愛と萌えの日中関係

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■しばらく更新滞っていました。すみません。今月、産経新聞は幹事社なので、けっこう雑用が多かったのです。また、ブログのアクセス不具合で、書いた原稿がエントリー直前に消滅とか続いて、更新意欲がそがれてしまった。よく、ワードとかに下書きすればいい、といわれるのですが、ワードって使いにくいと思いませんか。勝手に行替えしたり、■のマークが勝手に増えたり。行の頭がずれたり。それをコピペしてブログのエントリ本文に張ると、フォントがいつもと違ってきもちわるい。どうやって直すのか、実はパソコン音痴の私にはよくわかりません。

■ブログのエントリーというのは、私としてはチラシの裏の走り書き、だと思っています。新聞原稿は行数を考えて、コンパクトに、読みやすく、というのを優先していますが、ブログは、とりあえず調べたことを、忘れないようにメモ、のつもりで書いています。ですから、誤字、脱字多いです。文章推敲していません。ただ、そういうメモ、というのはあとで自分で見返しても、妙に臨場感あるというか、思考の流れがけっこうそのまま現れているので、参考になることに気がつきましたので、今後もこういう調子で書かせていただきます。

■閑話休題。9月が妙にあわただしいのは、今年が日中国交正常化35周年で、その関連イベントが山場にさしかかってきたことが、ひとつあります。とくに15日に北京の銀座と呼ばれる王府井で行われた「日中のお祭り」イベントは、取材のだんどりなど、かなり面倒くさいものがありました。なのに結局、産経新聞本紙に載せる原稿は「40行でいいよ」(Byデスク)。もちろん原稿の善し悪しに行数は関係ありません。40行の原稿も、4000行の原稿も同じように心をこめて書くのは当然です。が、こんなに手間暇かかったのに、そんだけしか行数もらえないのか~、とへこんでいます。いうわけで、今エントリーは、その消化不良を解消するため、日中国交正常化35周年イベントがテーマ。

■国交正常化35周年&
2007「日中文化・スポーツ交流年」記念イベント
腐女子が支える日中関係!?

■今回の「日中のお祭り」イベントは、一年前から日本企業が出資して実行委員会をつくり準備されてきた民間交流イベント。といっても、国交正常化35周年が背景にあり、日本の外務省、国土交通省、農林水産省などが後援に入っているので、もちろん政治性は強い。つまり民間交流に政府がのっかる、今はやりのパブリック・ディプロマシー、というヤツである。文化・情報の伝播により相手国民を感化し、外交が自国の有利になるような国家イメージを相手国民に植え付ける、上級外交テクニックである。日本語に訳せば公共外交、かな。

■この概念は、もともと欧米で、共産主義独裁国家のプロパガンダ(政治宣伝)に対抗するものとして研究されてきたという。中国は、民間・世論というものがまだ確立されていないとはいえ、インターネットの発達で庶民の声(おもに不満)が徐々に表面に出てくるようになり、独裁国家といえど、国民感情は無視できなくなっている。胡錦涛政権が対日重視外交にシフトしたあと、それを推し進める上で、もっとも大きな障害が、実は国民の反日感情(とそれを利用した政敵の抵抗)だったことをおもえば、公共外交によって中国世論に働きかけ、対日イメージを変えることは、非常に重要かつ効果的なのだ。ただし、これを政府主導でやるとプロパガンダとなり、押しつけがましく、ダサくなる。パブリック・ディプロマシーと言わしめる洗練度を極めるには、やはり民間・企業などが主導であることがキモだ。

■ところで、日本が対中国に発信する文化情報で、もっとも影響力があるものはアニメ・漫画ではなかろうか。それを強く思い知ったのは、今回のイベントの本番(15日)ではなく、前夜に日本大使公邸で開かれたレセプションであった。このレセプションは、日中の財界・政界、文化界のVIPが招かれ、酒井法子・日中文化・スポーツ交流年親善大使が主賓席に座ったほか、映画「山の郵便配達」で日本でも知られている霍建起監督や、女優の陶紅なども姿を見せたそれなりに格式のあるパーティである。

■さて、私はのりピーの写真を押さえたり、日中の財政界人にぶら下がったりして、会場の片隅で記者としてのふつうの仕事をしていたのだが、なんと、突然、そのパーティ会場で、「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメの主題歌の「晴れ晴れユカイ」が流れ出して、どびっくり。顔をあげて、前の方をのぞくと、コスプレ姿の中国人学生が踊っていた。

■一般の人はこの「涼宮ハルヒの憂鬱」というアニメがいったいどんなものか、ご存じないだろう。実は私も、最近になって知ったのだが、これが世間でいうところの萌えアニメの最近の代表作で、日本に〝ツンデレ〟という言葉を流行らせたきっかけになったアニメらしい。そして、このアニメの主題歌に会わせて、アニメキャラクターが踊るダンスがあるのだが、これをまねて踊るのが、オタクのメッカ・秋葉原ではやっている、らしい。(一昔のタケノコ族みたいな人たち?)

■その同じダンスを、北京外語大の学生や人民大学の学生たちが、完璧なまでに踊り、日中VIPから拍手を浴びていた。実は、この出し物の前に、日本の誇るアニメとして「ドラえもん」が紹介され、日本語を勉強する中国人学生たちが声を当てる「アフレコイベント」も催されていたのだが、それはあまり気にとめていなかった。「ドラえもん」は、アニメ界では無形文化財的な格がある。子供からお年寄りまで、国境を越えて愛される超優良アニメ。しかし、涼宮ハルヒは、秋葉原の〝おおきいお兄ちゃん〟が愛好する、〝萌え〝がメインテーマ。こんな怪しいアニメを、中国文化省や中日友好協会のお偉方が列席するパーティで、日本文化として誇らしげに紹介しても大丈夫なのか??

■しかも、このダンスを中央で踊っていた北京外語大学4年生の劉セイラクさん(21)は「腐女子」(中国語で腐女)を自称するBL大好き女子オタクとして、北京オタク界に名をはせる猛者である。腐女子、という言葉の意味をご存じない方のために、劉さんに、「腐女子ってどんな意味」と聞いてみた。
「かわいい男の子同士が仲良くしているのを見て、胸がきゅんとなる女子のことです?」といって、胸に手を当てて胸きゅんのポーズをとる劉さん。(あなたの方がかわいいよ)。ちなみにBLというのは、ボーイズラブの略語で、これもかわいい男の子同士が仲良くしている漫画やアニメをさし、日本製アニメ・漫画に多い。中国語でもBLで通る。かわいい男の子同士が仲良さげなのをみて胸がきゅんとなるのは、女子オタクの感じる「萌え」の一種と定義されている。私なら後ろから蹴りいれてやろうかと思うが。


■劉さんの着ている衣装は、「鋼の練金術師」という、中国で大人気の日本アニメの主人公のコスプレ。この衣装をつくるのに300元(かつらは別)かけているという。(実は金持ちのお嬢さん?)。ハガレンと呼ばれるこのアニメも萌えアニメ?らしい。

■日本のアニメとの出会いは、幼稚園のときに見た「聖戦星矢」がきかっけ。中学生のとき「エヴァンゲリオン」を見て、アニメの声優になりたいと思い、日本語の勉強をはじめた。交換留学制度を利用して、日本に留学し日本語をブラッシュアップ。今年大学を卒業するが、その後、日本の声優育成の専門学校に入学することをすでに決めている。(やっぱり金持ちのお嬢さんだ!!)

■彼女の日本語は、まず外国人だとは気づかないくらい完璧。のりピーの会見で通訳を担当した公式通訳者よりずっと上手だった。北京大学主催の「アフレコ大会」(日本のアニメやドラマに併せて、中国人学生が日本語のせりふをあてて、その演技力を競うコンテスト)というイベントが毎年開催されているが、劉さんは今年の優勝者だ。「〝くじびきアンバランス〝というアニメの声をあてました」。これも超オタクアニメらしい。今回のレセプションでも、「ドラえもん」のしずかちゃんの声をまねて、喝采を浴びていた。

■日本大使館は、こういったオタク萌えアニメに萌える腐女子らのコスプレダンスを、公式のレセプションに招待しことについて、「ちょっと、冒険でしたが、こういう日本アニメ大好きな中国の若者の存在は、日本人も中国人もあまりしらないでしょう。彼女らの存在をぜひ知ってほしい」とコメントしていた。

■中国、特に北京や上海、広州など都市部では、実はオタク(宅族)と呼ばれる日本の萌え文化(アニメ・漫画・ゲーム)ファンが相当数いる。愛国反日主義の憤青とどちらが多いか、といえば憤青だろうが、宅族の影響力・行動力は、劉さんに象徴されるように伊達じゃない。ほんとうに、アニメの声優になるために、日本語を必死に勉強し、日本の専門学校に入学してしまう。噂では、劉さん以外にも、日本の声優専門学校に入学して北京に帰ってきている女の子がいるそうな。日本アニメが好きで日本語を勉強し、アニメ声優になりたいがために日本に留学する中国人の若者は、外交官になりたいと思って日本語を勉強する中国人学生より多いかもしれない。しかも、外交官志望の日本語学習者より、日本語がうまかったりして。

■まさしく、日中関係をわれわれの預かり知らぬところで支え強化する、中国腐女子。大使館も一目おく中国女子オタク。(中国では男子オタクは、あまりめだたない。自らオタクをカミングアウトしたがらない人が多いのだという)。インターネットの動画サイトなどの普及で、日本のアニメ・文化の洗礼をうけた彼女らのような愛と萌えの伝道師は目下急増中だ。ぜひ、本家日本のオタクたちと力をあわせて、江沢民時代のプロパガンダですり込まれた中国人民の反日感情を萌えパワーによって浄化してほしいものだ。

■彼女らが観ているアニメ、漫画の著作権問題については、日中関係の未来に免じてこのさい深く詮索しないことにする。

「愛と萌えの日中関係」への58件のフィードバック

  1. おはようございます。
    >ワードって使いにくいと思いませんか。勝手に行替えしたり、■のマークが勝手に増えたり。行の頭がずれたり。それをコピペしてブログのエントリ本文に張ると、フォントがいつもと違ってきもちわるい。
    私は「おせっかいソフト」と呼んでいます。
    ところで、最近、文部省唱歌というのに凝ってまして、「教科書から消えた唱歌・童謡」なるCD(なんと産経新聞社・扶桑社が企画)その他を聴いて、そのすばらしさに感動しております。アニメも結構ですが、こういうものが日本を理解するために伝わってもらいたいです。
    >つまり民間交流に政府がのっかる、今はやりのパブリック・ディプロマシー、というヤツである。文化・情報の伝播により相手国民を感化し、外交が自国の有利になるような国家イメージを相手国民に植え付ける、上級外交テクニックである。日本語に訳せば公共外交、かな。
    こんなとってつけたようなわざとらしい試みは、海の両岸で「何か」が起これば、跡形もなく吹っ飛んでしまうでしょうね。

  2. 福島記者様、お久し振りです
    腐女子?って誤転換にしても、日中友好に重大な障害となるのではないかと一瞬心配しましたが、「かわいい男の子同士が仲良くしているのを見て、胸がきゅんとなる女子のことです?」なんですか!
    BLというのは、ボーイズラブの略?
    ???日中関係の将来もわからなくなりました(Sigh)。

  3. 先日のエントリはコメントごと削除なんでしょうか?
    わたしもあの福島さんの発言にはちょっと「?」ですけど、チウゴク人の反応はみんな知りたいとおもうのですが・・・・。

  4.  初めて投稿申し上げます。小生「飛蘭土1555」と申します・
     やはり日本文化の根幹は「ワビ・サビ・萌」ですなあ。そこで小生、以下のようなアニメを作成し、地下放映することを具申提案いたします。
    (1)紫式部と清少納言を主人公にした「ふたりはモノカキ」。勿論主人公二人は「ふたりはプリキュア」風の美少女に造形。
    (2)「曽我物語」と「セーラームーン」を足して二で割った「ソーガームーン」。「父に代わって御仕置きよ」を決め台詞に怨敵工藤祐経を悶殺する萌える仇討物語。もちろん曽我兄弟は、美少女姉妹に置きかえる。
    (3)「おじゃる丸の平家物語」。とりあえずマッタリと平家の興亡をおじゃる丸が語る。
    (4)「ポケモン太平記」。後醍醐天皇サトシ君が、「悪党(ポケモン)集めて政権ゲットだぜえ」と言いながら、全国を遊説するロードムービー。
     こんなんどうでしょ?。自らを「キャラの立った」と称するアソウ閣下に上奏してもらえませんか?(笑)

  5. エントリがアップできずに消えちゃうと萎えますね。私も保存ボタンと読み込みボタン押し間違えてガックリきたことがあります。最近の対策はプレビューをアップするまで残しておき、万一の時はそれをコピペ、もしくはメモ帳にコピペ。ワードよりメモ帳のほうが使えますよ。
    さて、アニメのお話。麻生さんじゃないですけどJ-ファッション、J-POP、J-アニメのクオリティーの高さは世界一ですね。あとAVも(笑)。以前、上海で会社の若い女の子と量販式カラオケに行った時、その子は日本語は今一ですが、宇多田ひかるの曲を完璧に歌いこなしているのに感動したことがあります。日本人駐在員がまずテレサテンの「月亮代表我的心」を必死で覚えるのと同じでしょうか。
    しかし、中国で流行る歌は台湾人・香港人歌手のものばかりで、大陸の歌手が人気が無いのはどうしてなんですかね。

  6. 数年前、香港の日本国総領事館主催(だったか?)の日港交流カラオケ選手権で、出場した香港人男性の大半が「マジンガーZ」唄ったのにはぶっ飛びました!
    もっとも、そのうちの一人に歌唱指導しましたけど。
    > to sakuratou さん
    >中国で流行る歌は台湾人・香港人歌手のものばかりで~
    香港のコンサート会場も客の半数が大陸人とかで。エライ時代になってしまいました…。

  7. 例えば、ご自分宛のメール画面に下書きされれば簡単ではないでしょうか。
    宛て先指定なしのメール画面でも。
    ノートパッドやワードパッドも低機能なので、良いかも。

  8. オチに笑いました。
    少し前に「DEATH NOTE」が青少年の健全な成長に有害だとか何とか言って、非合法出版物だと一生懸命取り締まったようですが、そもそも集英社からライセンス受けてたのか??
    もっと前には海賊版でしか手に入らないゲームの内容について謝罪を求める抗議文が新聞に載ったこともあったなあ。「そもそも中国向けにこのソフトを発売していない」というセガのコメントがよかった。

  9. >leslieyoshiさん。
    上海の若者の間では、広東語カラオケも流行っていましたよ。

  10. こんにちわ
    中国のあれこれを、いつも楽しみに拝見しています
    中国というか世界に向けてのJ-アニメですね(それを理解している、麻生閣下頑張れ!)
    腐女子代表劉さんのコスプレは頑張ってますね、ちなみに「鋼の錬金術師」は萌え系アニメではありません!ファンの立場から一言(・.・;)
    「鋼の錬金術師」は神の領域を犯した咎人としての負い目を背負った、エドワードとアルフォンス兄弟の成長と苦悩を描いた傑作です(^_^)v
    原作もいよいよ佳境に入って来ました
    皆様ぜひご一読を(^O^)/

  11. To iza1211さん
    >私は「おせっかいソフト」と呼んでいます。
    そのとおり、おせっかいですよね~。
    今回の文化・スポーツ交流年では、歌舞伎とか伝統的祭りとか、日本のほこる文化が中国に紹介されてきたのですが、私の見る限り、影響力があるのはアニメ・漫画・ゲーム、Jポップなど若者向け文化と、資生堂、ソニー、キャノンといった日本ブランド製品、東京ガールズなどのファッションのような気がします。文部省唱歌、日本人の心にはぐっときますが、この良さが中国人民にわかるかというと、うーん。
    >
    >ところで、最近、文部省唱歌というのに凝ってまして、「教科書から消えた唱歌・童謡」なるCD(なんと産経新聞社・扶桑社が企画)その他を聴いて、そのすばらしさに感動しております。アニメも結構ですが、こういうものが日本を理解するために伝わってもらいたいです。
    >
    >>つまり民間交流に政府がのっかる、今はやりのパブリック・ディプロマシー、というヤツである。文化・情報の伝播により相手国民を感化し、外交が自国の有利になるような国家イメージを相手国民に植え付ける、上級外交テクニックである。日本語に訳せば公共外交、かな。
    >
    >こんなとってつけたようなわざとらしい試みは、海の両岸で「何か」が起これば、跡形もなく吹っ飛んでしまうでしょうね。

  12. To weirdo31さん
     ため息つきたくなるお気持ち、わかります(笑)。私も、アニメ・ゲームを日本文化の象徴として祭り上げるのは、ちょっと、諸刃の剣では?と心配です。萌えって、やはりどこか不健全な香りがしないでもないし。ただ、中国のアニメ・漫画・ゲームファンがもつ日本への強烈な憧憬を目の当たりにすると、やはりこの影響力、あなどるべからず、とも思うのです。

  13. To nhatnhan625さん
     政治部として取材しているわけでもないのに、感情にまかせたエントリーで、これは良くないな、と思って非公開にしていますが、削除したわけではありません。総裁選後にでも、その後の中国の反応もふくめて改めて再アップします。コメントも。

  14. To firando1555さん
     ははは。麻生さんは、一般中国人には敵視されていますが、それでも中国人オタクたちの間では「ローゼン・麻生」との愛称で親しまれているようです。

  15. To sakuratouさん
    >あとAVも(笑)。
    中国のAVは、日本ものの影響を非常に色濃くうけているそうです。そういや、AV女優の葵みのりさんが、中国政府イベントの健康都市連盟大会の広告に登場して、話題になったこともありました。みんな、日本のAV女優のことくわしいなあ、と驚いたものです。(わたしは知りませんでした)。

  16. To leslieyoshiさん
     日本の萌えは、台湾、香港経由で大陸に伝播したようです。香港や台湾の若者が、北京にくると、「日本のアニメ、漫画、Jポップのことよくしっている~」ともてもてです。(ほんと?)

  17. To Luさん
    >そもそも集英社からライセンス受けてたのか??
    ライセンス受けていません。ほとんどのアニメ、漫画、ゲームは出所が??ですよね。ですから、公共外交をアニメ・文化・Jポップの影響力に頼りすぎると、やがて微妙な問題に突き当たってしまうのです。韓国などは、韓流ドラマ・ポップスにかんしては著作権問題より、外交的影響力を重視しているので、あまりうるさくいっていません。日本のスタンスはまだ固まっていないみたいですね。

  18. To mike222さん
     劉さんに「鋼」はどこがおもしろいの?ときいたら「今までのアニメとまったく違う。クオリティーが高い」といっていました。機会があれば読みたいです。

  19.  かつて1960年代までは、中国アニメも他国の追随を許さぬ優良作品があり、「大*天宮(大暴れ孫悟空)」なんて作品が、上海電影工廠で作られてたんですが、中国の若い衆は、これ知ってるんですかんねえ。小生、中国観光中にこの作品をたまたまホテルのテレビで見て、その完成度の高さに驚愕したんですが。日本でも上映され、最近、サントリーのウーロン茶のマスコットに用いられていた、あの猿さんです。惜しむらくは、そうした伝統が、みんな文革で破壊されたことであります。
     *の字は、「門」の「日日」の部分を「王王」に変え、中に「市」の字を入れた字です。

  20.  初めてコメントいたします。
     しかし、中国にもローゼン閣下で通じる人たちがいるのですか。私はそれに驚きますね。日本のアニメはとてもクオリティー高いと思いますよ。政治的に危ういものを扱っているものも少なくありませんし。ですが最近のアニメも作画の中心は人件費の安い中国や東南アジアなどに移っていて、物によっては明らかに絵が下手。なんていうのもあります。後はシナリオとか作品自体の質の勝負になるのでしょうが、共産党がアニメを広告媒体として捉えている限りは、自由な作品は生まれてこないような気がしますね。結局は娯楽でしかないわけですから。

  21.  「涼宮ハルヒの憂鬱」アニメは元々萌え系の人向けに作られた作品のようですが、質の高さから一般の人にも大人気となった作品です。内容についても「萌え」が主題ではなく、筒井康隆の「時をかける少女」のような少年少女向けライトベルを原作としたSFです。ダンスについては、youtubeで普通の高校生がクラスの出し物として文化祭で踊る姿が見れます。
     私個人は全くアニメを見ないのですが、ネットで話題になっていたためこの作品を見て質の高さに驚いたくちです。未見の状態でイメージのみで決め付けるのはあまり良くないことかと思いますよ。

  22. To firando1555さん
    中国の最近のアニメでは、どうみても、クレヨンしんちゃんな中国アニメが、中国の若者から、〝クレヨンしんちゃん〟ぱくり~と揶揄されています。往年の名作中国アニメのレベルは、もう見かけませんね。中国ではアニメは小学生以下が対象ですが、日本のアニメは中・高生以上を対象としており、対象が元々違うという話もあります。

  23. To kh28さん
    私は麻生さんが、ローゼン・麻生と呼ばれているかぎり、たとえ首相になっても日中関係にとってマイナスにはならないな、と思いました。

  24. To desafinadoさん
     それは失礼いたしました。私もニコ動でちらりとみたのですが、萌えコメントが圧倒的に多かったために、てっきり萌えが主題なのだと思っていました。いずれにしても「クオリティが高い」「丁寧につくられている」というのは間違いありません。ちなみに私は萌えを否定しているわけではありません。萌えのために、これほど職人気質発揮できる日本人ってすごい、と心から思います。

  25. >ワードって使いにくいと思いませんか。・・それをコピペしてブログのエントリ本文に張ると、フォントがいつもと違ってきもちわるい。
     テキストエディタを使うとそんなことはありませんよ。ワードはフォントと書式指定の文書を作るときに使います。
     テキストエディタは値段が安いとか只だったりしますが、メモ帳以外なら、機能が落ちると言うことはありません。Vectorにもいろいろあります。
     わたしはいつもシェアウエアのSpace Editorです。ユニコードが使えるxyzzyは中国語やロシア語を書いたり表示したりするときに便利です。

  26. 文章の編集について。
    テキストエディタ、もしくは単にエディタと呼ばれるジャンルのツール(ソフトウェア)があります。
    その定番が「秀丸エディタ」で、4千円のシェアウェア(無料で試して気に入って継続利用したければ支払う)です。
    主にソフトウェア開発者が、プログラム(ファイルとしては単なるテキストファイル)を作成・編集するためのツールとして発達して来たジャンルですが、作成・編集の対象はテキスト(多くの場合 ~.txt という拡張子、別にそうでなくても良い)ならなんでも構いません。
    欧米では遙か昔、ワードスターやワードマスターなどという、ワープロともテキストエディタともつかないツールが用いられていましたが、日本では早い時期からワープロとテキストエディタが別の道を辿りました。
    たとえばその発展形である「秀丸エディタ」は、とてつもなく高機能。
    しかしあくまでテキストエディタなので、テキスト(特に装飾のない文章)を作成・編集するのに、なにも難しいことはありません。
    そして、ともかく高速なのです。
    たとえば私は、WEBなどに書き散らす文章を、たったひとつのファイルに書き足す形で編集しています(イザのエントリはまた別の1ファイルにしていますが)。
    只今そのテキストファイル(今も開いている)は16万行にもなっていますが、テキストファイルをダブルクリックして、そのファイルを開くと同時に秀丸エディタを起動するのに1秒もかかりません(普段私はもっと高速に開く方法を利用していますが)。
    16万行のテキストファイル中から、特定の綴りを検索してジャンプするのも零点何秒というか、まったく時間を感じません。
    そして多くのプログラム開発者に支持され鍛え上げられてきただけあって、信頼性も抜群です。
    なぜかテキストエディタは、パソコンが一般の人に広まるときに抜け落ちてしまったツールです。
    文章を整形して印刷するとか装飾するとか、そういう価値が認められなかったからなのかもしれません(できないわけではないのですが)。
    逆にテキスト作成・編集に特化したソフトです。
    仕事で、あるいはそうでなくても日常的に文章を作成・編集する方には、手懐けておいて絶対損はありません。
    是非ぜひお試しあれ♪

  27. 福島さん、お帰りなさいませ。のりピー番ですか!マンモスうれピーとかもう今の方達は知らないでしょうね。
    ワードですが、使いにくいとの評判よく聞きますよね。小説や記事関係などを書かれていらっしゃる方の中にはエディタでさらっとお書きになっている方多いようですね。↓ご参考まで。
    http://www.raitonoveru.jp/howto/K01.html
    「ハルヒ」が今流行っているのなら、次は「ぼくらの」でしょうか。
    http://bokurano.jp/index01.html
    ただ、「鋼の~」のテーマにある「追い求めているものを手に入れるにはそれと同じくらい大切なものを失わなければならない」とかも中国の視聴者の方ご理解してくださっているかな~?と思ったりするのですが。
    福島さんのお書きになっているように、反日の波の防波堤に「親日アニメ派」の存在が影響してくれればいいのでしょうが、以前の日本大使館襲撃や日本料理店破壊の際は彼らはどうしていたのでしょうか。
    おとなしく後ろに下がっていたのか、それともアニメはアニメとして反日デモはデモとして参加していたりしたのでしょうか。
    PS.腐女子ですが、まあ「風と木の詩」や「パタリロ」の頃から流れは続いてますからね~。アキバでの集会も昔の原宿での竹の子族、新宿のヒッピーもどきの集会から「若人の溜まり場」と考えればね~。

  28. こんばんは。
    「愛と萌えの日中関係」、『愛と哀しみのボレロ』みたいなタイトルですね。
    多くの人々は言います、「政治と文化は無関係」、「政治とスポーツは無関係」。
    残念ながらそれは間違っていると言わざるを得ません。日本国内においても、東西で落語の傾向が異なることは自明です。
    しかし、それは憂えるべきことではないのですが。
    とはいえ、それらがプロパガンダとして利用される状況は、芸術やスポーツにとって好ましいことではありません。
    オリンピックにおいてはそれが散見されてきましたが、北京においてそのようなことがないと願いつつ、無理だろうな、と思ってしまいます。
    何やらエントリの内容とずれてしまいました、
    大変失礼しました。
    お身体、特に胃腸をお大事に。

  29. 産経の記事 拝見しました。何だか物足りなさを感じたのは・・そんな訳があったのですね!?それにしても、中国に「萌え」が浸透してるとは、全く日本の「萌え」にも無関心の僕には驚きでした。只、どうも 公のリードでとの感は否めませんし(決まってる?か)、p.ディプロマシィの名を借りた巧妙なプロパガンダの一つなのでしょう。昔々から、情報戦には長けたお国ですから・・

  30. >その後、日本の声優育成の専門学校に入学することをすでに決めている。
    あまりお勧めできませんな。声優の専門学校といっても玉石混淆だし、怪しいところも多いですし。卒業しても仕事が来るわけでもなく、まずプロダクションのオーデションに受かって養成所に入り、その中で認められた人だけが見習いとして仕事が入りますが、さらにそこからプロになれるのはほんの一握り・・・声優というのは日本人でも狭き門なわけです。まあ実力があれば中国人という珍しさが受けるかもしれませんが日本語を勉強するというハンディもあるわけで・・・さらに声優というのは待遇が悪く新人はバイトも掛け持ちというのも多く、ベテランでも相当薄給です。それとも日本でデビューを目指すわけじゃなく、中国でデビューしたいということなんでしょうか?仮にそうだとしても海賊版が蔓延する中国でどれだけ需要があるやら・・・。
    >彼女らが観ているアニメ、漫画の著作権問題については、
    >日中関係の未来に免じてこのさい深く詮索しないことにする。
    私は深く詮索せずにはおれませんな
    海賊版ばかり買い、正規の商品を買わず「日本のアニメが好き」なんていわれても腹が立つだけです。まあこれは中国だけに限らず欧米でもいえることですが

  31. ワードのおせっかいは、『ツール』で『オートコレクト』をクリックすると全部自分で設定することができます。
    私はちなみに全部切っています。
    一度お試しあれ。

  32. 「萌」シリーズ開始おめでとうございますw
    子供が、新しいものに惹かれるのは世界共通でしょうね。ただ日本人としては、選択肢が広く取れるだけの作品があるので、彼らが日本に来たら嗜好がどう変化するんでしょうね。ああ、劉セイラクさんは、既に来てるのか・・・。
    著作権については・・・制度後進国は仕方がない部分はありますね、特許権と同じで、まあ個人で作って楽しみ、商売にしなければ問題ないんじゃありませんか。↓のコラムでは、著作権侵害が中国漫画世代を広めたとある。
    遠藤 誉 筑波大名誉教授により『中国 動漫 新人類』なるコラムが日経で始まったようです、面白かったのでご紹介しておきます。
    ttp://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20070907/134326/
    全文読むには登録が必要ですが、産経のメアドで登録するのも一興かもw
    既に登録してたらごめんなさいです(仕事柄当然とってるよなぁw)。
    P.S.
    先生!テキストエディターも良いですけど、簡易ならメモ帳使えばいいと思いますw

  33. 中国という国は本当に面白いですね。
    日本のアニメはその気になればマニアックなものでも何でも手に入る。
    海賊版も精巧に成ってきて日本で発売されている正規版とそっくりさんもある。安いので(たとえば50枚フルセットで5000円程度)私も結構利用させてもらった。
    しかし、まだまだ中国人にとっては高価なので、聞くところによると最大顧客は日本人のようです。日本人も結構シッカリしてますね。
    昨年までは日本のネットオークションにも結構この手の海賊版がマニアの間で取引されていた。
    福島さんのブログのように海賊版でもなんでもいいからもっと中国人に買ってもらえれば、「日中関係をわれわれの預かり知らぬところで支え強化する、中国腐女子」が増えるんですけどね。理屈は置いといて、一般中国人の対日感情がよくなればハッピー。

  34. 女子サッカーの杭州で行われた日独戦、
    中国のドイツ応援のなかで負けてしまったが、
    試合後の「謝謝China」の垂れ幕、結構話題になっています。
    「日本は試合に負けて、人に勝った」とのコメントも見ましたが、
    中国との付き合い方で参考になります。

  35. 中国人腐女子など見せられてもキモイだけです。言葉通りに腐ってしまえと思います。

  36. 国交回復してはや35年ですか。。。
    確か10周年の時は安倍外相が北京を訪問していた思います。。。
    小生は人民大会堂の宴会の末席に出席してました。。。(駐在代表の招待状を貰って代理で出席)
    当時地方政府主催の展示会に出展していまして夜招待されて劇場に良く行った(いやいやです。。。断ると失礼かと思って)
    雑技は楽しみでしたが。。。白鳥の湖はチョット。。。でしたね(苦笑)
    当時の幹部(ロシアで学んだ世代)は全部引退して戦争の体験のない世代に代替わりし意識も相当変化してきたのでは。。。
    ところで。。。
    自民党は70歳代の総理を選んで本当に大丈夫なの?隠居年代でしょう?

  37. guizisunさんのコメントにもありましたが、ナデシコJapanが、行った「謝謝China」の表現に対し、YAHOO中国等の中国人若者のネット論争になっています。日本人に対しては、言論の自由も結構でしょう。しかしながら、気になるコメントが大多数です。例えば、「こんな表現で、過去の侵略戦争を許してはならない!」「こんなことを見て日本を許すな!中国の恥を知れ!」等々。相変わらず歪んだ歴史教育と自国の問題から目を逸らすための宣伝教育に犯された中国若者の愛国病患者達のお定まりのコメントのオンパレード。一度産経新聞または福島さんいずれかで、この失礼な中国の愛国病若者達と公開討論会を開いては、如何でしょうか?私もコメンテーターとして登場したいと思いますよ!論破なんて簡単です。この国の愛国者なんて、日中の歴史なんて真剣に勉強したことなんてないんですから。ノータリン国家と愛国病患者による不幸な歴史の繰り返しを二度と起こさないためにも治療のつもりで、このバカ国家およびバカ中国人に対して、萌えでも討論会でも通じて教育(いや治療)してあげましょう。

  38. >相変わらず歪んだ歴史教育と自国の問題から目を逸らすための宣伝教育に犯された中国若者の愛国病患者達のお定まりのコメントのオンパレード。一度産経新聞または福島さんいずれかで、この失礼な中国の愛国病若者達と公開討論会を開いては、如何でしょうか?私もコメンテーターとして登場したいと思いますよ!論破なんて簡単です。この国の愛国者なんて、日中の歴史なんて真剣に勉強したことなんてないんですから。
    彼らは1994年から2006年まで続いた愛国教育の犠牲者です。論破は簡単とは思いません。日本に「中国は自由民主国家ではないから劣等であり、中国人より日本人の方が高等なのだ。」と堅く信じている愚民がいるのと、同じです。
    むしろ、中国人のなかに冷静、理智的な反応が少なくないのが驚きです。明らかに日中関係は変化しつつあります。

  39. 福島様、いつも楽しく拝見しています。
    NHKのドキュメンタリー「激流中国」について、ちょっと面白いネタを提供します。
    北京市順義区審計局サイトの内部通知システムというページに掲載された秘密文書です。タイトルは「主管幹部か情報報告することを厳しくチェック、サインする制度を真剣に実行せよ」(多分…..)
    http://www.shenj.bjshy.gov.cn/oa/data/403.htm
    ちなみに、「激流中国」いま中国で人気爆発、この言葉はすでにネット規制され、検索不能になりました。その盛況ぶりはウィキペディアにも詳しく紹介されました。

  40. To kamonkaさん
    貴重な情報、ありがとうございます。激流中国については、中国国内でも社会現象になったので、中国メディアからNHKに対し取材申し込みが殺到したらしいです。もちろん、中国当局側の圧力を受けて、けっこう大変だったとか。しかし、中国国内で流れているBS放送は違法受信だし、日本の中国人が勝手に字幕つけてネットの動画サイトで流したとしても、これも著作権侵害にあたるので、NHKとしては中国当局に文句いわれてもこまりますよね。結局NHKは取材も受けず、嵐が過ぎ去るのをおとなしく待つ姿勢みたいです。NHKの中国ものドキュメンタリーは出来不出来が結構ありますが、この激流は、屈指の出来だと思います。

  41. To guizisunさん
    おもしろそうですね。ネット上の討論会とかやってみましょうか。むこうも乗ってくると思います。

  42. To 北京駐在員さん
     こちらの新浪など大手ポータルサイトは、よくネット討論会やっていますね。産経デジタルに、読者の要望としてあげておきます。とりあえず、9月の末のこの忙しさを乗り越えてから…。

  43. To iza12orldplayerさん
     雑技版白鳥の湖、ですか?あれ、けっこう評判いいので、私も一度はみたいのですが。
     

  44. To kokuさん
     実際にあってみると、ぜんぜんキモクない、かわいい、育ちの良さがにじみ出る女の子たちでした。日本がすきすきすき~といった、ラブ光線が全身から出ていて、ほほえましいです。

  45. To guizisunさん
     ののしられても謝謝と感謝をのべる日本人。それは、この大会開催に尽力してくれた中国人の存在なども知っている以上、日本人的には当然なのでしょうが、中国人の一般観衆には伝わらないかも。難しいですね。

  46. To shimajyoさん
    日本人が最大顧客なんですか。そういえば、海賊版DVDやぱっちもんブランド商品を買う外国人、結構多いですからね。
     

  47. To wonder123さん
    >「萌」シリーズ開始おめでとうございますw
     中国の萌えについては、適宜拾っていきたいと思います。萌え以外に、「美(化粧品)」「食(日本食ブーム)」など、実は日本には中国人を籠絡できるソフト力はけっこうあるんですね。独裁国家中国にも、ネットの発達とともに、民意・世論なるものがでてきました。民衆の心をとらえること、これは重要な外交戦略だと思います。ただし、さりげなく、自然にやるのって難しい。

  48. To nakashixさん
     マンモスうれピーを知っているひとは、私の周りにいませんでした。「アリさんうれピー」というのもありましたね。

  49. To にゃんこさん
    「秀丸エディタ」を使っている人は、けっこういるようですね。
    ご丁寧におしえてくださってありがとうございます!

  50. To hiroponさん
     私は声優の専門学校があるときいて、ちょっと驚きました。声優は、舞台役者さんがコンバートしてなるものだと思っていたので。
    >>彼女らが観ているアニメ、漫画の著作権問題については、
    >>日中関係の未来に免じてこのさい深く詮索しないことにする。
     これは、真正面からとりあげると、かなり深くややこしい問題ですね。
    海賊版やネットの無料動画サイトで流れるアニメがなければ、世界中にこんなに日本サブカルチャーブームが起きなかっただろうし。

  51. 福島香織というのは、男にしては珍しい名だなあと思っていました。男友達に「正美」っていうのがいたもので。
    小生のかみさんは「知重」です。チエ。病院では普通は「トモシゲ」と呼ばれます。
    福島さんは「もしかしたら女かなあ」なんて最近は思っていますが、どっちなのか知りたいものです。

  52. 福島香織 さま
    >実際にあってみると、ぜんぜんキモクない、
    言葉を返して失礼ですが、キモイと思います。

  53.  はじめまして、初コメの宅族です。
     中国好きの父親(ついさっき雲南から帰ってきました。遊びで)から聞いて、やってきました。
     自分自身がそういう人間なので、こういう話もあるかなと思い探してみると、やはりありましたね。
     つい先日、友人の華僑(4歳から日本に)と大連理工大学日本語学科(?)のクラスメイトに日本のオタについて軽く伝授してきました。
     
     さて、その華僑の友人と今でも、skypeを使って話しているのですが、この記事を読んでもらって、これで日中友好ができるか?という話をしたら、「どうだろうか、将来オタクがかなり増えることくらいじゃない?」だそうです。
     さらに「テレビつけたら大体どれかのチャンネルで戦争に関するドラマやってるからぬけないんだと思う」ともいっていました。
     
     僕もこれには同意です。やはり、日本の文化(この場合、オタク文化ですが)を好きになってもらうのはいいことですが、それよりも、反日教育や、そういうメディアの操作(?)がなくならない限りはどうしようもないと思います。
     まあ、反日に関しても地域差があるようで、彼の住んでる大連では反日感情はうすいようですが、私が行った中国の奥地(雲南北部)の人々はあからさまな反日的な発言をしますし。
     
     向こうでは、日本のアニメで放映しているのはドラゴンボールやデジモンがあるらしいのですが、中国語に吹き替えられたもので、演技が下手らしいです。そう考えると、日本より、中国の方が需要があるのではないでしょうか。
     最後にハルヒ自体はもともとティーンズ文庫が原作の本で、萌アニメとはまた違うものと思います。
     また、ダンスもyoutube、ニコニコ動画で踊ってみたものがよくUPされているのが話題になっている感じです。まあ、どうでもいい話ですが。
     
     ということで、長文失礼しました。
     面白い記事を楽しみにしています。
     
     
     
     
     

  54. To symbolikrissさん
    はじめまして。オタクは日中平和の象徴?として興味の対象のひとつです。また、この系統のネタはアップしますので、よろしく。

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