行く川のながれは絶えずして…③

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■このシリーズまだ続いているのか、と思われるかもしれないが、続いているのだ、じつは。更新亀のごとく。

 

 

 

■鳩山政権発足1カ月あまり、まだこの政権がどこに向かうのか見極めがついていない。26日の所信表明演説をきけばわかるかも?でも「友愛社会」とか「経済合理性にかたよらない経済」とか定義の難しそうな言葉でケムにまかれるかもしれないなあ。

 

 

 

■さて、さまざまな政策の中にあって、外交というのはいかに高い理念があっても、相手があるので、結局リアリストでなければつとまらない分野でもある。というわけで、鳩山政権の外交はどこに向かうのだろう、ということを私なりに考えてみよう、というのが今回のエントリー。正直言って、手あかつきまくっているテーマだな、ごめん。

 

 

 

 

■岡田外相は原理主義者か現実主義者か

アフガンでプレゼンスを強めて

めざすは日本主導で東アジア共同体って、

ほんとう?

 

 

 

■先日、夜勤で本社編集局にいた。そしたら、先輩記者がたが、けっこう岡田外相をほめているのが聞こえた。「原理主義とかいって、けっこう現実主義やないか」とか。

 何をいっているのかというと、21日付紙面などを見てもらえればわかるのだが、北朝鮮貨物船検査法を臨時国会に提出するしないで、岡田外相が提出すべきだと強く主張して、どうやら提出、成立する見通しになった。政府は見送る方針を固めていたので、岡田外相よくやった! というわけだ。

 

 

 

 

 

■麻生政権時代に貨物検査特措法案が成立していたら、海上自衛隊も関与できて、今回の法案よりもより、実効性がたかかっただろうとおもえば残念だが、とりあえず、国際社会で取り決めたことに、日本だけぐずぐず対応を遅らせるのはよくない、という常識が岡田外相にはあった。本当は当たり前のことをやっただけなのだが、スタート時点で見くびっていたので、単純な私たちは、岡田外相えらい!とか一瞬思ってしまったのだ。

 

 

 

■対中外交はともかく、米国に関しては、岡田外相は外交らしいことをやろうとしているといえるかもしれない。米国との間にある問題については、普天間基地、インド洋海上給油、アフガン・パキスタン支援をパッケージで交渉するとして、とりあえず、インド洋海上給油は撤収することで米国の了承をえた。

 

■給油はどちらかというと「テロとの戦い」の象徴的支援で、膨大な金と労力がかかるアフガン民生支援のほうが、本当は米国もありがたいんじゃないか、というヨミは、おそらくあたっていた。このカードで、普天間基地問題も米国の譲歩を引き出すつもりだったが、ちょっとそれは無理らしい。と思いつつ、しかしぎりぎりまでごねてみよう、という感じが、岡田外相の言葉のはしばしににじんでいた。結局、23日、米軍制服組みトップのマイク・マレン統合参謀本部長にダメおしされて、普天間基地の移転先について「県外という選択肢はない」と表明したが、リアリストなら、そういう判断になる。

 

 

 

■外交というのは、最終的に譲歩するにも、思いっきり恩をきせてやるもんだ。普天間県外移転問題は、産経的には米軍再編成を根底から覆すような真似をしちゃ、日米同盟にひびがはいる、核の傘はどうなるのか、と反論をいってきたが、私的には、譲歩するにも、ちょっとごねて思いっきり恩を着せてみようというやり方は悪くないと思うよ。

 

 

 

 

 

■岡田外相の発言でさらに興味をもったはのは、PKO5原則を緩和したいと言った点だ。ひょっとして本気でアフガンやパキスタンにメードイン・ジャパンの平和を創る気でいるのだろうか。岡田外相はカブールを訪問したとき、タリバンの元兵士に職業訓練(たぶん警察組織訓練?)を実施するとかいっていた。テロリストといったって、実行している人は、別にイデオロギーで動いているわけではない。戦わずとも食えて家族を養うことができれば、戦いは緩和されタリバンとの和解のチャンスもできる、という「友愛」的考えだろう。

 

 

 

 

■しかし、これもあながち、的はずれではないと思う。アフガンの平和は、実行支配しているタリバン側と米国の対話がなければあり得ないことは、おそらくみんな分かっている。米国側だって分かっている。だからオバマ大統領が穏健派との対話も選択肢と言いはじめた。現地で医療活動しているボランティア医師の報告などみると、タリバンのイメージは、必ずしも狂信的集団でもないみたいだ。かれらも原理主義とかいいながら、なし崩し的に現実主義な部分もあり、対話がまったくあり得ないという相手ではなさそうだ。

 

 

 

 

 ■日本は昔からイスラム世界に受けが良かった。現地の普通の人々を味方にしながら民生支援ができ、日本が対話の雰囲気づくりに貢献できるようなら、米国にも恩は着せられるし、アフガン、パキスタン一帯の世論を親日本にできる。

 

 

 

 

■しかし、これは生半可な金や覚悟ではできない。日本のODA予算の半分以上ぶち込むくらいの気持ちがないと。彼の地の情勢を考えれば人的犠牲も辞さない覚悟も必要だろう。それを自衛隊にやってもらおうというなら、政府および日本国民の自衛隊に対する認識も変えないといけない。少なくとも憲法でも自衛隊は国軍としての地位と現場での権限をあたえてもらわないと。

 

 

 

■でも、かりに、そういうことができれば、鳩山政権がうたっている東アジア共同体構想とかの印象もぜんぜん変わってくる。

 

 

 

 

■アフガニスタン、パキスタンといえば、中国が資源確保兼インド洋覇権をねらって、米国防省のいうところの「真珠の首飾り」計画を着々と進行中。真珠の首飾りってなにそれ、と思われた方はこちらのサイトに参考になる地図がある。↓

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/420?page=2

 

 

 

■これら真珠に加えて、さらに最近では中国は、アフガニスタンでアイナクの銅山に巨額投資して、それを運び出すための鉄道敷設計画もあきらかにしている。地図でも分かるように真珠の首飾りはパキスタン・グワダル港(軍港)からはじまって、インド、ASEANを囲い込む形になっている。ASEANにとっては、やんわり首をしめられているような計画だ。クラ運河なんて完成したらシンガポールが日干しになってしまう。こういう状況で東アジア共同体といえば、中国を盟主とする冊封体制のことですか、と言われてしまう。

 

 

■しかし、もしアフガニスタン、パキスタンで日本が自衛隊による民生支援を実現し、平和をつくることに成功すれば、状況はかわってくる。中央アジア、インド、そしてASEANへの影響力、プレゼンスは中国と日本、どちらが強くなるだろうか。

 

 

■日本が東アジア共同体を謳うとき、二通りの可能性がある。日本が中国様の冊封体制に喜んで組み込まれる。あるいは、中国と本気で勝負して、東アジアの盟主の地位を確立する。中国とともにリーダーシップを発揮して、なんて考えはありえない。リーダーは普通一人なんだ。中国は後者の方を懸念しているので、鳩山首相が東アジア共同体構想を訴えても、いまひとつ反応がにぶいわけだ。

 

 

■ちなみに、鳩山首相がニューヨークの胡錦濤主席との会談で、「中国とは兄弟のような友好関係を築きたい」といって、東アジア共同体構想を説明したとき、ネット上の掲示板では「日本人ってあほの首相を選んだのか?」→「いや理想主義者だ」とか、「まったくもって凶弟ね」とか、「中国が指導する大東亜共栄圏を支持する」とか、中国の愛国主義的青年(憤青)たちの揶揄と反発の声が殺到した。

 

http://www.tianya.cn/publicforum/content/worldlook/1/232942.shtml

 

 

■もし、岡田外相の対米外交の先にあるものが、中央アジアにおける日本プレゼンス強化であるなら、中国に対する歯の浮くようなリップサービス、頼まれもしないのに「村山談話の踏襲では不十分」「言葉より行動だ!」とまで言ったのは、中国を油断させるための擬態かもしれない?

 

 

■いや、私がそう思いたいだけなのだ。対米外交のねばりぶりに比較して、中国に対しては寝転がって腹をみせる犬ころみたいに見えてしまうのは、あまりになさけない。中国市場をねらうイオングループだから、矛先がにぶるのかと、疑ってしまうよ。

 

 

■というわけで、岡田外相の言動にはこれからも注目したい。彼が原理主義なのか、現実主義なのか、見極めたい。ちなみにとある女性誌によると、牡牛座で血液O型の女性というのは、ロマンチストなリアリストなんだそうだ。私のことなのだが、妙に納得している。

 

「行く川のながれは絶えずして…③」への24件のフィードバック

  1. 「戦後レジームからの脱却」などと、日本国民に向かっては偉そうにいいながら肝心のアメリカに向かっては何の抵抗もできなかったアベシンゾー君よりは、岡田君はよっぽど「戦後レジーム」から脱却しているかも知んない。と思います。
    私は、テレビの討論番組でどこかの学者(もちろん日本人の)が日本もアフガンに自衛隊を送って「日の丸」をアフガンの地に見せるべきだ、と言った時に岡田君がJIKAも今現在、命がけでアフガンの地に「日の丸」の旗を見せている、と気色ばんだのを見て、お、この人は従来の左右の枠にとらわれない、新しいナショナリストかも知れない、と思ったのを覚えています。
    私個人は、やはり自衛隊をアフガンに送ることには不安がありますが、どうせ送るなら、カルザイ政府(?)の側と、タリバンの側と両方の側にレンタルしたらいいかも知れない、とコウトウムケイなことを考えたりします。
    戦うための自衛隊ではなく、あくまで民生支援のためだ、ということを示すためにも。もちろん、コウトウムケイで実現の可能性はあり得ないでしょうけれど。そのくらい言ってみてもいいんじゃないでしょうか?

  2. あ、すみません、JIKAではなくて、JICAでした。お詫びして訂正いたします。

  3. ■というわけで、岡田外相の言動にはこれからも注目したい。彼が原理主義なのか、現実主義なのか、見極めたい。
     おはようございます。
     基本的には、上記の認識がおかしいのでしょうね。
     政治家というのは、それぞれに理想を持っている。それを表明し、それを胸に秘めたうえで、現実政治に対応すると考えれば、至極当然の行動です。
     決裂したから原理主義だとか、合意したから現実主義だとかいうのは結果しか見ない議論ですね。
     挙句の果ては、ぶれたと言うのでしょう。
     理想を持たない現実主義者には理解できないことかもしれません。
     一時的に決裂しても、きちっとした外交戦略であれば、それは一つの考え方ですし、何でもかんでも合意するのが外交だと思っていると相手の思うつぼだというのが、かつての自民党官僚依存政治ですね。 

  4. 岡田外相は、就任以降の言動を見る限り、理想主義的現実主義者というところではないでしょうか? 理想にとらわれすぎないという点で、原理主義とは一線を画しているように見受けられます。
    むしろ、鳩山政権の外交がどこに向かうのかの危機があるとすれば、ふわふわとしたリップサービスを多国間外交の場で浮かれて言ってしまいそうな鳩山首相とか、それこそ原理主義的な社民党の福島さんに(議席も取れていない、つまり国民に支持されていないのに)ごり押しされるとか、その辺にあるのではないでしょうか。
    パキスタン・アフガン地域の安定と日本のプレゼンスの強化は、パワーバランスとしてのインドとの連携の強化ともに必要と思います。
    ただし、その方法として「日本が自衛隊による民生支援を実現し」というのは誤りだと思います。 自衛隊というのは、そもそも民生支援に全く不向きな組織だからです。 
    自衛隊に関わらす武装した兵士の集団は、不安定な立場におかれた人々に本能的に怖れを抱かせ、その意図に疑念を持たせます。また民生支援というものは、はしばしば宗教的民族的に複雑なその地域の事情をきめ細やかに対応しないと失敗しますが、本質的に上意下達の命令組織の軍隊には一番不向きなことです。
    私は、軍隊としての機能の、国連の平和維持軍などへの自衛隊の派遣は否定するものではありませんが、自衛隊に民生支援までやらせようというのは、大きな間違いだと思っています。 それを日本がすれば、今アメリカがアフガンでやっている誤りをそのまま踏襲することになるでしょう。
    民生支援に関しては、日本はむしろJICAを強化と、すでに活動しているNGOとの連携、また日本のプライベート・セクターの力を生かす方向で行くべきでしょう。
    アフガンに限らず今後日本が紛争地域で支援を行うとすれば、民生支援と自衛隊の活動ははっきり区別するべきだと思います。 自衛隊の海外派遣のエクスキュ-ズとしての民生支援は、日本にも相手国にもなんのメリットももたらしません。

  5. 理想主義(あるいは原理主義)に見せかけた現実主義とか、現実主義に見せかけた理想主義とか、もありそうですね。
    鳩山由紀夫の東アジア共同体構想は、理想主義に見せかけた現実主義ではないでしょうか。
    NYT投稿論文の印象を一言でいえば、宗主国を没落する米国から興隆する中国に乗り換えますという宣言のように思えます。「中国と本気で勝負」するという気概などかけらも見えません。
    鳩山由紀夫の考えを私なりに推測しますと、「もはや日本は経済力でも軍事力でも中国に対して圧倒的に劣勢であり、日本が生き延びるには中国の支配下に入るしかない」というある種の現実主義(あるいは敗北主義)が根底にあり、だがそれでは国民の理解は得られないということで、「友愛」という理想主義でカモフラージュして見せた、ということのような気がします。
    「寝転がって腹をみせる犬ころみたいに」日本民族のプライドを捨てて中国の属国になれば、国境紛争とか安全保障とかシーレーンとか核ミサイルとか、こむずかしいことを考えなくてもいいわけですから、それはそれで居心地のいい人もいるでしょうね。イオンの商売もうまくいくかもしれませんし。
    でも、私個人としては民族のプライドを捨てるなんてできませんので、民主党政権には断固として反対していきたいと考えています。
     

  6. 福島記者
    > 対米外交のねばりぶりに比較して、中国に対しては寝転がって腹をみせる犬ころみたいに見えてしまうのは、あまりになさけない…
    対米は吠えまくり、対中対韓は媚まくりか…そういえば岡田外相の顔って犬系だなぁ…♪
    アフガン等の紛争地域で地道な支援を行うこと自体は否定しませんが、政治レベルなら自国の国力と国益を勘案して政策決定すべきでしょう。 「自由と繁栄の弧」という結構出来の良いドクトリンが既存であるのに、わざわざ新政権の独自色出そうとするから襤褸が出る面も大きいのでは?
    厄介な覇権国家の狭間で日本が生存して行く為に何が必要かを外相が真剣に考えているのなら、先ずそれを国民に開示すべきでしょう。 まさかあの「政策300」で語った事になっているとでも言うのかなぁ…
    > 牡牛座で血液O型の女性というのは、ロマンチストなリアリスト…
    論理としては?もんですが雰囲気として納得。 福島記者の持ち味だと私は思ってますよ…♪

  7. To 一閑さん
    >
    >対米は吠えまくり、対中対韓は媚まくりか…そういえば岡田外相の顔って犬系だなぁ…♪

    こういうコメントって何となく懐かしいですなあ
    対米に媚びまくりだったブッシュのポチ・小泉の金魚のウンコさんたちの出番ですな(笑)

  8. 少し補足します。
    東アジア共同体構想とは、実は中国への属国化構想だという視点で民主党幹部の発言や政策を眺めてみると、見事に首尾一貫していることがわかります。
    ★鳩山:平成14年に、すでにこういう発言をしています。
    「私は『友愛』こそ21世紀の世界に日本が生きる最高の理念であると確信している。(中略)『日本列島は日本人の所有物と思うな』などという発想 は、日本人の意識を開くことであり、死を覚悟せねば成就は不可能であろう。私はそこまで日本を開かない限り、日本自体の延命はないと信じる。だから、私が その先兵を務めたいのだ」(14年8月8日付夕刊フジコラム、民主党代表)
    ソース: http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1215392/
    日本列島は中国人の所有物でもある、ということでしょう。
    ★小沢:「軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンスは第7艦隊で十分だ」
    中国への備えは不要ということでしょう。第7艦隊はロシア向けかな?
    ★岡田:国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」
    ひょっとして、中国への謝罪をしていただこうという魂胆かな。
    ★外国人地方参政権・人権擁護法・夫婦別姓・戸籍法改正・重国籍・多文化共生推進法(仮称):
    中国人が日本で気分良く暮らすのに必要な法律群です。
    ★インド洋での給油活動中止: 中国が代わって給油活動をするという情報があります。任務を譲ることで、インド洋での中国のプレゼンスを確立するということですね。
     

  9. 福島様、お疲れ様です。
    今回、退職されるとの事。
    まことに残念ですが、今後のご活躍を期待しております。
    さて、アホだら鳩山政権ですが、
    【東アジア共同体】
    10/07「東アジア共同体」構想に米を加えず 岡田外相
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/310154/
    10/24 東アジア共同体 鳩山首相、米の関与求める
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/316559/
    【普天間】
    07/24 普天間の移転候補地、民主・岡田幹事長が報道否定
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/281848/
    ….県外移転を目指す考えを強調
    09/27 嘉手納統合案を否定 普天間移設で防衛相
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/306175/
    10/16 鳩山首相、普天間の移設問題は来年半ばに結論
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/313568/
    10/23 普天間「県外移設」は断念 年内に新候補地案提示
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/315933/
    10/23 「嘉手納が望ましい、県外考えられぬ」岡田外相
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/316258/
    10/24 北沢防衛相、嘉手納統合は「極めて難しい」
    http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/316377/
    と、情けないブレぶり。
    マニフェストなどピーマン政策の羅列であったことが明らかですね。

  10. 初めてコメントします。
    福島さんの岡田外相についての見解、極めて的を得た見方です。
    新政権に対する産経新聞の論調が国民感情とかなり乖離しており、保守の正論からも逸脱していると危惧していたところにこのブログを読んで、福島さんは流石にバランスがとれた方だと改めて感心しました。もしかして、だから産経新聞辞める事になってしまったんでしょうか?産経も惜しい人材を失いますね。
    福島さん、これからも益々の活躍期待しております。頑張って下さい。

  11. To Cosplayさん
    >このシリーズは止めておくべきだ。何もかも暫くやめておこう。新聞社の社員はどういう扱いを分からぬが、有給残高を消化時間だろう。
    最も重要のは、君に既に言ったことの繰り返すだ。再度書いておこう。
    @@@@@@@@@@@@@@@@@
    ①記者なら、カメラマンのように、筆で世の中を写す技能を持たないといけない。
    ②お前らの主張なんか、どうでもよい。リアルそのものを正確に表現せよ。
    ③主張、意見があるなら、選挙へ行けば、酒場、クラブで吐き出そう。

    人それぞれの考えがあるから、いかなるコメントを書いてもいいとは思いますが、もう少し日本語に気を使っていただけませんかね。
    せめて2ちゃんの厨房なみになってチョんまげ。

  12. なんか、変な人がいるね。
    「産経新聞の論調が国民感情からかなり乖離」
    だって。
    産経が事実を伝えているから、煙たい人達がいるのでしょう。
    政治報道が読者感情を考慮する必要などあるのかね。
    聖教新聞ではないのだから。

  13. To Cosplayさん
    >To onomar-caさん

    >
    >これ以上にどこまで上達すれば宜しいでしょうか

    以下の点をみたら「上達」などという次元のはなしではありません。基本がなっていません:
    ★「新聞社の社員はどういう扱いを分からぬが、有給残高を消化時間だろう。」
    意味不明です。
    「どういう扱いを受けるのか分からぬ」だろうと推察しますがまともな文章とは云いがたいです。
    「有給残高を消化時間だろう」は判じ物。推察する気もおきません。

    「最も重要のは、君に既に言ったことの繰り返すだ。再度書いておこう。」
    「重要のは」という言い回しはありません。どうしてかは説明しにくいのでどなたかに聞いてください。
    「繰り返すだ」もあきまへん。

    「②お前らの主張なんか、どうでもよい。リアルそのものを正確に表現せよ。」
    「リアルそのものを」・・・へんな日本語をつくらないでください。

    「③主張、意見があるなら、選挙へ行けば、酒場、クラブで吐き出そう。」
    支離滅裂です。
    もしかして翻訳ソフトを使って書いているのですか?

    日本語を勉強したいのなら誉めてくれる作家ではなく、おかしなところを指摘してくれる人を探すことです。
    ここの読者はオトナが多いから黙って笑っています。
    2ちゃんにいって厨房にガンガンやられてくることをお薦めます。

  14.  あれえ~ペシャワール会の中村医師の話を信用するんですかあ。
     ええ~自衛隊をアフガニスタンに鳩山政権が派遣するなんてあるんですかあ。
     貨物船検査法を民主党が通すのは、岡田云々は建前で、自民党が出すので国民に格好つけるためで、要するに人気取りでしょう? 
     オバマ政権がタリバンと対話するって本当ですかああ。そんなこと言わないといけないほど、オバマさんはよっぽど窮地に陥ってるんではないですか。
     ええ~?ええ~? こないだの産経抄が紹介してた『文明の生態史観』読み直したら。真ん中の乾燥地帯には暴力しかないんでしょ。

  15. 福島さん
    お辞めになると知って 真に残念です。 貴女の中国情報は 真実が伝わって来ない我々にとって貴重でした。先日、ある雑誌で 貴社が 早期退職を
    募っていると知り・・まさか 貴女が手を上げているとは・・。でも
    分かるような氣がします。3年前に、偶然短い滞在でしたが、瀋陽、丹東、北京(貴社系列tv局f.m記者の招き)へ行き、帰国後 日中関係の本を読み漁り、いつの間にか貴紙を読み
    貴女に出会ったのでした。僕は、貴女ほど華の国は好きになれませんが
    我が国におおきな影響を与える国として、watchingせねばなりません。
    どうか 
    引き続き 我々にその貴重なレポートを知らしめんことを・・。

    よい機会ですから 日本と日中関係の
    近現代の「正史」を学ばれてはーおこがましいですがー如何かと
    思います。

  16. To Cosplayさん
    マジ、君ら、おいらの文章を直してと頼んだら、2chなんかラジオ局を出す。

    直してあげてもいいですが他人様のブログの上でやるのは一度限りということで勘弁してください。

  17. 岡田外相の評価についてため息がでました。
    インド洋の給油の件は、了承を得たと・・・日本の記事を読んでの感想なのでしょうか。
    インド洋の給油は技術的に難しく、日米英の3国でのみ行えるとか。
    アフガンもイギリスもアメリカも給油して欲しいと何度も要請していたはず。しかし決めるのは日本だと何度も言っているだけだと思いますよ。
    代わりの民生支援も、仮に民生委員10人を行かせて100人の軍人が守らなくてはならない・・アフガンは日本とは違うと思いますが。
    日本を中心として考えるのならば、そのような考えにいたるのかもしれません。しかし、日本は世界にとってGDP第2位の国であり、世界に貢献しなければならないと思います。島国である日本はどうしても国境という概念も少なく、外交に関して重要視する人が少ないのが問題かと思います。
    お仕事も今は忙しいんでしょう。
    退職なさったらぜひWSJ等で日本の外交についてどう思われているか読んでいただきたいと思いました。
    日本と外国では視点が全く違います。
    今、日本では感情論抜きにした、クールな視点での記事が少ないと思うのです。ぜひ、感情に左右されない記事を書いて欲しいと思い、コメントしました。それが今後の記者に要求されるニーズだと思います。
    アメリカで現在メディアを信じていない人間は8割と言われています。対して日本は7割は信用している。
    去年メディア不況が起こると書きましたが、同じ様に追随すると思います。
    何をいってんだこの読者はとお思いでしょう。
    しかし、組織を抜け出し孤独感をどっぷり味わった後、思い出していただけたらありがたいです。これからもがんばってください。
    産経新聞の皆様も今後も応援します。新聞よ、頑張れ。

  18. To Cosplayさん
    香織記者に何か恨みでもあるのでしょうかね。
    ただ感情的に文句・愚痴・ぼやき・を連発されているようですが。
    貴女か貴方かは存じませんが鬱積した不満を発散されているとしか思えませんよ。一度お国でも帰って頭でも冷やしておいでね。

  19. >外交というのは、最終的に譲歩するにも、思いっきり恩をきせてやるもんだ。普天間県外移転問題は、産経的には米軍再編成を根底から覆すような真似をしちゃ、日米同盟にひびがはいる、核の傘はどうなるのか、と反論をいってきたが、私的には、譲歩するにも、ちょっとごねて思いっきり恩を着せてみようというやり方は悪くないと思うよ。
    日本が「普通の外交」をやる様になったのなら良いのですが、「普天間移設問題」に関する今の閣内不一致と米国への対応では、同盟間に確執を生むこと間違いありません。事実、ゲイツ国防長官は、日本側晩餐会出席を「拒否」して帰国されたとか。民主党の稚拙かつ杜撰な外交は、日本の外交史、政治史に悔恨の情を残すことになりそうです。 対米で敵を作り、仮想敵国、支那を友好国とみるのはやはり夢遊者政権そのものです。 鳩山家は、「問題児」を速やかに引き取って頂きたいものです。

  20. 「マニフェストは国民との契約だ」という鳩山首相の発言ですが、国民との約束は、「マニフェストの実現の財源はあるんです。心配はいらないんです」という約束なので、赤字国債を増発してマニフェストを実現するのであれば、契約違反なわけですが、その点をマスコミは指摘しません。
    国民は増税や赤字国債を増発してまで、子ども手当てや、高速道路無料化をして欲しいわけではありません。「財源は充分あるんです」というウソを真に受けてしまったわけで、まんまとだまされてしまったのです。
    マスコミはそこんところをガツンと指摘していただきたいと思います。

  21. 阿古智子氏著 『貧者を喰らう国―中国格差社会からの警告―』は、朝日の書評では、かなりのベタ褒めでしたが、福島記者の感想はいかがでしょうか?お聞かせいただければ幸いです。
    いささか、エントリとは関係ない問題で申し訳ございませんが・・・

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