充分考えられます。 但し、今回のような、致死量農薬に関しては第三者の犯罪行為としては考えられますが。 賞味期限に関しては品種毎の統一ガイドラインのような者が必要でしょう。 消費者行動にも問題は見受けられます。例えば、『伊勢の赤福」の販売再開で消費者が殺到、即売切れの報道がありましたが、私はこのような消費者行動には疑問が残りました。
parkmount 様
>横レス失礼します。
コメントをいただきありがとうございます。食品業界も広いのですが、以前自分がいた業界でも「原産地偽装」の問題が表面化しましたので、parkmountさんの書いておられた件は、大変身につまされる思いがします。他所のスレッドにも業界関係の方から「ここでは触れられません」といった表現がされたりしていますが、「最終加熱工程が日本だから」日本製…とされていたものが、「原料に遡ると国産ではありません」では消費者の方々が「非常に失望して」敬遠されてもやむを得ないことと承知しております。
福島さんのブログに共感した方…という共通点もあるのでしょうが、このコメント欄は皆さんご自分のお考えをしっかり持たれている方ばかりで、とても勉強になりました。
自分自身はこういう書き込みも初めてなので今回はこの辺りまでにさせていただきますが、「中国産食品」とはこれからも自分なりのスタンスで取り組んで行くつもりです。コメントありがとうございました。
parkmount様
レスを戴きありがとうございます。
同感です。
ROMしながら、エールを送ってます。
(^^)V
To peijuanさん
>私は別に中国側の可能性を否定しているのではなく、日本側の可能性もあるよと言いたいだけです。
私は別にどちらで混入したかという真実を引き出そうとしているわけではありません。
当事者の日中双方は必ず自分有利にバイアスをかけますから、日中以外の情報を遮断されていない国の人々が、単に事実から自分で判断するときに、
1.どちらか分からない(可能性で言えば5:5)
2.どちらの可能性が高い(可能性で言えば3:7)
3.まずこっちだろう(可能性で言えば1:9)
と、大まかに3パターンに分けたとして、今回は明らかに3のパターンに、情報を遮断されている国の人でなければ、ほぼ全員がなるでしょうと言う推測を述べただけです。
peijuaさんの主張は、たとえ10%未満であろうと可能性を否定すべきではないですし、事実の追求をする際には必要かもしれません。
それは必要なことかもしれませんが、私の意見に対する反論とはなっていません。
To 福島香織さん
>つづき:
>
> 禁輸云々、とは①や②とは次元の違う③の話です。今回、中国側がここまで強弁に徹する方針を打ち出し、双方の世論の感情がこじれたのは、外交のまずさではないか、と思うからです。やはりなめられている、感じがします。もっと初期に、日本の消費者の怒りと不安がどれほどのものか、この対応がいかに難しいか、ということをもっと的確に中国のトップに伝える必要があったのでは?ひょっとして日本政府も、消費者の反応がここまで過敏だとは思わなかったかもしれません。
たとえばBSEのときの禁輸についても、最初に米国でBSDが発覚してから牛肉禁輸措置にいたるまでは数ヶ月のスパンが必要でしたが、国内の関連業者の対応や対策の検討がなされるまで、そう簡単に禁輸措置は取れるものでは無いと思います。
消費者の反応は、昨年のうなぎを見ても分かるとおり想定どおりだったとしても。
確かに福田首相の対応がぬるいとは感じますが、たとえ安部氏が首相だったとしても禁輸を検討する段階が精一杯では無いでしょうか。
逆に貴社の報道ですが、
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/127782/
胡主席“毒ギョーザ”に激怒…質検総局に不快感
と言うのもあります。
おそらく、外交として失点したのは日本側と言うよりは中国側でしょう。
検疫総局や公安が中国国内で混入の可能性ほとんど無いと公式発表してしまった時点で、中国側は最適な落とし所を失っています。
後は10%未満の少ない可能性を主張し続け中国に対する食の疑問をこのまま引き伸ばすか、公的機関の発表が誤りであって犯人が見つかったとするか、どちらにしても彼らのガラスの面子に傷が付く事は避けられません。
「鄧小平秘録」が禁書になった件は、是非背景とか現地での反応を知りたいところです。しかし、そんなエントリを立てれば、毒餃子から関心が移るような気もするので、支那の目論見に乗ることになるのかも知れず、癪ですね。
To hana様
>
>たとえ不都合であっても、事実は事実として認める勇気が、中国政府にあれば、日本の消費者をここまで不信に追い込まなかったでしょう。
>
日本人はたとえまだ原因不明であっても自分に関連する商品であればとりあえず謝ることにします。中国の国情はちがいます。真相がわかるまで謝らないのが普通ですね。それは消費者からみれば日本側のやり方のほうが気持ちいいんでしょう。
私自身もいろんな農薬出ているので、中国側の可能性が大きいなあと思っていますよ。
ただし日本で流通していない農薬だから日本の可能性をゼロという推論に反対しているだけです。
>あと、ここで歴史を持ち出すのは、単にロジックにつまると、感情論で論点をずらし、現在の問題にまで、先入観による被害者意識を持ち込んで物事を見てると自ら言ってるように見えますよ。
話は流れがあります。私が好きで歴史の話を持ち出しているのではないよ。それはhanaさんよく自分のレスをもう一度読んでいただきたい。
日本人がそういうことはやらないような発想がおかしいよと例として歴史を持ち出しているだけです。別に詰まったから感情的になったわけではありません。
To parkmountさん
上記hanaさんあてのレスをご参考に
中国はもともと世界一サービスの悪い国と言っても過言ではない。以前買い物のときにお客さんからお店にありがとうを言うのが常識でした。ゆえに日本人からみれば何で中国人はそんなに態度悪いだろうと思うことは多いでしょう。
マナーから言っても確かに中国は悪いです。反日感情のもとで中日のサッカー試合&広州のピンポン試合を見て私も怒りましたよ。そして日本の恩恵をたくさんうけている中国は感謝の気持をもっと持ってほしかった。
でも中国人にはまたどこの民族にもないすばらしいところがあります。人情が厚いです。困るときに友人や親戚は心強く、日本人はいざと頼るときは逃げる人が多く感じます。お互いの付き合いは軽い感じですね。
To peijuanさん
>To silverwolfさん
>
>>どう考えても日本の保管庫で袋に穴も開けずに中身にメタミドホスを入れることは不可能だと思うのですが?
>
>単純に未開封の袋からも検出されたことが事実であれば中国側の可能性が大きいですね。
>
いや、実際に未開封の袋からも検出されたんですけどね。
こんばんは。
毒ギョーザに関して、まだかろうじて、ちょこちょことニュースが出てきますね。
大阪で回収された39袋のギョーザからまたメタミドホスが出たみたいですね。
1つは、穴の開いた袋、トレー、ギョーザがあったそうです。
胡錦涛さんはつい先日まで実情詳しく知らなくて、怒ったみたいだけど、中国政府からは、日本が求めた20項目の資料のうち、天洋食品が普段の自社資料として使ってたようなもの3項目だけが渡されたようですね。
怒りを通りこして、呆れます。
ホント情けない・・・
毒ではありませんが、日本の牛肉が旅客機で結構な量、密輸されてるそうですね。
何をか言わんやです。。。
TO peijuan さん
こんばんは。
レスありがとうございました。
>中国にはいろんな問題があります。でも今回の対応は私的には政府が結構重視し、よく対応したと思っています。
オリンピック前だから、日本以外の海外の目も含めて、心証をよくしようとしたんだと思ってます。
>反日感情などは歴史&教育の問題だと思います。
一番太い根っこは、私もそうかなと思います。
>中国人も日本人もみんな同じ人間ですから、いろんな人がいます。いま在日中国人や在中日本人も多いから、親日親中派は多いと思います。私自身もいまは中国人より日本人の友人が多いし、日本人のほうが付き合いやすく思っています。でも反中または反日の話になると自分が板ばさみなってとてもつらい思いをしています。
せっかく仲良くされてるのに、板ばさみになる時はお辛いと思いますが、ここの場は、忌憚のない意見で議論しましょうね。
今回の問題、中国(政府?)という最強のヒールがいるため、影に隠れがちですが、そもそも製品の販売業者であるJTや生協にたいする責任の追求が甘いのはなぜなんでしょうかねぇ。
昨今のJTの行動を見てみると、あまり反省していないのではと思うところがあります。まあこれは食品業界(中国と取引している業者?)に対しても言えることですが。
代わりの輸入先が無いとの泣き言もありますが、単に事業上のリスク管理ができていないだけではと感じます。これでは別に今回のような事件が発生しなくても某外国の国内事情(食料が足りなくなった?)とかで、同様の現象が発生する可能性があるわけでして。(多分近いうちに起こるような気がする)
業界的には消費者に対しての文言もありますでしょうが、そもそも商品が中国産でいいかとは、どの消費者も聞かれたことはないでしょうし、消費者側からすると知らないうちに生産国を変えられたって感覚が多いと思います。
# JT/生協の商品を当分買えないなあ…それにしても日清食品はうまく逃げたなあ。
それにしても、中国政府はこの問題にどう決着をつけるのでしょう?
非常に興味があります。
「毒はどこで入ったのか分からない、船の上かも」とか、
「日本の破壊分子かも」とか、
「石家荘の工場に恨みを持つ奴の犯行かも」とか、
どれも真実から遠い回答のような気がします。
直接的な物証などは見つかるはずがないと思いますので、いくらでも
強弁することは可能ですが、
中国が相手にしなければならないのは、御しやすい日本だけでなく、
世界世論。
(世界中で類似した問題を引き起こしているからね~)
本音は、このままうやむやになって欲しいと思っているだろうが、
これは氷山の一角、今後もよく似た問題がウジャウジャと出てくる
でしょう。
日本政府がヘタレなのはいつものことで、何も驚かないのですが、
クレバーな中国政府がどうするのか?
コメント200以上ついちゃったよ。福島、感激です。これって炎上??
あまりに増えたコメントに個別レスを返していく余裕がありません。しかし全部読んでます。胡錦濤さんが知らなかった、というのは嘘くさい気がしますが、それこそ日本側からトップレベルのアプローチがなかった、ということではないでしょうか。胡錦濤さんが知らなかったと怒り、実務担当者が責任をとってクビになって急転直下落着、というパターンのフラグかもしれませんが、それよりは、この件については、胡錦濤氏に責任はないから、訪日してもいじめないでね、というサインという気がしますね。
包装工場、印刷工場などは盲点でした。もういちどいろんな角度から取材を試みたいです。
peijuan さん、liudong527 さん、在日中国人の方ですよね。ともすれば集中砲火をあびかねない当ブログでの勇気あるコメントありがとうございます。とくにpeijuanさん、パーフェクトな日本語でびっくりです。
shimajyoさん、在北京日本人さん、xinshou さん、中国の食品業界の内実を知るお立場から貴重な意見、情報ありがとうございました。
laska-take3 さん、silverwolf さん、arimaonsenさん、parkmountさん、hana さん、kashiwa123 さん、tenyoufoodさん、typhoon01 さん、woodgreenさん、 やせ我慢さん、stopchinaさん、けむさん、yoshi18さん、goutaさん、たくさんコメントありがとうございます。
kai104さん、また足跡つけにきてね。
To 福島香織さん
人気沸騰ではなくもう炎上ですか。おめでとうございます。
北京でお一人での戦いはお疲れ様です。お体を大事して頑張ってください。
私の日本語をほめていただきうれしく思っています。しかし最初から中国人だと言ってなくても「中国人ですか」という質問があったからやっぱり文書に足がでたかと思いました。15年いても未完成な日本語ですので、みなさまからご指導をお願いします。そしてお手柔らかに袋たたきしないでね。^_^;
http://www.tokyocn.com/news/2008-3-10/6626.html
中立のネットだと思います。中国語わかる方ぜひ読んでください。
日本側から証拠が中国側へ渡せないと拒否したようです。
日本警察??官吉村博人?此提出了反?。吉村?:「我?已向中国公安部提供了?口?子的流通路径、科学警察研究所?行的包装袋?透???果等?料。」?於中方要求日方提供有毒?子及有毒包装袋等物?,吉村称由於物?依据刑?法?理了扣押手?,因此无法?易提供?中方。但吉村同?表示,如果中方在?定嫌疑人并立案的基?上提出此要求,日方不会吝於提供物?。
To tenyoufoodさん
レスありがとうございます。すでに報道されていたのね。すみませんでした。
To tenyoufoodさん
王桂??,?了使??条件尽可能地与??情况相同或相近,公安部?定中心分?用?度?百分之六十、三十、十和百分之一的甲????溶液,在冷??保存?的?氏零下十八度的条件下?行了?透性??,?果?示在十小?内,四??度的甲??均可以从封?完好的?子包装袋外??透到内?。
以上が公開されている条件ですが、、、
濃度を60%、30%、10%、1%それぞれー18℃の条件でおこなったようです。
3月7日に日本側が中国側に対して資料請求をした際の向こうの対応
「現在まさに準備中だ」
日本に対して「濡れ衣」と啖呵を切ってから1週間たってもこれですか。
大勢の日本人はますます不信感を募らせますねえ。
ちなみに2回目の請求だそうです。1回目の請求時に「ほとんど無回答」だったからなのだそうですね。
To nihonhanihonさん
tenyoufood さん
レスありがとうございます。なかなかうまくいかないですね。中国の官僚は独特なプライドがあって私自身も苦手です。マナー悪いのも官僚が目立っています。中国の中で特権階級ですからね、、、
実験の話も封したままで本当に浸透できるかなあ?日本の警察の立会いの元でやればいいのに、、、